JP6110238B2 - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、対価の支払いに応じて付与される遊技価値を消費することにより遊技が実行可能となる複数の遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムに関する。
従来の遊技場においては、遊技者の様々な好みに合わせて玉単価(貸出単価)の高いコーナー(例えば1玉4円)と低いコーナー(例えば1玉1円)とを区別して設けるのが一般的になっている。遊技者の好みは年齢、性別、職業等の属性によりある程度の偏りが認められており、例えば年金生活の高齢者等は低い玉単価のコーナーで長時間遊技することを望み、仕事帰りに遊技するサラリーマン等は高い玉単価のコーナーで短時間遊技することを望む傾向が認められる。又、一日の営業時間帯により客層の割合に変化が生じるのも周知の事実であり、遊技場側としては遊技者の好みに合わせて各玉単価の設置割合をどの程度にすれば良いのかが難しい問題となっていた。このような問題を解決する手段として、例えば特許文献1に開示されているように、遊技者自身が任意で玉単価を選択することが可能なシステムが提案されている。
特開2009−189390号公報
特許文献1に開示されているシステムを採用することにより、玉単価を常に遊技者それぞれの好みに合わせることは可能となる。しかしながら、その一方で、遊技場側が売上を予測し難くなり、営業計画を立てるのが難しくなるという新たな問題が発生していた。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技価値の単価を遊技者の好みに合わせつつ、遊技場側が適正な利益を確保することができる遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、対価の支払いに応じて付与される遊技価値を消費することにより遊技が実行可能となる複数の遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、前記複数の遊技機のそれぞれに対して、前記遊技価値の単価を営業時間帯別に区分して設定することが可能な単価設定手段と、現在の営業時間帯に設定されている単価を遊技者に対して報知する単価報知手段と、前記単価設定手段により設定された内容にしたがって前記単価を変更する単価変更手段と、前記単価変更手段により単価が変更されたときに遊技者が遊技を終了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記単価が変更されたときに遊技を終了した遊技者の割合、又は前記単価が変更されたときに遊技を継続した遊技者の割合を算出するデータ算出手段と、前記データ算出手段により算出された前記割合を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、遊技者が遊技の実行により消費した遊技価値と獲得した遊技価値との差に基づいて収支状況を特定する収支特定手段を備え、前記データ算出手段は、前記単価が変更された時点における前記収支状況が、前記消費した遊技価値の方が大きいことを示している場合と、前記獲得した遊技価値の方が大きいことを示している場合とに区分して前記割合を算出することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記判定手段により遊技者が遊技を終了したと判定された場合において、その後の所定期間以内に新たな遊技者が遊技を開始したことを検知する新規遊技者検知手段と、前記判定手段により遊技を終了したと判定された遊技者の数に対する前記新規遊技者検知手段により検知された遊技者の数の割合を新規稼働率として算出する新規稼働率算出手段と、を備え、前記出力手段は、前記新規稼働率を出力することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、複数の遊技機のそれぞれに対して遊技価値の単価を営業時間帯別に区分して設定するようにしたので、各営業時間帯に来場する客層(高齢者、サラリーマン等)に合わせて適切な割合で遊技価値の単価を各遊技機に対して設定することができ、遊技者に対するサービスの向上を図ることができると共に、遊技場側が適正な売上及び利益を確保することができる。又、遊技価値の単価が変更されたときに遊技者が遊技を終了したか否かの判定結果に基づいて、単価が変更されたときに遊技を終了した遊技者の割合、又は単価が変更されたときに遊技を継続した遊技者の割合を算出して出力するようにしたので、単価が変更されたことで遊技者が遊技を終了するか継続するかの傾向を探ることができ、単価の変更パターンや変更タイミングが適切であるか否かを分析することができる。即ち、単価が変更されたときに遊技を継続した遊技者の割合が相対的に高ければ、単価の変更パターンや変更タイミングが適切であると判断することができ、一方、その割合が相対的に低ければ、単価の変更パターンや変更タイミングが不適切であると判断することができる。
請求項2に記載した発明によれば、単価が変更された時点における遊技者の収支状況が、遊技の実行により消費した遊技価値の方が大きいことを示している場合と、獲得した遊技価値の方が大きいことを示している場合とに区分して割合を算出して出力するようにしたので、単価が変更された時点における遊技者の収支状況が、遊技を終了するか継続するかの判断にどのように影響を及ぼすのか否かを把握することができる。
請求項3に記載した発明によれば、遊技を終了したと判定された遊技者の数に対する新たに遊技を開始した遊技者の数の割合を新規稼働率として算出して出力するようにしたので、新規稼働率が相対的に高ければ、単価の変更パターンや変更タイミングが適切であると判断することができ、一方、新規稼働率が相対的に低ければ、単価の変更パターンや変更タイミングが不適切であると判断することができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 パチンコ遊技機及びカードユニットの正面図 パチンコ遊技機及びカードユニットの機能ブロック図 時間帯別単価設定を示す図 カードユニットが行う処理を示すフローチャート カードユニットにおける表示画面を示す図 遊技継続・終了集計データを示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、遊技場用管理システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場内には複数台の遊技機(パチンコ遊技機)2が設置されている。各遊技機2には1対1に対応してカードユニット3が当該遊技機2の側方に設置されている。本実施形態では遊技機2がパチンコ遊技機であるので、遊技価値(遊技媒体)は玉(所謂パチンコ玉)である。遊技場内では複数台の遊技機2を単位とする幾つかの遊技機島が形成されている。同じ遊技機島に属する複数台の遊技機2は、玉単価(貸出単価)が同一である。本実施形態では、遊技機島Aが1玉4円の遊技機島として設定され、遊技機島Bが1玉2円の遊技機島として設定され、遊技機島Cが1玉1円の遊技機島として設定されている場合を例示している。
遊技機島Aに属する複数台の遊技機2及び複数台のカードユニット3は、それぞれLAN4を介して中継装置7に接続されている。遊技機島Bに属する複数台の遊技機2及び複数台のカードユニット3は、それぞれLAN5を介して中継装置8に接続されている。遊技機島Cに属する複数台の遊技機2及び複数台のカードユニット3は、それぞれLAN6を介して中継装置9に接続されている。中継装置7〜9は、LAN10を介して管理装置11(単価設定手段、判定手段、データ算出手段、出力手段、収支特定手段、新規遊技者検知手段、新規稼働率算出手段)及び景品交換端末(POS)12に接続されている。尚、図1では省略しているが、数100台の遊技機2が管理装置11の管理対象となる。
遊技機2は、玉を台に封入して内部循環する所謂封入式のパチンコ遊技機であり、図2に示すように、発射ハンドル21、各種操作ボタンを含む操作ボタン群22、液晶ディスプレイからなる情報表示部23、演出音や効果音等の音を出力するスピーカ24、装飾ランプ25を有する。又、遊技機2は、遊技盤面26に、スルー式の普図(普通図柄)始動口27、特図(特別図柄)始動口28、大入賞口29、アウト口30、液晶ディスプレイからなる図柄表示部31を有する。遊技機2は、図3に示すように、電気的な機能ブロックの構成として、主制御部32、I/F部33、特図表示部34、普図表示部35、演出制御部36、AMP37、表示制御部38、液晶表示部39、払出制御部40、払出機構部41、特図入賞センサ42、普図入賞センサ43、大入賞センサ44、特図始動口SLD(ソレノイド)45、大入賞口SLD46、電源回路部47、操作部48を有する。
主制御部32は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROMに記憶している制御プログラムを実行することにより、玉の打込みや入賞等に応じて遊技機2の動作を制御する。I/F部33は、カードユニット3や管理装置11との間で各種信号や各種情報を送受信する。特図表示部34は、主制御部32から表示指令信号を入力すると、特図の図柄変動を図柄表示部31にて行う。普図表示部35は、主制御部32から表示指令信号を入力すると、普図の図柄変動を図柄表示部31にて行う。演出制御部36は、主制御部32から演出指令信号を入力すると、AMP37を介してスピーカ24から演出音を出力させたり、装飾ランプ25を演出表示させたり、表示制御部38を介して液晶表示部39を演出表示させたりする。払出制御部40は、主制御部32から払出指令信号を入力すると、払出機構部41による払出を行う。特図入賞センサ42は、特図始動口28への入賞を検知すると、入賞検知信号を主制御部32に出力する。普図入賞センサ43は、普図始動口27への入賞を検知すると、入賞検知信号を主制御部32に出力する。大入賞センサ44は、大入賞口29への入賞を検知すると、入賞検知信号を主制御部32に出力する。特図始動口SLD45は、主制御部32から開放指令信号を入力すると、特図始動口28を開放する。大入賞口SLD46は、主制御部32から開放指令信号を入力すると、大入賞口29を開放する。電源回路部47は、遊技機2の動作電源を主制御部32を介して各機能ブロックに供給する。情報表示部23は、主制御部32から表示指信号を入力すると、例えば大当たり回数や特図抽選回数等の各種遊技データを表示する。操作部48は、例えば遊技者による操作ボタン群22の操作を検知すると、操作検知信号を主制御部32に出力する。
遊技機2は以下に示す動作を行う。
(1)カードユニット3から持玉数を受信すると、その持玉数分の玉を発射することが可能となり、持玉数が「0」になった時点で玉を発射することが不可能となる。発射ハンドル21を操作すると、遊技盤面26の左上に配置された発射装置(図示せず)から玉が遊技盤面26に発射される。
(2)普図始動口27へ入賞すると、普図抽選を実行すると共に、普図の図柄変動を図柄表示部31にて開始する。普図抽選で当選すると、電動役物を開放し、特図始動口28への入賞を容易にする。
(3)特図始動口28へ入賞すると、特図抽選を実行すると共に、特図の図柄変動を図柄表示部31にて開始する。特図抽選で当選すると、大当たり図柄を停止表示し、通常状態から大当たり状態に移行する。大当たり状態では、大入賞口29を規定回数開放し、入賞率を大幅に向上させる。
(4)確変状態では、通常状態よりも特図抽選及び普図抽選の当選確率が高まる。
(5)操作ボタン群22の操作に応じて、各種遊技データ(アウト、セーフ、差玉、出玉率、スタート回数、大当たり回数等)を情報表示部23に表示する。
カードユニット3は、図2に示すように、稼働状態やエラー状態等を表示する状態ランプ51、遊技者が紙幣を挿入(投入)するための紙幣挿入口52、例えば周知のCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を有するカメラ53、液晶ディスプレイからなる表示部54(単価報知手段)、貸出ボタン55、再プレイボタン56、返却ボタン57、カード71を挿入するためのカード挿入口58を有する。カードユニット3は、図3に示すように、電気的な機能ブロックの構成として、制御部59(単価変更手段)、I/F部60、紙幣処理部61、カード処理部6を有する。
制御部59は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROMに記憶している制御プログラムを実行することにより、紙幣の挿入やカード71の挿入に応じてカードユニット3の動作を制御する。I/F部60は、遊技機2や管理装置11との間で各種信号や各種情報を送受信する。紙幣処理部61は、遊技者が紙幣を紙幣挿入口52に挿入すると、その挿入された紙幣の種類や枚数等を検知し、その検知結果を制御部59に出力する。カード処理部62は、遊技者がカード挿入口58に挿入したカード71に記録されている識別情報(カード71を特定可能なカードID等)を読み取り、その読み取った識別情報を制御部59に出力する。カード71の種類としては、カードユニット3の本体内部に最大で10枚がストックされる一般カードと、会員登録した遊技者が所持している会員カードとがある。
カードユニット3は以下に示す動作を行う。
(1)遊技機2から各種遊技信号を受信すると、その受信した各種遊技信号に基づいて各種遊技データを算出して記憶すると共に、その記憶している各種遊技データを管理装置11に逐一送信する。
(2)管理装置11から各種設定情報(対応する遊技機2の遊技機番号(台番)、機種名、後述する時間帯別単価設定等)を受信すると、その受信した各種設定情報を記憶する。
(3)遊技機2から持玉の加算信号又は減算信号を受信すると、遊技者が所有している持玉数を、その受信した加算信号により特定した加算数、又は減算信号により特定した減算数に応じて算出して記憶する。
(4)遊技者がカード71をカード挿入口58に挿入すると、その挿入されたカード71に記憶されている識別情報をカード処理部62にて読み取り、その読み取った識別情報を含むカードID情報を管理装置11に送信する。カード71が会員カードであれば、その会員カードを特定可能な識別情報を含むカードID情報を管理装置11に送信することで、その会員カードに対応して管理装置11に記憶されている貯玉情報を当該管理装置11から受信し、その受信した貯玉情報を記憶する。
(5)遊技者が紙幣を紙幣挿入口52に挿入すると、その挿入された紙幣の種類や枚数を紙幣処理部61にて検知して金額を特定し、その特定した金額を入金残高に加算して記憶する。入金残高の上限は例えば10000円である。一定金額(例えば500円)以上の入金残高を記憶している状態で、遊技者が貸出ボタン55を操作すると、一定金額を玉単価に応じた持玉数に変換する。例えば玉単価が1玉1円であれば、100円分の入金残高を100玉の持玉数に変換し、玉単価が1玉4円であれば、500円分の入金残高を125玉の持玉数に変換する。一定金額分の入金残高を持玉数に変換すると、その持玉数に変換した分の金額を入金残高から差し引き、入金残高を更新すると、更新した入金残高を特定可能な入金残高情報を管理装置11に逐一送信する。
(6)入金残高及び持玉数のうち少なくとも何れか一方が存在する状態で、遊技者が返却ボタン57を操作すると、入金残高や持玉数をカード71に記録してカード挿入口58から発行すると共に、そのカード71を発行した内容(カードID、発行時刻等)を特定可能な発行情報を管理装置11に送信する。この場合、カード71が会員カードである場合、会員カードに記録された持玉は当日のみでなく翌日以降も有効であり、当日中に景品交換されなかった持玉は貯玉として記憶されて翌日以降に持ち越される。一方、カード71が一般カードである場合、一般カードに記録された持玉は当日に限り有効であり、当日中に払い戻しされなかった入金残高や景品交換されなかった持玉は無効となる。
(7)対応する遊技機2に着席した遊技者の顔をカメラ53により所定周期毎に(例えば4秒毎に)静止画として撮像して顔画像を取得し、その取得した顔画像を管理装置11に送信する。尚、遊技者の顔を所定周期毎に撮像することに限らず、遊技者の顔を連続して撮像しても良い(撮像し続けても良い)。又、遊技者の全身(顔を含む)を撮像しても良い。即ち、対応する遊技機2で遊技する遊技者を特定可能な画像であれば、どのような画像を取得しても良い。
上記したカードユニット3の表示部54は、図6に示すように、玉単価及び単位付与数を表示する玉単価表示領域54a、カード挿入口58に挿入されているカード71の種別を表示するカード種別表示領域54b、貯玉数を表示する貯玉数表示領域54c、各種メッセージを表示するメッセージ表示領域54d、入金残高を表示する入金残高表示領域54e、持玉数を表示する持玉数表示領域54fを有する。尚、貯玉数表示領域54cには、カード挿入口58に挿入されている会員カード71が会員カードである場合に当該会員カードに対応して管理装置11に記憶されている貯玉数が表示され、カード挿入口58に挿入されている会員カード71が一般カードである場合には非表示となる。
遊技機2、カードユニット3及び周辺機器は、遊技者による玉の打込み、普図始動口27への入賞、特図始動口28への入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を送信する。
「アウト信号」:消費(使用、打込、回収)玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機2から送信される信号であっても良い。アウト信号により特定されるアウトは、遊技で消費された遊技価値に相当する。
「セーフ信号」:遊技機2から送信される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出(付与)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から送信される補給信号をセーフ信号としても良い。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞の発生により遊技者に付与された遊技価値に相当する。
「始動信号」:遊技機2から送信される図柄変動の実行を特定可能な信号である。
「大当たり信号」:遊技機2から送信される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。
「貸出信号」:カードユニット3から送信される貸出玉数(売上玉数)を特定可能な信号である。
管理装置11は、主装置、モニタ及びキーボード等を有し、CPU、ROM、RAM、I/Oを有する制御部、遊技機2やカードユニット3との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部等を有する。
管理装置11は、以下に示す動作を行う。
(1)遊技機2、カードユニット3及び景品交換端末12との間で各種信号や各種情報を送受信することで、遊技機2、カードユニット3及び景品交換端末12の稼働状況を管理する。
(2)カードユニット3からカードID情報を受信すると、その受信したカードID情報に基づいてカードユニット3におけるカード71の利用履歴を管理する。
(3)カードユニット3から顔画像情報を受信すると、その受信した顔画像情報により特定した顔画像を照合用の顔画像として記憶し(登録し)、その照合用の顔画像と遊技データ(機種、台番、アウト、セーフ、差玉、出玉率、スタート回数、大当たり回数等)とを対応付けて個人データとして管理すると共に、その遊技者の遊技履歴を管理する。又、カードユニット3から受信した顔画像情報により特定した顔画像に対して特徴点の抽出(例えば輪郭、目や鼻の形、皺の位置の抽出)等の画像処理を行い、カードユニット3から受信した顔画像情報により特定した顔画像と、既に個人データとして記憶している照合用の顔画像とを比較し、それらの顔画像が同一人物のものであるか否かを特徴点の一致率に基づいて判定する。即ち、特徴点の一致率が所定値未満であると判定すると、その顔画像を未だ個人データとして記憶していないと特定し、その顔画像に対応する遊技者の個人データを新規に作成する。一方、特徴点の一致率が所定値以上であると判定すると、その顔画像を既に個人データとして記憶している特定し、その顔画像に対応する遊技者の個人データを更新する。
上記した構成において、カードユニット3及び管理装置11は、上記した処理に加え、本発明に関連して以下に示す処理をも行う。以下、カードユニット3及び管理装置11が本発明に関連して行う処理について説明する。
管理装置11は、図4に示すように、遊技機島毎の時間帯別単価設定を記憶する記憶領域を有し、遊技場の管理者からの操作入力を受付けることにより、遊技機島毎に営業時間(9時から23時)に対して1時間単位で玉単価を設定する。このとき、管理装置11は、設定した時間帯別単価設定をカードユニット3に送信し、カードユニット3は、管理装置11から受信した時間帯別単価設定を記憶する。図4では、遊技機島Aに属する台番「1」から「40」の遊技機2に対して、9時から18時までの玉単価を1玉1円と設定し、18時から23時までの玉単価を1玉4円と設定している場合を例示している。即ち、この場合、単価変更時刻は18時である。尚、遊技機島毎に玉単価を設定することに限らず、台番毎に玉単価を設定しても良い。又、1日のうちで玉単価を変更する回数は2回以上でも良い。
(1)カードユニット3が行う処理
カードユニット3は、本発明に関連して図5に示す単価変更予告メッセージ出力処理を所定周期で定期的に行う。カードユニット3は、単価変更予告メッセージ出力処理で使用する遊技継続フラグ及び遊技終了フラグをそれぞれ記憶可能な領域を有し、初期状態ではそれぞれのフラグを「0」に設定している。又、カードユニット3は、通常では、図6(a)に示すように、各種案内メッセージを告知する各種案内画面M1を表示部54のメッセージ表示領域54dに表示している。尚、ここでは、図4に示したように、単価変更時刻を18時に設定している場合を説明する。
カードユニット3は、単価変更予告メッセージ出力処理を開始すると、現在時刻が単価変更時刻の所定時間前(例えば30分前)になったか否かを判定すると共に、現在時刻が単価変更時刻になったか否かを判定する(S1、S2)。カードユニット3は、現在時刻が単価変更時刻の所定時間前になった(図4の設定では17時30分になった)と判定すると(S1:YES)、図6(b)に示すように、単価変更予告メッセージを告知する単価変更予告画面M2を表示部54のメッセージ表示領域54dに表示する(各種案内画面M1から単価変更予告画面M2に表示を切換える)(S3)。このとき、カードユニット3は、単価変更時刻で遊技を継続するか終了するかの遊技者からの操作入力を、単価変更予告画面M2を表示してから所定時間待機する。
カードユニット3は、単価変更予告画面M2を表示してから所定時間が経過する前に、遊技者が単価変更予告画面M2にて「YES」ボタンB1を押下し、単価変更時刻後でも遊技を継続する旨の操作入力を受付けたと判定すると(S4:YES)、図6(c)に示すように、遊技継続メッセージを告知する遊技継続確定画面M3を表示部54のメッセージ表示領域54dに表示する(単価変更予告画面M2から遊技継続確定画面M3に表示を切換える)(S5)。このとき、カードユニット3は、遊技を継続する遊技者からの操作入力を、遊技継続確定画面M3を表示してから所定時間待機する。カードユニット3は、遊技継続確定画面M3を表示してから所定時間が経過する前に、遊技者が遊技継続確定画面M3にて「OK」ボタンB3を押下し、遊技を継続することを確定させるための操作入力を受付けたと判定すると(S6:YES)、遊技継続フラグを「1」に設定し(S7)、単価変更予告メッセージ出力処理を終了してリターンする。
又、カードユニット3は、単価変更予告画面M2を表示してから所定時間が経過する前に、遊技者が単価変更予告画面M2にて「NO」ボタンB2を押下し、単価変更時刻で遊技を終了する旨の操作入力を受付けたと判定すると(S8:YES)、図6(d)に示すように、遊技終了メッセージを告知する遊技終了確定画面M4を表示部54のメッセージ表示領域54dに表示する(単価変更予告画面M2から遊技終了確定画面M4に表示を切換える(S9)。このとき、カードユニット3は、遊技を終了する遊技者からの操作入力を、遊技終了確定画面M4を表示してから所定時間待機する。カードユニット3は、遊技終了確定画面M4を表示してから所定時間が経過する前に、遊技者が遊技終了確定画面M4にて「OK」ボタンB4を押下し、遊技を終了することを確定させるための操作入力を受付けたと判定すると(S10:YES)、遊技終了フラグを「1」に設定し(S11)、単価変更予告メッセージ出力処理を終了してリターンする。
一方、カードユニット3は、遊技者が単価変更予告画面M2にて「YES」ボタンB1及び「NO」ボタンB2の何れも押下せず、単価変更予告画面M2を表示してから遊技者からの何れの操作入力を受付けることなく所定時間が経過したと判定すると(S4:NO、S8、NO)、単価変更予告画面M2から各種案内画面M1に表示を切換え(戻し)、遊技継続フラグ及び遊技終了フラグの双方をそのままとして単価変更予告メッセージ出力処理を終了してリターンする。尚、カードユニット3は、単価変更予告画面M2を表示しておく時間、即ち、単価変更時刻で遊技を継続するか終了するかの遊技者からの操作入力を待機する時間をどのように設定しても良く、例えば単価変更時刻の直前まで遊技者からの操作入力を待機するようにしても良い。又、カードユニット3は、単価変更時刻に達する直前までは、遊技を継続するか終了するかの遊技者からの操作入力を何回でも受付ける(変更を認める)ようにしても良い。
その後、カードユニット3は、現在時刻が単価変更時刻になった(図4の設定では18時になった)と判定すると(S2:YES)、その時点で、遊技継続フラグを「1」に設定しているか否かを判定すると共に、遊技終了フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(S12、S13)。カードユニット3は、遊技継続フラグを「1」に設定していると判定すると(S12:YES)、遊技継続処理を行う(S14)。具体的には、カードユニット3は、遊技継続処理として、その時点での持玉数(遊技価値の量)を、変更前及び変更後の玉単価に基づいて同価値となるように換算する。即ち、カードユニット3は、その時点での持玉数を以下の演算式が成立するように換算する。
変更前の持玉数×変更前の玉単価=変更後の持玉数×変更後の玉単価
カードユニット3は、例えば変更前の持玉数が「1000玉」、変更前の玉単価が「1円」、変更後の玉単価が「4円」であれば、変更後の持玉数を「250玉」と換算する。又、カードユニット3は、例えば変更前の持玉数が「999玉」、変更前の玉単価が「1円」、変更後の玉単価が「4円」であれば、変更後の持玉数を「249玉」と換算し、「3玉」の剰余分が発生するが、その剰余分は単価変更時刻後も単価変更時刻前の玉単価の玉として発射を許可し、持玉数が剰余分を解消した「996玉」になった時点で上記した換算を行う。尚、剰余分の「3玉」を切り捨てて発射できないようにしても良い。
又、カードユニット3は、このように遊技継続処理を行う場合に、遊技を継続する旨、変更前の持玉数、変更後の持玉数等を表示部54に表示することにより、それらの情報を遊技者に提供するようにしても良い。尚、遊技機2においては、単価変更時刻になった時点から発射済みの玉を全て回収する時点までは新たな玉の発射を停止する。又、単価変更時刻になった時点で遊技機2の遊技状態が確変状態又は大当たり状態である場合には、通常状態に移行するまで玉単価の変更を保留し、通常状態に移行した時点で玉単価の変更を適用して持玉数の換算を行う。以上に説明した処理により、遊技者は、単価変更時刻の所定時間前になった以降に、単価変更時刻後でも遊技を継続する旨を予約しておくことで、玉単価が変更された後でもそのまま遊技を継続することができる。
カードユニット3は、遊技終了フラグを「1」に設定していると判定すると(S13:YES)、遊技終了処理を行う(S15)。具体的には、カードユニット3は、遊技終了処理として、その時点の入金残高及び持玉数を記録したカード71をカード挿入口58から発行する。この場合、カードユニット3は、遊技者が返却ボタン57を操作しなくともカード71を発行し、遊技を強制的に終了させる。又、カードユニット3は、返却ボタン57を操作した場合と同様に、そのカード71を発行した内容(カードID、発行時刻等)を特定可能な発行情報を管理装置11に送信する。
又、カードユニット3は、このように遊技終了処理を行う場合に、遊技を終了する旨、カード71を発行する旨等を表示部54に表示することにより、それらの情報を遊技者に提供するようにしても良い。尚、遊技機2においては、玉の発射を停止する。又、カードユニット3は、カード71をカード挿入口58から発行した後に、カード71がカード挿入口58に再度挿入されると、遊技を再開する。以上に説明した処理により、遊技者は、単価変更時刻の所定時間前になった以降に、単価変更時刻で遊技を終了する旨を予約しておくことで、単価変更時刻になった時点で遊技を終了することができる。
一方、カードユニット3は、遊技継続フラグ及び遊技終了フラグの何れをも「1」に設定していないと判定すると(S12:NO、S13:NO)、その時点で玉の発射を停止し、遊技を継続するか終了するかを遊技者に選択させる。遊技者が遊技を継続する旨を選択すると、遊技機2において、玉の発射を可能とする。
(2)管理装置11が行う処理
管理装置11は、図7に示すように、遊技継続・終了集計データを集計して管理する。遊技継続・終了集計データにおける各項目の意味は次の通りである。
「変更前」:単価変更時刻前の玉単価である。
「変更後」:単価変更時刻後の玉単価である。
「変更時刻」:単価変更時刻である。
「稼働」:単価変更時刻の直前まで稼働していた遊技機2の台数である。例えば遊技機2側からのアウト信号の受信状況、対応するカードユニット3からのカードID情報や顔画像情報の受信状況等に基づいて各遊技機2が稼働しているか否かを判定し、遊技機島内で稼働している遊技機2の台数の合計を算出する。
「継続人数」:稼働状態と判定していた遊技機2の台数のうち単価変更時刻になった後でも遊技を継続した遊技者の人数である。
「終了人数」:稼働状態と判定していた遊技機2の台数のうち単価変更時刻になった時点で遊技を終了した遊技者の人数である。
「継続率」:単価変更時刻の直前まで稼働していた遊技機2の台数に対する単価変更時刻になった後でも遊技を継続した人数の割合であり、「継続人数」÷「稼働」の演算式により求める。
「新規稼働」:単価変更時刻から所定時間(例えば10分)以内に新たに遊技を開始した遊技者(新規遊技者)の人数である。
「新規稼働率」:単価変更時刻になった時点で遊技を終了した遊技者の人数に対する単価変更時刻から所定時間以内に新たに遊技を開始した遊技者の人数の割合であり、「新規稼働」÷「終了人数」の演算式により求める。
図7の例示では、遊技機島Aでは、単価変更時刻になる直前まで遊技していた27人の遊技者のうち、15人の遊技者が単価変更時刻になった後でも遊技を継続し、12人の遊技者が単価変更時刻になった時点で遊技を終了したことで、継続率を「55.6%」と求めている。又、2人の遊技者が単価変更時刻から所定時間以内に新たに遊技を開始したことで、新規稼働率を「16.7%」と求めている。一方、遊技機島Bでは、単価変更時刻になる直前まで遊技していた8人の遊技者のうち、3人の遊技者が単価変更時刻になった後でも遊技を継続し、5人の遊技者が単価変更時刻になった時点で遊技を終了したことで、継続率を「37.5%」と求めている。又、4人の遊技者が単価変更時刻から所定時間以内に新たに遊技を開始したことで、新規稼働率を「80.0%」と求めている。
この場合、遊技機島の稼働という視点で見た場合、継続人数と新規稼働とを合わせた稼働数の合計が単価変更後にどのように変化するかが注目すべき点である。遊技機島Aについては、新規稼働率が相対的に低く、単価変更前の稼働数が「27」であるのに対して単価変更後の稼働数が「17(継続人数の「15」+新規稼働の「2」)」となっており、単価変更を契機として稼働数が大きく減少している。よって、遊技機島Aの玉単価の変更パターンや変更タイミングがあまり適切ではないと判断することができる。一方、遊技機島Bについては、新規稼働率が相対的に高く、単価変更前の稼働数が「87」であるのに対して単価変更後の稼働数が「7(継続人数の「3」+新規稼働の「4」)」となっており、単価変更が稼働数の変化に殆ど影響を与えていないと判断することができる。そして、玉単価を「2円」から「4円」に倍増していることを考慮すると玉単価の変更パターンや変更タイミングが適切であると判断することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、複数の遊技機2のそれぞれに対して玉単価(遊技価値の単価)を営業時間帯別に区分して設定するようにしたので、各営業時間帯に来場する客層に合わせて適切な割合で玉単価を各遊技機2に対して設定することができ、遊技者に対するサービスの向上を図ることができると共に、遊技場側が適正な売上及び利益を確保することができる。又、玉単価が変更されたときに遊技者が遊技を継続した遊技者の割合を継続率として算出して出力するようにしたので、玉単価が変更されたことで遊技者が遊技を終了するか継続するかの傾向を探ることができ、玉単価の変更パターンや変更タイミングが適切であるか否かを分析することができる。即ち、玉単価が変更された後でも遊技者を長く留めるという点で、継続率が高いほど玉単価の変更パターンや変更タイミングが適切であると判断することができる。
又、玉単価が変更されたことで遊技を終了した遊技者の数に対する新たに遊技を開始した遊技者の数の割合を新規稼働率として算出して出力するようにしたので、玉単価が変更されたことで新たな遊技者が遊技を開始するか否かの傾向を探ることができ、玉単価の変更パターンや変更タイミングが適切であるか否かを分析することができる。即ち、玉単価が変更された後で新たな遊技者を取り込むという点で、新規稼働率が高いほど玉単価の変更パターンや変更タイミングが適切であると判断することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。又、複数の変形例を組み合わせても良い。
遊技価値の単価の種別として、1玉4円、1玉2円、1玉1円の3種類を例示したが、2種類以上であれば何種類であっても良い。又、遊技価値の単価は規則で定められた範囲内で任意の金額を設定可能である。
遊技価値の単価として、対価の支払に応じて遊技価値を付与するときの単価と、景品と交換するときの単価とが同じであっても良いし、異なっても良い。
単価変更予告メッセージを表示するときに、玉単価が変更されることを予告した上で玉単価の変更後に遊技を継続するか終了するかを遊技者に選択させる構成を例示したが、単価変更予告メッセージを表示する時点では単に玉単価が変更されることのみを予告し、単価変更時刻になった時点で遊技を継続するか終了するかを遊技者に選択させる構成としても良い。
単価変更時刻の直前まで稼働していた遊技機2の台数に対する単価変更時刻になった後でも遊技を継続した人数の割合を、「継続人数」÷「稼働」の演算式により「継続率」として求める構成を例示したが、単価変更時刻の直前まで稼働していた遊技機2の台数に対する単価変更時刻になった時点で遊技を終了した人数の割合を、「終了人数」÷「稼働」の演算式により「終了率」として求めても良い。
管理装置11において、遊技を継続する旨を予約した人数を管理し、単価変更時刻になった後でも遊技を継続した人数の内訳として、遊技を継続する旨を予約した上で遊技を継続した人数と、遊技を継続する旨を予約せずに遊技を継続した人数とを区分けして管理しても良い。同様に、遊技を終了する旨を予約した人数を管理し、単価変更時刻になった時点で遊技を終了した人数の内訳として、遊技を終了する旨を予約した上で遊技を終了した人数と、遊技を終了する旨を予約せずに遊技を終了した人数とを区分けして管理しても良い。
単価変更時における遊技者の収支状況(消費した遊技価値と、獲得した遊技価値との差)を特定し、その収支状況別に区分して継続率を算出するようにしても良く、そのように構成すれば、遊技の継続又は終了に対して収支状況がどのように影響しているのかを判断することができる。例えば収支状況が好調(獲得した遊技価値の方が多い)の場合と不調(消費した遊技価値の方が多い)の場合とで継続率に差があるのか否かを判定することで、継続率に差がある場合には単価の変更だけでなく収支状況の良し悪しが遊技の継続又は終了に影響を与えていると判断することができる。
単価変更時刻で遊技を終了した遊技者を終了人数として加算する構成を例示したが、単価変更時刻で遊技を終了した遊技者のみならず、単価変更時刻の所定時間前から単価変更時刻までの間に遊技を終了した遊技者をも終了人数として加算しても良い。即ち、単価変更を認識したことで単価変更時刻になる前に遊技を終了した遊技者をも終了人数として加算しても良い。
単価変更前及び単価変更後における各種遊技データを算出し、両者を比較可能に出力しても良い。この場合、例えばそれぞれの売上、利益、稼働率等の遊技データを算出対象とすれば良い。
新規遊技者を、同じ遊技機島から移動してきた遊技者と、異なる遊技機島から移動してきた遊技者とに区分して集計しても良い。その場合、新規遊技者が同じ遊技機島から移動してきた遊技者であるか異なる遊技機島から移動してきた遊技者であるかを判定する方法としては、遊技者がカード71を用いて遊技する場合には、管理装置11が管理するカード71の利用履歴を参照して判定すれば良く、遊技者がカード71を用いずに遊技する場合には、管理装置11が管理する個人データの顔画像を参照して判定すれば良い。
遊技機2として封入式のパチンコ遊技機を例示したが、実際に玉を払い出すタイプのパチンコ遊技機であっても良く、その場合、各遊技機2に遊技媒体を計数する計数装置を付設するのが望ましい。又、遊技機2としてスロットマシンを適用しても良い。
図面中、1は遊技場用管理システム、2は遊技機、11は管理装置(単価設定手段、判定手段、データ算出手段、出力手段、収支特定手段、新規遊技者検知手段、新規稼働率算出手段)、54は表示部(単価報知手段)、59は制御部(単価変更手段)である。

Claims (3)

  1. 対価の支払いに応じて付与される遊技価値を消費することにより遊技が実行可能となる複数の遊技機が設置された遊技場における遊技場用管理システムにおいて、
    前記複数の遊技機のそれぞれに対して、前記遊技価値の単価を営業時間帯別に区分して設定することが可能な単価設定手段と、
    現在の営業時間帯に設定されている単価を遊技者に対して報知する単価報知手段と、
    前記単価設定手段により設定された内容にしたがって前記単価を変更する単価変更手段と、
    前記単価変更手段により単価が変更されたときに遊技者が遊技を終了したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記単価が変更されたときに遊技を終了した遊技者の割合、又は前記単価が変更されたときに遊技を継続した遊技者の割合を算出するデータ算出手段と、
    前記データ算出手段により算出された前記割合を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 遊技者が遊技の実行により消費した遊技価値と獲得した遊技価値との差に基づいて収支状況を特定する収支特定手段を備え、
    前記データ算出手段は、前記単価が変更された時点における前記収支状況が、前記消費した遊技価値の方が大きいことを示している場合と、前記獲得した遊技価値の方が大きいことを示している場合とに区分して前記割合を算出することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用管理システム。
  3. 前記判定手段により遊技者が遊技を終了したと判定された場合において、その後の所定期間以内に新たな遊技者が遊技を開始したことを検知する新規遊技者検知手段と、
    前記判定手段により遊技を終了したと判定された遊技者の数に対する前記新規遊技者検知手段により検知された遊技者の数の割合を新規稼働率として算出する新規稼働率算出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記新規稼働率を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用管理システム。
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