JPH0616622U - 浴槽の支持高さ調整用治具 - Google Patents

浴槽の支持高さ調整用治具

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Publication number
JPH0616622U
JPH0616622U JP5643992U JP5643992U JPH0616622U JP H0616622 U JPH0616622 U JP H0616622U JP 5643992 U JP5643992 U JP 5643992U JP 5643992 U JP5643992 U JP 5643992U JP H0616622 U JPH0616622 U JP H0616622U
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JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
jig
height
eyeglass frame
vertical dimension
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Pending
Application number
JP5643992U
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English (en)
Inventor
浩二 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP5643992U priority Critical patent/JPH0616622U/ja
Publication of JPH0616622U publication Critical patent/JPH0616622U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浴槽を浴槽支持部材のメガネ枠部に嵌置した後
に、その土台側の支持高さの調整をしなくてもよいよう
に、浴槽を嵌置する前に、前記の調整作業を行える治具
を提供する。 【構成】浴槽3の被支持位置での縦断面形状に対応する
形状の細幅材からなる治具11で、左右の上部にメガネ
枠部4への係止部12を有するとともに、下部に高さ決
め用の底辺部13を有し、係止部12から底辺部13ま
での縦寸法が、浴槽3の上縁フランジ6から脚7までの
縦寸法に等しく設定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室ユニットの施工現場において、浴槽支持部材のメガネ枠部に浴 槽を嵌置する前に、浴槽の底部を支える土台側の支持高さを調整するために使用 される浴槽の支持高さ調整用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室ユニットにおいて、例えば図3および図4に示すように、洗い場防水パン と浴槽支持部材とを一体に連成したものがある。図3は浴槽を含む全体の縦断面 図、図4は洗い場防水パンを分断して示した斜視図である。
【0003】 これらの図において、符号1は洗い場防水パン、2は浴槽支持部材、3は浴槽 である。浴槽支持部材2は、中央にロ字形のメガネ枠部4を備えており、堰部と なる立ち上がり壁部5を介して、洗い場防水パン1に連続的に形成されている。 浴槽3は、洗い場防水パン1が設置された後に、メガネ枠部4の開口内に嵌置さ れる。嵌置した状態では、浴槽3の上縁フランジ6がメガネ枠部4に係止される とともに、底部では、浴槽3の脚7が支持ブロック8により支持される。なお、 9はアジャスタである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、メガネ枠部4に嵌置された浴槽3と浴室の基礎面との間の上下間隔 は、施工現場によって様々で、浴槽3の下側に支持ブロック8を積み上げても、 支持ブロック8と浴槽3の脚7との間には隙間ができるのが普通である。そのた め、従来は、メガネ枠部4に浴槽3を嵌置した後に、作業者が支持ブロック8と 浴槽3の脚7との隙間の大きさを観察して、その隙間にスペーサを挿入するよう にしていた。
【0005】 しかしながら、メガネ枠部4に浴槽3を嵌置した状態では、洗い場防水パン1 とその浴槽支持部材2と浴槽3とで、浴室の基礎面側の空間がほとんど遮蔽され ることになるから、作業者は、洗い場防水パン1の上にあって、立ち上がり壁部 5に設けられた点検口10を通じて、浴槽3の下側の隙間を観察したり、スペー サを入れたりしなければならず、浴槽3の支持高さの調整作業は、極めて面倒で 時間がかかるもので、また、手指を挟まれる等の危険性もあった。
【0006】 本考案は、このような従来の施工上の問題に鑑み、浴槽を設置する前に、浴槽 の土台側の支持高さを調整しうる治具を提供し、浴槽を設置した後の面倒な調整 作業を不要にすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を達成するために、浴槽支持部材のメガネ枠部に嵌置さ れる浴槽の土台側の支持高さを調整するための治具を提案している。
【0008】 本考案の浴槽の支持高さ調整用治具は、浴槽の被支持位置での縦断面形状に対 応する形状の細幅材からなり、左右の上部にメガネ枠部への係止部を有するとと もに、下部に高さ決め用の底辺部を有し、係止部から底辺部までの縦寸法が、浴 槽の上縁フランジから被支持部までの縦寸法に等しく設定されている。
【0009】
【作用】
浴槽支持部材のメガネ枠部に浴槽を嵌置する前に、上記の構成の治具をメガネ 枠部にセットすれば、事前に、その浴槽の被支持部の高さが視覚的に分かるから 、それに合わせてスペーサを積み上げて支持高さを調整すればよい。その後、メ ガネ枠部に浴槽を嵌置するだけで、その底部は隙間なく支持される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図1および図2に示した一実施例に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る治具の浴槽と対比して示した側面図、図2は、 その使用状態を示す斜視図である。
【0011】 両図に示すように、この実施例に係る治具11は、木もしくはプラスチックの ような軽量の細幅板材を、浴槽3の脚7の位置での縦断面形状に対応するよう、 ほぼ上向きコ字形に屈曲成形したものである。そして、そのコ字形両辺の先端で ある左右上端部の間の間隔Wは、浴槽3の上縁フランジ6,6間の間隔に等しい 寸法に形成され、その左右上端部には、浴槽3の上縁フランジ6と同様に、浴槽 支持部材2のメガネ枠部4に係止される係止部12が形成されている。また、下 部には、支持高さを決めるための平坦な底辺部13が形成され、係止部12から 底辺部13までの縦寸法Hは、浴槽3の上縁フランジ6から脚7(被支持部)の 底面までの縦寸法に等しく設定されている。
【0012】 次に、上記構成の治具11の使用方法を説明する。ここで、浴槽3が設置され る浴槽支持部材2は、図2に示すように、洗い場防水パン1と一体に連成されて おり、この洗い場防水パン1は、浴室の基礎面上に既に設置されているものとす る。また、メガネ枠4の下側の所要位置には、支持ブロック8が既に設置されて いる。
【0013】 作業者は、浴槽3をメガネ枠部4に嵌置する前に、支持ブロック8の上方の対 応位置で、メガネ枠部4に治具11をセットして、その左右の係止部12をそれ ぞれメガネ枠部4に係止させる。すると、治具11はメガネ枠部4に吊り持ちさ れることになって、その底辺部13は、浴槽3がメガネ枠部4に嵌置されたとき にその脚7が位置するであろう高さに位置する。この場合、メガネ枠部4の内部 には広い空間があるから、作業者はメガネ枠部4を通じて、基礎面に降り立ち、 治具11の底辺部13と支持ブロック8との間の隙間、要するに、浴槽3の脚7 と支持ブロック8との間にできる隙間の大きさを観察し、その隙間を埋めるだけ のスペーサを支持ブロック8の上に載せればよい。これで、浴槽3の支持高さの 調整作業が完了する。
【0014】 こののち、作業者はメガネ枠部4の内部から出るとともに、治具11を外し、 治具11を外したメガネ枠部4に浴槽3を上から嵌置する。このように嵌置した 浴槽3の下側では、前記したように、脚7を支える高さにまでスペーサが既に積 み上げられているから、ちょうど浴槽3の上縁フランジ6がメガネ枠部4に係止 される状態では、脚7がスペーサに載って直接支えられることになり、浴槽3を 嵌置してからの土台側の支持高さの調整は不要になる。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の治具を使用すれば、浴槽をメガネ枠部に嵌置する 前に、作業者はメガネ枠部の内部の広い空間内で、容易かつ安全に浴槽の支持高 さを調整することができ、従来のように浴槽を嵌置した後の面倒で危険な調整作 業は不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る治具の浴槽と対比して
示した側面図
【図2】上記治具の使用状態を示す斜視図
【図3】浴槽を含む洗い場防水パン全体の断面図
【図4】洗い場防水パンを分断して示した斜視図
【符号の説明】
1 洗い場防水パン 2 浴槽支持部材 3 浴槽 4 メガネ枠部 6 上縁フランジ 7 脚 11 治具 12 係止部 13 底辺部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽支持部材のメガネ枠部に嵌置される
    浴槽の土台側の支持高さを調整するための治具であっ
    て、 浴槽の被支持位置での縦断面形状に対応する形状の細幅
    材からなり、 左右の上部にメガネ枠部への係止部を有するとともに、
    下部に高さ決め用の底辺部を有し、 係止部から底辺部までの縦寸法が、浴槽の上縁フランジ
    から被支持部までの縦寸法に等しく設定されている、こ
    とを特徴とする浴槽の支持高さ調整用治具。
JP5643992U 1992-08-11 1992-08-11 浴槽の支持高さ調整用治具 Pending JPH0616622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5643992U JPH0616622U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 浴槽の支持高さ調整用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5643992U JPH0616622U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 浴槽の支持高さ調整用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616622U true JPH0616622U (ja) 1994-03-04

Family

ID=13027124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5643992U Pending JPH0616622U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 浴槽の支持高さ調整用治具

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JP (1) JPH0616622U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101698064B1 (ko) * 2015-08-25 2017-02-01 주식회사 대한 중장비 차량용 시트 높이조절장치

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