JP6103380B2 - 基板用端子 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板に用いられる基板用端子に関する。
特許文献1には、回路基板の接続孔に挿入されて回路基板の導電部(導電路)に半田付けにより接続される基板用端子が開示されている。この基板用端子の外周面には、接続孔への挿入方向の先端部に、先端へ向けて次第に窄まるテーパ面が設けられている。このため、基板用端子は、テーパ面によって回路基板の接続孔に円滑に挿入されるようになっている。
特開2009−230941号公報
上記従来の基板用端子の場合、テーパ面が異物との干渉によって傷付くことがあった。仮に、テーパ面が傷付いて切欠状の段差が生じると、基板用端子が回路基板の接続孔に挿入される際に、テーパ面の段差が回路基板に引っ掛かり、基板用端子の接続孔への挿入動作が円滑に進まないおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、回路基板の接続孔への挿入動作を円滑に進めることが可能な基板用端子を提供することを目的とする。
本発明は、回路基板の接続孔に挿入されて、前記回路基板に形成された導電部と電気的に接続される基板用端子であって、前記接続孔への挿入方向の先端部の外周面には、先端側へ向けて窄まるように傾斜する斜面と、その斜面の先端に切欠状の段差なく連続してさらに先方へ突出する突出面とが設けられ、前記接続孔への挿入方向の最先端部が、前記突出面を有する突部で構成され、前記斜面が稜線を介して隣接する四面で構成され、前記突部が前記稜線と連続する連続稜線を有する角柱状をなし、前記突部における前記接続孔への挿入方向と直交する断面が四角形をなし、前記突出面が前記連続稜線を介して前記接続孔への挿入方向に延出する四つの平面とされているところに特徴を有する。
基板用端子は斜面に案内されて回路基板の接続孔に挿入される。この場合に、基板用端子の最先端部が突部で構成され、突部が斜面の先端から先方に突出する位置に配置されているため、斜面が突部で保護された状態となり傷付くのが防止される。とくに、突部の突出面が斜面の先端に切欠状の段差なく連続してさらに先方へ突出する形態とされるため、斜面ばかりでなく斜面と突出面との間にも切欠状の段差が生じることがなく、基板用端子が回路基板の接続孔に挿入される際に、回路基板に基板用端子が引っ掛かるのが確実に防止される。その結果、回路基板の接続孔に対する基板用端子の挿入動作を円滑に進めることができる。また、基板用端子が回路基板の接続孔に挿入される際に、突部の突出面が回路基板と干渉するのが回避され、基板用端子の挿入動作の円滑性が担保される。また、突部による斜面の保護機能も支障なく発揮される。さらに、基板用端子が平板から容易に製造される。一方、四つの斜面間を仕切る稜線が異物との干渉によって損傷し易いという事情がある。しかし、突部が角柱状をなすため、稜線も突部によって良好に保護され、斜面に加えて稜線も傷付くのが防止される。
本発明の実施例1の基板用端子の部分拡大斜視図である。 回路基板の上方に配置された基板用コネクタの側面図である。 回路基板に取り付けられた基板用コネクタの側面図である。 基板用コネクタの正面図である。 連鎖状態にある基板用端子の展開図である。 比較例における他の基板用端子の部分拡大斜視図である。 回路基板の接続孔への挿入動作が規制される他の基板用端子の部分拡大側面図である。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図5によって説明する。実施例1の基板用端子10は、基板用コネクタ60のコネクタハウジング61に装着された状態で、回路基板90の接続されるものであって、全体として細長い角柱状をなしている。なお、以下の説明において、上下方向については、図2〜図4の各図を基準とし、回路基板90の図示上面を表面とする。
コネクタハウジング61は合成樹脂製であって、図3及び図4に示すように、前方に開口する角筒状のフード部62を備えている。フード部62の下面の後端部には、幅方向に一対の座部63が設けられている。コネクタハウジング61は、両座部63が回路基板90の表面に載せられた状態で、所定の固定手段を介して、回路基板90に取り付け固定される。
基板用端子10は、導電性の金属板を図5に示す形状に打ち抜いた後、キャリア部分70から切り離され、曲げ加工等して一体に成形される。図2及び図3に示すように、基板用端子10は、前後方向に沿って延出する水平部11と、上下方向に沿って延出して水平部11の後端に連なる垂直部12とからなり、全体としてL字形に屈曲する形態とされている。水平部11の延出方向の途中部分には、フード部62の奥壁を貫通してこの奥壁に装着されるハウジング装着部13が設けられている(図5を参照)。ハウジング装着部13の両側縁には、奥壁内に食い込むように張り出す係止突起14が設けられている。
基板用端子10の水平部11のうち、ハウジング装着部13よりも前方の部分は、図4に示すように、フード部62内に突出して配置され、この部分に、図示しない相手端子金具と接続可能な端子接続部15が設けられている。なお、相手端子金具は図示しない相手ハウジングに装着され、相手ハウジングがフード部62内に嵌合されるに伴い、相手端子金具が端子接続部15に接続されるようになっている。また、実施例1の場合、フード部62に装着される基板用端子10は、長さを異にする複数種で構成され、長さの短いものを内側にして、奥壁に上下に分かれて配置される。
基板用端子10の垂直部12の下部には、図3に示すように、回路基板90の接続孔91に挿入されて、接続孔91の内周等に形成された導電部に半田付けにより接続される基板接続部16が設けられている。基板用端子10の垂直部12のうち、基板接続部16よりも下方となる下端部(先端部)には、その外周面に、先端へ向けて次第に窄むテーパ状の斜面17が設けられている。図1に示すように、斜面17は、基板用端子10の垂直部12の断面(接続孔91への挿入方向(上下方向)と直交する断面)が全体として四角形に形成されることに起因し、下端へ向けて次第に幅寸法を小さくする四面で構成され、隣接する面同士が稜線18を挟んで互いに直交して配置されている。
また、図1に示すように、基板用端子10の垂直部12の最下部(最先端部)には、角柱状の突部19が突出して設けられている。突部19の突出量(上下寸法)は、斜面17の上下寸法よりも充分に小さくされている。そして、突部19は、斜面17の下端(窄まり端)と対応するよう、垂直部12の他の部分と相似の断面四角形、詳細には断面正方形をなし、斜面17の下端と切欠状の段差なく連続する突出面21を有している。この場合に、突出面21は、接続孔91への挿入方向に延出する、斜面17の先端幅とほぼ同幅の平面とされ、上述の斜面17間を仕切る稜線18と連続する連続稜線22を有している。突出面21と斜面17とは互いに鈍角に連なり、突部19の下端面(突出端面)は、接続孔91への挿入方向と直交する方向に沿った平坦面23とされている。
次に、回路基板90に対する基板用端子10の接続について説明する。
図2から図4にかけて示すように、回路基板90の表面に、基板用端子10を装着した状態のコネクタハウジング61が載せられる。この場合において、コネクタハウジング61が下降する過程では、まず基板用端子10の突部19が回路基板90の接続孔91に先行して挿入される。このとき、突部19が接続孔91の孔径よりも充分小さい径で構成されているため、回路基板90に突部19が引っ掛かるようなことはまずない。
コネクタハウジング61がさらに下降すると、基板用端子10の突部19を最初として斜面17が回路基板90の接続孔91に挿入される。このとき、仮に、基板用端子10の垂直部12の軸心が接続孔91の中心から位置ずれしていても、回路基板90の表面における接続孔91の開口縁部に斜面17が摺動することで、接続孔91に垂直部12が円滑に挿入される。
図3に示すように、コネクタハウジング61の両座部63が回路基板90の表面に当接する位置に至ると、突部19及び斜面17が回路基板90の裏面側に抜け出て、回路基板90の接続孔91に垂直部12の基板接続部16が挿入される。その状態で、半田付けがなされ、基板接続部16が回路基板90に固定されるとともに回路基板90の導電部に電気的に接続される。
ところで、仮に、図6に示すように、突部19Aの突出面21Aと斜面17Aとの間に、切欠状の段差26が形成されている基板用端子10Aが用いられるとすると、図7に示すように、回路基板90の表面における接続孔91の開口縁部に段差26が引っ掛かり、その引っ掛かり位置で接続孔91に対する基板用端子10Aの挿入動作がいったん停止されるため、該挿入動作を円滑に進めることができない懸念がある。
その点、実施例1の基板用端子10の場合、突部19の突出面21と斜面17とが切欠状の段差なく連続する形態になっているため、回路基板90の表面等に垂直部12の下端部が引っ掛かることがなく、基板用端子10の挿入動作を円滑に進めることができる。また、実施例1によれば、基板用端子10の最下端部に突部19が設けられ、この突部19が斜面17よりも下方に突出して配置されているため、斜面17が突部19によって外部異物から保護された状態に保たれる。よって、斜面17が外部異物との干渉に起因して傷付くのが防止される。その結果、斜面17の平面性が維持され、回路基板90の表面等に斜面17が引っ掛かることもない。
さらに、突部19の突出面21が接続孔91への挿入方向に沿った平面とされるため、基板用端子10が回路基板90の接続孔91に挿入される際に、突部19の突出面21が回路基板90の表面等と干渉するおそれも少なく、基板用端子10の挿入動作の円滑性が担保される。また、突出面21が平面であれば、突部19による斜面17の保護機能も支障なく発揮される。
さらにまた、基板用端子10の断面が四角形をなすため、基板用端子10が金属板から容易に製造される一方、四つの斜面17間を仕切る稜線18が異物との干渉によって損傷し易いという事情があるものの、実施例1によれば、稜線18と連続する連続稜線22を有する角柱状の突部19によって斜面17の稜線18が良好に保護された状態となり、斜面17に加えて稜線18の損傷も阻止される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)基板用端子は、全体としてL字形に屈曲するのではなく一直線状に延びる形態であってもよい。
(2)斜面は、同一のテーパ角で傾斜する場合に限らず、曲面状に傾斜する形態であってもよい。
10…基板用端子
11…水平部
12…垂直部
16…基板接続部
17…斜面
18…稜線
19…突部
21…突出面
22…連続稜線
60…基板用コネクタ
61…コネクタハウジング
90…回路基板
91…接続孔

Claims (1)

  1. 回路基板の接続孔に挿入されて、前記回路基板に形成された導電部と電気的に接続される基板用端子であって、
    前記接続孔への挿入方向の先端部の外周面には、先端側へ向けて窄まるように傾斜する斜面と、その斜面の先端に切欠状の段差なく連続してさらに先方へ突出する突出面とが設けられ、前記接続孔への挿入方向の最先端部が、前記突出面を有する突部で構成され
    前記斜面が稜線を介して隣接する四面で構成され、
    前記突部が前記稜線と連続する連続稜線を有する角柱状をなし、前記突部における前記接続孔への挿入方向と直交する断面が四角形をなし、
    前記突出面が前記連続稜線を介して前記接続孔への挿入方向に延出する四つの平面とされていることを特徴とする基板用端子。
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