JP6099903B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Description
以上より、本発明の目的の一つは、検者が、断層画像における網膜の層境界の編集操作を簡易に行うことである。
網膜の断層像を取得する断層像取得手段と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態における複数の領域を示す表示形態の位置の変更を指示する指示手段と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記複数の領域のうちいずれかの表示形態の位置の変更が指示された場合に前記指示された表示形態を他の表示形態とは異なる表示形態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記指示手段により前記複数の層境界を示す表示形態のうち隣接する2つの表示形態が接触し且つ該2つの表示形態のうち一方の表示形態の位置を他方の表示形態の側に変更するように指示された場合に、前記2つの表示形態の位置関係が保持され且つ前記2つの表示形態が交差しないように前記2つの表示形態の位置を連動させて変更する変更手段と、
を備える。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施
形態に係る画像処理装置は、まず、検者(操作者)による指示手段の指示に応じて、表示手段に表示されている網膜の断層像の層境界に対応する位置に、層境界を示す表示形態を重ねて該表示手段に表示させる。ここで、層境界を示す表示形態は、例えば、層境界を示す線がある。このとき、層境界を示す線における複数の領域を示す表示形態の一例である複数の点のうち少なくとも一つの点を編集することができる。例えば、検者は、この点の位置を変更することにより、層境界を示す線の位置を簡易に変更することができる。また、この点の変更に応じて、隣接する点の位置や、他の層境界を示す線の位置を自動的に更新することもできる。なお、層境界を示す表示形態は、線以外にも、点線や、太線でも良い。また、複数の領域を示す表示形態は、点以外にも、四角形や星型等の形状でも良い。
本実施形態での断層像撮像装置は、低コヒーレント光である測定光を、サンプルに照射し、そのサンプルからの後方散乱光を、干渉系を用いることで測定することを可能にした装置である。測定光をサンプル上の一点に照射した場合、そのサンプル上の一点における深さ方向の画像情報を得ることができる。さらに測定光をサンプル上で走査しながら測定を行うことで、サンプルの断面画像を得ることも可能である。
なお、UI制御部140は、断層像のコントラスト調整、ウインドウウィング調整またはノイズフィルタリング等の加工処理を前眼部画像に対して行う。
層境界情報変更手段の一例である層境界情報更新部160は、指示手段の一例である操作部130の変更の指示に応じて、層境界情報、例えば、層境界の位置の情報を更新(変更)する。例えば、層境界情報更新部160は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置が図示しないメモリに記録されたプログラムを実行することで実現される。
次に、上述の如く構成された、実施形態の一例としての画像処理装置10の動作を、図2に示すフローチャートに従って説明する。
ステップS210においてUI制御部140は、操作部130から操作者の操作により、編集対象の断層像を選択する。本実施例では、UI制御部140は断層像取得部110から一つの断層像を取得し、表示部170に表示する。ここでは、例として表示している断層像をn番目の断層像とする。そして、操作部130のマウスの位置を示す指標が断層像の上にある時に、マウスホイールの回転に応じて、隣接する断層像の表示に切り替える。ホイールの回転方向に応じて(n+1)番目または(n−1)番目の断層像を表示する。言うまでもないが、nは連続的に撮影された断層像の一つを示し、(n+1)または(n−1)が存在しない場合は断層像の切り替えは行わないことにする。ステップS210で最後に表示された断層像は編集対象の断層像である。
ステップS220において、UI制御部140は、ステップS210で選択された断層像を断層像取得部110から取得して、さらに層境界情報保持部120から、選択された断層像の層境界情報を取得する。UI制御部140は、選択された断層像と、その断層像に対応する層境界情報を表示制御部150に送る。そして、表示制御部150は、層境界情報に基づいて、層境界を示す表示形態の一例である層境界線を、断層像の層境界線に対応する位置に重ねた(合成した)状態で表示部170に表示させる。
ステップS230において、UI制御部140は、ステップS210で選択された断層像とステップS220で得られた、選択された断層像の層境界線の情報をもとに、断層像上に境界線を表す線をオーバレイし、表示制御部150によって合成画像を作成する。ここでは、個々の境界線を認識しやすくするために、それぞれ異なる色で描画する。例えば、ILMは黄色、NFL/GCLは緑色、GCL/IPLは青色、IPL/INLは紺、INL/OPLは紫色、OPL/ONLは黄緑色、IS/OSはダークグリーン、OS/RPEは茶色、RPE/Choroidはオレンジ色、BMは桃色にする。ただし、これらの色に限らなく、その他の色の組み合わせでもよいし、同じ色を複数の境界線に与えても良い。断層像と境界線の合成画像を作成した後に、UI制御部140は合成画像を表示制御部150へ送り、表示制御部150は表示部170により操作者に合成画像を提示する。
ステップS240において、UI制御部140は、操作部130から得られる操作者の操作により、層境界線の情報の更新(編集)をするかどうかを決定する。本実施形態では、UI制御部140は、表示部170のGUIに「編集」ボタンを設けて、操作者がマウスカーソルを用いて編集ボタンをクリックしたら、編集を開始することにする。ただし、操作者の意図が伝えられたら良いので、GUIのボタンに限らないで、例えば、キーボードのホットキーを使う、または線用のボタンを用意するなどでも良い。編集を開始するならば、処理はステップS250へ続く。編集をしない場合は、処理はステップS270へ続く。
ステップS250において、UI制御部140と層境界情報更新部160は、操作者の操作により、層境界線の情報の更新(編集)を行う。ステップS250の詳細説明を、後述する。
ステップS260において、層境界情報保持部120は、ステップS250で編集された層境界情報を保存する。
ステップS270において、UI制御部140は、操作部130から得られる操作者の操作により、その他の断層像を編集するかどうかを決定する。本実施形態では、UI制御部140は、表示部170のGUIに「作業終了」ボタンと「作業継続」を設ける。操作者がマウスカーソルを用いて「作業終了」ボタンをクリックしたら、本実施例の画像処理装置10の処理を終了する。または、操作者がマウスカーソルを用いて「作業継続」ボタンをクリックしたら、処理はステップS210へ続く。ただし、本実施形態に限らなく、例えば、キーボードのホットキーに「作業終了」と「作業継続」を割り当ててもよい。または、操作部130は、異なる断層像が選択されたことを感知する、等も良い。
次に、図3(a)のフローチャートを参照して、ステップS250の処理を詳細に説明する。
ステップS310において、UI制御部140は、操作部130から得られる操作者の操作により、編集対象の境界線を選択する。本実施形態では、ステップS230で表示制御部150に表示された断層像と境界線の情報の合成画像を用いる。合成画像上で操作者はマウスカーソルを境界線の上に持っていて、マウスクリックをしたら、操作部130は合成画像上でのマウスクリックの位置を取得する。そして、UI制御部140は、表示制御部150により、合成画像上でマウスクリックされた位置から最も近い境界線を選択することができる。さらに、選択された境界線は選択された場合、例えば、ハイライト表示に変更されることが好ましい。本実施形態では、境界線が選択された状態は、点線で表している。図4(a)はその操作の一例を示す。420はマウスカーソルの位置でマウスクリックを検出すると、図4(b)では、選択された境界線は点線になった例を示す。
ステップS320において、UI制御部140は、境界線は選択されたかどうかを決定する。ステップS310において「編集終了」ボタンがクリックされたと検出した場合、UI制御部140は境界線が選択されなかったと判断し、ステップS250の処理を終了する。
ステップS310において、境界線は選択された場合は、処理はステップS330へ続く。
ステップS330において、層情報更新部160は、UI制御部140と操作部130の情報に基づいて、選択された境界線の情報更新を行う。ステップS330の詳細説明を、後述する。
ステップS340において、UI制御部140は、操作部130から得られる操作者の操作により、その他の境界線を編集するかどうかを決定する。本実施形態では、UI制御部140は、表示部170のGUIに「境界線再選択」ボタンを設ける。操作者がマウスカーソルを用いて「境界線再選択」ボタンをクリックしたら、UI制御部140はその操作を感知し、ステップS310へ処理が続く。または、UI制御部140は「境界線再選択」ボタンをクリックされていない場合は、処理はステップS330へ戻る。
次に、図3(b)のフローチャートを参照して、ステップS330の処理を詳細に説明する。
ステップS331において、UI制御部140は編集対象の境界線上にコントロールポイント410を表示し、操作部130から得られる操作者の操作を入力する。本実施形態では、ステップS310で表示制御部150により表示された断層像と編集対象の境界線と、境界線上のコントロールポイントの合成画像を用いる。
さらに、表示されていない断層像の同じ境界線上にもコントロールポイントを設定する。
ステップS332において、層境界情報更新部160は選択されたコントロールポイントの移動をする。操作者はマウスをクリック(長押し)しながらマウスカーソルを移動すると、UI制御部140はカーソルの移動情報を操作部130からもらって層境界情報更新部160に送り、層境界情報更新部160は、カーソルの移動に基づいて選択されたコントロールポイントの位置を更新する。当該層境界情報更新部160は、入力点たるコントロールポイントを介して層境界線の情報を更新する層境界情報変更手段として機能する。本実施形態では、表示制御部150で表示している選択されたコントロールポイントはマウスカーソルと同じ位置に移動する。なお、マウスのクリック(長押し)をリリーズしてから境界線の位置を更新するとして説明をしたが、それに限らなく、長押し中でも境界線の更新も考えられる。ここでは、コントロールポイントの移動はXとY位置が固定で、断層像の深さ方向、つまりZ方向で行う。ただし、同様な考え方では、コントロールポイントの移動がどの軸にしても良い。
ステップS333において、層境界情報更新部160は、ステップS332によるコントロールポイントの移動によって、層境界線の位置を再計算する。本実施例では、まず、断層像に表示されている層境界線の位置を再計算する。層境界情報変更手段は、変更された位置に基づいて、複数の層境界を示す表示形態における複数の領域以外の領域の位置に対して、補完処理を行うことが好ましい。これにより、例えば、コントロールポイントの位置に応じて、層境界線におけるコントロールポイント間をなめらかにつなげるように、コントロールポイント間の位置を変更することができる。このため、なめらかな層境界線を表示させることができる。
具体的には、層境界線のコントロールポイントを基に、コントロールポイント間の層境界線の位置の補完処理(interpolation)を行う。本実施形態では、補完アルゴリズムとして、Akima Interpolation を行う。ただし、本実施形態は、補完アルゴリズムに限定されることはなく、コントロールポイント間の層境界線の位置の補完ができれば、Spline Interpolationなどのような補完アルゴリズムでも良い。ここでは、位置(x,y)にある境界線のZ方向の位置の補完処理になる。つまり、
Pz(x,y)=Int(x、y) (1)
ただし、Pzは(x、y)位置にある境界線の深さ方向(Z方向)の位置、Int(x,y)は補完処理である。
図4(e)、(g)、(h)は、ステップS333での処理結果を示す。
図4(g)は、隣接する断層像の層境界線を修正する例を示す。431、432、43nは、3D断層像の断層像の例である。430は、複数の断層像から再構成された断層像である。図4(h)は、断層像430を示す。図4(h)では、層境界線に複数のコントロールポイントを示す。それぞれのコントロールポイントは、図4(g)の異なる断層像の情報からなる。図4(h)では、カーソル420はコントロールポイントの移動を示す。黒い丸は補完処理のサンプル入力に使われる。白い丸は、補完処理の計算結果によって、移動されるコントロールポイントの例である。以上述べたように、操作が入力された入力点以外の入力点が配置された位置の層境界線に対しては、層境界線変更手段によって補間処理が施される。
ステップS334において、層境界情報更新部160は、他境界線の位置を計算する。網膜は、解剖学的に、隣接する層境界が互いに交差しない。そこで、本実施形態では、Z方向における層境界を示す表示形態の順番を変更しない構成にすることが好ましい。具体的には、隣接する層境界を示す線が交差しない(網膜の深さ方向に対して、一方の層境界を示す線が他方の層境界を示す線を超えない)ように処理をする。当該処理は、断層像において入力点が配置された層境界線の情報の変更に応じて層境界線が合成された層とは他の層に関する層境界線の情報を変更する層境界情報更新部160により実行され、他の層境界線の情報の変更に際しては層境界線が交わらないように該層境界線の情報が変更される。ステップS333において移動されたコントロールポイントを有する層境界線が他の層境界線(例えば、層境界線B)と接触した場合に、さらにコントロールポイントを層境界線B側に移動しようとすると、層境界情報更新部160は、層境界線Bの位置をコントロールポイントの移動に連動して変更することが好ましい。あるいは、層境界線Bの位置を固定し、コントロールポイントが層境界線Bを超えて移動できないようにしても良い。このとき、網膜の深さ方向における複数の層境界を示す線の位置関係を保持できれば良い。なお、本明細書では、2つの層境界を示す線が接触して同一箇所で重複した場合も、上記位置関係が保持されているとする。
さらに、解剖学的に中心窩では網膜のいくつかの層が非常に薄くなると知られている。本実施形態ではそれらの層境界線は中心窩付近に一点に合うことにする。さらに、その一点を移動すると、一点になっている他境界線の位置も更新する。図4(d)はその処理結果を示す。
ステップS335において、UI制御部140は、境界線の更新(編集処理)を取り消すかどうかを判断する。UI制御部140は、表示部170上にキャンセルボタンを表示させ、操作者の操作によって操作部130はマウスがキャンセルボタンをクリックしたかどうかを判断する。キャンセルボタンがクリックされたと判断した場合は、処理はステップS336へ進む。キャンセルボタンがクリックされていないと判断した場合は、ステップS330の処理が終了する。
ステップS336において、境界線の更新(編集処理)の取り消し作業を実行する。そのため、UI制御部140は層境界情報更新部160へ取り消し命令を送り、層境界情報更新部160は、層境界情報保持部120から変更された層境界線の元情報を取得する。
第1の実施形態において,隣接する断層像の層境界線の位置の変化をスムースにするために、層境界線のコントロールポイントを移動して、隣接する断層像の層境界線位置またはコントロールポイントの位置を修正する例を示した。本実施形態では、操作者が移動したコントロールポイントを、補完処理などで位置修正できないようにする方法を説明する。
ステップS331Bにおいて、UI制御部140は編集対象の境界線上にコントロールポイント410を表示し、操作部130から得られる操作者の操作を入力する。本実施形態のステップS331Bは、実施形態1のステップS331の処理に加えて、層境界情報更新部160はそれぞれのコントロールポイントに“編集状態”のタグを付ける。“編集状態”タグの値は“編集済”か“未編集”になる。最初は、すべてのコントロールポイントの“編集状態”タグは、“未編集”にする。即ち、層境界情報更新部160はコントロールポイントに対して編集状態を示す属性をつけ、該属性に基づいて層境界線の情報の変更を実行する。また、コントロールポイント毎に属性を示す表示形態を表示させることが好ましい。これにより、検者は編集状態を容易に確認することができる。
ステップS332Bおいて、層境界情報更新部160は選択されたコントロールポイントの移動をする。本実施形態のステップS332Bは、実施形態1のステップS332の処理に加えて、層境界情報更新部160は操作者の操作入力により移動されたコントロールポイントに“編集済”のタグを付ける。
ステップS333において、層境界情報更新部160は、ステップS332によるコントロールポイントの移動によって、層境界線の位置と、他コントロールポイントの位置の再計算をする。本実施形態のステップS333Bは、実施形態1のステップS333の処理と同様に、コントロールポイント間での境界線の位置の補完処理(interpolation)を行う。ただし、コントロールポイントが“編集済”のタグが付いている場合は補完処理に優先的にサンプルとして採用し、補完処理により“編集済”のタグが付いているコントロールポイントの移動を行わない。同様に、隣接する断層像のコントロールポイントも、“編集済”のタグが付いていれば補完処理のサンプルとして採用し、移動を行わない。
以上で、本実施形態で実行する処理の流れを終了する。
また、コントロールポイントが無い場合には、層境界を示す表示形態の一部が選択された場合に、該選択された領域が他の領域とは異なる表示形態で表示されることが好ましい。これにより、例えば、属性を簡易に識別することができる。
第1の実施形態において、複数の2次元断層像から構成される3次元断層像の断層像に層境界線を表示し、操作者の操作により層境界線の編集を行う方法を説明した。本実施形態では、3次元断層像から再構成された断層像の層境界線の位置の編集方法を説明する。
ステップS333Cにおいて、層境界情報更新部160は、ステップS332によるコントロールポイントの移動によって、層境界線の位置を再計算する。本実施形態では、まず同じ断層像に表示されている層境界線の位置を再計算する。本実施形態では、コントロールポイント間の境界線の位置の補完処理は、ステップS333と同じである。
ただし、網膜上の、それぞれのコントロールポイントは既知であるので、2次元的にコントロールポイントや、境界線の補完処理の計算を行う事も考えられる。
その他の処理は、ステップS333と同様である。
なお、本実施形態では、ラジアルスキャンで撮影された断層像の例を示したが、第1の実施形態で説明されたような平行な撮影で行われた3D断層像データからラジアルスキャン断層像を再構成されても良い。この場合、ステップS210では、断層像取得部110は、ラジアルスキャン断層像を再構成し、ステップS220でさらに、UI制御部140は再構成された断層像のAスキャン単位に対応する層境界線の情報を、層境界情報保持部120から取得して、層境界線の情報をラジアルスキャン断層像に重ね合わせて表示する。そのあとに、本実施形態の画像処理装置10編集処理を行い、編集処理が終わると、ステップS260で、層境界情報更新部160は、ラジアルスキャン断層像から編集された層境界線の情報を、元の3D断層像データに反映する。
第1の実施形態において、黄斑部の断層像の層境界線の編集方法を説明した。本実施形態では、乳頭部の断層像の層境界線の編集方法を説明する。
ステップS333Dにおいて、層境界情報更新部160は、ステップS332によるコントロールポイントの移動によって、RPE端点の位置を再計算する。ラジアルスキャン断層像を構成するその他の断層像の、編集中の断層像のRPE端点のコントロールポイントを利用して、他断層像のRPE端点位置補完処理を行う。本実施形態では、RPE端点の固定位置は角度にする。ラジアルスキャンからの距離と、深さ方向(Z方向)の位置が補完処理の対象になる。
R(a)=IntR(a) (2)
Pz(a)= IntP(a) (3)
ただし、R(a)は、角度a方向のRPE端点の、ラジアルスキャンの中心からの位置とである。IntR(a)は、角度a方向のRPE端点の深さ方向(Z方向)での位置である。
また、本発明の目的は、前述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムや装置に供給し、そのシステムや装置の演算装置が記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することによっても達成される。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明した図に対応したプログラムコードが格納されることになる。
Claims (15)
- 網膜の断層像を取得する断層像取得手段と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態における複数の領域を示す表示形態の位置の変更を指示する指示手段と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記複数の領域のうちいずれかの表示形態の位置の変更が指示された場合に前記指示された表示形態を他の表示形態とは異なる表示形態で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記指示手段により前記複数の層境界を示す表示形態のうち隣接する2つの表示形態が接触し且つ該2つの表示形態のうち一方の表示形態の位置を他方の表示形態の側に変更するように指示された場合に、前記2つの表示形態の位置関係が保持され且つ前記2つの表示形態が交差しないように前記2つの表示形態の位置を連動させて変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記指示された表示形態は、前記他の表示形態とは異なる編集状態を示す属性をつけられていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記指示手段により前記複数の層境界を示す表示形態のいずれかが選択された場合、前記表示制御手段は、前記選択された表示形態を他の表示形態とは異なる表示形態で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記変更手段は、前記変更された位置に基づいて、前記複数の層境界を示す表示形態における前記複数の領域以外の領域の位置に対して、補完処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記断層像がラジアルスキャンにより得られている場合、前記変更手段は、前記ラジアルスキャンの中心に対応する中心を有した同心円に配置される複数の領域によって、前記補完処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記断層像からラジアルスキャン断層像を再構成する手段を更に備え、
前記変更手段は、前記ラジアルスキャン断層像に変更された層境界の情報またはRPE端の位置の情報に基づいて、前記表示形態の位置を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記網膜の断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記断層像における前記複数の層境界を示す表示形態の少なくとも一つの位置の変更を指示する指示手段と、
前記指示手段により前記網膜の深さ方向における前記複数の層境界を示す表示形態のうち隣接する2つの表示形態が接触し且つ該2つの表示形態のうち一方の表示形態の位置を他方の表示形態の側に変更するように指示された場合に、前記2つの表示形態の位置関係が保持され且つ前記2つの表示形態が交差しないように前記2つの表示形態の位置を連動させて変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記網膜の断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記複数の層境界のうち第1の層境界の位置の変更を指示する指示手段と、
前記指示手段により前記第1の層境界の位置を前記複数の層境界のうち前記第1の層境界の隣の第2の層境界側に変更するように指示された場合に、前記断層像の深さ方向における前記第1及び第2の層境界の位置関係が逆にならないように、前記第1及び第2の層境界の位置を変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記変更手段が、前記第1及び第2の層境界が接触し、且つ前記第1の層境界の位置が前記第2の層境界側に更に変更されると、前記第1及び第2の層境界が接触した状態で前記第1及び第2の層境界の位置を一緒に変更することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記変更手段が、前記第1及び第2の層境界の位置を一緒に変更した後に、前記第1の層境界の位置が前記第2の層境界とは反対側に変更されると、前記第1及び第2の層境界が非接触状態にされ且つ前記第1の層境界の位置が前記反対側に変更されることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記網膜に対して測定光を走査することにより前記網膜の断層像を得る光干渉断層撮影装置と通信可能に接続されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 網膜の断層像を取得する工程と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態における複数の領域を示す表示形態の位置の変更を指示手段により指示する工程と、
前記網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させ、前記複数の領域のうちいずれかの表示形態の位置の変更が指示された場合に前記指示された表示形態を他の表示形態とは異なる表示形態で前記表示手段に表示させる工程と、
前記指示手段により前記複数の層境界を示す表示形態のうち隣接する2つの表示形態が接触し且つ該2つの表示形態のうち一方の表示形態の位置を他方の表示形態の側に変更するように指示された場合に、前記2つの表示形態の位置関係が保持され且つ前記2つの表示形態が交差しないように前記2つの表示形態の位置を連動させて変更する工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記網膜の断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させる工程と、
前記断層像における前記複数の層境界を示す表示形態の少なくとも一つの位置の変更を指示する指示手段により前記網膜の深さ方向における前記複数の層境界を示す表示形態のうち隣接する2つの表示形態が接触し且つ該2つの表示形態のうち一方の表示形態の位置を他方の表示形態の側に変更するように指示された場合に、前記2つの表示形態の位置関係が保持され且つ前記2つの表示形態が交差しないように前記2つの表示形態の位置を連動させて変更する工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 網膜の複数の層境界を示す表示形態それぞれを、前記網膜の断層像の該複数の層境界に対応する位置に重ねた状態で表示手段に表示させる工程と、
前記複数の層境界のうち第1の層境界の位置の変更を指示する指示手段により前記第1の層境界の位置を前記複数の層境界のうち前記第1の層境界の隣の第2の層境界側に変更するように指示された場合に、前記断層像の深さ方向における前記第1及び第2の層境界の位置関係が逆にならないように、前記第1及び第2の層境界の位置を変更する工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項12乃至14のいずれか1項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラム。
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