JP6108706B2 - 電子時計および計測データ処理方法 - Google Patents

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本発明は、電子時計および計測データ処理方法に関する。
計測した経過時間を数値で表示するクロノグラフ(ストップウォッチ)機能を有する電子時計が普及している(例えば、特許文献1参照)。電子時計が計測した経過時間をサーバ装置にアップロードし、受信した経過時間を用いてサービスを提供することが提案されている。例えば、使用者自身の計測時間の推移を表示するサービスや、使用者間において計測時間を比較して表示するサービスなどが検討されている。計測した経過時間を示すデータには、必ずしも有効でないものがある。有効ではないデータには、例えば、利用者が試行的に計測した時間、誤操作によって計測された時間、計測が使用者の意に反して中断されて得られた時間などである。
特開2010−48666号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、計測した時間を示すデータのうち有効なデータを確認するために、使用者がそのデータを見て、有効か否かを判定し、選択するための操作をその都度行い、無効なデータを排除することが要求されるという問題がある。このような操作は、サービスを提供するうえで利便性を低下させる原因になる。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、無効なデータを選択する操作を不要にして利便性を向上することができる電子時計および計測データ処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、操作に応じて指示された時点から経過した時間である計測時間を計測する計測部と、前記計測部が計測した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする電子時計である。
また、本発明の電子時計において、前記判定部は、前記計測した計測時間が、予め定めた第1の基準時間よりも短い時間である場合、計測データを無効と判定することを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記判定部は、前記計測した計測時間が、予め定めた第2の基準時間よりも長い時間である場合、計測データを無効と判定することを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記計測部は、操作に応じて指示された最初の時点から経過した時間である第1の計測時間と、前記第1の計測時間の計測中に操作に応じて指示された時点から経過した時間である第2の計測時間とを計測し、前記判定部は、前記計測部が計測した第1の計測時間が、処理可能な最大値である場合、前記第1の計測時間から最後に計測された前記第2の計測時間を減算した計測時間を前記計測時間と定めることを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記計測部は、操作に応じて指示された最初の時点から経過した時間である第1の計測時間と、前記第1の計測時間の計測中に操作に応じて指示された時点から経過した時間である第2の計測時間とを計測し、前記判定部は、最後に計測された前記第2の計測時間が予め定めた第3の基準時間よりも長い場合、前記第1の計測時間から最後に計測された前記第2の計測時間が減算された計測時間を前記計測時間と定めることを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記判定部は、前記計測した計測時間が、処理可能な最大値である場合、前記計測データを無効と判定することを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記判定部は、操作に応じて、無効と判定した計測データを消去することを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、操作に応じて、前記判定部が有効と判定した計測データを送信する通信部を備えることを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記通信部は、前記計測データを送信する際、無効と判定された計測データを消去することを特徴とする。
また、本発明の電子時計において、前記判定部は、前記計測データが有効か否かを示す判定情報を、当該計測データに付加することを特徴とする。
また、本発明は、計測データ処理方法であって、電子時計が操作に応じて指示された時点から経過した時間である計測時間を計測するステップと、前記電子時計が計測した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か否かを判定するステップと、を有することを特徴とする計測データ処理方法である。
本発明によれば、計測した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か無効かを判定する。これにより、電子時計において無効なデータを選択する操作を不要にして利便性を向上することができる。
本発明の実施形態における計測データ処理システムを示す概念図である。 本実施形態における電子時計の外観構成を示す正面図である。 本実施形態における電子時計の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態における電子時計の動作モードの遷移の一例を示す図である。 本実施形態における電子時計が計測した計測時間の一例を示す図である。 本実施形態における計測データの例を示す概略図である。 本実施形態における処理部の構成を示すブロック図である。 本実施形態における有効性判定処理の処理手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。図1は、本実施形態における計測データ処理システム1を示す概念図である。計測データ処理システム1は、電子時計10と、ネットワーク20と、サーバ装置30とを含んで構成される。
電子時計10は、クロノグラフ(ストップウォッチ)機能を備え、計測開始に係る操作入力を受け付けた時点からの計測時間を計測して表示する。例えば、電子時計10は、指定された計測途中の時刻からの経過時間(所定地点間の走行時間)であるラップタイムや計測開始からの全経過時間(出発点からの走行時間)であるスプリットタイムを測定する。電子時計10は、クロノグラフ専用機、クロノグラフ機能を備えた現時刻を計測・表示する電子時計、のいずれであってもよい。電子時計10は、計測した計測時間を示す計測データを、ネットワーク20を通じてサーバ装置30に送信する。計測データは、スプリットタイムおよびラップタイムを含む1回の計測、つまり計測開始、計測停止及びそれらの間に得られたデータである。電子時計10の詳細な構成は後述する。
ネットワーク20は、電子時計10が送信した計測データをサーバ装置30に送信するネットワークである。ネットワーク20は、例えば、携帯端末装置同士でデータを送受信する無線通信ネットワークである。
サーバ装置30は、電子時計10から受信した計測データを用いてアプリケーションプログラムを動作させるコンピュータである。サーバ装置30は、アプリケーションプログラムを動作させることによって、計測データを用いたサービスを提供する。図示するように、サーバ装置30は、通信部301と、判定部302と、記憶部303と、アプリケーション実行部304とを含んで構成される。
通信部301は、電子時計10から計測データを受信し、受信した計測データを判定部302に出力する。また、通信部301は、端末装置(例えば、携帯端末装置やパーソナルコンピュータ等)やその他の通信機器との間でデータを送受信する。通信部301は、例えば、端末装置から受信したデータをアプリケーション実行部304に出力する。また、通信部301は、アプリケーション実行部304から入力されたデータを端末装置に送信する。
判定部302は、通信部301から入力された計測データが示す計測時間(スプリットタイム等)に基づいて、後述する判定部1012と同様な処理(例えば、図8参照)を行い、処理を行った計測データを記憶部303に記憶する。この処理は、計測データが示す計測時間に基づいて有効か無効かを判定する処理を含む。
記憶部303は、電子時計10から受信した計測データを記憶する。
アプリケーション実行部304は、予め記憶されているアプリケーションプログラムを実行する。例えば、アプリケーション実行部304は、端末装置から受信した操作入力に応じて、指定された計測データを記憶部303から読み出し、読み出した計測データが示すスプリットタイムおよびラップタイムの推移を示すグラフを表す画像を生成し、生成した画像を端末装置に通信部301を介して送信する。
図2は、本実施形態における電子時計10の外観構成を示す正面図である。図示するように、電子時計10は、複数(本実施形態では4つ)のボタンA〜Dと、表示部105とを含んで構成される。ボタンA〜Dは、それぞれ操作入力を受け付ける操作入力部102の一部を構成する。各ボタンA〜Dの機能については後述する。表示部105は、計測した計測時間(スプリットタイム、ラップライム共)や、現在時刻等を表示する。
図3は、本実施形態における電子時計10の内部構成を示すブロック図である。図示する例では、電子時計10は、処理部101と、操作入力部102と、記憶部103と、発振部104と、表示部105と、発光部106と、通信部107と、電源部108とを含んで構成される。
処理部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、電子時計10の機能を実現する処理を行う。例えば、処理部101は、操作入力部102のボタンA〜Dが受け付けた操作入力に応じた指示に基づいて、各ボタンA〜Dに対応する機能を実現する。また、処理部101は、発振部104から入力された計測信号に基づいて現在時刻や経過時間を計測する。処理部101の詳細な構成については後述する。
操作入力部102は、ボタンA〜Dを備え、操作入力を受け付ける。そして、操作入力部102は、各ボタンA〜Dが受け付けた操作入力に応じた指示(信号)を処理部101に出力する。
記憶部103は、処理部101が計測した計測時間を示す計測データを記憶する。
発振部104は、例えば、水晶発振子を備え、所定の周波数(例えば、32768Hz)の発振信号を生成し、生成した発振信号を分周(例えば、100Hz)して計測の基準となる計測信号を生成する。そして、発振部104は、生成した計測信号を処理部101に出力する。
表示部105は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))であり、処理部101で計測した現在時刻や計測時間を表示する。
発光部106は、例えば、表示部105の裏面に設置されたバックライトであり、処理部101から表示部105を発光させることを示す発光指示信号が入力されたとき発光して表示部105を暗所で視認可能にする。
通信部107は、例えば、無線通信インタフェースを備え、他の装置とデータを送信又は受信する。例えば、通信部107は、処理部101から入力された計測データを無線周波数信号に変換して電波としてネットワーク20を介してサーバ装置30に送信する。また、通信部107は、操作入力部102において計測データの送信を指示する操作入力を受け付けた場合、有効と判定された計測データをサーバ装置30に送信する。また、通信部107は、無効と判定された計測データを消去する。
電源部108は、例えば、電池であり、電子時計10が備える構成、例えば処理部101〜通信部107等、が動作するための電力を供給する。
図4は、本実施形態における電子時計10の動作モードの遷移の一例を示す図である。図示するように、電子時計10は、時刻表示モード41と、クロノグラフ計測モード42と、通信モード43と、データ表示モード44と、タイマ計測モード45と、アラーム設定モード46との6つの動作モードを有する。電子時計10は、動作モードを切り替える指示を受け付けるボタンBが押下されると、時刻表示モード41、クロノグラフ計測モード42、通信モード43、データ表示モード44、タイマ計測モード45、アラーム設定モード46の順に動作モードを順次切り替える。
時刻表示モード41は、現在の時刻を計測して表示する動作モードである。電子時計10は、初期動作時に時刻表示モード41で動作する。処理部101は、時刻表示モード41において、ボタンAが押下されると、現在時刻を修正可能な状態と、修正不可能な状態とに、順次切り替える。なお、ボタンAが押下されてから修正不可能な状態に切り替える直前、処理部101は修正した現在時刻を確定する。
また、処理部101は、時刻表示モード41において、ボタンBが押下されると、動作モードをクロノグラフ計測モード42に遷移させる。また、処理部101は、時刻表示モード41において、現在時刻を修正可能な状態のときにボタンCの押下が継続される(長押)と、現在の時刻を順次変更する。
クロノグラフ計測モード42は、計測時間を計測して記録する動作モードである。処理部101は、クロノグラフ計測モード42において、ボタンBが押下されると、動作モードを通信モード43に遷移させる。また、処理部101は、クロノグラフ計測モード42において、ボタンCが押下されるごとに、計測時間(スプリットタイム)の計測開始と停止とを順次実行する。処理部101は、計測停止後、計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)を記憶部103に書き込んで記憶する。また、処理部101は、クロノグラフ計測モード42において、計測時間の計測中にボタンDが押下された場合、前回のラップ時刻からの経過時間(ラップタイム)と計測開始からの経過時間(スプリットタイム)とを記憶部103に記憶して、ラップタイムをゼロに更新する。また、処理部101は、クロノグラフ計測モード42において、計測時間の計測停止後にボタンDが押下された場合、計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)をそれぞれゼロに更新する。
通信モード43は、記憶部103に記憶された計測時間を示す計測データをサーバ装置30に送信する動作モードである、処理部101は、通信モード43において、ボタンBが押下されると、動作モードをデータ表示モード44に遷移させる。また、処理部101は、通信モード43において、ボタンCが押下されるごとに、通信開始と、通信停止とを順次実行する。処理部101は、通信開始する場合、通信部107に送信先となるサーバ装置30への接続を指示し、通信部107において接続処理が完了した後、記憶部103に記憶されている計測データを通信部107に出力する。また、処理部101は、通信停止する場合、計測データの出力を停止し、通信部107にサーバ装置30との接続を中断させる。
データ表示モード44は、記憶部103に記憶された計測時間を表示部105に表示する動作モードである。処理部101は、データ表示モード44において、ボタンAが押下されると、前回のラップタイムを記憶部103から読み出し、読み出したラップタイムを表示部105に表示する。記憶部103に前回のラップタイムが存在しない場合は、前回計測時の最後のラップタイムを読み出し、読み出したラップタイムを表示する。その最後のラップタイムも存在しない場合は表示を変更しない。ここで、前回および次回の基準は、現在表示されているラップタイム(今回)である。
処理部101は、データ表示モード44において、ボタンBが押下されると、動作モードをタイマ計測モード45に遷移させる。また、処理部101は、データ表示モード44において、ボタンCが押下されると、次回のラップタイムを記憶部103から読み出し、読み出したラップタイムを表示部105に表示する。記憶部103に、次回のラップタイムが存在しない場合は、次回計測時の最初のラップタイムを読み出し、読み出したラップタイムを表示する。その最初のラップタイムも存在しない場合は表示を変更しない。
また、処理部101は、データ表示モード44において、ボタンDが押下されると、次回の計測データ(クロノグラフデータ)の最初のラップタイムと最後のスプリットタイムとを記憶部103から読み出し、読み出したラップタイムとスプリットタイムとを表示部105に表示する。
タイマ計測モード45は、タイマ値を計測するモードである。タイマ値は、現在の時刻からの経過時間の目標である。処理部101は、タイマ計測モード45において、ボタンAの押下が予め定めた時間よりも継続される(長押)と、タイマ値を予め定めた範囲内(例えば、1秒〜59分59秒、1秒単位)で順次変更する。また、処理部101は、タイマ計測モード45において、ボタンBが押下されると、動作モードをアラーム設定モード46に遷移させる。また、処理部101は、タイマ計測モード45において、ボタンCが押下されるごとに、タイマ計測時間の計測を開始と停止とを順次切り替える。処理部101は、タイマ計測時間がタイマ値に達したとき、アラーム音再生部(不図示)にアラーム音を再生させる。また、処理部101は、タイマ計測モード45において、ボタンDが押下されると、計測したタイマ計測時間をゼロにリセットする。
アラーム設定モード46は、アラーム音の再生の有無および再生する時刻(アラーム時刻)を設定する動作モードである。処理部101は、アラーム設定モード46において、ボタンAの押下が継続される(長押)と、アラームの時刻を進めるように変更する。また、処理部101は、アラーム設定モード46において、ボタンBが押下されると、アラーム音の再生の有無およびアラーム時刻の設定を確定し、動作モードを時刻表示モード41に遷移させる。また、処理部101は、アラーム設定モード46において、ボタンCの押下が継続される(長押)と、アラーム時刻を戻すように変更する。また、処理部101は、アラーム設定モード46において、ボタンDが押下されるごとに、アラーム音の再生の有無を切り替える。処理部101は、アラーム音の再生を行う場合には、現在時刻が設定されたアラーム時刻に達したとき、アラーム音再生部(不図示)にアラーム音を再生させる。
図5は、本実施形態における電子時計10が計測した計測時間の一例を示す図である。本図において横軸は時刻を示す。本図に示されている計測開始は、クロノグラフ計測モード42において、ボタンCが押下された時刻を示す。また、ラップ操作1は、クロノグラフ計測モード42において、計測開始後、ボタンDが押下された時刻を示す。また、ラップ操作2は、クロノグラフ計測モード42において、ラップ操作1の後、ボタンDが押下された時刻を示す。また、ラップ操作3は、クロノグラフ計測モード42において、ラップ操作2の後、ボタンDが押下された時刻を示す。また、計測停止は、クロノグラフ計測モード42において、ラップ操作3の後、ボタンCが押下された時刻を示す。
LAP1は、計測開始からラップ操作1までの間のラップタイムを示す。また、LAP2は、ラップ操作1からラップ操作2までの間のラップタイムを示す。また、LAP3は、ラップ操作2からラップ操作3までの間のラップタイムを示す。また、LAP4は、ラップ操作3から計測停止までの間のラップタイムを示す。そのうち、LAP4が最後に計測されたラップタイム(以下、最後のラップタイム、と呼ぶ)である。この例では、LAP1、LAP2、LAP3およびLAP4は、それぞれ1時間である。
SPLIT1は、計測開始からラップ操作1までの間のスプリットタイムを示す。また、SPLIT2は、計測開始からラップ操作2までの間のスプリットタイムを示す。また、SPLIT3は、計測開始からラップ操作3までの間のスプリットタイムを示す。また、SPLIT4は、計測開始から計測停止までの間のスプリットタイムを示す。この例では、SPLIT1は1時間であり、SPLIT2は2時間であり、SPLIT3は3時間であり、SPLIT4は4時間である。
図6は、本実施形態における計測データの例を示す概略図である。本図に示す計測データの例は、図5に示す計測時間を示す。計測データは、ファイル番号と、有効/無効を示す有効性判定情報と、ラップ番号と、スプリットタイムと、ラップタイムとの各項目を有する。ファイル番号は、計測開始から計測停止までの各回の計測を識別する番号であって、計測データを記録するファイルを示す番号である。有効性判定情報は、このファイル番号に係る計測データが有効であるか否か(有効性)を示す情報である。有効性判定情報の値が「1」である場合に有効であることを示し、有効性判定情報の値が「0」である場合に無効であることを示す。有効性判定情報のデフォルト値は、「1(有効)」である。ラップ番号は、1回の計測において計測されたラップタイムを識別する番号で、計測された順序を示す番号である。
図6に示す例では、ファイル番号「1」に係る計測データは有効である。また、ファイル番号「1」の計測データにおいて、ラップ番号「1」に対応するスプリットタイムはSPLIT1(1時間)でありラップタイムはLAP1(1時間)である。また、ファイル番号「1」の計測データにおいて、ラップ番号「2」に対応するスプリットタイムはSPLIT2(2時間)でありラップタイムはLAP2(1時間)である。また、ファイル番号「1」の計測データにおいて、ラップ番号「3」に対応するスプリットタイムはSPLIT3(3時間)でありラップタイムはLAP3(1時間)である。また、ファイル番号「1」の計測データにおいて、ラップ番号「4」に対応するスプリットタイムはSPLIT4(4時間)でありラップタイムはLAP4(1時間)である。ラップ番号「4」に対応するラップタイムLAP4が、当該計測データにおいて最後に計測されたラップタイム(最後のラップタイム)である。
図7は、本実施形態における処理部101の構成を示すブロック図である。
処理部101は、計測部1011と、判定部1012と、読出部1013とを含んで構成される。
計測部1011は、発振部104から入力された計測信号に基づいて現在時刻を計測する。計測部1011は、時刻表示モード41において、計測した現在時刻を表示部105に表示させる。
また、計測部1011は、操作に応じて指示された時点から経過した時間である計測時間を計測する。スプリットタイム(第1の計測時間)は、操作に応じて指示された最初の時点から経過した時間である。ラップタイム(第2の計測時間)は、スプリットタイムの計測中に操作に応じて指示された時点から経過した時間である。計測部1011は、クロノグラフ計測モード42において、ボタンCの押下に伴い計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)の計測を開始する。そして、計測部1011は、ボタンDの押下に伴いラップタイムの計測を停止し、計測したラップタイムを記憶部103に記憶する。その後、計測部1011は、ラップタイムをゼロにリセットし、ラップ番号をインクリメントしてラップタイムの計測を続行する。インクリメントとは、1ずつ値を増加させることをいう。その後、計測部1011は、ボタンCの押下に伴い計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)の計測を停止し、計測した計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)を記憶部103に記憶する。なお、計測部1011は、スプリットタイムが処理可能な最大値に達した場合にも、計測時間の計測を停止し、記憶部103に記憶する。処理可能な最大値とは、表示部105が表示可能な最大値、または計測部1011が計測可能な最大値である。表示部105が、例えば、2桁の時間、分、秒(1/100秒単位)で計測時間を表示可能(8桁)な場合には、最大値は99時間59分59秒99である。計測可能な最大値とは、例えば、計測部1011が、計測信号のパルスの数(パルスカウント)が積算可能な最大のパルス数に対する計測時間である。その後、計測部1011は、ボタンDの押下に伴い、計測時間(スプリットタイム、ラップタイム)をそれぞれゼロに更新し、ファイル番号をインクリメントする。
判定部1012は、記憶部103に記憶された計測データが示す計測時間に基づいて当該計測データが有効であるか無効であるかを判定する。判定部1012は、判定結果を示す有効性判定情報を生成し、生成した有効性判定情報を当該計測データと対応付けて記憶部103に記憶する。これにより、計測データに有効性判定情報が付加される。以下、判定部1012が有効性を判定する基準および判定例(例1)〜(例5)について説明する。
(例1)判定部1012は、計測時間(スプリットタイム)が第1の基準時間(例えば、1分)よりも短い時間である場合、計測データを無効と判定する。例えば、判定部1012は、スプリットタイムが1分未満の計測データを無効と判定し、スプリットタイムが1分以上の計測データを有効と判定する。
(例2)判定部1012は、計測時間(スプリットタイム)が、第2の基準時間(例えば、10時間)よりも長い時間である場合、計測データを無効と判定する。例えば、判定部1012は、スプリットタイムが10時間未満の計測データを有効と判定し、スプリットタイムが10時間以上の計測データを無効と判定する。
(例1)に示す判定基準と(例2)に示す判定基準とを組み合わせた場合、判定部1012は、計測時間が第1の基準時間以上であって第2の基準時間未満である計測データを有効と判定し、そうでない計測データを無効と判定する。例えば、判定部1012は、スプリットタイムが1分未満である計測データを無効と判定し、スプリットタイムが1分以上10時間未満である計測データを有効と判定し、スプリットタイムが10時間以上である計測データを無効と判定する。
(例1)および(例2)に示す判定基準及び処理により、競技等における計測値として通常ありえない計測値を排除することができる。
(例3)判定部1012は、計測時間(スプリットタイム)が、計測時間として処理可能な最大値(例えば、99時間59分59秒99)である場合、計測データを無効と判定する。例えば、判定部1012は、スプリットタイムが99時間59分59秒99未満の計測データを有効と判定し、スプリットタイムが99時間59分59秒99である計測データを無効と判定する。
(例1)に示す判定基準と(例3)に示す判定基準とを組み合わせた場合、判定部1012は、計測時間が第1の基準時間以上であって計測可能な最大値未満である計測データを有効と判定し、そうでない計測データを無効と判定する。例えば、判定部1012は、スプリットタイムが1分未満である計測データを無効と判定し、スプリットタイムが1分以上99時間59分59秒99未満である計測データを有効と判定し、スプリットタイムが99時間59分59秒99である計測データを無効と判定する。
(例4)判定部1012は、計測した第1の計測時間(スプリットタイム)が、処理可能な最大値(例えば、99時間59分59秒99)である場合、第1の計測時間(スプリットタイム)から最後に計測された第2の計測時間(ラップタイム)を減算した時間を計測時間(スプリットタイム)と定める。すなわち、判定部1012は、スプリットタイムが処理可能な最大値である場合、最後のラップタイムを無効と判定し、最後のラップタイムを除いた計測時間を採用する。最後のラップタイムを除いた計測時間とは、最後のスプリットタイムから最後のラップタイムを減算した有効な計測時間である。例えば、判定部1012は、上述した(例1)に示す判定基準に基づく場合、スプリットタイムが1分未満である計測データを無効と判定し、スプリットタイムが1分以上99時間59分59秒99未満である計測データを有効と判定する。そして、判定部1012は、スプリットタイムが99時間59分59秒99である場合、スプリットタイムから最後のラップタイムを減算した時間が1分未満である計測データを無効と判定し、スプリットタイムから最後のラップタイムを減算した時間が1分以上である計測データを有効と判定する。
なお、記憶部103にラップタイムと対応付けてスプリットタイムが記憶される場合には、判定部1012は、最後のラップタイムの直前のラップタイムに対応するスプリットタイムを、最後のラップタイムを除いた計測時間として採用してもよい。図6に示す例では、判定部1012は、最後のラップタイムLAP4の直前のラップタイムLAP3に対応するスプリットタイムSPLIT3を、計測したスプリットタイムから最後のラップタイムを除いた時間とする。
また、判定部1012は、スプリットタイムが処理可能な最大値である場合、無効と判定した最後のラップタイムを記憶部103に記憶された計測データから消去してもよい。この場合、判定部1012は、計測されたスプリットタイムから最後のラップタイムを除いた時間をスプリットタイムとして記憶部103に記憶する。例えば、図6に示すデータ例の場合、判定部1012は、ラップ番号「4」に対応するスプリットタイムとラップタイムとを消去する。
なお、判定部1012は、(例1)〜(例3)についても、(例4)と同様に、スプリットタイムが処理可能な最大値である場合には、最後のラップタイムを除いた計測時間に基づいて処理を行ってもよい。
(例5)判定部1012は、最後に計測された第2の計測時間(最後のラップタイム)が予め定めた第3の基準時間よりも長い場合、第1の計測時間(スプリットタイム)から最後に計測された第2の計測時間(最後のラップタイム)が減算された時間を計測時間と定める。第3の基準時間は、例えば、第2の基準時間を超えない時間であって第1の基準時間よりも第2の基準時間に近似する時間である。具体的には、第2の基準時間が10時間である場合、第3の基準時間は8時間である。例えば、判定部1012は、最後のラップタイムが仮に9時間であった場合には、計測を停止したときのスプリットタイムから最後のラップタイムを減算した時間を採用する。すなわち、判定部1012は、最後のラップタイムが第3の基準時間より長い場合、最後のラップタイムを無効と判定し、最後のラップタイムを除いた計測時間を採用する。
なお、判定部1012は、最後のラップタイムが第3の基準時間より長い場合、無効と判定した最後のラップタイムを記憶部103に記憶された計測データから消去してもよい。この場合、判定部1012は、計測されたスプリットタイムから最後のラップタイムを減算した時間をスプリットタイムとして記憶部103に記憶する。例えば、図6に示すデータ例の場合、判定部1012は、ラップ番号「4」に対応するスプリットタイムとラップタイムとを消去する。
なお、判定部1012は、(例1)〜(例3)についても、(例5)と同様に、最後のラップタイムが第3の基準時間よりも長い場合には、最後のラップタイムを除いた計測時間に基づいて処理を行ってもよい。
従って、(例3)〜(例5)に示す処理により、計測停止の指示、例えば計測終了時にボタンCの押下、を行わなかったことが原因で計測した無効な計測値を排除することができる。また、(例4)及び(例5)に示す処理により、無効な計測時間のみを排除し有効な計測時間を活用することができる。
なお、上述の第1の基準時間又は第2の基準時間は、機能に影響を与えないボタンのうち何れかのボタン、例えば、クロノグラフ計測モード42におけるボタンAに対する操作入力を受け付けることによって任意に設定可能であってもよい。
また、判定部1012は、計測停止時のスプリットタイムが、第1の基準時間もしくはその時間より予め定めた時間だけ長い時間よりも短くなった回数が、予め定めた回数(例えば、3回)以上繰り返された場合には、第1の基準時間を減少させてもよい。第1の基準時間の1回の減少における減少幅として減少前の第1の基準時間を基準とした比率又は差分値や、第1の基準時間の下限を予め定めておく。
また、判定部1012は、計測停止時のスプリットタイムが、第2の基準時間もしくはその時間より予め定めた時間だけ短い時間よりも長くなった回数が、予め定めた回数(例えば、3回)以上繰り返された場合には、第2の基準時間を増加させてもよい。第2の基準時間の1回の増加における増加幅として増加前の第2の基準時間を基準とした比率又は増分値や、第2の基準時間の上限を予め定めておく。
また、判定部1012は、無効と判定した計測データを消去してもよい。例えば、判定部1012は、操作入力部102において無効な計測データを消去するための操作入力を受け付けた場合、有効性判定情報が「0」である計測データを記憶部103から消去する。無効な計測データを消去するための操作入力は、例えば、通信モード43におけるボタンDの押下である。
読出部1013は、通信モード43において、ボタンCが押下されると、記憶部103に記憶された計測データを読み出す。そして、読出部1013は、読み出した計測データに含まれる有効性判定情報が有効を示す場合、当該計測データを通信部107に出力する。一方、読出部1013は、読み出した計測データに含まれる有効性判定情報が無効を示す場合、当該計測データを通信部107に出力しない。このとき、読出部1013は、当該計測データを消去してもよい。すなわち、読出部1013は、通信モード43において、ボタンCが押下されると、有効である計測データのみを通信部107に出力して、有効である計測データのみをサーバ装置30に送信する。
また、読出部1013は、データ表示モード44において、ボタンAが押下されると、記憶部103に記憶された計測データから前回のラップタイムを読み出す。前回のラップタイムとは、表示部105が現在表示しているラップタイムの直前のラップ番号に係るラップタイムである。そして、読出部1013は、読み出したラップタイムを表示部105に表示させる。また、読出部1013は、データ表示モード44において、ボタンCが押下されると、記憶部103に記憶された計測データから次回のラップタイムを読み出す。次回のラップタイムとは、例えば、表示部105が現在表示しているラップタイムに対して、直後のラップ番号に係るラップタイムである。そして、読出部1013は、読み出したラップタイムを表示部105に表示させる。また、読出部1013は、データ表示モード44において、ボタンDが押下されると、記憶部103に記憶された計測データから次回の計測データにおけるスプリットタイムと最初のラップタイムとを読み出す。次回の計測データとは、例えば、表示部105が現在表示している計測時間の直後のファイル番号に係る計測データである。そして、読出部1013は、読み出したスプリットタイムとラップタイムとを表示部105に表示させる。
次に、判定部1012が、計測データの有効性を判定する有効性判定処理について説明する。図8は、本実施形態における有効性判定処理の処理手順を示したフローチャートである。
(ステップS101)判定部1012は、スプリットタイムが処理可能な最大値であるか否かを判定する(例4、参照)。判定部1012は、スプリットタイムが処理可能な最大値である場合(ステップS101:Yes)、ステップS103の処理に進む。一方、判定部1012は、スプリットタイムが処理可能な最大値でない場合(ステップS101:No)、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)判定部1012は、最後のラップタイムが第3の基準時間より長いか否かを判定する(例5、参照)。判定部1012は、最後のラップタイムが第3の基準時間より長い場合(ステップS102:Yes)、ステップS103の処理に進む。一方、判定部1012は、最後のラップタイムが第3の基準時間以下である場合(ステップS102:No)、ステップS104の処理に進む。
(ステップS103)判定部1012は、スプリットタイムから最後のラップタイムを除いた時間(スプリットタイムから最後のラップライムを減算した時間)をスプリットタイムとして採用する。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)判定部1012は、スプリットタイムが第1の基準時間未満であるか否かを判定する(例1、参照)。判定部1012は、スプリットタイムが第1の基準時間未満である場合(ステップS104:Yes)、ステップS107の処理に進む。一方、判定部1012は、スプリットタイムが第1の基準時間以上である場合(ステップS104:No)、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)判定部1012は、スプリットタイムが第2の基準時間より大きいか否かを判定する(例2、参照)。判定部1012は、スプリットタイムが第2の基準時間より大きい場合(ステップS105:Yes)、ステップS107の処理に進む。一方、判定部1012は、スプリットタイムが第2の基準時間以下である場合(ステップS105:No)、ステップS106の処理に進む。
(ステップS106)判定部1012は、当該計測データを有効と判定する。その後、有効性判定処理を終了する。
(ステップS107)判定部1012は、当該計測データを無効と判定する。その後、有効性判定処理を終了する。
上述したとおり、本実施形態では、電子時計10は、計測データの有効/無効を計測した経過時間に基づいて判定し、有効と判定した計測データのみをサーバ装置30に送信する。また、電子時計10は、無効と判定した計測データを消去する。これにより、電子時計10において、無効なデータを選択する操作を不要にして利便性を向上することができる。
なお、本実施形態では、サーバ装置30が備える判定部302が、電子時計10から受信した計測データについて図8に示す処理を行い、有効と判定され消去されなかった計測データを記憶部303に記憶してもよい。この場合においても、電子時計10が計測データを一括してサーバ装置30に送信できるため、電子時計10において、無効なデータを選択する操作を不要にして利便性を向上することができる。
なお、上述した実施形態における電子時計10、サーバ装置30が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1・・・計測データ処理システム、
10・・・電子時計、
101・・・処理部、
1011・・・計測部、1012・・・判定部、1013・・・読出部、
102・・・操作入力部、103・・・記憶部、
104・・・発振部、105・・・表示部、106・・・発光部、107・・・通信部、108・・・電源部、
20・・・ネットワーク、
30・・・サーバ装置、
301・・・通信部、302・・・判定部、303・・・記憶部、
304・・・アプリケーション実行部

Claims (11)

  1. 操作に応じて指示された最初の時点から経過した時間である第1の計測時間と、前記第1の計測時間の計測中に操作に応じて指示された時点から経過した時間である第2の計測時間と、を計測する計測部と、
    前記計測部が計測した第1の計測時間から最後に計測した第2の計測時間を減算した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  2. 前記判定部は、前記第1の計測時間から最後に計測した前記第2の計測時間を減算した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か否かを外部に送信するために判定し、
    前記判定部において有効と判定した計測データを外部に送信する通信部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記判定部は、前記第1の計測時間から最後に計測した前記第2の計測時間を減算した計測時間が、予め定めた第1の基準時間よりも短い時間である場合、計測データを無効と判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
  4. 前記判定部は、前記第1の計測時間から最後に計測した前記第2の計測時間を減算した計測時間が、予め定めた第2の基準時間よりも長い時間である場合、計測データを無効と判定する
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の電子時計。
  5. 前記判定部は、前記計測部が計測した第1の計測時間が、処理可能な最大値である場合、前記第1の計測時間から最後に計測された前記第2の計測時間を減算した計測時間を前記計測時間と定める
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の電子時計。
  6. 前記判定部は、最後に計測された前記第2の計測時間が予め定めた第3の基準時間よりも長い場合、前記第1の計測時間から最後に計測された前記第2の計測時間が減算された計測時間を前記計測時間と定める
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の電子時計。
  7. 前記判定部は、前記計測した第1の計測時間が、処理可能な最大値である場合、前記計測データを無効と判定する
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の電子時計。
  8. 前記判定部は、操作に応じて、無効と判定した計測データを消去する
    ことを特徴とする請求項1から7いずれか1項に記載の電子時計。
  9. 前記通信部は、前記計測データを送信する際、無効と判定された計測データを消去する ことを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の電子時計。
  10. 前記判定部は、前記計測データが有効か否かを示す判定情報を、当該計測データに付加する
    ことを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の電子時計。
  11. 計測データ処理方法であって、
    電子時計が、操作に応じて指示された最初の時点から経過した時間である第1の計測時間と、前記第1の計測時間の計測中に操作に応じて指示された時点から経過した時間である第2の計測時間と、を計測するステップと、
    前記電子時計が計測した第1の計測時間から最後に計測した第2の計測時間を減算した計測時間に基づいて、当該計測時間を示す計測データが有効か否かを判定するステップと、
    を有することを特徴とする計測データ処理方法。
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