JP2002369962A - Cr遊技システムおよびcr遊技機 - Google Patents

Cr遊技システムおよびcr遊技機

Info

Publication number
JP2002369962A
JP2002369962A JP2002046976A JP2002046976A JP2002369962A JP 2002369962 A JP2002369962 A JP 2002369962A JP 2002046976 A JP2002046976 A JP 2002046976A JP 2002046976 A JP2002046976 A JP 2002046976A JP 2002369962 A JP2002369962 A JP 2002369962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
lending
payout
game
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002046976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002369962A5 (ja
Inventor
Motonari Yamamoto
基就 山本
Koji Koide
幸治 小出
Shojiro Kanazawa
昇次郎 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUYA SHOKAI KK
Original Assignee
MATSUYA SHOKAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUYA SHOKAI KK filed Critical MATSUYA SHOKAI KK
Priority to JP2002046976A priority Critical patent/JP2002369962A/ja
Publication of JP2002369962A publication Critical patent/JP2002369962A/ja
Publication of JP2002369962A5 publication Critical patent/JP2002369962A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CR遊技システムを極力変更することなく、
貸出単価を変更可能にする。 【解決手段】 CR遊技システムは、CR玉貸機1とC
Rパチンコ機2を含む。CRパチンコ機2は、払出機構
28とそれを制御する賞球兼玉貸制御部30を含む。賞
球兼玉貸制御部30は、賞球の払出制御に加え、CR通
信に基づき貸玉の払出を制御する。賞球兼玉貸制御部3
0は、可変設定される貸玉単価に基づいた払出数の貸玉
を払出機構28に払い出させる。貸玉単価は、外部のホ
ールコンピュータ14からの指示に従って設定される。
好ましくは、払出機構28の払出を制御する払出制御部
と隔離して、払出数信号提供部が設けられる。ホールコ
ンピュータ14の指示は払出数信号提供部に与えられ
る。払出数信号提供部は、貸玉の払出数を表す信号を生
成して、払出制御部に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CR遊技機とCR
媒体貸出装置で構成されるCR遊技システムに関し、特
に、パチンコ玉およびメダル等の遊技媒体の貸出単価を
変更する制御に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ台は、サンドと
呼ばれる台間玉貸機と並んで設置されることが殆どであ
る。台間玉貸機は、現金玉貸機とCR玉貸機に大別され
る。現金玉貸機は、遊技者による現金の投入を受け付け
て、金額に応じた数量の貸玉を払い出す。一方、CR玉
貸機は、遊技者によるCRカード(プリペイドカード)
の投入を受け付ける。CRの場合、CR玉貸機とCRパ
チンコ機が、通信により一体となって動作する。そし
て、パチンコ機の玉貸ボタンが押されると、パチンコ機
から貸玉が払い出される。
【0003】図1は、CR玉貸機とCRパチンコ機で構
成されるシステムを例示している。CR玉貸機1とCR
パチンコ機2は、両端に25ピンのコネクタを有する接
続線によって接続されており、この接続線を介して通信
する。またCR玉貸機1は、カード管理センタのコンピ
ュータシステムとオンラインで接続されている。パチン
コ玉の貸出は以下のようにして行われる。
【0004】(1)CRカード3が遊技者によりCR玉
貸機1に挿入されると、CR玉貸機1はCRパチンコ機
2に接続確認信号aを送り、これにより、接続確認が行
われる。CRパチンコ機2は、この接続確認を経て初め
て動作する。
【0005】(2)CR玉貸機1は、さらに、CRカー
ドの残度数通知信号bをCRパチンコ機2に送る。残度
数はCRパチンコ機2の表示部4に表示される。1度数
は100円に相当する。
【0006】(3)次に、遊技者がCRパチンコ機2の
玉貸ボタン5を押すと、CRパチンコ機2が玉貸要求信
号cをCR玉貸機1へ送る。
【0007】(4)CR玉貸機1は、貸玉払出指示信号
dをCRパチンコ機2へ送る。CRパチンコ機2では、
貸玉払出指示信号dを受信すると、賞球基盤6が賞球払
出機構7に貸玉を払い出させる。
【0008】(5)さらに、CRパチンコ機2は、貸玉
を払い出したことを示す払出確認信号eをCR玉貸機1
へ送る。これを受けて、CR玉貸機1は、CRカードの
度数を減らす。またCR玉貸機1は、CRカードが使わ
れたことを示す情報をカード管理センタへ送信する。
【0009】次に、CR玉貸機1は、(2)の動作を行
う。すなわち、変更後の度数を示す残度数通知信号bを
CRパチンコ機2へ送る。(2)〜(5)の過程、すな
わち、残度数通知から貸玉払出までの過程が繰り返され
る。
【0010】このように、CRのシステムでは、CR玉
貸機はCRカードを処理する役割をもち、実際には玉を
払い出しておらず、実際の玉貸動作はパチンコ機側で行
われる。なお、上述の信号a〜eの名称は、本明細書の
説明を分かりやすくするために付けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコの
貸玉単価は、その上限が定められている。現在、貸玉単
価の上限は1玉当たり4円である。そして、殆どの玉貸
機の貸玉単価は、この上限値に固定されている。
【0012】これに対し、仮に貸玉単価を変更可能であ
れば、パチンコ店の営業上の自由度が増す。例えば、パ
チンコ台の集客力に応じて、または、集客状況の時期的
変化に応じて、貸玉単価を下げることができ、これによ
り集客力を高められると考えられる。また、遊技者は、
貸玉単価によってパチンコ台を選んだり、貸玉単価の低
いときを狙ってパチンコ店に行ったり、といった新しい
遊技の形態を楽しめる。これにより、遊技者へのサービ
ス性も向上できると考えられる。
【0013】現金玉貸機については、特開平11−10
4331号公報にて、貸玉単価の変更機能を備える玉貸
機が既に開示されている。現金玉貸機の場合、玉貸機自
体に機能を追加することにより、比較的容易に貸玉単価
を変更可能になる。
【0014】しかしながら、CRシステムについては貸
玉単価を変更する技術は提案されていない。CRの場合
には、以下に説明するように、現金機と同様の手法で簡
単に貸玉単価の変更機能を備えることはできない。
【0015】すなわち、CR遊技システムでは、図1を
用いて説明したように、CR玉貸機1とCRパチンコ機
2が玉貸用のCR通信を通じて協働し、そして、CRパ
チンコ機2の側から貸玉が払い出される。このようなC
R遊技システムの機能を極力維持しつつ、貸玉単価を変
更可能にすることが望まれる。CR玉貸機1を変更する
ことなく、また、CR玉貸機1に入出力されるCR通信
情報の変更することなく、貸玉単価を変更可能にするこ
とが望ましい。このような要求に応えようとすると、現
金機と同様の手法で簡単に貸玉単価の変更機能を備える
ことができない。
【0016】また、貸玉単価の変更については、以下の
問題がある。単価変更は、それが望まれるときに、複数
のパチンコ台を対象として容易に実施できることが望ま
れる。また、少ない労力で単価を変更できることが望ま
れる。このような要求に応えるためには、外部コンピュ
ータを用いた集中制御(管理)によって貸玉単価を変更
すればよいと考えられる。
【0017】しかしながら、図1に示したようなCR遊
技システムにおいて、CR玉貸機1は、外部コンピュー
タからの集中制御を受ける機能をもっていない。CRパ
チンコ機2についても同様である。特にCRパチンコ機
2については、基本的に外部から通信で制御を受けるこ
とは、認められていない。これは、パチンコ機2のゲー
ム性(例えば大当たりの確率など)が外部から通信で簡
単に変えられるのは望ましくない、という考え方に基づ
いている。このような制約の下で、貸玉単価の変更を外
部から集中制御可能にすることが望まれる。
【0018】なお、上記においては、パチンコ機を取り
上げて本発明の課題を説明した。ところで、遊技場に
は、パチンコ機のほかにパチスロ機も備えられている。
パチスロ機は現状ではCRに対応していない。しかし、
パチスロ機についても、CRへ対応する場合には、同様
の課題が生じる。さらに、これらの遊技機に限られず、
CRへ対応する遊技機があれば、同様の課題が生じる。
【0019】本発明は、上記背景の下でなされたもので
あり、その目的は、CR遊技システムにおける媒体貸出
単価を変更可能にする好適な技術を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、C
R媒体貸出機とCR遊技機を含み、前記CR媒体貸出機
および前記CR遊技機の間のCR通信によって遊技媒体
をCR遊技機から貸し出すCR遊技システムに関する。
上記目的を達成するため、本システムにおいて、前記C
R遊技機は、遊技媒体を払い出す媒体払出手段と、前記
CR媒体貸出機とのCR通信に基づき、前記媒体払出手
段に遊技媒体を貸出のために払い出させる媒体貸出制御
手段と、を含み、前記媒体貸出制御手段は、可変設定さ
れる遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の遊技媒体を
前記媒体払出手段に払い出させる。
【0021】上記のように、本発明によれば、CR媒体
貸出機とCR遊技機を含むCR遊技システムにおいて、
CR遊技機の側に媒体貸出制御手段が設けられる。この
媒体貸出制御手段の制御により、CR遊技機の側で、可
変設定される貸出単価に基づいた数の遊技媒体が貸し出
される。したがって、CR遊技システムを極力変更する
ことなく、貸出単価が変更可能になる。
【0022】例えば、現行のパチンコ用のCRパチンコ
システムに適用するとき、本発明によれば、CRパチン
コ機の側で、貸出単価の変更に応じて遊技媒体の払出数
が変更される。CR玉貸機へのCR通信信号の出入はそ
のままでよい。すなわち、接続確認信号、残度数通知信
号、玉貸要求信号、貸玉払出指示信号および払出確認信
号は、そのまま、CR玉貸機から出力され、またはCR
玉貸機へ入力されてよい。したがって、CR玉貸機の変
更も不要である。
【0023】好ましくは、前記媒体貸出制御手段は、複
数のCR遊技機と通信を行う外部制御装置から指示され
る貸出単価に基づいて遊技媒体の払出を制御する。外部
制御装置は、好適には遊技場に設けられる中央制御装置
(管理装置)のコンピュータである。本発明によれば、
CR遊技システムにおける媒体貸出単価を、外部から通
信の指示により変更できる。これにより、貸出単価を変
更する作業が簡単になる。単価変更が望まれるときに、
複数のパチンコ台を対象として容易に単価変更を実施で
きる。
【0024】ここで、従来、CR遊技機に対して外部か
ら通信で指示を送ることは認められていない。これは、
遊技機のゲーム性(例えばパチンコの大当たり確率な
ど)が通信で簡単に変えられるのは望ましくない、とい
う考え方に基づいている。しかし、遊技媒体の貸出単価
は、ゲーム性には影響しないので、貸出単価を遊技機に
送っても問題はないと考えられる。本発明者はこの点に
着目し、ゲーム性には影響しない貸出単価をCR遊技機
が受信するように構成することで、CR遊技システムに
おける貸出単価の集中制御を可能とした。
【0025】次に、CR遊技機に貸出単価を外部から送
ったときのゲーム性への影響をより確実に防げる態様を
説明する。
【0026】好ましくは、前記CR遊技機の前記媒体貸
出制御手段は、遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出
手段に払い出させるとともに、遊技媒体を賞媒体として
前記媒体払出手段に払い出させる払出制御部と、前記払
出制御部と隔離して設けられ、外部制御装置から通信で
指示される貸出単価に基づいた媒体払出数を表す払出数
信号を前記払出制御部に提供する払出数信号提供部と、
を含み、前記払出制御部は、前記払出数信号提供部から
提供された前記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体
払出手段に払い出させる。
【0027】本発明では、払出制御部が、賞媒体として
の遊技媒体の払い出しと、貸出用媒体としての遊技媒体
の払い出しと、両方を行う。この構成は現行のCRパチ
ンコ機に見られ、そこでは賞球基板が賞球と貸玉の両方
の払出を制御する。そして、本発明の特徴として、払出
制御部から隔離して払出数信号提供部が設けられる。こ
の払出数信号提供部が、外部制御装置から通信で指示を
受けて、媒体払出数を表す払出数信号を提供する。払出
制御部は、払出数信号を受けて、払出数信号に従って遊
技媒体を媒体払出手段に払い出させる。
【0028】このように、本発明によれば、外部からの
媒体貸出単価の指示が、払出制御部と隔離された払出数
信号提供部に取得される。貸出用媒体とともに賞媒体の
払出を制御する払出制御部には外部から指示が行かな
い。賞媒体の払出数が外部の指示で変わって、これによ
りゲーム性が変わる、といったことが防止できる。した
がって、より確実に、ゲーム性へ影響を与えることな
く、CR遊技機の貸出単価を外部から変更できる。
【0029】次に、CR遊技機に貸出単価を外部から送
ったときのゲーム性への影響をより確実に防げる別の態
様を説明する。
【0030】好ましくは、前記CR遊技機の前記媒体貸
出制御手段は、遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手
段に払い出させる賞媒体用の払出制御部と隔離して設け
られており、かつ、前記媒体貸出制御手段は、外部制御
装置から通信で指示される貸出単価に基づいて遊技媒体
の払出数を制御する。
【0031】この態様では、CR遊技機内で、貸出のた
めに遊技媒体の払出を制御する手段が、賞媒体用の払出
制御部と隔離される。そして、貸出用の制御手段が、外
部から貸出単価の指示を受ける。したがって、賞媒体用
の払出制御部には外部から指示が行かない。賞媒体の払
出数が外部の指示で変わって、これによりゲーム性が変
わる、といったことが防止できる。したがって、より確
実に、ゲーム性へ影響を与えることなく、CR遊技機の
貸出単価を外部から変更できる。
【0032】好ましくは、前記CR遊技機の前記媒体貸
出制御手段は、前記外部制御装置から通信で指示される
貸出単価に基づいた媒体払出数を表す払出数信号を提供
する払出数信号提供部と、前記払出数信号を受けて、前
記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体払出手段に払
い出させる貸出用の払出制御部と、を含む。
【0033】なお、上記の態様(前者)と、さらに前出
の払出数信号提供部を備える態様(後者)を比較したと
き、前者は、媒体貸出用の制御部と賞媒体用の制御部を
分けているので、より確実に、外部の指示が賞媒体用の
制御部へ行くのを防げると考えられる。一方、後者の場
合、貸出媒体と賞媒体の払出制御部を兼用できるという
利点が得られる。
【0034】本発明において、好ましくは、CR遊技機
は、媒体1個単位で任意の数の媒体を払出可能に構成さ
れ、媒体貸出制御手段は、払出数信号を媒体1個単位で
変更する。これにより、貸出単価を細かく任意に変更で
きる。
【0035】好ましくは、前記CR遊技機の前記媒体貸
出制御手段は、遊技媒体の貸出単価を設定する貸出単価
設定手段を含む。この貸出単価設定手段は、本装置への
操作に応じて貸出単価を設定してもよく、外部からの通
信指示に従って貸出単価を設定してもよい。
【0036】好ましくは、前記CR遊技機における遊技
媒体の出入状況に応じて貸出単価を変更する手段が設け
られる。例えば、ある遊技機の打入数が払出数を大幅に
上回るとき、その遊技機の貸出単価を低下させる。打入
数が超過しているとき、例えばパチンコ機の釘位置変更
のようなこと以外の手法でも、遊技者の投資を抑えられ
る。これにより、打入数が超過している遊技機でも、遊
技者が従来より遊技を楽しめると考えられる。
【0037】本発明のある態様のCR遊技システムは、
CR媒体貸出機とCR遊技機を含み、前記CR媒体貸出
機および前記CR遊技機の間でCR通信が行われ、遊技
媒体をCR遊技機から貸し出す。本態様のCR遊技シス
テムにおいて、前記CR遊技機は、遊技媒体を払い出す
媒体払出手段と、前記媒体払出手段に遊技媒体を貸出の
ために払い出させる媒体貸出制御手段と、を含み、前記
媒体貸出制御手段は、可変設定される遊技媒体の貸出単
価に基づいた払出数の遊技媒体を前記媒体払出手段に払
い出させる。本態様によっても、CR遊技機の側で、可
変設定される貸出単価に従った数量の遊技媒体が払出さ
れる。これにより、遊技媒体の貸出単価を変更でき、本
発明の利点が得られる。
【0038】好ましくは、前記媒体貸出制御手段は、C
Rに関連する機器における貸出のときの動作に応じて、
可変設定される遊技媒体の貸出単価に従った数量の遊技
媒体を前記媒体払出手段に払いださせる。CRに関連す
る機器の動作は、典型的には、CR通信であり、媒体払
出指示信号の通信が好適であるが、これに限定されな
い。貸出のときの動作は、CRの他の通信でもよく、さ
らに、CRに限られず他の通信(出力、入力のみを含
む)でもよい。貸出のときの動作としては、CR媒体貸
出機による売上信号の出力も考えられる。さらに、貸出
のときの動作は、通信に限られず、他の信号処理でもよ
い(装置内の信号でもよい)。さらに、貸出のときの動
作は、物体の動作、例えば、CR遊技機またはCR媒体
貸出機の機構の動作でもよい。
【0039】なお、CRに関連する機器の動作は、典型
的にはCR媒体貸出機の動作であるが、これに限定され
ない。CRに関連する機器の動作は、CR遊技機自身の
動作でもよく(ボタン押下げ等を含む)、また、遊技媒
体の動作でもよく、他の機器の動作でもよい。
【0040】本発明は、上記のCR遊技システムの態様
には限定されない。本発明のある態様は、CR遊技シス
テムを構成するCR遊技機である。また本発明の別の態
様は、例えば、遊技媒体貸出制御方法であり、遊技媒体
貸出単価制御方法であり、これらの方法をコンピュータ
に実行させるプログラムであり、また、そのようなプロ
グラムを記録した媒体である。これらの態様によって
も、上述の本発明の利点が同様に得られる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して説明する。本実施形態では遊技機はC
Rパチンコ機であり、CRパチンコ機に、遊技媒体とし
てのパチンコ玉の貸玉単価を制御する機能が付加され
る。
【0042】図2は、本実施形態のCR遊技システムが
備えられる遊技場のシステムを示している。図2に示さ
れるように、CR玉貸機1(CRサンド)がCRパチン
コ機2の隣に設置される。CR玉貸機1およびCRパチ
ンコ機2は、図2では離れて示されているが、実際には
接触している。これらは、それぞれ、内蔵される制御用
コンピュータ装置によって制御される。
【0043】図には示されないが、複数のCRパチンコ
機2が並んで配置される。CR玉貸機1は薄い形状を有
しており、隣接するCRパチンコ機2の隙間に配置され
る。そして、2列のパチンコ機が背中合わせに配置され
て島が形成される。遊技場には複数の島が平行に配置さ
れる。そして、島間の通路を挟んで向き合う2列のパチ
ンコ機をコースと呼ぶ。すなわち、コースは、隣合う島
のパチンコ機のうちで、島間通路に面するパチンコ機が
形成するグループである。
【0044】なお、遊技場には、CRパチンコ機以外の
遊技機である現金パチンコ機やパチスロ機が設置されて
もよい。
【0045】CR遊技機1とCRパチンコ機2は、CR
通信用の25ピンタイプの接続線を介して接続されてい
る。
【0046】CRパチンコ機2は、LANにより島コン
トローラ12を経由してホールコンピュータ14と接続
されている。ホールコンピュータ14は、複数のCRパ
チンコ機2との通信により集中制御する中央制御装置で
あり、本発明の外部制御装置の一形態である(管理装置
といってもよい)。特に、ホールコンピュータ14は、
CRパチンコ機2との通信によって貸玉単価を指示す
る。なお、島コントローラ12が本発明の中央制御装置
または外部制御装置の一形態とされてもよい。
【0047】また、CRパチンコ機2は、玉の出入等の
遊技情報を出力する端子をもっている。図示されない
が、この出力端子は、ホールコンピュータ14へと接続
されている。ホールコンピュータ14は、玉の出入等の
情報を遊技場の管理に利用する。
【0048】一方、CR玉貸機1は、プリペイドカード
サーバ16と接続される。プリペイドカードサーバ16
は、遊技場内の複数のCR玉貸機1と接続される。そし
て、プリペイドカードサーバ16は、外部のカード管理
センタのコンピュータシステムと通信を行う。プリペイ
ドカードサーバ16は、CR玉貸機1からカード使用に
関する情報を受け付け、その情報をカード管理センタに
送る。
【0049】図3は、CR玉貸機1およびCRパチンコ
機2を含むCR遊技システムの構成を示している。
【0050】CR玉貸機1はCRカード挿入口20を有
する。CRカード挿入口20にはCRカード22(プリ
ペイドカード)が挿入される。
【0051】CRパチンコ機2は、表示部24、玉貸ボ
タン26、払出機構28および賞球兼玉貸制御部30を
有する。表示部24は、CRカードの残度数を表示す
る。玉貸ボタン26は、遊技者により、玉貸を求めると
きに操作される。本実施形態において、1度数=100
円であり、度数と金額は1対1で対応する。そこで、適
宜、度数または金額の一方を説明に用いる。
【0052】払出機構28は、本発明の媒体払出手段に
相当する。払出機構28は、後述する賞球兼玉貸制御部
30に制御されて、パチンコ玉を受皿に払い出す。払出
機構28は、賞球としてパチンコ玉を払い出し、また、
貸玉としてパチンコ玉を払い出す。
【0053】払出機構28は、1個単位で任意の数のパ
チンコ玉を払い出すことができるように構成されてい
る。例えば、払出機構28はギヤ(スプロケット)を有
する。ギヤは、歯と歯の間にパチンコ玉を保持する。こ
のギヤの回転を制御することにより、1個単位で任意の
数の玉が払い出される。
【0054】また例えば、パチンコ玉の通路が設けら
れ、通路を通る玉を数えるカウンタが設けられる。カウ
ンタの検出する数に基づいて、通路を通過する玉数が制
御される。
【0055】なお、一般に、パチンコ機における賞球の
払出数は固定されている。例えば、賞球の数は5個また
は15個に固定されている。一方、本実施形態では、貸
玉単価が変更されるので、貸玉の払出数が変化する。そ
こで、上述の玉数を任意に変更する機能は、主として玉
貸しのために用いられる。
【0056】賞球兼玉貸制御部30は、払出機構28を
制御し、賞球を払い出させ、また、貸玉を払い出させ
る。従来のCRパチンコ機には、遊技を制御するメイン
基板、液晶制御CPU、音楽用CPUに加えて、賞球基
板が設けられている。そして、賞球基板により、賞球と
貸玉の払出が制御される。本実施形態においても、賞球
兼玉貸制御部30は賞球基板に設けられてよい。
【0057】賞球兼玉貸制御部30においては、賞球払
出制御部32が、図示しないメイン基板により制御され
る遊技において、賞球の払出を制御する。一方、貸玉払
出制御部46が、その他の構成とともに貸玉の払出を制
御する。賞球兼玉貸制御部30は、貸玉を払い出すと
き、本発明の媒体貸出制御手段として機能する。
【0058】CR通信部34は、CR玉貸機1との間で
CRの玉貸用の通信を行う。接続確認、残度数通知、玉
貸要求、貸玉払出指示、払出確認といった通信が行われ
る。ホールコンピュータ通信部36は、ホールコンピュ
ータ14との間で通信を行う。特に、ホールコンピュー
タ通信部36は、ホールコンピュータ14より貸玉単価
の指示を受信し、この貸玉単価の情報を貸玉単価設定部
38へ伝える。
【0059】貸玉単価設定部38は、ホールコンピュー
タ14よりの指示に従って、貸玉単価を設定する。貸玉
単価は賞球兼玉貸制御部30に記憶保持され、貸玉払出
制御部46により参照される。
【0060】また、貸玉単価設定部38は、以下に説明
するように、CRパチンコ機2に対する作業員の操作に
従って貸玉単価を設定する。
【0061】図3に示されるように、CRパチンコ機2
は単価変更操作部40および単価変更接続部42を備え
る。単価変更操作部40は、貸玉単価の設定作業のとき
に、作業員により利用される。単価変更操作部40は、
ボタン、スイッチ等の直接操作される部材で構成され
る。単価変更接続部42も、単価設定を行う作業員によ
り利用される。単価設定接続部42は、単価設定操作用
の端末機器等の電子機器を接続される接続部材(端子)
で構成され、接続部材を介して電子機器との間で通信が
行われる。単価設定接続部42も単価設定操作部40の
一形態とみることもできる。
【0062】作業員が単価設定操作部40または単価設
定接続部42を使って貸玉単価を入力したとき、この貸
玉単価は貸玉単価入力部44から入力され、貸玉単価設
定部38に受け付けられる。貸玉単価設定部38は、入
力値に従って貸玉単価を設定する。貸玉単価は賞球兼玉
貸制御部30に記憶保持され、貸玉払出制御部46によ
り参照される。
【0063】貸玉払出制御部46は、払出機構28を制
御して、払出機構28に貸玉を払い出させる。貸玉払出
制御部46は、CR通信部34がCR玉貸機1から貸玉
払出指示信号を受信したとき、貸玉を払い出させる。
【0064】貸玉払出制御部46は、可変設定される貸
玉単価に基づいた払出数の貸玉を払出機構28に払い出
させる。貸玉単価は、上述のように、貸玉単価設定部3
8により設定される。貸玉の払出数は、1ショット(1
回のボタン操作)の金額を貸玉単価で割った値である。
【0065】図3を参照し、本実施形態のCR遊技シス
テムによる玉貸の動作を説明する。
【0066】(1)CRカード22が遊技者によりCR
玉貸機1に挿入されると、CR玉貸機1はCRパチンコ
機2に接続確認信号aを送る。これにより、接続確認が
行われる。CRパチンコ機2は、この接続確認を経て初
めて動作する。
【0067】(2)CR玉貸機1は、さらに、CRカー
ドの残度数通知信号bをCRパチンコ機2に送る。残度
数はCRパチンコ機2の表示部24に表示される。
【0068】(3)次に、遊技者がCRパチンコ機2の
玉貸ボタン26を押すと、CRパチンコ機2が玉貸要求
信号cをCR玉貸機1へ送る。
【0069】(4)CR玉貸機1は、貸玉払出指示信号
dをCRパチンコ機2へ送る。CRパチンコ機2におい
て、賞球兼玉貸制御部30のCR通信部34が貸玉払出
指示信号dを受信したとき、貸玉払出制御部46が払出
機構28を制御して、貸玉を払い出させる。貸玉払出制
御部46は、貸玉単価設定部38により設定された貸玉
単価に従った数の玉を払い出させる。すなわち、1ショ
ットの金額を貸玉単価で割った数の玉を払い出させる。
貸玉は払出機構28により受け皿へと払い出される。遊
技者は貸玉を使って遊技する。
【0070】(5)CRパチンコ機2は、貸玉を払い出
したことを示す払出確認信号eをCR玉貸機1へ送る。
これを受けて、CR玉貸機1は、CRカードに対して玉
貸の処理、ここでは度数を減らす処理を行う。CR玉貸
機1は、CRカードが使われたことを示す情報をカード
管理センタへ送信する。
【0071】次に、CR玉貸機1は、(2)の動作を行
う。すなわち、変更後の度数を示す残度数通知信号bを
CRパチンコ機2へ送る。したがって、変更後の残度数
がCRパチンコ機2の表示部24に表示される。(2)
〜(5)の過程、すなわち、残度数通知から貸玉払出ま
での過程が繰り返される。
【0072】ここで、通常、CRパチンコ機2への1回
のボタン操作(1ショット)は、5度数(500円)に
相当することが多い(なお、CR玉貸機1には、1回の
ボタン操作に対応する消費度数を変更する機能が備えら
れている)。この場合、CR玉貸機1は、CRパチンコ
機2からの玉貸要求信号cに応答して、5度数分の玉貸
を指示するために、貸玉払出指示信号dを送出する。こ
の貸玉払出指示信号dはパルス信号である。1度数に付
き1パルスの場合、5つのパルスが送出される。CRパ
チンコ機2は、このパルス信号をとらえ、1パルスにつ
き100円分の貸玉を払い出す。
【0073】ところで、本発明の貸玉単価変更機能は、
遊技場により、例えば、以下のようにして利用される。
貸玉単価は、通常は、ある基準貸玉単価に設定される。
基準貸玉単価としては、現在の貸玉単価の上限値である
4円が適当と考えられる。殆どの遊技場がこの上限値を
固定的に採用しているからである。そして、貸玉単価
は、適宜、この基準貸玉単価から引き下げられる。
【0074】例えば、集客力の低い機種または集客力の
低いパチンコ機の単価が引き下げられる。また例えば、
客数の少ない時期には単価が引き下げられる。客数の少
ない曜日、日、または時間帯に単価が引き下げられても
よい。また例えば、適当なグループ(島、コース等)の
パチンコ機がサービス対象に設定される。そして、サー
ビス対象のパチンコ機の単価が引き下げられる。このよ
うな単価設定が行われると、遊技者は、貸玉単価によっ
てパチンコ台を選んだり、貸玉単価の低いときを狙って
パチンコ店に行ったり、といった新しい遊技の形態を楽
しめる。これにより、遊技者へのサービス性も向上でき
ると考えられる。
【0075】貸玉単価としては、4円、3円50銭、3
円、2円50銭、2円、1円50銭、1円等の適当な単
価が採用される。単価変更に伴う貸玉数の端数は、適当
に切上げまたは切捨てられる。単価3円の場合、1ショ
ット(1回の玉貸ボタン操作)の貸玉数は500/3で
ある。端数を切り上げると払出数は167となる。貸玉
数は、四捨五入により決められてもよい。
【0076】また、本実施形態のCR遊技システムにお
いて、好ましくは、現在の貸玉単価を表す情報を表示す
る表示手段が設けられる。この表示は遊技者に提示さ
れ、あるいは遊技場店員に提示される。貸玉単価そのも
のが表示されてもよい。また、1ショットで貸し出され
る玉数が表示されてもよい。また、表示される情報は、
残度数で貸出可能な玉数でもよい。貸玉単価を表す情報
は、例えば、CRパチンコ機2に備えられた表示部に表
示される。
【0077】以上に説明したように、本実施形態によれ
ば、CR玉貸機1とCRパチンコ機2を含むCR遊技シ
ステムにおいて、CRパチンコ機2の側に媒体貸出制御
手段としての賞球兼玉貸制御部30が設けられる。この
媒体貸出制御手段の制御により、CRパチンコ機2の側
で、可変設定される貸出単価に基づいた数のパチンコ玉
が貸し出される。したがって、CR遊技システムを極力
変更することなく、貸出単価が変更可能になる。
【0078】すなわち、現行のパチンコ用のCRパチン
コシステムに適用するとき、上述の実施形態によれば、
CR玉貸機1へのCR通信信号の出入はそのままでよ
い。接続確認信号a、残度数通知信号b、玉貸要求信号
c、貸玉払出指示信号dおよび払出確認信号eは、その
まま、CR玉貸機1から出力され、またはCR玉貸機1
へ入力されてよい。したがって、CR玉貸機1の変更も
不要である。
【0079】また、本実施形態では、CRパチンコ機2
の払出機構28が1個単位で任意の数の玉を払い出せ
る。賞球兼玉貸制御部30は、貸玉の払出数を1個単位
で制御する。これにより、貸出単価を細かく任意に変更
でき、有利である。
【0080】ただし、本発明の範囲内で、貸玉の払出数
が1個単位で変更されなくてもよい。例えば2個単位で
もよい。選択可能な複数種類の貸玉単価が予め設定され
てもよい。それら複数種類の貸玉単価に対応する個数の
貸玉払出を選択的に行えるように、CRパチンコ機2、
特に払出機構28および賞球兼玉貸制御部30が構成さ
れる。1個単位と比べると単価設定が粗くなるものの、
それでも本発明の効果が得られる。
【0081】また、本実施形態において、CRパチンコ
機2の賞球兼玉貸制御部30は、ホールコンピュータ1
4から指示される貸玉単価に基づいて貸玉の払出を制御
する。ホールコンピュータ14は、遊技場の複数のCR
パチンコ機2と接続されているので、それらのCRパチ
ンコ機2に指示を出して貸玉単価を変更できる。外部か
ら通信での指示により貸玉単価を変更できるので、単価
変更の作業が簡単になる。単価変更が望まれるときに、
複数のパチンコ台を対象として容易に単価変更を実施で
きる。
【0082】ここで、従来、CRパチンコ機に対して外
部から通信で指示を送ることは認められていない。これ
は、遊技機のゲーム性(例えばパチンコの大当たり確率
など)が通信で簡単に変えられるのは望ましくない、と
いう考え方に基づいている。しかし、貸玉単価は、ゲー
ム性には影響しないので、貸玉単価をパチンコ機に送っ
ても問題はないと考えられる。本発明者はこの点に着目
し、ゲーム性には影響しない貸玉単価をCR遊技機が受
信するように構成することで、上述の例では賞球基板の
玉貸制御機能に貸玉単価が指示されるように構成するこ
とで、CR遊技システムにおける貸玉単価の集中制御を
可能とした。
【0083】次に、本発明のもう一つの実施形態を説明
する。本実施形態は、CR遊技機に貸出単価を外部から
送ったときのゲーム性への影響をより確実に防ぐことを
可能にする。
【0084】図4は、本実施形態のCR遊技システムを
示している。前述のシステムと同様の構成についての説
明は適宜省略する。
【0085】本実施形態において、CRパチンコ機2
は、賞球兼貸玉払出制御部50および払出数信号提供部
52を有し、これらによって本発明の媒体貸出制御手段
が構成される。賞球兼貸玉払出制御部50および払出数
信号提供部52は隔離され、独立している。
【0086】賞球兼貸玉払出制御部50は、払出機構2
8を制御して、払出機構28にパチンコ玉を払い出させ
る。賞球兼貸玉払出制御部50は賞球払出制御部54お
よび貸玉払出制御部56を有する。賞球払出制御部54
が賞球の払出を制御し、貸玉払出制御部56が貸玉の払
出を制御する。
【0087】払出数信号提供部52は、払出数信号生成
部58を有する。払出数信号生成部58は、貸玉単価に
基づいて貸玉の払出数を表す払出数信号を生成する。貸
玉単価は、外部のホールコンピュータ14からの指示に
従い、あるいは、CRパチンコ機2への作業員の操作に
よって、貸玉単価設定部38により設定された値であ
る。払出数信号は、払出数信号提供部52から賞球兼貸
玉払出制御部50へ伝えられる。払出数信号提供部52
と賞球兼貸玉払出制御部50は、払出数信号を通信でき
るように接続されている。
【0088】払出数信号は、上記のように貸玉の払出数
を表す。払出数は、1ショットの金額を貸玉単価で割っ
た値である。払出数信号は、払出数そのものでもよい。
この場合、例えば、払出数信号は、払出数と同じ数のパ
ルス信号である。
【0089】しかし、払出数信号は、払出数を特定でき
る信号であればよく、払出数そのものでなくてもよい。
例えば、払出数信号は、以下に説明する差分払出数の情
報をもった信号でもよい。
【0090】貸玉単価の基準をある値、例えば4円に設
定する。可変設定により貸玉単価が引き下げられる。貸
玉単価を引き下げたときの貸玉数は、基準の単価に対応
する貸玉数より多い。これらの差が、差分払出数であ
る。この差分払出数を示す信号、例えば差分払出数のパ
ルス信号によっても、全体の払出数が表される(差分払
出数を、基準の単価に対応する玉数に足せばよい)。
【0091】また、例えば、払出数信号は、予め設定さ
れた複数種類の払出数の一つを特定する信号でもよい。
この信号(特定情報、識別情報)によっても、払出数が
表される。複数種類の払出数が、それぞれ対応する特定
情報とともに記憶されている。そして、提供される特定
情報に対応する数の貸玉が払い出される。
【0092】ここで、前述したように、払出数信号提供
部52と賞球兼貸玉払出制御部50は隔離されている。
例えば、賞球兼貸玉払出制御部50がCRパチンコ機2
の賞球基板に設けられ、払出数信号提供部52が基板外
に設けられる。また、賞球兼貸玉払出制御部50および
払出数信号提供部52は、同じ基板上で隔離されてもよ
い。賞球兼貸玉払出制御部50が一つのCPUにより構
成され、払出数信号提供部52が他のCPUにより構成
されてもよい。
【0093】払出数信号提供部52および賞球兼貸玉払
出制御部50は、上記の隔離により、外部からの指示が
払出数信号提供部52に行き、賞球兼貸玉払出制御部5
0には行かないように構成されている。そして、外部の
指示、特にゲーム性に関係するような指示が払出数信号
提供部52から賞球兼貸玉払出制御部50に伝えられな
いように構成されている。この観点で、本実施形態で
は、払出数信号提供部52がホールコンピュータ14か
らの指示を受ける。そして、払出数信号提供部52から
賞球兼貸玉払出制御部50へは、ゲーム性に影響しない
払出数信号を提供している。
【0094】本実施形態のCR遊技システムによる玉貸
の動作を説明する。本実施形態では、接続確認信号a、
残度数通知信号b、玉貸要求信号cおよび払出確認信号
eの通信は、上述の実施形態と同様に行われる。これら
の信号の通信に伴うCRパチンコ機2の動作も同様であ
る。
【0095】CRパチンコ機2は、CR玉貸機1から貸
玉払出指示信号dを受信するとき、以下のように動作す
る。CRパチンコ機2において、払出数信号提供部52
のCR通信部34が貸玉払出指示信号dを受信したと
き、払出数信号生成部58が払出数信号を生成する。払
出数信号は払出数信号提供部52から賞球兼貸玉払出制
御部50に伝えられる。賞球兼貸玉払出制御部50の貸
玉払出制御部56は、払出数信号に示される払出数の貸
玉を払い出す。
【0096】払出数信号は、貸玉単価設定部38により
可変設定される貸玉単価に基づいた貸玉の払出数を表し
ている。この払出数の貸玉が払い出される。したがって
本実施形態によっても、貸玉単価を変更することができ
る。
【0097】以上に説明したように、本実施形態によっ
ても、貸玉単価を変更でき、上述の実施形態と同様の利
点が得られる。
【0098】さらに、本実施形態の特徴として、賞球兼
貸玉払出制御部50から隔離して払出数信号提供部52
が設けられている。そして、払出数信号提供部52が外
部からの貸玉単価の指示を取得する。すなわち、上記の
隔離により、賞球の払出を制御する賞球兼貸玉払出制御
部50には外部から指示が行かないように構成されてい
る。賞球の払出数が外部の指示で変わって、これにより
ゲーム性が変わる、といったことを防止できる。したが
って、より確実に、ゲーム性へ影響を与えることなく、
貸玉単価を外部から変更できる。
【0099】図5は、上述の実施形態の変形例を示して
いる。上述の実施形態では、CR通信部34が払出数信
号提供部52に設けられていた。一方、本実施形態で
は、CR通信部34が賞球兼貸玉払出制御部50に設け
られている。
【0100】CR通信部34が賞球兼貸玉払出制御部5
0に設けられているので、賞球兼貸玉払出制御部50が
CR玉貸機1とのCR通信を行う。玉貸関連の主な処理
は賞球兼貸玉払出制御部50により行われる。玉貸ボタ
ン26の操作は賞球兼貸玉払出制御部50に入力され、
また表示部24の表示は賞球兼貸玉払出制御部50によ
り制御される。
【0101】本実施形態では、CR通信部34がCR玉
貸機1から貸玉払出指示信号dを受信したとき、貸玉払
出制御部56が貸玉を払出機構28に払い出させる。こ
のとき、貸玉払出制御部56は、払出数信号提供部52
から提供された払出数信号に従って動作し、払出数信号
に示される払出数の貸玉を払出機構28に払い出させ
る。
【0102】なお、払出数信号は、毎回の玉貸のときに
払出数信号提供部52から入手されてもよい。また、払
出数信号は、貸玉単価を変更するときに払出数信号提供
部52から入手され、賞球兼貸玉払出制御部50に記憶
保持されてもよい。
【0103】本実施形態においても、上述の実施形態と
同様の利点が得られる。CR通信部34は賞球兼貸玉払
出制御部50に設けられているが、ホールコンピュータ
通信部36は払出数信号提供部52に設けられている。
したがって、ホールコンピュータ14からの指示は、払
出数信号提供部52に行き、賞球兼貸玉払出制御部50
には行かない。
【0104】次に、本発明のもう一つの実施形態を説明
する。本実施形態も、CR遊技機に貸出単価を外部から
送ったときのゲーム性への影響を確実に防ぐことを可能
にする。
【0105】図6は、本実施形態のCR遊技システムを
示している。前述のシステムと同様の構成についての説
明は適宜省略する。
【0106】本実施形態において、CRパチンコ機2
は、賞球払出制御部60および玉貸制御部62を有す
る。玉貸制御部62は、本発明の媒体貸出制御手段に相
当する。
【0107】賞球払出制御部60と玉貸制御部62は隔
離されている。例えば、賞球払出制御部60がCRパチ
ンコ機2の賞球基板に設けられ、玉貸制御部62が基板
外に設けられる。また、賞球払出制御部60および玉貸
制御部62は、同じ基板上で隔離されてもよい。賞球払
出制御部60が一つのCPUにより構成され、玉貸制御
部62が他のCPUにより構成されてもよい。
【0108】賞球払出制御部60および玉貸制御部62
は、どちらも払出機構28によるパチンコ玉の払出を制
御する。賞球払出制御部60は賞球の払出を制御し、玉
貸制御部62は貸玉の払出を制御する。
【0109】図6と前出の図3を比較すると明らかなよ
うに、玉貸制御部62は、図3の賞球兼玉貸制御部30
中の玉貸関連の構成を備えている。すなわち、玉貸制御
部62は、図3の賞球兼玉貸制御部30中の賞球払出制
御部32を除く構成要素34〜46を備えている。そし
て、図6の玉貸制御部62は、図3の実施形態と同様の
動作によって、貸玉を払出機構28に払い出させる。
【0110】したがって、本実施形態によっても、貸玉
単価を変更することができ、上述の実施形態と同様の利
点が得られる。
【0111】さらに、本実施形態の特徴として、貸玉の
払出を制御する玉貸制御部62が、賞媒体の払出を制御
する賞球払出制御部60と隔離されている。そして、玉
貸制御部62が、外部から貸出単価の指示を受ける。賞
球払出制御部60には外部から指示が行かない。賞媒体
の払出数が外部の指示で変わって、これによりゲーム性
が変わる、といったことが防止できる。したがって、よ
り確実に、ゲーム性へ影響を与えることなく、CR遊技
機の貸出単価を外部から変更できる。
【0112】ここで、図6の実施形態と、図4(および
図5)の実施形態は、共に、外部からの通信指示がゲー
ム性へ影響を与えることを防止している。両者を比較し
たとき、図6の実施形態では、貸玉用の制御部と賞球用
の制御部がより完全に分かれているので、より確実に、
外部の指示が賞球用の制御部へ行くのを防げると考えら
れる。一方、図4(および図5)の場合、貸玉と賞球の
払出制御部を兼用でき、払出機構28に対する制御部の
構成を簡単にできる。賞球基板に貸玉と賞球の払出制御
機能をもたせる従来の構成を一部利用できるので、従来
のCRパチンコ機に本発明の機能を付加するようなとき
に、本発明をより簡単に実現できると考えられる。
【0113】図7は、本発明のもう一つの実施形態を示
している。図6の実施形態ではCRパチンコ機2が玉貸
制御部62を有するのに対し、図7の実施形態ではCR
パチンコ機2が払出数信号提供部52および貸玉払出制
御部70を有する。
【0114】払出数信号提供部52は、図4を用いて説
明したように、払出数信号生成部58を有する。払出数
信号生成部58が、可変設定される貸玉単価に基づいて
貸玉の払出数を表す払出数信号を生成する。この払出数
信号が、払出数信号提供部52から貸玉払出制御部70
に提供される。貸玉払出制御部70は、払出機構28を
制御し、払出数信号に示される数の貸玉を払出機構28
に払い出させる。
【0115】以上のように、図7の実施形態によって
も、貸玉単価を変更でき、本発明の利点が同様に得られ
る。また、図6を用いて説明したのと同様に、貸玉の制
御部が賞球の制御部から隔離されているので、より確実
に、ゲーム性へ影響を与えることなく、CR遊技機の貸
出単価を外部から変更できる。
【0116】図7の実施形態においては、CR通信部3
4が払出数信号提供部52に設けられている。CR通信
部34は、貸玉払出制御部70に設けられてもよい。こ
の点は、図5においてCR通信部34が賞球兼貸玉払出
制御部50に設けられてよいのと、同様である。
【0117】また、図7の実施形態においては、賞球払
出制御部60、貸玉払出制御部70および払出数信号提
供部52が、それぞれ別の基板上に設けられてもよい。
賞球払出制御部60および貸玉払出制御部70が同じ基
板上の別々のCPUに設けられ、払出数信号提供部52
が別の基板に設けられてもよい。また、払出数信号提供
部52および貸玉払出制御部70が同じ基板上の別々の
CPUに設けられ、賞球払出制御部60が別の基板に設
けられてもよい。その他の適当な構成も採用可能であ
る。
【0118】「貸玉単価の集中制御」次に、上述した貸
玉単価の遠隔制御に関する好適な実施形態を説明する。
【0119】図8は、貸玉単価の中央制御装置(管理装
置)を示すブロック図である。この中央制御装置は、ホ
ールコンピュータ14の一部機能として備えられてお
り、図8の機能を実現するプログラムをホールコンピュ
ータ14に組み込むことによって実現される。
【0120】ホールコンピュータ14は、ディスプレイ
80および入力装置82を有する。ホールコンピュータ
14はこれらの機器と接続されている。入力装置82
は、キーボードおよびポインティングデバイス(マウス
等)で構成される。そのほか、スピーカ、音声入力用の
マイクなどが設けられてもよい。
【0121】ホールコンピュータ14は、さらに貸玉単
価指示受付部84、貸玉単価記憶部86および貸玉単価
指示通知部88を有する。貸玉単価指示受付部84は、
オペレータによる貸玉単価の指示を受け付ける。貸玉単
価の指示は貸玉単価記憶部86に記憶され、また、貸玉
単価指示通知部88により島コントローラ12を介して
各CRパチンコ機2へ伝えられる。
【0122】貸玉単価指示受付部84は、オペレータに
よる入力装置82の操作に従って、現状の貸玉単価を貸
玉単価記憶部86から読み出し、ディスプレイ80に表
示する。各CRパチンコ機2(CR遊技システム)の貸
玉単価が表示される。
【0123】貸玉単価指示受付部84は、オペレータに
対して貸玉単価の入力を求める。貸玉単価指示受付部8
4は、(1)CRパチンコ機2単位、(2)島単位、
(3)コース単位、(4)CRパチンコ機2の機種単
位、および(5)ホール全体といった単価指示単位での
入力を受け付ける。
【0124】図9は、単価指示の単位(対象)を示して
いる。グループAは島である。島は、背中合わせの2列
のパチンコ機によって構成される。グループBはコース
である。コースは、島間通路を挟んで向きあう2列のパ
チンコ機によって構成される。グループCは、同機種の
パチンコ機で構成される。グループDは、ホール全体の
パチンコ機である。その他、本実施形態の貸玉単価変更
機能が備えられたパチンコ機2のグループなどが指示対
象でもよい。
【0125】図8に戻り、これらの単価指示単位の選択
肢が表示され、オペレータにより選択される。それから
オペレータは貸玉単価を入力する。入力された貸玉単価
は、貸玉単価記憶部86に記憶される。また入力された
貸玉単価は、貸玉単価指示として各CRパチンコ機2へ
伝えられる。島、コース等のグループ単位で貸玉単価が
入力されたときも、単価指示はCRパチンコ機2毎に記
憶および通知される。単価指示はさらにグループ単位で
記憶および通知されてもよい。
【0126】なお、遊技場内には、本発明が適用された
パチンコ台に加えて、本発明が適用されない他のパチン
コ台が備えられてもよい。このとき、他のパチンコ台に
ついてもホールコンピュータ14によって制御されてよ
い。典型的には通常の現金玉貸機が備えられたパチンコ
台が考えられる。貸玉単価は、本実施形態のCRパチン
コ機2および他の現金玉貸機に対して設定される。上述
の、島、コース、機種、ホール全体といったグループ毎
の設定も行われてよい。貸玉単価の指示は各台に対して
送られる。
【0127】本実施形態では、以上に説明したような集
中制御により、貸玉単価の変更作業が一層容易になる。
単価変更が望まれるときに、複数のパチンコ台を対象と
して容易に単価変更を実施できる。
【0128】「自動単価変更機能」次に、貸玉単価の自
動変更機能を説明する。本実施形態では、CRパチンコ
機2は、パチンコ玉の出入状況に応じて貸玉単価を変更
する。ここでは、図3の実施形態に貸玉単価の自動変更
機能を追加する。同様の機能は、図5〜図7に示した他
の実施形態に設けられてもよい。
【0129】図10は、本実施形態のCR遊技システム
を示している。図3のシステムと比較すると、図10の
システムは、さらに、玉出入情報入力部90および自動
単価変更処理部92を有する。これらは、CRパチンコ
機2の賞球兼玉貸制御部30に設けられている。
【0130】玉出入情報入力部90には、CRパチンコ
機2におけるパチンコ玉の出入の情報が入力される。玉
の出入情報は、CRパチンコ機2へ打ち入れられる玉数
およびCRパチンコ機2から賞球として払い出される玉
数の情報である。これらの情報は、インデータ、アウト
データまたは賞球信号ともよばれる。これらの情報の出
力端子は元々CRパチンコ機2に備えられている。この
出力端子から出入情報が賞球兼玉貸制御部30の玉出入
情報入力部90に取り込まれる。
【0131】なお、CRパチンコ機2の出入情報の出力
端子は、ホールコンピュータ14にも接続されている。
そこで、ホールコンピュータ通信部36が、ホールコン
ピュータ14から出入情報を入手してもよい。この場合
には、玉出入情報入力部90が設けられなくてもよい。
【0132】自動単価変更処理部92は、玉出入情報入
力部90に入力される出入情報を、賞球兼玉貸制御部3
0内の記憶装置へ記録する。CRパチンコ機2に対する
玉の出入の履歴が継続的に記録される。そして、自動単
価変更処理部92は、出入情報に基づいて貸玉単価を自
動的に変更する処理を行う。
【0133】図11は、CRパチンコ機2における差玉
数の変化を示す。差玉数とは、CRパチンコ機2の打入
玉数と払出玉数の差である。縦軸は差玉数であり、横軸
は時間である。図示のごとく、一般に差玉数は、時間の
経過に伴って、ある期間はプラスになり、ある期間はマ
イナスになり、これを繰り返す。
【0134】自動単価変更処理部92は、差玉がプラス
になり、所定の超過基準値以上になったとき、自動的に
貸玉単価を下げる処理を行う。超過基準値は、例えば数
千個程度、一例としては4000個である。変更後の貸
玉単価が記憶され、貸玉払出制御部46により参照され
る。差玉数が超過基準値を下回ると、貸玉単価が元に戻
される。
【0135】例えば、貸玉単価の初期値は4円に設定さ
れる。そして、差玉数が超過基準値以上になると、貸玉
単価が2円に変更される。
【0136】なお、各時点の貸玉単価は、ホールコンピ
ュータ通信部36によりホールコンピュータ14へと送
信される。これにより、ホールコンピュータ14は、各
パチンコ機での貸玉単価を管理できる。
【0137】また、複数段階の超過基準値が設定されて
もよい。差玉数が各段階の基準値に達する度に、貸玉単
価が下げられる。この場合、貸玉単価は段階的に順次変
化していく。
【0138】また、貸玉単価は連続的に変化してもよ
い。この場合、差玉数と貸玉単価の関数が予め設定され
る。この関数にしたがって、貸玉単価が変更される。差
玉数と貸玉単価のテーブルが賞球兼玉貸制御部30に記
憶されていてもよい。このテーブルから貸玉単価が読み
出される。
【0139】以上のように、本実施形態では、CRパチ
ンコ機2の出入状況(勝敗状態)に応じて貸出単価が変
更される。打入数が払出数を上回るとき、貸出単価を低
下させる。パチンコ機の釘位置変更のようなこと以外の
手法でも、遊技者の投資を抑えられる。これにより、遊
技者が従来よりもパチンコ機を楽しめると考えられる。
【0140】なお、貸玉単価の自動変更処理は、ホール
コンピュータ14によって行われてもよい。ホールコン
ピュータ14には、CRパチンコ機2から出入情報が送
られている。ホールコンピュータ14は、出入情報に基
づいて、上述のようにして超過基準値に基づいて貸玉単
価を決定する。貸玉単価の指示がCRパチンコ機2の賞
球兼玉貸制御部30へ送られ、貸玉単価設定部38に受
け付けられる。この場合、CRパチンコ機2の賞球兼玉
貸制御部30は、ホールコンピュータ14からの指示に
従うことで、CRパチンコ機2の出入状況に応じて貸出
単価を変更する手段として機能する。
【0141】また、ここでは、打入数が払出数を上回る
ときに貸玉単価を下げた。しかし、本発明の範囲で、出
入状況に応じた他の単価変更制御が行われてもよい。例
えば、単価上限の枠内で、払出数が打入数を上回るとき
に貸玉単価を上げてもよい。
【0142】なお、既に述べたいように、上述の自動単
価変更機能は、図3以外の実施形態にも同様に設けるこ
とができ、本発明の利点が同様に得られる。
【0143】「他の通信信号に基づく玉貸」上記の各種
の実施形態では、CRパチンコ機2は、貸玉払出指示信
号に応答して貸玉を払い出す。例えば図3の実施形態で
は、賞球兼玉貸制御部30のCR通信部34が貸玉払出
指示信号を受信したとき、貸玉払出制御部46が、払出
機構28に貸玉を払い出させる。
【0144】これに対し、本発明の範囲内で、「玉貸の
ときの(別の)通信が受信(検出)されたとき」に貸玉
が払い出されてもよい。ここで、「玉貸のときの通信」
は、毎回の玉貸のときに行われる通信(玉貸対応通信、
玉貸対応CR通信)であればよい。例えば、貸玉払出指
示信号の前に通信される玉貸要求信号が利用される。複
数種類の通信信号の通信に応答して、貸玉を払い出して
もよい。さらに、玉貸の度に行われる通信であれば、C
R通信の仕様変更などに応じて、他の通信が払出のトリ
ガーとして用いられてもよい。
【0145】ただし、本実施形態において、基本的に
は、貸玉払出指示信号、すなわち、貸玉の払出を指示す
る信号が受信されたときに貸玉を払い出すことが適当と
考えられる。
【0146】なお、「玉貸のときの通信」の利用に関す
る説明は、図3の実施形態に限られず、他の実施形態に
も同様に当てはまる。
【0147】「売上信号を利用する実施形態」次に、本
発明のもう一つの実施形態を説明する。本実施形態は、
以下に説明するように、CR玉貸機1(CRサンド)が
出力する売上信号を利用する。この売上信号の出力は、
CRに関連する機器における媒体貸出のときの動作の一
つである。ここでは、図3の実施形態が、売上信号を利
用するように変形される。
【0148】CR玉貸機1は、売上信号の出力端子をも
っている。売上信号は、CRカードによる売上を示す信
号である。1度数につき1パルスの信号が出力される。
売上信号は玉貸の度に送出される。
【0149】この売上信号の出力端子は、通常は、売上
管理用のコンピュータ、本実施形態ではホールコンピュ
ータ14へと接続される。そして、CR玉貸機1は売上
信号を通信でホールコンピュータ14へと送る。これに
対し、本実施形態では、CR玉貸機1の売上信号の出力
端子はCRパチンコ機2へと接続され、売上信号はCR
パチンコ機2へと送られる。CRパチンコ機2は、前述
のように、ホールコンピュータ14と通信を行う。売上
信号も、CRパチンコ機2からホールコンピュータ14
へと送られる。すなわち、CRパチンコ機2は、売上信
号入力手段と売上信号生成手段を有し、売上信号を中継
する。
【0150】売上信号入力部および売上信号生成部は、
図3の賞球兼玉貸制御部30に設けられる。CR玉貸機
1が売上信号を出力するとき、売上信号は、売上信号入
力部により入力される。売上信号生成部により売上信号
が生成され、ホールコンピュータ通信部36によりホー
ルコンピュータ14に送られる。また、賞球兼玉貸制御
部30において、CR通信部34は通常のCR通信をC
R玉貸機1との間で行う。
【0151】賞球兼玉貸制御部30の貸玉払出制御部4
6は、売上信号が入力されるとき、払出機構28を制御
して貸玉を払い出させる。前述の実施形態では、払出指
示信号を受信したときに貸玉が払い出された。払出のき
っかけになる条件が異なることをのぞき、貸玉払出制御
部等の動作は、前述の実施形態と同様でよい(なお、売
上信号の入力と払出指示信号の受信の両方を払出の条件
にしてもよい)。したがって、貸玉払出制御部46は、
貸玉単価設定部38によって設定された貸玉単価に基づ
いて払出を制御する。そして、可変設定される貸玉単価
に従った数量の貸玉が払い出される。
【0152】上記の売上信号を用いる実施形態によって
も、貸玉単価を変更することができ、本発明の利点が得
られる。
【0153】なお、本実施形態では、図3のCRパチン
コ機が、売上信号を利用するように構成された。これに
対し、他の実施形態も、売上信号を利用するように構成
されてよいことはもちろんである。すなわち、各実施形
態が、売上信号が入力されたときに貸玉が払い出される
ように構成されてよい。例えば、図4のCRパチンコ機
において、払出数信号提供部52に、売上信号入力部が
設けられる。売上信号が入力されるとき、払出数信号生
成部58が払出数信号を生成し、この払出数信号が払出
数信号提供部52から賞球兼貸玉払出制御部50に伝え
られる。なお、払出数信号提供部52のCR通信部34
はCR玉貸機1と通常のCR通信を行ってよい。
【0154】また、本実施形態では、CRパチンコ機2
は、CR玉貸機1とホールコンピュータ14の間で売上
信号を中継した。これに対し、売上信号の中継は行われ
なくてよい。この場合、CRパチンコ機2は、売上信号
の入力のみを行えばよい。ホールコンピュータ14は別
の経路で売上信号を入手する。要するに前述の実施形態
と同様の手法で売上信号が入手されてよい。
【0155】また、本実施形態では、CRパチンコ機2
は、CR玉貸機1から、直接、売上信号を受信した。こ
れに対し、売上信号は、まず、CR玉貸機1から別の機
器(例えばホールコンピュータ)に送られてもよい。そ
して、別の機器から、CRパチンコ機2へと、売上信号
の受信を示す情報が伝えられてもよい。この場合には、
別の機器から情報を受け取る手段が、売上信号の検出手
段として機能する。
【0156】本実施形態において、売上信号は、CRカ
ードによる売上を示す信号である。CR玉貸機1から出
力される他の売上信号も、本実施形態では同様に処理で
きる。例えば、CR玉貸機1から貯玉についての売上信
号(再プレイ売上信号)が出力されるときは、この貯玉
の売上信号を使って本実施形態の玉貸が行われる。
【0157】「他の動作に基づく玉貸」次に、以下の実
施形態も本発明の範囲に含まれる。本実施形態によって
も、貸玉単価が変更され、本発明の利点が得られる。
【0158】CRパチンコ機は、CRに関連する機器に
おける貸出のときの動作に応答して、貸玉の払出処理を
行う。この実施形態では、トリガーになる動作を検出す
るための構成がCRパチンコ機に設けられる。検出手段
は、検出対象の動作に応じて適当に構成されればよい。
【0159】例えば図3の賞球兼玉貸制御部30に適当
な検出部が設けられる。この検出部により、CRに関連
する機器における貸出のときの動作が検出されるとき、
賞球兼玉貸制御部30の貸玉払出制御部46が払出機構
に貸玉を払い出させる。もちろん、このような構成は、
図3の実施形態に限られず、前出した各種の実施形態に
も適用可能であり、この点は、売上信号を利用する構成
に関して説明した通りである。
【0160】貸出のときの動作は、例えば、以下のよう
なものである。(1)CR玉貸機1によるCR通信、典
型的には、貸玉払出指示信号の送出、(2)売上信号等
の出力信号の送出、(3)その他の通信、信号出力また
は入力、(4)その他の信号処理(装置内の信号処理で
もよい)、(5)物体の動作、例えば、CR玉貸機1の
機構の動作。(1)および(2)を採用した場合、上述
の実施形態と同様の実施形態が実現される。
【0161】なお、CRに関連する機器の動作は、典型
的には、CR媒体貸出機の動作であるが、これに限定さ
れない。CRに関連する機器の動作は、CRパチンコ機
自身の動作でもよく(ボタン押下げ等を含む)、また、
遊技媒体の動作でもよく、他の機器の動作でもよい。
【0162】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。本実施形態は、本発明の範囲内で変形可能なことは
もちろんである。
【0163】例えば、本実施形態では、貸玉単価そのも
のが処理されている。これに対し、貸玉単価を表す別の
パラメータが、貸玉単価として、適宜利用されてもよ
い。例えば、基準個数の玉貸価格が用いられる。また例
えば、1個または基準個数に対応する度数が用いられ
る。また、貸玉の貸出数も貸玉単価を表すパラメータと
して利用できる。基準金額または基準度数に対する貸出
数が好適に利用される。基準金額(基準度数)は、10
0円(1度数)または500円(5度数)などである。
このようなパラメータを可変設定し、貸玉払出制御に用
いることは、貸玉単価を用いることと同等であり、本発
明の範囲に含まれる。
【0164】また本実施形態で説明したCR通信は、C
R玉貸機とCRパチンコ機の適切な動作を確保できる範
囲で、そして、CR通信仕様の変更等に応じて変更され
てよい。その他、上記の実施形態およびその変形例のさ
らに詳細な構成はCRのシステムおよび通信に適応する
ように構成されることはもちろんである。
【0165】また上記の実施形態では、CR通信のうち
の貸玉払出指示信号が受信されたときに、CRパチンコ
機2が貸玉を払い出す。既に説明した通り、本発明の範
囲内で、玉貸が確実に行われれば、別の条件が成立した
とき、例えば、玉貸のための別のCR通信が行われると
きに、貸玉が払い出されてもよい。
【0166】また、本実施形態を通じて、基準となる貸
玉単価として4円が採用され、また、1ショットで5度
数の玉が貸し出されている。これは、現状の玉貸機の主
流に沿った設定であり、本発明を限定するものでないこ
とはもちろんである。
【0167】さらに、上記の1ショットの度数に関し、
周知のように、CR玉貸機は1ショットの度数を変える
機能をもっている。この機能はそのまま適用されてよ
い。
【0168】また、本実施形態では、遊技機がパチンコ
機であり、パチンコ玉の貸出単価が変更された。しか
し、本発明の範囲内で遊技機はパチンコ機に限定されな
い。遊技場には、パチンコ機のほかにパチスロ機も備え
られている。パチスロ機は現状ではCRに対応していな
い。しかし、パチスロ機についても、CRへ対応する場
合には、本発明を適用できる。この場合、貸玉単価の代
わりに、貸メダル単価が使われる。現状の貸メダル単価
の上限値は20円であり、通常はこの価格でメダルが貸
し出されている。本発明によれば、貸メダル単価を変更
することができる。
【0169】さらに、本発明は、パチスロ機以外にも、
CRシステムに対応する遊技機には同様に適用可能であ
る。
【0170】また、本発明では、「CR」という用語を
用いた。「CR」は、パチンコ用のプリペイドカードの
登場とともに使われるようになった用語であり、元々は
カードリーダの略である。CRという用語が一般化して
いることから、発明の理解が容易になるように、本発明
ではこの用語を用いた。念のために言及しておくと、今
後、CRと異なる用語が使われるかもしれない。パチス
ロ機に関して、CRと異なる用語が使われるかもしれな
い。カードの形態が変わるかもしれない。例えば、現行
の磁気カードに代えて、IC等をもったカードが使われ
るかもしれない。またカード以外の形態が採用されるか
もしれない(このときにCRと異なる用語が使われるか
もしれない)。さらには、玉貸機と遊技機が一体化する
などの仕様変更があるかもしれない。たとえ将来に種々
の変更がなされたとしても、そのような変更がなされた
システムに本発明が適用可能な場合、本発明の適用され
た構成は、もちろん本発明の範囲に含まれる。特に、C
R以外の用語が採用されたとしても、原理的に本発明が
適用される限り、その異なる用語が使われる構成は、用
語の如何に拘わらず本発明の構成と同等である。
【0171】その他、本発明は、実用化の際には、その
時点における遊技機に関する法律、規制等の範囲内で実
施されるべきであることはもちろんである。
【0172】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0173】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、CR遊技機の側に媒体貸出制御手段が設けられ、こ
の媒体貸出制御手段の制御により、CR遊技機の側で、
可変設定される貸出単価に基づいた数の遊技媒体が貸し
出される。したがって、CR遊技システムを極力変更す
ることなく、貸出単価が変更可能になる。
【0174】また、本発明によれば、外部からの貸玉単
価の指示に従って貸玉単価を変更できるので、貸玉単価
の変更が容易に行える。単価変更が望まれるときに、複
数のCR遊技機を対象として容易に単価変更を実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCR玉貸機とCRパチンコ機で構成され
るCRシステムを示す図である。
【図2】本実施形態のCR遊技システムが備えられる遊
技場のシステム例を示す図である。
【図3】本実施形態の貸玉単価変更機能を備えるCR遊
技システムを示す図である。
【図4】別の実施形態のCR遊技システムを示す図であ
る。
【図5】別の実施形態のCR遊技システムを示す図であ
る。
【図6】別の実施形態のCR遊技システムを示す図であ
る。
【図7】別の実施形態のCR遊技システムを示す図であ
る。
【図8】図2のホールコンピュータに設けられた貸玉単
価を集中制御する機能を示すブロック図である。
【図9】図8の集中制御による貸玉単価指示の受付単位
を示す図である。
【図10】貸玉単価の自動変更機能を備えるときのCR
遊技システムの構成を示す図である。
【図11】パチンコ機における差玉数の時間的変化の様
子を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 CR玉貸機 2 CRパチンコ機 28 払出機構 30 賞球兼玉貸制御部 32 賞球払出制御部 34 CR通信部 36 ホールコンピュータ通信部 38 貸玉単価設定部 46 貸玉払出制御部 50 賞球兼貸玉払出制御部 52 払出数信号提供部 58 払出数信号生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金沢 昇次郎 広島県呉市広本町2丁目1番29号 有限会 社グランド会館内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BB01 BB07 BB26 CA31 CA35

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CR媒体貸出機とCR遊技機を含み、前
    記CR媒体貸出機および前記CR遊技機の間のCR通信
    によって遊技媒体をCR遊技機から貸し出すCR遊技シ
    ステムにおいて、 前記CR遊技機は、 遊技媒体を払い出す媒体払出手段と、 前記CR媒体貸出機とのCR通信に基づき、前記媒体払
    出手段に遊技媒体を貸出のために払い出させる媒体貸出
    制御手段と、 を含み、前記媒体貸出制御手段は、可変設定される遊技
    媒体の貸出単価に基づいた払出数の遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のCR遊技システムにお
    いて、 前記媒体貸出制御手段は、複数のCR遊技機と通信を行
    う外部制御装置から指示される貸出単価に基づいて遊技
    媒体の払出を制御することを特徴とするCR遊技システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のCR遊技システムにお
    いて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに、遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手
    段に払い出させる払出制御部と、 前記払出制御部と隔離して設けられ、前記外部制御装置
    から通信で指示される貸出単価に基づいた媒体払出数を
    表す払出数信号を前記払出制御部に提供する払出数信号
    提供部と、 を含み、前記払出制御部は、前記払出数信号提供部から
    提供された前記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のCR遊技システムにお
    いて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体を
    賞媒体として前記媒体払出手段に払い出させる賞媒体用
    の払出制御部と隔離して設けられており、かつ、前記媒
    体貸出制御手段は、外部制御装置から通信で指示される
    貸出単価に基づいて遊技媒体の払出数を制御することを
    特徴とするCR遊技システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のCR遊技システムにお
    いて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、 前記外部制御装置から通信で指示される貸出単価に基づ
    いた媒体払出数を表す払出数信号を提供する払出数信号
    提供部と、 前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従って遊技
    媒体を前記媒体払出手段に払い出させる貸出用の払出制
    御部と、 を含むことを特徴とするCR遊技システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のCR遊
    技システムにおいて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体の
    貸出単価を設定する貸出単価設定手段を含むことを特徴
    とするCR遊技システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のCR遊
    技システムにおいて、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更する手段を含むことを特徴とするCR遊技
    システム。
  8. 【請求項8】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR媒
    体貸出機とのCR通信によって遊技媒体を貸し出すCR
    遊技機において、 遊技媒体を払い出す媒体払出手段と、 前記CR媒体貸出機とのCR通信に基づき、前記媒体払
    出手段に遊技媒体を貸出のために払い出させる媒体貸出
    制御手段と、 を含み、前記媒体貸出制御手段は、可変設定される遊技
    媒体の貸出単価に基づいた払出数の遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のCR遊技機において、 前記媒体貸出制御手段は、複数のCR遊技機と通信を行
    う外部制御装置から指示される貸出単価に基づいて遊技
    媒体の払出を制御することを特徴とするCR遊技機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに、遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手
    段に払い出させる払出制御部と、 前記払出制御部と隔離して設けられ、前記外部制御装置
    から通信で指示される貸出単価に基づいた媒体払出数を
    表す払出数信号を前記払出制御部に提供する払出数信号
    提供部と、 を含み、前記払出制御部は、前記払出数信号提供部から
    提供された前記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技機。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体を賞媒体として前記
    媒体払出手段に払い出させる賞媒体用の払出制御部と隔
    離して設けられており、かつ、前記媒体貸出制御手段
    は、外部制御装置から通信で指示される貸出単価に基づ
    いて遊技媒体の払出数を制御することを特徴とするCR
    遊技機。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、 前記外部制御装置から通信で指示される貸出単価に基づ
    いた媒体払出数を表す払出数信号を提供する払出数信号
    提供部と、 前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従って遊技
    媒体を前記媒体払出手段に払い出させる貸出用の払出制
    御部と、 を含むことを特徴とするCR遊技機。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載のC
    R遊技機において、 前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体の貸出単価を設定す
    る貸出単価設定手段を含むことを特徴とするCR遊技
    機。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13のいずれかに記載のC
    R遊技機において、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更する手段を含むことを特徴とするCR遊技
    機。
  15. 【請求項15】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR
    媒体貸出機とのCR通信によって遊技媒体を貸し出すC
    R遊技機における遊技媒体の貸出を制御する媒体貸出制
    御方法であって、 可変設定される遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の
    遊技媒体を前記CR遊技機の媒体払出手段に払い出させ
    ることを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 複数のCR遊技機と通信を行う外部制御装置から指示さ
    れる貸出単価に基づいて遊技媒体の払出を制御すること
    を特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手段
    に払い出させる払出制御部に対して、前記払出制御部と
    隔離して設けられた払出数信号提供部が、前記外部制御
    装置から通信で指示される貸出単価に基づいた媒体払出
    数を表す払出数信号を提供するステップと、 前記払出数信号提供部から提供された前記払出数信号に
    従って前記媒体払出制御部が遊技媒体を前記媒体払出手
    段に払い出させるステップと、 を含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手段に払い出させ
    る賞媒体用の払出制御部と隔離して設けられた前記媒体
    貸出制御手段が、外部制御装置から通信で指示される貸
    出単価に基づいて遊技媒体の払出数を制御することを特
    徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 前記賞媒体用の払出制御部と隔離された払出数提供部
    が、前記外部制御装置から通信で指示される貸出単価に
    基づいた媒体払出数を表す払出数信号を提供するステッ
    プと、 前記賞媒体用の払出制御部と隔離された貸出用の払出制
    御部が、前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従
    って遊技媒体を前記媒体払出手段に払い出させるステッ
    プと、 を含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項15〜19のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 遊技媒体の貸出単価を設定する貸出単価設定ステップを
    含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項15〜20のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更するステップを含むことを特徴とするCR
    遊技機の媒体貸出制御方法。
  22. 【請求項22】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR
    媒体貸出機とのCR通信によって遊技媒体を貸し出すC
    R遊技機における遊技媒体の貸出を制御するコンピュー
    タにて実行可能なプログラムであって、 可変設定される遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の
    遊技媒体を前記CR遊技機の媒体払出手段に払い出させ
    る処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のプログラムにおい
    て、 貸出単価の制御のために複数のCR遊技機のコンピュー
    タと通信を行う外部制御装置から指示される貸出単価に
    基づいて遊技媒体の払出を制御する処理を前記コンピュ
    ータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. 【請求項24】 請求項22または23に記載のプログ
    ラムを格納したコンピュータにて読取可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 CR媒体貸出機とCR遊技機を含み、
    前記CR媒体貸出機および前記CR遊技機の間でCR通
    信が行われ、遊技媒体をCR遊技機から貸し出すCR遊
    技システムにおいて、 前記CR遊技機は、遊技媒体を払い出す媒体払出手段
    と、前記媒体払出手段に遊技媒体を貸出のために払い出
    させる媒体貸出制御手段と、を含み、前記媒体貸出制御
    手段は、可変設定される遊技媒体の貸出単価に基づいた
    払出数の遊技媒体を前記媒体払出手段に払い出させるこ
    とを特徴とするCR遊技システム。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のCR遊技システム
    において、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、前記CR媒
    体貸出機が媒体払出指示信号の通信を行うときに遊技媒
    体を前記媒体払出手段に払い出させることを特徴とする
    CR遊技システム。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載のCR遊技システム
    において、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、前記CR媒
    体貸出機が売上信号を出力するときに遊技媒体を前記媒
    体払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技シ
    ステム。
  28. 【請求項28】 請求項25〜27のいずれかに記載の
    CR遊技システムにおいて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに、遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手
    段に払い出させる払出制御部と、 前記払出制御部と隔離して設けられ、可変設定される貸
    出単価に応じた媒体払出数を表す払出数信号を前記払出
    制御部に提供する払出数信号提供部と、 を含み、前記払出制御部は、前記払出数信号提供部から
    提供された前記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技シス
    テム。
  29. 【請求項29】 請求項25〜27のいずれかに記載の
    CR遊技システムにおいて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体を
    賞媒体として前記媒体払出手段に払い出させる賞媒体用
    の払出制御部と隔離して設けられており、かつ、前記媒
    体貸出制御手段は、可変設定される貸出単価に基づいて
    遊技媒体の払出数を制御することを特徴とするCR遊技
    システム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のCR遊技システム
    において、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、 可変設定される貸出単価に応じた媒体払出数を表す払出
    数信号を提供する払出数信号提供部と、 前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従って遊技
    媒体を前記媒体払出手段に払い出させる貸出用の払出制
    御部と、 を含むことを特徴とするCR遊技システム。
  31. 【請求項31】 請求項25〜30のいずれかに記載の
    CR遊技システムにおいて、 前記CR遊技機の前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体の
    貸出単価を設定する貸出単価設定手段を含むことを特徴
    とするCR遊技システム。
  32. 【請求項32】 請求項25〜31のいずれかに記載の
    CR遊技システムにおいて、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更する手段を含むことを特徴とするCR遊技
    システム。
  33. 【請求項33】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR
    媒体貸出機とCR通信を行い、遊技媒体を貸し出すCR
    遊技機において、 遊技媒体を払い出す媒体払出手段と、前記媒体払出手段
    に遊技媒体を貸出のために払い出させる媒体貸出制御手
    段と、を含み、前記媒体貸出制御手段は、可変設定され
    る遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の遊技媒体を前
    記媒体払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊
    技機。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、前記CR媒体貸出機が媒体払
    出指示信号の通信を行うときに遊技媒体を前記媒体払出
    手段に払い出させることを特徴とするCR遊技機。
  35. 【請求項35】 請求項33に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、前記CR媒体貸出機が売上信
    号を出力するときに遊技媒体を前記媒体払出手段に払い
    出させることを特徴とするCR遊技機。
  36. 【請求項36】 請求項33〜35のいずれかに記載の
    CR遊技機において、 前記媒体貸出制御手段は、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに、遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手
    段に払い出させる払出制御部と、 前記払出制御部と隔離して設けられ、可変設定される貸
    出単価に応じた媒体払出数を表す払出数信号を前記払出
    制御部に提供する払出数信号提供部と、 を含み、前記払出制御部は、前記払出数信号提供部から
    提供された前記払出数信号に従って遊技媒体を前記媒体
    払出手段に払い出させることを特徴とするCR遊技機。
  37. 【請求項37】 請求項33〜35のいずれかに記載の
    CR遊技機において、 前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体を賞媒体として前記
    媒体払出手段に払い出させる賞媒体用の払出制御部と隔
    離して設けられており、かつ、前記媒体貸出制御手段
    は、可変設定される貸出単価に基づいて遊技媒体の払出
    数を制御することを特徴とするCR遊技機。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載のCR遊技機におい
    て、 前記媒体貸出制御手段は、 可変設定される貸出単価に応じた媒体払出数を表す払出
    数信号を提供する払出数信号提供部と、 前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従って遊技
    媒体を前記媒体払出手段に払い出させる貸出用の払出制
    御部と、 を含むことを特徴とするCR遊技機。
  39. 【請求項39】 請求項33〜38のいずれかに記載の
    CR遊技機において、 前記媒体貸出制御手段は、遊技媒体の貸出単価を設定す
    る貸出単価設定手段を含むことを特徴とするCR遊技
    機。
  40. 【請求項40】 請求項33〜39のいずれかに記載の
    CR遊技機において、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更する手段を含むことを特徴とするCR遊技
    機。
  41. 【請求項41】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR
    媒体貸出機とCR通信を行い、遊技媒体を貸し出すCR
    遊技機における遊技媒体の貸出を制御する媒体貸出制御
    方法であって、 可変設定される遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の
    遊技媒体を前記CR遊技機の媒体払出手段に払い出させ
    ることを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 前記CR媒体貸出機が媒体払出指示信号の通信を行うと
    きに遊技媒体を前記媒体払出手段に払い出させることを
    特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  43. 【請求項43】 請求項41に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 前記CR媒体貸出機が売上信号を出力するときに遊技媒
    体を前記媒体払出手段に払い出させることを特徴とする
    CR遊技機の媒体貸出制御方法。
  44. 【請求項44】 請求項41〜43のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 遊技媒体を貸出媒体として前記媒体払出手段に払い出さ
    せるとともに遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手段
    に払い出させる払出制御部に対して、前記払出制御部と
    隔離して設けられた払出数信号提供部が、可変設定され
    る貸出単価に応じた媒体払出数を表す払出数信号を提供
    するステップと、 前記払出数信号提供部から提供された前記払出数信号に
    従って前記媒体払出制御部が遊技媒体を前記媒体払出手
    段に払い出させるステップと、 を含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方
    法。
  45. 【請求項45】 請求項41〜43のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 遊技媒体を賞媒体として前記媒体払出手段に払い出させ
    る賞媒体用の払出制御部と隔離して設けられた前記媒体
    貸出制御手段が、可変設定される貸出単価に基づいて遊
    技媒体の払出数を制御することを特徴とするCR遊技機
    の媒体貸出制御方法。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載のCR遊技機の媒体
    貸出制御方法において、 前記賞媒体用の払出制御部と隔離された払出数提供部
    が、可変設定される貸出単価に応じた媒体払出数を表す
    払出数信号を提供するステップと、 前記賞媒体用の払出制御部と隔離された貸出用の払出制
    御部が、前記払出数信号を受けて、前記払出数信号に従
    って遊技媒体を前記媒体払出手段に払い出させるステッ
    プと、 を含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方
    法。
  47. 【請求項47】 請求項41〜46のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 遊技媒体の貸出単価を設定する貸出単価設定ステップを
    含むことを特徴とするCR遊技機の媒体貸出制御方法。
  48. 【請求項48】 請求項41〜47のいずれかに記載の
    CR遊技機の媒体貸出制御方法において、 前記CR遊技機における遊技媒体の出入状況に応じて貸
    出単価を変更するステップを含むことを特徴とするCR
    遊技機の媒体貸出制御方法。
  49. 【請求項49】 CR媒体貸出機と接続され、前記CR
    媒体貸出機とCR通信を行い、遊技媒体を貸し出すCR
    遊技機における遊技媒体の貸出を制御するコンピュータ
    にて実行可能なプログラムであって、 可変設定される遊技媒体の貸出単価に基づいた払出数の
    遊技媒体を前記CR遊技機の媒体払出手段に払い出させ
    る処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラム。
  50. 【請求項50】 請求項49に記載のプログラムにおい
    て、 貸出単価の制御のために複数のCR遊技機のコンピュー
    タと通信を行う外部制御装置から指示される貸出単価に
    基づいて遊技媒体の払出を制御する処理を前記コンピュ
    ータに実行させることを特徴とするプログラム。
  51. 【請求項51】 請求項49または50に記載のプログ
    ラムにおいて、 前記CR媒体貸出機が媒体払出指示信号の通信を行うと
    きに遊技媒体を前記媒体払出手段に払い出させる処理を
    前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログ
    ラム。
  52. 【請求項52】 請求項49または50に記載のプログ
    ラムにおいて、 前記CR媒体貸出機が売上信号を出力するときに遊技媒
    体を前記媒体払出手段に払い出させる処理を前記コンピ
    ュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  53. 【請求項53】 請求項49〜52のいずれかに記載の
    プログラムを格納したコンピュータにて読取可能な記録
    媒体。
JP2002046976A 2001-04-10 2002-02-22 Cr遊技システムおよびcr遊技機 Pending JP2002369962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046976A JP2002369962A (ja) 2001-04-10 2002-02-22 Cr遊技システムおよびcr遊技機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001111509 2001-04-10
JP2001-111509 2001-04-10
JP2002046976A JP2002369962A (ja) 2001-04-10 2002-02-22 Cr遊技システムおよびcr遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002369962A true JP2002369962A (ja) 2002-12-24
JP2002369962A5 JP2002369962A5 (ja) 2005-08-25

Family

ID=26613368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002046976A Pending JP2002369962A (ja) 2001-04-10 2002-02-22 Cr遊技システムおよびcr遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002369962A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109940A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Aruze Corp 遊技機及び遊技場システム
JP2009219791A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2015009090A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2015009089A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2015134102A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 株式会社三共 遊技用システム、遊技用装置、および遊技制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109940A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Aruze Corp 遊技機及び遊技場システム
JP2009219791A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2015009090A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2015009089A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2015134102A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 株式会社三共 遊技用システム、遊技用装置、および遊技制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8202157B2 (en) Device and method for providing payouts based on activity and ranks of other gaming sessions
US7740534B2 (en) System and method enabling extension of a time element in a game
RU2310918C2 (ru) Игровой метод и игровая система для его осуществления
US7892092B2 (en) Persistent themed bonus awards for gaming machines
US8403745B2 (en) System controlled player-related bonuses in gaming machines
US7037195B2 (en) Method and apparatus for awarding a bonus on a network of electronic gaming devices during a pre-determined time period
US20060025206A1 (en) Gaming device operable to faciliate audio output via a headset and methods related thereto
US20030060258A1 (en) Method and apparatus for gaming with simulation of telephone for player interaction
AU3676399A (en) Method for awarding variable bonus awards to gaming machines over a network
JP2016198201A (ja) 遊技場用管理システム
JP2002315937A (ja) 遊技媒体単価制御機能付きの遊技媒体貸出装置
JP2010227339A (ja) 遊技情報表示装置
US20210383648A1 (en) Method and Apparatus for Providing a Prize Based on Variable Accumulation Rates
JP2002369961A (ja) Cr遊技システムおよび媒体貸出単価制御装置
JP2002369962A (ja) Cr遊技システムおよびcr遊技機
JP2003000930A (ja) 貸出単価制御機能付きの遊技媒体貸出装置
JP2002331156A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP2002315948A (ja) 遊技媒体単価制御機能付きの遊技媒体貸出装置
US20100151938A1 (en) Gaming System and a Method of Gaming
JP7410736B2 (ja) 遊技場用システム
JP7355363B2 (ja) 管理システム
WO2020250866A1 (ja) 管理システム及び管理サーバ
AU2020202387A1 (en) A method and apparatus for redeeming a prize
US20090227361A1 (en) Apparatus and method for providing a game
JP2024011162A (ja) 遊技用装置、遊技用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050208

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20050217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080805