JP6105675B2 - ワーク保持装置 - Google Patents
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Description
(1)ワークの周方向位置を予め割出しするために、ワーク撮像手段等が必要になる。
(a)ワーク保持テーブルのワーク保持シートにワークを仮置きし、該ワーク保持テーブルを急速移動させると、ワークはワーク保持シートに対して慣性の法則によって滑り、該ワークの被係合部が該ワーク保持シートの係合部に落とし込まれる如くに係合する。慣性の法則を利用した簡易な構成により、ワークをワーク保持シートに対する特定位置に安定的に着座させ、このワーク保持シートが設けられているワーク保持テーブル上の定位置に該ワークを簡易に位置決めして保持できる。
(b)ワーク保持テーブルをモータによって急速回転させることにより、ワークをワーク保持シートに対して慣性の法則によって滑らせ、該ワークの被係合部を該ワーク保持シートの係合部に落とし込む如くに係合させることができる。
(c)ワーク保持テーブルが有する中心ボスに、ワークが備えた取付孔を挿填することにより、該ワーク保持テーブルのワーク保持シートに対する適正仮置位置に簡易に該ワークを載置できる。
(d)ワーク保持テーブルにおいてワークのためのクランプ部を備える中心ボスの内径部にクランプ操作ヘッドを配置した。従って、ワーク保持テーブルに対してワークが搬入されてくる該ワーク保持テーブルの上方(又はワーク保持テーブルに保持されたワークに対する組付部品の搬入経路となる該ワーク保持テーブルの上方)にクランプ操作ヘッドが配置されず、ワーク等の搬入作業性が良い。
(e)ワーク保持テーブルにおいてワークのためのクランプ部を備える中心ボスの上方にクランプ操作ヘッドを配置した。従って、クランプ操作ヘッド、及び該クランプ操作ヘッドに付帯するアクチュエータの設置自由度が高く、その設置性が良い。
(f)ワーク保持台が、ワーク保持テーブルの外周部を囲む環状ハウジングを有し、環状ハウジングの内周部とワーク保持テーブルの外周部との間に環状空気室を形成し、環状ハウジングに接続した空圧供給管により環状空気室に空圧を付与し、環状空気室に付与された空圧をワーク保持テーブルに穿設した空圧吐出路からワーク保持テーブルの上方に吐出し、空圧供給管に設けた圧力検出器の検出圧力が高圧化したことにより、ワークがワーク保持シートに着座したことを検知できる。空圧供給管は、回転するワーク保持テーブルに対して静止しているワーク保持台が有する環状ハウジングに接続されるから、ワーク保持テーブルの回転に伴ってねじれる等がない。
図1に示したトルクコンバータのブレード組付装置1は、トルクコンバータのインペラ又はタービンのシェル10に多数のブレード20を自動的に組付ける。ブレード組付装置1においては、本発明におけるワークとしてのシェル10がワーク保持装置100により保持され、該シェル10に組付けられる部品としてのブレード20がロボット等のハンドリング手段200により該シェル10に組付けられる。
(a)ワーク保持テーブル113のワーク保持シート114にシェル10を仮置きし、該ワーク保持テーブル113を急速移動させると、シェル10はワーク保持シート114に対して慣性の法則によって滑り、該シェル10の凸部12Bが該ワーク保持シート114の嵌合部114Kに落とし込まれる如くに係合する。慣性の法則を利用した簡易な構成により、シェル10をワーク保持シート114に対する特定位置に安定的に着座させ、このワーク保持シート114が設けられているワーク保持テーブル113上の定位置に該シェル10を簡易に位置決めして保持できる。
実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1のクランプ操作ヘッド117に代わるクランプ操作ヘッド130をワーク保持テーブル113における中心ボス113Aの上方に配置したことにある。クランプ操作ヘッド130は、架台111に支持された不図示のシリンダ装置等により昇降可能に吊下げられている吊下ロッド131の下端部に設けられている。クランプ操作ヘッド130は、吊下ロッド131に支持される内輪と、内輪にベアリングを介して空転自在に外装される外輪とからなる。クランプ爪115によるシェル10のクランプ時には、図7(A)に示す如く、下降位置に設定されるクランプ操作ヘッド130の内輪が各クランプ爪115の肩部115Kに当接してそれらのクランプ爪115を外方に向けて拡開させ、各クランプ爪115の先端爪部115Nによりワーク保持テーブル113のワーク保持シート114上に着座されているシェル10の取付孔10Hの内周縁をクランプする。クランプ爪115によるシェル10のアンクランプ時には、図7(B)に示す如く、クランプ操作ヘッド130を上昇位置に設定してその内輪を各クランプ爪115から離すと、各クランプ爪115は当該クランプ爪115に作用するプランジャの力(スプリング力又は重力でも可)によって内方へ向けてスイングし、シェル10の取付孔10Hの内周縁に対する先端爪部115Nのクランプを解除する。
12B 凸部(被係合部)
100 ワーク保持装置
110 ワーク保持台
112 モータ
113 ワーク保持テーブル
113A 中心ボス
114 ワーク保持シート
114K、114L 嵌合部(係合部)
115 クランプ爪(クランプ部)
117 クランプ操作ヘッド
122 環状ハウジング
123 環状空気室
124 空圧供給管
124M 圧力検出器
125 空圧吐出路
Claims (3)
- ワーク保持台に設けたワーク保持テーブル上の定位置にワークを位置決めして保持するワーク保持装置において、
ワーク保持テーブルをワーク保持台に対する一定の方向に移動可能に設けるとともに、ワークを載置させて該ワークが備える被係合部を係合させ得る係合部を備えたワーク保持シートを該ワーク保持テーブルに設け、
ワーク保持テーブルをワーク保持台に対して一定の方向に急速移動させる状態下で、ワークをワーク保持シートに対して慣性の法則によって滑らせ、該ワークの被係合部を該ワーク保持シートの係合部に係合させることにより、該ワークを該ワーク保持シートに着座させるとともに、
前記ワーク保持テーブルがモータによりワーク保持台に対して回転可能に設けられ、
前記ワーク保持テーブルが、ワークに備えた取付孔を挿填できる中心ボスを有し、該中心ボスを囲む周囲の複数位置にワーク保持シートを設けてなり、
前記ワーク保持テーブルが、中心ボスの周方向複数位置にクランプ部を備え、中心ボスの内径部に配置したクランプ操作ヘッドを該クランプ部に接離させることにより、中心ボスに挿填されているワークの取付孔の内周縁に該クランプ部を係脱させることを特徴とするワーク保持装置。 - ワーク保持台に設けたワーク保持テーブル上の定位置にワークを位置決めして保持するワーク保持装置において、
ワーク保持テーブルをワーク保持台に対する一定の方向に移動可能に設けるとともに、ワークを載置させて該ワークが備える被係合部を係合させ得る係合部を備えたワーク保持シートを該ワーク保持テーブルに設け、
ワーク保持テーブルをワーク保持台に対して一定の方向に急速移動させる状態下で、ワークをワーク保持シートに対して慣性の法則によって滑らせ、該ワークの被係合部を該ワーク保持シートの係合部に係合させることにより、該ワークを該ワーク保持シートに着座させるとともに、
前記ワーク保持テーブルがモータによりワーク保持台に対して回転可能に設けられ、
前記ワーク保持テーブルが、ワークに備えた取付孔を挿填できる中心ボスを有し、該中心ボスを囲む周囲の複数位置にワーク保持シートを設けてなり、
前記ワーク保持テーブルが、中心ボスの周方向複数位置にクランプ部を備え、中心ボスの上方に配置したクランプ操作ヘッドを該クランプ部に接離させることにより、中心ボスに挿填されているワークの取付孔の内周縁に該クランプ部を係脱させることを特徴とするワーク保持装置。 - 前記ワーク保持台が、ワーク保持テーブルの外周部を囲む環状ハウジングを有し、環状ハウジングの内周部とワーク保持テーブルの外周部との間に環状空気室を形成し、環状ハウジングに接続した空圧供給管により環状空気室に空圧を付与し、環状空気室に付与された空圧をワーク保持テーブルに穿設した空圧吐出路からワーク保持テーブルの上方に吐出し、空圧供給管に設けた圧力検出器の検出圧力が高圧化したことにより、ワークがワーク保持シートに着座したことを検知可能にする請求項1又は2に記載のワーク保持装置。
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Publications (2)
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- 2015-05-28 JP JP2015109224A patent/JP6105675B2/ja active Active
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