JP6104771B2 - 電気車両用充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気車両用充電装置に関する。より詳しくは、本発明は、モード1の充電方式に対応した車両(モード1車両)等の電気車両を充電する充電装置に関する。
従来、電気自動車(EV/PHEV)等の電気車両を充電する充電装置として、様々なものが知られている。例えば特許文献1に記載された電気車両用充電装置は、プロキシミティ(Proximity)を利用して、モード1車両への充電制御(電力の供給/停止)を行っている。
特許文献2には、プロキシミティによらずに充電制御を行う充電装置が記載されている。この充電装置においては、2つの閾値(第1閾値、および第1閾値よりも低い第2閾値)を設け、充電電流の移動平均値が第1閾値以下で且つ第2閾値以上の範囲にある場合、または、充電電流の短時間電流値が第2閾値より小さい場合には異常と判定して充電を停止する。
なお、電気自動車の中には、充電中に充電電流を一時的に低くして充電電流の計測値の補正を行うものがある。特許文献2の充電装置は、この種の電気自動車に対しても充電制御を行えることを目的にしている。
特開2011−254642号公報 特開2012−5172号公報
しかしながら、特許文献1の場合、充電装置側でもプロキシミティ信号を検出できる充電コネクタがほとんど存在していない。また、特許文献2の充電装置の場合、以下の課題がある。
一つ目の課題は、充電電流の移動平均値が第1閾値以下となるまで時間がかかり、数分間程度の長い時間にわたって高電圧が出力され続けるという点である。
二つ目の課題は、電気自動車が上記の補正を行う期間(補正期間)における充電電流は電子制御ユニット(ECU)の動作電流程度の微小な電流であるため、充電電流が第2の閾値より小さいことを正確に検出することが困難であるという点である。
なお、電流検出回路のアンプの倍率を切り替える回路を追加する、あるいは電流計測の分解能を十分高くするなどの工夫を行えば、微小電流を精度良く計測することは不可能ではないが、その分コストアップしてしまう。
上記の課題から理解されるように、特許文献2の充電装置では、充電コネクタと電気車両との間の接続が解除された場合に、充電電力の供給を速やかに停止することができないおそれがある。
そこで、本発明は、充電コネクタと電気車両との間の接続が解除された場合に、充電電力の供給を速やかに停止させることができ、安全性を向上させることが可能な電気車両用充電装置を安価に提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電気車両用充電装置は、
電気車両に搭載されたバッテリを充電するための電気車両用充電装置であって、
充電用の交流電力を前記電気車両に供給するための第1および第2の電力供給端子と、
前記第1の電力供給端子および前記第2の電力供給端子間の電圧、並びに、前記第1または第2の電力供給端子に流れる電流を計測する計測回路と、
一端が交流電源に電気的に接続され、他端が前記第1の電力供給端子に電気的に接続された第1の電力供給用スイッチと、
一端が接地され、他端が前記第2の電力供給端子に電気的に接続された第2の電力供給用スイッチと、
前記第1および第2の電力供給用スイッチを導通状態または遮断状態に制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記第1の電力供給端子および前記第2の電力供給端子間の電圧と、前記第1または第2の電力供給端子に流れる電流とから計算された瞬時的な充電電力が所定の閾値未満の場合には、前記第1および第2の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に遮断するように前記第1および第2の電力供給用スイッチを制御して充電電力の供給を停止し、また、充電電力の供給を停止してから所定のタイムアウト時間が経過した場合には、前記第1および第2の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に導通させるように前記電力供給用スイッチを制御して充電電力の供給を再開する、
ことを特徴とする。
また、前記電気車両用充電装置において、
前記タイムアウト時間は、タイマーがスタートしてからタイムアウトするまでの時間であり、
前記制御回路は、前記タイマーが所定の回数連続でタイムアウトした場合には、充電電力の供給を再開しないようにしてもよい。
また、前記電気車両用充電装置において、
前記タイムアウト時間と前記所定の回数との積で求まる時間は、前記電気車両が前記バッテリの充電中に充電電流を一時的に小さくして充電電流の計測値の補正を行う補正期間よりも長いようにしてもよい。
また、前記電気車両用充電装置において、
交流電力の供給を停止している間に利用者から充電中止指示を受けた場合には、前記制御回路は、前記タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しないようにしてもよい。
また、前記電気車両用充電装置において、
交流電力の供給を停止している間に前記電気車両の車両インレットに装着可能な充電コネクタが前記電気車両用充電装置の充電装置本体に格納されたことを検出した場合には、前記タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しないようにしてもよい。
また、前記電気車両用充電装置において、
充電電力の供給を再開しない場合、前記制御回路は、ランプの点灯および/または表示パネルへの表示により、利用者に充電終了を知らせるようにしてもよい。
また、前記電気車両用充電装置において、
前記閾値は、前記電気車両の電子制御ユニットの動作に必要な電力よりも大きいようにしてもよい。
本発明では、瞬時的な充電電力が所定の閾値未満の場合には充電電力の供給を停止し、一方、充電電力の供給を停止してから所定のタイムアウト時間が経過した場合には充電電力の供給を再開する。これにより、充電コネクタと電気車両との間の接続が解除された場合に、充電電力の供給を速やかに停止させることができるとともに、当該接続が復旧した場合には充電を再開することができる。
よって、本発明によれば、安全性の高い電気車両用充電装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電気車両用充電装置の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電気車両用充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 補正期間を含む期間における、電気車両に供給される充電電力の時間変化を示すグラフである。 充電終了を含む期間における、電気車両に供給される充電電力の時間変化を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態に係る電気車両用充電装置1について、図1を参照して説明する。図1は、電気車両用充電装置1の概略的な構成を示している。
電気車両用充電装置1は、電気車両に搭載されたバッテリを充電するための電気車両用の充電装置である。なお、本発明において、電気車両という用語は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)等、モータ駆動用のバッテリを搭載し、該モータにより走行する車両全般を指す。
図1に示すように、電気車両用充電装置1は、スイッチ5A,5B及び電力供給端子11,12を介して、商用の交流電源30からの交流電力を電気車両に供給する。なお、交流電源30は通常、L相及びN相の2相交流である。
次に、電気車両用充電装置1の具体的な構成について説明する。
電気車両用充電装置1は、図1に示すように、充電装置本体(充電スタンド)2および充電コネクタ3を備えている。
充電装置本体2は、図1に示すように、計測回路4と、電力供給用スイッチ5Aと、電力供給用スイッチ5Bと、制御回路6と、電流センサ7と、電力供給端子11と、電力供給端子12と、接地端子13と、CPLT端子(コントロールパイロット端子)14とを備えている。
計測回路4は、電力供給端子11および電力供給端子12間の電圧Vと、電力供給端子11に流れる電流Iとを計測する。計測は、十分短い時間間隔で行われる。
計測回路4は、電圧Vと電流Iの積を計算して、瞬時的な充電電力を算出し、該充電電力を制御回路6に送信する。なお、電流Iとして、電力供給端子12に流れる電流を計測してもよい。
電力供給用スイッチ5Aおよび5Bは、両切りスイッチを構成し、同じタイミングで導通状態(オン状態)または遮断状態(オフ状態)に制御される。この電力供給用スイッチ5Aおよび5Bは、例えば、リレー、コンタクタ、またはパワーMOSFET等の半導体スイッチから構成される。
電力供給用スイッチ5Aは、図1に示すように、一端が交流電源30に電気的に接続され、他端が電力供給端子11に電気的に接続されている。電力供給用スイッチ5Bは、図1に示すように、一端が交流電源30のN相に接続されるとともに接地され、他端が電力供給端子12に電気的に接続されている。
制御回路6は、電力供給用スイッチ5Aおよび電力供給用スイッチ5Bを、導通状態または遮断状態に制御する。制御回路6による制御内容の詳細については後述する。
なお、制御回路6は、好ましくは半導体集積回路(CPU)として構成される。また、制御回路6は、計測回路4から充電電力を受信する場合に限らず、計測回路4から電圧Vおよび電流Iを受信し、その値に基づいて充電電力を自身で計算してもよい。
電流センサ7は、電力供給用スイッチ5Aと電力供給端子11との間を流れる電流を検出する。この電流センサ7は、カレント・トランス(CT)、ホール素子を用いた電流センサ、または、電力供給用スイッチ5Aと電力供給端子11との間に直列に接続された抵抗などで構成される。
なお、電流センサ7は、スイッチ5B側に設けて、電力供給用スイッチ5Bと電力供給端子12との間を流れる電流を検出してもよい。
電力供給端子11,12は、充電用の交流電力を電気車両に供給するための端子である。電力供給端子11はL相供給用であり、電力供給端子12はN相供給用である。接地端子13は、図1に示すように、電気車両用充電装置1の接地端に接続された端子である。
CPLT端子14は、供給可能な電力を電気車両に通知するためのCPLTピン24(後述)と電気的に接続された端子である。このCPLT端子14は、モード3の充電方式において用いられる端子であり、電気車両がモード1車両の場合には機能上必要ではない。
次に、充電コネクタ3について説明する。充電コネクタ3は、電気車両の車両インレットに装着可能に構成されており、一端が充電装置本体2に接続されたケーブルを有する。このケーブルは、端子11〜14と固定的に接続されてもよいし、端子11〜14と着脱可能なように構成されてもよい。
図1に示すように、充電コネクタ3は、電力供給ピン21,22と、接地ピン23と、CPLT(コントロールパイロット)ピン24とを有する。なお、図1中、充電コネクタ3のピンを示す円内の数字は、規格SAE J1772及びIEC61851−1で規定されたものを示している。
電力供給ピン21および22はそれぞれ、電力供給端子11および12に、ケーブルの導線を介して電気的に接続されている。同様に、接地ピン23およびCPLTピン24はそれぞれ、接地端子13およびCPLT端子14に、ケーブルの導線を介して電気的に接続されている。
次に、制御回路6による制御内容の詳細について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、制御回路6は、瞬時的な充電電力が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS1)。なお、この閾値は、電気車両の電子制御ユニット(ECU)の動作に必要な電力よりも大きくしてもよい。これにより、電気車両の補正期間中、充電電力の供給を停止することができ、より安全な充電が可能となる。
ステップS1における判定の結果、瞬時的な充電電力が所定の閾値未満の場合(S1:Yes)、電力供給用スイッチ5Aおよび5Bを遮断状態に制御して充電電力の供給を停止するとともに、タイマーをスタートさせる(ステップS2)。このタイマーは、例えば制御回路6の内部に設けられており、所定のタイムアウト時間でタイムアウトする。
一方、判定の結果、瞬時的な充電電力が所定の閾値よりも高い場合(S1:No)、ステップS7に進み、利用者からの充電中止指示、または充電コネクタ3の格納を検出したか否かを判定する。
ステップS2で充電電力の供給を停止した後、利用者からの充電中止指示、または充電コネクタ3の格納を検出したか否かを判定する(ステップS3)。ここで、充電中止指示は、電気車両用充電装置1の充電中止ボタンが押下された場合に検出される。また、充電コネクタ3の格納は、充電コネクタ3が電気車両用充電装置1の充電装置本体2に格納された場合に検出される。
ステップS3における判定の結果、充電中止指示または充電コネクタの格納を検出した場合(S3:Yes)、電気車両用充電装置1の表示部(ランプ、液晶パネルなど)に充電終了を表示し(ステップS8)、充電動作を終了する。
一方、充電中止指示および充電コネクタの格納を検出しない場合(S3:No)、ステップS4に進む。
ステップS4では、タイマーがタイムアウトしたか否かを判定し、タイムアウトした場合(S4:Yes)はステップS5に進む。一方、タイムアウトしてない場合(S4:No)はステップS3に戻る。
ステップS5では、所定の回数(n回)連続でタイマーがタイムアウトしたか否かを判定する。
ステップS5における判定の結果、n回連続でタイムアウトした場合(S5:Yes)、充電終了と判定し、ステップS8の処理を行い、充電動作を終了する。ステップS8では、電気車両用充電装置1の表示部に充電を終了した旨を表示する。
一方、n回連続でタイムアウトしたのではない場合(S5:No)、制御回路6は、電力供給用スイッチ5Aおよび5Bを導通状態に制御して充電電力の供給を再開する(ステップS6)。
上記の動作フローからわかるように、制御回路6は、電力供給端子11および電力供給端子12間の電圧Vと、電力供給端子11に流れる電流Iとから計算された瞬時的な充電電力が所定の閾値未満の場合には、電力供給用スイッチ5Aおよび5Bの一端および他端間をそれぞれ電気的に遮断するように電力供給用スイッチ5Aおよび5Bを制御して充電電力の供給を停止する。
また、制御回路6は、充電電力の供給を停止してから所定のタイムアウト時間が経過した場合には、電力供給用スイッチ5Aおよび5Bの一端および他端間を電気的に導通させるように電力供給用スイッチ5Aおよび5Bを制御して充電電力の供給を再開する。ここで、タイムアウト時間は、タイマーがスタートしてからタイムアウトするまでの時間である。
これにより、充電コネクタが車両インレットから抜去されるなどして、充電コネクタ3と電気車両との間の接続が解除された場合に、充電電力の供給を速やかに停止させることができるとともに、当該接続が復旧した場合には充電を再開することができる。よって、本実施形態によれば、安全性の高い電気車両用充電装置を提供することができる。
また、制御回路6は、タイマーがn回連続してタイムアウトした場合、充電終了と判定し、充電電力の供給を再開しない。これにより、充電時間が明確になるため、例えば充電の課金処理を実行し易くすることができる。
また、充電電力の供給を再開しない場合、即ち、充電終了と判定した場合、制御回路6は、ランプの点灯および/または表示パネルへの表示により、利用者に充電終了を知らせる。これにより、利用者は電気車両の充電が終了したことを容易に知ることができ、充電装置の使い勝手が向上する。
また、交流電力の供給を停止している間に利用者から充電中止指示を受けた場合には、制御回路6は、タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しない。これにより、タイムアウト待ち時間中に充電中止指示を受けたにもかかわらず、タイムアウト時間の経過により充電電力の供給が再開されることを防止できる。
また、交流電力の供給を停止している間に充電コネクタ3が充電装置本体2に格納されたことを検出した場合には、タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しない。これにより、タイムアウト待ち時間中に充電コネクタ3が電気車両から抜去され充電装置本体2に格納されたにもかかわらず、タイムアウト時間の経過により充電電力の供給が再開されることを防止できる。
次に、電気車両用充電装置1の動作例について、図3および図4を参照して説明する。図3および図4の縦軸の充電電力は、電気車両用充電装置1が電気車両に供給した電力を示している。なお、図3および図4は、ステップS5の所定の回数(n)が3回に設定されたケースの動作例である。
まず、図3について説明する。図3は、補正期間を含む期間における、充電電力の時間変化を示すグラフである。
図3のケースでは、時間t1において瞬時的な充電電力が閾値を下回ったことを検出したため、充電電力の供給を停止し、タイマーをスタートさせた。その後、1回目のタイムアウト時間(T)が経過した時間t2において、充電電力の供給を再開したが瞬時的な充電電力が閾値を下回るため、再び充電電力の供給を停止しタイマーをスタートさせた。その後、2回目のタイムアウト時間(T)が経過した時間t3において、充電電力の供給を再開したところ、瞬時的な充電電力が閾値以上であることを検出したため、そのまま充電電力の供給を行った。
図3において、時間t1〜時間t4の期間は、電気車両がバッテリの充電中に充電電流を一時的に低くして充電電流の計測値の補正を行う期間(補正期間)である。補正期間では、充電がまだ完了していない。よって、図3に示すように、タイムアウト時間(T)と所定の回数(n)との積で求まる時間(n×T)は、補正期間よりも長いことが好ましい。
次に、図4について説明する。図4は、充電終了を含む期間における、充電電力の時間変化を示すグラフである。
図4のケースでは、時間t1において電気車両の充電が完了し、瞬時的な充電電力が閾値を下回ったことを検出した。このため、充電電力の供給を停止し、タイマーをスタートさせた。その後、1回目のタイムアウト時間(T)が経過した時間t2、および、2回目のタイムアウト時間(T)が経過した時間t3において、充電電力の供給を再開しても瞬時的な充電電力が閾値を下回った。その後、時間t4において、3回目のタイムアウト時間(T)が経過し、3回連続してタイムアウトしたため、充電終了と判定し、充電を再開することなく、充電終了を表示して充電動作を終了した。
図3および図4の動作例から理解されるように、本実施形態によれば、電気車両の補正期間中、充電電力の供給を停止することができるとともに、モード1車両等の電気車両の充電終了を適切に判定できる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 電気車両用充電装置
2 充電装置本体
3 充電コネクタ
4 計測回路
5A,5B 電力供給用スイッチ
6 制御回路
7 電流センサ
11,12 電力供給端子
13 接地端子
14 CPLT端子
21,22 電力供給ピン
23 接地ピン
24 CPLTピン
30 交流電源

Claims (5)

  1. 電気車両に搭載されたバッテリを充電するための電気車両用充電装置であって、
    充電用の交流電力を前記電気車両に供給するための第1および第2の電力供給端子と、 前記第1の電力供給端子および前記第2の電力供給端子間の電圧、並びに、前記第1または第2の電力供給端子に流れる電流を計測する計測回路と、
    一端が交流電源に電気的に接続され、他端が前記第1の電力供給端子に電気的に接続された第1の電力供給用スイッチと、
    一端が接地され、他端が前記第2の電力供給端子に電気的に接続された第2の電力供給用スイッチと、
    前記第1および第2の電力供給用スイッチを導通状態または遮断状態に制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記第1の電力供給端子および前記第2の電力供給端子間の電圧と、前記第1または第2の電力供給端子に流れる電流とから計算された瞬時的な充電電力が所定の閾値未満の場合には、前記第1の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に遮断するように前記第1の電力供給用スイッチを制御し、かつ前記第2の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に遮断するように前記第2の電力供給用スイッチを制御して充電電力の供給を停止し、また、充電電力の供給を停止してから所定のタイムアウト時間が経過した場合には、前記第1の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に導通させるように前記第1の電力供給用スイッチを制御し、かつ前記第2の電力供給用スイッチの前記一端および前記他端間を電気的に導通させるように前記第2の電力供給用スイッチを制御して充電電力の供給を再開し、その後、前記瞬時的な充電電力が前記閾値未満であるか否かを判定し、
    前記タイムアウト時間は、タイマーがスタートしてからタイムアウトするまでの時間であり、
    前記制御回路は、前記タイムアウト時間が経過しても前記タイマーが所定の回数連続でタイムアウトした場合には、充電電力の供給を再開せず、
    前記タイムアウト時間と前記所定の回数との積で求まる時間は、前記電気車両が前記バッテリの充電中に充電電流を一時的に小さくして充電電流の計測値の補正を行う補正期間よりも長いことを特徴とする電気車両用充電装置。
  2. 交流電力の供給を停止している間に利用者から充電中止指示を受けた場合には、前記制御回路は、前記タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しないことを特徴とする請求項1に記載の電気車両用充電装置。
  3. 交流電力の供給を停止している間に前記電気車両の車両インレットに装着可能な充電コネクタが前記電気車両用充電装置の充電装置本体に格納されたことを検出した場合には、前記タイムアウト時間が経過しても充電電力の供給を再開しないことを特徴とする請求項1または2に記載の電気車両用充電装置。
  4. 充電電力の供給を再開しない場合、前記制御回路は、ランプの点灯および/または表示パネルへの表示により、利用者に充電終了を知らせることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気車両用充電装置。
  5. 前記閾値は、前記電気車両の電子制御ユニットの動作に必要な電力よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気車両用充電装置。
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