JP2013048725A - 電気掃除機 - Google Patents

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保史 藤原
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Abstract

【課題】電動送風機の効率が低下することを十分に防止できるとともに、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる電気掃除機の提供。
【解決手段】電動送風機を内蔵する電動送風機室と集塵部を有する集塵室との間に配置された第1の開口部を有する分離壁と、集塵室と分離壁との間に配置され、第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、を備え、第1の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成された第1の格子と、第1の格子の内側に設けられた第2の格子と、が設けられ、第2の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成された第3の格子が設けられ、第1の格子は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成され、第3の格子は、第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成され、第2の格子は、第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されている電気掃除機。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機においては、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を通過した塵埃を捕集すべく、電動送風機を内蔵する電動送風機室と集塵部が取付けられる集塵室との間に形成された隔壁と集塵室との間にフィルタを配置する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図9に示すように、従来の電気掃除機(図示せず)の掃除機本体200の後部には、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵する送風機室201が形成されている。また、掃除機本体200の前部には、電動送風機(図示せず)で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部(図示せず)が取付けられる集塵室202が形成されている。
送風機室201と集塵室202との間には、掃除機本体200内において送風機室201と集塵室202とを仕切る隔壁203が形成されており、この隔壁203には、送風機室201と集塵室202とを連通する連通部204が形成されている。また、連通部204には、縦横の桟205が格子状に設けられている。
隔壁203に形成された連通部204の集塵室202側には、集塵部(図示せず)を通過した塵埃を捕集するフィルタ部材206と、このフィルタ部材206を保持する部材ホルダ207と、を備えたフィルタ208が配置されている。部材ホルダ207は、枠体部207a及びこの枠体部207aの内側に一体に設けられた格子207bとから構成されており、格子207bは縦横に交叉した複数の桟で形成されている。
特開2011−147558号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機においては、電気掃除機の吸込み力を向上させるという観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、集塵部で塵埃が捕集されたあとの吸引風は、連通部から電動送風機の吸気口に向かって流れるため、集塵部で塵埃が捕集されたあとの吸引風を電動送風機の吸気口に効率よく導くことで、電動送風機の効率を向上させることができる。
上記従来の電気掃除機においては、連通部の縦方向に形成された桟と連通部の横方向に形成された桟とによって格子が形成されているとともに、連通部の集塵室側に配置された部材ホルダの枠部材の内部に、枠部材の縦方向に形成された桟と枠部材の横方向に形成された桟とによって格子が形成されている構成となっている。そのため、連通部の縦方向に形成された桟と連通部の横方向に形成された桟との交点、及び、枠部材の縦方向に形成された桟と枠部材の横方向に形成された桟との交点によって、電動送風機の吸気口付近に吸引風の流れが不均一となる部分が発生し、乱流が生じることで、電動送風機の吸気口付近で圧力損失が発生してしまうため、電動送風機の効率が低減し、電動送風機の吸込み力が
低下してしまう場合があった。
上記従来の電気掃除機においては、縦横の桟によって連通部に形成された格子の形状と、縦横に交叉した複数の桟によって部材ホルダの枠部材の内側に形成された格子の形状と、が異なる形状となっているため、集塵室側から部材ホルダ及び連通部をみた際に、連通部に形成された格子形状と部材ホルダの枠部材の内側に形成された格子の形状とによって電動送風機の吸気口付近に交点が形成されてしまう。そのため、連通部に形成された格子形状と部材ホルダに形成された格子の形状とによって形成された交点によって、電動送風機の吸気口付近に吸引風の流れが不均一となる部分が発生し、乱流が生じることで、電動送風機の吸気口付近で圧力損失が発生してしまうため、電動送風機の効率が低下し、電動送風機の吸込み力が低下してしまう場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止でき、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために本発明は、空気を吸引する吸気口を有するとともに吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、電動送風機室の上流側に配置されており、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、電動送風機室と集塵室との間に配置されており、電動送風機室と集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、集塵室と分離壁との間に配置されており、第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、分離壁と固定枠体との間に配置されるとともに第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、を備え、第1の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに電動送風機の吸気口と略同一の形状に形成された第1の格子と、第1の格子の内側に設けられた第2の格子と、が設けられており、第2の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに電動送風機の吸気口と略同一の形状に形成された第3の格子が設けられており、第1の格子は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成されており、第3の格子は、第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成されており、第2の格子は、第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されている電気掃除機を提供する。
これにより、第1の格子は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成されており、第3の格子は、第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成されており、第2の格子は、第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されているため、第1の格子、第2の格子、及び、第3の格子によって電動送風機の吸気口の近傍に交点が形成されることがないため、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
本発明の電気掃除機によれば、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減できるため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができるようになる。
本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機の全体側面図 (a)本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体を示す全体側面図、(b)図2(a)に示す掃除機本体のA−A線での全体断面図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体から集塵部を取り外した状態の掃除機本体を示す全体斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体から集塵部、固定枠体、及び、フィルタ部材を取り外した状態の掃除機本体を示す全体斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁及び固定枠体を示す拡大図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁及び固定枠体を示す分解斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁を示す斜視図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における固定枠体を示す斜視図 従来の電気掃除機の掃除機本体を示す全体斜視図
第1の発明は、空気を吸引する吸気口を有するとともに吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、電動送風機室の上流側に配置されており、電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、電動送風機室と集塵室との間に配置されており、電動送風機室と集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、集塵室と分離壁との間に配置されており、第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、分離壁と固定枠体との間に配置されるとともに第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、を備え、第1の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに電動送風機の吸気口と略同一の形状に形成された第1の格子と、第1の格子の内側に設けられた第2の格子と、が設けられており、第2の開口部には、電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに電動送風機の吸気口と略同一の形状に形成された第3の格子が設けられており、第1の格子は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成されており、第3の格子は、第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成されており、第2の格子は、第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されている電気掃除機としたものである。
これにより、第1の格子は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成されており、第3の格子は、第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成されており、第2の格子は、第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されているため、第1の格子、第2の格子、及び、第3の格子によって電動送風機の吸気口の近傍に交点が形成されることがないため、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、第1の格子の外側には、放射状の第4の格子が設けられており、第3の格子の外側には、放射状の第5の格子が設けられており、第5の格子は、第4の格子と対向する位置に形成されている構成としたものである。
これにより、第5の格子が第4の格子と対向する位置に形成されているため、第1の格子及び第3の格子の外側を通る吸引風を第4の格子及び第5の格子によって整流することができる。そのため、電動送風機の吸気口に吸引風を効率よく導くことができるため、電動送風機の効率を向上させることができるとともに、電気掃除機の吸込み力をさらに向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1及び第2の発明において、第3の格子の内側の第2の格子と対向する位置には、第6の格子が形成されている構成としたものである。
これにより、第3の格子の内側を通る吸引風を第6の格子によって整流することができるとともに、第6の格子、及び、第2の格子と第6の格子とによって電動送風機の吸気口付近に交点が形成されることがないため、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の電気掃除機の実施の形態1について、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における電気掃除機の全体側面図である。また、図2(a)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体を示す全体側面図、図2(b)は、図2(a)に示す掃除機本体のA−A線での全体断面図である。さらに、図3は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体から集塵部を取り外した状態の掃除機本体を示す全体斜視図である。また、図4本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体から集塵部、固定枠体、及び、フィルタ部材を取り外した状態の掃除機本体を示す全体斜視図である。さらに、図5は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁及び固定枠体を示す拡大図である。また、図6は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁及び固定枠体を示す分解斜視図である。さらに、図7は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁を示す斜視図である。また、図8は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における固定枠体を示す斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、吸引風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵する掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が掃除機本体1の吸引口1aに着脱自在に接続されるホース3と、一端がホース3の他端に接続され、他端が吸込具2に接続される延長管4とから構成されている。また、ホース3の延長管4側には、使用者が保持する保持部5を有する手元操作部6が設けられている。
図2〜図4に示すように、掃除機本体1は、主として、空気を吸引する吸気口7aを有するとともに吸引風を発生させる電動送風機7を内蔵する電動送風機室8と、電動送風機室8の上流側に配置されており、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部9を有する集塵室10と、電動送風機室8と集塵室10との間に設けられ、電動送風機室8と集塵室10とを仕切る分離壁11と、集塵室10と分離壁11との間、すなわち、分離壁11の上流側に配置された固定枠体12と、分離壁11と固定枠体12との間に配置された通気性を有するフィルタ部材13と、から構成されている。また、集塵室10の上方には、集塵室10の上方を開閉自在に覆う蓋体14が掃除機本体1に回動自在に設けられており、集塵部9は、蓋体14を開閉することにより、掃除機本体1から着脱できるよう構成されている。さらに、掃除機本体1の蓋体14の後方には、使用者が掃除機本体1を持ち運ぶ際に保持する本体ハンドル15が形成されている。また、掃除機本体1の後方の側面には、一対の走行用の車輪16が掃除機本体1に回動自在に取付けられている。また、掃除機本体1の底面の前方には、走行用のキャスター17が掃除機本体1に回動自在に取付けられている。
電動送風機7の前方には、吸引風を整流する案内ガイド18が設けられている。この案内ガイド18は、電動送風機7の前部に設けられた前部防振体19によって挟持されている。また、電動送風機7の後部には後部防振体20が設けられており、電動送風機7は、前部防振体19及び後部防振体20が、上下または左右に二分割に形成された電動送風機ケース21によって挟持された状態で電動送風機室8に保持されている。
集塵部9は、主として、前部に掃除機本体1の吸引口1aと連通する流入口22aを有するとともに後部に開口(図示せず)を有する集塵部本体22と、集塵部本体22の後部に集塵部本体22の開口(図示せず)を開閉自在に覆うとともに、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された細塵を捕集するプリーツ状の細塵フィルタ23を有する集塵蓋24と、集塵部本体22と集塵蓋24との間に設けられており、電動送風機7で発生された吸引風によって吸引された粗塵を捕集する粗塵フィルタ25と、から構成されている。また、集塵蓋24及び粗塵フィルタ25は集塵部本体22に回動自在に取付けられている。
分離壁11には、電動送風機室8と集塵室10とを連通する第1の開口部11aが形成されている。また、分離壁11の上流側、すなわち、分離壁11の集塵室10側には、第1の開口部11aと連通する第2の開口部12aを有する固定枠体12が分離壁11に着脱自在に取付けられている。さらに、分離壁11の第1の開口部11aと固定枠体12の第2の開口部12aとの間には、集塵部9の細塵フィルタ23を通過した塵埃を捕集するフィルタ部材13が第1の開口部11aを覆うように設けられており、このフィルタ部材13は、分離壁11と固定枠体12とで挟持されている。
図5〜図7に示すように、分離壁11に設けられた第1の開口部11aには、電動送風機7の中心軸Pと同心に形成されるとともに電動送風機7の吸気口7aと略同一の形状、すなわち、略円形状に形成された第1の格子26が設けられている。また、第1の格子26は、その直径が電動送風機7の吸気口7aの直径と略同一の大きさとなるように形成されている。さらに、第1の格子26の内側には、縦格子状の第2の格子27が等間隔に設けられている。また、第1の格子26の外側には、第1の格子26から第1の格子26の外側に向かって放射状に延びる第4の格子29が等間隔に設けられている。さらに、第1の格子26の外側には、電動送風機7の中心軸Pと同心で、かつ、第1の格子26の直径よりも大きさ直径を有する略円状の第7の格子32が設けられており、第1の格子26と第7の格子32とは、第4の格子29によって連結されている。
第7の格子32の外側には、第7の格子32から第7の格子32の外側に向かって放射状に延びる第8の格子33が等間隔に設けられている。また、第8の格子33は、第1の格子26の外側に等間隔に設けられた第4の格子29間に位置するように配置されている。さらに、第7の格子32の外側には、電動送風機7の中心軸Pと同心で、かつ、第7の格子32の直径よりも大きさ直径を有する略円状の第9の格子34が設けられており、第7の格子32と第9の格子34とは、第8の格子33によって連結されている。
第9の格子34の外側には、第9の格子34から第9の格子34の外周側に向かって放射状に伸びる第10の格子35が等間隔に設けられており、この第10の格子35によって、第9の格子34と分離壁11とが連結されている。第10の格子35は、その本数が第4の格子29及び第8の格子33の本数よりも多くなるように形成されている。また、第1の格子26、第7の格子32、及び、第9の格子34は、等間隔に配置されている。
図5、図6、及び、図8に示すように、固定枠体12に設けられた第2の開口部12aには、電動送風機7の中心軸Pと同心に形成されるとともに、電動送風機7の吸気口7aと略同一形状、すなわち、略円形状に形成された第3の格子28が設けられている。また
、第3の格子28は、その直径が電動送風機7の吸気口7a及び第1の格子26と略同一の大きさとなるように形成されている。さらに、第3の格子28の内側は、開口(図示せず)となっており、格子形状が形成されていない形状となっている。
第3の格子28の外側には、第3の格子28から第3の格子28の外側に向かって放射状に延びる第5の格子30が等間隔に設けられており、この第5の格子30は、分離壁11の第1の開口部11aに設けられた第4の格子29と対向する位置に設けられている。また、第3の格子28の外側には、電動送風機7の中心軸Pと同心で、かつ、第3の格子28の直径よりも大きさ直径を有する略円状の第11の格子36が設けられており、第3の格子28と第11の格子36とは、第5の格子30によって連結されている。さらに、第11の格子36は、第1の開口部11aに設けられた第9の格子34と対向する位置に設けられている。
第11の格子36の外側には、第11の格子36から第11の格子36の外側に向かって放射状に延びる第12の格子37が等間隔に設けられており、この第12の格子37によって、第11の格子36と固定枠体12とが連結されている。また、第12の格子37は、第10の格子35と対向する位置に形成されているとともに、その本数が第10の格子35よりも少なくなるように形成されている。また、第3の格子28、及び、第9の格子34は、等間隔に配置されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者が保持部5を保持し、電気掃除機100の運転を開始すると、電動送風機7によって吸引風が発生され、吸引力が発生する。この状態で使用者が被清掃面上で吸込具2を動かすと、吸込具2から被清掃面上の塵埃が空気とともに吸引される。吸込具2から吸引された塵埃は、電動送風機7で発生された吸引風とともに、延長管4及びホース3を介して掃除機本体1の吸引口1aから掃除機本体1の内部へ流入する。掃除機本体1の内部に流入した塵埃を含む吸引風は、集塵部9の流入口22aから集塵部9の内部へと流入する。集塵部9の内部に流入した塵埃を含む吸引風は、粗塵フィルタ25を通過することで粗塵フィルタ25で粗塵が捕集される。粗塵が除去された吸引風は、粗塵フィルタ25の下流側に設けられた細塵フィルタ23によって細塵が除去され、細塵が除去された吸引風が集塵部9の外部へお排出される。集塵部9から排出された吸引風は、固定枠体12の第2の開口部12a、フィルタ部材13、及び、分離壁11の第1の開口部11aを介して、集塵室10から電動送風機室8内へと流入する。このとき、集塵部9を通過した塵埃がフィルタ部材13で捕集される。そして、電動送風機室8内へと流入した吸引風は、案内ガイド18に沿って電動送風機7の内部に吸引され、その後、掃除機本体1に外部へと排気される。
このとき、本実施の形態においては、第1の開口部11aに形成された第1の格子26及び第2の開口部12aに設けられた第3の格子28が電動送風機7の吸気口7aと同心状で、かつ、その直径が電動送風機7の吸気口7aの直径と略同一の直径で形成されているとともに、第1の格子26の内側に設けられた第2の格子27が縦格子状に形成されているため、第1の格子26、第2の格子27、及び、第3の格子28によって電動送風機7の吸気口7aの近傍に交点が形成されることがなく、電動送風機7の吸気口7a付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機7の吸気口7a付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機7の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、第3の格子28の外側に形成された第5の格子30、第11の格子36、及び、第12の格子37が、それぞれ、第1の格子26の外側に形成
された第4の格子29、第9の格子34、及び、第10の格子35と対向する位置に形成されているため、第1の格子26及び第3の格子28の外側を通る吸引風を、第5の格子30、第11の格子36、第12の格子37、第4の格子29、第9の格子34、及び、第10の格子35によって整流することができ、電動送風機7の吸気口7aに吸引風を効率よく導くことができるため、電動送風機7の効率を向上させることができるとともに、電気掃除機100の吸込み力をさらに向上させることができる。
以上、本発明の電気掃除機の実施の形態1について説明したが、本発明の電気掃除機は上述した実施の形態1の構成に限定されるものではない。
例えば、本発明の実施の形態1においては、第3の格子28の内側に、格子形状が設けられていない形態について説明したが、第3の格子28の内側には、格子形状が設けられていてもよい。第3の格子28の内側に格子形状を形成する場合においては、第1の開口部11aの第1の格子26の内側に設けた縦格子状の第2の格子27と対向する位置に、第2の格子27と同一形状を有する縦格子状の第6の格子(図示せず)を形成することが好ましい。また、第6の格子(図示せず)を形成する本数については、第2の格子27と同一本数であってもよく、また、第2の格子27の本数よりも少なくてもよい。第3の格子28の第2の格子27と対向する位置に第6の格子(図示せず)を設けた場合においても、第1の格子26、第2の格子27、第3の格子28、及び、第6の格子(図示せず)によって電動送風機7の吸気口7aの近傍に交点が形成されることがなく、電動送風機7の吸気口7a付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機7の吸気口7a付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機7の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態1においては、第9の格子34と対向する位置に第11の格子36を形成した構成について説明したが、第11の格子36は、第7の格子32と対向する位置に設けられていてもよく、この構成において、第12の格子は、第8の格子33、または、第10の格子35と対向する位置に形成されていればよい。この構成においても、第1の格子26及び第3の格子28の外側を通る吸引風を、第5の格子30、第11の格子36、第12の格子37、第4の格子29、第9の格子34、及び、第10の格子35によって整流することができ、電動送風機7の吸気口7aに吸引風を効率よく導くことができるため、電動送風機7の効率を向上させることができるとともに、電気掃除機100の吸込み力をさらに向上させることができる。
さらに、本発明の実施の形態1においては、第1の格子26の内側に縦格子状に第2の格子27を形成した構成について説明したが、第2の格子27は第1の格子26の内側、すなわち、電動送風機7の吸気口7a付近に交点を有しないように、複数の格子が平行に配置された形状であればよく、例えば、第2の格子27は横格子状に形成されていてよい。この構成においても、第1の格子26、第2の格子27、及び、第3の格子28によって電動送風機7の吸気口7aの近傍に交点が形成されることがなく、電動送風機7の吸気口7a付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機7の吸気口7a付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機7の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態1においては、第3の格子28の直径が第1の格子26の直径と略同一の大きさとなるように形成した構成について説明したが、第3の格子28の直径は第1の格子26の直径以上の大きさに形成されていればよい。この構成においても、第1の格子26、第2の格子27、及び、第3の格子28によって電動送風機7の吸気口
7aの近傍に交点が形成されることがなく、電動送風機7の吸気口7a付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機7の吸気口7a付近で発生する圧力損失を十分に低減できる。そのため、電動送風機7の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
さらに、本実施の形態においては、第1の格子26、第2の格子27、第4の格子29、第7の格子32、第8の格子33、第9の格子34、及び、第10の格子35によって分離壁11の第1の開口部11aに形成した格子形状と、第3の格子28、第5の格子30、第11の格子36、及び、第12の格子37によって固定枠体12の第2の開口部12aに形成した格子形状とが異なる形状となるように形成されているが、分離壁11の第1の開口部11aに形成された格子形状と、固定枠体12の第2の開口部12aに形成された格子形状とは同一の形状であってもよい。この構成においても、電動送風機7の吸気口7aの近傍に交点が形成されることがなく、電動送風機7の吸気口7a付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機7の吸気口7a付近で発生する圧力損失を十分に低減できるため、電動送風機7の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。また、電動送風機7の吸気口7aの外側を通る吸引風を整流することができるため、電動送風機7の吸気口7aに吸引風を効率よく導くことができ、電動送風機7の効率を向上させることができるとともに、電気掃除機100の吸込み力をさらに向上させることができる。
本発明の電気掃除機は、電動送風機の吸気口付近において乱流が発生することを十分に防止できるとともに、電動送風機の吸気口付近で発生する圧力損失を十分に低減できるため、電動送風機の効率が低下することを十分に防止でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができるようになるため、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 掃除機本体
1a 吸引口
2 吸込具
3 ホース
4 延長管
5 保持部
6 手元操作部
7 電動送風機
7a 吸気口
8 電動送風機室
9 集塵部
10 集塵室
11 分離壁
11a 第1の開口部
12 固定枠体
12a 第2の開口部
13 フィルタ部材
14 蓋体
15 本体ハンドル
16 車輪
17 キャスター
18 案内ガイド
19 前部防振体
20 後部防振体
21 電動送風機ケース
22 集塵部本体
22a 流入口
23 細塵フィルタ
24 集塵蓋
25 粗塵フィルタ
26 第1の格子
27 第2の格子
28 第3の格子
29 第4の格子
30 第5の格子
32 第7の格子
33 第8の格子
34 第9の格子
35 第10の格子
36 第11の格子
37 第12の格子
100 電気掃除機

Claims (3)

  1. 空気を吸引する吸気口を有するとともに吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、
    前記電動送風機室の上流側に配置されており、前記電動送風機で発生された吸引風によって吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、
    前記電動送風機室と前記集塵室との間に配置されており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する第1の開口部を有する分離壁と、
    前記集塵室と前記分離壁との間に配置されており、前記第1の開口部と連通する第2の開口部を有する固定枠体と、
    前記分離壁と前記固定枠体との間に配置されるとともに前記第1の開口部の上流側を覆う通気性を有するフィルタ部材と、
    を備え、
    前記第1の開口部には、前記電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに前記電動送風機の前記吸気口と略同一の形状に形成された第1の格子と、前記第1の格子の内側に設けられた第2の格子と、が設けられており、
    前記第2の開口部には、前記電動送風機の中心軸と同心に形成されるとともに前記電動送風機の前記吸気口と略同一の形状に形成された第3の格子が設けられており、
    前記第1の格子は、前記電動送風機の前記吸気口の大きさと略同一大きさとなるように形成されており、
    前記第3の格子は、前記第1の格子の大きさ以上の大きさとなるように形成されており、
    前記第2の格子は、前記第1の格子の内側において交点を有しない格子形状となるように形成されている、
    電気掃除機。
  2. 前記第1の格子の外側には、放射状の第4の格子が設けられており、前記第3の格子の外側には、放射状の第5の格子が設けられており、前記第5の格子は、前記第4の格子と対向する位置に形成されている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記第3の格子の内側の前記第2の格子と対向する位置には、第6の格子が形成されている請求項1または2に記載の電気掃除機。
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