JP6111431B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は運転時の騒音を低減した電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機においては、掃除機本体内を集塵室と電動送風機収納室とに区画する隔壁に連通口を形成し、連通口を電動送風機の吸気口に対して下方側に形成し、連通口の上方側を閉塞した構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図9に示すように、内部を隔壁200により集塵室202と電動送風機収納室201とに区画した掃除機本体(図示せず)と、掃除機本体(図示せず)に形成された集塵室202に連通する吸気口203と電動送風機収納室201に収納される電動送風機204と、隔壁200に形成され集塵室202と電動送風機収納室201とを連通する連通口205とを備え、連通口205を電動送風機204の吸気口203に対して下方側に形成し、電動送風機204の吸気口の上方側を閉塞するよう形成されている。
特開平10−234627号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電気掃除機の騒音を低減させるという観点からは未だ改善の余地あった。すなわち、上記従来の電気掃除機においては、吸気口の下方側から発生する騒音を遮蔽することができないが、電動送風機の吸気口の上方側だけでなく、下方側から発生する騒音を遮蔽する構成を設けることで、電気掃除機の騒音をより低減することができる。
上記従来の電気掃除機においては、連通口を電動送風機の吸気口に対して下方側に形成し、電動送風機の吸気口の上方側を閉塞する構成となっている。そのため、電動送風機の吸気口の下方側は閉塞されていないため、電動送風機の吸気口より発生する音波が連通口を通り直接集塵室へと伝達し、騒音が大きくなる場合があった。
上記従来の電気掃除機においては、電動送風機の吸気口に対して近い位置にある連通口を吸気口の下方側に形成し、電動送風機の吸気口の上方側を閉塞する構成となっている。そのため、電動送風機の吸気口付近に吸引風の流れが不均一となる部分が発生し、乱流が生じることで、電動送風機の吸気口付近で圧力損失が発生することで、電動送風機の効率が低減し、電動送風機の吸込み力が低下してしまう場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、電気掃除機の吸込み力が低下することを十分に防止できるとともに、電動送風機の騒音を低減できる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸気口を有し吸引
風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機室の上流側に配置されており、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に配置されており、前記電動送
風機室と前記集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、前記集塵室と前記分離壁との間に配置されており、前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、前記分離壁と前記固定枠体との間に配置されるとともに、前記第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、を備え、前記固定枠体には、前記電動送風機の中心軸と同心に形成された略円形状の第1の壁が設けられ、前記第1の壁は電動送風機の吸気口の直径以上の大きさとなるように構成され、前記固定枠体には、前記固定枠体全体に格子状に構成された第2の壁が設けられ、前記第2の壁の断面形状を、前記集塵室側が凸、前記電動送風機側が凹となるくの字形状としたものである。
これにより、固定枠体に形成された第1の壁は、電動送風機の吸気口の直径以上の大きさとなるように構成されることで、電動送風機の吸気口より発生する音波が、第1の壁と衝突することで、直接集塵室へと伝達する音波の量を軽減できる。そのため、電気掃除機の騒音を低減することができる。
また、本発明の電気掃除機は、固定枠体の第1の壁と分離壁の間に十分に距離が設けられている構成としたものである。
これにより、固定枠体の第1の壁と分離壁の間に十分に距離が設けられており、第1の壁と分離壁の間の空間で、電動送風機への吸引風を十分に整流することができる。そのため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力の低下を十分に防止することができる。
本発明の電気掃除機によれば、電動送風機への吸引風を十分に整流することで、吸込み力の低下を防止することができるとともに、電動送風機の吸気口より発生する音波が連通口を通り直接集塵室へと伝達する量を低減することで、電気掃除機の騒音を低減することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図 (a)同、電気掃除機の掃除機本体を示す全体側面図、(b)図2(a)に示す掃除機本体のA−A線での全体断面図 同、電気掃除機の掃除機本体から集塵部を取り外した状態を示す全体斜視図 同、電気掃除機の掃除機本体から集塵部、固定枠体、及びフィルタ部材を取り外した状態を示す全体斜視図 同、電気掃除機の分離壁及び固定枠体を示す拡大正面図 同、電気掃除機の分離壁、フィルタ部材、及び固定枠体を示す分解斜視図 同、電気掃除機の分離壁を示す斜視図 (a)同、電気掃除機の固定枠体を示す正面図、(b)図8(a)に示す固定枠体のB−B線での断面図 従来の電気掃除機における掃除機本体の部分断面図
第1の発明は、吸気口を有し吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機室の上流側に配置されており、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に配置されており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、前記集塵室と前記分離壁との間に配置されており、前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、前記分離壁と前記固定枠体との間に配置されるとともに、前記第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、を備え、前記固定枠体には、前記電動送風機の中心軸と同心に形成された略円形状の第1の壁が設けられ、前記第1の壁は電動送風機の吸気口の大きさ以上の大きさとなるように構成され、前記固定枠体には、前記固定枠体全体に格子状に構成された第2の壁が設けられ、前記第2の壁の断面形状を、前記集塵室側が凸、前記電動送風機側が凹となるくの字形状としたものである。
これにより、固定枠体に形成された第1の壁は、電動送風機の吸気口の直径以上の大きさとなるように構成されることで、電動送風機の吸気口より発生する音波が、第1の壁と衝突することで、直接集塵室へと伝達する音波の量を軽減できる。そのため、電気掃除機の騒音を低減することができる。
また、固定枠体に形成された第2の壁は、固定枠体全体に格子状に形成されており、電動送風機より発生する音波のうち、第1の開口部を通りぬけたものが第2の壁と衝突することで、直接集塵室へと伝達する量を減少できる。そのため、電気掃除機の騒音を低減することができる。
また、固定枠体に形成された第2の壁の断面形状を、集塵室側が凸、電動送風機側が凹となるくの字形状としており、電動送風機より発生する音波が第2の壁と衝突した際に乱反射することで音波が互いに干渉し打ち消し合う。そのため、電気掃除機の騒音を低減することができる。また、第2の壁の断面形状は集塵室側が凸、電動送風機側が凹となるくの字形状であり、吸引風への抵抗を最小限に留め、第2の壁付近で発生する圧力損失を低減できる。そのため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力が低下することを十分に防止できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記第1の壁は前記第1の開口部の直径以上の大きさとなるように構成したものである。
これにより、固定枠体に形成された第1の壁は、第1の開口部の直径以上の大きさとなるように構成されることで、電動送風機より発生する音波のうち、第1の開口部を通りぬけたものが、第1の開口部以上の大きさの第1の壁と衝突することで、直接集塵室へと伝達する音波の量を軽減できる。そのため、電気掃除機の騒音を低減することができる。
の発明は、特に、第または第の発明において、前記分離壁は、前記固定枠体を収納可能である凹部を有し、前記凹部の底表面と前記第1の壁との間の距離ならびに、前記凹部の底表面と前記第2の壁との間の距離は、前記電動送風機の吸気口の半径以上の距離を設けたものである。
これにより、固定枠体の第1の壁及び第2の壁から分離壁との間の距離は、吸気口の半径以上の十分な距離が設けられており、第1の壁及び第2の壁から分離壁との間の空間で、電動送風機への吸引風を整流することができる。そのため、電動送風機の効率が低下することを防止でき、電気掃除機の吸込み力が低下することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
以下、本願発明の実施形態を図1〜図8を参照しながら説明する。
図1に示すように、電気掃除機100は、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵する掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が掃除機本体1の吸引口1aに着脱自在に接続されるホース3と、一端がホース3の他端に接続され、他端が吸込具2に接続される延長管4とから構成されている。また、ホース3の延長管4側には、使用者が保持する保持部5を有する手元操作部6が設けられている。
図2〜図4に示すように、掃除機本体1は、主として、空気を吸引する吸気口7aを有するとともに吸引風を発生させる電動送風機7を内蔵する電動送風機室8と、電動送風機室8の上流側に配置されており、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部9を有する集塵室10と、電動送風機室8と集塵室10との間に設けられ、電動送風機室8と集塵室10とを仕切る分離壁11と、集塵室10と分離壁11との間、すなわち、分離壁11の上流側に配置された固定枠体12と、分離壁11と固定枠体12との間に配置された通気性を有するフィルタ部材13と、から構成されている。
また、集塵室10の上方には、集塵室10の上方を開閉自在に覆う蓋体14が掃除機本体1に回動自在に設けられており、集塵部9は、蓋体14を開閉することにより、掃除機本体1から着脱できるよう構成されている。
さらに、掃除機本体1の蓋体14の前方には、使用者が掃除機本体1を持ち運ぶ際に保持する本体ハンドル15が形成されている。また、掃除機本体1の後方の側面には、一対の走行用の車輪16が掃除機本体1に回動自在に取付けられている。また、掃除機本体1の底面の前方には、走行用のキャスター17が掃除機本体1に回動自在に取付けられている。
電動送風機7の前部には前部防振体19が設けられている。また、電動送風機7の後部には後部防振体20が設けられており、電動送風機7は、前部防振体19及び後部防振体20が、電動送風機ケース21及び防音ケース22によって挟持された状態で電動送風機室8に保持されている。
集塵部9は、主として、前部に掃除機本体1の吸引口1aと連通する流入口23aを有するとともに後部に開口(図示せず)を有する集塵部本体23と、集塵部本体23の後部に集塵部本体23の開口(図示せず)を開閉自在に覆うとともに、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された細塵を捕集するプリーツ状の細塵フィルタ24を有する集塵蓋25と、集塵部本体23と集塵蓋25との間に設けられており、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された粗塵を捕集する粗塵フィルタ26と、から構成されている。また、集塵蓋25及び粗塵フィルタ26は集塵部本体23に回動自在に取付けられている。
分離壁11には、電動送風機室8と集塵室10とを連通する第1の開口部11aが形成されている。また、分離壁11の上流側、すなわち、分離壁11の集塵室10側には、第1の開口部11aと連通する第2の開口部12aを有する固定枠体12が分離壁11に着脱自在に取付けられている。
さらに、分離壁11の第1の開口部11aと固定枠体12の第2の開口部12aとの間には、集塵部9の細塵フィルタ24を通過した塵埃を捕集するフィルタ部材13が第1の開口部11aを覆うように設けられており、このフィルタ部材13は、分離壁11と固定枠体12とで挟持されている。
図5〜図8に示すように、固定枠体12には、第1の開口部11aと集塵室10とを連通する第2の開口部12aが形成されている。また、固定枠体12には、電動送風機7の
中心軸Pと同心に形成されるとともに、その直径が電動送風機7の吸気口7aの直径以上の大きさである略円形状の第1の壁27が形成され、この第1の壁27が、電動送風機7の中心軸P方向において、吸気口7aを覆い隠し遮蔽している。
さらに、固定枠体12には、横格子状の第2の壁28が等間隔に設けられている。第2の壁28の断面形状は、集塵室10側が凸、電動送風機7側が凹となるくの字形状となっている。
また、分離壁11には、固定枠体12を収納可能にする凹部11bが設けられており、この凹部11bの底表面と第1の壁27との間の距離ならびに、この凹部11bの底表面と第2の壁28との間の距離は、十分に広く設けられており、その距離は、電動送風機7の吸気口7aの半径と同等かそれ以上の距離が設けられている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者が保持部5を保持し、電気掃除機100の運転を開始すると、電動送風機7によって吸引風が発生され、吸引力が発生する。この状態で使用者が被清掃面上で吸込具2を動かすと、吸込具2から被清掃面上の塵埃が空気とともに吸引される。吸込具2から吸引された塵埃は、電動送風機7で発生された吸引風とともに、延長管4及びホース3を介して掃除機本体1の吸引口1aから掃除機本体1の内部へ流入する。掃除機本体1の内部に流入した塵埃を含む吸引風は、集塵部9の流入口23aから集塵部9の内部へと流入する。
集塵部9の内部に流入した塵埃を含む吸引風は、粗塵フィルタ26を通過することで粗塵フィルタ26で粗塵が捕集される。粗塵が除去された吸引風は、粗塵フィルタ26の下流側に設けられた細塵フィルタ24によって細塵が除去され、細塵が除去された吸引風が集塵部9の外部へ排出される。
集塵部9から排出された吸引風は、固定枠体12の第2の開口部12a、フィルタ部材13、及び、分離壁11の第1の開口部11aを介して、集塵室10から電動送風機室8内へと流入する。このとき、集塵部9を通過した塵埃がフィルタ部材13で捕集される。そして、電動送風機室8内へと流入した吸引風は、電動送風機7の内部に吸引され、その後、掃除機本体1の外部へと排気される。
このとき、本実施の形態においては、固定枠体12には、第1の開口部11aと集塵室10とを連通する第2の開口部12aが形成されており、また、固定枠体12には、電動送風機7の中心軸Pと同心に形成されるとともに、その直径が電動送風機7の吸気口7aの直径以上の大きさとなるように略円形状の第1の壁27が形成されている。
電動送風機7の吸気口7aより発生する高周波音などの音波は、電動送風機7の吸気口7aから第1の開口部11aの方向に進むため、第1の壁27の大きさを電動送風機7の吸気口7a以上の大きさとすることで、電動送風機7の吸気口7aから第1の開口部11aの方向に直線的に進む音波を効果的に遮蔽し、直接、集塵室10へと伝達する音波の量を軽減できる。そのため、電気掃除機100の騒音を低減することができる。
また、この第1の壁27による遮蔽効果を検証した結果、電動送風機7の吸気口7aの直径を30mmにした場合においては、第1の壁27の直径は、30mm〜80mmの範囲で遮音効果が得られることが確認でき、80mmより大きくすると流路中の風損が増えてしまい吸引力が大きく低下してしまうため、遮音効果と吸引力低下の兼ね合いから、より望ましい大きさは、60mmであることを見い出した。
また、本実施の形態においては、固定枠体12の内側には、横格子状の第2の壁28が等間隔に設けられており、第2の壁28の断面形状は、集塵室10側が凸、電動送風機7側が凹となるくの字形状となっているため、電動送風機7の吸気口7aより発生する音波がくの字形状の第2の壁と衝突し、乱反射することで音波が干渉し打ち消し合う。そのため、電気掃除機100の騒音を低減することができる。
また、第2の壁の断面形状は集塵室10側が凸、電動送風機7側が凹となるくの字形状であり、集塵室10側から電動送風機7側に流れる吸引風への抵抗を最小限に留め、第2の壁28付近で発生する圧力損失を低減できる。
さらに、分離壁11の凹部11bの表面と第1の壁27との間の距離ならびに、この凹部11bの底表面と第2の壁28との間の距離は、電動送風機7の吸気口7aの半径と同等かそれ以上の十分に広い距離が設けられているため、第1の壁27及び第2の壁28から、分離壁11の凹部11b表面までの間の空間で、電動送風機7への吸引風を整流することができる。そのため、電動送風機7の効率が低下することを防止でき、電気掃除機100の吸込み力が低下することを防止できる。
尚、分離壁11の凹部11bの表面と第1の壁27との間ならびに、この凹部11bの底表面と第2の壁28との間の距離は、整流による効率アップ効果を検証した結果、12mm〜30mmの間が効果的であり、距離による大きさ拡大と整流効果の兼ね合いから、より望ましい大きさは、17mm〜22mmの範囲であることを見い出した。
以上のように、本発明の電気掃除機は、電動送風機への吸引風を整流するともに、電動送風機の吸気口より発生する音波が連通口を通り直接集塵室へと伝達する量を低減することができるため、電気掃除機の吸込み力の低下を防止することができるとともに、電気掃除機の騒音を低減することが可能となるので、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野、用途に好適に適用できる。
1 掃除機本体
1a 吸引口
2 吸込具
3 ホース
4 延長管
5 保持部
6 手元操作部
7 電動送風機
7a 吸気口
8 電動送風機室
9 集塵部
10 集塵室
11 分離壁
11a 第1の開口部
11b 凹部
12 固定枠体
12a 第2の開口部
13 フィルタ部材
14 蓋体
15 本体ハンドル
16 車輪
17 キャスター
19 前部防振体
20 後部防振体
21 電動送風機ケース
22 防音ケース
23 集塵部本体
23a 流入口
24 細塵フィルタ
25 集塵蓋
26 粗塵フィルタ
27 第1の壁
28 第2の壁
100 電気掃除機

Claims (3)

  1. 吸気口を有し吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、
    前記電動送風機室の上流側に配置されており、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、
    前記電動送風機室と前記集塵室との間に配置されており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、
    前記集塵室と前記分離壁との間に配置されており、前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、
    前記分離壁と前記固定枠体との間に配置されるとともに、前記第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、を備え、
    前記固定枠体には、前記電動送風機の中心軸と同心に形成された略円形状の第1の壁が設けられ、前記第1の壁は電動送風機の吸気口の直径以上の大きさとなるように構成され、前記固定枠体には、前記固定枠体全体に格子状に構成された第2の壁が設けられ、前記第2の壁の断面形状を、前記集塵室側が凸、前記電動送風機側が凹となるくの字形状とした電気掃除機。
  2. 前記第1の壁は前記第1の開口部の直径以上の大きさとなるように構成した請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記分離壁は、前記固定枠体を収納可能である凹部を有し、
    前記凹部の底表面と前記第1の壁との間の距離ならびに、前記凹部の底表面と前記第2の壁との間の距離は、前記電動送風機の吸気口の半径以上の距離を設けた請求項またはに記載の電気掃除機。
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