JP2006166127A - 情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない時間で効率的に録画データを視聴するためのスケジュールを作成する情報機器を提供する。
【解決手段】放送番組の録画予定を入力し、前記入力された放送番組を取り込んで番組情報と録画データとを記憶するとともに、該録画データの視聴状態を管理する。また、個人の生活スケジュールや前記録画データの視聴予定を行動予定として入力する。これらの録画予定、録画された録画データの番組情報と視聴状況および行動スケジュールを評価して、最適または準最適なスケジュールを作成する。これにより、単に録画と視聴のスケジュールだけでなく、他の生活スケジュールも合わせてスケジューリングできるので、効率的な視聴が行える。
【選択図】図1
【解決手段】放送番組の録画予定を入力し、前記入力された放送番組を取り込んで番組情報と録画データとを記憶するとともに、該録画データの視聴状態を管理する。また、個人の生活スケジュールや前記録画データの視聴予定を行動予定として入力する。これらの録画予定、録画された録画データの番組情報と視聴状況および行動スケジュールを評価して、最適または準最適なスケジュールを作成する。これにより、単に録画と視聴のスケジュールだけでなく、他の生活スケジュールも合わせてスケジューリングできるので、効率的な視聴が行える。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報機器に関し、具体的には、放送などの録画データを視聴するためのスケジュールを作成する情報機器に関する。
近年、大容量のハードディスク装置を備えたホームサーバなどの情報機器により、非常に多くの番組を簡単に録画できるようになってきている。例えば、ユーザが明示的に録画予約を行わなくても、番組情報からユーザの好みに合うと予想される番組を自動的に録画する装置などでは、自動的に非常に多くの番組が簡単に録画される。
しかしながら、非常に多くの番組を録画しても、それを再生して視聴する時間が足りなくなるという問題が出てきた。
また、録画する時間が長くなると再生しようとしたときに、録画が行われていて再生が行えないという場合が増えてしまうという問題も生じてきた。
このような問題に対して、特許文献1や特許文献2のように、録画と視聴(再生)のスケジュールを情報機器側で作成する機能が提案されている。
また、録画する時間が長くなると再生しようとしたときに、録画が行われていて再生が行えないという場合が増えてしまうという問題も生じてきた。
このような問題に対して、特許文献1や特許文献2のように、録画と視聴(再生)のスケジュールを情報機器側で作成する機能が提案されている。
特許文献1の技術は、放送される番組の番組情報を取得し、取得された番組情報と、ユーザの操作履歴からユーザの好み情報を抽出し、抽出された好み情報に基づいて取得された番組の評価を行い、この番組の評価結果に基づいて、受信される番組の視聴と録画を時間軸上に配置してスケジュールを作成している。
また、特許文献2の技術は、放送局から送出された放送番組毎の特徴を示す番組特徴データを含む放送番組案内を抽出し、ユーザの番組視聴及び/又は録画の履歴情報に基づいて番組特徴データに関する頻度データを生成する。この頻度データに基づいて放送番組案内から放送番組を選択して視聴予定表内に割り当て、録画済み番組のうち未視聴番組を判別して視聴予定表内の空き時間帯に割り当てることによって、ユーザの嗜好に合った番組及び録画済み番組を視聴するための視聴予定表を作成している。
一方、外出先からスケジューラを制御する特許文献3のようなシステムも提案されている。
特許文献3の技術は、ユーザの個人データを格納する個人情報サーバと、ユーザの予定を管理するスケジューラと、ネットワークに接続された機器のリモコンとを設け、携帯ブラウザ端末を使用して家庭や職場に設置したネットワーク接続したリモコン装置をコントロールして対象機器を制御するようにして、家庭や職場の機器を外出先から簡単に制御できるようにしている。
特開2002−374462号公報
特開2003−189206号公報
特開2002−57971号公報
特許文献3の技術は、ユーザの個人データを格納する個人情報サーバと、ユーザの予定を管理するスケジューラと、ネットワークに接続された機器のリモコンとを設け、携帯ブラウザ端末を使用して家庭や職場に設置したネットワーク接続したリモコン装置をコントロールして対象機器を制御するようにして、家庭や職場の機器を外出先から簡単に制御できるようにしている。
上記特許文献1および特許文献2におけるスケジュール機能では、録画と視聴のスケジューリングは行っている。また、上記特許文献3では、家庭の機器を管理制御するアイデアは提案されている。
しかしながら、上記の特許文献では、次のような問題点がある。
しかしながら、上記の特許文献では、次のような問題点がある。
(1)家族の生活スケジュールを考慮したスケジューリングではない。
(2)家族が一人の場合しか考慮されておらず、複数人で利用する場合に生じる次のような問題点については考慮されていない。
・自動録画機能を使用した場合、家族の嗜好情報が混ざってしまう。
・録画時間と視聴時間の衝突が発生しやすい。
・録画したデータを削除した場合、予約した全ての人が見ていない場合がある。
・記録装置(HDDなど)の容量を一部の人が使い過ぎているのをチェックできない。
・家族の誰かがスケジュールを変更したときに、自分のスケジュールに変更が生じる可能性があることを考慮していない。
(3)家庭の機器を管理制御している場合に、視聴するために必要な家庭の機器に対する管理データの入力が面倒であり、また、家族全員のスケジュールに合わせて入力するのも面倒である。
(2)家族が一人の場合しか考慮されておらず、複数人で利用する場合に生じる次のような問題点については考慮されていない。
・自動録画機能を使用した場合、家族の嗜好情報が混ざってしまう。
・録画時間と視聴時間の衝突が発生しやすい。
・録画したデータを削除した場合、予約した全ての人が見ていない場合がある。
・記録装置(HDDなど)の容量を一部の人が使い過ぎているのをチェックできない。
・家族の誰かがスケジュールを変更したときに、自分のスケジュールに変更が生じる可能性があることを考慮していない。
(3)家庭の機器を管理制御している場合に、視聴するために必要な家庭の機器に対する管理データの入力が面倒であり、また、家族全員のスケジュールに合わせて入力するのも面倒である。
本発明は、上記の実情を考慮してなされたものであって、少ない時間で効率的に録画データを視聴するためのスケジュールを作成する情報機器を提供することを目的とする。
さらに、作成されたスケジュールを基にして、ユーザが新たに操作することなく家庭内の機器を制御する制御データを入力できる情報機器を提供することを目的とする。
さらに、作成されたスケジュールを基にして、ユーザが新たに操作することなく家庭内の機器を制御する制御データを入力できる情報機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、放送番組の録画予定を入力する録画スケジュール入力部と、前記録画スケジュール入力部で指定された放送番組を取り込んで番組情報と録画データとを記憶するとともに、該録画データの視聴状態を管理する視聴記録管理部と、個人の生活スケジュールや前記録画データの視聴予定を入力する行動スケジュール入力部と、前記録画スケジュール入力部で入力した録画予定、前記視聴記録管理部で管理されている録画データの番組情報と視聴状況および前記行動スケジュール入力部で入力した行動スケジュールとを評価して、最適または準最適なスケジュールを作成するスケジュール作成部と、前記スケジュール作成部で作成されたスケジュールを閲覧し、確定するスケジュール閲覧部とを備え、単に録画と視聴のスケジュールだけでなく、他の生活スケジュールも合わせてスケジューリングすることにより、効率的な視聴を可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、録画時間と再生時間がなるべく衝突しないようにスケジューリングするようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、前記行動スケジュール入力部で入力した行動スケジュールを参照して、視聴可能な時間に、1番組を途中で切れないように視聴できる録画データを優先してスケジューリングするようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、嗜好情報に基づいて算出した優先度によりスケジューリングするようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、前記行動スケジュール入力部で入力した行動スケジュールを参照して、視聴可能な時間に、1番組を途中で切れないように視聴できる録画データを優先してスケジューリングするようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、嗜好情報に基づいて算出した優先度によりスケジューリングするようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報機器において、前記録画スケジュール入力部および前記行動スケジュール入力部で入力される各スケジュールを複数人に対して識別可能にするとともに、前記視聴記録管理部で管理される録画データについても複数人に対して識別可能にして、前記スケジュール作成部は、複数人のスケジュールを同時にスケジューリングすることにより効率的な視聴を可能とするスケジュールを作成するようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報機器において、前記視聴記録管理部は、録画データを複数人のうちの誰が視聴したのかを記録するようにしたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の情報機器において、前記視聴記録管理部は、個人ごとに記録容量を指定可能としたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5、6または7に記載の情報機器において、前記録画スケジュール入力部で入力される予約データについて、ユーザごとの嗜好情報を入力可能にしたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の情報機器において、前記視聴記録管理部は、個人ごとに記録容量を指定可能としたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5、6または7に記載の情報機器において、前記録画スケジュール入力部で入力される予約データについて、ユーザごとの嗜好情報を入力可能にしたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報機器において、通信機能を有する通信端末から受信した要求を、該当する処理部で処理させ、その処理結果を該通信端末へ返信する外部通知部を備え、該通信端末からスケジュールの確認や入力を行えるようにしたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部で作成されたスケジュールの変更を通知するスケジュール通知部を備え、前記外部通信部は、スケジュールの変更通知を全員に通知するようにしたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部で作成されたスケジュールの変更を通知するスケジュール通知部を備え、前記外部通信部は、スケジュールの変更通知を全員に通知するようにしたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の情報機器において、前記スケジュール閲覧部でユーザが確定したスケジュールを家庭機器の制御データへ変換して、家庭機器管理装置へ入力する家庭機器管理入力部を備え、作成されたスケジュールを利用することにより、新たに面倒な入力をすることなく家庭機器を管理制御できるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、録画データを視聴するスケジュールを、家族の生活スケジュールも合わせてスケジューリングすることにより、少ない時間で効率的に録画データを視聴することができる。
また、家族の嗜好の度合いが高い録画データを優先してスケジューリングするので、少ない時間で好きな録画データを効率的に視聴することができる。
また、複数人が同一録画データを予約した場合、家族全体のスケジュールを同時にスケジューリングして、他の人に依存したスケジュール調整が可能となり、少ない時間でより効率的な視聴ができるようになる。
また、家族の嗜好の度合いが高い録画データを優先してスケジューリングするので、少ない時間で好きな録画データを効率的に視聴することができる。
また、複数人が同一録画データを予約した場合、家族全体のスケジュールを同時にスケジューリングして、他の人に依存したスケジュール調整が可能となり、少ない時間でより効率的な視聴ができるようになる。
さらに、作成されたスケジュールをもとにして、家庭の機器を管理するための面倒な入力を新たにすることなく、作成したスケジュールに合わせて家庭機器を管理制御することができる。
以下、図面を参照して、本発明の情報機器に係る好適な実施形態を説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60からなっている。
図1は、本実施形態1に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60からなっている。
また、情報機器100は、インターネットや放送網と接続可能になっており、番組のスケジュール(EPG:Electronic Program Guide)や番組の内容を取り込めるようになっている。このEPGには、放送チャンネル、番組名、番組内容、番組開始時間、番組終了時間などの情報が含まれており、取り込んだこれらの情報は録画予約記憶部15へ記録される。また、情報機器100は、取り込んだ番組の内容を視聴できるようになっている。
ユーザが録画予約の入力指示を行うと、録画スケジュール入力部10は、録画予約記憶部15にEPGが取り込まれている場合には、取り込んだ番組一覧を表示させ、この一覧表の中から録画したい番組を選択し、選択された番組の優先度を入力する。この優先度が指定されていた場合には、優先度の高い番組が優先してスケジュールされる。
また、EPGが取り込まれていなかった番組に対しては、図2に例示した画面から、放送チャンネル、番組名、開始日時、終了日時、優先度等を入力して、予約番組を指定することができる。
さらに、予め嗜好を表すキーワードや番組名を登録しておけば、自動的にEPGを検索して、自動録画を予約することができる。
録画スケジュール入力部10で入力された予約番組や自動的に選択された番組は、録画予約記憶部15へ記憶され、その予約結果は、例えば図3に示すように表示装置に表示される。
情報機器100では、録画予約記憶部15に記憶された録画予約データを用いて、自動的に予約番組を取り込み、録画データ記憶部25へ記憶する。
また、EPGが取り込まれていなかった番組に対しては、図2に例示した画面から、放送チャンネル、番組名、開始日時、終了日時、優先度等を入力して、予約番組を指定することができる。
さらに、予め嗜好を表すキーワードや番組名を登録しておけば、自動的にEPGを検索して、自動録画を予約することができる。
録画スケジュール入力部10で入力された予約番組や自動的に選択された番組は、録画予約記憶部15へ記憶され、その予約結果は、例えば図3に示すように表示装置に表示される。
情報機器100では、録画予約記憶部15に記憶された録画予約データを用いて、自動的に予約番組を取り込み、録画データ記憶部25へ記憶する。
視聴記録管理部20は、録画された番組にどのようなものがあり、録画データがどこまで再生されて視聴されたかを録画データ記憶部25へ記録管理する。録画データ記憶部25へは、例えば、番組名、放送チャンネル、録画開始日時、録画終了日時、データ量、視聴したデータ量、番組の内容等が記憶されている。この視聴したデータ量は、ユーザが入力するようにしてもよいし、情報機器100で再生したデータ量を把握して設定するようにしてもよい。
また、一度視聴が完了した録画データは、スケジュール作成部40において視聴スケジュールから外される。
また、一度視聴が完了した録画データは、スケジュール作成部40において視聴スケジュールから外される。
ユーザが行動予定の入力指示を行うと、行動スケジュール入力部30は、例えば、図4に例示した画面より、行動予定の名称、行動内容、行動場所、開始日時、終了日時、時間変更可否、重要度、登録者名等を入力し、行動予定記憶部35へ記録する。ここで時間変更可否は、例えば、風呂に入る時間は変更可能であるが、会社に出勤する時間は変更不可というように指定する。また、重要度は、行動予定を絶対行わなければならないか、または、やらなくても支障がないかを示す。
この行動予約結果は、図5に示すように、行動予定の範囲を示す時間帯を重要度に応じて色を変えて表示することによって、いずれの行動が重要であるかを一目で確認することができる。
この行動予約結果は、図5に示すように、行動予定の範囲を示す時間帯を重要度に応じて色を変えて表示することによって、いずれの行動が重要であるかを一目で確認することができる。
評価値算出部50は、スケジュール作成部40から起動され、録画時間と再生時間の衝突した時間(T)、視聴途中で1番組を途中で切れないように視聴できるか否か(C)、ユーザの嗜好情報であるか否か(P)、行動(生活)スケジュールの変更か否か(S)という4つの条件から評価値(V)を、例えば、式(1)のような算出式で評価値を算出する。
スケジュール作成部40では、予め設定した時刻またはユーザからの指定によって動作を開始し、録画予約や好み等を記録した録画予約記憶部15、録画結果を記録した録画データ記憶部25および行動予定やその変更可否を記録した行動予定記憶部35を参照して、スケジュール候補を生成し、評価値算出部50を用いて各候補の評価値を算出し、例えば、公知の遺伝的アルゴリズム(例えば、特開平10−293784号公報や特許第3423843号公報等)等を用いて、最適または準最適なスケジュールを作成する。
作成されたスケジュールは、作成日時とともに、最適な順番にスケジュールをスケジュール記憶部45へ記録する。
作成されたスケジュールは、作成日時とともに、最適な順番にスケジュールをスケジュール記憶部45へ記録する。
スケジュールを作成する際に、次のことを考慮して評価を行う。
・録画予定を参照し、録画時間と再生時間が衝突しないようにする。
・視聴可能な時間を行動スケジュールから取得して、1番組を途中で切れないように視聴できるものを優先する。
・嗜好情報を参照し、ユーザが見たい録画データの再生を優先する。
・行動予定を参照し、視聴している番組の途中で時間が足りなくならないようにする。
・行動予定を参照し、変更可能な予定をずらしたり、重要度の低い予定を後回しにする。
・録画予定を参照し、録画時間と再生時間が衝突しないようにする。
・視聴可能な時間を行動スケジュールから取得して、1番組を途中で切れないように視聴できるものを優先する。
・嗜好情報を参照し、ユーザが見たい録画データの再生を優先する。
・行動予定を参照し、視聴している番組の途中で時間が足りなくならないようにする。
・行動予定を参照し、変更可能な予定をずらしたり、重要度の低い予定を後回しにする。
ユーザがスケジュールの表示要求を行うと、スケジュール閲覧部60は、スケジュール記憶部45に記憶されている作成日時が古いものであれば、スケジュール作成部40を起動してスケジュールを作成し、作成日時が新しいものであればそのままスケジュール記憶部45から取り出して、最適なスケジュールから順に、例えば、図6に示すように提示し、そのスケジュールでよいかどうかを問い合わせる。特に、ユーザが行動予定を指定した予定を変更した場合には、変更した行動名称を目立つような色で表示する(例えば、時間帯を赤色で表示する。)。
ユーザは、表示されたスケジュールで問題がなければ「完了」ボタンを押し、もし、変更したい場合は、次候補を表示する「後へ」ボタンまたは前の候補を表示する「前へ」ボタンを押して前後の候補を表示する。
ユーザは、表示されたスケジュールで問題がなければ「完了」ボタンを押し、もし、変更したい場合は、次候補を表示する「後へ」ボタンまたは前の候補を表示する「前へ」ボタンを押して前後の候補を表示する。
または、「編集」ボタンを押して、図7に点線で示したように選択した予定をずらしたり、または削除してユーザ自らスケジュールを変更することができる。
さらに、スケジュール閲覧部60は、表示されたスケジュール内の個々の予定について、そのまま残したい予定を選択するか、または、変更したい予定を選択して、「再スケジュール」ボタンを押すことによって、再度スケジュールを作り直すことができる。
さらに、スケジュール閲覧部60は、表示されたスケジュール内の個々の予定について、そのまま残したい予定を選択するか、または、変更したい予定を選択して、「再スケジュール」ボタンを押すことによって、再度スケジュールを作り直すことができる。
以上のように本実施形態1を構成することにより、単に録画と視聴のスケジュールだけでなく、他の生活スケジュールも合わせてスケジューリングを行うことにより、より効率的に視聴することが可能となる。
また、録画時間と再生時間がなるべく衝突しないようにスケジューリングが可能となるので、視聴しようとしたときに録画中で視聴できないなどの問題を減少させることができる。
また、1番組を途中で切れないように視聴できるものを優先してスケジュールするので、番組の途中で時間が足りなくなることを減らすことができる。
また、嗜好の度合いの高い録画データの再生スケジュールを優先することにより、ユーザが見たいデータを優先させるようにして、より効率的に視聴することができる。
また、録画時間と再生時間がなるべく衝突しないようにスケジューリングが可能となるので、視聴しようとしたときに録画中で視聴できないなどの問題を減少させることができる。
また、1番組を途中で切れないように視聴できるものを優先してスケジュールするので、番組の途中で時間が足りなくなることを減らすことができる。
また、嗜好の度合いの高い録画データの再生スケジュールを優先することにより、ユーザが見たいデータを優先させるようにして、より効率的に視聴することができる。
<実施形態2>
本実施形態2は、上記実施形態1の情報機器に個人の識別情報を付加するようにし、複数人で共用できるようにしたものである。
図8は、本実施形態2に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60、個人識別情報入力部70、個人情報記憶部75からなっている。図8において、図1と同じ機能については同一の符号を付し、以下では相違点についてのみ説明する。
本実施形態2は、上記実施形態1の情報機器に個人の識別情報を付加するようにし、複数人で共用できるようにしたものである。
図8は、本実施形態2に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60、個人識別情報入力部70、個人情報記憶部75からなっている。図8において、図1と同じ機能については同一の符号を付し、以下では相違点についてのみ説明する。
まず、本情報機器を利用する前に、ユーザは、予め名前とユーザを識別するために使用するデータと、個人ごとに使用できるデータ量を個人情報記憶部75へ登録しておく。
例えば、この識別を顔画像認識、声紋認識、指紋認識、虹彩認識などの生体情報で行うときには、それぞれに使用する特徴データを抽出しておき、名前とともに登録する。
または、ユーザの名前のような単純なものであってもよい。以下の説明では、個人を識別するために、このユーザの名前を入力する方法を用いる。ここで、上記のいずれの場合でも、個人識別を行うため、名前は唯一名とする。
例えば、この識別を顔画像認識、声紋認識、指紋認識、虹彩認識などの生体情報で行うときには、それぞれに使用する特徴データを抽出しておき、名前とともに登録する。
または、ユーザの名前のような単純なものであってもよい。以下の説明では、個人を識別するために、このユーザの名前を入力する方法を用いる。ここで、上記のいずれの場合でも、個人識別を行うため、名前は唯一名とする。
また、個人ごとに使用できるデータ量は、情報機器100へ番組を取り込んだとき、このデータ量を越えると注意メッセージを出すか、または割当てデータ量以上には録画できないようになる。これにより、情報機器100の容量を一部の人が使い過ぎて他の人が録画できなくなってしまうことを防止することができる。
次に、ユーザが本情報機器の使用要求を行うと、個人識別情報入力部70は個人情報記憶部75に登録された名前のリストを表示し、これらの中から選択するように要求する。ユーザが名前を選択すると、これ以降のすべての操作は、この名前を用いてすべての情報を識別するようになる。
また、ユーザが本情報機器の使用を取りやめる場合には、取りやめ要求を行う。これにより、取りやめ要求を行ったユーザは本情報機器の機能を使用できなくなる。
また、ユーザが本情報機器の使用を取りやめる場合には、取りやめ要求を行う。これにより、取りやめ要求を行ったユーザは本情報機器の機能を使用できなくなる。
録画スケジュール入力部10は、録画予約記憶部15に記憶する録画予約データに、録画予約を入力したユーザの名前を付加して、その録画予約が誰のものであるか識別可能なようにして記憶する。また、嗜好情報を登録するときにも登録したユーザの名前を付加して登録するようにして、複数人のユーザの嗜好情報が混ざらないようにする。
録画データ記憶部25における視聴したデータ量は、この番組を予約したユーザごとに持つようにしておき、スケジュールに沿って再生されたデータ量によって、この視聴したデータ量を更新する。また、スケジュールされたときには複数人で視聴することになっていたが、都合で見なかった人は前回の視聴したところへ戻すように録画データ記憶部25を修正する。
以上のように録画データ記憶部25の内容を保持するようにしておけば、ユーザがデータの削除要求を行ったときに、視聴記録管理部20はユーザが削除したい録画データの再生状況を表示させ、確認させた上で録画データを削除することができる。
行動スケジュール入力部30は、ユーザが行動予定を行動予定記憶部35へ登録するときに、登録するユーザの名前を付加して登録するようにする。これにより、行動予定が誰のものであるかを識別することができる。また、行動予定を入力するときに、一緒に行動する人の名前も入力できるようにして、行動予定記憶部35へ記憶するようにしておく。
例えば、一緒に外出する、あるいは、一緒に同じ録画データを視聴するという情報を行動予定に記憶するようにして、スケジュール作成部40はこのデータを考慮してスケジュールを作成する。
例えば、一緒に外出する、あるいは、一緒に同じ録画データを視聴するという情報を行動予定に記憶するようにして、スケジュール作成部40はこのデータを考慮してスケジュールを作成する。
スケジュール作成部40は、個人情報記憶部75に記憶されている全員のスケジュールを調整して最適または準最適な評価値が得られるスケジュールを作成する。このとき、録画データ記憶部25を参照して、ユーザごとに未視聴の録画データを識別し、別の人が見たからといってスケジュールから外されないようにし、同じ録画データを複数の人が同時に視聴するようにスケジューリングする。
評価値算出部50は、スケジュール作成部40で全員の予定を同時にスケジューリングするため、各自の評価値の総和を評価値として算出する。
評価値算出部50は、スケジュール作成部40で全員の予定を同時にスケジューリングするため、各自の評価値の総和を評価値として算出する。
スケジュール閲覧部60は、作成されたスケジュールの閲覧を指示した場合、全員に対してスケジュールした結果を表示するようにして、スケジュールの適否を確認させるようにする。
以上のように本実施形態2を構成することにより、家族のように複数人で録画・再生機能を持つ情報機器を利用した場合に、上記実施形態1の効果に加えて以下の効果がある。
・他の人に依存するスケジュール調整が可能となり、少ない時間でより効率的に視聴ができる。
・誰が録画データを視聴したのかが確認できるため、その録画データを見たい人が全て視聴済みかを確認してから録画データを削除することができる。
・複数人の嗜好情報を別々に作成管理できるため、自動録画機能で複数人の嗜好情報が混ざることを防止できる。
・個人ごとに記録できるデータ量を管理することにより、情報機器のデータ容量を一部の人が使い過ぎて他の人が録画できなくなってしまうことを防止できる。
・他の人に依存するスケジュール調整が可能となり、少ない時間でより効率的に視聴ができる。
・誰が録画データを視聴したのかが確認できるため、その録画データを見たい人が全て視聴済みかを確認してから録画データを削除することができる。
・複数人の嗜好情報を別々に作成管理できるため、自動録画機能で複数人の嗜好情報が混ざることを防止できる。
・個人ごとに記録できるデータ量を管理することにより、情報機器のデータ容量を一部の人が使い過ぎて他の人が録画できなくなってしまうことを防止できる。
<実施形態3>
本実施形態3は、上記実施形態2の情報機器に、通信機能を備えた通信端末を接続できるようにし、外出先からスケジュールの入力、確認および、スケジュールの変更通知を行えるようにしたものである。
本実施形態3は、上記実施形態2の情報機器に、通信機能を備えた通信端末を接続できるようにし、外出先からスケジュールの入力、確認および、スケジュールの変更通知を行えるようにしたものである。
図9は、本実施形態3に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60、個人識別情報入力部70、個人情報記憶部75、スケジュール通知部80、外部通信部90からなっている。図9において、図8と同じ機能については同一の符号を付し、以下では相違点についてのみ説明する。
通信機能を持った通信端末200は、インターネットを介して情報機器と接続可能な携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などであり、通信端末の表示画面にグラフィカルにスケジュールを表示可能であるものが望ましい。
または、家庭内LANを介して、情報機器と接続するPC(Personal Computer)等であってもかまわない。この場合には、個人用のPCを持っていれば、いちいち情報機器100のところへ行き、スケジュールの入力・確認等を行う必要がなくなる。
以下では、通信端末200には、インターネットを介して情報機器と接続可能な携帯電話を用いて説明する。
または、家庭内LANを介して、情報機器と接続するPC(Personal Computer)等であってもかまわない。この場合には、個人用のPCを持っていれば、いちいち情報機器100のところへ行き、スケジュールの入力・確認等を行う必要がなくなる。
以下では、通信端末200には、インターネットを介して情報機器と接続可能な携帯電話を用いて説明する。
本実施形態3では、外部から情報機器100へアクセスするときに認証処理を行って、家族の一員であることを確かめることになる。したがって、個人情報記憶部75には、認証情報として、名前だけではなくパスワード等も予め設定しておく。また、スケジュールの変更通知を各ユーザへ通知するときの電子メールアドレスも予め設定しておく。
外部通信部90は、Webサーバとして機能し、通信端末200からの要求を解析し、要求にあった処理部を起動させる。また、処理部からの処理結果を要求のあった通信端末200へ返信する。
また、外部通信部90は、通信端末200からアクセス(例えば、行動スケジュール入力要求やスケジュール閲覧要求等)があった場合、その要求がユーザからの最初の要求のときには、認証要求画面を返信し、通信端末200から送られてきたユーザの名前およびパスワードを個人識別情報入力部70へ渡す。2回目以降終了要求が来るまで、このユーザに関する情報に対して処理が行われる。
また、外部通信部90は、通信端末200からアクセス(例えば、行動スケジュール入力要求やスケジュール閲覧要求等)があった場合、その要求がユーザからの最初の要求のときには、認証要求画面を返信し、通信端末200から送られてきたユーザの名前およびパスワードを個人識別情報入力部70へ渡す。2回目以降終了要求が来るまで、このユーザに関する情報に対して処理が行われる。
個人識別情報入力部70は、渡された名前とパスワードが個人情報記憶部75に存在するかを確かめ、その結果を外部通信部90へ戻す。
外部通信部90は、個人識別情報入力部70からの認証結果が不成功であった場合、通信端末200へその旨返信して、再度認証させるようにする。また、認証結果が成功した場合には、ユーザから要求された処理を行うための処理部(録画スケジュール入力部10、行動スケジュール入力部30、スケジュール閲覧部60等)を起動して、要求を渡す。
外部通信部90は、個人識別情報入力部70からの認証結果が不成功であった場合、通信端末200へその旨返信して、再度認証させるようにする。また、認証結果が成功した場合には、ユーザから要求された処理を行うための処理部(録画スケジュール入力部10、行動スケジュール入力部30、スケジュール閲覧部60等)を起動して、要求を渡す。
スケジュール作成部40は、予め設定されている時間に起動し、録画や行動のスケジュールの変更に伴って、作成したスケジュールが変更された場合には、スケジュール通知部80を起動する。
スケジュール通知部80は、変更された予定名称、変更前の開始、終了時間および変更後の開始、終了時間等からなるデータを外部通信部90へ渡す。
外部通信部90は、個人情報記憶部75に記憶されているユーザ全員の電子メールアドレスを取り出して、渡されたデータを電子メールとしてユーザ全員へ送信する。
または、スケジュール通知部80は、変更部分を通知させるのではなく、変更のあった旨だけをアラーム送信させるようにしてもよい。この場合には、ユーザは、情報機器へスケジュール閲覧要求を行って、スケジュールの変更を確かめるようにする。このとき、変更のあった予定には赤などの色で目立つように表示される。
スケジュール通知部80は、変更された予定名称、変更前の開始、終了時間および変更後の開始、終了時間等からなるデータを外部通信部90へ渡す。
外部通信部90は、個人情報記憶部75に記憶されているユーザ全員の電子メールアドレスを取り出して、渡されたデータを電子メールとしてユーザ全員へ送信する。
または、スケジュール通知部80は、変更部分を通知させるのではなく、変更のあった旨だけをアラーム送信させるようにしてもよい。この場合には、ユーザは、情報機器へスケジュール閲覧要求を行って、スケジュールの変更を確かめるようにする。このとき、変更のあった予定には赤などの色で目立つように表示される。
以上のように本実施形態3を構成することにより、上記実施形態2の効果に加え、ユーザは、送信端末でスケジュールの変更通知が受けられるので、自分以外の家族の都合によって自分のスケジュールが頻繁に変更されても容易に対応できるようになる。
<実施形態4>
本実施形態4は、上記実施形態3の情報機器に家庭機器管理入力部を追加して、情報機器で作成されたスケジュールから、家庭機器管理装置に対して家庭機器の制御データを設定できるようにしたものである。
本実施形態4は、上記実施形態3の情報機器に家庭機器管理入力部を追加して、情報機器で作成されたスケジュールから、家庭機器管理装置に対して家庭機器の制御データを設定できるようにしたものである。
図10は、本実施形態4に係る情報機器の機能構成を示すブロック図である。同図において、情報機器100は、録画スケジュール入力部10、録画予約記憶部15、視聴記録管理部20、録画データ記憶部25、行動スケジュール入力部30、行動予定記憶部35、スケジュール作成部40、スケジュール記憶部45、評価値算出部50、スケジュール閲覧部60、個人識別情報入力部70、個人情報記憶部75、スケジュール通知部80、外部通信部90、家庭機器管理入力部310、機器対応記憶部315からなっている。図10において、図9と同じ機能については同一の符号を付し、以下では相違点についてのみ説明する。
図10において、家庭機器320は、テレビ、ビデオデッキ、チューナ、エアコン、冷蔵庫、照明等の家庭で使われる機器であって、赤外線、無線、有線などの通信機能(例えば、家庭内LAN)で家庭機器管理装置300と接続可能となっており、家庭機器管理装置300からの指示に基づいて、指定された動作を行うものである。
家庭機器管理装置300は、家庭機器管理入力部310から得た家庭機器管理情報(例えば、動作対象の家庭機器、動作、動作開始日時、終了日時等)に基づきスケジューリングを作成し、このスケジュールに基づいて動作対象となる家庭機器320に動作指示を送る。
家庭機器管理装置300は、家庭機器管理入力部310から得た家庭機器管理情報(例えば、動作対象の家庭機器、動作、動作開始日時、終了日時等)に基づきスケジューリングを作成し、このスケジュールに基づいて動作対象となる家庭機器320に動作指示を送る。
まず、スケジュールの名称に対応して、動作対象となる家庭機器とその機器の動作とを対応させて定義して、機器対応記憶部315に予め設定しておく。
例えば、「録画視聴」というスケジュールに対して、(「再生装置がある部屋のエアコン」、「起動」)と(「再生装置がある部屋の照明」、「点灯」)とを定義した場合には、動作開始日時が冬の朝という条件を考慮して、情報機器(再生装置)のある部屋が視聴開始時間までに暖かくなるようにその部屋のエアコンを起動させ、視聴開始時間に間に合うように照明を点灯させるという動作を行う。また、「入浴」というスケジュールに対して、(「風呂」、「沸かす」)と(風呂場の照明、点灯)とを定義した場合には、「入浴」するという行動の開始時刻に風呂に入れるように、水の注入やガスの点火を制御し、「入浴」開始時刻に風呂場の照明を点灯するという動作を行う。
例えば、「録画視聴」というスケジュールに対して、(「再生装置がある部屋のエアコン」、「起動」)と(「再生装置がある部屋の照明」、「点灯」)とを定義した場合には、動作開始日時が冬の朝という条件を考慮して、情報機器(再生装置)のある部屋が視聴開始時間までに暖かくなるようにその部屋のエアコンを起動させ、視聴開始時間に間に合うように照明を点灯させるという動作を行う。また、「入浴」というスケジュールに対して、(「風呂」、「沸かす」)と(風呂場の照明、点灯)とを定義した場合には、「入浴」するという行動の開始時刻に風呂に入れるように、水の注入やガスの点火を制御し、「入浴」開始時刻に風呂場の照明を点灯するという動作を行う。
ユーザはスケジュール閲覧部60を起動して、作成されたスケジュールを確かめた後、スケジュールを確定すると、スケジュール閲覧部60は確定されたスケジュールの名称を家庭機器管理入力部310に渡す。
家庭機器管理入力部310では、スケジュール記憶部45を参照して、渡されたスケジュールの名称に対応する開始時刻、終了時刻等を取り出すとともに、機器対応記憶部315を参照して、渡されたスケジュールの名称に対応する家庭機器とその動作とを取り出し、取り出した家庭機器に対する動作の指示情報を作成して、家庭機器管理装置300へ送信する。
また、作成されたスケジュールとは別に、ユーザは通信端末200を使って、家庭機器管理入力部310へアクセスし、外出先から家庭機器320への指示を入力するようにしてもよい。
家庭機器管理入力部310では、スケジュール記憶部45を参照して、渡されたスケジュールの名称に対応する開始時刻、終了時刻等を取り出すとともに、機器対応記憶部315を参照して、渡されたスケジュールの名称に対応する家庭機器とその動作とを取り出し、取り出した家庭機器に対する動作の指示情報を作成して、家庭機器管理装置300へ送信する。
また、作成されたスケジュールとは別に、ユーザは通信端末200を使って、家庭機器管理入力部310へアクセスし、外出先から家庭機器320への指示を入力するようにしてもよい。
以上のように本実施形態4を構成することにより、上記実施形態3の効果に加え、作成されたスケジュールをもとにして、家庭の機器を管理するための面倒な入力を新たにすることなく、作成したスケジュールに合わせて家庭機器を管理制御することができる。
100…情報機器、10…録画スケジュール入力部、15…録画予約記憶部、20…視聴記録管理部、25…録画データ記憶部、30…行動スケジュール入力部、35…行動予定記憶部、40…スケジュール作成部、45…スケジュール記憶部、50…評価値算出部、60…スケジュール閲覧部、70…個人識別情報入力部、75…個人情報記憶部、80…スケジュール通知部、90…外部通信部、310…家庭機器管理入力部、315…機器対応記憶部、200…通信端末、300…家庭機器管理装置、320…家庭機器。
Claims (11)
- 放送番組の録画予定を入力する録画スケジュール入力部と、前記録画スケジュール入力部で指定された放送番組を取り込んで番組情報と録画データとを記憶するとともに、該録画データの視聴状態を管理する視聴記録管理部と、個人の生活スケジュールや前記録画データの視聴予定を入力する行動スケジュール入力部と、前記録画スケジュール入力部で入力した録画予定、前記視聴記録管理部で管理されている録画データの番組情報と視聴状況および前記行動スケジュール入力部で入力した行動スケジュールとを評価して、最適または準最適なスケジュールを作成するスケジュール作成部と、前記スケジュール作成部で作成されたスケジュールを閲覧し、確定するスケジュール閲覧部とを備え、単に録画と視聴のスケジュールだけでなく、他の生活スケジュールも合わせてスケジューリングすることにより効率的な視聴を可能としたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、録画時間と再生時間がなるべく衝突しないようにスケジューリングするようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1または2に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、前記行動スケジュール入力部で入力した行動スケジュールを参照して、視聴可能な時間に、1番組を途中で切れないように視聴できる録画データを優先してスケジューリングするようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1、2または3に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部は、嗜好情報に基づいて算出した優先度によりスケジューリングするようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報機器において、前記録画スケジュール入力部および前記行動スケジュール入力部で入力される各スケジュールを複数人に対して識別可能にするとともに、前記視聴記録管理部で管理される録画データについても複数人に対して識別可能にして、前記スケジュール作成部は、複数人のスケジュールを同時にスケジューリングすることにより、効率的な視聴を可能とするスケジュールを作成するようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項5に記載の情報機器において、前記視聴記録管理部は、録画データを複数人のうちの誰が視聴したのかを記録するようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項5または6に記載の情報機器において、前記視聴記録管理部は、個人ごとに記録容量を指定可能としたことを特徴とする情報機器。
- 請求項5、6または7に記載の情報機器において、前記録画スケジュール入力部で入力される予約データについて、ユーザごとの嗜好情報を入力可能にしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報機器において、通信機能を有する通信端末から受信した要求を、該当する処理部で処理させ、その処理結果を該通信端末へ返信する外部通知部を備え、該通信端末からスケジュールの確認や入力を行えるようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項9に記載の情報機器において、前記スケジュール作成部で作成されたスケジュールの変更を通知するスケジュール通知部を備え、前記外部通信部は、スケジュールの変更通知を全員に通知するようにしたことを特徴とする情報機器。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の情報機器において、前記スケジュール閲覧部でユーザが確定したスケジュールを家庭機器の制御データへ変換して、家庭機器管理装置へ入力する家庭機器管理入力部を備え、作成されたスケジュールを利用することにより、新たに面倒な入力をすることなく家庭機器を管理制御できるようにしたことを特徴とする情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004355752A JP2006166127A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 情報機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-12-08 JP JP2004355752A patent/JP2006166127A/ja active Pending
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