JP2005161422A - 積層部品の位相合わせ方法及び位相合わせ装置 - Google Patents

積層部品の位相合わせ方法及び位相合わせ装置 Download PDF

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孝男 谷口
Shigeharu Ikeda
重晴 池田
Minoru Hidaka
実 日高
Kuniyuki Hashimoto
邦之 橋本
Tomoaki Eguchi
智章 江口
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Abstract

【課題】効率よく確実に位相合わせを行うことができる積層部品の位相合わせ方法及び位相合わせ装置を提供すること。
【解決手段】外周又は内周に噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品における噛合部の位相を合わせる位相合わせ方法である。位相合わせの対象となる複数の円盤状部品におけるそれぞれの噛合部の外周面又は内周面に、当該噛合部の特定部位のみに係合可能な係合爪部2をそれぞれ径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢しておき、隣接する円盤状部品同士が互いに摺動可能な状態で、積層部品の軸線を中心にして積層部品と係合爪部2とを相対的に回転させ、各円盤状部品の噛合部における特定部位に、係合爪部2がそれぞれ対面した際に係合爪部2を相対的に前進させて特定部位と係合させる爪係合工程を含んでいる。
【選択図】 図14

Description

本発明は、例えば車両用自動変速機のクラッチあるいはブレーキに用いられる多板式摩擦部材のような噛合部を有する円盤状部品を複数積み重ねてなる積層部品における、噛合部の位相を合わせる位相合わせ方法及び位相合わせ装置に関する。
例えば、車両用の自動変速機においては、その構成部材としてクラッチやブレーキを有している。これらは外周又は内周にスプライン部のような噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品により構成される。このような積層部品は、複数の円盤状部品における上記噛合部の位相を合致させた状態で組み付けられるため、その組み付け工程を実施する前工程として、複数の円盤状部品を積層すると共にその位相を合わせる作業を実施することが不可欠である。
この積層部品の位相合わせ作業は、作業者の手作業に頼らざるを得ず、その工数がコストダウンの妨げになっている。
このような問題に対して、積層部品の位相合わせを自動的に行う装置が検討され提案されている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1において開示された装置は、自動変速機のクラッチ・ブレーキの摩擦部材のスプライン部との位相が合った状態でのみスプライン部の突起部の間隙を通過可能な合わせ歯を有する治具を用い、この治具を、スプライン部の位相が揃っていない複数の摩擦部材を積層してなる積層品に対して、相対回転させながら軸方向に進行させて位相を合わせるものである。
しかし、このような装置では、治具が1枚ずつ順に摩擦部材を通過するので、かなりの相対回転数が必要となる場合があり、効率よく確実な位相合わせができなかった。
特開2001−295858号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、効率よく確実に位相合わせを行うことができる積層部品の位相合わせ方法及び位相合わせ装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、外周又は内周に噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品における上記噛合部の位相を合わせる位相合わせ方法であって、
位相合わせの対象となる複数の上記円盤状部品におけるそれぞれの上記噛合部の外周面又は内周面に、当該噛合部の特定部位のみに係合可能な係合爪部をそれぞれ径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢しておき、
上記積層部品の軸線を中心にして該積層部品と上記係合爪部とを相対的に回転させ、
上記各円盤状部品の上記噛合部における上記特定部位に、上記係合爪部がそれぞれ対面した際に該係合爪部を相対的に前進させて上記特定部位と係合させる爪係合工程を含むことを特徴とする積層部品の位相合わせ方法にある(請求項1)。
本発明の位相合わせ方法は、上記爪係合工程を含んでいる。この爪係合工程は、上記のごとく、特殊な係合爪部を用い、これを位相合わせの対象となる各円盤状部品の噛合部に、その径方向から当接させて付勢しておき、上記積層部品と上記係合爪部とを相対的に回転させることにより行う。
上記の相対回転により、上記円盤状部品の噛合部とこれに当接している係合爪部との相対位置が変化し、相対回転が最大1回転分進む間に、係合爪部が噛合部の上記特定部位に対面する。このとき、係合爪部が付勢力により相対的に前進し、係合爪部と噛合部とが係合状態となる。これにより、当該円盤状部品と係合爪部との相対回転は止められる。この時点で未だ係合状態が得られていない円盤状部品と係合爪部とは相対回転を続けさせる。
そして、上記のような円盤状部品とこれに対応する係合爪部との係合が、すべての円盤状部品に対して完了すると、位相合わせをすべきすべての円盤状部品の噛合部の位相が合致する。
このように、本発明の位相合わせ方法においては、上記の爪係合工程を採用し、各円盤状部品に対してそれぞれその径方向から上記係合爪部を係合させることにより位相合わせを行う。そのため、何らかのトラブルが生じない限り、上記積層部品と上記係合爪部とを相対的に最大1回転させるだけで、すべての円盤状部品の位相が揃えられる。それ故、非常に効率よく、しかも確実に位相合わせを実施することができる。
また、位相合わせの対象となる円盤状部品の枚数が増減した場合には、その分だけ係合爪部の数を増減させれば、上記とまったく同様の方法を取ることができる。そのため、例え円盤状部品の枚数が増減しても、原則として最大1回転の相対回転によって対象とする円盤状部品の位相合わせができ、常に効率のよい作業を維持することができる。
このように、本発明によれば、効率よく確実に位相合わせを行うことができる位相合わせ方法を提供することができる。
なお、上記噛合部は、いわゆるスプラインと呼ばれる複数の突起部と凹部とにより構成された部位の他に、キーと呼ばれるような1つの突起部により構成される部位も含む概念である(以下、同様)。
次に、第2の発明は、外周又は内周に噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品における上記噛合部の位相を合わせる位相合わせ装置であって、
位相合わせの対象となる複数の上記円盤状部品におけるそれぞれの上記噛合部の特定部位のみに係合可能な係合爪部と、
該係合爪部を上記噛合部の外周面又は内周面に径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢する爪制御手段と、
上記積層部品の軸線を中心にして該積層部品と上記係合爪部とを相対的に回転させる回転手段とを有することを特徴とする積層部品の位相合わせ装置にある(請求項4)。
本発明の位相合わせ装置は、上記のごとく、上記係合爪部と、上記爪制御手段と、上記回転手段とを有している。
そのため、上述した位相合わせ方法を容易かつ確実に実施することができ、効率よく確実に位相合わせを行うことができる。
第1の発明の位相合わせ方法において、上記噛合部は、複数の突起部と複数の凹部とにより構成されており、上記特定部位は上記複数の凹部のうち最も周長の長い最大凹部であり、上記係合爪部は、該最大凹部にのみ収容されうる当接部を有していることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記噛合部の特定部位のみに係合しうる当接部の構造を簡単にすることができる。なお、上記特定部位の位置を他の位置、例えば複数の突部と凹部の組み合わせを包含する形状にすることもできる。なお、噛合部が規則正しいピッチで突部と凹部が並んでいる場合には、上記特定位置が複数箇所になっても差し支えない。
また、上記積層部品は、外周に上記噛合部を有する外噛合部品と、内周に上記噛合部を有する内噛合部品とが混在してなる場合がある。この場合には、上記内噛合部品の位相合わせを行うに当たっては、上記積層部品全体を串刺し状に貫通する挿入軸部と、該挿入軸部の下方に連接され上記内噛合部品の上記噛合部との位相が合致した際に当該噛合部と係合可能な内側係合軸部とを有する軸体を用い、該軸体の上記挿入軸部に上記積層部品全体を串刺し状に位置させ、該積層部品と上記軸体とを相対的に回転させると共にその回転速度を急激に変化させることにより、上記積層部品における上記各円盤状部品と上記軸体の回転方向の相対位置を変化させ、上記積層部品における最下段の上記内噛合部品から順次上記内側係合軸部と係合させて下方に落下させることによりすべての上記内噛合部品の位相合わせを行い、一方、上記外噛合部品の位相合わせを行うに当たっては、上記爪係合工程を行うことが好ましい(請求項3)。
これにより、上記積層部品が上記のごとく外噛合部品と内噛合部品とを混在させてなる場合に、上記の2つのステップを実施することによって、内外両方の噛合部の位相合わせを行うことができる。
上記内噛合部品の位相合わせにおいては、上記のごとく挿入軸部と内側係合軸部とを軸方向に連ねてなる軸体を用いて行う。そして、挿入軸部に積層部品を串刺し状にすると、その下方の内側係合軸部の位相と合致しない限り内噛合部品は挿入軸部に位置したままになる。このとき、上記のごとく、軸体と積層部品とは、相対的に回転させると共にその回転速度を急激に変化させる。この急激な速度変化は、同方向における速度の高低を切り替えることによる変化と、回転方向を逆方向にする場合も含み、いずれも慣性力を利用して軸体と積層部品との間における回転方向位置をスリップさせる程度の速度変化をいう。
このようなスリップによる相対位置の変化が生じることにより、上記内側係合軸部の上端部に接している最下段の内噛合部品は、その位相が内側係合軸部と合致した瞬間に自重により落下する。次いで、内側係合軸部の上端部に接して下から2番目以降の内噛合部品も、同様にして相対位置変化が生じることにより内側係合軸部と位相があった瞬間に順次自重により落下する。このようにして、すべての内噛合部品は位相が揃った状態で、上記挿入軸部よりも下方に落下する。なお、このとき、内噛合部品以外の外噛合部品等は内周側に噛合部を持っていないので内噛合部品と共に落下して積層される。
また、上記外噛合部品に対しては、上述した爪係合工程を行うことが好ましい。これにより、上述したごとく、効率よく確実な位相合わせを行うことができる。そして、この外噛合部品の位相合わせは、上記内噛合部品の位相合わせを行った後に行うことが好ましい。これにより、装置構成を簡単にすることが可能となる。
次に、第2の発明の位相合わせ装置においても、上記噛合部は、複数の突起部と複数の凹部とにより構成されており、上記特定部位は上記複数の凹部のうち最も周長の長い最大凹部であり、上記係合爪部は、該最大凹部にのみ収容されうる当接部を有していることが好ましい(請求項5)。これにより、上記噛合部の特定部位のみに係合しうる当接部の構造を簡単にすることができる。勿論、上記特定部位の選択及び係合爪部の構成については、様々な形態に変更することが可能である。
また、上記爪制御手段は、上記係合爪部のすべてを同時に進退させる前後進機構と、上記各係合爪部をそれぞれ単独で進退可能に支持すると共に上記円盤状部品に向かった前進方向に付勢する付勢手段とを有していることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記爪制御手段を用いて係合爪部を積層部品に向けて移動させる構成を比較的簡単な構成で容易に実現することができる。そして、上記前後進機構と上記付勢手段とを備えることにより、上記積層部品がセットされた後にすべての係合爪部をそれぞれ対応する円盤状部品の噛合部に当接させるステップと、各係合爪部が噛合部の特定位置に合致した際に個別に係合爪部を前進させるステップとを容易に実行することができる。
また、上記積層部品が、上記円盤状部品として、少なくとも、外周に上記噛合部を有する外噛合部品を含んでいると共に、全体を貫通する貫通穴を中央に有している場合には、上記回転手段は、回転可能なテーブルと、該テーブルの回転中心上に配置され上記積層部品の上記貫通穴に挿入される軸体とを有してなり、上記係合爪部は、上記軸体の外周側において該軸体の中心に向けて進退可能に配置されていることが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記積層部品全体を上記軸体に装着することにより容易に保持することができるとと共に、軸体に装着した各円盤状部品の外周側から上記係合爪部を進退させることができるので、上記爪係合工程を確実に実施することができる。
また、上記積層部品が、上記円盤状部品として、上記外噛合部品と、内周に上記噛合部を有する内噛合部品とを含んでいる場合には、上記回転手段の上記テーブルは、その回転速度を急激に変化できるよう構成されており、上記軸体は、上記積層部品全体を串刺し状に挿通する挿入軸部と、該挿入軸部の下方に連接され上記内噛合部品の上記噛合部との位相が合致した際に係合可能な内側係合軸部とを有していることが好ましい(請求項8)。
この場合には、上記軸体の構造と回転速度変化を利用して、上述した内噛合部品の位相合わせ作業を容易に行うことができる。
また、上記軸体は、上記テーブルに対し着脱可能に構成されていることが好ましい(請求項9)。この場合には、内噛合部品のスプライン形状の変更、内径の変更などに応じて上記軸体の仕様を変更することが可能となる。
また、上記軸体は、上記挿入軸部と上記内側係合軸部とが着脱可能に構成されており、かつ、上記内側係合軸部は、上記積層部品に係合した状態で使用される部品であることが好ましい(請求項10)。
この場合には、上記軸体の内側係合軸部を特別に作製する必要がなく、実使用される部品をこの装置に流用することができ、装置コストを低減することができる。また、この部品と積層部品とを係合させた状態のまま装置から取り外してサブアッシーとして用いることもでき、この場合には、これらの組み付け作業も同時に行うことができることとなり、工程合理化をさらに進めることができる。
また、上記積層部品は、車両用自動変速機を構成する多板式摩擦部材であり、かつ、上記軸体の上記内周係合部は、上記多板式摩擦部材の内周側に配されるワンウェイクラッチ部材であることが好ましい(請求項11)。
上記多板式摩擦部材はまさに噛合部を有する円盤状部品を積層したものであり、また、その内周側にはワンウェイクラッチが使用されるので、上述した装置の使用が特に有効である。
(実施例1)
本発明の実施例に係る積層部品の位相合わせ方法及び位相合わせ装置につき、図1〜図18を用いて説明する。
本例の積層部品の位相合わせ装置1は、図1、図10〜図18に示すごとく、外周又は内周に噛合部810、820としてスプライン部を有する円盤状部品81、82を複数枚積層してなる積層部品8における上記噛合部810、820の位相を合わせる位相合わせ装置である。
本例で処理対象となる上記積層部品8は、図5〜図9に示すごとく、車両用の自動変速機を構成する多板式摩擦部材であり、上記円盤状部品として、外周に噛合部810を有する外噛合部品81としての外スプライン部品(図7)と、内周に噛合部820を有する内噛合部品82としての内スプライン部品とを含んでいる。
また、本例の積層部品8は、図9に示すごとく、内側にも外側にも噛合部を有していないリング状部品83を含んでいる。これらすべての部品は、いずれも貫通穴815、825、835を有しており、その内周径は、内噛合部品82の噛合部820の突出部821と凹部822とが、いずれも外噛合部品81及びリング状部品83よりも若干小さい寸法となっている。また、これらの部品の外径寸法は、外噛合部品81の噛合部810における凹部812と内噛合部品82及びリング状部品83の外径寸法が同じで、外噛合部品81の噛合部810の突起部811の外径寸法がこれらに対して大きくなっている。
本例の積層部品8は、図5、図6に示すごとく、5枚の外噛合部品81と4枚の内噛合部品82とを、外噛合部品81から1枚ずつ交互に積層し、さらに一番下には上記リング状部品83を配置した構成としてある。なお、一番上層の外噛合部品81としては、他の外噛合部品81よりも板厚が厚いものを用いた。
そして、本例の位相合わせ装置1は、図1に示すごとく、その主要部として、係合爪部2と、爪制御手段3と、回転手段4とを備えてなる。
上記係合爪部2は、図1、図2、図7に示すごとく、位相合わせの対象となる複数の上記円盤状部品である外噛合部品81におけるそれぞれの噛合部810の特定部位A(図7)のみに係合可能となっている。すなわち、外噛合部品81には、図7に示すごとく、複数の突起部811と凹部812とが外周部に交互に形成されているが、その間隔は不規則になっている。そのため、本例では、上記特定部位Aとして、突起811と突起811との間隔が最も大きい、すなわち最も周長の長い凹部(最大凹部)812aを選択した。なお、特定部位の選択の方法としては、他の様々な方法を取りうることは勿論である。
そして、図2に示すごとく、係合爪部2としては、この凹部812aの周長(円弧)の長さに対応する長さの円弧状当接部21を板状の本体部20の先端に有するものを採用した。また係合爪部2は、同図に示すごとく、背面板22を有しており、この背面板22が爪制御手段3に接続されている。また、本例では、図1に示すごとく、係合爪部2として5枚準備し、配置構造の関係上、本体部20の長さを少しずつ変えてある。
また、図1、図2に示すごとく、爪制御手段3は、係合爪部2を外噛合部品81の噛合部810の外周面に径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢する手段である。
具体的には、本例の爪制御手段3は、係合爪部2の背面板22に接続された2本のガイドピン31と、これを進退可能に支持するガイドブロック32と、ガイドピン31に装着され係合爪部2を前進方向に付勢するスプリング33とを有している。また、ガイドブロック32は、図1に示すごとく、基台343上においてスライド可能なスライド台341に固定されスライド台341から立設した受け板342には、エアシリンダ35のロッド355が接続されている(図2においては、構造の記載を簡略化してロッド355を直接ガイドブロック32に接続して示してある)。
また、位相合わせ装置1は、図1に示すごとく、底板11、脚部12及び上板13よりなる架台部10を有しており、この架台部10に上記爪制御手段3を固定してある。すなわち、同図に示すごとく、爪制御手段3の基台343は、架台部10の上板13に固定された第1ブラケット361に支持されていると共に、エアシリンダ35は、第1ブラケット361に固定された第2ブラケット362により支持されている。
このような構造により、爪制御手段3は、係合爪部2のすべてを同時に進退させる前後進機構と、各係合爪部2をそれぞれ単独で進退可能に支持すると共に円盤状部品81に向かった前進方向に付勢する付勢手段とを有するものとなる。
また、同図に示すごとく、位相合わせ装置1は、後述するごとく、隣接する円盤状部品81同士が互いに摺動可能な状態で、積層部品8(図5)の軸線Cを中心にして積層部品81と係合爪部2とを相対的に回転させることができる回転手段4を有している。
本例の回転手段4の具体的構造は、図1に示すごとく、回転可能なテーブル42と、テーブル42の回転中心上に配置され積層部品8の貫通穴に挿入される軸体5とを有している。
上記テーブル42は、架台部10の上板13に固定された駆動モータ41の駆動軸415に接続され、駆動モータ41によって回転制御されるように構成されている。
また、テーブル42の上面中央には、上記軸体5の位置合わせに用いられる突出部421を設けてある。
また、軸体5は、積層部品8全体を串刺し状に挿通する挿入軸部51と、該挿入軸部51の下方に連接され内噛合部品82の噛合部820との位相が合致した際に係合可能な内側係合軸部52とよりなる。軸体5は、テーブル42に対し着脱可能に構成されており、さらに、挿入軸部51と内側係合軸部52とが着脱可能に構成されている。
挿入軸部51は、図3に示すごとく、後述する内側係合軸部52の噛合部520を構成する突起部521の外径寸法とほぼ同じ外形寸法を有する大径部511と、その上端から上方に行くにつれ徐々に外形寸法が小さくなるテーパ部512と、その上方に連接され上記大径部511よりも小径の小径部513を有する。また、小径部513の上面には、挿入軸部51をハンドリングする際に把持する取手514を設けてある。
内側係合軸部52は、図4に示すごとく、外周面に噛合部520を有する部品であり、本例では、上記多板式摩擦部材となる積層部品8の内周側に配されるワンウェイクラッチ部材を流用している。
噛合部520は、図5、図8に示した内噛合部品82の噛合部820に対応するように構成された突起部521、凹部522を有しており、内噛合部品82と位相が合った場合にのみこれと係合可能になっている。
また、内側係合軸部52の内周525は、上述したテーブル42の突出部421に嵌るようになっている。
次に、上記構成の位相合わせ装置1を用いて、上記積層部品8の位相合わせを行う位相合わせ方法について説明する。
まず、図10に示すごとく、テーブル42上に配置された挿入軸部51と内側係合軸部52とよりなる軸体5に、上記構成の合計10枚の円盤状部品よりなる積層部品8を装着する。
このとき、挿入軸部51は、テーパ部512を有しているので、最下段の円盤状部品からスムーズに大径部511へと導かれる。そして、図11に示すごとく、最下段に位置するリング状部品83は、内外周に噛合部を有しておらず、また内径寸法が内側係合軸部52の外径よりも大きくなっているので、これをも貫通させてテーブル42上に載置される。一方、積層部品8の下から2番目には内噛合部品82が存在しているので、これが、内側係合軸部52と位相が合わない限りは、その上方の挿入軸部51に装着されたままの状態が維持される。
次に、同図に示すごとく、駆動モータ41の駆動により、テーブル42及び軸体5を回転させる。このとき、本例では、回転方向を一定時間間隔で逆転させて急激な速度変化を生じさせる。これにより、テーブル42及び軸体5に伴って回転する積層部品8は、慣性力によってテーブル42等とスリップし、内側係合軸部52との相対位置が変化する。
これにより、一番下側の内噛合部品82は、その相対位置の変化によって内側係合軸部52と係合可能な位置に到達し、その瞬間に係合して下方に落下して、テーブル42上のリング状部品83の上に載置される。また、この内噛合部品82の落下に伴って、その上の外噛合部品81も落下してテーブル42上に載置される。次いで、下から2番目の内噛合部品82は、内側係合軸部52と係合するまでは挿入軸部51の位置に止まるが、上記と同様の逆転回転の繰り返しに基づく慣性力によって相対位置がずれることにより、上記と同様にいずれテーブル42上に落下する。同じような動作が繰り返されることにより、図12に示すごとく、すべての円盤状部品を積層した積層部品8が、テーブル42上に載置され、内側係合軸部52の周囲に配置された状態となる。そして、これにより、4枚すべての内噛合部品82の位相合わせが完了する。
次に、図13〜図18に示すごとく、外噛合部品81の位相合わせを、次のような爪係合工程の実施により行う。
まず、図13に示すごとく、爪制御手段3のエアシリンダ35を作動して、すべての係合爪部2を一体的に前進させる。これにより、同図に示すごとく、各係合爪部2が、対面する円盤状部品である外噛合部品81の噛合部810の外周面に当接した状態となる。また、このとき、爪制御手段3におけるガイドピン31はガイドブロック32に向けて相対的に後退し、その分スプリング33が縮んで係合爪部2を前方に向けて付勢した状態が得られる。そして、この状態で、駆動モータ41の駆動により、テーブル42及び軸体5を一方向にゆっくりと一定速度で回転させる。
このとき、積層部品8のうち4枚の内噛合部品82は、軸体5の内側係合軸部52に係合しているので、軸体5及びテーブル42とスリップすることなく回り続ける。一方、外噛合部品81は、自重等による内噛合部品82との摩擦力によって同様に回り続けるが、上記係合爪部2と係合した際には、上下の内噛合部品82と摺動しながらその回動を停止可能である。
そして、上記の積層部品8と係合爪部2との相対回転により、各外噛合部品81の噛合部810とこれに当接している係合爪部2との相対位置が変化し、相対回転が最大1回転分進む間に、係合爪部2が噛合部810の上記特定部位Aに対面する。
本例では、図14に示すごとく、まず、下から2番目の外噛合部品81の特定部位Aが係合爪部2に対面する状態が得られた。このとき、係合爪部2が上記付勢力により前進し、係合爪部2と噛合部810とが係合状態となり、当該外噛合部品81と係合爪部2との相対回転は止められる。この時点で未だ係合状態が得られていない外噛合部品81と係合爪部とは相対回転を続ける。
同様にして、図15〜図18に示すごとく、順次、下から4番目、下から5番目(1番上)、一番下、最後に下から3番目の外噛合部品81が係合爪部2と係合した。これにより、5枚すべての外噛合部品81の位相合わせが完了する。そしてこれにより、積層部品8の内噛合部品82及び外噛合部品81は、すべて位相合わせが完了したこととなる。
なお、上記の外噛合部品81と係合爪部2との係合の順番はあくまでも一例であり、投入される積層部品8の積層状態によってその順番がランダムに入れ替わることは言うまでもない。
以上のように、本例の位相合わせ方法においては、上記の爪係合工程を採用し、各外噛合部品81に対してそれぞれその径方向から係合爪部2を係合させることにより位相合わせを行う。そのため、何らかのトラブルが生じない限り、積層部品8と係合爪部とを相対的に最大1回転させるだけで、すべての外噛合部品81の位相が揃えられる。それ故、非常に効率よく、しかも確実に位相合わせを実施することができる。
また、位相合わせの対象となる外噛合部品81の枚数が増減した場合には、その分だけ係合爪部2の数を増減させれば、上記とまったく同様の方法を取ることができる。そのため、例え外噛合部品81の枚数が増減しても、原則として最大1回転の相対回転によって位相合わせができ、常に効率のよい作業を維持することができる。
また、本例では、内噛合部品82の位相合わせを行うに当たっては、上記挿入軸部51と、その下方に連接される内側係合軸部52とを有する軸体5を用いる。そして、軸体5の挿入軸部51に積層部品8全体を串刺し状に位置させ、積層部品8と軸体5とを相対的に回転させると共にその回転速度を急激に変化させることにより、積層部品8における各内噛合部品82と軸体5の回転方向位置をスリップさせて相対位置を変化させる。そして、積層部品8における最下段の内噛合部品81から順次内側係合軸部52と係合させて下方に落下させることにより、すべての内噛合部品81の位相合わせを行うことができる。
本例においては、このような内噛合部品82の位相合わせ作業と、上記爪係合工程による外噛合部品81の位相合わせ作業を、上記のごとく、1つの位相合わせ装置1によって連続して容易に行うことができる。これにより、外噛合部品81と内噛合部品82とが交互に含まれている積層部品8における位相合わせ作業を非常に効率よく行うことができる。
また、本例の積層部品8は、上述したように、車両用自動変速機を構成する多板式摩擦部材であり、かつ、軸体5の内周係合部51は、多板式摩擦部材の内周側に配されるワンウェイクラッチ部材である。そのため、軸体5の内側係合軸部52を特別に作製する必要がなく、実使用されるワンウェイクラッチ部材をこの装置に流用することができ、装置コストを低減することができる。
また、このワンウェイクラッチ部材よりなる内側係合軸部52と積層部品8とを係合させた状態のまま装置から取り外してサブアッシーとして用いることもでき、この場合には、これらの組み付け作業も同時に行うことができることとなり、工程合理化をさらに進めることができる。
実施例1における、積層部品の位相合わせ装置の構成を示す説明図。 実施例1における、係合爪部及び爪制御手段の基本構成を示す説明図。 実施例1における、軸体の挿入軸部の構造を示す、(a)正面図、(b)平面図。 実施例1における、軸体の内側係合軸部の構造を示す、(a)正面図、(b)平面図。 実施例1における、積層部品の平面図。 実施例1における、積層部品の断面図(図5のA−A線矢視断面図)。 実施例1における、積層部品を構成する外噛合部品の平面図。 実施例1における、積層部品を構成する内噛合部品の平面図。 実施例1における、積層部品をリング状部品の平面図。 実施例1における、積層部品を軸部に装着しようとしている状態を示す説明図。 実施例1における、内噛合部品の位相合わせを実施している状態を示す説明図。 実施例1における、内噛合部品の位相合わせがすべて完了して外噛合部品の位相合わせに移る直前の状態を示す説明図。 実施例1における、外噛合部品の位相合わせである爪係合工程を実施している状態を示す説明図。 実施例1における、下から2番目の外噛合部品の位相合わせが完了した状態を示す説明図。 実施例1における、下から4番目の外噛合部品の位相合わせが完了した状態を示す説明図。 実施例1における、下から5番目(1番上)の外噛合部品の位相合わせが完了した状態を示す説明図。 実施例1における、1番下の外噛合部品の位相合わせが完了した状態を示す説明図。 実施例1における、すべての外噛合部品の位相合わせが完了した状態を示す説明図。
符号の説明
1 積層部品の位相合わせ装置
10 架台部
2 係合爪部
21 円弧状当接部
3 爪制御手段
31 ガイドピン
32 ガイドブロック
33 スプリング
341 スライド台
35 エアシリンダ
4 回転手段
41 駆動モータ
42 テーブル
5 軸体
51 挿入軸部
52 内側係合軸部

Claims (11)

  1. 外周又は内周に噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品における上記噛合部の位相を合わせる位相合わせ方法であって、
    位相合わせの対象となる複数の上記円盤状部品におけるそれぞれの上記噛合部の外周面又は内周面に、当該噛合部の特定部位のみに係合可能な係合爪部をそれぞれ径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢しておき、
    上記積層部品の軸線を中心にして該積層部品と上記係合爪部とを相対的に回転させ、
    上記各円盤状部品の上記噛合部における上記特定部位に、上記係合爪部がそれぞれ対面した際に該係合爪部を相対的に前進させて上記特定部位と係合させる爪係合工程を含むことを特徴とする積層部品の位相合わせ方法。
  2. 請求項1において、上記噛合部は、複数の突起部と複数の凹部とにより構成されており、上記特定部位は上記複数の凹部のうち最も周長の長い最大凹部であり、上記係合爪部は、該最大凹部にのみ収容されうる当接部を有していることを特徴とする積層部品の位相合わせ方法。
  3. 請求項1又は2において、上記積層部品は、外周に上記噛合部を有する外噛合部品と、内周に上記噛合部を有する内噛合部品とが混在してなり、
    上記内噛合部品の位相合わせを行うに当たっては、上記積層部品全体を串刺し状に貫通する挿入軸部と、該挿入軸部の下方に連接され上記内噛合部品の上記噛合部との位相が合致した際に当該噛合部と係合可能な内側係合軸部とを有する軸体を用い、該軸体の上記挿入軸部に上記積層部品全体を串刺し状に位置させ、該積層部品と上記軸体とを相対的に回転させると共にその回転速度を急激に変化させることにより、上記積層部品における上記各円盤状部品と上記軸体の回転方向の相対位置を変化させ、上記積層部品における最下段の上記内噛合部品から順次上記内側係合軸部と係合させて下方に落下させることによりすべての上記内噛合部品の位相合わせを行い、
    一方、上記外噛合部品の位相合わせを行うに当たっては、上記爪係合工程を行うことを特徴とする積層部品の位相合わせ方法。
  4. 外周又は内周に噛合部を有する円盤状部品を複数枚積層してなる積層部品における上記噛合部の位相を合わせる位相合わせ装置であって、
    位相合わせの対象となる複数の上記円盤状部品におけるそれぞれの上記噛合部の特定部位のみに係合可能な係合爪部と、
    該係合爪部を上記噛合部の外周面又は内周面に径方向から当接させると共にその当接方向に向けて付勢する爪制御手段と、
    上記積層部品の軸線を中心にして該積層部品と上記係合爪部とを相対的に回転させる回転手段とを有することを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  5. 請求項4において、上記噛合部は、複数の突起部と複数の凹部とにより構成されており、上記特定部位は上記複数の凹部のうち最も周長の長い最大凹部であり、上記係合爪部は、該最大凹部にのみ収容されうる当接部を有していることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  6. 請求項4又は5において、上記爪制御手段は、上記係合爪部のすべてを同時に進退させる前後進機構と、上記各係合爪部をそれぞれ単独で進退可能に支持すると共に上記円盤状部品に向かった前進方向に付勢する付勢手段とを有していることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項において、上記積層部品は、上記円盤状部品として、少なくとも、外周に上記噛合部を有する外噛合部品を含んでいると共に、全体を貫通する貫通穴を中央に有しており、
    上記回転手段は、回転可能なテーブルと、該テーブルの回転中心上に配置され上記積層部品の上記貫通穴に挿入される軸体とを有してなり、
    上記係合爪部は、上記軸体の外周側において該軸体の中心に向けて進退可能に配置されていることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  8. 請求項7において、上記積層部品は、上記円盤状部品として、上記外噛合部品と、内周に上記噛合部を有する内噛合部品とを含んでおり、
    上記回転手段の上記テーブルは、その回転速度を急激に変化できるよう構成されており、上記軸体は、上記積層部品全体を串刺し状に挿通する挿入軸部と、該挿入軸部の下方に連接され上記内噛合部品の上記噛合部との位相が合致した際に係合可能な内側係合軸部とを有していることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  9. 請求項7又は8において、上記軸体は、上記テーブルに対し着脱可能に構成されていることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  10. 請求項8又は9において、上記軸体は、上記挿入軸部と上記内側係合軸部とが着脱可能に構成されており、かつ、上記内側係合軸部は、上記積層部品に係合した状態で使用される部品であることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
  11. 請求項10において、上記積層部品は、車両用自動変速機を構成する多板式摩擦部材であり、かつ、上記軸体の上記内周係合部は、上記多板式摩擦部材の内周側に配されるワンウェイクラッチ部材であることを特徴とする積層部品の位相合わせ装置。
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