JP6112292B2 - スライドドア開閉装置 - Google Patents

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本発明は、車両のスライドドア開閉装置に関する。
車両のスライドドアをリモートコントロールにより、モーター駆動にて開閉する電動スライドドアがワンボックスカーなどに多く採用されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、使用者が携帯する無線式の携帯機を用いて車両のドアの施錠、解錠を制御するキーレスエントリ装置も多く用いられており、キーレスエントリ装置が採用されている場合には、電動スライドドアの開閉動作も携帯機の開閉スイッチで行えるようになっている場合が多い(例えば、特許文献2参照)。また、携帯機の開閉スイッチを操作する代わりに、携帯機を保持した状態で電動スライドドアのノブを操作することにより、スライドドアの開閉動作が行われるようにして利便性を上げている場合もある。
一方、両手が塞がっている場合に、開閉動作を足で行えるようにした開閉体作動装置が提案されている(特許文献3参照)。
かかる特許文献3の開閉体作動装置は、動作検知手段を車両の下部に設け、ユーザが車両の下に足を挿入して開閉の意志を伝えることにより、意図しない開閉を防止するものであるが、車両に近接して足を車両の下に挿入しなければならなく、利便性に欠け、両手に大きな荷物を抱えている場合など、足を車両の下に挿入する動作が不可能な場合があるなどの問題がある。
特開2007−277900号公報 特開2011−214341号公報 特開2005−133529号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、手での操作を必要とせず、車両や携帯機に触れることなく且つ誤動作することなく電動のスライドドアを開閉できるスライドドア開閉装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成する本発明の第1の態様は、車両の電動のスライドドアを開閉するスライドドア開閉装置であって、前記スライドドアの近傍に立った使用者の有無を検出する人検出手段と、前記使用者の規定動作を検出する動作検出手段と、キーレスエントリ装置によるキー認証と、前記人検出手段による前記使用者の存在確認と、前記動作検出手段による前記規定動作の確認を条件として、前記スライドドアを開方向又は閉方向に駆動するように制御する開閉制御手段とを具備し、前記開閉制御手段は、前記動作検出手段が前記規定動作として、前記使用者の足の前記スライドドアの開放方向への移動を検出したときに前記スライドドアを開放駆動させ、前記動作検出手段が前記使用者の足の前記スライドドアの閉鎖方向への移動を検出したときに前記スライドドアを閉鎖駆動させることを特徴とするスライドドア開閉装置にある。
かかる第1の態様では、スライドドアの近傍(車両の側方におけるドア近傍)に立った使用者の存在確認と、使用者の規定動作(例えば、足の規定動作)の検出とに基づいて、開方向又は閉方向に駆動制御されるので、使用者は手での操作を必要とせず且つ誤動作なく、電動のスライドドアを開閉することができる。また、キーレスエントリ装置によるキー認証を、開方向又は閉方向への駆動制御の条件とするので、さらに誤動作が防止される。
本発明の第の態様は、第1の態様に記載のスライドドア開閉装置において、前記開閉制御手段は、キーレスエントリ装置のキー認証を条件として、前記開方向への駆動の制御の前にキー解除を行い、前記閉方向への駆動の制御の後にキー施錠を行うことを特徴とするスライドドア開閉装置にある。
かかる第の態様では、キーレスエントリ装置によるキー認証を、開方向又は閉方向への駆動制御の条件とするので、さらに誤動作が防止されるとともに、キーレスエントリ装置を介しての開錠又は施錠を省略することができ、さらに利便性が向上する。
本発明の第の態様は、第1又は2の態様に記載のスライドドア開閉装置において、前記人検出手段は、前記スライドドアのドアノブ近傍に設けられ、前記動作検出手段は、前記スライドドアの下方側面に設けられていることを特徴とするスライドドア開閉装置にある。
かかる第の態様では、スライドドアのドアノブ近傍に設けられた人検出手段により使用者の存在の有無を確実に検出し、スライドドアの下方側面に設けられた動作検出手段により使用者の足の規定動作を確実に検出することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様に記載のスライドドア開閉装置において、前記開閉制御手段は、前記動作検出手段が前記規定動作として、前記使用者の足の前記スライドドアの開放方向への移動または前記使用者の足の前記スライドドアの閉鎖方向への移動の前に、前記使用者の足が前記使用者よりも前方へ移動されることを含んで検出していることを条件に前記スライドドアを開閉駆動させることを特徴とするスライドドア開閉装置にある。
かかる第の態様では、使用者の足が使用者よりも前方へ移動されることを含んで検出していることにより、誤動作をより確実に防止することができる。
本発明のスライドドア開閉装置は、スライドドアの近傍に立った使用者の存在確認と、使用者の足の規定動作の検出とに基づいて、開方向又は閉方向に駆動制御されるので、使用者は手での操作を必要とせず且つ誤動作なく、電動のスライドドアを開閉することができる。
本発明の一実施形態に係るスライドドア開閉装置を搭載した車両の左側面模式図である。 スライドドアとその駆動装置の断面を車両上方から見た模式図である。 センサの検出範囲を示す模式図である。 スライドドアの開動作の制御フローを示すフローチャートである。 スライドドアの閉動作の制御フローを示すフローチャートである。 規定動作の例を示す模式図である。
図1、図2に基づいて、車両の一例である自動車に搭載された本発明のスライドドア開閉装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスライドドア開閉装置を搭載したワンボックスタイプの自動車の左側面模式図を示す。図示のように、車両1の側部のセンターピラー2と、リアクォーターパネル3との間には後部座席4へ乗降するための乗降口5が設けられており、乗降口5には、車両1の前後方向に移動して乗降口5を開閉するスライドドア6が取り付けられている。
図2は、スライドドアとその駆動装置の断面を車両上方から見た模式図である。スライドドア6を駆動する駆動装置10は、駆動モーター11を具備し、駆動モーター11には減速機12を介して駆動プーリー13が接続されている。駆動プーリー13は、車両前後方向にスライドドア6の略前後長だけ離れた位置に配置された前部ガイドプーリー14及び後部ガイドプーリー15に掛け渡された無端ワイヤー16に連結されている。無端ワイヤー16は、駆動プーリー13に複数回巻き付けられて、駆動モーター11を駆動した際の駆動プーリー13と無端ワイヤー16との間のスリップが防止されている。
無端ワイヤー16には、スライドドア6のインナーパネルに一端部が固定されたブラケット17の他端部が連結されており、駆動モーター11を駆動することにより、スライドドア6は、無端ワイヤー16と共動して前後のガイドプーリー14、15間を、図示しないガイドレールに案内されて移動し乗降口5を開閉する構造となっている。
本実施形態のスライドドア開閉装置は、図1及び図3の模式図に示すように、スライドドア6のドアノブ7の下側に設けられた人検出手段である超音波センサ21と、スライドドア6のドアノブ7の下方のサイドシル8に設けられた動作検出手段であるモーションセンサ22とを具備する。
超音波センサ21は、スライドドア6の側方(近傍)に立ってスライドドア6を開閉しようとする使用者の存在を検出するものであり、検出範囲はスライドドア6の側方で、例えば、水平距離150cm以下、好ましくは、100cm以下、高さ100cm〜180cm、好ましくは、120〜160cmのものである。超音波センサ21の設置場所はドアノブ7近傍ではなく、乗降口5の上部のルーフパネルに検出範囲を下方に向けた超音波センサを設けてもよい。また、人検出手段としては、超音波センサの他、赤外線センサなど、人を検知できるものであればよく、超音波センサや赤外線センサと共に熱検知センサを併用してもよい。
一方、モーションセンサ22は、いわゆる加速度センサであり、使用者の規定動作(足の規定動作)を検出するものである。検出範囲は、車両1の側方のスライドドア6の近傍の下部の限られた範囲でよく、水平距離150cm以下、好ましくは、100cm以下で、高さ50cm以下、好ましくは30cm以下の範囲でよい。モーションセンサ22は、モーションセンサ22より下方に設けたモーションセンサ22Aとしてもよいし、ドアノブ7の位置より後方に設けたモーションセンサ22Bとしてもよい。勿論、異なる箇所に複数個設けて検出範囲を確保すると共に、より正確な検出が行えるようにしてもよい。また、誤動作を防止するために、規定動作検出手段としてモーションセンサと共に熱検知センサを併用してもよい。
本実施形態では、詳細は、後述するフローチャートに基づいて説明するが、超音波センサ21とモーションセンサ22との検知状態により、スライドドア6の開閉駆動を制御する開閉制御手段は、図示しない車両1の電子制御システム内などに設けられ、人検出手段である超音波センサ21による使用者の存在確認と、動作検出手段であるモーションセンサ22による使用者の足の規定動作の検出とに基づいて、スライドドア6を開方向又は閉方向に駆動するように駆動モーター11を制御するようになっており、誤動作を防止しつつ、手での操作を行うことなく、スライドドア6の開閉を行うことができるようになっている。
また、本実施形態の車両1には、いわゆるキーレスエントリ装置が設けられている。キーレスエントリ装置は、車両1の使用者が所持する携帯機および車両1に搭載された無線式自動暗号照合キー装置(以下、KOS;Keyless Operation System)のそれぞれに車両の使用者情報(所有者ID)が予め保持され、携帯機とKOSとの間で無線通信によって所有者IDのチェック(認証)が行われる。そして、該車両1の使用者であることが認証できたときKOS車載機は、使用者から出される施錠、解錠又はスライドドア6の開閉など指令を受け付けるようになっている。なお、KOS車載機は、例えば、上述した車両1の電子制御システム内などに設けられている。
本実施形態のスライドドア開閉装置は、かかるキーレスエントリ装置とは別に、すなわち、キーレスエントリ装置によるスライドドア6の開閉とは別に動作するものであり、キーレスエントリ装置の携帯機のボタン操作などを行うことなく、人検出手段である超音波センサ21による使用者の存在確認と、動作検出手段であるモーションセンサ22による使用者の足の規定動作の検出とに基づいて、スライドドア6の開閉を行うものである。なお、キーレスエントリ装置の携帯機にスライドドア6の開閉ボタン等がある場合には、これらの操作によりスライドドア6の開閉等が行えることは勿論である。
また、スライドドア開閉装置によるスライドドア6の開閉は、携帯機とKOSとの間での無線通信によっての所有者IDのチェック(認証)を前提条件としてもよい。
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、スライドドア開閉装置によるドア開放の制御フローについて説明する。
まず、キーなどの携帯機を持った使用者が車両1に接近すると(ステップS1)、携帯機とKOSとの間での無線通信によっての所有者IDのチェック、すなわち、キー認証を行う(ステップS2)。ステップS2でキー認証がされなかった場合には(ステップS2;No)、ステップS1に戻り、キー認証がされ(ステップS2;Yes)、さらに使用者がスライドドア6に近接すると(ステップS3)、超音波センサ21による人の存在の有無が確認される(ステップS4)。ステップS4で存在が確認されない場合には(ステップS4;No)、ステップS1に戻り、人の存在が確認されると(ステップS4;Yes)、ステップS5に移行する。ステップS5で、車両1に近接した使用者が足により規定動作を行うと、モーションセンサ22による規定動作の検知が行われ(ステップS6)、開放に相当する規定動作が確認されない場合には(ステップS6;No)、ステップS1に戻り、開放に相当する規定動作が確認されると(ステップS6;Yes)、車両のロック状態を確認し(ステップS7)、アンロック状態の場合には(ステップS7;No)そのまま、ロック状態の場合には(ステップS7;Yes)ロックを解除した後(ステップS8)、スライドドアを開放する(ステップS9)。
次に、図5に示すフローチャートに基づいて、スライドドア開閉装置によるドア閉の制御フローについて説明する。
まず、スライドドアが開状態かどうかを判断し(ステップS11)、ステップS11でスライドドアが閉状態の場合には(ステップS11;No)、元に戻り、ステップS11でスライドドアが開状態で(ステップS11;Yes)、キーなどの携帯機を持った使用者が車両に近づくと(ステップS12)、携帯機とKOSとの間での無線通信によっての所有者IDのチェック、すなわち、キー認証を行う(ステップS13)。ステップS13でキー認証がされなかった場合には(ステップS13;No)、ステップS11に戻り、キー認証がされ(ステップS13;Yes)、さらに使用者がスライドドア6に近接すると(ステップS14)、超音波センサ21による人の存在の有無が確認される(ステップS15)。ステップS15で存在が確認されない場合には(ステップS15;No)、ステップS11に戻り、人の存在が確認されると(ステップS15;Yes)、ステップS16に移行する。ステップS16で、車両1に近接した使用者が足により規定動作を行うと、モーションセンサ22による規定動作の検知が行われ(ステップS17)、開放による規定動作が確認されない場合には(ステップS17;No)、ステップS11に戻り、開放に相当する規定動作が確認されると(ステップS17;Yes)、スライドドアを閉じる(ステップS18)。
図4、図5のフロー制御において、ステップS2やステップS13のキーレスエントリ装置によるキー認証は省略してもよく、または、キー認証は行っても、ステップS7及びS8のロック状態の確認と、ロック解除を省略してもよい。ロック解除を省略したフローでは、ロックが解除されている場合のみ、スライドドア開閉装置によるスライドドアの開放が行われる、すなわち、スライドドアの開放の前提として、ロック解除が前提となるので、利便性が低減するが、安全性が向上する。
また、上述したフロー制御で、ステップS4やステップS15で人の検知がされなかった場合(ステップS4;No又はステップS15;No)の場合には、ステップS4又はステップS15に戻るようにしてもよいし、ステップS6やステップS17で規定動作の検知がされなかった場合(ステップS6;No又はステップS17;No)の場合には、ステップS6又はステップS17に戻るようにしてもよい。
さらに、図4、図5の制御フローには記載しなかったが、上述したフロー制御の前提として、車両1が停止状態であることを検出するのは勿論である。
ここで、使用者がスライドドア6の開放を指示するための足の規定動作を図6を参照しながら説明する。
図6は、使用者の足の動きを模式的に示したものであり、符号31は、軸足を示し、この場合には左足であり、符号32は軸足でない移動させる足、この場合には右足を示す。
図6(a)は、規定動作の一例を示し、使用者が左足を軸足31として立った状態から、他方の足である右足を足32aの位置から足32b〜足32cに移動させた動作を示す。具体的には、右足を、左足前から右前方向、すなわち、スライドドア6の開放方向に移動させる動作を示す。この場合、使用者はスライドドア6を開放したいという意志に従って、右足を動作させればよく、直感的な規定動作によりスライドドア6を開放することができる。
図6(b)は、規定動作の他の例を示し、右足を足32dの位置から足32eの位置へ移動させる規定動作を示す。具体的には、右足を前方に蹴り出してから右前方向に移動させる動作である。この場合にも、スライドドア6を開放したいという意志に基づくものであり、直感的な規定動作によりスライドドア6を開放することができる。
図6(c)は、規定動作の他の例を示し、右足の踵を足32の位置に固定したまま、爪先を爪先33aの位置から爪先33bの位置へ移動させる規定動作を示す。具体的には、爪先を左前から右前方向に移動させる動作である。この場合にも、スライドドア6を開放したいという意志に基づくものであり、直感的な規定動作によりスライドドア6を開放することができる。
以上、図6に示した規定動作はスライドドア6の開放の指令のための規定動作の一例であり、これに限定されるものではない。
また、スライドドアを閉めるための規定動作は図6とは逆方向への動作となる。この場合にも、スライドドアを閉めたいという意志に基づいての動作であり、直感的な規定動作によりスライドドア6を閉じることができる。
このような規定動作は、スライドドア6から所定の距離離れた位置で行うことができ、使用者が大きな荷物を抱えている場合にも、スライドドア6の開閉を容易に行うことができる。
なお、規定動作は、予め規定された足の動作であれば、これらに限定されるものではなく、スライドドアの開閉方向への足の移動に限定されるものではない。
しかしながら、直感的な規定動作によりスライドドア6を開閉するためには、スライドドアの開閉方向への足の移動を規定動作とするのが好ましい。
また、スライドドアの開閉方向への足の移動を規定動作とする場合、上述したように、開方向への移動が開の指令、閉方向への移動が閉の指令としてもよいが、これらを区別することなく、スライドドアの開閉方向への足の移動により、スライドドアが閉じられている場合には、開の指令として判断し、スライドドアが開放されている場合には、閉の指令と判断するようにしてもよい。この場合にも、スライドドアの開閉方向への足の移動が規定動作となるので、直感的に操作することができる。
このように本実施形態では、人の検知と規定動作の検知を条件として、スライドドアの開閉を行うので、誤動作を防止することができるが、キーレスエントリ装置によるキー認証を組み合わせれば、さらに確実に誤動作を防止することができる。また、規定動作は、車両の側方におけるスライドドア6から少し離れた場所での足による直感的な動作とすることにより、大きな荷物を抱えた状態であっても、比較的容易にスライドドア6の開閉動作を行うことができる。
ここで、規定動作は、10〜30cmの範囲での動作であり、どんなに大きくても70cm以内、好ましくは50cm以内であるので、モーションセンサ22は、少なくとも10〜30cm程度の小さな動作を検出できることは勿論であるが、例えば、70cmを越える、あるいは50cmを越える大きな動作を規定動作ではないと判断するようにしてもよい。これにより、子供や小動物の移動による誤動作を防止することができ、さらに安全性を高めることができる。
尚、以上説明した実施形態は、車両の左側の電動スライドドアについて説明したが、右側にも電動スライドドアを搭載している場合には、同様なスライドドア開閉装置を右側に搭載してもよい。また、上述した実施形態では、キーレスエントリ装置を搭載した車両について説明したが、キーレスエントリ装置の搭載は必須ではなく、キーレスエントリ装置が搭載されていない車両にも本発明のスライドドア開閉装置は適用可能である。
本発明は、自動車以外の車両又は車両以外の電動スライドドアの開閉装置として各種産業分野で利用することができる。
1 車両
2 センターピラー
5 乗降口
6 スライドドア
21 超音波センサ(人検出手段)
22 モーションセンサ(動作検出手段)

Claims (4)

  1. 車両の電動のスライドドアを開閉するスライドドア開閉装置であって、
    前記スライドドアの近傍に立った使用者の有無を検出する人検出手段と、
    前記使用者の規定動作を検出する動作検出手段と、
    キーレスエントリ装置によるキー認証と、前記人検出手段による前記使用者の存在確認と、前記動作検出手段による前記規定動作の確認を条件として、前記スライドドアを開方向又は閉方向に駆動するように制御する開閉制御手段とを具備し、
    前記開閉制御手段は、前記動作検出手段が前記規定動作として、前記使用者の足の前記スライドドアの開放方向への移動を検出したときに前記スライドドアを開放駆動させ、前記動作検出手段が前記使用者の足の前記スライドドアの閉鎖方向への移動を検出したときに前記スライドドアを閉鎖駆動させることを特徴とするスライドドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載のスライドドア開閉装置において、
    前記開閉制御手段は、キーレスエントリ装置のキー認証を条件として、前記開方向への駆動の制御の前にキー解除を行い、前記閉方向への駆動の制御の後にキー施錠を行う
    ことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスライドドア開閉装置において、
    前記人検出手段は、前記スライドドアのドアノブ近傍に設けられ、
    前記動作検出手段は、前記スライドドアの下方側面に設けられている
    ことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載のスライドドア開閉装置において、
    前記開閉制御手段は、前記動作検出手段が前記規定動作として、前記使用者の足の前記スライドドアの開放方向への移動または前記使用者の足の前記スライドドアの閉鎖方向への移動の前に、前記使用者の足が前記使用者よりも前方へ移動されることを含んで検出していることを条件に前記スライドドアを開閉駆動させる
    ことを特徴とするスライドドア開閉装置。
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