JP6105280B2 - 電動オイルポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、オイルの通流を制御する電動オイルポンプに関する。
従来、ブラシレスDCモータを駆動源として、歯車ポンプ(トロコイド式)を作動する電動ポンプユニットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
その一例としては、図10に示すような電動オイルポンプ801が挙げられる。このような電動オイルポンプ801では、インナロータ802にボス部803が形成されており、当該インナロータ802は、当該ボス部803によって回動自在に支持されている。
このボス部803には、モータ804のシャフト805が挿通されており、当該シャフト805によって回転駆動されるように構成されている。
特開2010−112302公報
しかしながら、このような従来の電動オイルポンプ801にあっては、図11に示すように、インナロータ802がアウタロータ811との間の油圧812を受ける位置が前記インナロータ802の支持部分812とオフセットしており、前記インナロータ802に傾きが生じ得る。
この場合、前記インナロータ802及び前記アウタロータ811とポンプボディ821との間でフリクション822が増加したり、前記ボス部803と前記ポンプボディ821との間でフリクション823が増加し得る。また、前記インナロータ802と前記アウタロータ811間824で衝突音が発生し易くなるという問題点があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、低フリクションかつ低騒音の電動オイルポンプを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の一つの態様電動オイルポンプにあっては、駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設けた。
本発明の一つの態様の電動オイルポンプは、駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、前記駆動部を備えたポンプボディと前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプカバーとを組み付ける際に、両者の同軸を確保する為の位置決め部材を設けたことを特徴とする。
本発明の一つの態様の電動オイルポンプは、駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量と、前記ポンプ回転軸および前記軸受部の軸ずれ量と、を加えた寸法が、前記ポンプ回転軸と前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面間の第二のクリアランスより小さくなるように設定されたことを特徴とする。
本発明の一つの態様の電動オイルポンプは、駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、前記軸受部の傾きによるインナロータの歯先変位量が、前記インナロータの歯先から当該歯先を包囲する歯先包囲面までの第三のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする。
本発明の一つの態様の電動オイルポンプは、ケーシング内に収容され、前記ケーシングに回転自在に支持されたポンプ回転軸を有する駆動部と、前記ケーシングにおける前記ポンプ回転軸の軸方向一方側に固定され、小径部と前記小径部の軸方向一方側に配置され内径が前記小径部よりも大きい大径部とを含む貫通穴を有するポンプボディと、軸方向一方側に開口した被支持穴を有し、前記大径部に収容され前記ポンプ回転軸に連結され回転するインナロータと、前記大径部に収容され前記インナロータの周囲を囲み前記インナロータの回転に伴い回転するアウタロータと、前記大径部の軸方向一方側を覆い、前記ポンプボディに固定されたポンプカバーと、前記インナロータから軸方向他方側に延びて設けられ、前記ポンプ回転軸の軸方向一方側の端部が挿入された連結穴を有し、前記ポンプ回転軸の回転が伝達されるボス部と、前記ポンプカバーの軸方向他方側に設けられ、前記被支持穴に挿入された軸受部と、を備え、前記軸受部は、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持し、前記ボス部は前記小径部に収容され、前記ボス部と前記小径部の内面との間には、第六のクリアランスが設けられ、前記軸受部と前記被支持穴の内面との間には、第一のクリアランスが設けられ、前記ポンプ回転軸の軸方向一方側の端部と前記連結穴の内面との間には、第二のクリアランスが設けられ、前記ポンプ回転軸と前記連結穴の内面とにおいて、互いに前記第二のクリアランスを介して対向する部分は、略円弧状の形状を有する部分と、平面を成す形状を有する部分と、を有し、前記第二のクリアランスは、前記ポンプ回転軸の前記連結穴に対する傾動を許容することを特徴とする。
すなわち、アウタロータとインナロータ間の流体圧が前記インナロータに対して径方向に加えられた際には、従来のインナロータの軸受構造では、インナロータを傾ける方向に力が作用するが、前記流体圧は、前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にある軸受部で受け止められるので、当該インナロータの傾動が抑制される。
これにより、前記インナロータとその外周部分とのフリクショントルクや、前記インナロータの傾きにより適正な噛み合いが得られず発生する騒音、振動が抑制される。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいては、前記軸受部は、前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプハウジング側面部に設けられ、前記インナロータの径方向の移動を規制するように構成した。
さらに、本発明の一つの態様の電動オイルポンプでは、前記駆動部を備えたポンプハウジングと前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプハウジング側面部とを組み付ける際に、両者の同軸を確保する為の位置決め部材を設けた。
すなわち、前記駆動部を備えたポンプハウジングと、前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプハウジング側面部とを組み付ける際には、位置決め部材によって両者の同軸度が維持される。
加えて、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにあっては、前記インナロータと前記アウタロータ間のチップクリアランスと、前記インナロータと前記軸受部間のインナロータ支持部クリアランスと、前記駆動部を備えたポンプハウジングと前記軸受部を備えたポンプハウジング側面部の中心軸のずれ量とを加えた寸法が、前記アウタロータと前記アウターロータを包囲するアウタロータ包囲面とのボディクリアランスより小さくなるように設定した。
これにより、前記アウタロータと前記アウターロータを包囲するアウタロータ包囲面間を非接触化することで、径の大きい箇所でのフリクショントルクが抑えられる。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいては、前記インナロータと前記軸受部間のインナロータ支持部クリアランスと、前記軸受部の剛性による傾き量と、前記駆動部を備えたポンプハウジングと前記軸受部を備えたポンプハウジング側面部の中心軸のずれ量とを加えた寸法が、前記インナロータより延出したボス部と前記ボス部を包囲するボス部包囲面間のボス部クリアランスより小さくなるように設定した。
これにより、前記インナロータのボス部と前記ボス部を包囲するボス部包囲面間を非接触化することでフリクショントルクが抑えられる。
さらに、本発明の一つの態様の電動オイルポンプでは、前記インナロータと前記軸受部間のインナロータ支持部のセンタポスト部と、前記駆動部を備えたポンプハウジングと前記ポンプハウジング側面部の中心軸のずれ量とを加えた寸法が、前記ポンプ回転軸と前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面間のクリアランスより小さくなるように設定した。
すなわち、駆動部を備えたポンプハウジングとポンプハウジング側面部との中心軸が一方側に設計上最大限ずれるとともに、インナロータが軸受部に対して前記一方側へ設計上最大限ずれ、かつポンプ回転軸と前記軸受部が前記一方側へ設計上最大限ずれた場合であっても、前記ポンプ回転軸と前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面との接触が防止される。
これにより、前記ポンプ回転軸と、前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面間とのラジアル方向での干渉が防止される。
加えて、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにあっては、前記軸受部の傾きによるインナロータの歯先変位量が、前記インナロータの歯先から当該歯先を包囲する歯先包囲面までのクリアランスより小さくなるように設定した。
すなわち、軸受部がその剛性による傾き量傾いてインナロータの歯先が設計上最大限変位した場合であっても、前記インナロータの歯先と当該歯先を包囲する歯先包囲面の両面同時に接触することが防止される。
これにより、前記インナロータの歯先、すなわち外周エッジ部でのフリクショントルクが抑えられる。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいては、前記インナロータより延出したボス部と同方向に前記流体の吐出口を設けた。
すなわち、インナロータより延出したボス部と同方向に吐出口が設けられているため、当該インナロータの前記吐出口側の流体圧は低下する。これにより、前記吐出口側と前記吐出口側の反対側で差圧が発生するので、前記インナロータには、前記吐出口側へ向けた力が加えられ、当該インナロータの前記吐出口側の面が、前記インナロータの前記吐出口側の面に対向する対向面に付勢されシールされる。
これにより、その内側に設けられた前記ボス部クリアランス部への流体の流れが抑制される。
以上説明したように本発明の一つの態様の電動オイルポンプにあっては、アウタロータとインナロータ間の流体圧が前記インナロータに対して径方向に生じ、当該インナロータを傾ける方向に力が作用しても、前記流体圧を、前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて受圧する軸受部で受け止めることができ、当該インナロータの傾動を抑制することができる。
これにより、前記インナロータや前記アウタロータとその外周部分とのフリクショントルクを抑えることができるとともに、前記インナロータの傾きにより適正な噛み合いが得られず発生する騒音、振動を抑制することができる。
したがって、簡単な構成で、低フリクションかつ低騒音を実現することができる。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいては、前記軸受部は、前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプハウジング側面部に設けられており、前記インナロータの径方向の移動を抑制するように構成されている。
このため、前記インナロータの一方側を前記ポンプ回転軸でクリアランスを持って保持できる一方、他方側を前記軸受部で保持することができる。
したがって、前記インナロータがボス部のみによって片持ち支持される従来と比較して、当該インナロータの不用意な傾きを防止することができる。
さらに、本発明の一つの態様の電動オイルポンプでは、前記駆動部を備えたポンプハウジングと、前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプハウジング側面部とを組み付ける際には、位置決め部材によって両者の同軸度を容易に維持することができる。
これにより、互いに組み付けられるポンプハウジングとポンプハウジング側面部との同軸度が維持できない場合と比較して、フリクショントルクや異音の発生を抑制することができる。
加えて、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにあっては、径の大きい箇所でのフリクショントルクを抑えることができる。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいても、前記インナロータのボス部と前記ボス部を包囲するボス部包囲面間を非接触化することでフリクショントルクを抑えることができる。
さらに、本発明の一つの態様の電動オイルポンプでは、駆動部を備えたポンプハウジングとポンプハウジング側面部との中心軸が一方側へ設計上最大限ずれるとともに、インナロータが軸受部に対して前記一方側へ設計上最大限ずれ、かつポンプ回転軸と前記軸受部が前記一方側へ設計上最大限ずれた場合であっても、前記ポンプ回転軸と前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面との接触を防止することができる。
これにより、前記ポンプ回転軸と、前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面間とのラジアル方向での干渉を防止することができる。このため、前記ポンプ回転軸を例えばボールベアリングで支持する場合、当該ボールベアリングのサイドフォースによるフリクショントルクを抑制することができる。
加えて、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにあっては、軸受部がその剛性による傾き量傾いてインナロータの歯先が設計上最大限変位した場合であっても、前記インナロータの歯先と当該歯先を包囲する歯先包囲面の両面同時に接触することを防止することができる。
これにより、前記インナロータの歯先、すなわち外周エッジ部での強い押圧力の発生を防止でき、当該外周エッジ部でのフリクショントルクを抑制することができる。
また、本発明の一つの態様の電動オイルポンプにおいては、インナロータより延出したボス部と同方向に吐出口が設けられているため、当該インナロータの端面と前記吐出口が設けられる側のポンプハウジングの接触面との面積に差が生じることで当該インナロータの前記吐出口側の面が、前記インナロータの前記吐出口側の面に対向する対向面に付勢され漏れが抑制され、シール効果を得ることができる。
これにより、その内側に設けられた前記ボス部クリアランス部への流体の流れを阻止し、流体の不用意な漏れを防止することができるとともに、ポンプの容積効率を向上することができる。
本発明の一実施の形態の使用例を示す説明図である。 同実施の形態を示す図で、(a)は断面図であり、(b)は分解斜視図である。 同実施の形態を示す要部の拡大図である。 同実施の形態と従来との比較を示す説明図である。 同実施の形態の各所でのクリアランスを示す説明図である。 同実施の形態の各所でのクリアランスを示す説明図である。 同実施の形態のポンプ回転軸のシャフト部分とインナロータ間のクリアランスを示す説明図である。 同実施の形態の各所でのクリアランスを示す説明図である。 同実施の形態の吐出口による効果を示す説明図である。 従来の電動オイルポンプを示す説明図である。 従来の電動オイルポンプの要部を示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかる電動オイルポンプ1の使用例を示す図であり、前記電動オイルポンプ1は、モータ等の電気部品の冷却用のオイルを供給したり、自動車のATやCVT等の自動変速機2に取り付けられアイドリング停止時に低下する油圧を所定圧に維持する用途で用いられる。
前記電動オイルポンプ1は、図2に示すように、モータ部21とポンプ部22とによって構成されている。前記モータ部21のケーシング23内には、駆動部としてのブラシレスDCモータ24が設けられている。前記ブラシレスDCモータ24は、ステータ25と、前記ステータ25内に配設されたロータ26とを備えており、前記ロータ26には、回転力を出力するポンプ回転軸27が固定されている。
前記ポンプ回転軸27は、前記ロータ26の一端より延出した部分が第一ボールベアリング31を介して前記ケーシング23に回動自在に支持されており、前記ロータ26の他端より延出した部分は第二ボールベアリング32を介して前記ポンプ部22におけるポンプハウジングとしてのポンプボディ33に回動自在に支持されている。
前記ポンプ回転軸27の他端部は、前記第一ボールベアリング32より延出する長さに設定されており、前記ポンプ部22側へ延出して駆動力を供給できるように構成されている。
前記ポンプ部22は、前記ポンプボディ33が前記ケーシング23に固定されるように構成されており、当該ポンプボディ33の中央部には貫通穴41が形成されている。前記貫通穴41は、上端側は小径に形成されており、下端側が大径に形成されている。
前記ポンプボディ33の下面には、図3にも示すように、ボルト穴51,・・・が複数箇所に設けられており、所定のボルト穴51,・・・の開口側には、前記ボルト穴51よりやや大径の大径部52が形成されている。前記大径部52には、円筒状の位置決め部材としてのカラー53の基端部が圧入されており、当該カラー53は、その先端部が前記ポンプボディ33より突出するように構成されている。
このポンプボディ33の下面には、ポンプハウジング側面部としてのポンプカバー61が固定されており、前記ポンプカバー61には、前記ポンプボディ33の各ボルト穴51,・・・に対応する位置に前記ボルト挿通穴62,・・・が開設されている。各ボルト挿通穴62,・・・のうち前記カラー53に対応するボルト挿通穴62は、前記カラー53が内嵌できる大きさに形成されている。
これにより、当該ポンプカバー61を前記ポンプボディ33に組み付ける際には、前記ポンプボディ33より突出した前記カラー53を前記ポンプカバー61の前記ボルト挿通穴62に内嵌することで、当該ポンプカバー61の中心位置61aと前記ポンプボディ33の中心位置33aとを合致させ、両者の同軸を確保できるように構成されている。
ここで、前記ポンプカバー61の中心位置61aと前記ポンプカバー61に設けられた後述する軸受部132の中心軸とは厳密には一致しないが、本実施の形態では、説明の都合上、前記ポンプカバー61の中心位置61aと前記ポンプカバー61に設けられた前記軸受部132の中心軸とが一致することとして説明する。
同様に、前記ポンプボディ33の中心位置33aと前記ポンプボディ33に設けられたブラシレスDCモータ24の前記ポンプ回転軸27の中心軸とは厳密には一致しないが、本実施の形態では、説明の都合上、前記ポンプボディ33の中心位置33aと前記ポンプボディ33に設けられたブラシレスDCモータ24のポンプ回転軸27の中心軸27aとが一致することとして説明する。
このとき、前記カラー53は、その先端が前記ポンプカバー61の前記ボルト挿通穴62から突出しないように、その長さ寸法が設定されており、ボルト71,・・・による締め付けを阻害しないように構成されている。
前記ポンプボディ33は、その下面に前記ポンプカバー61が取り付けられ、前記貫通穴41が当該ポンプカバー61で閉鎖されることによって、前記貫通穴41の下端側の大径部分によりポンプ室81が形成されている。
そして、このポンプボディ33には、前記ポンプ室81の天面81aに開口する吸入ポート91が図中右側に設けられており、前記吸入ポート91は、オイルが供給される吸入口92に連通している。また、前記ポンプボディ33の図中左側には、前記ポンプ室81の天面81aに開口する吐出ポート93が設けられており、前記吐出ポート93は、オイルを吐出する吐出口94に連通している。
前記ポンプ室81には、内接ギア式の歯車ポンプ101を構成するインナロータ102(内歯車)が回転自在に収容されており、前記インナロータ102の外周部には、アウタロータ103(外歯車)が回転自在に収容されている。
前記インナロータ102の上端面からは、上方へ向けてボス部111が延出しており、前記ボス部111は、前記貫通穴41の小径部分で構成された小径穴112に挿入されている。
これにより、前記小径穴112及び前記吐出ポート93は、前記ポンプ室81の天面81aより上方へ向けて形成されており、前記インナロータ102より延出した前記ボス部111の延出方向と同方向に前記吐出口94に連通した前記吐出ポート93が設けられている。
前記ボス部111には、連結穴121が形成されており、前記連結穴121には、前記ポンプ回転軸27の下端部が挿入されている。前記ポンプ回転軸27の下端部と前記連結穴121とは、互いの空転を防止しつつ、所定のクリアランスが維持されており、前記ポンプ回転軸27は多少の傾動が許容されている。
これにより、前記ブラシレスDCモータ24からの回転力が前記インナロータ102に伝達されるように構成されており、前記ブラシレスDCモータ24によって前記インナロータ102を回動するとともに、前記インナロータ102の回転に伴って前記アウタロータ103が回転することで、前記インナロータ102と前記アウタロータ103間の各部屋を回転しながら容積変化させ、前記吸入ポート91から吸入されたオイルを前記吐出口94に連通した前記吐出ポート93から吐出できるように構成されている。
前記インナロータ102の下端面には、下方へ向けて開口した被支持穴131が設けられており、前記ポンプカバー61には、前記被支持穴131に挿入される軸受部132が一体形成されている。
この軸受部132は、図3及び図4に示すように、前記ポンプ回転軸27の先端側に配置されており、前記インナロータ102と前記アウタロータ103間での油圧の油圧反力Fが前記インナロータ102の径方向に作用した際に、当該油圧反力Fを前記ポンプ回転軸27の軸方向で略一致した位置にて受圧することで、前記インナロータ102の径方向の移動を規制できるように構成されている。
このように構成された前記ポンプ部22では、図5に示すように、前記インナロータ102と前記アウタロータ103間のチップクリアランス201と、前記インナロータ102と前記軸受部132間のインナロータ支持部クリアランス202と、前記ポンプボディ33及び前記ポンプカバー61の中心軸(33a,61a)のずれ量とを加えた寸法が、前記アウタロータ103と前記アウターロータ103を包囲する前記ポンプ室81内面のアウタロータ包囲面203とのボディクリアランス204より小さくなるように設定されている。
また、前記インナロータ102及び前記軸受部132間の前記インナロータ支持部クリアランス202と、前記軸受部132の剛性による傾き量と、前記ポンプボディ33と前記ポンプカバー61の中心軸(33a,61a)のずれ量とを加えた寸法が、前記インナロータ102より延出した前記ボス部111と前記ボス部111を包囲する前記小径穴112内面の前記ボス部包囲面211間の前記ボス部クリアランス212より小さくなるように設定されている。
さらに、図6に示すように、前記インナロータ102及び前記軸受部132間の前記インナロータ支持部クリアランス202と、前記ポンプボディ33及び前記ポンプカバー61の中心軸(33a,61a)のずれ量と、前記ポンプ回転軸27及び前記軸受部132の軸ズレ量とを加えた寸法が、前記ポンプ回転軸27と前記ポンプ回転軸27を包囲する連結穴121内面の回転軸包囲面231間のクリアランス232より小さくなるように設定されている。
なお、図6においては、前記ポンプボディ33のボルト穴51と、これに対応する前記ポンプカバー61の前記ボルト挿通穴62の穴の軸ずれを前記ポンプボディ33及び前記ポンプカバー61の中心軸(27a,61a)のずれ量に相当するものとして、図示しており、同様に、前記ポンプ回転軸27の外周と前記ポンプボディ33との間隙を前記ポンプ回転軸27及び前記軸受部132の軸ズレ量に相当するものとして、図示している。
また、図7に示すように、前記ポンプ回転軸27と前記ポンプ回転軸27を包囲する前記連結穴121は、この内面と回転軸包囲面231との間にクリアランス232を持つが、前記ポンプ回転軸27と前記回転軸包囲面231との対向部分は、その一部を互いに略円弧上の形状27b、231bを有している一方、互いに平面を成す形状27c、231cの2つの面を有する。
このため、前記ポンプ回転軸27を回転させた時には、前記ポンプ回転軸27の平面を成す形状27cと前記231の平面を成す形状231cとの間で線接触するようになり、それ以外の部分は前記クリアランス232としての間隙を常時保つようになっている。
また、図8に示すように、前記軸受部132の傾きによる前記インナロータ102の歯先変位量が、前記インナロータ102の歯先から当該歯先を包囲する前記アウタロータ103内面の歯先包囲面242までのクリアランスより小さくなるように設定されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、内接ギア式の歯車ポンプ101のアウタロータ103とインナロータ102間の油圧反力Fが前記インナロータ102に対して径方向に加えられた際には、図4に示したように、前記インナロータ102を傾ける方向に力が作用するが、前記油圧反力Fは、前記ポンプ回転軸27の軸方向で略一致した位置にて受圧する軸受部132で受け止められ、当該インナロータ102の傾動を抑制することができる。
これにより、前記インナロータ102や前記アウタロータ103とその外周部分とのフリクショントルク501を抑えることができるとともに、前記インナロータ102の傾きにより適正な噛み合いが得られず発生する騒音、振動を抑制することができる。
したがって、簡単な構成で、低フリクションかつ低騒音を実現することができる。
そして、前記ブラシレスDCモータ24を備えた前記ポンプボディ33に前記ポンプ回転軸27の先端側に位置するポンプカバー61を組み付ける際には、前記カラー53,53によって両者の同軸度を容易に維持することができる。
これにより、互いに組み付けられる前記ポンプボディ33と前記ポンプカバー61との同軸度が維持できない場合と比較して、前記フリクショントルク501や前記衝突音502の発生を抑制することができる。
また、図5に示したように、前記ブラシレスDCモータ24を備えた前記ポンプボディ33及び前記軸受部132を備えた前記ポンプカバー61の中心軸(33a,61a)とが一方側に設計上最大限ずれるとともに、前記インナロータ102が前記軸受部132から前記一方側へ設計上最大限ずれ、かつ前記インナロータ102が前記アウタロータ103に対して前記一方側へ設計上最大限ずれた場合であっても、前記アウタロータ103と前記アウターロータ103を包囲するアウタロータ包囲面203と接触512を確実に防止することができる。
これにより、径の大きい箇所でのフリクショントルクを抑制できる。
さらに、前記ポンプボディ33が前記軸受部132を備えたポンプカバー61の中心軸(61a)から設計上最大限一方側へずれ、かつ前記軸受部132の剛性により当該軸受部132が前記一方側へ設計上最大限傾くとともに、前記インナロータ102が前記軸受部132から設計上最大限前記一方側へずれた場合であっても、前記インナロータ102より延出したボス部111と前記ボス部111を包囲するボス部包囲面211間の接触511を確実に防止することができる。
これにより、径の大きい箇所でのフリクショントルクを抑制できる。
さらに、図6に示したように、前記ポンプボディ33と前記ポンプカバー61との中心軸(33a,61a)が一方側へ設計上最大限ずれるとともに、前記インナロータ102が前記軸受部132に対して前記一方側へ設計上最大限ずれ、かつ前記ポンプ回転軸27と前記軸受部132が前記一方側へ設計上最大限ずれた場合であっても、前記ポンプ回転軸27と前記ポンプ回転軸27を包囲する前記回転軸包囲面231との接触を防止し、所定のクリアランスを維持することができる。
これにより、前記ポンプ回転軸27のラジアル方向での干渉を防止することができるので、前記ポンプ回転軸27を支持したボールベアリング31,32からのサイドフォースによるフリクショントルクを抑制することができる。
また、図8に示したように、前記軸受部132がその剛性による傾き量傾いて前記インナロータ102の歯先が設計上最大限変位した場合であっても、前記インナロータ102の歯先と当該歯先を包囲する前記歯先包囲面242との両面同時に干渉することを防止することができる。
これにより、前記インナロータ102の歯先、すなわち外周エッジ部521での強い押圧力の発生を防止でき、当該外周エッジ部521でのフリクショントルクを抑制することができる。
そして、図9に示したように、前記インナロータ102より延出した前記ボス部111と同方向に前記吐出口94に連通した前記吐出ポート93が設けられているため、当該インナロータ102の端面と前記吐出口が設けられる側のポンプボディ33の接触面との面積に差が生じる。
これにより、前記インナロータ102には、前記吐出口94側へ向けた力f1が加えられるため、当該インナロータ102の前記吐出口94に連通した前記吐出ポート93側の端面が、当該端面に対向する前記ポンプ室81の天面81aに付勢されシール効果を発揮することができる。
これにより、その内側に設けられた前記ボス部111外周面と前記貫通穴41の小径部112とのクリアランス部へのオイルの流れを抑制することができ、オイルの前記貫通穴41を介した不用意なモータ部21側への漏れを抑制することができるので、ポンプの容積効率を向上することができる。
1 電動式歯車ポンプ
24 ブラシレスDCモータ
27 ポンプ回転軸
33 ポンプボディ
53 カラー
61 ポンプカバー
94 吐出口
102 インナロータ
103 アウタロータ
111 ボス部
132 軸受部
201 チップクリアランス
202 インナロータ支持部クリアランス
203 アウタロータ包囲面
204 ボディクリアランス
211 ボス部包囲面
212 ボス部クリアランス
231 回転軸包囲面
232 クリアランス
242 歯先包囲面
F 油圧反力

Claims (13)

  1. 駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、
    流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプカバーとを組み付ける際に、両者の同軸を確保する為の位置決め部材を設け
    前記インナロータと前記アウタロータ間の第四のクリアランスと、
    前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量とを加えた寸法が、
    前記アウタロータと前記アウタロータを包囲するアウタロータ包囲面との第五のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする電動オイルポンプ。
  2. 駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、
    流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプカバーとを組み付ける際に、両者の同軸を確保する為の位置決め部材を設け、
    前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記軸受部の剛性による傾き量と、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量とを加えた寸法が、
    前記インナロータより延出したボス部と前記ボス部を包囲するボス部包囲面間の第六のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする電動オイルポンプ。
  3. 駆動部からのポンプ回転軸で回動されるインナロータと前記インナロータの外側に設けられたアウタロータとを備えた電動オイルポンプにおいて、
    流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持する軸受部を設け、
    前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量と、
    前記ポンプ回転軸および前記軸受部の軸ずれ量と、
    を加えた寸法が、
    前記ポンプ回転軸と前記ポンプ回転軸を包囲する回転軸包囲面間の第二のクリアランスより小さくなるように設定されたことを特徴とする電動オイルポンプ。
  4. 前記インナロータと前記アウタロータ間の第四のクリアランスと、
    前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量とを加えた寸法が、
    前記アウタロータと前記アウタロータを包囲するアウタロータ包囲面との第五のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項2または3に記載の電動オイルポンプ。
  5. 前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記軸受部の剛性による傾き量と、
    前記駆動部を備えたポンプボディと前記軸受部を備えたポンプカバーの中心軸のずれ量とを加えた寸法が、
    前記インナロータより延出したボス部と前記ボス部を包囲するボス部包囲面間の第六のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項3または4に記載の電動オイルポンプ。
  6. 前記軸受部は、前記ポンプ回転軸の先端側に位置するポンプカバーに設けられ、前記インナロータの径方向の移動を規制するように構成したことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の電動オイルポンプ。
  7. 前記インナロータより延出したボス部と同方向に前記流体の吐出口を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電動オイルポンプ。
  8. ケーシング内に収容され、前記ケーシングに回転自在に支持されたポンプ回転軸を有する駆動部と、
    前記ケーシングにおける前記ポンプ回転軸の軸方向一方側に固定され、小径部と前記小径部の軸方向一方側に配置され内径が前記小径部よりも大きい大径部とを含む貫通穴を有するポンプボディと、
    軸方向一方側に開口した被支持穴を有し、前記大径部に収容され前記ポンプ回転軸に連結され回転するインナロータと、
    前記大径部に収容され前記インナロータの周囲を囲み前記インナロータの回転に伴い回転するアウタロータと、
    前記大径部の軸方向一方側を覆い、前記ポンプボディに固定されたポンプカバーと、
    前記インナロータから軸方向他方側に延びて設けられ、前記ポンプ回転軸の軸方向一方側の端部が挿入された連結穴を有し、前記ポンプ回転軸の回転が伝達されるボス部と、
    前記ポンプカバーの軸方向他方側に設けられ、前記被支持穴に挿入された軸受部と、
    を備え、
    前記軸受部は、流体圧による前記インナロータの径方向に作用する力を前記ポンプ回転軸の軸方向で略一致した位置にて支持し、
    前記ボス部は前記小径部に収容され、前記ボス部と前記小径部の内面との間には、第六のクリアランスが設けられ、
    前記軸受部と前記被支持穴の内面との間には、第一のクリアランスが設けられ、
    前記ポンプ回転軸の軸方向一方側の端部と前記連結穴の内面との間には、第二のクリアランスが設けられ、
    前記ポンプ回転軸と前記連結穴の内面とにおいて、互いに前記第二のクリアランスを介して対向する部分は、略円弧状の形状を有する部分と、平面を成す形状を有する部分と、を有し、
    前記第二のクリアランスは、前記ポンプ回転軸の前記連結穴に対する傾動を許容することを特徴とする電動オイルポンプ。
  9. 前記インナロータの歯先と当該歯先を包囲する歯先包囲面との間には、第三のクリアランスが設けられることを特徴とする請求項8に記載の電動オイルポンプ。
  10. 前記軸受部の傾きによるインナロータの歯先変位量が、前記第三のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項9に記載の電動オイルポンプ。
  11. 前記インナロータと前記アウタロータ間の第四のクリアランスと、
    前記第一のクリアランスと、
    前記ポンプボディと前記ポンプカバーの中心軸のずれ量と、
    を加えた寸法が、
    前記アウタロータと前記アウタロータを包囲するアウタロータ包囲面との第五のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の電動オイルポンプ。
  12. 前記第一のクリアランスと、
    前記軸受部の剛性による傾き量と、
    前記ポンプボディと前記ポンプカバーの中心軸のずれ量と、
    を加えた寸法が、
    前記第六のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の電動オイルポンプ。
  13. 前記インナロータと前記軸受部間の第一のクリアランスと、
    前記ポンプボディと前記ポンプカバーの中心軸のずれ量と、
    前記ポンプ回転軸および前記軸受部の軸ずれ量と、
    を加えた寸法が、
    前記第二のクリアランスより小さくなるように設定したことを特徴とする請求項8から12いずれか一項に記載の電動オイルポンプ。
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