JP6100519B2 - 映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 - Google Patents
映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6100519B2 JP6100519B2 JP2012279506A JP2012279506A JP6100519B2 JP 6100519 B2 JP6100519 B2 JP 6100519B2 JP 2012279506 A JP2012279506 A JP 2012279506A JP 2012279506 A JP2012279506 A JP 2012279506A JP 6100519 B2 JP6100519 B2 JP 6100519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- user
- viewing
- schedule
- scheduled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
例えば、午後8時から放送開始されるテレビ番組を見逃さずに見るためには、(1)同番組が始まる前にテレビを付けて手動で選局する方法、(2)視聴予約をしておくことで、同時刻になるときに、テレビが自動的に選局してくれる方法、(3)録画予約をしておき、一旦録画しておいて、好きな時刻に、録画された同番組を再生する方法がある。
前記補助デバイスは、ユーザの視聴予定映像及び行動予定について、ユーザスケジュールデータベースで管理するユーザスケジュール管理部と、ユーザの位置状況を推定するユーザ状況推定部と、を備える。
前記映像受信再生デバイスは、受信可能な映像に関する予定情報が登録された映像スケジュールデータベースと、前記補助デバイスのユーザ状況推定部及びユーザスケジュール管理部と連携し、映像スケジュールデータベースに基づいて、そのときのユーザ位置状況に適した視聴方法を決定する視聴方法決定部と、前記視聴方法決定部で決定された視聴方法に基づいて、受信映像の再生・録画に関して制御する映像制御部と、を備える。
そして、前記ユーザ状況推定部は、ユーザ状況として、ユーザの現在位置と映像受信再生デバイスの所在位置との位置関係を算出し、
前記ユーザスケジュール管理部は、現在時刻と、ユーザスケジュールデータベースに登録されている映像視聴の行動予定の開始時刻との時間差(予定待機時間)を算出し、
前記視聴方法決定部は、前記位置関係と時間差の関係から、1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する、3視聴予定映像を補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを決定する。
請求項2の発明は、請求項1の映像視聴システムにおいて、
前記視聴方法決定部は、前記1〜3のいずれかを決定するに際し、前記補助デバイスのバッテリー状況を考慮して決定することを特徴としている。
前記ユーザスケジュール管理部は、
ユーザの行動予定を入力するための行動予定入力部を備え、
日常の行動予定や行事に対するユーザの行動予定を入力したり、前記映像スケジュールデータベースの内容を参照して、映像視聴の行動予定として指定した日時に視聴予定映像を観るという行動予定を入力可能とすることを特徴としている。
前記映像受信再生デバイスは、 テレビ放送波からテレビ放送信号を受信するチューナ部、又は、インターネットのストリーミング配信型の映像も受信できるインターネット接続部を備えることで映像を受信することを特徴としている。
前記補助デバイスは、
前記映像受信再生デバイスとの間でデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部を通じて映像受信再生デバイスが再生する映像を受信し、再生する映像受信再生部と、を備えることを特徴としている。
前記視聴方法決定部は、
映像視聴の行動予定通りに視聴できない場合、又は、ユーザ状況に適した視聴方法が決定されなかった場合、視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画することを特徴としている。
前記視聴方法決定部は、
ユーザの現在位置が映像受信再生デバイスが設置されたユーザの自宅内であり、予定待機時間が所定以内である場合、映像受信再生デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定し、
ユーザの現在位置がユーザの自宅内であり、時間差が所定以上である場合、補助デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定し、
ユーザの現在位置がユーザの自宅外である場合、映像受信再生デバイスで受信・録画すると決定することを特徴としている。
前記視聴方法決定部は、
映像受信再生デバイスの設置場所が、ユーザの現在位置から近い高速インターネット通信可能なスポットであり、
予定待機時間が所定以内である場合、前記映像受信再生デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定することを特徴としている。
前記視聴方法決定部において予定待機時間を元に決定判断に利用する所定値は、現在位置から映像受信再生デバイスの所在位置までのユーザの移動時間であることを特徴としている。
映像の再生制御を行う再生制御部を備え、
前記視聴方法決定部は、ユーザ状況から推測して、映像視聴の行動予定の時間通り視聴できない場合、視聴予定映像の重要箇所のみを抽出することを前記再生制御部に通知し
前記再生制御部は、視聴予定映像の重要箇所のみを再生することを特徴としている。
前記再生制御部は、ユーザの周辺環境(映像を出力できるが音は出力できない、あるいは、映像を出力できないが音は出力できる)に合わせて、映像を出力しない又は音を出力しないで再生することを特徴としている。
行動予定入力部にて入力された行動予定と、ユーザスケジュールデータベース内の行動予定とを照合して、競合する行動予定が存在した場合は、双方の重要度を算出し、優先度の高い行動予定を優先してユーザスケジュールデータベース内に登録・更新する行動予定制御部を備えることを特徴としている。
映像視聴に関する行動予定の重要度は、映像解析、テキスト解析、ユーザ嗜好分析の少なくともいずれかを用いて算出することを特徴としている。
前記行動予定は、ユーザ自身の行動予定だけでなく、自身の行動予定に影響を与える他人の行動予定も含めることを特徴としている。
受信可能な映像に関する予定情報が登録された映像スケジュールデータベースと、
前記モバイル端末からのユーザの視聴予定映像及び行動予定のスケジュール及びユーザの位置情報から、ユーザ状況に適した視聴方法として1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する、3視聴予定映像を補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを決定する視聴方法決定部と、
前記視聴方法決定部で決定された視聴方法に基づいて、受信映像の再生・録画に関して制御する映像制御部と、
を備えることを特徴といている。
請求項17の発明は、映像受信再生デバイスと、ユーザが所持する補助デバイスとが通信を介して連携して、映像を表示・録画する映像視聴方法であって、
前記補助デバイスにおいて、ユーザの視聴予定映像及び行動予定について、ユーザスケジュールデータベースで管理するとともにユーザの位置状況を推定し、
これらの情報からユーザ状況に適した視聴方法を前記映像受信再生デバイスが備える視聴方法決定部で決定するに際し、1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する、3視聴予定映像を補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを行う
ことを特徴としている。
また、スケジュール帳上でスケジュール内容を変更するのに連動して、映像受信再生デバイスにより自動的に視聴予約および録画予約、録画、チャンネル切り替えなどを自動制御する。
さらに、ユーザ状況、予定しているスケジュール、テレビ番組の重要性に応じて、新規登録および変更時にスケジュール内容や視聴方法の候補を提示する。
また、スケジュールを新規登録するとき、変更するとき、予定していたスケジュールを変更する必要性が生じたとき、スケジュール方法および視聴方法の候補を、ユーザの状況、他のスケジュール、テレビ番組の重要性に応じて、自動的に提示することができる。
映像視聴システムは、映像の受信及び出力を行う映像受信再生デバイス(STB)1と、映像受信再生デバイスに対して遠隔操作を行う補助デバイス(モバイル端末)2を備えて構成されている。映像受信再生デバイス(STB)1は、テレビ受像機3に映像を出力するようになっている。図1では、映像受信再生デバイス1とテレビ受像機3とを分けているが、一体の構成であってもよい。
映像受信再生デバイス1は、テレビ放送波からテレビ放送信号を受信するチューナ部、又は、インターネットのストリーミング配信型の映像も受信できるインターネット接続部を備えることで映像を受信するように構成されている。
STB通信部21は、映像受信再生デバイス1のモバイル端末通信部15との間でデータの送受信を行うものである。したがって、映像受信再生デバイス1のモバイル端末通信部15と、補助デバイス2のSTB通信部21とが通信を介して連携している。
ユーザスケジュール管理部24は、ユーザにより入力されたユーザの映像視聴の行動予定及び日常の行動予定や行事などのユーザの行動予定を管理し、例えば「映像を視聴する」等の行動スケジュール(スケジュール帳)がユーザスケジュールデータベース22に格納される。また、スケジュール帳は、モバイル端末が備える表示部に表示可能に構成されている。
映像視聴に関する行動予定の重要度は、例えば、映像解析、テキスト解析、ユーザ嗜好分析の少なくともいずれかを用いて算出するようになっている。
テキスト解析を用いて算出する重要度は、時系列で投稿されたインターネット上の書き込みから、盛り上がり区間や重要区間を推定するテキスト解析技術を利用して得られた特徴量を元に映像の重要性を算出した値とする。
ユーザ嗜好分析を用いて算出する重要度は、ユーザの視聴履歴に基づいたユーザの嗜好分析技術を利用して得られた特徴量を元に映像の重要性を算出した値とする。
映像制御部11は、映像の受信・再生・録画を制御するもので、録画する場合は映像を録画映像記録部12へ出力する。録画映像記録部12は、受信した映像を映像データベース13に格納する。また、後述するように、視聴方法決定部14で決定された視聴方法に基づいて、受信映像の再生・録画に関する制御を行う。
例えば、映像視聴の行動予定通りに視聴できない場合、又は、ユーザ状況に適した視聴方法が決定されなかった場合、視聴方法決定部14は、視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画するよう決定する。
また、ユーザの現在位置が映像受信再生デバイスが設置されたユーザの自宅内であり、予定待機時間が所定以内である場合、視聴方法決定部14は、映像受信再生デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定する。
ユーザの現在位置がユーザの自宅内であり、時間差が所定値以上である場合、視聴方法決定部14は、補助デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定する。この場合、視聴方法決定部14において予定待機時間を元に決定判断に利用する所定値は、現在位置から映像受信再生デバイスの所在位置までのユーザの移動時間とする。
ユーザの現在位置がユーザの自宅外である場合、視聴方法決定部14は、映像受信再生デバイスで受信・録画すると決定する。
映像スケジュールデータベース16は、受信可能な映像に関する予定情報が登録されており、例えば配信されたテレビ番組表の番組スケジュールが格納されている。
例えば、視聴方法決定部14により、ユーザ状況から推測して、映像視聴の行動予定の時間通り視聴できない場合は、視聴予定映像の重要箇所のみを抽出することを再生制御部17に通知し、再生制御部17は、視聴予定映像の重要箇所のみを再生することで再生時間の短縮化を図る。
また、再生制御部17は、ユーザの周辺環境(映像を出力できるが音は出力できない、あるいは、映像を出力できないが音は出力できる)に合わせて、映像を出力しない又は音を出力しないで再生するよう制御してもよい。
或いは、ユーザの行動予定の空き時間に合わせて、時系列で投稿されたインターネット上の書き込みから映像の盛り上がり区間や重要区間を推定する既存のテキスト解析技術を利用してダイジェスト映像を再生してもよい。
再生を想定するテレビ番組は、
・地上波デジタル放送、BSデジタル放送、および、CSデジタル放送
・インターネット上のストリーミング放送(特に、ライブ限定で録画できないもの)
である。
また、これらの属性情報は、「番組名」「放送局」「放送開始日時」「放送終了日時」「内容」「出演者」「番組カテゴリ」とする。
・自分の(テレビ番組かどうかに関わらない)登録済みスケジュール
属性情報は、「名称」「開始日時」「終了日時」とする。
・あらかじめ登録してある自分以外の登録済みスケジュール
属性情報は、「名称」「開始日時」「終了日時」とする。
・ユーザの移動状況
属性情報としては、
「場所(住所)」
「状況(止まっている/歩いている/走っている/交通機関で移動している/それ以外)」
「周辺環境(音声付動画を視聴できる/音声出力できない/映像出力できない)」
「ユーザ所有端末の通信環境(宅内無線LANスポット/モバイル通信/公衆無線LANスポット)」
「最近隣(宅内あるいは公衆)無線LANスポットまでの距離」
とする。
・対象のテレビ番組(放送前)に関するインターネット解析情報に基づく重要度
属性上表としては、「インターネット上での当該テレビ番組に関する情報(ブログ、Twitter、口コミなど)を解析して得られる当該テレビ番組全体の重要度」
・対象のテレビ番組(放送済み)に関するインターネット解析情報に基づく重要度
属性情報としては、「インターネット上での当該テレビ番組に関する情報(ブログ、Twitter、口コミなど)を解析して得られる当該テレビ番組全体の重要度」および「テレビ番組の進行に合わせてインターネット情報を時系列に解析して得られるテレビ番組の区間ごとの重要度」とする。
・対象のテレビ番組(放送済み)に関する映像解析情報に基づく重要度
属性情報としては、「映像解析によって得られる当該テレビ番組全体の重要度」および「テレビ番組の進行に合わせて映像解析して得られるテレビ番組の区間ごとの重要度」とする。
ユーザが事前に視聴したいテレビ番組について、登録済みテレビ番組としてユーザスケジュールデータベース22に登録した場合に、テレビ番組の開始時刻になったときの映像視聴システムの動作について、図2のスケジュール表及び図3のフローチャート図を参照して説明する。
放送中番組である場合は、ユーザ状況推定部23からの情報によりユーザがテレビの前かどうかを判断し(ステップ34)、ユーザがテレビの前にいる場合には、テレビ受像機3において選局したテレビ番組を表示する(ステップ35)。
ステップ34においてユーザがテレビの前にいない場合には、テレビ番組を録画し(ステップ36)、録画中情報をユーザスケジュールデータベース22に更新する(ステップ37)。
ステップ33において登録済みテレビ番組が録画済番組である場合は、補助デバイス2のユーザスケジュール管理部24に対してスケジュール変更依頼情報の送信を行う(ステップ38)。
すなわち、映像制御部11は、対象テレビ番組がユーザスケジュールデータベース22に登録されている番組か、対象テレビ番組が実際放送中のもの/録画されているものの区別、ユーザがテレビの前にいるかどうかの区別に基づいて、対象テレビ番組をテレビ受像機3に表示するか、録画するか、スケジュールを変更させるかを切り替える。
補助デバイス2のユーザスケジュールデータベース22に対して、テレビ番組スケジュールの新規追加を行う場合、それに伴うモバイル端末側及びSTB側の動作について、図4のテレビ番組表及びスケジュール表、図5(a)(b)のフローチャート図を参照して説明する。
補助デバイス2のユーザスケジュールデータベース22でテレビ番組スケジュールの新規追加を行う場合、今の時刻と、新規登録されたテレビ番組の実際の放送開始時刻との関係性に基づいて、映像受信再生デバイス(STB)1が自動的に動作を切り替える。すなわち、映像制御部11は、登録された対象テレビ番組が実際放送中のもの/録画されているものの区別、ユーザがテレビの前にいるかどうかの区別に基づいて、対象テレビ番組をテレビに表示するか、録画するか、ユーザスケジュールデータベース22に追加するかを切り替える。
映像受信再生デバイス(STB)1側では、モバイル端末通信部15が補助デバイス2側からの新規登録情報を受信すると(ステップ57)、ユーザスケジュールデータベース22の追加・更新を行う(ステップ58)。
テレビ番組スケジュールの新規追加において、今の時刻と、新規登録されたテレビ番組の実際の放送開始時刻との関係性に基づいて、映像受信再生デバイス1が自動的に動作を切り替える。
また、図6(b)の番組表及びスケジュール表に示すように、今の時間が14時30分である時、新規登録番組(Y-15-01)の開始時間が14時30分より以後の15時である場合、番組(Y-15-01)を選択した時に、スケジュール表では15時から番組(z-21-01)が視聴予定である場合、番組(Y-15-01)は録画映像を視聴するものと判断し、希望視聴時間を入力することで、例えば15時30分から番組(Y-15-01)を視聴することがユーザスケジュールデータベースに追加される。
ステップ74でスケジュールの空きがない場合には、ユーザにテレビ番組の再生か録画かを選択させる(ステップ76)。
ステップ73でユーザがテレビの前にいない場合は、テレビ番組を録画し(ステップ77)、録画中情報をユーザデータベースに更新する(ステップ78)。
ステップ72で放送中の番組でない場合、予約情報をユーザデータベースに更新する(ステップ79)。
すなわち、映像制御部11は、登録された対象テレビ番組が実際放送中のもの/録画されているものの区別、ユーザがテレビの前にいるかどうかの区別に基づいて、対象テレビ番組をテレビに表示するか、録画するか、ユーザスケジュールデータベース22に追加するかを切り替える。
補助デバイス2のユーザスケジュールデータベース22に対して、テレビ番組スケジュールの変更を行う場合、それに伴うモバイル端末側及びSTB側の動作について、図8のテレビ番組表及びスケジュール表、図9(a)(b)のフローチャート図を参照して説明する。
ユーザスケジュールデータベース22のスケジュール表(図8(a))に表示された既に登録された視聴予定の番組をチェックすることで、登録済の番組データが表示された入力画面(図8(b))が表示され、変更する視聴時間を入力し登録ボタンを押すことで、そのデータがスケジュール表(図8(c))に反映される。
映像受信再生デバイス(STB)1側では、モバイル端末通信部15が補助デバイス2側からの変更情報を受信すると(ステップ97)、ユーザスケジュールデータベース22のスケジュール帳(図8(b))を更新する(ステップ98)。
次に、上述した基本動作に加えて、スケジュールを新規登録する時、変更する時、予定しているスケジュールを変更する必要性が生じた時において、スケジュール方法及び視聴方法の候補をユーザの状況、他のスケジュール、テレビ番組の重要性に応じて、自動的かつ適応的に提示する場合について説明する。
現在時刻と、直近の登録済みテレビ番組スケジュールの開始時刻とを随時比較し、ユーザの移動状況から判断して、当該テレビ番組を視聴できないと判断できたとき、本動作を行う。
その判断は、現在時刻、ユーザの現在地、および、ユーザの移動状況から、ユーザが自宅のテレビ受像機の前に着く時刻を予測し、当該テレビ番組の視聴開始時刻よりも遅れるかどうかを比較する。
対象テレビ番組を新規登録あるいは変更して、同登録時間帯に他のスケジュールがすでに登録されていて競合するとき、本動作を行う。
また、登録しようとしたテレビ番組が、地デジ/BS/CS放送で現在放送中あるいは間もなく放送される番組のとき、あるいは、ライブ限定で録画もできないインターネットストリーミング番組のとき、その重要度の方が高いと判定する。もし、競合する番組ともに現在放送中あるいは間もなく放送される番組など、条件が同じ場合には、先に登録している方を優先して、後から登録しようとした方を録画に回した後、その視聴スケジュール内容および視聴方法の候補を提示する。
すなわち、当該テレビ番組が放送済みで録画されている場合、ユーザは今すぐでなくても、いつでもそのテレビ番組を見ることができるため、競合した優先度の高かったテレビ番組のスケジュールの前後の時間帯の中で、当該テレビ番組の視聴時間が埋まる最も近い時間帯を自動的に探索し、ユーザに提示する。
Claims (17)
- 映像受信再生デバイスと、ユーザが所持する補助デバイスとが通信を介して連携して、映像を表示・録画する映像視聴システムであって、
前記補助デバイスは、
ユーザの視聴予定映像及び行動予定について、ユーザスケジュールデータベースで管理するユーザスケジュール管理部と、
ユーザの位置状況を推定するユーザ状況推定部と、
を備え、
前記映像受信再生デバイスは、
受信可能な映像に関する予定情報が登録された映像スケジュールデータベースと、
前記補助デバイスのユーザ状況推定部及びユーザスケジュール管理部と連携し、映像スケジュールデータベースに基づいて、そのときのユーザ位置状況に適した視聴方法を決定する視聴方法決定部と、
前記視聴方法決定部で決定された視聴方法に基づいて、受信映像の再生・録画に関して制御する映像制御部と、を備え、
前記ユーザ状況推定部は、ユーザ状況として、ユーザの現在位置と映像受信再生デバイスの所在位置との位置関係を算出し、
前記ユーザスケジュール管理部は、現在時刻と、ユーザスケジュールデータベースに登録されている映像視聴の行動予定の開始時刻との時間差(予定待機時間)を算出し、
前記視聴方法決定部は、前記位置関係と時間差の関係から、1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する、3視聴予定映像を補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを決定する
ことを特徴とする映像視聴システム。 - 前記視聴方法決定部は、前記1〜3のいずれかを決定するに際し、前記補助デバイスのバッテリー状況を考慮して決定する請求項1に記載の映像視聴システム。
- 前記補助デバイスは、
前記視聴方法決定部にて決定された視聴方法をユーザに提示する提示部を備え、
前記視聴方法に対してユーザが了承したことを示す入力がなされた場合に、その視聴方法に基づいて前記視聴方法決定部から提示された視聴方法を、前記映像制御部に通知する請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記ユーザスケジュール管理部は、
ユーザの行動予定を入力するための行動予定入力部を備え、
日常の行動予定や行事に対するユーザの行動予定を入力したり、前記映像スケジュールデータベースの内容を参照して、映像視聴の行動予定として指定した日時に視聴予定映像を観るという行動予定を入力可能とする請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記映像受信再生デバイスは、
テレビ放送波からテレビ放送信号を受信するチューナ部、又は、インターネットのストリーミング配信型の映像も受信できるインターネット接続部を備えることで映像を受信する請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記補助デバイスは、
前記映像受信再生デバイスとの間でデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部を通じて映像受信再生デバイスが再生する映像を受信し、再生する映像受信再生部と、
を備える請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記視聴方法決定部は、
映像視聴の行動予定通りに視聴できない場合、又は、ユーザ状況に適した視聴方法が決定されなかった場合、視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する
請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記視聴方法決定部は、
ユーザの現在位置が映像受信再生デバイスが設置されたユーザの自宅内であり、予定待機時間が所定以内である場合、映像受信再生デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定し、
ユーザの現在位置がユーザの自宅内であり、時間差が所定以上である場合、補助デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定し、
ユーザの現在位置がユーザの自宅外である場合、映像受信再生デバイスで受信・録画すると決定する
請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記視聴方法決定部は、
映像受信再生デバイスの設置場所が、ユーザの現在位置から近い高速インターネット通信可能なスポットであり、
予定待機時間が所定以内である場合、前記映像受信再生デバイスで視聴予定映像を受信・再生すると決定する
請求項1に記載の映像視聴システム。 - 前記視聴方法決定部において予定待機時間を元に決定判断に利用する所定値は、現在位置から映像受信再生デバイスの所在位置までのユーザの移動時間である請求項8に記載の映像視聴システム。
- 映像の再生制御を行う再生制御部を備え、
前記視聴方法決定部は、ユーザ状況から推測して、映像視聴の行動予定の時間通り視聴できない場合、視聴予定映像の重要箇所のみを抽出することを前記再生制御部に通知し、
前記再生制御部は、視聴予定映像の重要箇所のみを再生する
請求項1から10のいずれかに記載の映像視聴システム。 - 前記再生制御部は、ユーザの周辺環境(映像を出力できるが音は出力できない、あるいは、映像を出力できないが音は出力できる)に合わせて、映像を出力しない又は音を出力しないで再生する請求項11に記載の映像視聴システム。
- 行動予定入力部にて入力された行動予定と、ユーザスケジュールデータベース内の行動予定とを照合して、競合する行動予定が存在した場合は、双方の重要度を算出し、優先度の高い行動予定を優先してユーザスケジュールデータベース内に登録・更新する行動予定制御部を備える請求項1から10のいずれかに記載の映像視聴システム。
- 映像視聴に関する行動予定の重要度は、映像解析、テキスト解析、ユーザ嗜好分析の少なくともいずれかを用いて算出する請求項13に記載の映像視聴システム。
- 前記行動予定は、ユーザ自身の行動予定だけでなく、自身の行動予定に影響を与える他人の行動予定も含める請求項1から10のいずれかに記載の映像視聴システム。
- ユーザが所持しユーザの視聴予定映像及び行動予定を管理するスケジュール帳を備えると共に、ユーザの位置状況を推定する機能を備えたモバイル端末に対して、通信を介して連携することで映像を表示・録画する装置であって、
受信可能な映像に関する予定情報が登録された映像スケジュールデータベースと、
前記モバイル端末からのユーザの視聴予定映像及び行動予定のスケジュール及びユーザの位置情報から、ユーザ状況に適した視聴方法として1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・録画する、3視聴予定映像を補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを決定する視聴方法決定部と、
前記視聴方法決定部で決定された視聴方法に基づいて、受信映像の再生・録画に関して制御する映像制御部と、
を備えることを特徴とする視聴スケジュール管理装置。 - 映像受信再生デバイスと、ユーザが所持する補助デバイスとが通信を介して連携して、映像を表示・録画する映像視聴方法であって、
前記補助デバイスにおいて、ユーザの視聴予定映像及び行動予定について、ユーザスケジュールデータベースで管理するとともにユーザの位置状況を推定し、
これらの情報からユーザ状況に適した視聴方法を前記映像受信再生デバイスが備える視聴方法決定部で決定するに際し、1視聴予定映像を映像受信再生デバイスで受信・再生する、2映像受信再生デバイスで受信・録画する、3補助デバイスで受信・再生する、の前記1〜3のいずれかを行う
ことを特徴とする映像視聴方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012279506A JP6100519B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012279506A JP6100519B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014123886A JP2014123886A (ja) | 2014-07-03 |
JP6100519B2 true JP6100519B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=51404049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012279506A Active JP6100519B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6100519B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556350B2 (ja) * | 2001-06-07 | 2010-10-06 | ソニー株式会社 | 記録予約方法及びスケジュール管理装置 |
JP2003230064A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-15 | Alpine Electronics Inc | 番組表表示装置および放送受信装置 |
JP2003274377A (ja) * | 2002-03-14 | 2003-09-26 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 録画予約受付配信方法およびシステム |
JP2006113744A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
JP2006166127A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Ricoh Co Ltd | 情報機器 |
JP5011568B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-08-29 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 放送受信装置及びプログラム |
JP4820332B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2011-11-24 | ヤフー株式会社 | Tv番組録画撮り忘れ防止用管理サーバ、防止システム、及び防止方法 |
JP5596622B2 (ja) * | 2011-05-26 | 2014-09-24 | 日本電信電話株式会社 | ダイジェスト映像情報提供装置、ダイジェスト映像情報提供方法、およびダイジェスト映像情報提供用プログラム |
-
2012
- 2012-12-21 JP JP2012279506A patent/JP6100519B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014123886A (ja) | 2014-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101536520B (zh) | 交互式媒体指南应用程序的配置文件的管理 | |
CN102202241B (zh) | 交互式媒体指南应用程序的配置文件的管理 | |
CN102883191B (zh) | 用于交互式媒体环境内的剧集跟踪的系统和方法 | |
US20150019332A1 (en) | Systems and Methods for Providing User Interface Features Associated with Distribution of Media Programs by Way of a Network of Media Vending Kiosks | |
EP2325766A2 (en) | Method and apparatus for managing content service in network based on content use history | |
EP1983667B1 (en) | Apparatus and method for managing personal schedule and broadcasting program | |
KR101372100B1 (ko) | 전자프로그램 가이드 표시 장치 및 방법 | |
US8954313B2 (en) | Media content presentation in a selected language | |
JP2012253816A (ja) | 調査システム | |
JP2011078112A5 (ja) | ||
US11889144B2 (en) | Methods and systems for dynamically optimizing content for consumption on a scheduled trip | |
JP4897727B2 (ja) | 情報処理方法、クライアント端末装置、情報提供方法、コンピュータ実行可能なプログラム、及び記録媒体 | |
JP5240979B2 (ja) | 情報処理装置、推薦情報提供サーバ、推薦情報提供システム、推薦情報取得方法、推薦情報提供方法およびプログラム | |
US8935712B2 (en) | Broadcast receiver, broadcasting program selection method and storage medium thereof | |
JP5820222B2 (ja) | コンテンツ録画支援システム及び方法、コンテンツ録画装置 | |
US9912997B2 (en) | System and method to determine content items and associated toggle triggers for a viewer | |
JP6100519B2 (ja) | 映像視聴システム及び方法並びに視聴スケジュール管理装置 | |
JP2015027044A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム | |
KR102258390B1 (ko) | 전자 기기 및 전자 기기의 제어 방법 | |
WO2014084803A1 (en) | Event management for television programming | |
JP4768282B2 (ja) | コンテンツ再生システム | |
JP6736517B2 (ja) | 電子装置および方法 | |
KR101355082B1 (ko) | 프로그램 녹화 방법 및 장치 | |
KR101465797B1 (ko) | 녹화 서비스 제공 방법 | |
JP2004363689A (ja) | 録画再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160727 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6100519 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |