JP2014038073A - 腕時計および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示されている計測結果を示す数字の種別を視認し易く表示することができる。
【解決手段】腕時計は、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部と、第1の表示部が表示する文字よりも小さい大きさで、計測結果の種別を示す文字を表示する第2の表示部と、第1の表示部に、計測結果の種別を示す文字を、数字のうち少なくとも1つと同じ大きさで表示する表示制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、腕時計および表示方法に関する。
クロノグラフ(ストップウォッチ)機能を有するディジタル腕時計には、ラップタイムやスプリットタイムを計測し、それらを併せて表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、それらを区別できるように、計測した時間を示す数字よりも小さいマークを付して計測結果を表示する方法がある。図10は、従来技術における計測結果の表示例を示す概念図である。図示するように、ラップタイムを示す数字の近傍に「Lap」のマークを付し、スプリットタイムを示す数字の近傍に「Spl」のマークを付してラップタイムとスプリットタイムとを併せて表示している。これにより、ユーザは、どちらの数字がラップタイムであるかスプリットタイムであるかを判別することができる。
特開2010−48666号公報
しかしながら、上述した従来技術では、計測した時間の種別を示すマークが小さいため、視認性がよくないという問題がある。また、意図しないボタン操作(例えば、操作ボタンが什器や衣服など他の物体に接触)によって表示が変化するため、表示されている数字の種別を直ちに認識できないことがある。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、表示されている数字の種別を視認し易く表示することができる腕時計および表示方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部と、前記第1の表示部に、前記計測結果の種別を示す文字を、前記数字のうち少なくとも1つと同じ大きさで表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする腕時計である。
(2)また、本発明の他の態様は、上述の腕時計において、前記第1の表示部が表示する文字よりも小さい大きさで、前記計測結果の種別を示す文字を表示する第2の表示部を備え、前記表示制御部は、前記計測結果の種別を示す文字を表示する表示部を、第1の表示部と第2の表示部とで切り替えることを特徴とする。
(3)また、本発明の他の態様は、上述の腕時計において、操作入力を受け付ける入力部を備え、前記表示制御部は、前記入力部が計測開始を指示する操作入力を受け付けた時から前記計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数に達するまで、前記第1の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を表示し、前記計測結果を示す数字の桁数が前記予め定めた桁数に達すると、前記第1の表示部に表示した前記計測結果の種別を示す文字を消去し、前記第2の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を表示させることを特徴とする。
(4)また、本発明の他の態様は、上述の腕時計において、操作入力を受け付ける入力部を備え、前記表示制御部は、前記入力部が表示を切り替える操作入力を受け付けると、前記第1の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を予め定めた時間表示させることを特徴とする。
(5)また、本発明の他の態様は、腕時計における表示方法であって、前記腕時計が、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部に、前記計測結果の種別を示す文字を、前記数字のうち少なくとも1つと同じ大きさで表示するステップ、を有することを特徴とする表示方法である。
本発明によれば、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部に、計測結果の種別を示す文字を、計測結果を示す数字と同じ大きさで表示する。これにより、計測結果の種別を示す文字を、計測結果を示す数字と同じ大きさで表示できる。このため、表示されている数字の種別を視認し易く表示することができる。
本発明の実施形態における腕時計の外観構成を示す正面図である。 本実施形態における腕時計の構成を示すブロック図である。 本実施形態における表示部における表示態様の状態遷移図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の一例を示す図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の他の例を示す図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の他の例を示す図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の他の例を示す図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の他の例を示す図である。 本実施形態における表示部が表示する計測結果の他の例を示す図である。 従来技術における計測結果の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。
図1は、本実施形態における腕時計100の外観構成を示す正面図である。腕時計100は、ストップウォッチ(計測)機能付き電子腕時計である。また、腕時計100は、指定された計測途中の時刻からの経過時間(例えば、所定地点間の走行時間)であるラップタイムや計測開始からの全経過時間(例えば、出発点からの走行時間)であるスプリットタイムを測定する計測機能と、計測した過去のラップタイムやスプリットタイムを表示する読出機能とを有する。また、腕時計100は、計測機能を実行するモードである計測モードと、読出機能を実行するモードであるリコールモードとの2種類の動作モードを備えている。図示するように、腕時計100は、複数(本実施形態では4つ)の操作ボタンA〜Dと、表示部105とを含んで構成される。
キー入力手段104(入力部)は、操作入力を受け付ける操作ボタンA〜Dを含んで構成される。操作ボタンA(MODE)は、動作モードを切り替える操作入力を受け付ける。また、操作ボタンB(START/LAP)は、計測開始や計測再開、ラップタイムの記録、ラップタイムの読出し等を指示する操作入力を受け付ける。また、操作ボタンC(STOP/RESET)は、計測終了やリセット、記録したファイルの読出し等を指示する操作入力を受け付ける。また、操作ボタンD(TIME/CHR)は、表示を切り替える操作入力を受け付ける。
例えば、動作モードが計測モードである場合、操作ボタンAを操作することによって動作モードを計測モードからリコールモードへの切り替えを行うことができる。また、計測モードにおいて、操作ボタンBを操作することによって計測開始や計測再開、ラップタイムの記録を行うことができる。また、計測モードにおいて、操作ボタンCを操作することによって計測終了やリセットを行うことができる。また、計測モードにおいて、操作ボタンDを操作することによって時刻と計測中の計測時間(ラップタイムとスプリットタイム)との表示切り替えを行うことができる。
また、動作モードがリコールモードである場合、操作ボタンAを操作することによってリコールモードから計測モードへの切り替えを行うことができる。また、リコールモードにおいて、操作ボタンBを操作することによって後述するファイルからラップタイム又はスプリットタイムを選択し、選択したラップタイム又はスプリットタイムを表示部105に表示させることができる。また、リコールモードにおいて、操作ボタンCを操作することによってRAM110に記憶されたファイルを選択することができる。ファイルには、計測したラップタイムやスプリットタイムが記録されている。また、リコールモードにおいて、操作ボタンDを操作することによって時刻と上述の計測済みの計測時間(ラップタイムとスプリットタイム)との表示切り替えを行うことができる。
表示部105は、第1の表示部105−1と第2の表示部105−2を含んで構成される。第1の表示部105−1は、例えば、1個又は複数個のセグメントディスプレイを含んで構成される。図1に示す例では、第1の表示部105−1は、2個のセグメントディスプレイ105−1a、105−1bを含んで構成される。第1の表示部105−1は、計測機能により計測した時間である計測結果(ラップタイムやスプリットタイム)を示す数字や現在の時刻を表示する。第2の表示部105−2は、例えば、表示セルであり、計測結果を示す数字の左右のうち何れか(例えば、左側)の近傍に配置されている。図1に示す例では、第2の表示部105−2は、2個の表示セル105−2a、105−2bを含んで構成される。第2の表示部105−2は、第1の表示部105−1が表示する文字よりも小さい大きさ(例えば、一辺の長さが1/4又はそれよりも小さい)で、計測結果の種別を示す文字(マーク)を表示する。例えば、セグメントディスプレイ105−1a、105−1bがラップタイム、スプリットタイムを表示する場合、それぞれ対応する表示セル105−2a、105−2bはラップタイムを示すマーク「Lap」や、スプリットタイムを示すマーク「Spl」を表示する。以下の説明では、セグメントディスプレイ105−1a、105−1bを区別しない場合には、単に第1の表示部105−1と呼ぶ。表示セル105−2a、105−2bを区別しない場合には、単に第2の表示部105−2と呼ぶ。
図2は、本実施形態における腕時計100の構成を示すブロック図である。図示する例では、腕時計100は、CPU(Central Processing Unit)101(表示制御部)と、発振回路102と、分周回路103と、キー入力手段104と、表示部105と、電池106と、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)110と、ROM(Read Only Memory、読み出し専用メモリ)111とを備える。
CPU101は、腕時計100が備える各部の制御を行う。例えば、CPU101は、第1の表示部105−1に、計測結果の種別を示す文字を、計測結果を示す数字と同じ大きさで表示させる。また、CPU101は、計測結果の種別を示す文字を表示する表示部105を、第1の表示部105−1と第2の表示部105−2との間で切り替える。また、CPU101は、キー入力手段104が計測開始を指示する操作入力を受け付けた時から計測結果を示す数字の桁数が予め定めた数(例えば、6桁)に達するまで、第1の表示部105−1に計測結果の種別を示す文字を表示させる。CPU101は、計測結果を示す数字の桁数が予め定めた数に達すると、第1の表示部105−1に表示した計測結果の種別を示す文字を消去し、第2の表示部105−2に計測結果の種別を示す文字を表示させる。また、CPU101は、キー入力手段104が表示を切り替える操作入力を受け付けると、第1の表示部105−1に計測結果の種別を示す文字を予め定めた時間(例えば、3秒間)、第1の表示部105−1に表示させる。キー入力手段104が表示を切り替える操作入力として、例えば、操作ボタンA、Dが受け付けた操作入力のように、計測時間の計測に影響しない操作入力が用いられる。
また、CPU101は、キー入力手段104における操作入力を受け付け、各操作ボタンA〜Dに応じた動作を実行し、計測機能(計測モード)及び読出機能(リコールモード)を実現する。また、CPU101は、分周回路103から入力された計測信号に基づいて時刻の表示や時間を計測する。ここで、CPU101は、分周回路103から入力された計測信号に基づいて現在の時刻を常に計測している。また、CPU101は、計測モードにおいて、操作ボタンDの押下により、現在時刻と計測時間(ラップタイムやスプリットタイム)とを交互に切り替えて表示部105に表示させる。また、CPU101は、計測モードにおいて、操作ボタンBの押下により計測を開始(ラップタイム、スプリットタイム共)する。CPU101は、計測開始後の操作ボタンBの押下によりラップタイムをRAM110に記録し、ラップタイムの表示をゼロに戻してラップタイムの計測を再開する。このとき、CPU101は、スプリットタイムの計測を、そのまま継続する。従って、初回のラップタイム(第1ラップ)とスプリットタイムは一致する一方、第2回目以降のラップタイムはスプリットタイムよりも短い時間である。
そして、CPU101は、計測開始後の操作ボタンCの押下により計測を停止し(ラップタイム、スプリットタイム共)、ラップタイムとスプリットタイムとを組にしたファイルをRAM110に記録する。そして、CPU101は、計測停止後の操作ボタンCの押下によりリセットし(ラップタイム、スプリットタイム共)、表示をゼロに戻す。
発振回路102は、所定周波数(例えば、32768Hz)の発振信号を生成して分周回路103に出力する。分周回路103は、発振回路102から入力された発振信号の周波数をより低い周波数(例えば、100Hz)に分周して計測の基準となる計測信号を生成し、生成した計測信号をCPU101に出力する。キー入力手段104は、外部から操作可能な操作ボタンA〜Dによって構成されており、操作入力を受け付ける。電池106は、腕時計100が備える各部に、動作するための電力を供給する。RAM110は、腕時計100が生成したデータを記憶する。例えば、RAM110は、計測したラップタイムやスプリットタイムを記憶する。ROM111は、CPU101が実行する動作用プログラムを予め記憶している。この動作用プログラムは、CPU101の起動時に読み出される。
次に、表示部105における表示態様の状態遷移について説明する。図3は、本実施形態における表示部105における表示態様の状態遷移図である。
本図に示す表示態様は、計測結果の種別を示す文字(LPもしくはLap(ラップタイム)、SPもしくはSpl(スプリットタイム))の表示態様である。本図において、非表示は、計測結果の種別を示す文字を表示しないことを示す。また、第1表示は、計測結果の種別を示す文字を第1の表示部105−1に表示することを示す。また、第2表示は、計測結果の種別を示す文字を第2の表示部105−2に表示することを示す。なお、計測結果を示す数字(ラップタイムを示す数字及びスプリットタイムを示す数字)は、第1の表示部105−1に表示される。
(1)CPU101は、計測モードにおいて、非表示の状態(計測をしていない状態)において、計測開始の操作(操作ボタンB押下)がされると、時間の計測を開始するとともに、計測結果の種別を示す文字と計測結果を示す数字とを第1の表示部105−1に表示させる(第1表示へ遷移する)。
(2)また、CPU101は、第1表示の状態において、所定時間経過すると、第1の表示部105−1における計測結果の種別を示す文字の表示を消去し、第2の表示部105−2に計測結果の種別を示す文字を表示させる(第2表示へ遷移する)。この所定時間とは、例えば、計測開始(ラップタイムの計測再開も含む)から計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数より大きくなる時刻までの経過時間である。すなわち、CPU101は、計測を開始する操作入力を受け付けた時から計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数に達するまで、第1の表示部105−1に計測結果の種別を示す文字を表示させる。CPU101は、計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数に達すると、第1の表示部105−1に表示した計測結果の種別を示す文字を消去し、第2の表示部105−2に計測結果の種別を示す文字を表示させる。ここで、予め定めた桁数は、例えば、所定時間が10分の場合は5桁であり、所定時間が1時間の場合は6桁である。
なお、本実施形態では、計測結果を示す数字の桁数以外に、計測結果である数値(時間)が予め定めた値(例えば、上述の10分、1時間、等)を超えた場合、CPU101は、第1表示の状態を第2表示の状態に遷移させてもよい。
(3)また、CPU101は、第2表示の状態において、ラップタイムの計測再開の操作(操作ボタンB押下)がされると、第2の表示部105−2における計測結果の種別を示す文字の表示を消去し、第1の表示部105−1に計測結果の種別を示す文字を表示する(第1表示へ遷移する)。但し、(3)はラップタイムについて実行され、スプリットタイムについては実行されない。
(4)また、CPU101は、第2表示の状態において、表示を切り替える操作(操作ボタンA又はD押下)がされると、第1表示へ遷移する。この表示を切り替える操作に係る操作ボタンは、操作ボタンA又はDに限られず、計測の開始、再開、終了等の計測結果に影響を与えない操作ボタンであればよい。
(5)また、CPU101は、上述した(4)の後、所定時間(例えば、3秒間)経過すると、第2表示へ遷移する。すなわち、CPU101は、表示を切り替える操作入力を受け付けると、第1の表示部105−1に計測結果の種別を示す文字を予め定めた時間表示する。
(6)また、CPU101は、第2の表示の状態において、リセットの操作(操作ボタンC押下)がされると、計測結果の種別を示す文字を消去する(非表示へ遷移する)。
次に、図4から図9を参照して、表示部105が表示する計測結果の表示例について説明する。図4は、本実施形態における表示部105が表示する計測結果の一例を示す図である。本図に示す例は、上述した第1表示の状態の一例である。図示するように、ラップタイムを示す文字「LP」が、ラップライムを示す数字を表示するセグメントディスプレイ105−1aを用いて表示される。文字「LP」が表示される大きさは、ラップタイムを示す数字のうち1秒未満の桁の数字「88」が表示される大きさと同じである。同様に、スプリットタイムを示す文字「SP」が、スプリットタイムを示す数字を表示するセグメントディスプレイ105−1bを用いて表示される。文字「SP」が表示される大きさは、スプリットタイムを示す数字と同じ大きさである。即ち、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部105−1を用いて、その数字の少なくとも1つと同じ大きさで計測結果の種別を示す文字を表示するため、従来に比べて計測結果の種別を示す文字が大きくなり、視認性が向上する。
図5及び図6は、本実施形態における表示部105が表示する計測結果の他の例を示す図である。図5は、ラップタイムを表示部105の上部のセグメントディスプレイ105−1aに表示し、スプリットタイムを表示部105の下部のセグメントディスプレイ105−1bに表示する例である。一方、図6は、スプリットタイムをセグメントディスプレイ105−1aに表示し、ラップタイムをセグメントディスプレイ105−1bに表示する例である。図5及び図6に示す例は、いずれもラップタイムが上述した第1表示の状態であり、スプリットタイムが上述した第2表示の状態の一例である。図5及び図6に示されるように、ラップタイムを示す文字「LP」は、ラップライムを示す数字を表示する第1の表示部105−1を用いて表示される。図5では、文字「LP」が表示される大きさは、ラップタイムを示す数字のうち1秒未満の桁の数字「03」が表示される大きさと同じである。図6では、文字「LP」が表示される大きさは、ラップタイムを示す数字のいずれの数字が表示される大きさと同じである。他方、スプリットタイムを示す文字「Spl」は、スプリットタイムを表示するセグメントディスプレイ105−1a(図5の例では、105−1b)の左側近傍の表示セル105−2a(図5の例では、105−2b)に表示される。文字「Spl」が表示される大きさは、図5、図6ともにスプリットタイムを示す数字の大きさよりも格段に小さい(例えば、一辺の長さが、1/6〜1/8程度)。
ここで、スプリットタイムは、計測結果を示す数字「10:59’54’’32」が予め定めた桁数(本例では、5桁)を超えているため、第2の表示部105−2に計測結果の種別を示す文字が表示されている。計測結果を示す数字が所定桁数を超えたときに、計測結果の種別を示す文字を第1の表示部105−1に表示すると、計測結果の種別を示す文字と計測結果を示す数字との間が狭くなる、又は重なる。そのため、計測結果の種別を示す文字と計測結果を示す数字とを区別し難くなる。ここで、CPU101は、計測結果を示す数字が所定桁数を超えたとき、計測結果の種別を示す文字を第2の表示部105−2に表示させる。そのため、計測結果を示す数字が所定桁数を超えたときに、計測結果の種別を示す文字を第1の表示部105−1に表示したままにすることによる視認性の低下を避けることができる。
図7及び図8は、本実施形態における表示部105が表示する計測結果の他の例を示す図である。図7は、上述した第1表示の状態の一例である。また、図8は、上述した第2表示の状態の一例である。上述した図3(2)に示す遷移のように、計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数(本例では、5桁)を超えると、第1表示の状態から第2表示の状態へ遷移する。例えば、CPU101は、図7に示す状態において、計測結果であるラップタイム、スプリットタイムを示す数字「9’59’’99」が「10’00’’00」に切り替える。つまり、CPU101は、計測結果を示す数字の桁数が5桁から6桁になると、表示部105の表示を図7に示す状態から図8に示す状態に切り替える。
図9は、本実施形態における表示部105が表示する計測結果の他の例を示す図である。図9は、上述した図3(4)及び(5)に示す遷移を説明するための図である。図9(a)は、上述した第2表示の状態の一例である。図9(a)に示す例では、ラップタイムを示す数字をセグメントディスプレイ105−1aに表示し、スプリットタイムを示す数字をセグメントディスプレイ105−1bに表示するともに、ラップタイムを示すマーク「Lap」を表示セル105−2aに表示し、スプリットタイムを示すマーク「Spl」を表示セル105−2bに表示する。
図9(b)は、上述した第1表示の状態の他の例である。図9(b)に示す例では、計測結果(ラップタイム及びスプリットタイム)を示す数字を第1の表示部105−1から消去するとともに、ラップタイムを示す文字「LP」をセグメントディスプレイ105−1aの左端に表示し、スプリットタイムを示す文字「SP」をセグメントディスプレイ105−1bの左端に表示する。「LP」が表示される大きさは、ラップタイムの時間の桁及び小数点以下の秒の桁を示す数字を表示する大きさと同じである。「SP」が表示される大きさは、スプリットタイムを示す数字を表示する大きさと同じである。
図9(c)は、上述した第1表示の状態のさらに他の例である。図9(c)に示す例では、計測結果(ラップタイム及びスプリットタイム)の数字を第1の表示部105−1から消去するとともに、ラップタイムの種別を示す文字「LAP」をセグメントディスプレイ105−1aの中央に表示し、スプリットタイムの種別を示す文字「SPL」をセグメントディスプレイ105−1bの中央に表示する。「LAP」が表示される大きさは、ラップタイムの分の桁及び整数秒の桁を示す数字を表示する大きさと同じである。「SPL」が表示される大きさは、スプリットタイムを示す数字を表示する大きさと同じである。
すなわち、図9(b)及び図9(c)では、図9(a)において、対応する計測結果を示す数字が表示されていた第1の表示部105−1を用いて、その数字の少なくとも1つと同じ大きさで各計測結果の種別を示す文字を表示する。
上述した図3(4)のように、第2表示の状態において表示を切り替える操作入力がされると、第1表示の状態へ遷移する。すなわち、CPU101は、図9(a)に示す状態において、表示を切り替える操作入力がされると、表示部105の表示を図9(b)又は(c)に示す状態に切り替える。これにより、ユーザは、表示部105の上部に表示されていた数字がラップタイムであり、表示部105の下部に表示されていた数字がスプリットタイムであることを容易に確認することができる。
そして、上述した図3(5)のように、第1表示の状態から所定時間(例えば、表示を切り替える操作入力を受け付けた後3秒)経過すると、第2表示の状態に戻る。すなわち、CPU101は、図9(a)に示す状態を切り替える操作入力がされてから所定時間経過すると、表示部105の表示を図9(b)又は図9(c)に示す状態から図9(a)に示す状態に戻す。言い換えれば、CPU101は、図9(a)に示す状態を切り替える操作入力がされると、計測結果の種別を示す文字を、計測結果を示す数字が表示されていた第1の表示部105−1に所定時間(例えば、3秒間)表示させる。
上述したとおり、本実施形態では、CPU101は、計測結果の種別を示す文字を、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部105−1に、計測結果を示す数字と同じ大きさで表示する。これにより、従来に比べて、計測結果の種別を示す文字を大きく表示できるため、表示されている数字の種別を視認し易く表示することができる。
また、図4〜10に示す例では、第1の表示部105−1に表示される計測結果を示す数字の大きさは複数通りある。そのような場合でも、計測結果の種別を示す文字の大きさは、その複数通りのうち1通りの大きさと同じ大きさであればよい。例えば、図4の上段に示されるラップタイムの秒の桁を示す数字「3」の大きさは、1秒未満の桁を示す数字「88」よりもそれぞれ大きい。即ち、このラップタイムを示す数字の大きさは2通りある。この例では、図4に示すラップタイムを第1の表示部105−1に示す文字「LP」の大きさは、1秒未満の桁を示す数字「88」の大きさと同じである。
また、本実施形態では、CPU101は、計測結果を示す数字が所定桁数を超えると、第1の表示部105−1から計測結果の種別を示す文字を消去するとともに、計測結果の種別を示す文字を第2の表示部105−2に表示する。これにより、計測結果を示す数字と計測結果の種別を示す文字との間が狭くなり、視認性が低下することを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、図4、5、7〜9に示すように、ラップタイムが上段に表示され、スプリットタイムが下段に表示され、図6に示すように、ラップタイムが下段に表示され、スプリットタイムが上段に表示される場合を例にとって説明した。本実施形態では、CPU101は、操作入力がされることによって、計測結果が表示される行を、計測結果の種別間で切り替えられるようにしてもよい。例えば、操作入力がされる毎に、ラップタイムとスプリットタイムが表示される行が交互に切り替えられるようにする。このとき、CPU101は、計測結果の種別を示す文字も、各々対応する計測結果を表示する行に表示させる。この表示を切り替える操作に係る操作ボタンは、操作ボタンA又はD等のうち、計測の開始、再開、終了等の計測結果に影響を与えず、かつ上述の表示の切り替えに影響を与えない操作ボタンであればよい。
また、本実施形態では、CPU101は、計測結果の種別を示す文字を第2の表示部105−2に表示させているときに(第2表示の状態)、表示を切り替える操作入力がされると、計測結果の種別を示す文字を第2の表示部105−2から消去する。このとき、CPU101は、計測結果の種別を示す文字を第1の表示部105−1の対応する位置に表示する(第1表示の状態)。これにより、ユーザは、表示されている数字がラップタイムであるかスプリットタイムであるかを容易に確認することができる。また、CPU101は、この表示を切り替える操作入力の後、所定時間経過すると、計測結果の種別を示す文字を第1の表示部105−1から消去するとともに、計測結果を示す数字を第2の表示部105−2に表示させる(第2表示の状態)。このため、ユーザはボタン操作等することなく、表示を元に戻すことができる。
なお、上述した実施形態における腕時計100が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
なお、本実施形態では、いずれかの操作ボタンが操作入力を受け付けたとき、計測結果の表示位置を、計測結果の種別間で変更するようにしてもよい。例えば、CPU101は、操作ボタンA又はDが操作入力を受け付けたとき、第1の表示部105−1の表示されるラップタイムとスプリットタイムの表示位置を切り替える。つまり、CPU101は、図5に示す表示と図6の示す表示が切り替わるように制御する。
上述した実施形態では、第1の表示部105−1がセグメントディスプレイ105−1a、105−1bを備える場合を例にとって説明したが、これには限られない。上述した実施形態では、例えばドットマトリクスディスプレイ等、他のディスプレイを備えてもよい。
また、上述した実施形態では、第2の表示部105−2が表示セル105−2a、105−2bを備える場合を例にとって説明したが、これには限られない。
上述した実施形態では、例えばセグメントディスプレイ等、他のディスプレイを備えてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
100・・・腕時計、101・・・CPU、102・・・発振回路、
103・・・分周回路、104・・・キー入力手段、105・・・表示部、
105−1・・・第1表示部、
105−1a、105−1b・・・セグメントディスプレイ、
105−2・・・第2表示部、
105−2a、105−2b・・・表示セル、
106・・・電池、110・・・RAM、111・・・ROM

Claims (5)

  1. 計測結果を示す数字を表示する第1の表示部と、
    前記第1の表示部に、前記計測結果の種別を示す文字を、前記数字のうち少なくとも1つと同じ大きさで表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする腕時計。
  2. 前記第1の表示部が表示する文字よりも小さい大きさで、前記計測結果の種別を示す文字を表示する第2の表示部を備え、
    前記表示制御部は、前記計測結果の種別を示す文字を表示する表示部を、第1の表示部と第2の表示部とで切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
  3. 操作入力を受け付ける入力部を備え、
    前記表示制御部は、前記入力部が計測開始を指示する操作入力を受け付けた時から前記計測結果を示す数字の桁数が予め定めた桁数に達するまで、前記第1の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を表示し、前記計測結果を示す数字の桁数が前記予め定めた桁数に達すると、前記第1の表示部に表示した前記計測結果の種別を示す文字を消去し、前記第2の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の腕時計。
  4. 操作入力を受け付ける入力部を備え、
    前記表示制御部は、前記入力部が表示を切り替える操作入力を受け付けると、前記第1の表示部に前記計測結果の種別を示す文字を予め定めた時間表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の腕時計。
  5. 腕時計における表示方法であって、
    前記腕時計が、計測結果を示す数字を表示する第1の表示部に、前記計測結果の種別を示す文字を、前記数字のうち少なくとも1つと同じ大きさで表示するステップ、
    を有することを特徴とする表示方法。
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