JP2001032222A - 掘割道路等の通気型遮音壁構造 - Google Patents

掘割道路等の通気型遮音壁構造

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JP2001032222A
JP2001032222A JP11205174A JP20517499A JP2001032222A JP 2001032222 A JP2001032222 A JP 2001032222A JP 11205174 A JP11205174 A JP 11205174A JP 20517499 A JP20517499 A JP 20517499A JP 2001032222 A JP2001032222 A JP 2001032222A
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sound insulating
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insulating wall
sound insulation
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Masami Shimada
正美 島田
Isao Satsukawa
勲 薩川
Norihiko Koma
憲彦 小間
Hideki Tajiri
英樹 田尻
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低周波から高周波まで広く吸音性能を発揮す
ると共に、堅固な掘割道路等の通気型遮音壁構造を提供
する。 【解決手段】 パイプの側壁に長手方向に延在する帯状
溝部35を形成したチャンネル形材33a,33bを一
単位とした遮音壁基材33を複数個有し、帯状溝部35
を対向させた形で両チャンネル形材33a,33bを離
間配置するト共に、異なる単位のチャンネル形材33
a,33bの側壁同士を離間して対向させ、チャンネル
形材33a,33bの両端開口部を板材38閉塞して全
ての遮音壁基材33を連結し、一単位のチャンネル形材
33a,33b同士で短管部35を形成し、遮音壁基材
33同士で長管部36を形成して、遮音壁31を構成
し、高さ寸法を異ならせた遮音壁31同士を互いに離間
させて2段に重ね合わせて遮音壁ユニット30を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のトンネルの
間、或いは掘割道路の上部空間において発生する騒音の
外部への漏洩を防止すべくなした掘割道路等の通気型遮
音壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、図7及び図8に示すような掘割道
路1等においては、道路上部が開口しており、自動車2
等が通行した場合には、前記開口部3から自動車2等が
発する騒音が外部である地上に漏洩してしまい、地上に
ある民家4に住んでいる住人等に音公害となってしま
う。この事情は、トンネルとトンネルとの間における開
口部においても、事情は同じである。
【0003】そこで、一般に、開口部3には、掘割道路
1等の通気を考えると共に、掘割道路1内に発生する騒
音の外部への漏洩を防止すべく、通気型遮音壁5が設置
されていた。
【0004】このような通気型遮音壁5は、従来、図9
及び図10に示すものが知られていた。
【0005】これによれば、鉄板等で構成する側壁6
に、断面くの字状の単体の遮音壁7を溶接或いはボルト
等の締着具を用いて多数取付けて、ユニット化した通気
型遮音壁5を形成して、開口部3に設置していた。
【0006】そして、単体の遮音壁7は、中心部にグラ
スウール等のような多孔質の吸音材7aを配し、この吸
音材7aの飛散防止及び浸水或いは耐水性を持たせるた
めに、吸音材7aの周りを薄膜から成る包装材7bにて
被覆し、パンチメタルを主体として形成された筐体7c
内に、包装材7bと共に吸音材7aを収容することによ
って構成して、掘割道路1内で発生した騒音を、筐体7
cの小孔から取り込んで、吸音材7aによって吸音し、
外部への漏洩を防止しており、通気は、遮音壁7同士の
隙間から行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、掘割道
路1等の内部に発生する騒音には、低周波から高周波ま
での広い範囲の周波数帯の騒音が含まれている。上記の
ように構成する従来の遮音壁構造においては、グラスウ
ール等の多孔質の吸音材7aを用いて、掘割道路1に発
生した騒音を吸収しようとしているために、高周波の騒
音に対する吸音性には優れているのであるが、低周波の
騒音を吸収できず、掘割道路1等から発生した騒音の漏
洩防止対策としては、未だ不充分であった。
【0008】又、従来の遮音壁5にあっては、吸音材7
aの保護とし、薄膜の包装材7bを用いており、この包
装材7bは、吸音材7aの吸音性能を低下させないため
にでき得る限り薄い材料を使用しており、このために、
破れやすく、一旦破れると、吸音材7aが水を吸い込ん
で、吸音性能を低下させてしまい、又破れた部分から吸
音材7aが飛散してしまうこともあった。
【0009】そこで、本発明は、従来の上記のような点
に鑑み、低周波から高周波までの広い周波数帯におい
て、住民側への騒音低減を可能とすると共に、堅固な掘
割道路等の通気型遮音壁構造を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による掘割道路等の通気型遮音壁構は、先ず請
求項1に記載されているように、パイプの側壁に長手方
向に延在する帯状溝部をそれぞれ形成した一対のチャン
ネル形材を一単位とした遮音壁基材を複数個有し、各遮
音壁基材における前記両チャンネル形材の帯状溝部を対
向させた形で両チャンネル形材を離間配置すると共に、
互いに異なる単位の遮音壁基材における前記帯状溝部に
対向する各チャンネル形材の側壁同士を離間して対向さ
せ、これら遮音壁基材の両チャンネル形材の両端開口部
を閉塞部材にて閉塞して全ての遮音壁基材を連結し、前
記各遮音壁基材を構成する両チャンネル形材同士で短管
部を形成すると共に、遮音壁基材同士で長管部を形成し
て、遮音壁を構成し、該遮音壁を互いに離間させて多段
に重ね合わせて遮音壁ユニットを形成し、該遮音壁ユニ
ットを構成する遮音壁のうち、少なくとも1つの遮音壁
の高さ寸法を他の遮音壁の高さ寸法に対して異ならせる
ように形成したことを特徴とするものである。
【0011】そして、請求項2に記載の本発明は、前記
遮音壁を一対用いて、これら遮音壁を2段重ね合わせて
遮音壁ユニットを構成し、一方の遮音壁の高さ寸法Lに
対して、他方の遮音壁の高さ寸法を長く設定したことを
特徴とするものであり、請求項3に記載の本発明は、前
記遮音壁を3体用いて、これら3体の遮音壁を3段に重
ね合わせて遮音壁ユニットを構成し、前記3体の遮音壁
のうち、2体の遮音壁の高さ寸法を略等しくすると共
に、これら2体の遮音壁に対して、残りの1体遮音壁の
高さ寸法を長く設定したことを特徴とするものである。
【0012】本発明によれば、遮音壁の各遮音壁基材を
構成する両チャンネル形材同士で短管部を形成すると共
に、相隣り合う遮音壁基材同士で長管部を形成し、短管
部には帯状溝部が存在していることから、空気ばねが形
成される。この結果、長管部によって形成される空気質
量を通過する音と短管部に形成される空気質量と空気ば
ねとにより構成される音響的な振動系を通過する音との
相互作用により、遮音効果を発揮すると共に、通気性も
確保している。
【0013】そして、本発明によれば、遮音壁を多段に
重ね合わせて遮音壁ユニットを形成したことから、各段
の遮音壁によって減音作用を行うことになる。この際
に、この遮音壁ユニットを構成する各遮音壁のうち、少
なくとも1つの遮音壁の高さ寸法Lを他の遮音壁の高さ
寸法に対して異ならせるように形成したことにより、振
動系の空気質量と空気ばねのばね力を変えることができ
て、遮音壁の高さ寸法Lを大きくすることで、低周波の
減退、遮音壁の高さ寸法Lを小さくすることで高周波の
減衰効果を発揮して、外部への高周波と共に低周波の漏
洩を防止することができる。
【0014】又、本発明によれば、各遮音壁はパイプ形
状のチャンネル形材を組み合わすことによって構成して
いるために、外部からの衝撃に対して、非常に堅固な構
造であるといえる。
【0015】
【発明の実施の形態】そこで、先ず、図1を用いて、本
発明の原理説明を行う。
【0016】図1は、本発明による通気型遮音構造のメ
カニズムを示す説明図である。図1によれば、略断面矩
形状を呈するパイプの側壁に長手方向に延在する帯状溝
部14を形成したチャンネル形材11,12,13を用
い、チャンネル形材11と12とはこれを一単位とした
遮音壁基材10を構成し、チャンネル形材13は不図示
のチャンネル形材と共に、他の一単位の遮音壁基材10
を構成している。そして、各単位の遮音壁基材10を構
成する例えばチャンネル形材11と12とは、それぞれ
の帯状溝部14同士を対向させる形で、離間配置して、
短管部15を形成している。又、チャンネル形材12
は、他の単位のチャンネル形材13に対して、互いの側
壁同士が離間対向するように、配置されて、長管部16
を形成している。
【0017】このように構成した結果、短管部15は、
帯状溝部14によって、空気質量17とこれに対向する
空気ばね18とにより構成される音響的な2自由度の振
動系を介し通過する音と、長管部16の空気質量16を
通過する音との相互作用により遮音効果と通気性の両方
を両立させることになる。
【0018】すなわち、遮音壁10の下側より、入射波
xが到達すると、一部は遮音壁10の下壁に反射されて
反射波x′となるが、残りは短管部15および長管部1
6を通過して、それぞれ透過波AおよびBとなり、合成
されて透過波A+透過波Bが入射波x側に対して反対側
に達する。
【0019】又、長管部16を通過した透過波Aは、透
過波Bとの間で干渉を起こし、減音することになる。
【0020】このような現象は、短管部15の振動系で
は共振周波数を越える所で、位相が逆位相となることか
ら、長管部16における位相との間でずれが生じて、透
過波A及びBとの間で干渉し合うことにより、透過損失
が起こって、減音効果を発揮することから起こる。
【0021】このような現象を実験結果から表すと、図
2に示すようになる。すなわち、横軸に入射波xの周波
数(Hz)をとり、縦軸にこの周波数に対する透過損失
(dB)をとった場合、計算値に比較して実験値におい
ては、短管部に形成される空気質量17と帯状溝部14
との間に形成される空気ばね18とによる音響的な2自
由度の振動系の共振周波数F0と長間部16の一次気柱
共鳴の周波数F1との間の周波数領域を遮音壁として機
能する領域にすることができる。
【0022】そして、掘割道路等における遮音壁構造
は、高周波音から低周波音までを減音する必要があるこ
とから、本発明者たちは、図3(1)に示すような複数
個の遮音壁10A、10Bを重ね合わせて遮音壁ユニッ
ト20を構成し、遮音壁10Aの高さ寸法L(30m
m)に対して、遮音壁10Bの高さ寸法L(100m
m)を長く形成し、遮音壁10Aと10Bとの間に、所
定の間隙(30mm)とったモデルを作成した。
【0023】これは、各遮音壁10Aと10Bとで減音
効果を狙う共振周波数を異ならせることによって、遮音
壁10Aで高周波音、遮音壁10Bで低周波音を減音
し、広範囲の騒音を減音すべく意図したものである。
【0024】これによれば、図3(2)に示すように、
横軸にとった入射波周波数(Hz)に対して、縦軸にと
った透過損失(dB)のピーク点が、2つ存在すること
になり、効果領域を低周波音から高周波音まで広げてい
ることがわかる。
【0025】更に、本発明者たちは図4に示す構成の場
合にも着眼した。すなわち、3段に順次重ねた遮音壁1
0C,10D,10Eを用いており、そのうち、遮音壁
10Cと10Eの高さ寸法Lは、共に30mmとして、
遮音壁10Dの高さ寸法Lを100mmとして設定し、
各遮音壁10C,10D,10Eの間を、それぞれ、高
さ方向に30mm、幅方向に15mm離間させて配置し
てみた。
【0026】これによれば、図4(2)に示すように、
遮音壁10Cと遮音壁10Eが二重の効果となり、高周
波域において、特に、大きな透過損失が発生しているこ
とがわかった。
【0027】そこで、本発明者たちは、上記の結果を踏
まえて、これを堀割り道路等の通気型遮音壁構造に採用
すべく、図5及び図6に示すような遮音壁構造を好まし
い実施の形態として、案出した。
【0028】先ず、図5に示す実施の形態においては、
前記図3の実験例に対応しており、遮音壁31と遮音壁
32とを高さ方向に重ね合わせて、遮音壁ユニット30
を構成している。
【0029】遮音壁31及び遮音壁32は、共に、一対
のチャンネル形材33a,33bを一単位として構成す
る遮音壁基材33を複数個組み合わせることによって構
成している。
【0030】チャンネル形材33a,33bは、共に、
断面略矩形状の長尺な角形パイプを基本形としており、
その一側壁部には、長手方向に延在する帯状溝部34が
それぞれ形成されている。
【0031】これらチャンネル形材33a,33bは、
帯状溝部34同士を互いに対向させた形で、離間配置さ
せて短管部35を形成して、一単位の遮音壁基材33を
構成している。
【0032】又、これらチャンネル形材33a,33b
は、鉄、アルミニウム或いは樹脂材料等を用いて、押出
し成形やロール成形することにより形成されている。
【0033】そして、遮音壁31及び32は、この実施
の形態においては、それぞれ4単位の遮音壁基材33
a,33bを用いて構成し、一単位の遮音壁基材33に
おける帯状溝部34に対向する一方のチャンネル形材3
3aの側壁と他の単位の遮音壁基材33における帯状溝
部34に対向するチャンネル形材33bの側壁とが、離
間して対向し、側壁同士で、長管部36を形成してい
る。
【0034】遮音壁31の高さ寸法L1 と遮音壁32の
高さ寸法L2 とは、後者の方が長く形成されており、両
者は、その両端開口部37側が閉塞部材としての板材3
8をアーク溶接等により装着して、これら両端開口部3
7を閉塞し、遮音壁基材33同士を連結して、遮音壁ユ
ニット30に構成しており、遮音壁31及び遮音壁32
の短管部35同士、及び長管部36同士は互いに連通し
ている。
【0035】そして、このように構成する遮音壁ユニッ
ト30は、複数個用いて、掘割道路1等の開口部3に適
宜な梁材等を用いて閉塞することになる。
【0036】このように構成する結果、掘割道路1等に
おいて、短管部35の振動系では共振周波数を越える所
で、位相が逆位相となって、長管部36における位相と
の間でずれが生じ、それぞれの透過波同士が干渉し合う
ことにより、透過損失が起こって、減音効果を発揮する
ことになる。
【0037】図6に示す実施の形態においては、図5に
示す遮音壁32の下部側にさらに高さ寸法L3 が遮音壁
31の高さ寸法L1 と同じにした遮音壁41を離間させ
て更に重ね合わせて構成したもので、上記図4に示す実
験例に対応するものである。
【0038】このように、遮音壁41を離間させて更に
重ね合わすことによって、高周波域において、更に大き
な透過損失が発生することになる。
【0039】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ものでなく、更に異なる実施の形態が考えられ、例え
ば、実施地域の騒音の周波数分布の特性に合わせ、図6
に示す実施の形態における遮音壁31と遮音壁41との
高さ寸法L1 ,L3 を異なるものとしたり、又、遮音壁
41の下部に、更に遮音壁32と同一寸法に形成した遮
音壁を互いに離間させて重ね合わせるとか、この重ね合
わせた遮音壁の高さ寸法を、遮音壁32の高さ寸法と異
ならせたりする等のその実施地域の騒音特性に合わせた
場合が考えられる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明による掘割道路等の
通気型遮音壁構造は、遮音壁の各遮音壁基材を構成する
両チャンネル形材同士で短管部を形成すると共に、相隣
り合う遮音壁基材同士で長管部を形成し、短管部には帯
状溝部が存在していることから、空気ばねが形成され
る。この結果、長管部によって形成される空気質量を通
過する音と短管部に形成される空気質量と空気ばねとに
より構成される音響的な振動系を通過する音との相互作
用により、遮音効果を発揮すると共に、通気性も確保し
ている。
【0041】そして、本発明によれば、遮音壁を互いに
離間させて多段に重ね合わせて遮音壁ユニットを形成し
たことから、各段の遮音壁によって減音作用を行うこと
になる。この際に、この遮音壁ユニットを構成する各遮
音壁のうち、少なくとも1つの遮音壁の高さ寸法Lを他
の遮音壁の高さ寸法Lに対して異ならせるように形成し
たことにより、振動系の空気質量と空気ばねのばね力を
変えることができ、低周波側へも高周波側へも減衰効果
を発揮して、外部への高周波と共に低周波の漏洩を防止
することができる。
【0042】又、本発明によれば、各遮音壁はパイプ形
状のチャンネル形材を組み合わすことによって構成して
いるために、外部からの衝撃に対して、非常に堅固な構
造であるといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通気型遮音構造のメカニズムを示
す説明図である。
【図2】本発明による通気型遮音構造の遮音効果を説明
する線図である。
【図3】(1)は本発明における一実験例の遮音壁構造
の縦断面図、(2)はこれによる遮音効果を示す線図で
ある。
【図4】(1)は本発明における他の実験例の遮音壁構
造の縦断面図、(2)はこれによる遮音効果を示す線図
である。
【図5】本発明における一実施の形態を示す一部断面斜
視図である。
【図6】本発明における他の実施の形態を示す一部断面
斜視図である。
【図7】一般的な掘割道路の断面図である。
【図8】掘割道路を内部から描画した斜視図である。
【図9】従来の通気型遮音壁構造の一部を示す斜視図で
ある。
【図10】図9におけるIX−IX断面図である。
【符号の説明】
30 遮音壁ユニット 10,20,31,32,41 遮音壁 11,12,13,33a,33b チャンネル形材 14,34 帯状溝部 15,35 短管部 16,36 長管部 37 両端開口部 L,L1 ,L2 ,L3 遮音壁の高さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薩川 勲 静岡県富士市五味島19−1 ユニプレス株 式会社内 (72)発明者 小間 憲彦 東京都中央区日本橋堀留町1−10−15 日 本鋼管ライトスチール株式会社内 (72)発明者 田尻 英樹 東京都中央区日本橋堀留町1−10−15 日 本鋼管ライトスチール株式会社内 Fターム(参考) 2D001 AA01 CA02 CB01 CC01 CD06 DA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの側壁に長手方向に延在する帯状
    溝部をそれぞれ形成した一対のチャンネル形材を一単位
    とした遮音壁基材を複数個有し、各遮音壁基材における
    前記両チャンネル形材の帯状溝部を対向させた形で両チ
    ャンネル形材を離間配置すると共に、互いに異なる単位
    の遮音壁基材における前記帯状溝部に対向する各チャン
    ネル形材の側壁同士を離間して対向させ、これら遮音壁
    基材の両チャンネル形材の両端開口部を閉塞部材にて閉
    塞して全ての遮音壁基材を連結し、前記各遮音壁基材を
    構成する両チャンネル形材同士で短管部を形成すると共
    に、遮音壁基材同士で長管部を形成して、遮音壁を構成
    し、該遮音壁を対峙離間させて多段に重ね合わせて遮音
    壁ユニットを形成し、該遮音壁ユニットを構成する遮音
    壁のうち、少なくとも1つの遮音壁の高さ寸法を他の遮
    音壁の高さ寸法に対して異ならせるように形成したこと
    を特徴とする掘割道路等の通気型遮音壁構造。
  2. 【請求項2】 前記遮音壁を一対用いて、これら遮音壁
    を2段重ね合わせて遮音壁ユニットを構成し、一方の遮
    音壁の高さ寸法に対して、他方の遮音壁の高さ寸法を長
    く設定したことを特徴とする請求項1記載の掘割道路等
    の通気型遮音壁構造。
  3. 【請求項3】 前記遮音壁を3体用いて、これら3体の
    遮音壁を3段に重ね合わせて遮音壁ユニットを構成し、
    前記3体の遮音壁のうち、2体の遮音壁の高さ寸法Lを
    長く設定したことを特徴とする請求項1記載の掘割道路
    等の通気型遮音壁構造。
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