JP6109097B2 - エレベータのピット状況確認システム - Google Patents

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本発明は、エレベータのピット状況確認システムに関する。
エレベータは、定期的に保守点検される。保守点検の一環として、昇降路の下部であるピット内の環境を一定レベルに保つ必要がある。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、乗りかご内を撮像するカメラによって撮像された撮像データを処理することによって、乗りかご内の汚れ等を検知するエレベータ監視装置が開示されている。
特開2011−68440号公報
特許文献1のエレベータ監視装置は、乗りかご内に設けられた監視カメラを用いて、乗りかご内を常時監視している。これに対し、一般的にピット内には監視カメラが設けられておらず、ピット内の環境を一定レベルに保つには作業員が目視で確認する必要がある。しかし、作業員がピット内に入るには、乗りかごを最下階の位置以外に移動させ、最下階の乗場からピット内に入る必要があって監視の負担が大きいため、監視する負担の軽減が望まれる。
本発明の目的は、作業員の確認作業の手間を省いてピット内の環境を一定レベルに保つことを可能とするエレベータのピット状況確認システムを提供することである。
本発明に係るエレベータのピット状況確認システムは、昇降路下部のピット内の予め定められた領域を所定の保守判定時間間隔で撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像された画像を複数のマス目に分割し、前記各マス目の輝度を白レベルと黒レベルの二値に判定する判定部と、前記ピット上に配置された四角形の形状を有する平板部、及び前記平板部の四隅に設置されて光を反射する部材で構成される4つの半球部を有し、前記4つの半球部に囲まれた確認領域が前記撮像部に撮像される領域設定部と、前記判定部によって判定された二値と以前に判定された二値とをマス目ごとに比較して、前記白レベルから前記黒レベル又は前記黒レベルから前記白レベルへ変化したマス目数が所定の閾値を超えるときに保守が必要であることを示す保守信号を出力する比較出力部と、を備えることを特徴とする。






また、本発明に係るエレベータのピット状況確認システムにおいて、前記比較出力部は、前記判定部によって判定された二値と、初期段階で判定された二値とをマス目ごとに比較することが好ましい。
また、本発明に係るエレベータのピット状況確認システムにおいて、前記比較出力部は、前記判定部によって判定された二値と、前回の保守の終了時に判定された二値とをマス目ごとに比較することが好ましい。
上記構成により、所定の保守判定時間間隔で二値の変化を比較し、変化したマス目数が所定の閾値を超えた場合に保守信号が出力される。これにより、監視する負担を減らしつつ、必要がある場合にのみ保守することができるため、保守作業効率が向上する。
本発明に係る実施形態のピット状況確認システムを示す図である。 本発明に係る実施形態のピット状況確認システムの変形例を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。また、以下では、全ての図面において対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ピット状況確認システム20を示す図である。ピット状況確認システム20は、エレベータ8のピット10内の環境を一定レベルに保つためにピット10内を監視するシステムである。
エレベータ8は、建物を上下に貫通する昇降路12内を昇降する乗りかご14を備える。昇降路12の下部には、ピット10と呼ばれる空間領域が形成され、図示しない巻上機や制御盤等が設置される。
ピット状況確認システム20は、ピット10内の確認領域を撮像する撮像部22と、撮像部22に撮像された画像の輝度を白レベルと黒レベルの二値に判定する判定部24とを備える。ピット状況確認システム20は、判定部24の判定結果に基づいてピット10内の保守が必要と判断したときに保守信号を出力する比較出力部26とを備える。
領域設定部28は、四角形の形状を有する平板部30と、平板部30の四隅に設置される4つの半球部32とを備える。この4つの半球部32に囲まれた範囲が撮像部22によって撮像される「確認領域」となる。
平板部30は、適度な強度を有する材料で構成され、汚れが目立ちやすくなるような色が表面に塗布されていることが好ましい。半球部32は、光を反射する部材で構成され、例えば、鏡を構成する材料が蒸着されていることが好ましい。
撮像部22は、領域設定部28により設定される確認領域を撮像するように、昇降路12のピット10の壁面に取り付けられるデジタルビデオカメラである。撮像部22は、昇降路12下部のピット10内の確認領域を所定の保守判定時間間隔で撮像する。撮像部22によって撮像されたデータは、判定部24に伝送される。所定の保守判定時間間隔とは、例えば、2週間とする。通常の保守を行う期間は、保守判定時間間隔よりも長く、例えば、月に1回である。
撮像部22は、確認領域を撮像する際に確認領域の周囲を照らすフラッシュ機能を有することが好ましい。このフラッシュ機能は、撮像部22とは別部材で構成してピット10の壁面に取り付けてもよい。
判定部24は、撮像部22に撮像された画像を複数のマス目に分割する。例えば、撮像部22に撮像された画像を6行×6列のマス目に分割する。判定部24は、各マス目の輝度を白レベルと黒レベルの二値に判定する。例えば、所定の輝度値を、白黒レベルを判定する閾値とし、輝度値が閾値以上なら白レベルと判定し、輝度値が閾値未満なら黒レベルと判定する。
比較出力部26は、判定部24によって判定された二値と以前に判定された二値とをマス目ごとに比較する。具体的には、左上欄を1−1とし、右下欄6−6とする行列番号を与えたときに、初期段階では、「2−2」「3−2」「3−3」が黒レベルであり、今回は、「2−2」「3−2」「4−2」「3−3」「2−4」「3−4」「4−4」「5−4」「3−5」「4−5」が黒レベルである。したがって、白レベルから黒レベルへ変化した数は7個であり、黒レベルから白レベルへ変化した数は1個であるため、レベルが変化した数は合計8個であることが分かる。
比較出力部26は、白レベルから黒レベル又は黒レベルから白レベルへ変化したマス目数が所定の閾値を超えるときに保守が必要であることを示す保守信号36を出力する。例えば、6行×6列の合計36個のマス目のうち、変化したマス目数が閾値である10個を超えたときに保守センタ50に対して保守信号を出力する。ここで、以前に判定された二値とは、初期段階で判定された二値を意味するが、前回の保守の終了時に判定された二値であってもよい。
続いて、上記構成のピット状況確認システム20の作用について説明する。2週間に一度、撮像部22によって領域設定部28により設定される確認領域が撮像され、撮像された画像が6行×6列のマス目に分割され、初期段階で判定された二値とマス目毎に比較される。
このとき、黒レベルから白レベルへの変化又は白レベルから黒レベルへの変化したマス目数が閾値である10個を超えていない場合は、保守信号36が出力されないが、10個を超えた場合には保守センタ50に対して保守信号36が出力される。図1に示される例では、合計8個であるため、保守信号36は出力されない。
保守センタ50は、保守信号36が送られてきたときに、作業員をエレベータ8が設置された建物に出動させて、ピット10内の環境が一定レベルとなるように保守させる。
上記のように、ピット状況確認システム20によれば、2週間で1回のペースでピット10内の環境が一定レベルに保たれているかどうかが確認される。したがって、ピット10内の環境を一定レベルに保つには作業員が目視で確認する必要がなく、作業員の手間を省けるとともに、保守作業効率が向上する。
また、上記ピット状況確認システム20では、撮像部22は、昇降路12のピット10を構成する壁面に取り付けられるものとして説明したが、その他の場所であってもよい。例えば、図2に示されるように、乗りかご14の底面部に取り付けられてもよい。このとき、撮像部22が撮像するタイミングは、乗りかご14が最下階に位置するに設定する必要がある。
8 エレベータ、10 ピット、12 昇降路、14 乗りかご、20 ピット状況確認システム、22 撮像部、24 判定部、26 比較出力部、28 領域設定部、30 平板部、32 半球部、36 保守信号、50 保守センタ。

Claims (3)

  1. 昇降路下部のピット内の予め定められた領域を所定の保守判定時間間隔で撮像する撮像部と、
    前記撮像部に撮像された画像を複数のマス目に分割し、前記各マス目の輝度を白レベルと黒レベルの二値に判定する判定部と、
    前記ピット上に配置された四角形の形状を有する平板部、及び前記平板部の四隅に設置されて光を反射する部材で構成される4つの半球部を有し、前記4つの半球部に囲まれた確認領域が前記撮像部に撮像される領域設定部と、
    前記判定部によって判定された二値と以前に判定された二値とをマス目ごとに比較して、前記白レベルから前記黒レベル又は前記黒レベルから前記白レベルへ変化したマス目数が所定の閾値を超えるときに保守が必要であることを示す保守信号を出力する比較出力部と、
    を備えることを特徴とするエレベータのピット状況確認システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータのピット状況確認システムにおいて、
    前記比較出力部は、前記判定部によって判定された二値と、初期段階で判定された二値とをマス目ごとに比較することを特徴とするエレベータのピット状況確認システム。
  3. 請求項1に記載のエレベータのピット状況確認システムにおいて、
    前記比較出力部は、前記判定部によって判定された二値と、前回の保守の終了時に判定された二値とをマス目ごとに比較することを特徴とするエレベータのピット状況確認システム。
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