JP6104571B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
衣類乾燥機、例えば洗濯〜乾燥まで行うことができるドラム式の洗濯乾燥機で、洗濯〜乾燥まで行うコースを設定した場合において、洗濯槽および乾燥室を兼ねる回転槽(ドラム)内に衣類を投入した状態で運転をスタートさせると、まず投入された衣類の重量を検出するとともに、洗濯乾燥機が設置された部屋の温度を検出し、これらの検出結果に基づき制御手段が、運転終了までにかかる初期の目安時間を算出し、その算出した目安時間が操作パネルの表示部に表示されるものがある。このとき、使用者は、運転コースとして標準コースの他、乾燥念入りコース(過乾燥状態)、アイロンコース(生乾き状態)等のコースを設定することができる。設定されたコースによって前記表示部に表示される初期の目安時間も変わる。その目安時間は残り時間の表示でもあり、その時間の表示は、運転の行程が進行することに伴い減少していく。使用者は、その時間表示を見ることで、運転終了時間を予測することができる。
近年、このような洗濯乾燥機を使用する使用者によっては、ある程度乾燥させてから部屋干しにしたい、あるいは縮み易い衣類やアイロン仕上げしたい衣類を途中で取り出したい等、乾燥機としての使用方法が多様化している。しかしながら、使用者にとっては、残り時間の表示を見ても衣類の乾燥率がどの程度まで進んでいるのかがわからない。このため、その都度、運転を一時停止させ、扉を開けて衣類に直接手で触れてみて乾燥度合を確認するのが現状であった。
特開平11−244575号公報 特開平10−235080号公報
そこで、使用者が表示器の表示を見ることで乾燥度合を把握でき、使い勝手を向上できる衣類乾燥機を提供する。
本実施形態の衣類乾燥機は、給気口および排気口を有し内部に被乾燥物が収容される乾燥室と、前記乾燥室の外部に設けられ一端部が前記給気口に接続されると共に他端部が前記排気口に接続された循環風路と、前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、前記送風機により循環される循環空気を加熱する凝縮器と、前記循環空気を冷却除湿する蒸発器と、前記凝縮器及び前記蒸発器へ冷媒を供給する圧縮機と、を有するヒートポンプユニットと、前記給気口から前記乾燥室内へ供給される空気の温度である給気側温度を検出する給気側温度検出手段と、前記排気口から前記循環風路側へ排出される空気の温度である排気側温度を検出する排気側温度検出手段と、前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記被乾燥物の乾燥度合を判定する乾燥度合判定手段と、前記乾燥運転時に前記乾燥度合判定手段が判定した乾燥度合を表示する表示器と、を備える。前記乾燥度合判定手段は、乾燥運転時において過乾燥までは前記給気側温度と前記排気側温度との温度差の最大値からの減少度を衣類重量毎の基準データと比較することで乾燥度合を判定し、過乾燥領域では前記蒸発器温度の最高温度からの減少度を衣類重量毎の基準データと比較することで乾燥度合を判定する。
第1実施形態による衣類乾燥機(洗濯乾燥機)の外観斜視図 衣類乾燥機の概略構成について部分的に破断して示す縦断側面図 衣類乾燥機の概略構成について部分的に破断して示す縦断背面図 ヒートポンプユニットによる冷凍サイクルと循環風路の関係を示す概略構成図 操作パネルにおける表示部付近の正面図を示すもので、(a)は運転開始前において乾燥終了時の乾燥度合を設定する際の表示部の表示例を示す図、(b)は乾燥行程中での表示部の表示例を示す図 制御系の概略構成を示すブロック図 乾燥運転時における各部位の温度変化と圧縮機の周波数の変化を示す図 第2実施形態による図6相当図 携帯端末機の表示部の表示例を示す図 第3実施形態による図6相当図 衣類重量毎の、圧縮機と送風機の合計積算電力量と乾燥率(乾燥度合)との関係を示す図 第5実施形態による図2相当図
以下、複数の実施形態による衣類乾燥機を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
図1および図2に示すように、衣類乾燥機としての洗濯乾燥機1は、外箱2、水槽3、回転槽4、モータ5、および扉6を備えている。なお、本実施形態において、外箱2の扉6側を洗濯乾燥機1の前側として説明する。この洗濯乾燥機1は、ヒートポンプ式の乾燥機能を有し、回転槽4に連結された回転軸7が前後方向に指向した、いわゆるドラム式洗濯乾燥機である。外箱2は、鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されていて、前面が前下がりにやや傾斜している。その傾斜した前面に、衣類の出入口8が形成されているとともに、その出入口8を開閉する扉6が設けられている。扉6は、図示しないヒンジを介して前後方向へ回動可能とされている。
水槽3は、外箱2の内部に収容され、図示しないサスペンションを介して弾性的に支持されている。回転槽4は、水槽3の内部に収容されている。水槽3および回転槽4は、いずれも円筒状に形成されている。水槽3は、前端部に開口部10が形成され、後端部に端板11が設けられていて、前部の開口部10側が後部の端板11側より高くなる前上がりの傾斜状に配置されている。開口部10と前記出入口8との間は、筒状をなすべローズ12によって接続されている。
回転槽4は、水槽3と同様に、前端部に開口部13が形成され、後端部に端板14が設けられていて、前部の開口部13側が後部の端板14側より高くなる前上がりの傾斜状に配置されている。回転槽4の開口部13の周縁部にはバランスリング15が設けられている。回転槽4の開口部13は、水槽3の開口部10およびべローズ12を介して前記出入口8に連通している。したがって、衣類などの洗濯物は、扉6を開放した状態で、出入口8、開口部10および開口部13を通して回転槽4内に出し入れされる。水槽3および回転槽4は、衣類を収容する収容室として機能するとともに、乾燥時の乾燥室としても機能する。扉6は透明であり、扉6を閉じた状態で、扉6の前方から回転槽4内の状態を透視することができる。
水槽3の後部の下部には、排水部17が設けられている。排水部17は、排水口18、排水弁19、および排水ホース20から構成されている。排水弁19が閉鎖された状態では、水槽3内に供給された水は当該水槽3内に貯留され、排水弁19が開放されることに伴い、水槽3内の水は、排水口18から排水弁19および排水ホース20を通り機外へ排出される。水槽3は、排気口21および給気口22を有している。排気口21は、水槽3の筒状部分を構成する周壁にあって上部前寄り部分に設けられている。給気口22は、水槽3の端板11にあって当該端板11の中心よりもやや上寄り部分に設けられている。排気口21および給気口22は、水槽3の内部と外部とを連通している。
回転槽4は、複数の孔23を有している。孔23は、円筒状の筒状部分を構成する周壁部および端板14のほぼ全域に形成されている。孔23は、洗濯運転時および脱水運転時には、主に水が出入りする通水孔として機能し、乾燥運転時には空気が出入りする通風孔として機能する。なお、図1では、図面簡単化のため複数の孔23のうちの一部のみを示している。また、図示はされていないが、回転槽4には、筒状部分の内側に複数のバッフルが設けられている。バッフルは、回転槽4の回転に伴い、回転槽4内に収容された衣類(洗濯物)を持ち上げたり、撹拌したりする。
モータ5は、水槽3の背面にあって端板11の中心部に設けられている。このモータ5は、例えばアウターロータ型のDCブラシレスモータである。モータ5のロータに連結された回転軸7は、水槽3の端板11を貫通して水槽3内へ突出し、回転槽4の端板14の中心部に連結固定されている。これにより、モータ5は、回転槽4をダイレクトに回転させる。
洗濯乾燥機1は、図3に示す給水装置25を備えている。給水装置25は、給水ケース26、給水弁27、および給水ホース28などから構成されている。給水ホース28は、一端が給水弁27の入水口に接続され、他端が水道等の外部の水源に接続されている。給水弁27の出水口は給水ケース26に接続され、また、給水ケース26の出水口は水槽3に接続されている。給水弁27が開放されることに伴い、水源からの水が、給水ホース28、給水弁27および給水ケース26を通して水槽3内へ供給される。図1に示すように、洗濯乾燥機1の前面の左上部には洗剤ケース29が設けられている。この洗剤ケース29は、前記給水ケース26に対して前後方向へ引出し可能に設けられている。この洗剤ケース29内に洗剤を投入しておくことで、その洗剤は、前記水槽3への給水時に水とともに水槽3内へ供給される。
洗濯乾燥機1は、図3および図4にも示すように循環風路30を備えている。この循環風路30は、外箱2内でかつ水槽3の外側において、一端部が前記給気口22に接続されると共に他端部が前記排気口21に接続されていて、前記排気口21と給気口22とを繋いでいる。具体的には、循環風路30は、排気ダクト31、フィルタ装置32、接続ダクト33、熱交換部34、および給気ダクト35から構成されている。このうち排気ダクト31は、図2にも示すように、水槽3の排気口21とフィルタ装置32とを接続している。この排気ダクト31は、例えば蛇腹状のホース有している。フィルタ装置32は、外箱2の内側上部にあって、水槽3の上方に設けられている。フィルタ装置32内には、フィルタ36(図4参照)が設けられている。排気口21から排気ダクト31側へ排出された空気(排気)がフィルタ装置32のフィルタ36を通過する際に、その空気に含まれたリントなどの異物がフィルタ36にて捕獲される。
フィルタ装置32は、接続ダクト33を介して熱交換部34の上流側に接続されている。熱交換部34は、外箱2内の下部にあって、水槽3の下方に設けられている。熱交換部34は、内部を通過する空気を除湿および加熱することで乾燥した温風を生成する。熱交換部34内には、蒸発器37および凝縮器38が設けられている。蒸発器37は、乾燥運転時における熱交換部34内の空気の流れに対して、凝縮器38よりも上流側に配置されている。蒸発器37および凝縮器38は、熱交換部34の外側に設けられた圧縮機39および減圧装置40とともに、ヒートポンプユニット41を構成する。熱交換部34内を通る空気は、蒸発器37によって冷却され、これにより除湿される。蒸発器37は除湿手段として機能する。蒸発器37によって除湿された空気は、その後、凝縮器38によって加熱されて温風となる。凝縮器38は加熱手段として機能する。
ヒートポンプユニット41は、圧縮機39を基準とした冷媒の流れ方向に対して順に凝縮器38、減圧装置40、および蒸発器37を、冷媒が通る配管を介して接続して構成されている。蒸発器37および凝縮器38は、例えば微小な間隔で設けられた多数のフィンを有する管で構成されており、この管の内部に冷媒を流すことで、フィン間を通る空気と冷媒との熱交換を行う。蒸発器37および凝縮器38は、熱交換器として機能する。圧縮機39は、例えばインバータ制御によって駆動周波数が変化可能に構成されている。減圧装置40は、この場合絞り開度が調整可能な電動膨張弁にて構成されている。
熱交換部34の下流側は、給気ダクト35を介して水槽3の給気口22に接続されている。熱交換部34と給気ダクト35との接続部分には、送風機42が設けられている。送風機42のモータは、回転数が変更可能に構成されている。送風機42が駆動されると、熱交換部34内の空気を吸い込み、給気ダクト35側へ吐出する。これにより、図2、図3、図4の矢印で示すように、水槽3および循環風路30を循環する空気の流れが生じる。この場合、循環風路30内の空気の流れについて見ると、排気口21が最上流側となり、給気口22が最下流側となる。
この構成において、乾燥運転のために圧縮機39および送風機42を駆動させると、熱交換部34内で除湿および加熱された温風は、送風機42の送風作用により、給気ダクト35を介して給気口22から水槽3内へ供給される。その後、温風は、主に回転槽4の端板11における孔23から回転槽4内へ入り、回転槽4内の衣類(洗濯物)から湿気を奪った後、主に周壁部の孔23から回転槽4の外側へ出る。そして、湿気を含んだ空気は、排気口21から循環風路30へ流れ込む。循環風路30へ流れ込んだ空気は、まず排気ダクト31およびフィルタ装置32を通過する。このとき、衣類から出て空気中に含まれるリントは、フィルタ装置32内のフィルタ36によって捕獲される。その後、接続ダクト33を介して熱交換部34へ流れる。このように、乾燥運転は、水槽3と循環風路30との間で空気を循環させ、その空気を循環風路30内で除湿および加熱することによって行われる。この場合、ヒートポンプユニット41は、送風機42と協働して衣類(被乾燥物)を乾燥させる乾燥手段として機能する。
図1において、洗濯乾燥機1における前面の上部には、扉6の上方に位置させて操作パネル44が設けられ、扉6の右上方に位置させて扉6開放用の押釦45が設けられている。操作パネル44には、図5(a)にも示すように、例えば液晶パネルからなる表示部46と、スタートキー47と、このスタートキー47の周囲に回転可能に設けられたダイヤル48と、その他の複数の操作キー49が設けられている。スタートキー47、ダイヤル48、操作キー49は、それぞれ操作部を構成する。操作パネル44は、表示部46を備えた表示器として機能する。
洗濯乾燥機1は、図6に示すように、さらに制御装置51、室温用温度センサ53、給気側温度センサ54、排気側温度センサ55、圧縮機吐出側温度センサ56、凝縮器温度センサ57、蒸発器入口側温度センサ58、蒸発器出口側温度センサ59、水位センサ60、扉スイッチ61、モータ用電流センサ62、ドアロック装置63、ブザー64などを備えている。制御装置51は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、洗濯乾燥機1の作動全般を制御する機能を備えていて、制御手段として機能する。
室温用温度センサ53は、外箱2内に設けられていて、洗濯乾燥機1が設置された部屋の温度を検出する。給気側温度センサ54は、図4に示すように、循環風路30内において給気口22の近傍に設けられていて、給気口22近傍の空気の温度を検出する。この給気側温度センサ54は、給気側温度検出手段として機能する。排気側温度センサ55は、循環風路30内において排気口21の近傍に設けられていて、排気口21近傍の空気の温度を検出する。この排気側温度センサ55は、排気側温度検出手段として機能する。
圧縮機吐出側温度センサ56は、圧縮機39の冷媒の吐出側に設けられ、圧縮機39から吐出される冷媒の温度を検出する。凝縮器温度センサ57は、凝縮器38に設けられていて、凝縮器38の温度を検出する。蒸発器入口側温度センサ58は、蒸発器37の冷媒の入口付近に設けられていて、蒸発器37に流入する冷媒の温度を検出する。蒸発器出口側温度センサ59は、蒸発器37の冷媒の出口付近に設けられていて、蒸発器37から流出する冷媒の温度を検出する。蒸発器入口側温度センサ58および蒸発器出口側温度センサ59は、蒸発器37の温度を検出する蒸発器温度検出手段として機能する。これら各温度センサ53〜59は、例えばサーミスタにより構成されていて、前記制御装置51に接続されている。
水位センサ60は、水槽3内に貯留される水の水位を検出する。扉スイッチ61は、出入口8を開閉する前記扉6の開放および閉鎖を検知するもので、扉開放検知手段と扉閉鎖検知手段として機能する。これら水位センサ60および扉スイッチ61も制御装置51に接続されている。モータ用電流センサ62は、回転槽4を回転させるモータ5に流れる電流を検出するものであり、これも制御装置51に接続されている。ドアロック装置63は、ロック状態で扉6を閉鎖状態にロックし、ロック解除状態で扉6の開放を許容するもので、制御装置51により制御される。ブザー63は、運転終了時などに鳴動するように前記制御装置51により制御される。
制御装置51には、操作パネル44におけるスタートキー47、ダイヤル48、その他の操作キー49の信号、各温度センサ53〜59の信号、水位センサ60、扉スイッチ61、モータ用電流センサ62などの信号が入力される。制御装置51は、これらの入力信号と、予め備えた制御プログラムに基づき、操作パネル44の表示部46、モータ5、排水弁19、給水弁27、圧縮機39、減圧装置40、送風機42、ドアロック装置63、ブザー64などを制御する機能を有している。制御装置51は、この場合、後述するように、乾燥運転時に被乾燥物の乾燥度合を判定する乾燥度合判定手段としても機能する。
次に上記構成の作用を説明する。
衣類を回転槽4内に投入し、電源スイッチをONした状態で、例えば洗濯〜乾燥まで行うコースを設定して実行する場合について説明する。乾燥まで行うコースを設定した場合、操作パネル44の表示部46には、図5(a)に示すように乾燥度合を段階的にレベル表示するレベル表示部66が表示される。このレベル表示部66には、乾燥率が70%の手前から100%より上の過乾燥状態まで表示されている。そして、通常は、レベル表示部66には、乾燥終了時の乾燥率が100%となるように表示される。使用者が乾燥終了時の乾燥率を変更したい場合には、表示部46の右横に存するダイヤル48を回転操作することで、希望する乾燥率となるように設定する。図5(a)は、例えばアイロン仕上げにするために乾燥終了時の乾燥率を90%に設定した場合の例が示されている。図5において、便宜上、点灯した部分を斜線で示している。
使用者は、乾燥終了時の乾燥率を設定したら、スタートキー47を押圧操作する。すると、制御装置51は、まず室温用温度センサ53により室温を検出し、この後、回転槽4内に収容された衣類の重量検出を行う。重量検出は、モータ5により回転槽4を予め設定された動作で回転させ、モータ5に流れる電流値をモータ用電流センサ62により検出し、その検出値に基づき重量を判定する。制御装置51とモータ用電流センサ62は、重量検出手段として機能する。そして、制御装置51は、室温用温度センサ53の検出温度と、重量検出により検出した検出重量に基づき、運転終了(乾燥終了)までの目安時間(運転予測時間)を算出し、表示部46に表示する。
そして、洗い、すすぎ、脱水の各行程が順に行われる。洗い行程では、まず給水弁27を制御して水槽3内に給水する。このとき、洗剤ケース29に投入した洗剤も水とともに水槽3内に供給される。水槽3内へ設定水位まで給水した後、モータ5により回転槽4を適宜回転させることで、回転槽4内の衣類が洗われる。洗い時間が終了すると、排水弁19を制御して排水した後、中間脱水が行われる。中間脱水では、モータ5により回転槽4を一方向に高速回転させることで、衣類を遠心脱水する。この後、すすぎ行程が行われる。すすぎ行程では、洗剤を使用しない以外、洗い行程と同様に行われる。洗い行程は複数回行われる場合もある。すすぎ行程が終了すると、最終脱水行程が行われる。最終脱水行程は、中間脱水行程と同様に行われる。なお、表示部46に表示された表示時間(残り時間)は、時間の経過に伴い減少していく。
そして、制御装置51は、最終脱水の行程が終了すると、乾燥行程へ移行する。乾燥行程では、はじめに、再度回転槽4内の衣類の重量検出を行う。この重量検出も、洗い前の前記重量検出と同様に行われる。洗い前の重量検出で得られる重量は、通常、衣類が乾いた状態の乾布の重量であり、最終脱水後の重量検出で得られる重量は、衣類が湿った状態の湿布の重量である。制御装置51は、洗い前の検出重量と最終脱水後の検出重量とを比較することに基づき、乾燥前の初期の脱水率を算出し、表示部46におけるレベル表示部66に初期値を表示する。初期値としては、例えば70%の手前となる一番左のレベルのみ点灯される。
制御装置51は、前記重量検出後、送風機42、ヒートポンプユニット41、およびモータ5を制御して乾燥行程を実行する。このうち、送風機42の運転により、水槽3内の空気が循環風路30を通して循環される。また、ヒートポンプユニット41の圧縮機39は、室温用温度センサ53の検出温度に基づいて初期の周波数で駆動され、凝縮器38などの温度が上昇し、凝縮器38の温度が一定となるよう運転周波数が制御される。また、モータ5により回転槽4が低速度で正逆交互に回転されることで衣類が撹拌され、衣類が循環空気と接触して乾燥されるようになる。
図7には、乾燥行程における各部の温度変化と圧縮機39の周波数の変化の一例が示されている。この図7において、T1は蒸発器出口側温度センサ59の検出温度を示し、蒸発器出口側温度と称する。T2は蒸発器入口側温度センサ58の検出温度を示し、蒸発器入口側温度と称する。T3は排気側温度センサ55の検出温を示し、排気側温度と称する。T4は給気側温度センサ54の検出温度を示し、給気側温度と称する。T5は凝縮器温度センサ57の検出温度を示し、凝縮器温度と称する。T6は圧縮機吐出側温度センサ56の検出温度を示し、圧縮機吐出側温度と称する。また、H1は圧縮機39の運転周波数を示している。
図7に示すように、乾燥が進行すると、水槽3への入口側となる給気側温度T4は、凝縮器温度T5と同様に上昇し、やがてほぼ一定温度に保たれる。一方、水槽3の出口側となる排気側温度T3は給気側温度T4より遅れながら徐々に上昇し、給気側温度T4と排気側温度T3との間の温度差S1は徐々に小さくなる。この温度差S1は、凝縮器温度T5が設定温度に達したときほぼ最大値となる。この最大温度差からの減少度は衣類の乾燥率との相関関係があり、制御装置51は、室温用温度センサ53の検出温度と衣類重量毎の基準データと比較することで乾燥率(乾燥度合)を判定し、その乾燥率に応じたレベルを表示部46のレベル表示部66に表示する。
例えば、外気温が20℃、衣類重量5kgの場合において、前記給気側温度T4と排気側温度T3との間の温度差S1が、最大温度差から10℃低下したら、乾燥率は90%と判定する。また、乾燥率が100%を超えた過乾燥域に達すると、除湿負荷が減少し、蒸発器温度(蒸発器入口側温度T2、蒸発器出口側温度T1)が低下する。この蒸発器入口側温度T2または蒸発器出口側温度T1の最高温度からの減少度についても同様に、外気温度と衣類重量毎の基準データと比較することによって乾燥率(乾燥度合)を判定し、その乾燥率に応じたレベルを表示部46のレベル表示部66に表示する。
つまり、過乾燥までは給気側温度T4と排気側温度T3との間の温度差S1の減少度で乾燥度合を判断し、過乾燥域では蒸発器温度(蒸発器入口側温度T2または蒸発器出口側温度T1)の減少度で乾燥度合を判断する。したがって、例えばアイロン仕上げに適した乾燥度合(例えば乾燥率90%)で設定されていた場合には、制御装置51は、その設定された乾燥度合となったと判断したときに乾燥運転を終了し、終了時にブザー64を鳴動させて運転が終了したことを報知する。
また、例えば使用者が乾燥終了時の乾燥度合を、充分に乾燥させる過乾燥(通常の衣類に含まれる湿気をも除去した状態、即ち乾燥率が100%を超えた乾燥)に設定していた場合において、使用者が一部の衣類を90%程度の乾燥率で取り出したい場合には、表示部46のレベル表示部66の表示を見ることで現在の乾燥度合を把握できるので、途中で取り出す際の判断に利用することができる。なお、衣類の一部を途中で取り出す場合には、スタートキー47を押圧操作すると、乾燥運転が一時停止となるとともに、ドアロック装置63によるロック状態が解除される。この状態で押釦45を押圧操作することで扉6を開放し、回転槽4内の衣類の一部を取り出すことができる。この後、扉6を閉鎖した状態でスタートキー47を再度押圧操作することで、乾燥運転が再開され、設定された乾燥度合となるまで乾燥運転が行われる。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
乾燥運転時において、衣類の乾燥度合が操作パネル44の表示部46に表示されるので、使用者はその表示を見ることで現在の乾燥度合を把握することができる。これにより、例えば一部の衣類をアイロン仕上げや部屋干しにしたい、あるいは縮み易い衣類が有る場合などに、使用者の好みの乾燥状態で取り出すことが可能になり、使い勝手の向上を図ることができるようになる。
使用者は、操作パネル44において乾燥運転終了時の乾燥度合を設定することができる。このため、例えば念入りに乾燥して終了したい場合は最上限レベルに設定し、また、アイロン仕上げに適した状態で終了したい場合には、90%前後のレベルに設定することで、使用者の好みの乾燥状態で終了することが可能になり、これによっても使い勝手の向上を図ることができる。また、乾燥運転終了時の乾燥度合の設定はダイヤル48にて行うことができるので、乾燥度合を簡単な操作で設定することができる。
乾燥手段としては圧縮機39、加熱手段を構成する凝縮器38、除湿手段を構成する蒸発器37を有するヒートポンプユニット41を用い、給気口22から乾燥室となる水槽3内へ供給される空気の温度を検出する給気側温度センサ54と、排気口21から循環風路30側へ排出される空気の温度を検出する排気側温度センサ55と、蒸発器37の温度を検出する蒸発器入口側温度センサ58および蒸発器出口側温度センサ59と、を備え、乾燥度合を判定する制御装置51は、給気側温度センサ54の検出温度である給気側温度T4と排気側温度センサ55の検出温度である排気側温度T3との間の温度差S1の減少度と、蒸発器入口側温度センサ58の検出温度である蒸発器入口側温度T2または蒸発器出口側温度センサ59の検出温度である蒸発器出口側温度T1の減少度に基づき、被乾燥物である衣類の乾燥度合を判定する構成とした。これによれば、衣類の乾燥度合を高い精度で判定することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、主に図8および図9を参照して説明する。この第2実施形態は、図8に示すように、送受信装置68と携帯端末機69を備えている点が第1実施形態とは異なっている。送受信装置68は、制御装置51に接続されている。制御装置51は、送受信装置68を介して携帯端末機69との送受信が可能である。携帯端末機69は、例えばタッチ入力操作が可能な表示部70を備えていて、その表示部70に、洗濯乾燥機1の運転状態の情報の表示が可能な構成となっている。また、携帯端末機69から洗濯乾燥機1の運転条件の設定や修正操作も可能な構成となっている。携帯端末機69は、乾燥運転時に乾燥度合を表示する表示器として機能する。
上記構成において、使用者が携帯端末機69を保持していれば、洗濯乾燥機1から離れた場所にいても、その携帯端末機69を操作して洗濯乾燥機1の運転状態の情報を表示部70に表示させることで、洗濯乾燥機1の運転状態を把握することができる。例えば、洗濯乾燥機1の乾燥運転時には、携帯端末機69の表示部70に、図9に示すような表示がなされる。その表示部70には、前記操作パネル44の表示部46に表示されたレベル表示部66に対応するレベル表示部71と、スタートキー47に対応するスタートキー72と、ダイヤル48に対応するダイヤル73が表示された例が示されている。ダイヤル73は、タッチ式のダイヤルである。例えば使用者が乾燥率の設定を変更する場合に、手指をダイヤル73の表示に接触させた状態で、当該ダイヤル73に沿って周方向に移動させると、その操作方向に応じてレベル表示部71の点灯箇所が変化するようになる。レベル表示部71には、乾燥の進行に合わせて乾燥度合が順次点灯表示される。
したがって、使用者は、携帯端末機69を持っていれば、洗濯乾燥機1から離れた場所にいても、現在の乾燥度合を把握することができる。洗濯乾燥機1で乾燥運転を行う場合、例えば室温(外気温)が低く、かつ衣類重量が多い条件では、最大で約5時間程度必要とする場合がある。このような場合において、希望する乾燥度合で一部の衣類を取り出したい場合等、洗濯乾燥機1から離れた場所にいても乾燥度合を確認して、例えば一時停止させておくことができる。このため、乾燥運転中でも安心して外出することが可能となり、使い勝手を一層向上させることができる。また、衣類を回転槽4内に収容して運転の準備をしておけば、外出先で携帯端末機69を用いて、帰宅時間に合わせて乾燥が終了するように洗濯乾燥機1を設定することも可能となる。これによっても、使い勝手を一層向上させることができる。
この場合、洗濯乾燥機1の送受信装置68と携帯端末機69との間の送受信は、直接でもよいし、電話回線あるいはインターネットを介して行うようにすることもできる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、主に図10および図11を参照して説明する。この第3実施形態は、図10に示すように、圧縮機用電流センサ75と、送風機用電流センサ76を備え、制御装置77が、圧縮機39と送風機42の合計積算電力量を検出する合計積算電力量検出手段として機能する点に特徴を有している。圧縮機用電流センサ75は、圧縮機39に流れる電流を検出し、その検出信号を制御装置77に出力する。また、送風機用電流センサ76は、送風機42に流れる電流を検出し、その検出信号を制御装置77に出力する。
制御装置77は、乾燥運転時において、圧縮機用電流センサ75の検出信号と、圧縮機39に印加される電圧と、圧縮機39の駆動時間に基づき、圧縮機39の積算電力量を検出する機能を備えている。また、制御装置77は、乾燥運転時において、送風機用電流センサ76の検出信号と、送風機42に印加される電圧と、送風機42の駆動時間に基づき、送風機42の積算電力量を検出する機能も備えている。そして、制御装置77は、乾燥運転時において、圧縮機39の積算電力量と送風機42の積算電力量を合計してこれら圧縮機39と送風機42の合計積算電力量を検出する合計積算電力量検出手段として機能する。
図11には、室温20℃時における乾燥率と、上記圧縮機39と送風機42の合計積算電力量の関係の一例が、衣類重量毎に示されている。制御装置77は、このようなデータテーブルを備えている。例えば衣類重量が4kgの場合、圧縮機39と送風機42の合計積算電力量が1200Whであれば乾燥率は90%であると判定し、合計積算電力量が1300Whであれば乾燥率は95%であると判定する。制御装置77は、乾燥運転時における前記合計積算電力量に基づいて衣類(被乾燥物)の乾燥度合を判定する乾燥度合判定手段として機能する。
制御装置77は、乾燥運転時において、圧縮機39の積算電力量と送風機42の積算電力量とを合計して合計積算電力量を算出し、この合計積算電力量と、図11のデータに基づき、乾燥率を判定し、その判定結果を操作パネル44における表示部46にレベル表示する。
このような実施形態においても、第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
一般に、最終脱水時に衣類の一部が回転槽4の内面に張り付き、この状態のまま乾燥が行われると、その張り付いた部分が未乾燥状態で乾燥運転が終了することがある。この場合、衣類の一部が回転槽4の内面に張り付いていると、回転槽4内を流れる循環空気は衣類との接触面積が少なく、除湿負荷が減少することで圧縮機39の入力が減少することになり、上記したように一部が未乾燥状態のままで乾燥運転が終了することがある。この点、本実施形態によれば、圧縮機39と送風機42の合計積算電力量に基づいて乾燥度合を判定して表示することで、一部の衣類が張り付いた状態であっても、乾燥度合の判定の誤差を抑えることが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、回転槽4内の衣類の重量を検出する重量検出手段の検出重量の変化に基づいて被乾燥物(衣類)の乾燥度合を判定する点が第1実施形態とは異なっている。
制御装置51は、洗濯〜乾燥まで行うコースを設定した場合、洗い行程の前に1回目の重量検出を行う。このときの衣類は通常は乾布の状態であり、このときの検出重量は乾布状態の重量とみることができる。そして、制御装置51は、最終脱水後の乾燥行程前に2回目の重量検出を行う。このときの衣類は湿布の状態であり、このときの検出重量は湿布状態での重量とみることができる。そして、制御装置51は、乾燥行程中において、重量検出動作を複数回行う。このとき、乾燥率が低い場合はモータ5のトルクが大きいことから、モータ5の電流値が大きくなる。乾燥が進行すると、衣類重量の減少に応じてモータ5の電流値も減少する。乾燥行程の後半では、乾燥が進み、衣類は乾布に近い状態に変化する。したがって、1回目の検出重量と、2回目の検出重量と、3回目以降の乾燥行程中の検出重量の変化に基づき、乾燥度合を判定することが可能になり、この判定結果を操作パネル44の表示部46に表示する。
この実施形態においても第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態について、図12を参照して説明する。この第5実施形態は、水槽3の前部の下部に反射型の赤外線センサ80を設けた点に特徴を有している。赤外線センサ80は、赤外線を発光する発光素子と、赤外線を受光する受光素子を有していて、先端の検出部が回転槽4内に向くように取り付けられている。この場合、赤外線センサ80は、回転槽4が反転する際(正転から逆転へ反転する際、逆転から正転へ反転する際)の回転速度が「0」のタイミングで衣類から至近距離で測定するため、水槽3の前部の下部に設置している。この赤外線センサ80の検出信号も制御装置51に出力される。
制御装置51は、乾燥行程中において、赤外線センサ80を用いて光学的に衣類(布)に含まれる水分量を検出し、これに基づき衣類の乾燥度合(乾燥率)を判定する。衣類に含まれる水分量が多いと吸収される光エネルギーも大きくなる現象を応用して、水分量から乾燥度合(乾燥率)を判定するものである。
この実施形態においては、例えばヒートポンプユニット41に冷媒漏れが生じた場合、あるいは蒸発器37への着霜によって通常の除湿乾燥の障害が発生しても、水分量を直接的に検出して乾燥度合を判定するため、判定の誤差を抑えることが可能となる。
(その他の実施形態)
乾燥度合判定手段としては、第1実施形態における給気側温度センサ54の検出温度である給気側温度T4と排気側温度センサ55の検出温度である排気側温度T3との間の温度差S1の減少度と、蒸発器入口側温度センサ58の検出温度である蒸発器入口側温度T2または蒸発器出口側温度センサ59の検出温度である蒸発器出口側温度T1の減少度、第3実施形態における圧縮機39と送風機42の合計積算電力量、第4実施形態における検出重量の変化、および第5実施形態における赤外線センサ80による水分量の検出データのうち、複数のデータを組み合わせて乾燥度合を判定する構成とすることも可能である。
乾燥手段において、加熱手段は発熱するヒータでもよく、また、除湿手段は水冷式あるいは空冷式の熱交換器でもよい。
洗濯乾燥機としては、ドラム式に限られず、水槽および回転槽の軸線方向が上下方向となる縦軸型の洗濯乾燥機にも適用できる。また、衣類乾燥機としては、洗濯機能がないものにも適用できる。
以上のように本実施形態の衣類乾燥機によれば、乾燥運転時において、衣類の乾燥度合が表示器に表示されるので、使用者はその表示を見ることで現在の乾燥度合を把握することができる。これにより、例えば一部の衣類をアイロン仕上げや部屋干しにしたい、あるいは縮み易い衣類が有る場合などに、使用者の好みの乾燥状態で取り出すことが可能になり、使い勝手の向上を図ることができるようになる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、2は外箱、3は水槽(乾燥室)、4は回転槽(乾燥室)、21は排気口、22は給気口、30は循環風路、37は蒸発器(除湿手段)、38は凝縮器(加熱手段)、39は圧縮機、41はヒートポンプユニット(乾燥手段)、42は送風機、44は操作パネル(表示器)、46は表示部、48はダイヤル、51は制御装置(制御手段、乾燥度合判定手段、重量検出手段)、53は室温用温度センサ、54は給気側温度センサ(給気側温度検出手段)、55は排気側温度センサ(排気側温度検出手段)、58は蒸発器入口側温度センサ(蒸発器温度検出手段)、59は蒸発器出口側温度センサ(蒸発器温度検出手段)、62はモータ用電流センサ(重量検出手段)、66はレベル表示部、69は携帯端末機(表示器)、71はレベル表示部、75は圧縮機用電流センサ、76は送風機用電流センサ、77は制御装置(制御手段、乾燥度合判定手段、重量検出手段、合計積算電力量検出手段)、80は赤外線センサを示す。

Claims (5)

  1. 給気口および排気口を有し内部に被乾燥物が収容される乾燥室と、
    前記乾燥室の外部に設けられ一端部が前記給気口に接続されると共に他端部が前記排気口に接続された循環風路と、
    前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、
    前記送風機により循環される循環空気を加熱する凝縮器と、前記循環空気を冷却除湿する蒸発器と、前記凝縮器及び前記蒸発器へ冷媒を供給する圧縮機と、を有するヒートポンプユニットと、
    前記給気口から前記乾燥室内へ供給される空気の温度である給気側温度を検出する給気側温度検出手段と、
    前記排気口から前記循環風路側へ排出される空気の温度である排気側温度を検出する排気側温度検出手段と、
    前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、
    前記被乾燥物の乾燥度合を判定する乾燥度合判定手段と、
    前記乾燥運転時に前記乾燥度合判定手段が判定した乾燥度合を表示する表示器と、を備え、
    前記乾燥度合判定手段は、乾燥運転時において過乾燥までは前記給気側温度と前記排気側温度との温度差の最大値からの減少度を衣類重量毎の基準データと比較することで乾燥度合を判定し、過乾燥領域では前記蒸発器温度の最高温度からの減少度を衣類重量毎の基準データと比較することで乾燥度合を判定する、
    衣類乾燥機。
  2. 前記表示器において乾燥運転終了時の乾燥度合を設定可能であることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記乾燥度合の設定はダイヤルにて行うことが可能であることを特徴とする請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 前記表示器は情報端末機であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の衣類乾燥機。
  5. 前記情報端末機から運転条件の設定操作が可能であることを特徴とする請求項4記載の衣類乾燥機。
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