JP2006334053A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストアップを抑え、簡単に排気フィルターを外部に取り外せる電気掃除機を提供する。
【解決手段】 吸気口7から吸引され、ダストボックス部3に塵埃は溜まり、電動機送風機2からの排気中に含まれる塵埃を除去するために、掃除機本体1の上面に配置された排気口8の掃除機本体部に配置された排気フィルター6で更に排気を清浄にして排気口8から排出する。排気フィルター6は、ダストカバー5を閉じた時に、上から押さえこまれるようにして、ダストカバー5で排気フィルター6を本体と挟み込むことによって掃除機本体1に取り付けられている。排気フィルターを掃除機本体から外部に取り外す時には、ダストカバー5を摺動させて上方に開くことにより、排気フィルター6を掃除機本体1から外部に容易に取り外すことができる。掃除機本体1に取り付ける時は、再びダストカバー5にて、掃除機本体1との間に挟み込むことによって取付けられる。
【選択図】 図1
【解決手段】 吸気口7から吸引され、ダストボックス部3に塵埃は溜まり、電動機送風機2からの排気中に含まれる塵埃を除去するために、掃除機本体1の上面に配置された排気口8の掃除機本体部に配置された排気フィルター6で更に排気を清浄にして排気口8から排出する。排気フィルター6は、ダストカバー5を閉じた時に、上から押さえこまれるようにして、ダストカバー5で排気フィルター6を本体と挟み込むことによって掃除機本体1に取り付けられている。排気フィルターを掃除機本体から外部に取り外す時には、ダストカバー5を摺動させて上方に開くことにより、排気フィルター6を掃除機本体1から外部に容易に取り外すことができる。掃除機本体1に取り付ける時は、再びダストカバー5にて、掃除機本体1との間に挟み込むことによって取付けられる。
【選択図】 図1
Description
本発明は電気掃除機に係り、特に排気フィルターを有する電機掃除機に関する。
従来の排気フィルターを設けている電気掃除機は、排気フィルターを掃除機本体内部に内側から取付けていたが、最近、排気フィルターを付けて、しかもその性能を上げる要望が強くなってきた。
しかし、高性能の排気フィルターにおいては、吸い込み性能維持(排気圧損を下げる)するために捕集した塵埃を水洗いなどによって、排気フィルターを掃除機本体から定期的に除去する必要があり、そのため、排気フィルターを掃除機本体から外部に取り外せるようにして掃除機本体に取り付ける必要がある。そのため、外部に取り外せるようにするために、排気フィルターを掃除機本体に取り付け押さえるカバーが必要であった(例えば、特許文献1を参照)。
また、一般的な床移動型の電気掃除機においては、掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を本体背面側等に形成された排気口から外部に排出するようにしているが、電動送風機からの排気がかなりの勢いで外部に吹き出されている。
特開2004−166864号公報
このように、従来の排気フィルターを設けている電気掃除機は、排気カバーのコストの問題や、その排気カバーによる外観上のデザイン的な問題、また、排気フィルターには、高い排圧がかかるため、頑強に取付けなければならず、逆に、取り外す時には簡単に外せない問題があった。また、排気風によって床面や絨毯上に沈滞する塵埃が舞い上がって、部屋中に拡散するという不具合が生じていた。そこで、本発明は、コストアップを最大限に抑え、また、簡単に排気フィルターを外部に取り外せることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る電気掃除機は、電気掃除機本体に電動機送風機を内蔵し、吸気流路の途中で該電動機送風機の前部には塵埃を溜めるダストボックス部を設け、本体から排出される排気の排気口の掃除機本体部に、その排気中に含まれる塵埃を除去するための排気フィルターを設けてなる電気掃除機において、前記排気フィルターを、前記ダストボックス部を覆うダストカバーにて、掃除機本体との間に挟み込むことによって取付けるように構成した。
こうして、塵挨が溜まる紙バックなどを収めるダストボックス部を覆うダストカバーにて、排気フィルターを本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルターを本体に押さえ込むことができる。また、フィルターのお手入れのための着脱も簡単にできる。
本発明の請求項2に係る電気掃除機は、電気掃除機本体に電動機送風機を内蔵し、吸気流路の途中で該電動機送風機の前部には塵埃を溜めるダストボックス部を設け、本体から排出される排気の排気口の掃除機本体部に、その排気中に含まれる塵埃を除去するための排気フィルターを設けてなる電気掃除機において、前記排気フィルターを介する排気の排気口は掃除機本体の上面に配置し、前記排気フィルターを、前記ダストボックス部を覆うダストカバーにて、掃除機本体との間に挟み込むことによって取付けるように構成した。
こうして、塵挨が溜まる紙バックなどを収めるダストボックス部を覆うダストカバーにて、排気フィルターを本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルターを本体に押さえ込むことができる。また、排気口を本体の上面に設けた場合は、排気風による床面の埃の舞い上がりを防止できる。また、フィルターのお手入れのための着脱も簡単にできる。
本発明の請求項3に係る電気掃除機は、電気掃除機本体に電動機送風機を内蔵し、吸気流路の途中で該電動機送風機の前部には塵埃を溜めるダストボックス部を設け、本体から排出される排気の排気口の掃除機本体部に、その排気中に含まれる塵埃を除去するための排気フィルターを設けてなる電気掃除機において、前記排気フィルターを介する排気の排気口は掃除機本体の側面に配置し、前記排気フィルターを、前記ダストボックス部を覆うダストカバーにて、掃除機本体との間に挟み込むことによって取付けるように構成した。
こうして、塵挨が溜まる紙バックなどを収めるダストボックス部を覆うダストカバーにて、排気フィルターを本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルターを本体に押さえ込むことができる。また、フィルターのお手入れのための着脱も簡単にできる。
本発明の請求項4に係る電気掃除機は、上記請求項1乃至請求項3記載の電気掃除機において、前記ダストボックス部には塵埃が溜まる紙パックなどを収納する構成とした。
このように、本発明の電気掃除機は、塵挨が溜まる紙バックなどを収めるダストボックス部を覆うダストカバーにて、排気フィルターを本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルターを本体に押さえ込むことができる。また、排気口を本体の上面に設けた場合は、排気風による床面の埃の舞い上がりを防止できる。
本発明の電気掃除機の第1の実施形態を図1、図2に示し、第2の実施形態を図3、図4に示す。夫々について図面を参照して説明する。図において、1は電気掃除機本体、2は電動機送風機、3は集塵を溜めるダストボックス部、4は紙パック、5はダストカバー、6は排気フィルター、7は吸気口、8は排気口である。
図1には、排気フィルターを設けてなる電機掃除機において、排気フィルターを介する排気の排気口が掃除機本体の上面に配置されたタイプの本発明の電気掃除機を示す。
本発明の電気掃除機は、掃除機本体1の内部には電動機送風機2が内蔵されており、その前には、集塵を溜めるダストボックス部3が形成されている。ダストボックス部3には塵埃が溜まる紙パック4などが収納される。吸気口7から吸引され、ダストボックス部3の紙パック4に塵埃は溜まり、吸気流路を経て電動機送風機2から排出される排気中に含まれる塵埃を除去するために、掃除機本体1の上面に配置された排気口8の掃除機本体部に配置された排気フィルター6で更に排気を清浄にして排気口8から排出する。
排気フィルター6は電動機送風機2の上側に置かれ、塵埃が溜まる紙パック4などを収めるダストボックス部3を覆うダストカバー5を閉じた時に、上から押さえこまれるようにして、ダストカバー5で排気フィルター6を本体と挟み込むことによって掃除機本体1に取り付けられている。ダストボックス部3は、ダストカバー5によってそのシール性を得ている。
紙パック4を取り出す時、あるいは吸い込み性能維持(排気圧損を下げる)するために捕集した塵埃を水洗いする目的で、排気フィルターを掃除機本体から定期的に外部に取り外す時には、図2に示すように、ダストカバー5を摺動させて上方に開くことにより、排気フィルター6を掃除機本体1から外部に容易に取り外すことができる。また、排気フィルター6を洗浄した後、掃除機本体1に取り付ける時は、再び排気フィルター6を、ダストボックス部3を覆うダストカバー5にて、掃除機本体1との間に挟み込むことによって取付けることができる。
これにより、塵挨が溜まる紙バック4などを収めるダストボックス部3を覆うダストカバー5にて、排気フィルター6を本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルター6を本体に押さえ込むことができる。また、排気口8を本体の上面に設けているので、排気風による床面の埃の舞い上がりを防止できる。
次に図3には、排気フィルタを設けてなる電機掃除機において、排気フィルターを介する排気の排気口は掃除機本体の側面に配置されたタイプの本発明の電気掃除機を示す。図1のものとは、排気口が掃除機本体の上面に配置されているか側面に配置されているかの相違にすぎない。
本発明の電気掃除機は、掃除機本体1の内部には電動機送風機2が内蔵されており、その前には、集塵を溜めるダストボックス部3が形成されている。ダストボックス部3には塵埃が溜まる紙パック4などが収納される。吸気口7から吸引され、ダストボックス部3の紙パック4に塵埃は溜まり、吸気流路を経て電動機送風機2から排出される排気中に含まれる塵埃を除去するために、掃除機本体1の側面にに配置された排気口8の掃除機本体部に配置された排気フィルター6で更に排気を清浄にして排気口8から排出する。
排気フィルター6は電動機送風機2の上側に置かれ、塵埃が溜まる紙パック4などを収めるダストボックス部3を覆うダストカバー5を閉じた時に、上から押さえこまれるようにして、ダストカバー5で排気フィルター6を本体と挟み込むことによって掃除機本体1に取り付けられている。ダストボックス部3は、ダストカバー5によってそのシール性を得ている。
紙パック4を取り出す時、あるいは吸い込み性能維持(排気圧損を下げる)するために捕集した塵埃を水洗いする目的で、排気フィルターを掃除機本体から定期的に外部に取り外す時には、図4に示すように、ダストカバー5を摺動させて上方に開くことにより、排気フィルター6を掃除機本体1から外部に容易に取り外すことができる。また、排気フィルター6を洗浄した後、掃除機本体1に取り付ける時は、再び排気フィルター6を、ダストボックス部3を覆うダストカバー5にて、掃除機本体1との間に挟み込むことによって取付けることができる。
これにより、塵挨が溜まる紙バック4などを収めるダストボックス部3を覆うダストカバー5にて、排気フィルター6を本体に押さえ込むという簡単な構成で、コストアップを最小限に抑え、デザイン的な問題もクリアできて確実に排気フィルター6を本体に押さえ込むことができる。これらの実施例では、ダストボックス部3塵挨が溜まる紙バック4などを収納するタイプで説明したが、これに限ることなく、サイクロン方式、フィルターのみのタイプのものにも適用できるものである。
1 電気掃除機本体
2 電動機送風機
3 ダストボックス部
4 紙パック
5 ダストカバー
6 排気フィルター
7 吸気口
8 排気口
2 電動機送風機
3 ダストボックス部
4 紙パック
5 ダストカバー
6 排気フィルター
7 吸気口
8 排気口
Claims (4)
- 電気掃除機本体に電動機送風機を内蔵し、吸気流路の途中で該電動機送風機の前部には塵埃を溜めるダストボックス部を設け、本体から排出される排気の排気口の掃除機本体部に、その排気中に含まれる塵埃を除去するための排気フィルターを設けてなる電気掃除機において、前記排気フィルターを、前記ダストボックス部を覆うダストカバーにて、掃除機本体との間に挟み込むことによって取付けることを特徴とする電気掃除機。
- 前記排気フィルターを介する排気の排気口は掃除機本体の上面に配置されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記排気フィルターを介する排気の排気口は掃除機本体の側面に配置されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記ダストボックス部には塵埃が溜まる紙パックなどを収納するタイプであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005160921A JP2006334053A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005160921A JP2006334053A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006334053A true JP2006334053A (ja) | 2006-12-14 |
Family
ID=37555114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005160921A Withdrawn JP2006334053A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006334053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075547A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機 |
-
2005
- 2005-06-01 JP JP2005160921A patent/JP2006334053A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010075547A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機 |
JP4630365B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2011-02-09 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071203 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081209 |