JP5625581B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機の分野においては、掃除機本体内に設けられた集塵室と、集塵室側に吸込口を有する電動送風機と、集塵室と電動送風機との間に設けられ、格子状に形成された複数の孔を有し、この複数の孔を取り囲み、前記電動送風機側に向かって延びるように環状の立壁部が形成された格子壁部材とを有する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図7に示すように、掃除機本体200内には、電動送風機210の前側に格子壁230が設けられ、集塵室(図示せず)と電動送風機210との間が区画されている。
図7及び図8に示すように、格子壁230は、格子状に形成された複数の格子孔232を有しており、一つの格子孔232は、横方向に延びて形成された横格子部231と、横格子部231とほぼ直交する方向に延び、縦方向に形成された縦格子部233とによって囲まれている。
特開2006−55370号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機においては、電気掃除機の吸込み力を向上させるという観点からは未だ改善の余地があった。
一般に、集塵室で塵埃が捕集されたあとの吸引風は、電動送風機の吸込口の外周から吸込口の中心部に向かって吸引される。
上記従来の電気掃除機においては、格子壁に設けられた複数の格子孔が横格子部及び縦格子部によって形成されているため、格子壁に設けられた複数の格子孔の形状が電動送風機によって吸引される吸引風の流れと異なる形状となっている。そのため、横格子部及び縦格子部で吸引風の流れに不均一な部分が発生し、乱流が生じることで、圧力損失が発生し、電動送風機の吸込み力が低下してしまう場合があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、電動送風機室と集塵室とを連通する開口部での乱流の発生を十分に防止でき、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減でき、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機室の上流側に配置されており、塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に設けられており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する開口部を有する分離壁と、前記開口部に前記電動送風機の中心軸と同心に設けられた略円状の第1の格子部と、前記第1の格子部の内側に設けられた格子状の第2の格子部と、前記第1の格子部の外側に設けられた放射状の第3の格子部と、を有し、前記第1の格子部、前記第2の格子部、及び前記第3の格子部は、断面形状が集塵室側の先端が丸く電動送風機側の後端が先細りした流線形となるように形成した電気掃除機を提供する。
これにより、電動送風機室と集塵室との間に設けられた分離壁の開口部に、電動送風機の吸込口に吸込まれる吸引風の流れと同様の形状を有する流路を形成することができ、電動送風機室と集塵室とを連通する開口部での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
またさらに、第1の格子部、第2の格子部、及び第3の格子部の断面形状を、集塵室側の先端が丸く電動送風機側の後端が先細りした流線形となるように形成したことで、電動送風機に吸引される吸気風が、第1の格子部、第2の格子部、及び第3の格子部の下流側で渦巻くことなく整流されるため、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失をさらに低減することができ、電気掃除機の吸込み力をさらに向上させることができる。
本発明の電気掃除機によれば、電動送風機室と集塵室とを連通する開口部での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
本発明の電気掃除機の実施の形態1における全体図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の分解斜視図 (a)本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の側面図、(b)図3(a)に示した掃除機本体のA−A線での断面図 本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁の斜視図 (a)図4に示した分離壁のB部分の拡大図、(b)図5(a)に示した分離壁のC−C線での断面図、(c)図5(b)に示した分離壁のD部分及びE部分の拡大図 図3(b)に示した掃除機本体のK部分の拡大図 従来の電気掃除機の電動送風機及び格子壁の断面図 従来の電気掃除機の格子壁の部分平面図
第1の発明は、吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、前記電動送風機室の上流側に配置されており、塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に設けられており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する開口部を有する分離壁と、前記開口部に前記電動送風機の中心軸と同心に設けられた略円状の第1の格子部と、前記第1の格子部の内側に設けられた格子状の第2の格子部と、前記第1の格子部の外側に設けられた放射状の第3の格子部と、を有し、前記第1の格子部、前記第2の格子部、及び前記第3の格子部は、断面形状が集塵室側の先端が丸く電動送風機側の後端が先細りした流線形となるように形成した電気掃除機である。
これにより、電動送風機室と集塵室との間に設けられた分離壁の開口部に、電動送風機の吸込口に吸込まれる吸引風の流れと同様の形状を有する流路を形成することができ、電動送風機室と集塵室とを連通する開口部での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
またさらに、第1の格子部、第2の格子部、及び第3の格子部の断面形状を、集塵室側の先端が丸く電動送風機側の後端が先細りした流線形となるように形成したことで、電動送風機に吸引される吸気風が、第1の格子部、第2の格子部、及び第3の格子部の下流側で渦巻くことなく整流されるため、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失をさらに低減することができ、電気掃除機の吸込み力をさらに向上させることができる。
の発明は、特に第1の発明において、前記第1の格子部及び前記第2の格子部は、前記電動送風機の吸気口の直径よりも内側に配置され、前記第3の格子部は、前記吸気口の直径よりも外側に配置され、前記第1の格子部及び前記第2の格子部の前記電動送風機の中心軸方向の幅は、前記第3の格子部の電動送風機の中心軸方向の幅よりも大きくなるように形成したものである。
これにより、吸引風が集中する電動送風機の吸気口近傍での吸引風の流れを効率よく整流することができ、電動送風機の吸気口近傍での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
の発明は、特に第1または第2の発明において、第2の格子部は等間隔に複数設けられているものである。
これにより、吸引風を第2の格子部で効率よく整流することができ、第2の格子部の下流側での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
の発明は、特に第1〜第の発明において、第1の格子部の内径は、電動送風機の吸気口の大きさと略同一に形成されているものである。
これにより、吸引風が集中する電動送風機の吸気口近傍での吸引風の流れを効率よく整流することができ、電動送風機の吸気口近傍での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の電気掃除機の実施の形態1について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における全体図である。また、図2は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の分解斜視図である。さらに、図3(a)は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における掃除機本体の側面図、図3(b)は、図3(a)に示した掃除機本体のA−A線での断面図である。また、図4は、本発明の電気掃除機の実施の形態1における分離壁の斜視図である。さらに、図5(a)は、図4に示した分離壁のB部分の拡大図、図5(b)は、図5(a)に示した分離壁のC−C線での断面図、図5(c)は、図5(b)に示した分離壁のD部分及びE部分の拡大図である。また、図6は、図3(b)に示した掃除機本体のK部分の拡大図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、主として、掃除機本体1と、被清掃面の塵埃を吸引する吸込具2と、一端が掃除機本体1の吸引口1aに着脱自在に接続されるホース3と、一端がホース3の他端に接続され、他端が吸込具2に接続される延長管4とから構成されている。また、ホース3の延長管4側には、使用者が保持する保持部5を有する手元操作部6が設けられている。
図2及び図3に示すように、掃除機本体1は、主として、吸引風を発生させる電動送風機7を内蔵する電動送風機室8と、電動送風機室8の上流側に配置され、塵埃を捕集する集塵部9を有する集塵室10と、電動送風機室8と集塵室10との間に設けられ、電動送風機室8と集塵室10とを連通する開口部11を有する分離壁12とから構成されている。また、集塵室10の上方には、蓋体13が設けられており、この蓋体13は、掃除機本体1に回動自在に設けられている。集塵部9は、蓋体13を開閉することにより、掃除機本体1から着脱できるよう構成されている。
図3(a)及び図3(b)に示すように、電動送風機7の前方には、吸引風を整流する案内ガイド14が設けられている。この案内ガイド14は、電動送風機7の前部に設けられた前部防振体15によって挟持されている。また、電動送風機7の後部には後部防振体16が設けられており、電動送風機7は、前部防振体15及び後部防振体16によって挟まれた状態で電動送風機室8に保持されている。
図3(a)及び図3(b)に示すように、集塵部9は、主として、塵埃を捕集する塵埃捕集部17と、塵埃捕集部17の下流側に配置されており、粗塵を捕集する粗塵フィルタ18と、粗塵フィルタ18の下流側に設けられており、粗塵フィルタ18を通過した細塵を捕集する細塵フィルタ19とから構成されている。また、粗塵フィルタ18の中央部には、不通気の障害壁(図示せず)が設けられている。
図2、図3(b)、及び図4に示すように、分離壁12には、電動送風機室8と集塵室10とを連通する開口部11が設けられている。また、分離壁12の前方には、分離壁12の開口部11を覆う防音材20aを有する枠体20が、分離壁12に着脱自在に配置されている。さらに、分離壁12の開口部11の上方には、電源コード21の引出しに連動して動作する除塵部22が配置されている。
図4及び図5(a)に示すように、分離壁12の開口部11には、電動送風機7の中心軸Pと同心に設けられた略円状の第1の格子部23が設けられている。また、図6に示すように、第1の格子部23の直径は、電動送風機7の吸気口7aの直径Tの大きさと略同一に形成されている。また、第1の格子部23の内側には、縦格子状の第2の格子部24が等間隔に設けられている。さらに、第1の格子部23の外側には、第1の格子部23の外周から放射状に伸びる第3の格子部25が等間隔に設けられている。また、第1の格子部23の外側には、電動送風機7の中心軸Pと同心で、かつ、直径が第1の格子部23よりも大きい略円状の第4の格子部26が設けられており、第1の格子部23と第4の格子
部26とは、第3の格子部25によって連結されている。さらに、第4の格子部26の外側には、第4の格子部26の外周から放射状に伸びる第5の格子部27が等間隔に設けられている。また、第4の格子部26の外側には、電動送風機7の中心軸Pと同心で、かつ、直径が第4の格子部26よりも大きい略円状の第6の格子部28が設けられており、第4の格子部26と第6の格子部28とは、第5の格子部27によって連結されている。さらに、第6の格子部28の外側には、第6の格子部28の外周から放射状に伸びる第7の格子部29が等間隔に設けられており、この第7の格子部29によって、第6の格子部28と分離壁12とが連結されている。また、第1の格子部23、第4の格子部26、及び、第6の格子部28は、等間隔に配置されている。
図5(b)、図5(c)、及び図6に示すように、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29の断面形状は、電動送風機7側が先細りした流線形となっている。また、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29のうち、電動送風機7の吸気口7aの直径Tよりも内側に位置する第1の格子部23及び第2の格子部24の電動送風機7の中心軸P方向の幅は、電動送風機7の吸気口7aの直径Tよりも外側に位置する第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29の電動送風機7の中心軸P方向の幅よりも大きくなるように形成されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下、その動作、作用を説明する。
使用者が保持部5を保持し、電気掃除機100の運転を開始すると、電動送風機7によって吸引風が発生し吸引力が発生する。この状態で、使用者が被清掃面上で吸込具2を動かすと、吸込具2から被清掃面上の塵埃が空気とともに吸引される。吸引された塵埃を含む吸引風30は、延長管4及びホース3を介して掃除機本体1の吸引口1aから掃除機本体1内へと流入する。
図3に示すように、掃除機本体1内へと流入した塵埃を含む吸引風30は、粗塵フィルタ18の中央部に設けられた不通気の障害壁(図示せず)にぶつかり、左右に分離する旋回流31となり、粗塵は塵埃捕集部17の粗塵捕集部32に捕集される。粗塵が除去された吸引風は、粗塵フィルタ18の下流側に設けられた細塵フィルタ19にて細塵が除去され、細塵が除去された空気33だけが分離壁12の開口部11に設けられた第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29で整流され、案内ガイド14に沿って電動送風機7に吸引される。
本実施の形態においては、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29によって、電動送風機室8と集塵室10との間に設けられた分離壁12の開口部11に、分離壁12の開口部11を通過する空気34の流れと同様の形状を有する格子状の流路及び放射状の流路が形成されているため、電動送風機室8と集塵室10とを連通する開口部11部分での乱流の発生を十分に防止することができるとともに、分離壁12の開口部11を通過する空気34を効率よく整流することができるため、電動送風機室8と集塵室10との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
また、分離壁12の開口部11で整流され、電動送風機7へ吸い込まれる空気35は、案内ガイド14によって電動送風機7の吸気口7aへと導かれるため、分離壁12の開口部11で整流された空気を効率よく吸引することができる。
さらに、本実施の形態においては、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29の断面形状が、電動送風機7側が先細りした流線形となるように形成されているため、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29を通過し、電動送風機7に吸引される吸気風34が、第1の格子部23、第2の格子部24、第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29の下流側で渦巻くことなく整流されるため、電動送風機室8と集塵室10との間で発生する圧力損失を低減することができ、電気掃除機100の吸込み力をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態においては、電動送風機7の吸気口7aの直径Tよりも内側に位置する第1の格子部23及び第2の格子部24の電動送風機7の中心軸P方向の幅は、電動送風機7の吸気口7aの直径Tよりも外側に位置する第3の格子部25、第4の格子部26、第5の格子部27、第6の格子部28、及び第7の格子部29の電動送風機7の中心軸P方向の幅よりも大きくなるように形成されているため、吸引風が集中する電動送風機7の吸気口7a近傍での吸引風の流れを効率よく整流することができ、電動送風機7の吸気口7a近傍での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室8と集塵室10との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
さらに、本実施の形態においては、第2の格子部24が等間隔に配置されているため、吸引風を第2の格子部24で効率よく整流することができ、第2の格子部24の下流側での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室8と集塵室10との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、第1の格子部23の直径が、電動送風機7の吸気口7aの直径と略同一の大きさで形成されているため、吸引風が集中する電動送風機7の吸気口7a近傍での吸引風の流れを効率よく整流することができ、電動送風機7の吸気口7a近傍での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室8と集塵室10との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機100の吸込み力を向上させることができる。
さらに、本実施の形態においては、分離壁12に防音体20aが設けられているため、掃除機本体1内で発生する吸引風の風切音を防音体20aによって十分に吸収することができ、電気掃除機100の静音性能を十分に向上させることができる。
また、本実施の形態においては、電源コード21の引出しに連動して動作する除塵部22が配置されているため、電源コード21の引出しに連動して細塵フィルタ19に付着した塵埃を除塵することができ、細塵フィルタ19の目詰まりによって生じる電気掃除機100の吸込み力の低下を十分に防止することができ、高い吸込み力を持続することができる。
以上、本発明の電気掃除機の実施の形態1について説明したが、本発明の電気掃除機は上述した実施の形態1の電気掃除機に限定されるものではない。
本発明の電気掃除機の実施の形態1では、第1の格子部の内側に、縦格子状の第2の格子部が等間隔に設けられている構成について説明したが、第2の格子部は横格子であってもよい。
また、本発明の電気掃除機の実施の形態1では、分離壁の開口部に、第1の格子部、第2の格子部、第3の格子部、第4の格子部、第5の格子部、第6の格子部、及び第7の格子部が設けられている構成について説明したが、分離壁の開口部の電動送風機の吸気口の内側に対応する位置に格子状の流路が設けられており、分離壁の開口部の電動送風機の吸気口の外側に対応する位置に放射状の流路が形成されていればよく、例えば、第1の格子部、第2の格子部、及び、第3の格子部のみが設けられている構成であってもよい。また、第1の格子部、第2の格子部、第3の格子部、第4の格子部、及び、第5の格子部のみが設けられている構成であってもよく、第1の格子部の内側に、電動送風機の中心軸と同心に設けられた略円状の第8の格子部が設けられており、この第8の格子部の内側に第2の格子部が設けられている構成であってもよい。
さらに、本発明の電気掃除機の実施の形態1では、電動送風機の吸気口の直径よりも内側に位置する第1の格子部及び第2の格子部の電動送風機の中心軸方向の幅が、電動送風機の吸気口の直径よりも外側に位置する第3の格子部、第4の格子部、第5の格子部、第6の格子部、及び第7の格子部の電動送風機の中心軸方向の幅よりも大きくなるように形成されている構成について説明したが、第1の格子部、第2の格子部、第3の格子部、第4の格子部、第5の格子部、第6の格子部、及び第7の格子部の電動送風機の中心軸方向の幅は同一であってもよい。
本発明の電気掃除機は、電動送風機室と集塵室とを連通する開口部での乱流の発生を十分に防止することができ、電動送風機室と集塵室との間で発生する圧力損失を十分に低減することができ、電気掃除機の吸込み力を向上させることが可能となるため、家庭用電気掃除機及び産業用電気掃除機の分野・用途に好適に適用することができる。
1 掃除機本体
1a 吸引口
2 吸込具
3 ホース
4 延長管
5 保持部
6 手元操作部
7 電動送風機
8 電動送風機室
9 集塵部
10 集塵室
11 開口部
12 分離壁
13 蓋体
14 案内ガイド
15 前部防振体
16 後部防振体
17 塵埃捕集部
18 粗塵フィルタ
19 細塵フィルタ
20 枠体
20a 防音体
21 電源コード
22 除塵部
23 第1の格子部
24 第2の格子部
25 第3の格子部
26 第4の格子部
27 第5の格子部
28 第6の格子部
29 第7の格子部
30 塵埃を含む吸引風
31 旋回流
32 粗塵捕集部
33 細塵が除去された空気
34 分離壁の開口部を通過する空気
35 電動送風機へ吸い込まれる空気
100 電気掃除機

Claims (4)

  1. 吸引風を発生させる電動送風機を内蔵する電動送風機室と、
    前記電動送風機室の上流側に配置されており、塵埃を捕集する集塵部を有する集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に設けられており、前記電動送風機室と前記集塵室とを連通する開口部を有する分離壁と、
    前記開口部に前記電動送風機の中心軸と同心に設けられた略円状の第1の格子部と、
    前記第1の格子部の内側に設けられた格子状の第2の格子部と、
    前記第1の格子部の外側に設けられた放射状の第3の格子部と、
    を有し、
    前記第1の格子部、前記第2の格子部、及び前記第3の格子部は、断面形状が集塵室側の先端が丸く電動送風機側の後端が先細りした流線形となるように形成した電気掃除機。
  2. 前記第1の格子部及び前記第2の格子部は、前記電動送風機の吸気口の直径よりも内側に配置され、前記第3の格子部は、前記吸気口の直径よりも外側に配置され、
    前記第1の格子部及び前記第2の格子部の前記電動送風機の中心軸方向の幅は、
    前記第3の格子部の電動送風機の中心軸方向の幅よりも大きくなるように形成した請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記第2の格子部は等間隔に複数設けられている請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記第1の格子部の内径は、前記電動送風機の吸気口の大きさと略同一に形成されている請求項1〜のうちの何れか1項に記載の電気掃除機。
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