JP6109681B2 - 異物除去工具及び異物除去方法 - Google Patents

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Description

本発明は、双凹形状の保持面を有した保持テーブルから異物を除去する異物除去工具及び異物除去方法に関する。
研削装置や研磨装置において、微細なシリコン等の研削屑が吸着チャックの載置面に強固に付着した場合には、ブラシ等の洗浄具によっては研削屑などの異物を取り除くことができない。研削装置には、研削作業で汚れた吸着チャックの載置面にセラミックスで形成された洗浄パッドを接触せしめ、接触部を相対的に摺動させることにより吸着チャックの載置面に強固に付着した切削屑などの異物を強制的に削ぎ落とすようにしたチャックテーブルの洗浄装置が装備されている(特許文献1)。
一方で、研削装置においてTAIKO加工が知られている(特許文献2)。TAIKO加工用の研削装置の保持テーブルは、専用の物(TAIKOウェーハ研削に適したチャックテーブル上面形状・双凹形状に形成されている)が使用される(特許文献3)。
特開2001−326205号公報 特開2007−019461号公報 特開2008−060470号公報
TAIKO研削用の保持テーブルは双凹形状が通常の研削用の保持テーブルと比較して大き
い(特許文献3)。そのため、通常研削用の洗浄パッド(異物除去工具)で通常の洗浄方法を行うと、保持テーブルの双凹形状の中心と外周の頂点に洗浄パッドを当接させることになり、これらの頂点が欠けてしまったり、頂点が過度に磨耗してテーブルの寿命が短命化するという問題がある。
本発明の目的は、双凹形状の保持テーブルの寿命を従来より延命しうる異物除去工具及び異物除去方法を提供することである。
本発明の異物除去工具は、被加工物を保持する円形の保持面を有し、該保持面は中心から外周に向かって凹状に湾曲し、該保持面の中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブルの該保持面から異物を除去する異物除去工具であって、該保持面の中心と外周縁との間の半径領域に当接する円盤形状のセラミック砥石からなる円形砥石部と、該円形砥石部を該保持テーブルの該保持面の該半径領域に位置付ける移動部と、該移動部の下端に回転可能に接続され且つ下方に該円形砥石部を保持する円形砥石部保持部とを備え、該半径領域に位置付けられた該円形砥石部は該保持テーブルの回転に連れ回って回転し該保持テーブルの上面の異物を除去することを特徴とする。
上記異物除去工具において、該円形砥石部と該円形砥石部保持部とは弾性部材を介して連結されていることが好ましい。
本発明の異物除去方法は、被加工物を保持する円形の保持面を有し、該保持面は中心から外周縁に向かって凹状に湾曲し、該保持面の中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブルの該保持面から異物を除去する異物除去方法であって、上記異物除去工具の該円形砥石部を、該保持面の中心と外周縁との間の半径領域に位置付ける異物除去工具位置付け工程と、該異物除去工具位置付け工程を実施した後に、該保持テーブルを回転させることで該円形砥石部が該保持テーブルの該保持面の該凹状にならって連れ回って回転し、該保持面上の異物を除去する異物除去工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る異物除去工具は、被加工物を保持する円形の保持面を有し、該保持面は中心から外周に向かって凹状に湾曲し、該保持面の中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブルの該保持面から異物を除去する異物除去工具であって、該保持面の中心と外周縁との間の半径領域に当接する円盤形状のセラミック砥石からなる円形砥石部と、該円形砥石部を該保持テーブルの該保持面の該半径領域に位置付ける移動部と、該移動部の下端に回転可能に接続され且つ下方に該円形砥石部を保持する円形砥石部保持部とを備える。該半径領域に位置付けられた該円形砥石部は該保持テーブルの回転に連れ回って回転し該保持テーブルの上面の異物を除去する。本発明に係る異物除去工具によれば、双凹形状の保持テーブルの寿命を従来より延命しうるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る研削装置の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る異物除去工具の要部を示す側面図である。 図3は、第1実施形態に係る被加工物を示す斜視図である。 図4は、研削加工を示す斜視図である。 図5は、研削加工を説明する平面図である。 図6は、第1実施形態の異物除去工具の動作を示す平面図である。 図7は、第1実施形態の異物除去工具の動作を示す側面図である。 図8は、第1実施形態の変形例に係る異物除去工具の要部を示す側面図である。 図9は、第2実施形態に係る異物除去工具の要部を示す側面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る異物除去工具及び異物除去方法につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第1実施形態]
図1から図7を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、異物除去工具及び異物除去方法に関する。図1は、本発明の第1実施形態に係る研削装置の斜視図、図2は、第1実施形態に係る異物除去工具の要部を示す側面図、図3は、第1実施形態に係る被加工物を示す斜視図、図4は、研削加工を示す斜視図、図5は、研削加工を説明する平面図、図6は、第1実施形態の異物除去工具の動作を示す平面図、図7は、第1実施形態の異物除去工具の動作を示す側面図である。
図1に示す研削装置1は、板状物を収容するカセット23,24と、カセット23からの板状物の搬出またはカセット24への板状物の搬入を行う搬出入手段7と、被加工物Wの位置合わせを行うセンター合わせテーブル8と、板状物を搬送する第一の搬送手段9および第二の搬送手段20と、上部に板状物を吸引保持する保持テーブル4と、保持テーブル4を支持して回転可能なターンテーブル3と、保持テーブル4に保持された板状物を研削する第一研削手段5および第二研削手段6からなる研削手段40と、板状物の洗浄を行う洗浄手段21とを有している。また、本実施形態にかかる異物除去工具10は、図1に示す移動部11と、図2に示す円形砥石部12と、円形砥石部保持部13とを含んで構成されている。
図1に戻り、研削装置1の本体2は、直方体の形状を有する筐体である。ターンテーブル3は、本体2の上面に配置されている。ターンテーブル3は、鉛直軸(Z軸)回りに回転自在である。ターンテーブル3は、モーター等の駆動源によって回転駆動されて鉛直軸回りに回転する。カセット23には研削前の被加工物W(図3参照)、例えば半導体ウェーハが複数段に重ねて収納されており、搬出入手段7によって1枚ずつピックアップされてセンター合わせテーブル8に載置される。そして、ここで被加工物Wの位置合わせが行われた後、第一の搬送手段9に吸着されると共に第一の搬送手段9が矢印Y1で示すように旋回動することによって、保持テーブル4に被加工物Wが載置され、吸引保持される。
次に、ターンテーブル3が所要角度回転して被加工物Wが第一研削手段5の直下に位置付けられる。そして、第一研削手段5の直下に位置付けられた被加工物Wは、第一研削手段5の作用を受けて上面が研削される。
ここで、第一研削手段5においては、回転可能に支持されたスピンドル51の先端に設けたマウンタ52の下部に第一の研削ホイール53が固定され、図4に示すように、第一の研削ホイール53の下部には、第一の研削砥石5aが環状に配設されており、ここでは粗研削が行われる。第一の研削砥石5aは、粗研削用の砥石、例えば粒度#600の粒径より大きい粒径の砥粒から構成される。
そして、粗研削が行われた後は、ターンテーブル3が所要角度回転し、保持テーブル4が第二研削手段6の直下に位置付けられ、第二研削手段6の作用を受けて被加工物Wの上面が研削される。
ここで、第二研削手段6においては、回転可能に支持されたスピンドル61の先端に設けたマウンタ62の下部に第二の研削ホイール63が固定され、図4に示すように、第二の研削ホイール63の下部には、第二の研削砥石6aが環状に配設されており、ここでは仕上げ研削が行われる。第二の研削砥石6aは、仕上げ研削用の砥石、例えば粒度#1000の粒径より小さい粒径の砥粒から構成される。
なお、研削手段40を構成する第一研削手段5および第二研削手段6は、図1に示すように、起立して設けられた壁体27に対して上下動可能となっている。ここで、第一研削手段5と第二研削手段6とはほぼ同様に構成されるため、共通する部位には同一の符号を付して説明する。壁体27の内側の面には、一対のレール28が垂直方向に併設され、駆動源29に駆動されてレール28に沿ってスライド板35が上下動するのに伴い、ボルト36,37によってスライド板35に固定された第一研削手段5、第二研削手段6がそれぞれ上下動するようになっている。研削装置1は、第一研削手段5による一の被加工物Wに対する研削加工と、第二研削手段6による他の被加工物Wに対する研削加工とを同時に行うことができる。
本実施形態にかかる研削装置1では、ターンテーブル3上に4つの保持テーブル4が配置されている。保持テーブル4は、ターンテーブル3の周方向に所定の間隔で配置されており、例えば等間隔で配置されている。保持テーブル4は、平面視における形状が円形である円盤状の部材である。
上述したように、保持テーブル4は、被加工物Wを保持する。保持テーブル4は、円形の保持面4aを有する。保持面4aは、保持テーブル4の上面に配置されている。保持面4aは、例えば、ボーラスセラミック等の多孔質の部材で構成されている保持部である。保持面4aは、図示しない吸引源と連通しており、吸引源から供給される負圧により被加工物を吸引保持する。
保持テーブル4は、鉛直軸(Z軸)回りに回転自在である。本実施形態の保持テーブル4は、保持面4aの中心を回転軸線Co(図7参照)として回転自在である。保持テーブル4は、図7に示す駆動源19によって回転駆動されて鉛直軸回りに回転する。駆動源19は、例えば、モーター等である。
本実施形態の研削装置1は、図3から図5を参照して説明するように、複数のデバイスDが形成されたデバイス領域W1と、デバイス領域W1を囲繞する外周余剰領域W2とを表面Waに備えた被加工物Wを加工する。図3に示すように、被加工物Wは、円板形状であり、例えば、シリコン等の材質で構成された基板である。被加工物Wの表面Waには、半導体デバイスや光デバイス等のデバイスDが複数形成されている。表面Waは、デバイスDが形成されたデバイス領域W1と、デバイス領域W1を囲繞する外周余剰領域W2とを有する。本実施形態では、デバイス領域W1は円形であり、外周余剰領域W2は円環形状である。
研削加工がなされる際には、被加工物Wの表面WaにデバイスDを保護するテープ等の保護部材25が予め貼着される。被加工物Wは、保護部材25と保持面4aとが対向する状態で保持テーブル4上に載置される。つまり、保持面4aは、保護部材25を介して被加工物Wの表面Waを吸引保持する。
第一研削手段5および第二研削手段6は、被加工物Wを加工するにあたり、図4に示すように、被加工物Wの裏面Wbのうちデバイス領域W1に相当する領域に凹部W3を形成し、凹部W3の外周側にリング状補強部W4を残存させる。リング状補強部W4は、外周余剰領域W2を含む部分である。
図5には、研削加工時の被加工物Wおよび第一研削手段5(または第二研削手段6)が示されている。研削砥石5a,6aの最外周5b,6bの直径d1は、デバイス領域W1の半径Rよりも大きく、デバイス領域W1の直径Dよりも小さい。また、研削砥石5a,6aの最内周5c,6cの直径d2は、デバイス領域W1の半径Rよりも小さい。
研削装置1は、保持テーブル4によって被加工物Wを回転させながら、回転する研削砥石5a,6aを被加工物Wの裏面Wbに接触させて被加工物Wを研削する。このとき、研削装置1は、研削砥石5a,6aが被加工物Wの回転中心Woに接触し、かつ研削砥石5a,6aが外周余剰領域W2よりも内側(回転中心Wo側)に位置するように、研削砥石5a,6aを位置付ける。
このような研削加工(TAIKO加工)により、図4に示すように、被加工物Wの裏面Wbには、凹部W3が形成され、凹部W3の外周側にはリング状補強部W4が残存する。リング状補強部W4によってデバイス領域W1の外周側が補強されているため、研削加工後の被加工物Wの取扱いが容易となる。
本実施形態の研削装置1が有する保持テーブル4は、上記の研削加工に有利な形状、具体的には、図7に示すように、保持面4aの形状が双凹形状となっている。保持テーブル4の保持面4aは、回転軸線Coの近傍の中心部4cの形状と外周縁4eの形状が上方に向かう凸形状である。また、保持面4aは、中心部4cと外周縁4eとの間が下方に向けて湾曲した凹形状である。つまり、保持面4aは、回転軸線Coから外周に向かって凹状に湾曲している。言い換えると、回転軸線Coを含む断面における保持面4aの断面形状は、2つの凹部4bを有する双凹形状である。凹部4bの断面形状は、本実施形態では円弧形状である。凹部4bの深さ等の保持テーブル4の形状は、例えば、特許文献3に開示された形状とされてもよい。
双凹形状の保持面4aを有する保持テーブル4において上記の研削加工(TAIKO加工)を実行すると、あやめ形状の条痕が生ずることを抑制しつつ被加工物Wの面内厚みを均一化できるといった効果を奏する。
ここで、双凹形状の効果を発揮させるためには、ある程度凹部4bの深さを大きくすることが有利と考えられる。一方で、凹部4bの深さを大きくすると、保持テーブル4から異物を除去する場合に、保持面4aにダメージを与えてしまう可能性がある。例えば、従来のようにして研削用の洗浄パッドを回転させながら保持面4aに押し当てて洗浄を行うと、保持面4aの中心部4cや外周縁4eに洗浄パッドを当接させることになる。これにより、洗浄中に中心部4cや外周縁4eの頂点が欠けてしまったり、頂点が過度に磨耗して保持テーブル4の寿命が短命化してしまったりする可能性がある。
本実施形態の異物除去工具10は、保持テーブル4の保持面4aから異物を除去するものであって、図2に示す円形砥石部12と、円形砥石部保持部13と、図1に示す移動部11とを含んで構成されている。異物除去工具10は、図6および図7を参照して説明するように、保持面4aの回転軸線Coと外周縁4eとの間の半径領域4fに円形砥石部12を位置付ける。半径領域4fに位置付けられた円形砥石部12は、保持テーブル4の回転に連れ回って回転し保持テーブル4の上面の異物を除去する。
異物除去工具10の円形砥石部12は、回転自在に支持されており、保持テーブル4の回転に連れ回って回転する。これにより、円形砥石部12と接触することによる保持面4aに対する負荷が軽減され、中心部4cや外周縁4eの磨耗や欠けが抑制される。また、円形砥石部12が半径領域4fに位置付けられることで、中心部4cや外周縁4eの磨耗や欠けが抑制される。
図1および図2を参照して、異物除去工具10について詳細に説明する。図1に示すように、異物除去工具10の移動部11は、支持部11aと、ガイドレール11bと、X軸移動手段11cと、Z軸移動手段11dと、移動部本体11eとを含んで構成されている。移動部本体11eは、図2に示す円形砥石部保持部13および円形砥石部12を支持する本体部である。図1に戻り、支持部11aは、研削装置1の本体2に固定されており、2本のガイドレール11bを保持している。2本のガイドレール11bは、それぞれX軸方向(研削装置1の幅方向)に延在している。また、2本のガイドレール11bは、所定の間隔をあけてZ軸方向において並列に配置されており、かつ互いに平行である。
X軸移動手段11cは、移動部本体11eを本体2に対してX軸方向に相対移動させる。X軸移動手段11cは、2本のガイドレール11bにガイドされてX軸方向に移動する。X軸移動手段11cの駆動源は、例えば、モーターや圧縮エアとすることができる。
Z軸移動手段11dは、移動部本体11eを本体2に対してZ軸方向に相対移動させる。Z軸移動手段11dは、X軸移動手段11cによって支持されている。つまり、X軸移動手段11cは、Z軸移動手段11dを介して移動部本体11eを支持している。Z軸移動手段11dの駆動源は、例えば、モーターや圧縮エアとすることができる。研削装置1は、X軸移動手段11cおよびZ軸移動手段11dによって、移動部本体11eを移動させる。
図2に示すように、移動部本体11eの下部には、支持軸14が配置されている。支持軸14は、移動部本体11eの下面から下方に向けて突出している。円形砥石部保持部13は、中心部に貫通孔13aを有する円環形状の部材である。円形砥石部保持部13は、支持軸14および支持部材15によって回転自在に支持されている。支持軸14は、円形砥石部保持部13の貫通孔13aに挿入されて円形砥石部保持部13の下方に突出している。支持部材15は、支持軸14の下端の外周に固定されている。支持部材15の外径は、支持軸14の外径よりも大きく、かつ貫通孔13aの径(円形砥石部保持部13の内径)よりも大きい。これにより、円形砥石部保持部13は、支持部材15によって下方から支持されている。
円形砥石部保持部13の貫通孔13aを囲む内周面と支持軸14の外周面との間には、わずかに隙間が存在する。この隙間の大きさは、支持軸14に対して円形砥石部保持部13が相対回転することを許容し、かつ支持軸14に対する円形砥石部保持部13の偏心を抑制できるものであることが望ましい。また、この隙間の大きさは、円形砥石部保持部13の上下方向の移動を許容するものであることが望ましい。本実施形態の円形砥石部保持部13は、支持部材15によって支持され、支持軸14の中心軸線を回転中心として自在に回転できる。つまり、円形砥石部保持部13は、移動部11の移動部本体11eの下端に回転可能に接続されていることになる。また、円形砥石部保持部13は、支持軸14に対して上下方向に相対移動可能である。
また、円形砥石部保持部13は、下方に円形砥石部12を保持している。本実施形態の円形砥石部保持部13は、弾性部材16を介して円形砥石部12と連結されている。本実施形態の弾性部材16は、コイルバネである。円形砥石部12は、円形砥石部保持部13の下方に、かつ円形砥石部保持部13と同軸上に配置されている。円形砥石部12は、弾性部材16を介して円形砥石部保持部13と接続されていることから、円形砥石部保持部13に対して上下方向に相対移動可能である。また、本実施形態では、円形砥石部保持部13は、更に、砥石支持軸17を介して円形砥石部12を支持している。
砥石支持軸17は、円形砥石部12に固定されており、円形砥石部12の上面から上方に向けて突出している。砥石支持軸17は、弾性部材16に挿入され、かつ円形砥石部保持部13の貫通孔13bに挿入されて円形砥石部保持部13よりも上方に突出している。砥石支持軸17の上端の外周には、支持部材18が固定されている。支持部材18の外周は、砥石支持軸17の外径よりも大きく、かつ貫通孔13bの径よりも大きい。円形砥石部保持部13の貫通孔13bを囲む内周面と砥石支持軸17の外周面との間には、わずかに隙間が存在する。この隙間の大きさは、円形砥石部保持部13に対する砥石支持軸17の上下方向の相対移動を許容するものである。また、この隙間の大きさは、円形砥石部保持部13と砥石支持軸17とを摺動可能とするものであることが好ましい。
本実施形態では、2つの弾性部材16によって円形砥石部保持部13と円形砥石部12とが接続され、かつ2つの砥石支持軸17および支持部材18によって円形砥石部保持部13と円形砥石部12とが接続されている。2つの弾性部材16は、円形砥石部12の回転軸線を間に挟んで対称な位置に配置されることが好ましい。また、2つの砥石支持軸17は、円形砥石部12の回転軸線を間に挟んで対称な位置に配置されることが好ましい。
弾性部材16は、押し縮められた状態で円形砥石部保持部13と円形砥石部12との間に配置されている。従って、弾性部材16は、円形砥石部12に対して下方に向かう付勢力を作用させている。
円形砥石部12は、保持面4aの半径領域4fに当接するものである。円形砥石部12は、円盤(円板)形状のセラミック砥石からなる。本実施形態の円形砥石部12は、砥石本体12aと、砥石保持部12bとを含んで構成されている。砥石本体12aは、円板形状のセラミック砥石である。砥石保持部12bは、砥石本体12aを保持する円板形状の部材である。砥石保持部12bは、砥石本体12aの上面に取り付けられている。従って、本実施形態では、弾性部材16および砥石支持軸17は、砥石保持部12bに接続されている。砥石保持部12bの外径は、砥石本体12aの外径と同じであるか、砥石本体12aの外径よりもわずかに大きい。
次に、異物除去工具10による保持テーブル4の異物除去について説明する。異物除去工具10は、保持テーブル4の異物を除去する場合、被加工物Wが載置されていない保持テーブル4の半径領域4fに円形砥石部12を位置付ける。より具体的には、移動部11は、まず、異物を除去する対象の保持テーブル4(以下、単に「対象の保持テーブル4」と記載する。)の上方に円形砥石部12を移動させる。移動部11は、X軸移動手段11cによって、対象の保持テーブル4の上方に円形砥石部12を移動させる。このときのX軸方向における円形砥石部12の目標位置は、例えば、予め定められている。
ターンテーブル3の停止位置、すなわち保持テーブル4の停止位置は、予め定められている。従って、対象の保持テーブル4の半径領域4fに対応する円形砥石部12の停止位置も予め定めておくことが可能である。移動部11は、X軸移動手段11cによって予め定められた目標位置に円形砥石部12を移動させることにより、対象の保持テーブル4の半径領域4fの真上に円形砥石部12を位置付ける。
次に、移動部11は、Z軸移動手段11dによって、円形砥石部12を下降させ、砥石本体12aを保持面4aに接触させる。このときの円形砥石部12のZ軸方向における目標位置は、例えば、予め定められている。本実施形態では、図6に示すように、砥石本体12aのうち、外周12cの一部が保持面4aと接触し、当接する。このように外周12cの一部を保持面4aと接触させる構成として、本実施形態では、保持テーブル4の回転軸が、鉛直軸に対して傾いている。より具体的には、外周12cの約半周に当たる部分12d(以下、「接触部分12d」と記載する。)が保持面4aと接触するように、保持テーブル4の回転軸が傾いている。保持テーブル4の回転軸の傾きの方向は、砥石本体12aのうち、保持テーブル4の回転方向の前方側に位置する部分が保持面4aに接触する方向である。
保持テーブル4の回転方向は、図6では反時計回りの方向である。この回転方向に回転する保持テーブル4では、砥石本体12aの外周12cのうち左半分の部分が接触部分12dとなって保持面4aに接触するように、保持テーブル4の回転軸が傾けられている。
移動部11は、接触部分12dを保持面4aの半径領域4fに接触させることで、円形砥石部12を半径領域4fに位置付ける。図7には、図6のA視図が示されている。半径領域4fは、図7に示すように、半径方向における保持テーブル4の回転軸線Coから外周縁4eまでの領域である。移動部11は、回転軸線Coに対していずれか一方の側の半径領域4f、すなわち双凹形状の一方の凹部4bに円形砥石部12を位置付ける。
半径領域4fに位置付けられた円形砥石部12の接触部分12dは、保持面4aの異物を除去可能なように保持面4aの半径領域4fと接触している。図7に示すように、本実施形態の砥石本体12aの外径は、保持テーブル4の半径と同じか、わずかに大きい。本実施形態では、半径領域4fの一端から他端まで砥石本体12aが当接している。言い換えると、凹部4bの円弧の一端から他端まで砥石本体12aが接触している。従って、砥石本体12aは、保持面4aの全面から異物を除去することができる。
半径領域4fに位置付けられた円形砥石部12は、保持テーブル4の回転に連れ回って回転し、保持テーブル4の上面の異物を除去する。保持テーブル4が反時計回りに回転すると、円形砥石部12は、保持テーブル4の回転方向と同方向、すなわち反時計回りの回転方向に回転する。これにより、砥石本体12aは、保持面4aと接触し、保持面4aと摺動ながら回転し、保持テーブル4の上面の異物を除去する。保持テーブル4の回転数は、例えば、60rpm程度とすることが好ましいが、これに限定されるものではない。
本実施形態の異物除去工具10では、円形砥石部12が保持テーブル4の回転に連れ回って回転する。円形砥石部12は、回転自在に支持されており、保持テーブル4の回転に連れ回ることから、保持面4aに対する相対回転速度や相対移動速度が大きくなりすぎることが抑制されている。よって、モーター等によって円形砥石部12を強制的に回転させる場合と比較して、保持面4aに対するダメージが抑制される。
また、本実施形態の異物除去工具10では、円形砥石部12が弾性部材16を介して円形砥石部保持部13と連結されている。円形砥石部12は、弾性部材16を伸縮させて上下方向に移動可能である。これにより、円形砥石部12が上下方向に移動不能である場合と比較して、円形砥石部12が大きな力で保持面4aに向けて押圧されることが抑制される。本実施形態では、砥石本体12aが、円形砥石部12の自重による押圧力と、弾性部材16の付勢力による押圧力とを合わせた力によって保持面4aに向けて押圧される。
弾性部材16の付勢力による押圧力は、適宜定められる。弾性部材16の付勢力は、例えば、異物除去時に砥石本体12aが保持面4aから浮き上がることを抑制できる程度の力とされてもよい。弾性部材16の付勢力は、異物除去の効果と、保持面4aに対するダメージの抑制とを両立できるように、適合実験等に基づいて定められることが好ましい。弾性部材16の付勢力は、例えば、自重による押圧力よりも付勢力による押圧力が小さくなるように設定されてもよい。
本実施形態の研削装置1は、異物除去方法を実行可能である。異物除去方法は、被加工物Wを保持する円形の保持面4aを有し、保持面4aは中心から外周縁4eに向かって凹状に湾曲し、保持面4aの中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブル4の保持面4aから異物を除去する異物除去方法である。異物除去方法は、異物除去工具位置付け工程と、異物除去工程とを含んで構成される。
(異物除去工具位置付け工程)
異物除去工具位置付け工程は、異物除去工具10の円形砥石部12を、保持面4aの中心と外周縁4eとの間の半径領域4fに位置付ける工程である。異物除去工具位置付け工程において、移動部11は、円形砥石部12を、図6に示すように半径領域4fに位置付ける。半径領域4fに位置付けられた円形砥石部12は、接触部分12dが保持面4aと接触する。
(異物除去工程)
異物除去工程は、異物除去工具位置付け工程を実施した後に実行される。異物除去工程において、研削装置1は、保持テーブル4を回転させる。図7に示すように、保持テーブル4が回転することで、円形砥石部12が保持テーブル4の保持面4aの凹形状にならって連れ回って回転し、保持面4a上の異物を除去する。なお、研削装置1は、異物除去工具位置付け工程が終了してから保持テーブル4の回転を開始しても、異物除去工具位置付け工程の実行前や実行中に保持テーブル4の回転を開始してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る異物除去工具10および異物除去方法によれば、保持面4aから異物を除去する際の保持面4aに対するダメージを低減し、双凹形状の保持テーブル4の寿命を従来より延命することができる。
異物除去工具10は、円形砥石部12を保持テーブル4の中心部4cと外周縁4eに当接させ、保持テーブル4の回転に連れ回らせて保持テーブル4の全面を洗浄する。このため、中心部4cの頂点や外周縁4eに余分な力がかからず保持テーブル4の保持面4aに対して円形砥石部12が適度に当接される。よって、異物除去工具10は、中心部4cの頂点や外周縁4eが欠けたり過度に磨耗したりすることを抑制し、保持テーブル4の寿命を従来よりも延命させることができる。
[第1実施形態の変形例]
第1実施形態の変形例について説明する。図8は、第1実施形態の変形例に係る異物除去工具の要部を示す側面図である。本変形例の異物除去工具10において、上記第1実施形態の異物除去工具10(図2参照)と異なる点は、円形砥石部保持部13の上下方向の移動が規制されている点である。
図8に示すように、支持軸14の下部は、回転軸14aとなっている。円形砥石部保持部13は、支持軸14に対して相対回転自在、かつ上下方向に相対移動不能である。本変形例では、円形砥石部保持部13は、軸受を介して支持軸14と接続されている。
このように円形砥石部保持部13が上下方向に移動不能であっても、円形砥石部12は、上下方向に移動可能である。従って、保持面4aに対する円形砥石部12の押圧力が大きくなりすぎることが抑制される。また、円形砥石部12は円形砥石部保持部13と共に回転自在に支持されていることから、保持テーブル4の回転に連れ回って回転することができる。よって、本変形例に係る異物除去工具10は、上記第1実施形態に係る異物除去工具10と同様の効果を奏することができる。
[第2実施形態]
図9を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態については、上記第1実施形態で説明したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図9は、第2実施形態に係る異物除去工具の要部を示す側面図である。第2実施形態の異物除去工具30において、上記第1実施形態および上記第1実施形態の変形例に係る異物除去工具10と異なる点は、円形砥石部12が、板ばねを介して円形砥石部保持部13と接続されている点である。
図9に示すように、本実施形態の弾性部材31は、板ばねである。弾性部材31は、固定部31aと、壁部31bと、板部31cとを有する。弾性部材31は、例えば、1枚の平板状の金属部材を屈曲させて形成される。固定部31aは、円形砥石部12に対して固定される部分である。固定部31aは、例えばビス33によって砥石保持部12bの上面の縁部に対して固定される。
壁部31bは、固定部31aに対して直交する部分である。壁部31bは、固定部31aと板部31cとを接続している。板部31cは、固定部31aと平行でかつ壁部31bと直交している。弾性部材31は、板部31cや壁部31bが変形することにより、円形砥石部12が上下方向に移動することを許容する。接続部材32は、円形砥石部保持部13と弾性部材31とを接続する。接続部材32は、板部31cの上面の中央部に接続されている。接続部材32と板部31cとは相対回転不能に接続されている。また、接続部材32は、円形砥石部保持部13の下面に対してビス34により相対回転不能に接続されている。
円形砥石部保持部13は、上記第1実施形態の変形例の円形砥石部保持部13と同様に、支持軸14に対して相対回転自在、かつ上下方向に相対移動不能である。つまり、第2実施形態の異物除去工具30では、円形砥石部保持部13と、接続部材32と、弾性部材31と、円形砥石部12とが一体となって支持軸14に対して相対回転する。
本実施形態の異物除去工具30は、上記第1実施形態の異物除去工具10と同様に、円形砥石部保持部13は移動部本体11eの下端に回転可能に接続され、かつ下方に円形砥石部12を保持している。また、円形砥石部12と円形砥石部保持部13とは弾性部材31を介して連結されている。また、移動部11は、円形砥石部12を保持テーブル4の半径領域4fに位置付ける。
そして、半径領域4fに位置付けられた円形砥石部12は、保持テーブル4の回転に連れ回って回転し保持テーブル4の上面の異物を除去することができる。従って、異物除去工具30は、上記第1実施形態の異物除去工具10と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態の異物除去工具30を有する研削装置1は、上記第1実施形態と同様の異物除去方法を実行することができる。
[上記各実施形態の変形例]
上記第1実施形態および第2実施形態では、円形砥石部12を半径領域4fに位置付ける際の円形砥石部12のX軸方向における目標位置は予め定められていたが、これに代えて、例えば、保持テーブル4の位置の検出結果に基づいて目標位置が決定されてもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態では、円形砥石部12を半径領域4fに位置付ける際の円形砥石部12のZ軸方向における目標位置は予め定められていたが、これに代えて、例えば、砥石本体12aが実際に保持面4aに接触したことを検出するようにしてもよい。例えば、保持テーブル4を回転させた状態で円形砥石部12を下降させていく場合、砥石本体12aが保持テーブル4に接触すると、円形砥石部12が回転を開始する。よって、例えば、円形砥石部12の回転を検出した時に砥石本体12aが保持面4aと接触し、円形砥石部12が半径領域4fに位置付けられたと判断されてもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態では、異物除去工具10,30が研削装置1に設けられていたが、これに代えて、異物除去工具10,30が他の加工装置、例えば研磨装置に設けられてもよい。
上記第1実施形態では、弾性部材16が押し縮められた状態で円形砥石部12と円形砥石部保持部13との間に配置されていたが、これに代えて、弾性部材16が引き延ばされた状態で配置されてもよい。
上記の各実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 研削装置
4 保持テーブル
4a 保持面
4b 凹部
4c 中心部
4e 外周縁
4f 半径領域
5 第一研削手段
6 第二研削手段
10 異物除去工具
11 移動部
11a 支持部
11b ガイドレール
11c X軸移動手段
11d Z軸移動手段
11e 移動部本体
12 円形砥石部
12d 接触部分
13 円形砥石部保持部
16 弾性部材
Co 回転軸線
W 被加工物
W1 デバイス領域
W2 外周余剰領域
W3 凹部
W4 リング状補強部
Wa 表面
Wb 裏面

Claims (3)

  1. 被加工物を保持する円形の保持面を有し、該保持面は中心から外周に向かって凹状に湾曲し、該保持面の中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブルの該保持面から異物を除去する異物除去工具であって、
    該保持面の中心と外周縁との間の半径領域に当接する円盤形状のセラミック砥石からなる円形砥石部と、該円形砥石部を該保持テーブルの該保持面の該半径領域に位置付ける移動部と、該移動部の下端に回転可能に接続され且つ下方に該円形砥石部を保持する円形砥石部保持部とを備え、
    該半径領域に位置付けられた該円形砥石部は該保持テーブルの回転に連れ回って回転し該保持テーブルの上面の異物を除去する異物除去工具。
  2. 該円形砥石部と該円形砥石部保持部とは弾性部材を介して連結されている、請求項1記載の異物除去工具。
  3. 被加工物を保持する円形の保持面を有し、該保持面は中心から外周縁に向かって凹状に湾曲し、該保持面の中心を回転軸線として回転駆動する保持テーブルの該保持面から異物を除去する異物除去方法であって、
    請求項1又は2記載の異物除去工具の該円形砥石部を、該保持面の中心と外周縁との間の半径領域に位置付ける異物除去工具位置付け工程と、
    該異物除去工具位置付け工程を実施した後に、該保持テーブルを回転させることで該円形砥石部が該保持テーブルの該保持面の該凹状にならって連れ回って回転し、該保持面上の異物を除去する異物除去工程と、
    を備えた異物除去方法。
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