JP5948282B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来より、電気掃除機においては、内蔵する電動送風機の振動が、電気掃除機本体、大気へと伝播し発生する振動騒音の問題が知られている。振動騒音への対策としては、振動源である電動送風機からの振動の発生を抑える方法と、電動送風機からの振動の伝播を低減する方法がある。電動送風機からの振動の伝播を低減する方法として、振動を抑える振動防止部と電動送風機の吸気側及び排気側の気密を取る気密部を別々の形状で実現する構造がある(特許文献1参照)。
特開2012−16363号公報
一方、排気がきれいなこと及び電気掃除機の騒音は、電気掃除機に対する要望として高い。しかるに上記特許文献1に記載の従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に記載の構造では、主として振動を抑える振動防止部と電動送風機の吸気側及び排気側の気密を取る気密部を別々の形状にする構造にしている。そのため、部品点数が多くなっている。
また、電気掃除機本体の小型も要望されており、電動送風機を横向きに位置させることもある。
電動送風機を横向きに位置させた場合においても、きれいな排気を提供する電気掃除機は電動送風機の下流側にULPAフィルタ(高集塵フィルタ)を設けることが一般的である。ULPAフィルタ(高集塵フィルタ)は、流路抵抗であるため電動送風機を内蔵するケースの圧力を上昇させる。これを実現させる場合、従来の構造では電動送風機の吸気側と排気側で防振ゴムとシール材で気密を確保しなければならないため、数種類のシール材で気密を保たせるため部品点数が多くなりコストも上昇してしまう。
そこで本発明では、振動を抑える振動防止部と電動送風機の吸気側及び排気側の気密を取る構造を有しながら部品点数を抑えた電気掃除機を提供することを目的にある。
本発明は、気密を確保する為に気密部材は外側又は内側に円環状の気密部材リブを有し、電動送風機を覆うケースは正面に円環状のケースリブを有し、係止部材とケースリブとで気密部材リブを挟持することを特徴とする
本発明によれば、振動を抑える振動防止部と電動送風機の吸気側及び排気側の気密を取る構造を有しながら部品点数を抑えた電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る掃除機本体の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る電動送風機組みの縦断面図である。 図3の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る電動送風機組みの分解図である。 本発明の実施形態に係る係止部材の正面図である。
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の外観斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機101は、電気掃除機本体102と、手元操作スイッチ等が設けられている操作部を有するホース103と、伸縮する継手管としての延長管104と、塵埃を最初に吸込む吸口105を備えている。吸口105は延長管104に、延長管104はホース103に、ホース103は電気掃除機本体102へ各々接続する構成となっている。また、ホース103に吸口105を接続しても良く、吸口105と延長管104は接続しなくても良い。
図2は、本発明の実施形態に係る掃除機本体の縦断面図である。
図2に示すように、電気掃除機本体102内の前側に集塵室201が区画されると共に、後側に電動送風機室207が区画されている。この集塵室201と電動送風機室207とは、フィルタ216を介して連通している。
集塵室201には、紙パック204(図示せず)が収納されている。この紙パック204の開口は、ホース102(図1参照)が接続されるホース継ぎ手205側に位置するように配置されている。
なお、本実施形態の電気掃除機101では、紙パック204を使用する方式について説明しているが、本発明はサイクロン方式のものであってもよい。ちなみに、サイクロン方式の電気掃除機は、集塵室201に対応する部分にサイクロン室が形成されることとなる。
電動送風機室207には、電動送風機202が収納されている。この電動送風機202は、その前側に形成された吸入口206から空気が取り込まれULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210を介して排気される。
図2に示すように、クリーン排気の電気掃除機本体102の外郭を形成する本体ケース201は、上本体ケース202、下本体ケース203から構成される。本体ケース201の内部には、前側に集塵室204、後側に電動送風機室205が備わる。集塵室204の前側には、吸い込むホース103が着脱自在に接続されるホース差し込み口206が設けられる。上本体ケース202には、集塵室204を開け閉めする集塵室外蓋207が設けられ、この集塵室外蓋207を開いて集塵袋208の着脱が行われる。
通気性のある格子状の仕切り209で、集塵室204と電動送風機室205は仕切られる。ULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210は、略四角形状の枠体に、ひだ状に折られたフィルタ材が一体に成形されたものである。フィルタ材がひだ状に折られているため、ある程度の大きさ(体積)を有する。ULPAフィルタに代えて、HEPAフィルタであってもよい。HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)とは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタである。ULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)は、定格風量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタであり、HEPAフィルタの粒子捕集効率よりも高い粒子捕集効率を有する。
電動送風機211は、電動機212、送風部213を有する。電動機212、送風部213は電動送風機ハウジングカバー214で包囲される。気密部材215は、送風部213の外周に接合する筒部215−1と、送風部213の前面外周側に接合する環状鍔部215−2を有する。
筒部215−1は外周側が電動送風機ハウジングカバー214の内周側に嵌る。このため、筒部215−1は送風部213の外周と電動送風機ハウジングカバー214の内周に挟持されるので、電動送風機ハウジングカバー214の気密が良く行われる。
このように電動送風機211からの排気は全部がULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210で微細な塵埃をもらさず捕集される。捕塵性能の良いクリーン排気の電気掃除機が提供できる。
図3は本実施形態に係る電動送風機ケース組みの中央断面図である。
電動送風機211の周りを囲うように前面及び上面が開口したケース302を配置し、一端には電動送風機211からの排気を排出する開口を設け、開口部には電動送風機211から排出される排気と共にカーボン粉等の微細塵埃を捕集するULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210を配設し、前述した通り電動送風機211から排出された排気はすべてこの開口からULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210を通って電気掃除機本体102の機体外に排出されるものとする。他方のケース302の開口には電動送風機211が挿入固定され、電動送風機211のハウジング(吸気側)307には、性能向上のためのベルマウス306が取り付けられており、ベルマウス306とハウジング(吸気側)307を同時に覆うように気密部材305が取り付けられている。気密部材305は、スポンジ、ゴム等の軟質部材を用いるとより気密を取りやすいため好ましい。また気密部材305をケース302と固定及び気密を保持するために、円環状の係止部材304とケース302により気密部材305を挟持することによって気密を確保する。この時、気密を確実に確保し、一定の捕集性能を保持するための構造を次に説明する。
図4は本実施形態に係る電動送風機ケース組み301の中央断面図の部分拡大図である。
気密部材305の外周側に円環状に形成された気密部材リブ401とそれを狭持するようにケース302の開口部一端に構成された凸部403と係止部材304のケース302側の端部に構成されたケースリブ402の端部に形成された円環状に構成された凹部404により、気密部材リブ401を押しつぶすように狭持され、ケース302の開口部一端に構成された凸部403とケースリブ402の端部に形成された円環状に構成された凹部404が軟質部材を使用した気密部材305の気密部材リブ401を加圧することにより押しつぶし気密を確保確実に確保することができる。凸部403及び凹部404の寸法(大きさ)及び気密部材リブ401の硬度により気密性をコントロールすることが出来る。前述部品の寸法及び材質の選択により電動送風機ケース組み301の排気圧力の変化にも十分対応可能となる。ケース302及係止部材304はねじや勘合つめ、接着等にて勘合及び固定し気密を確保することができる。
図5は、本実施形態に係る電動送風機組みの分解図である。
501はねじであり、502は係止部材304のねじボスであり、503はケースのねじボスでする。係止部材304と前記ケースリブとで前記気密部材リブをねじボス502とねじボス503を合わせるように挟持した後にねじ501で固定することで気密を確保することができる。挟んだ後に固定することができる方法であればこの限りではない。
図6は、本発明の実施形態に係る係止部材304の正面図である。
前記係止部材304は、半径方向に向かう縦リブ601を有する。この縦リブ601により、係止部材304の強度を高めることができ、ULPAフィルタ(高集塵フィルタ)210に塵埃が詰まりケース302内の圧力が上昇しても係止部材304の変形を抑制して気密を確保できる。また、係止部材304は切り欠き部602を有しており、誤組立て防止を図っている。
101 電気掃除機
102 電気掃除機本体
103 ホース
104 延長管
105 吸口
201 本体ケース
202 上本体ケース
203 下本体ケース
204 集塵室
205 電動送風機室
206 ホース差し込み口
207 集塵室外蓋
208 集塵袋
209 格子状の仕切り
210 ULPAフィルタ(高集塵フィルタ)
211 電動送風機
212 電動機
213 送風機
214 電動送風機ハウジングカバー
215 気密部材
215-1 筒部
215-2 環状鍔部
301 電動送風機ケース組み
302 ケース
303 排気用ダクト
304 係止部材
305 気密部材
306 ベルマウス
401 気密部材リブ
402 ケースリブ
403 凸部
404 凹部
501 ねじ
502 係止部材のねじボス
503 ケースのねじボス
601 縦リブ
602 切り欠き

Claims (4)

  1. 電動送風機と、該電動送風機の後部から側部を覆い正面が開口した略円筒形状のケースと、前記電動送風機と前記ケースとの気密確保のための気密部材と、該気密部材を係止する円環状の係止部材と、を備え、該気密部材は外周又は内周に円環状の気密部材リブを有し、該ケースは上面に円環状のケースリブを有し、前記係止部材と前記ケースリブとで前記気密部材リブを挟持することを特徴とする電動送風機ケース組み。
  2. 請求項1に記載の電動送風機ケース組みにおいて、
    前記係止部材と前記ケースリブのうちの一方は凸部を有し、前記係止部材又は前記ケースリブのうちの他方は前記凸部に嵌る凹部を有していることを特徴とする電動送風機ケース組み。
  3. 請求項1又は2に記載の電動送風機ケース組みにおいて、
    前記係止部材は、半径方向に向かう縦リブを有することを特徴とする電動送風機ケース組み。
  4. 掃除機本体と、該掃除機本体に接続されるホースと、該ホースに接続される延長管と、該延長管に接続される吸口体と、を有し、前記掃除機本体内部に請求項1乃至3の何れか一項に記載の電動送風機ケース組みを備えることを特徴とする電気掃除機。
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