JP2014115838A - スケジュール管理システム、およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】スケジュール調整の利便性をさらに向上させる。
【解決手段】第１エージェントは、第２エージェントから第２スケジュールに関する情報を取得する手段と、第２スケジュールに関する情報に基づいて、第１スケジュールの変更内容を決定する手段と、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づいて第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、変更内容に基づいて第１スケジュールを変更し、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて第１スケジュールを変更する手段とを有する。
【選択図】図２

Description

本発明は、スケジュール管理システム、およびプログラムに関する。

特許文献１には、会議等のイベント間の移動距離を考慮して、最も移動効率のよいスケジュールを決定するスケジュール調整装置が開示されている。特許文献２には、会議を開催可能な日時の候補を自動的に決定する会議条件調整システムが開示されている。
特許文献１ 特開２００８−０９０４０９号公報
特許文献２ 特開２０１２−１７４１９４号公報

特許文献１および特許文献２に示されるようなスケジュール調整の方法によれば、ユーザにとって利便性があるスケジュール調整にはならない場合がある。そこで、スケジュール調整の利便性をさらに向上させることが望まれている。

本発明の一態様に係るスケジュール管理システムは、第１対象に関する第１スケジュールを管理する第１エージェントと、第２対象に関する第２スケジュールを管理する第２エージェントとを備え、第１エージェントは、第２エージェントから第２スケジュールに関する情報を取得する手段と、第２スケジュールに関する情報に基づいて、第１スケジュールの変更内容を決定する手段と、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づいて第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、変更内容に基づいて第１スケジュールを変更し、変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて第１スケジュールを変更する手段とを有する。

上記スケジュール管理システムにおいて、第２エージェントは、第１エージェントから第１スケジュールに関する情報を取得する手段と、第１スケジュールに関する情報に基づいて、第２スケジュールの変更内容を決定する手段と、変更内容が第２エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づいて第２スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、変更内容が第２エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、変更内容に基づいて第２スケジュールを変更し、変更内容が第２エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて第２スケジュールを変更する手段とを有してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１スケジュールは、第１対象である第１電気機器の動作予定のスケジュールを含み、第２スケジュールは、第２対象であるユーザの行動予定のスケジュールを含み、第１エージェントの決定する手段は、ユーザの行動予定のスケジュールに関する情報に基づいて、第１電気機器の動作予定のスケジュールの変更内容を決定してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１エージェントの問い合わせる手段は、第１電気機器の動作予定の変更内容が第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づく動作が実行される予定の時刻より予め定められた時間前に、変更内容に基づいて第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせてもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１スケジュールは、第１電気機器の電源のオンオフのタイミングを含み、第１エージェントの決定する手段は、ユーザの行動予定のスケジュールに関する情報に基づいて、第１電気機器の電源のオンオフを示すスケジュールの変更内容を決定してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１スケジュールは、第１対象である第１電気機器の動作予定のスケジュールを含み、第２スケジュールは、第２対象である第２電気機器の動作予定のスケジュールを含み、第１エージェントの決定する手段は、第２電気機器の動作予定のスケジュールに関する情報に基づいて、第１電気機器の動作予定のスケジュールの変更内容を決定してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１スケジュールは、第１電気機器である車両の充電予定のスケジュールを含み、第２スケジュールは、第２電気機器の電源のオンオフのタイミングを含み、第１エージェントの決定する手段は、第２電気機器の電源のオンオフのタイミングに基づいて、車両の充電予定のスケジュールの変更内容を決定してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１電気機器が撮像された画像を取得する画像取得部と、第１エージェントを表す画像を生成する画像生成部と、画像取得部が取得した第１電気機器の画像に、第１エージェントを表す画像を合成して表示させる表示制御部とをさらに備えてもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１エージェントを表す画像を生成する画像生成部と、アイウェアに設けられた透過型表示部に第１エージェントを表す画像を表示させる表示制御部とをさらに備えてもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１スケジュールは、第１対象である第１ユーザの行動予定のスケジュールを含み、第２スケジュールは、第２対象である第２ユーザの行動予定のスケジュールを含み、第２エージェントは、第１ユーザおよび第２ユーザに共通の行動予定を第１スケジュールおよび第２スケジュールに追加する希望日程に関する日程情報を取得する手段と、共通の行動予定を希望日程で第１スケジュールに追加することを依頼する依頼情報を第１エージェントに提供する手段とを有し、第１エージェントの取得する手段は、依頼情報を第２スケジュールに関する情報として取得し、第１エージェントの決定する手段は、依頼情報に基づいて第１スケジュールの変更内容として希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加することを決定し、第１エージェントの問い合わせる手段は、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加することが第１エージェントの権限の範囲外にある場合、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加してよいか否かを第１ユーザに問い合わせ、第１エージェントの変更する手段は、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加することが第１エージェントの権限の範囲内にある場合、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加し、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加することが第１エージェントの権限の範囲外にある場合で、かつ第１ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１エージェントは、希望日程で共通の行動予定を第１スケジュールに追加することが第１エージェントの権限の範囲外にある場合で、かつ第１ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示さない場合、共通の行動予定を第１スケジュールおよび第２スケジュールに追加する他の希望日程を示す他の日程情報を取得する手段と、第２エージェントに共通の行動予定を他の希望日程で第２スケジュールに追加することを依頼する他の依頼情報を第２エージェントに提供する手段とを有し、第２エージェントは、他の依頼情報を取得する手段と、他の依頼情報に基づいて他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することを決定する手段と、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することが第２エージェントの権限の範囲外にある場合、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加してよいか否かを第２ユーザに問い合わせる手段と、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することが第２エージェントの権限の範囲内にある場合、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することで第２スケジュールを変更し、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することが第２エージェントの権限の範囲外にある場合で、第２ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、他の希望日程で共通の行動予定を第２スケジュールに追加することで第２スケジュールを変更する手段とをさらに有してもよい。

上記スケジュール管理システムにおいて、第１エージェントは、ユーザの音声を解析する手段をさらに有し、第１エージェントの問い合わせる手段は、音声を出力することによりユーザに問い合わせ、第１エージェントの音声を解析する手段は、ユーザへの問い合わせに対するユーザの音声を解析することにより、問い合わせ結果を取得してもよい。

なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。

本実施形態に係るスケジュール管理システムの全体構成を示す図である。 サーバの機能ブロックを示す図である。 表示部に表示されるエージェント画像を含む画像の一例を示す図である。 表示部に表示されるエージェント画像を含む画像の一例を示す図である。 エージェントが、ユーザのスケジュールに沿って電気機器のスケジュールを変更する手順を示すフローチャートである。 複数のユーザに共通の行動予定を複数のユーザのスケジュールに追加する場合の手順を示すフローチャートである。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 ユーザがスケジュールを調整する場合の操作画面の一例を示す図である。 エージェントが共通の行動予定を自己が管理するユーザのスケジュールに追加することを依頼された場合の手順を示すフローチャートである。 サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。

以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。

図１は、本実施形態に係るスケジュール管理システムの全体構成を示す図である。本実施形態に係るスケジュール管理システムは、複数のエージェント２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄ（以下、複数のエージェント２００と総称する場合もある）を備える。複数のエージェント２００は、管理対象のスケジュールを管理する。エージェント２００Ａは、携帯電話、多機能型携帯電話、ＰＤＡなどの携帯端末１０を所有するユーザの行動予定のスケジュールを管理する。エージェント２００Ｂは、エアコン２０の動作予定のスケジュールを管理する。エージェント２００Ｃは、冷蔵庫３０の動作予定のスケジュールを管理する。エージェント２００Ｄは、電気自動車、ハイブリッド電気自動車などの車両４０の動作予定のスケジュールを管理する。エアコン２０、冷蔵庫３０、および車両４０は、電気機器の一例である。

スケジュール管理システムは、サーバ１００またはサーバ３００をさらに備える。サーバ１００は、例えば、会社、家庭などのローカルエリアネットワークに接続されているローカルサーバである。サーバ３００は、例えば、インターネットに接続されるＷｅｂサーバである。複数のエージェント２００は、例えば、サーバ１００またはサーバ３００にインストールされたプログラムを実行することにより実現される。

携帯端末１０は、表示部１２、撮像部１４、および音声入力部１６を備える。携帯端末１０が、例えば、サーバ１００またはサーバ３００にアクセスすることで、エージェント２００Ａが起動し、表示部１２にエージェント２００Ａを示すエージェント画像を表示する。音声入力部１６は、ユーザの音声を取得する。ユーザは、エージェント画像を見ながらエージェント２００Ａと音声または文字などにより会話を行い、ユーザのスケジュールを調整する。また、携帯端末１０は、撮像部１４に撮像され表示部１２に表示されている表示画像にエージェント２００によってスケジュールが管理されている電気機器が含まれる場合、管理対象の電気機器に対応するエージェント２００を示すエージェント画像が表示画像に合成された画像を表示部１２に表示する。ユーザは、エージェント画像を見ながらエージェント２００と音声または文字などにより会話を行い、電気機器のスケジュールを調整する。

アイウェア５０は、透過型表示部５２、撮像部５４、および音声入力部５６を備える。アイウェア５０は、マイクロコンピュータを内蔵する。マイクロコンピュータは、視界判断部として機能する。視界判断部は、撮像部５４により撮像された画像、ＧＰＳなどから取得したアイウェア５０を装着しているユーザの位置情報、アイウェア５０に内蔵された傾きセンサなどの情報に基づいて、ユーザの視野内に、エージェント２００によって管理されている電気機器が存在するか否かを判断する。視界判断部が、ユーザの視界にエージェント２００によって管理されている電気機器が存在すると判断した場合、透過型表示部５２は、エージェント２００を示すエージェント画像を表示する。ユーザは、透過型表示部５２に表示されたエージェント画像を見ながらエージェント２００と音声または文字などにより会話を行い、電気機器のスケジュールを調整する。

表示装置６０は、表示部６２、撮像部６４、および音声入力部６６を備える。表示部６２は、例えば、撮像部６４によって撮像されたユーザのスケジュールを管理するエージェント２００を示すエージェント画像を表示する。音声入力部６６は、ユーザの音声を取得する。ユーザは、表示部６２に表示されたエージェント画像を見ながらエージェント２００と音声などにより会話を行い、ユーザのスケジュールを調整できる。または、表示装置６０は、ユーザが指定した電気機器のスケジュールを管理するエージェント２００を示すエージェント画像を表示部６２に表示する。ユーザは、表示部６２に表示されたエージェント画像を見ながらエージェント２００と音声などにより会話を行い、電気機器のスケジュールを調整してもよい。

電気機器のスケジュールを管理するエージェント２００は、電気機器に関連づけられたユーザのスケジュールを管理するエージェント２００と通信し、ユーザのスケジュールに沿って電気機器のスケジュールを調整してもよい。

例えば、エアコン２０を管理するエージェント２００Ｂは、エアコン２０を使用するユーザのスケジュールを管理するエージェント２００Ａからユーザのスケジュールを示すスケジュール情報を取得する。エージェント２００Ｂは、ユーザのスケジュール情報を参照して、ユーザが外出する時刻、または帰宅する時刻を特定する。エージェント２００Ｂは、特定された時刻に基づいてエアコン２０の電源のオンオフの時刻のスケジュールを調整してもよい。

また、車両４０を管理するエージェント２００Ｄは、車両４０を使用するユーザのスケジュールを管理するエージェント２００Ａからユーザのスケジュール情報を取得してもよい。エージェント２００Ｄは、ユーザのスケジュール情報を参照して、ユーザが外出する時刻を特定してもよい。エージェント２００Ｄは、特定された時刻に基づいて車両４０が備える蓄電池の充電を完了させる時刻のスケジュールを調整してもよい。

ユーザＡのスケジュールを管理するエージェント２００と、ユーザＢのスケジュールを管理するエージェント２００とが通信することにより、エージェント２００同士がユーザＡおよびユーザＢに共通の行動予定の日程を調整してもよい。

ここで、ユーザの行動予定または電気機器の動作予定の中にはエージェント２００が自動的に変更すると不都合が生じる予定もある。そこで、エージェント２００は、ユーザの行動予定または電気機器の動作予定について予め定められた範囲で変更することが可能な権限を有する。エージェント２００は、スケジュールの変更内容が予め定められた権限外の場合には、スケジュールの対象であるユーザ、または電気機器を管理するユーザにスケジュールを変更してよいか否かを問い合わせる。エージェント２００は、問い合わせ結果に基づいて変更内容またはユーザに指定された変更内容に基づいてスケジュールを変更してもよい。

図２は、サーバ１００の機能ブロックを示す図である。なお、サーバ３００は、図２に示すサーバ１００の機能ブロックに対応する機能ブロックを有する。

サーバ１００は、エージェント２００Ａおよびエージェント２００Ｄを含む複数のエージェント２００を備える。サーバ１００は、制御部１１０、表示制御部１１４、画像生成部１１３、画像取得部１１１、位置情報取得部１１２、音声生成部１１５、記憶部１２０、および通信部１３０をさらに備える。制御部１１０は、サーバ１００が備える各部全体を制御する。なお、ユーザが所有する携帯端末１０、アイウェア５０、表示装置６０、または電気機器のそれぞれがエージェント２００を備えてもよい。

エージェント２００Ａは、ユーザの行動予定または電気機器の動作予定などの対象Ａに関するスケジュールＡを管理する。エージェント２００Ｄは、ユーザの行動予定または電気機器の行動予定などの対象Ｄに関するスケジュールＤを管理する。エージェント２００Ａは、スケジュール情報取得手段２０２Ａ、変更内容決定手段２０４Ａ、問合せ手段２０６Ａ、スケジュール変更手段２０８Ａ、日程情報取得手段２１０Ａ、依頼情報提供手段２１２Ａ、および音声解析手段２１４Ａを有する。エージェント２００Ｄは、スケジュール情報取得手段２０２Ｄ、変更内容決定手段２０４Ｄ、問合せ手段２０６Ｄ、スケジュール変更手段２０８Ｄ、日程情報取得手段２１０Ｄ、依頼情報提供手段２１２Ｄ、および音声解析手段２１４Ｄを有する。各エージェント２００が備える各手段は、共通でよいので、エージェント２００Ａの各手段を代表して説明する。

スケジュール情報取得手段２０２Ａは、エージェント２００Ｄなどの他のエージェントからスケジュールＤなどの他のスケジュールに関する情報を取得する。変更内容決定手段２０４Ａは、他のスケジュールに関する情報に基づいて、スケジュールＡの変更内容を決定する。変更内容決定手段２０４Ａは、例えば、電気機器の一例であるエアコン２０の動作予定のスケジュールに関する情報に基づいて、電気機器の他の一例である車両４０の動作予定のスケジュールの変更内容を決定してもよい。変更内容決定手段２０４Ａは、エアコンの電源のオンオフのタイミングに基づいて、車両の充電予定のスケジュールの変更内容を決定してもよい。車両のスケジュールを管理するエージェント２００は、エアコンが動作している期間以外の期間に車両の充電予定が組み込まれるように車両のスケジュールを変更してもよい。これにより、エアコンおよび車両の充電を同時に行うことに伴うピーク電力の増加を抑制できる。

変更内容決定手段２０４Ａは、他のエージェントが管理する他の対象であるユーザの行動予定のスケジュールに関する情報に基づいて、エージェント２００Ａが管理する電気機器の電源のオンオフを示すスケジュールの変更内容を決定してもよい。変更内容決定手段２０４Ａは、例えば、ユーザの外出予定または帰宅予定に合わせてエアコンの電源のオフまたはオンの予定を示すスケジュールの変更内容を決定してもよい。

また、変更内容決定手段２０４Ａは、新たな日程での予定の追加の依頼を示す依頼情報に基づいてスケジュールＡの変更内容として、他のエージェントが管理する他のスケジュールの対象であるユーザが指定した希望日程で、他のスケジュールと共通の行動予定をスケジュールＡに追加することを決定してもよい。

問合せ手段２０６Ａは、変更内容がエージェント２００Ａに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づいてスケジュールＡを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる。問合せ手段２０６Ａは、エージェント２００Ａが管理する電気機器の動作予定の変更内容がエージェント２００Ａに予め定められた権限の範囲外にある場合、変更内容に基づく動作を実行すべき時刻より予め定められた時間前に、変更内容に基づいてスケジュールＡを変更してよいか否かをユーザに問い合わせてもよい。問合せ手段２０６Ａは、例えば、ユーザが外出する予定の時刻までに車両の充電を完了させるために充電を開始すべき時刻より予め定められた時間前に、車両の充電を行うか否かをユーザに問い合わせてもよい。

問合せ手段２０６Ａは、他のエージェント２００から指定された希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することがエージェント２００Ａの権限の範囲外にある場合、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加してよいか否かをユーザに問い合わせてもよい。なお、問合せ手段２０６Ａは、ユーザが所有する携帯端末１０、アイウェア５０、または表示装置６０が備えるスピーカを介して、音声を出力することでユーザに問い合わせてもよい。

スケジュール変更手段２０８Ａは、変更内容がエージェント２００Ａに予め定められた権限の範囲内にある場合、変更内容に基づいてスケジュールＡを変更する。また、スケジュール変更手段２０８Ａは、変更内容がエージェント２００Ａに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいてスケジュールＡを変更してもよい。

日程情報取得手段２１０Ａは、例えばユーザＡおよびユーザＤに共通の行動予定をスケジュールＡおよびスケジュールＤに追加する希望日程に関する日程情報をユーザＡから取得する。依頼情報提供手段２１２Ａは、共通の行動予定を希望日程でスケジュールＤに追加することを依頼する依頼情報をユーザＤのスケジュールを管理するエージェントＤに提供する。この場合、エージェントＤのスケジュール情報取得手段２０２Ｄは、依頼情報をスケジュールＤに関する情報として取得する。また、エージェントＤの変更内容決定手段は、依頼情報に基づいてスケジュールＤの変更内容として希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加することを決定する。エージェントＤの問合せ手段２０６Ｄは、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加することがエージェントＤの権限の範囲外にある場合、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＢに追加してよいか否かをユーザＤに問い合わせる。

エージェントＤのスケジュール変更手段２０８Ｄは、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加することがエージェントＤの権限の範囲内にある場合、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加する。また、エージェントＤのスケジュール変更手段は、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加することがエージェントＤの権限の範囲外にある場合で、かつユーザＤからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加する。

エージェントＤの日程情報取得手段は、希望日程で共通の行動予定をスケジュールＤに追加することがエージェントＤの権限の範囲外にある場合で、かつユーザＤからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示さない場合、共通の行動予定をスケジュールＡおよびスケジュールＤに追加する他の希望日程を示す他の日程情報をユーザＢから取得してもよい。そして、エージェントＤの依頼情報提供手段は、エージェント２００Ａに共通の行動予定をユーザＤにより指定された他の希望日程でスケジュールＡに追加することを依頼する他の依頼情報をエージェント２００Ａに提供してもよい。

この場合、エージェント２００Ａのスケジュール情報取得手段２０２Ａは、エージェントＤから他の依頼情報を取得する。そして、変更内容決定手段２０４Ａは、他の依頼情報に基づいて他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することを決定する。問合せ手段２０６Ａは、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することがエージェント２００Ａの権限の範囲外にある場合、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加してよいか否かをユーザＡに問い合わせる。スケジュール変更手段２０８Ａは、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することがエージェント２００Ａの権限の範囲内にある場合、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することでスケジュールＡを変更する。また、スケジュール変更手段２０８Ａは、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することがエージェント２００Ａの権限の範囲外にある場合で、ユーザＡからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、他の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することでスケジュールＡを変更する。

音声解析手段２１４Ａは、ユーザの音声を解析する。音声解析手段２１４Ａは、ユーザへの問い合わせに対するユーザの音声を解析することにより、問い合わせ結果を取得してもよい。

画像取得部１１１は、電気機器またはユーザが撮像された撮像画像を取得する。画像取得部１１１は、携帯端末１０、アイウェア５０または表示装置６０が備える撮像部１４、５４または６４が撮像した撮像画像をネットワークを介して取得してもよい。

位置情報取得部１１２は、ユーザの位置情報を取得する。位置情報取得部１１２は、例えば携帯端末１０またはアイウェア５０の現在の位置を示す位置情報をユーザの位置情報として取得する。携帯端末１０またはアイウェア５０は、例えば、ＧＰＳ衛星から送信される搬送波に基づいて測定された携帯端末１０またはアイウェア５０の現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を備える。携帯端末１０またはアイウェア５０の位置情報取得部が取得した位置情報をサーバ１００に提供する。位置情報は、地点情報のほかに、携帯端末１０またはアイウェア５０の向いている方向（東西南北の方向）を含んでもよい。位置情報取得部１１２は、携帯端末１０またはアイウェア５０が備える撮像部１４，５４により撮像された撮像画像を現在の位置を示す位置情報として取得してもよい。位置情報取得部１１２は、予め位置情報と関連づけて登録されている画像と、取得した撮像画像とを比較することで、撮像画像に対応する位置情報を特定してもよい。

画像生成部１１３は、エージェント２００を表す画像を生成する。画像生成部１１３は、画像取得部１１１が取得した撮像画像に、エージェント２００が管理する電気機器が含まれる場合、撮像画像に含まれる電気機器に対応するエージェント２００を示すエージェント画像を生成する。画像生成部１１３は、位置情報取得部１１２が取得した位置情報に関連づけられているエージェント２００を示すエージェント画像を生成してもよい。

表示制御部１１４は、画像取得部１１１が取得した電気機器を含む撮像画像に、エージェント２００を示すエージェント画像を合成して、携帯端末１０の表示部１２に表示させてもよい。表示制御部１１４は、アイウェア５０の透過型表示部５２に、アイウェア５０の現在位置に対応するエージェント２００を示すエージェント画像を表示させてもよい。表示制御部１１４は、ユーザにより指定されたエージェント２００を示すエージェント画像を表示装置６０の表示部６２に表示させてもよい。表示制御部１１４は、撮像画像に含まれるユーザのスケジュールを管理するエージェント２００を示すエージェント画像を表示装置６０の表示部６２に表示させてもよい。音声生成部１１５は、問合せ手段２０６がユーザに音声より問合わせをする場合の音声を生成する。

記憶部１２０は、エージェント２００が管理するユーザの行動予定または電気機器の動作予定を含むスケジュールを示すスケジュール情報を保持する。記憶部１２０は、携帯端末１０またはアイウェア５０の現在位置を特定するための利用される位置情報と関連づけた画像を保持してもよい。スケジュールは、例えば、エアコンなどの電気機器の電源のオンオフのタイミング、車両の充電のタイミング、冷蔵庫の温度設定などを含む。

記憶部１２０は、複数のエージェント２００のスケジュールに対する権限を示す権限情報を保持してもよい。記憶部１２０は、ユーザまたは電気機器毎、予定の種類毎、時間帯毎など予め定められたスケジュールに関する情報毎の権限を示す権限情報を保持してもよい。記憶部１２０は、電気機器を管理するユーザに問い合わせを行う場合のメールアドレスなどの問合せ先、または電気機器を管理するユーザに関連付けられたエージェントに関する情報を保持してもよい。

通信部１３０は、携帯端末１０、アイウェア５０、表示装置６０などと画像、位置情報、スケジュールに関する情報、ユーザからの問い合わせ結果を示す音声情報などをネットワークを介して通信する。

図３Ａおよび図３Ｂは、携帯端末１０の表示部１２、表示装置６０の表示部６２などに表示される画像の一例を示す。例えば、エアコン２０のスケジュールを管理するエージェント２００Ｂが、エアコン２０に関連づけられたユーザに対応するエージェント２００Ａからユーザのスケジュールに関する情報を取得する。そして、エージェント２００Ｂは、ユーザが１４時に外出することを特定する。ユーザが、自己の携帯端末１０の撮像部１４によりエアコン２０を撮像して、表示部１２にプレビュー画像として表示した場合、エージェント２００Ｂを示すエージェント画像がエアコン２０を含むプレビュー画像に合成されて表示される。そして、エージェント２００Ｂは、表示部１２にエアコン２０の電源を１４時にオフすることを提案するメッセージを表示する。ユーザは、そのメッセージを受けて、例えば音声により、エージェント２００Ｂからの提案に対する回答をしてもよい。エージェント２００Ｂは、ユーザから１４時にエアコン２０の電源を切ることの同意を得られた場合に、エアコン２０の電源を１４時に切るようにエアコン２０の電源のオンオフのスケジュールを変更する。

また、車両４０のスケジュールを管理するエージェント２００Ｄが、車両４０に関連づけられたユーザに対応するエージェント２００Ａからユーザのスケジュールに関する情報を取得する。そして、エージェント２００Ｄは、ユーザが１４時に外出することを特定する。エージェント２００Ｄは、１４時までに車両４０の充電を完了させるために必要な時間に基づいて、充電を開始すべき時刻を特定する。エージェント２００Ｄを示すエージェント画像が、特定された時刻、または時刻より予め定められた時間前の時刻に、表示装置６０の表示部６２、アイウェア５０の透過型表示部５２などに表示される。そして、エージェント２００Ｄは、ユーザに１４時までに車の充電を完了させることを提案するメッセージを表示部６２、透過型表示部５２などに表示する。ユーザは、そのメッセージを受けて、例えば音声により、エージェント２００Ｄからの提案に対する回答をしてもよい。エージェント２００Ｄは、車両４０の充電を完了させておくようにユーザから依頼された場合、特定した時刻に車両４０の充電を開始するように、車両４０の充電予定を変更する。

図４は、電気機器ＤのスケジュールＤを管理するエージェント２００Ｄが、エージェント２００Ａによって管理されているユーザのスケジュールＡに沿って電気機器のスケジュールを変更する手順を示すフローチャートである。

エージェント２００Ｄのスケジュール情報取得手段２０２Ｄは、ユーザのスケジュールＡを示すスケジュール情報をエージェント２００Ａを介して取得し、ユーザのスケジュールＡを参照する（Ｓ１００）。エージェント２００Ｄの変更内容決定手段２０４Ｄは、ユーザの行動予定に管理対象の電気機器Ｄを使用する可能性のある予定が含まれているか否かを判断する（Ｓ１０２）。電気機器Ｄがエアコンの場合、エージェント２００Ｄは、ユーザが外出する予定、または帰宅する予定があるか否かを判断する。または、エージェント２００Ｄは、エアコンが設置された場所で行われる会議などの予定があるか否かを判断する。電気機器Ｄが電気自動車などの車両の場合、エージェント２００Ｄは、ユーザが車両を利用して外出する予定があるか否かを判断する。エージェント２００Ｄは、ユーザが外出する予定がある場合に、エージェントＡを介して交通手段をユーザに問い合わせ、問合せ結果に基づいて、ユーザが車両を利用して外出する予定があるか否かを判断してもよい。

電気機器Ｄを使用する可能性のある予定が含まれる場合、エージェント２００Ｄの変更内容決定手段２０４Ｄは、スケジュールＤを参照して電気機器Ｄの動作予定を変更する必要があるか否かを判断する（Ｓ１０４）。エージェント２００Ｄの変更内容決定手段２０４Ｄは、例えば、ユーザが外出する時刻にエアコンの電源がオフする動作予定がすでにスケジュールＤに含まれているか否か、ユーザが外出する時刻に車両の充電が完了するような充電の動作予定がすでにスケジュールＤに含まれているか否かを判断する。エージェント２００Ｄの変更内容決定手段２０４Ｄは、変更が必要な場合には、その変更内容も決定する。

電気機器Ｄの動作予定を変更する必要がある場合、エージェント２００Ｄのスケジュール変更手段２０８Ｄは、エージェント２００Ｄが変更内容に基づいて電気機器Ｄの動作予定を変更する権限を有するか否かを、記憶部１２０に保持されている権限情報に基づいて判断する（Ｓ１０６）。権限を有する場合には、スケジュール変更手段２０８Ｄは、電気機器Ｄを管理するユーザに確認することなく、変更内容に基づいて電気機器ＤのスケジュールＤを変更する（Ｓ１１２）。

一方、変更内容に基づくスケジュールＤの変更の権限をエージェント２００Ｄが有さない場合、エージェント２００Ｄの問合せ手段２０６Ｄは、変更内容に基づいてスケジュールＤを変更してよいか否かを、電気機器Ｄを管理するユーザに問い合わせる（Ｓ１０８）。

問合せ手段２０６Ｄは、記憶部１２０を参照して、例えば電気機器Ｄを管理するユーザに関連付けられたエージェントを問合せ先として特定する。または、問合せ手段２０６Ｄは、記憶部１２０を参照して、電気機器Ｄを管理するユーザのメールアドレスなどの連絡先を問合せ先として特定してもよい。そして、問合せ手段２０６Ｄは、特定された問合せ先に対して問合せを行う。

スケジュール変更手段２０８Ｄは、ユーザからの問い合わせ結果を受けて、変更内容に基づく変更がユーザにより許諾されたか否かを判断する（Ｓ１１０）。変更が許諾された場合、スケジュール変更手段２０８Ｄは、変更内容に基づいてスケジュールＤを変更する（Ｓ１１２）。

以上のように、電気機器のスケジュールを管理するエージェント２００は、電気機器に関連するユーザ、例えば電気機器を使用するユーザのスケジュールに沿って電気機器のスケジュールを変更する。これにより、ユーザのスケジュールに合わせて電気機器の節電に貢献できる。また、ユーザのスケジュールに合わせて電気機器を使用するユーザの利便性を向上させることができる。さらに、変更内容に基づくスケジュールの変更の権限がない場合には、エージェント２００は、ユーザに問い合わせを行う。よって、エージェント２００によって自動的に変更されることにより、ユーザに不都合が生じることを防止できる。

図５は、複数のユーザに共通の行動予定を複数のユーザのスケジュールに追加する場合の手順を示すフローチャートである。

例えば、共通の行動予定の追加を希望するユーザＡのエージェント２００Ａは、共通の行動予定を追加すべきユーザまたはグループの選択をユーザＡから受け付ける（Ｓ２００）。エージェント２００Ａは、例えばユーザＡが所有する携帯端末１０の表示部１２に図６Ａに示すような画面を表示させ、ユーザＡからの選択を受け付ける。さらに、エージェント２００Ａの日程情報取得手段２１０Ａは、ユーザＡから共通の行動予定を追加すべき希望日程を受け付ける（Ｓ２０２）。エージェント２００Ａは、例えば図６Ｂに示すような画面を表示部１２に表示させて、ユーザＡからの希望日程を受け付ける。エージェント２００Ａは、日程情報のほかに、行動予定の内容を示すタイトルおよび場所などをユーザＡから受け付けてもよい。

次いで、エージェント２００Ａの依頼情報提供手段２１２Ａは、ユーザＡからの指示に応じて、選択された各ユーザまたは選択されたグループに予め登録されている各ユーザのスケジュールを管理する各エージェントに向けて、共通の行動予定の追加を依頼することを示す依頼情報を各エージェントに提供する。例えば、ユーザＡが図６Ｂに示す画面上の「スケジュールの調整・登録」ボタンをタッチまたはクリックしたことに対応して、依頼情報提供手段２１２Ａは、各エージェントに依頼情報を提供する。

エージェント２００Ａは、依頼情報に対する各エージェントから応答結果を受けて、各ユーザのスケジュールに、指定された希望日程で共通の行動予定を追加可能か否かを判断する（Ｓ２０６）。追加可能な場合には、エージェント２００Ａのスケジュール変更手段２０８Ａは、ユーザＡのスケジュールＡに指定されて希望日程で共通の行動予定を追加することで、スケジュールＡを変更する（Ｓ２０８）。

追加可能でない場合、エージェント２００Ａは、日程変更処理を実行する。エージェント２００Ａは、例えば、図６Ｃに示すような画面を表示部１２に表示させる。そして、エージェント２００Ａは、共通の行動予定の追加を依頼した各ユーザのうち予定が重複しているユーザにスケジュールの変更を依頼するか、ユーザＡの予定を見直すか、各ユーザの各スケジュール内の既存の行動予定に重複しない日程を検索するかを選択させてもよい。

ユーザＡがユーザＡの予定を見直すことを選択した場合、例えば、ユーザＡが、図６Ｃの「自分の予定を見直す」ボタン４０１ｂをタッチまたはクリックしたことに対応して、エージェント２００Ａは、ユーザＡに新たな希望日程を指定させてもよい。そして、エージェント２００Ａは、ユーザＡが新たな希望日程を指定した場合に、ユーザＡから他の希望日程を受け付けたと判断してもよい。

また、ユーザＡが重複しない日程を検索することを選択した場合、例えば、ユーザＡが、図６Ｃの「最適スケジュール検索」ボタン４０１ｃをタッチまたはクリックしたことに対応して、エージェント２００Ａは、各ユーザの各エージェントと通信することで、各ユーザのスケジュールを参照して、各ユーザが空いている日程を検索してもよい。ここで、エージェント２００Ａは、ユーザＡに日程の検索範囲を指定させてもよい。エージェント２００Ａは、例えば、図６Ｄに示すような複数の日程範囲を選択可能な画面を表示部１２に表示させることで、ユーザＡに日程の検索範囲を指定させてもよい。そして、ユーザＡが検索ボタン４０２をタッチまたはクリックしたことに対応して、エージェント２００Ａは、ユーザＡにより選択された日程の検索範囲において、各ユーザが空いている日程を検索する。

日程を検索した後、エージェント２００Ａは、図６Ｅに示すように、追加可能な複数の日程候補をユーザＡに提示してもよい。そして、エージェント２００Ａは、日程候補に対応するラジオボタン４０４のうちユーザＡにより選択されたラジオボタン４０４に対応する日程候補を図６Ｆに示すような画面でユーザＡに提示し、ユーザＡが「はい」ボタン４０６をタッチまたはクリックした場合に、ユーザＡから他の希望日程を受け付けたと判断してもよい。

ユーザＡから他の希望日程を受け付けた場合（Ｓ２１２）、エージェント２００Ａは、他の希望日程で改めて各ユーザの各エージェントに、他の希望日程で共通の行動予定を追加することを依頼する（Ｓ２０４）。

一方、ユーザＡが共通の行動予定の追加を依頼した各ユーザのうち予定が重複しているユーザにスケジュールの変更を依頼することを選択した場合、例えば、ユーザＡが、図６Ｃに示す「○○さんにスケジュール変更を依頼する」ボタン４０１ａをタッチまたはクリックした場合、他のユーザに変更を依頼することを受け付けたと判断して、ユーザＡにより指定された他のユーザのエージェントにスケジュールの変更を依頼する。

エージェント２００Ａは、他のユーザへのスケジュールの変更の依頼を受け付けた場合（Ｓ２１４）、他のユーザのエージェントから変更の許可を受けたか否かを判断する（Ｓ２１６）。変更の許可を受け付けた場合、エージェント２００Ａのスケジュール変更手段２０８Ａは、許可された希望日程で共通の行動予定を追加することで、ユーザＡのスケジュールを変更する（Ｓ２０８）。

一方、エージェント２００Ａのスケジュール情報取得手段２０２Ａが、スケジュールの変更を依頼した他のユーザのエージェントから他のユーザより指定された他の希望日程を示す他のユーザのスケジュールに関する情報を取得した場合、エージェント２００Ａは、他のユーザから他の希望日程を受け付けたと判断する（Ｓ２１８）。この場合、エージェント２００Ａは、他の希望日程でユーザＡのスケジュールに共通の行動予定を追加するようにユーザＡのスケジュールＡを変更する権限を有するか否かを判断する（Ｓ２２０）。

エージェント２００Ａが権限を有する場合、エージェント２００Ａのスケジュール変更手段２０８Ａは、他のユーザのエージェントに他の希望日程に変更できることを示すに日程変更許可を他のエージェントに通知し（Ｓ２２８）、ユーザＡのスケジュールＡに他の希望日程で共通の行動予定を追加することで、スケジュールＡを変更する（Ｓ２０８）。

エージェント２００Ａが権限を有さない場合、エージェント２００Ａの問合せ手段２０６Ａは、他の希望日程で共通の行動予定を追加してよいかどうかをユーザＡに問い合わせる（Ｓ２２２）。次いで、エージェント２００Ａは、ユーザＡが日程の変更を許可したかどうかを判断する（Ｓ２２４）。ユーザＡが許可しなかった場合、エージェント２００Ａは、他のエージェントに日程変更が許可されないことを示す日程変更拒否を通知する（Ｓ２２６）。エージェント２００Ａは、ユーザＡからさらに他の希望日程を受け付けず、他のユーザへの更なる変更依頼の要請も受け付けなかった場合には、処理を終了する。ユーザＡが許可した場合には、エージェント２００Ａのスケジュール変更手段２０８Ａは、他のユーザのエージェントに他の希望日程に変更できることを示すに日程変更許可を他のエージェントに通知し（Ｓ２２８）、ユーザＡのスケジュールＡに他の希望日程で共通の行動予定を追加することで、スケジュールＡを変更する（Ｓ２０８）。

以上のように、各エージェントは、共通の行動予定を各ユーザのスケジュールに追加する場合には、権限の範囲内で各エージェントとの間でやりとりを行い、共通の行動予定を追加するのに最適な日程を自動的に調整する。よって、各スケジュールに共通の行動予定を自動的に追加できる。また、権限の範囲外のスケジュールの変更の場合には、ユーザに問い合わせてスケジュールの変更が行われるので、スケジュール変更に伴うユーザの不都合を防止できる。

図７は、エージェント２００が共通の行動予定を自己が管理するユーザのスケジュールに追加することを依頼された場合の手順を示すフローチャートである。

例えば、ユーザＡのスケジュールＡを管理するエージェント２００Ａのスケジュール情報取得手段２０２Ａが、他のエージェントからユーザＡのスケジュールＡに指定の希望日程で共通の行動予定を追加する依頼を示す依頼情報を取得することで、追加の依頼を受け付ける（Ｓ３００）。エージェント２００Ａの変更内容決定手段２０４Ａは、依頼情報に基づいてスケジュールＡの変更内容を決定する。さらに、エージェント２００Ａのスケジュール変更手段２０８Ａは、変更内容に基づく変更の権限を有するか否かを判断する（Ｓ３０２）。

エージェント２００Ａが変更の権限を有さない場合、エージェント２００Ａの問合せ手段２０６Ａは、ユーザＡに指定の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加してよか否かを問い合わせる（Ｓ３０４）。次いで、エージェント２００Ａは、問い合わせの結果が日程変更許可か否かを判断する（Ｓ３０６）。ユーザＡが日程変更を許可する場合、スケジュール変更手段２０８Ａは、依頼元のエージェントに、指定の希望日程で共通の行動予定を追加できることを示す日程変更許可を通知し（Ｓ３１０）、ユーザＡのスケジュールＡに指定の希望日程で共通の行動予定を追加することで、ユーザＡのスケジュールＡを変更する（Ｓ３１２）。

一方、ユーザＡが日程変更を許可しなかった場合、エージェント２００Ａは、依頼元のエージェントに、指定の希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加することができないことを示す日程変更拒否を通知する（Ｓ３０８）。

エージェント２００Ａが変更の権限を有する場合、スケジュール変更手段２０８Ａは、ユーザＡのスケジュールＡに指定の希望日程で他の予定が含まれるか否か、つまり重複する予定があるかを判断する（Ｓ３１４）。重複する予定がなければ、依頼元のエージェントに日程変更許可を通知し（Ｓ３１０）、ユーザＡのスケジュールＡに指定の希望日程で共通の行動予定を追加することで、ユーザＡのスケジュールＡを変更する（Ｓ３１２）。

重複する場合、スケジュール変更手段２０８Ａは、エージェント２００Ａが重複する予定の変更可能な権限を有するか否か、つまり重複予定変更の権限があるか否かを判断する（Ｓ３１６）。エージェント２００Ａが重複予定変更の権限を有する場合、日程変更許可を依頼元のエージェントに通知し（Ｓ３１０）、ユーザＡのスケジュールＡに指定の希望日程で共通の行動予定を追加することで、ユーザＡのスケジュールＡを変更する（Ｓ３１２）。

エージェント２００Ａが重複予定変更の権限がない場合、スケジュール変更手段２０８Ａは、予定が重複している旨を依頼元のエージェントに通知する（Ｓ３１８）。次いで、依頼元のエージェントから日程変更の依頼を受けた場合、問合せ手段２０６Ａは、ユーザＡに、依頼元のエージェントから指定された希望日程で共通の行動予定をスケジュールＡに追加してよいか否かを問い合わせる（Ｓ３０４）。

日程変更の依頼を受け付けずに、ユーザＡから他の希望日程を受け付けた場合（Ｓ３２２）、依頼元のエージェントに対してユーザＡからの他の希望日程を通知する（Ｓ３２４）。次いで、スケジュール変更手段２０８Ａは、依頼元のエージェントに通知した他の希望日程で共通の行動予定を追加することを依頼元のエージェントから許可することを受け付けた場合（Ｓ３２６）、ユーザＡのスケジュールＡに、ユーザＡが指定した他の希望日程で共通の行動予定を追加することで、ユーザＡのスケジュールＡを変更する（Ｓ３１２）。

以上のように、権限の範囲内で各エージェントとの間でやりとりを行い、共通の行動予定を追加するのに最適な日程を自動的に調整する。よって、各スケジュールに共通の行動予定を自動的に追加できる。また、権限の範囲外のスケジュールの変更の場合には、ユーザに問い合わせてスケジュールの変更が行われるので、スケジュール変更に伴うユーザの不都合を防止できる。

図８は、サーバ１００のハードウェア構成の一例を示す。サーバ１００は、一例として、ホストコントローラ５０２、ＣＰＵ５０４、ＲＡＭ５０６、入出力コントローラ５０８、ＲＯＭ５１０、通信インタフェース５１２、ディスプレイ５１４、スピーカ５１６、マイク５１８、カメラ５２０を備える。ディスプレイ５１４、スピーカ５１６、マイク５１８、カメラ５２０は、ネットワークを介してサーバ１００に接続されてもよい。

ホストコントローラ５０２は、ＲＡＭ５０６と、高い転送レートでＲＡＭ５０６にアクセスするＣＰＵ５０４とを接続する。ＣＰＵ５０４は、ＲＯＭ５１０およびＲＡＭ５０６に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部を制御する。入出力コントローラ５０８は、ホストコントローラ５０２と、ＲＯＭ５１０、通信インタフェース５１２、ディスプレイ５１４、スピーカ５１６、マイク５１８、カメラ５２０とを接続する。

ＲＯＭ５１０は、サーバ１００が起動時に実行するブートプログラム、サーバ１００のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。

ディスプレイ５１４は、表示部の一例である。スピーカ５１６は、音声出力部の一例である。マイク５１８は、音声入力部の一例である。カメラ５２０は、撮像部の一例である。

サーバ１００にインストールされるプログラムは、ＣＰＵ５０４等と協働して、サーバ１００を、図２に示す、スケジュール情報取得手段２０２Ａ，２０２Ｄ、変更内容決定手段２０４Ａ，２０４Ｄ、問合せ手段２０６Ａ，２０６Ｄ、スケジュール変更手段２０８Ａ，２０８Ｄ、日程情報取得手段２１０Ａ，２１０Ｄ、依頼情報提供手段２１２Ａ，２１２Ｄ、音声解析手段２１４Ａ，２１４Ｄ、制御部１１０、画像取得部１１１、位置情報取得部１１２、画像生成部１１３、表示制御部１１４、および音声生成部１１５として機能させる。

なお、エージェント２００は、ユーザのスケジュールに会議の行動予定が含まれる場合、行動予定に示される参加者リスト、会議のタイトル、会議日程などを示すアジェンダを自動的に作成してもよい。この場合、エージェント２００は、ユーザのスケジュールに基づいて会議の時間を特定し、ユーザの携帯端末１０の録音機能を用いて会議中の音声を録音し、作成したアジェンダと音声情報とを関連付けてデータベースに登録してもよい。

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。

１０ 携帯端末
１２ 表示部
１４ 撮像部
１６ 音声入力部
２０ エアコン
３０ 冷蔵庫
４０ 車両
５０ アイウェア
５２ 透過型表示部
５４ 撮像部
５６ 音声入力部
６０ 表示装置
６２ 表示部
６４ 撮像部
６６ 音声入力部
１００ サーバ
１１０ 制御部
１１１ 画像取得部
１１２ 位置情報取得部
１１３ 画像生成部
１１４ 表示制御部
１１５ 音声生成部
１２０ 記憶部
１３０ 通信部
２００Ａ，２００Ｂ，２００Ｃ，２００Ｄ エージェント
２０２Ａ，２０２Ｄ スケジュール情報取得手段
２０２Ｄ，２０２Ｄ スケジュール取得手段
２０４Ａ，２０４Ｄ 変更内容決定手段
２０６Ａ，２０６Ｄ 問合せ手段
２０８Ａ，２０８Ｄ スケジュール変更手段
２１０Ａ，２１０Ｄ 日程情報取得手段
２１２Ａ，２１２Ｄ 依頼情報提供手段
２１４Ａ，２１４Ｄ 音声解析手段
３００ サーバ

Claims (13)

1. 第１対象に関する第１スケジュールを管理する第１エージェントと、
   第２対象に関する第２スケジュールを管理する第２エージェントと
   を備え、
   前記第１エージェントは、
   前記第２エージェントから前記第２スケジュールに関する情報を取得する手段と、
   前記第２スケジュールに関する情報に基づいて、前記第１スケジュールの変更内容を決定する手段と、
   前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、前記変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、
   前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、前記変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更し、前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、前記変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更する手段と
   を有する、スケジュール管理システム。
2. 前記第２エージェントは、
   前記第１エージェントから前記第１スケジュールに関する情報を取得する手段と、
   前記第１スケジュールに関する情報に基づいて、前記第２スケジュールの変更内容を決定する手段と、
   前記変更内容が前記第２エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、前記変更内容に基づいて前記第２スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、
   前記変更内容が前記第２エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、前記変更内容に基づいて前記第２スケジュールを変更し、前記変更内容が前記第２エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、前記変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて前記第２スケジュールを変更する手段と
   を有する、請求項１に記載のスケジュール管理システム。
3. 前記第１スケジュールは、前記第１対象である第１電気機器の動作予定のスケジュールを含み、
   前記第２スケジュールは、前記第２対象であるユーザの行動予定のスケジュールを含み、
   前記第１エージェントの前記決定する手段は、前記ユーザの行動予定のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第１電気機器の動作予定のスケジュールの変更内容を決定する、請求項１または請求項２に記載のスケジュール管理システム。
4. 前記第１エージェントの前記問い合わせる手段は、前記第１電気機器の動作予定の前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、前記変更内容に基づく動作が実行される予定の時刻より予め定められた時間前に、前記変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる、請求項３に記載のスケジュール管理システム。
5. 前記第１スケジュールは、前記第１電気機器の電源のオンオフのタイミングを含み、
   前記第１エージェントの前記決定する手段は、前記ユーザの行動予定のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第１電気機器の電源のオンオフを示すスケジュールの変更内容を決定する、請求項３または請求項４に記載のスケジュール管理システム。
6. 前記第１スケジュールは、前記第１対象である第１電気機器の動作予定のスケジュールを含み、
   前記第２スケジュールは、前記第２対象である第２電気機器の動作予定のスケジュールを含み、
   前記第１エージェントの前記決定する手段は、前記第２電気機器の動作予定のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第１電気機器の動作予定のスケジュールの変更内容を決定する、請求項１または請求項２に記載のスケジュール管理システム。
7. 前記第１スケジュールは、前記第１電気機器である車両の充電予定のスケジュールを含み、
   前記第２スケジュールは、前記第２電気機器の電源のオンオフのタイミングを含み、
   前記第１エージェントの前記決定する手段は、前記第２電気機器の電源のオンオフのタイミングに基づいて、前記車両の充電予定のスケジュールの変更内容を決定する、請求項６に記載のスケジュール管理システム。
8. 前記第１電気機器が撮像された画像を取得する画像取得部と、
   前記第１エージェントを表す画像を生成する画像生成部と、
   前記画像取得部が取得した前記第１電気機器の画像に、前記第１エージェントを表す前記画像を合成して表示させる表示制御部と
   をさらに備える、請求項３から請求項７のいずれか１つに記載のスケジュール管理システム。
9. 前記第１エージェントを表す画像を生成する画像生成部と、
   アイウェアに設けられた透過型表示部に前記第１エージェントを表す前記画像を表示させる表示制御部と
   をさらに備える、請求項３から請求項７のいずれか１つに記載のスケジュール管理システム。
10. 前記第１スケジュールは、前記第１対象である第１ユーザの行動予定のスケジュールを含み、
    前記第２スケジュールは、前記第２対象である第２ユーザの行動予定のスケジュールを含み、
    前記第２エージェントは、
    前記第１ユーザおよび前記第２ユーザに共通の行動予定を前記第１スケジュールおよび前記第２スケジュールに追加する希望日程に関する日程情報を取得する手段と、
    前記共通の行動予定を前記希望日程で前記第１スケジュールに追加することを依頼する依頼情報を前記第１エージェントに提供する手段と
    を有し、
    前記第１エージェントの前記取得する手段は、前記依頼情報を前記第２スケジュールに関する情報として取得し、
    前記第１エージェントの前記決定する手段は、前記依頼情報に基づいて前記第１スケジュールの変更内容として前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加することを決定し、
    前記第１エージェントの前記問い合わせる手段は、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加することが前記第１エージェントの前記権限の範囲外にある場合、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加してよいか否かを前記第１ユーザに問い合わせ、
    前記第１エージェントの前記変更する手段は、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加することが前記第１エージェントの前記権限の範囲内にある場合、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加し、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加することが前記第１エージェントの前記権限の範囲外にある場合で、かつ前記第１ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加する、請求項１または請求項２に記載のスケジュール管理システム。
11. 前記第１エージェントは、
    前記希望日程で前記共通の行動予定を前記第１スケジュールに追加することが前記第１エージェントの前記権限の範囲外にある場合で、かつ前記第１ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示さない場合、前記共通の行動予定を前記第１スケジュールおよび前記第２スケジュールに追加する他の希望日程を示す他の日程情報を取得する手段と、
    前記第２エージェントに前記共通の行動予定を前記他の希望日程で前記第２スケジュールに追加することを依頼する他の依頼情報を前記第２エージェントに提供する手段と
    を有し、
    前記第２エージェントは、
    前記他の依頼情報を取得する手段と、
    前記他の依頼情報に基づいて前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することを決定する手段と、
    前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することが前記第２エージェントの前記権限の範囲外にある場合、前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加してよいか否かを前記第２ユーザに問い合わせる手段と、
    前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することが前記第２エージェントの前記権限の範囲内にある場合、前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することで前記第２スケジュールを変更し、前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することが前記第２エージェントの前記権限の範囲外にある場合で、前記第２ユーザからの問い合わせ結果が追加してもよいことを示す場合、前記他の希望日程で前記共通の行動予定を前記第２スケジュールに追加することで前記第２スケジュールを変更する手段と
    をさらに有する、請求項１０に記載のスケジュール管理システム。
12. 前記第１エージェントは、ユーザの音声を解析する手段
    をさらに有し、
    前記第１エージェントの前記問い合わせる手段は、音声を出力することによりユーザに問い合わせ、
    前記第１エージェントの前記音声を解析する手段は、前記ユーザへの問い合わせに対する前記ユーザの音声を解析することにより、前記問い合わせ結果を取得する、請求項１から請求項１１のいずれか１つに記載のスケジュール管理システム。
13. コンピュータを、第１対象に関する第１スケジュール管理する第１エージェントとして機能させるためのプログラムであって、
    前記第１エージェントは、
    第２対象に関する第２スケジュールを管理する第２エージェントから前記第２スケジュールに関する情報を取得する手段と、
    前記第２スケジュールに関する情報に基づいて、前記第１スケジュールの変更内容を決定する手段と、
    前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、前記変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更してよいか否かをユーザに問い合わせる手段と、
    前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲内にある場合、前記変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更し、前記変更内容が前記第１エージェントに予め定められた権限の範囲外にある場合、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、前記変更内容又はユーザに指定された変更内容に基づいて前記第１スケジュールを変更する手段と
    を有する、プログラム。

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