JP6099823B2 - サイクロン分離器のための渦ファインダ - Google Patents

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Description

本発明は、サイクロン分離器のための渦ファインダ、及び、本発明に従った渦ファインダを有するサイクロン分離器に関する。また、本発明は、上記渦ファインダ及び/又は本発明に従ったサイクロン分離器を有する電気掃除機に関する。
サイクロン分離器は、フィルタを用いることなく、流体に取り込まれる固形物質を分離するため、回転効果に頼っている。サイクロン分離器は、一般的に、電気掃除機の吸引空気流から、ごみ及び塵を分離するために使用される。既知のサイクロン分離器は、空気入口と空気出口とを具備する円筒形状又は円錐形状のサイクロンチャンバを有する。空気入口は、ごみを含んだ空気が入口を介してサイクロンチャンバに入る場合に、素早く回転して流れる空気流又は渦がサイクロンチャンバ内で確立されるように、サイクロンチャンバの中心軸に対して斜めに角度付けられている。空気は、入口を介してサイクロンチャンバに入り、反対端に向かって流れる。循環する空気流によって生成される遠心力は、サイクロンチャンバの壁に向かってごみの粒子を放ち、ごみの粒子は、そこから収集チャンバ内に落ちる。空気は、サイクロンの中心を通じて反対方向に流れ、出口へ排出される。渦ファインダは、空気が流れる出口に亘って配置されている。渦ファインダの機能は、分離性能を改善するために、安定した回転流を保証することである。特に、渦ファインダは、出口近くの乱流が、過度なノイズ、圧力損失、及び、分離器の収集効率の減少を引き起こすのを防止する。また、渦ファインダは、収集チャンバに容易には落ちず、且つ、内部の空気流に残る傾向にある、特定のタイプのごみが、出口を通じてサイクロンチャンバから出て行くことを防止する。
国際公開第2006/4321号明細書は、サイクロン出口の近傍において、乱流及び圧力損失を減少させようとする渦ファインダを持つサイクロン分離器を開示している。
米国特許第4,260,401号は、出口管が、側壁が複数のテーパ状部材、間隔を空けられた部材、ネストされた部材、一般的にU字形状且つ断面羽根付き部材であって、それらの間で、出口管に入る気体が、出口管の出口端への流れに向かわなければならない前記部材を持つ円錐形状の濃縮器を備える、サイクロンタイプの粒子収集器及び濃縮器を開示している。サイクロンタイプの粒子収集器の出口管の側壁の一部は、濾された粒子の再循環のために、気体入口螺旋へ開いている粒子濾し器として機能するゲートを備えている。
本発明は、分離性能を改善しつつ、空気流を増大させるために圧力低下を更に減少させる渦ファインダを提供しようとしている。本発明は、独立形式請求項によって規定され、従属形式請求項は、好適な実施形態を規定している。
本発明によれば、サイクロンチャンバの軸周りの空気流が出口へ移動できるようにするサイクロン分離器のための渦ファインダであって、前記渦ファインダは、前記サイクロンチャンバに設置された場合に前記軸周りに放射状に間隔を空けて配置される複数の固定羽根を有し、前記羽根は、前記空気流の一部が、各羽根の先端周囲に再方向付けされ、さらに、隣接する羽根間のギャップを通じて前記出口へ再方向付けされ、前記サイクロンチャンバの軸周りの空気流が、前記羽根の外側表面を越えて行くことを可能にするように、互いに対して配置され、前記軸周りの任意の点において、各羽根の前記外側表面の一部は、前記軸を中心軸としてを持つ円上に位置し、各羽根の外側表面は、空気が前記複数の羽根間の前記ギャップを通じて再方向付けされる各羽根の前記先端が、前記円によって境界付けられた領域内に配置されるように、前記円から離れて内側へ延在する前記先端に向かって伸びる部分を持つ、渦ファインダが提供される。各羽根の外側表面は内側に延在しているため、羽根を越えて流れていく少なくとも幾らかの空気が、その外側表面に続き、このため、次の羽根の表面へ向かって内側に方向付けられ、これにより、前の羽根の先端を離れていくような空気における乱流の程度を減少させる過圧領域を作るための影響を与える。
好ましくは、少なくとも各羽根の外側表面の内側に延在している部分、即ち、先端に延在する外側表面の一部は、アーチ型の形状である。アーチ形状の外側表面は、先端に向かって羽根の外側表面を越えていく滑らかな空気流を維持する。
幾つかの実施形態では、各羽根が、過圧領域が凹状の領域において生成されるよう、前の羽根によって内側へ方向付けられた空気が、凹状の領域内に受けられるように配置された凹状の領域を規定する外側表面を持っていてもよい。
各羽根は、後端を持っていてもよく、外側表面は、円に向かって後端から外側へ延在してもよい。少なくとも後端から外側へ延在する外側表面の部分は、羽根の外側表面を越えていく滑らかな空気流を維持するために、アーチ型の形状であってもよい。
好ましい実施形態では、羽根の先端における外側表面に対する接線方向に延在する第1の平面と、隣接する羽根の外側表面に対する接線方向に延在する第2の平面との間の、第1の接線が隣接する羽根と交差する点における角度βは、15度よりも大きく、好ましくは、30度よりも大きい。最も好ましい実施形態では、角度βは、60度と120度との間にある。この角度が少なくとも15度を超えることを保証することによって、作られる過圧領域は、前の羽根の先端から離れる空気乱流を最小にするのに十分である。
軸に沿った任意の点において円上に位置する各羽根の外側表面の部分は、半径Rを持つことができ、一方、軸に向かって内側に延在する各羽根のアーチ形状の外側表面の部分は、半径rを持ち、ここで、r<Rである。最も好ましくは、半径rは0.2mmよりも大きく、好ましくは、0.4mmよりも大きい。最も好ましい実施形態では、rは、少なくとも2mmである。羽根が渦ファインダの開口に向かって先細になるため、rの値は、減少し得る。
好ましくは、各羽根は、先端に向かって狭くなっている、又は、先細になっており、後端に向かって先細になっていてもよい。
幾つかの実施形態では、羽根は、軸周りの螺旋経路において延在していてもよく、実質的に渦ファインダが円錐形状であるように、軸に向かって内側に先細になっていてもよい。
他の態様によれば、本発明に従った渦ファインダを有するサイクロン分離器も供給される。
また、本発明は、本発明に従ったサイクロン分離器を有する電気掃除機を供給する
本発明のこれらの態様及び他の態様が、以下に説明される実施形態を参照して、明確且つ明らかとなる。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して、単なる一例として説明される。
図1は、既知のサイクロン分離器の側面断面図である。 図2aは、既知の渦ファインダの異なるバージョンに関する羽根構成を示している断面図である。 図2bは、既知の渦ファインダの異なるバージョンに関する羽根構成を示している断面図である。 図2cは、既知の渦ファインダの異なるバージョンに関する羽根構成を示している断面図である。 図3は、空気が、どのようにして、隣接する羽根間のギャップを通じて再方向付けされ、各羽根の先端周りに再方向付けされるかを示している図2cに示される羽根構成の部分拡大図である。 図4は、本発明の或る実施形態に従った空気流の方向を示している渦ファインダ羽根構成の部分拡大図である。 図5は、図4と同じ図であるが、空気流を省略し、様々な幾何学的寸法を示している。 図6は、本発明の或る実施形態に従った渦ファインダの斜視図である。 図7aは、図6における線分J−Jに沿った断面図である。 図7bは、図7aに示される断面の部分拡大図である。 図8は、本発明の他の実施形態に従った渦ファインダの斜視図である。 図9aは、図8の渦ファインダの断面図である。 図9bは、図9aに示される断面の部分拡大図である。 図10は、静圧低下(Pa)と羽根間の距離H(mm)との間の関係を示すグラフである。 図11は、他の実施形態に従った渦ファインダの斜視図である。 図12aは、図8の渦ファインダの断面を示している。 図12bは、図11に示される断面の部分拡大図を図示している。
図1〜図3を参照すると、袋のいらないタイプの電気掃除機のために使用され得る既知のサイクロン分離器1が示されている。サイクロン分離器1は、サイクロン筺体2を有している。
サイクロン筺体2は、サイクロンチャンバ4、接線方向に配置されたごみを含んだ空気の入口5、及び、軸方向に配置された綺麗な空気の出口6を規定する内側周壁表面3を持つ。サイクロンチャンバ4は、線分「A−A」によって表される長手方向軸を持つ。接線方向に配置されたごみを含んだ空気の出口8が、ごみの入口5に対してチャンバ4の反対側に設けられており、これは、ごみ収集チャンバ(図示省略)につながっている。
入口5は、入口5を通じてサイクロンチャンバ4の中に引き込まれる空気と取り込まれたごみとが、出口8に向かって螺旋又は渦巻きの経路を流れるように、サイクロンチャンバ4の中心軸A−Aに対して接線方向に角度付けられている。空気流に取り込まれたごみは、遠心力の下、外側へ方向付けられ、出口8を通過して、ごみ収集チャンバの中に入る。
サイクロンチャンバ4内の圧力差のため、空気流は、サイクロンチャンバ4内で方向を変え、空気流Hdの範囲で、経路Haにおいて、出口に向かってサイクロンチャンバ4の軸に沿って流れる、二次的な、主に綺麗な、空気流を形成する。この空気流は、出口6の外へ流れ、大気中へ排出される。
渦ファインダ9は、出口6の上で、サイクロンチャンバ4において受けられており、空気の流れHaは、渦ファインダ9を通って出口6へ出て行く。サイクロン分離器における渦ファインダ9の構成は、特に、下向きの空気流と上向きの空気流との間の干渉を回避しつつ、圧力損失を最小化し、空気流中に取り込まれた任意の残存ごみが出口6を出て行くことを回避することに関する、サイクロンの機能に対して大きな影響を持つ。
本発明の実施形態は、従来技術の渦ファインダ羽根構成と比較して、乱流を減少させる、及び/又は、圧力低下を最小化するために最適に配置された一連の羽根を持つ渦ファインダに関する。特に、本発明の実施形態の羽根構成は、サイクロンの分離性能を維持又は改善しつつ、既知の渦ファインダ構成と比較して、羽根における圧力低下を減少させることが分かっている。
背景として、図2a〜図2cは、3つの異なる既知の渦ファインダ構成の断面図を示している。明確化の目的のため、これらの図示された渦ファインダ10,11,12の1つが図1のサイクロン分離器1に設置された場合、図2a〜図2cは、図1においてB−Bと付された線分に沿った渦ファインダ9の断面を表すであろう。図2a〜図2cの各々における点線は、各ケースにおいて渦ファインダ10,11,12を形成している羽根13の相対位置を示す仮想的な円「C」である。当然ながら、各羽根13は、少なくとも部分的に、円「C」の円周上に位置し、又は、接している。図2a〜図2cの各々において、便宜上、3つの羽根13のみが示されている。しかしながら、当然、より多くの数の羽根13が、同様の配向で、円「C」の全周周りに延在している。
図2a〜図2cにおける矢印「D」は、サイクロンチャンバを通る空気の流れを表しており、この流れは、示される方向において渦ファインダ10,11,12の周りを円周方向に流れている。
図2aの渦ファインダ羽根構成では、羽根13は、空気が羽根13間のギャップ「G」を比較的容易に通るように、互いに間隔を開けて配置されているとともに、流入する空気流「D」に向かう方向に角度付けられていることが分かる。この構成は、空気流に対して比較的低い抵抗を示している。圧力低下、及び、当該羽根構成で作られる乱流が最小化される一方、分離性能は、好ましくない形で低下し、より容易に、出口へ通過する上向きの空気流において、なお取り込まれるごみをもたらす。
図2bの渦ファインダ羽根構成では、羽根13は、互いに間隔を開けて配置されているが、円「C」の周りの円周方向において延在している。当該構成は、空気流「D」に対する比較的高い抵抗、及び、渦ファインダに亘って、増大した圧力低下につながるより大きな程度の乱流を生成する。
最後に、図2cの渦ファインダ羽根構成では、空気が、羽根13の外側表面上を流れるとともに、隣接する羽根13間のギャップ「G」の中に入る前に方向を変えなければならないように、羽根13が、空気流「D」から離れる方向に角度付けられている。図2cの構成では、分離性能が改善される一方、図3を参照してより詳細に説明されるように、図2a又は図2bの構成と比較して、当該羽根構成も空気流に対して高い抵抗を作る。
図3は、図2cに示される羽根構成の一部の拡大図を示している(ただし、2つの羽根のみが図3に示されている)。当然のことながら、矢印「E」により示されるように、羽根13を越えていく空気は、鋭い角を曲がらなければならない、即ち、隣接する羽根13の間のギャップ「G」に入るために、略180度向きを変えなければならない。各羽根13の先端又は頂点14において、空気は、羽根13から解放され、空気流において高い渦電流を具備する「伴流」又は領域を作る。当該伴流は、(図3において、領域「T」で示されるような)高度の乱流を作る。当該乱流は、エネルギーを浪費させるとともに、この領域において大幅な圧力低下をもたらす最大サイズまで成長する。実際には、隣接する羽根13の間のギャップ「G」は、この乱流領域によって、効果的且つ部分的にブロックされ、(図3において、寸法「F」で示されるように)空気が妨害なしにギャップ「G」を通って滑らかに流れる空間はほとんどない。ギャップ「G」を通る空気の流れは、実際、乱空気流領域「T」によって、制限され、又は、狭められている。
図4〜図12によって図示される本発明の実施形態によれば、羽根13が、乱流領域「T」のサイズを減少させるために、形作られている。結果、ギャップ「G」のより小さな割合が、乱流領域Tによって制限され、又は、狭められるので、図4において、図3の寸法「F」よりも大きい寸法「H」で示されるように、空気は、ギャップ「G」の制限されていない、又は、狭められていない、より広い部分を流れることができる。空気流は、図3の羽根構成と同程度には乱空気流によってもはや制限されないため、圧力低下は、より大きな程度で制御され、最小化される。
図4に示されるように、羽根13は、特定の態様で形作られている点を除いて、図2cに示される配向と同様の配向を持つ。羽根13の形状及び配置は、各羽根13の外側表面16を越えて流れる空気の幾らかを、空気流「D」の方向において、すぐ隣の羽根13の外側表面16の方へ方向付け、これにより、空気流は、隣接する羽根13の外側表面16上に衝突又は激突する。隣接する羽根13の外側表面16に対する空気の衝突は、図4の符号「P」で付された領域によって示されるように、周囲領域に比して増大した圧力の領域を生成する。この過圧領域「P」は、前の羽根13の先端14から到来する空気流によって形成される乱流「T」の程度を減少させ、乱流を完全に除去さえし得る。過圧領域「P」は、入ってくる空気流を大幅に阻害せず、乱流の減少された領域によって相殺されるよりも多くの妨害を作る。羽根に空気が当たると、エネルギーの遷移が発生する。速度の形で空気に蓄えられたエネルギーは、減少し、圧力の形のエネルギーとなる。速度と圧力との間の当該エネルギー遷移は、全体エネルギーにおける損失を略発生させない、又は、全く発生させない。
各羽根13の外側表面16の一部は、軸A上に中心を有する円「C」上に位置する一方、外側表面16は、各羽根13の先端14が、円「C」から内側に離れ、円「C」によって境界付けられる領域内に位置するように、軸Aに向かって円「C」から離れる方向に内側に延在又は湾曲している。これは、羽根13の外側表面16へ続き、先端14へ近づくように、羽根13を越えて流れている幾らかの空気を、内側に(図4における矢印「I」の方向に)方向付け、残りの空気は、渦ファインダの外側周囲周りを流れ続け、流れの一部は、後続の羽根13の周りを流れる。羽根13の先端14周囲の内側に方向付けられた空気は、次の羽根13の外側表面16に衝突し、乱流「T」のサイズを減少させる過圧領域「P」を形成する。
図4に示されるように、各羽根13の外側表面16は、アーチ形状である。特に、先端14に向かって内側に延在している部分は、隣接する羽根13の外側表面16に向かって空気流を滑らかに方向付けるための湾曲したプロファイルを持つ。図5を参照すると、羽根13の外側表面16の一部が周囲に位置している円「C」の半径が、「R」で示されており、また、先端14に向かって延在している内側に延在する部分の半径が、「r1」で示されている。当然のことながら、r1<Rである。また、r1は、0.2mmよりも大きくあるべきであり、好ましくは、0.4mmよりも大きい。最も好ましい実施形態では、rは、少なくとも2mmである。rの値は、渦ファインダ18の頂点Yに向かって羽根13が先細っていくにつれて、減少する。
図4及び図5に示されるように、各羽根13の外側表面16全体は、後端17から半径Rの円「C」上に位置する部分に向かって延在する外側表面16の一部も湾曲するように、アーチ形状である。図5は、先端14において羽根13の外側表面16に対する接線方向に延在する平面T1を示す直線、及び、第1の接線T1が隣接する羽根13の外側表面16と交差する点「X」における、空気流の方向において隣接する羽根13の外側表面16に対する接線方向に延在する第2の平面T2を示している。接平面T1とT2との間の角度βは、15度よりも大きく、好ましくは、30度よりも大きい。最も好ましい実施形態では、角度βは、60度と120度との間である。出口側の羽根プロファイルを大きく維持する、例えば、各羽根に突出部分を供給することによって、又は、空気流パターンを変えるために、各羽根13の先端14の近傍又は先端14において形状を変えることによって、様々な角度が得られる。
図4及び図5を参照すると、各羽根13がテーパ状であることも明らかである。特に、各羽根13は、先端14に向かって先細になっており、これは、乱流領域「T」を減少させるとともに、隣接する羽根13間のギャップ「G」のサイズを増大させる。
図6は、図4及び図5を参照して述べられたプロファイルを具備する羽根19を持つ渦ファインダ18を示しているが、羽根19は、サイクロンチャンバ4の軸A−A周りの螺旋経路に延在している。羽根19は、渦ファインダ18が、実質的に円錐形状であるように、カラー25から延在し、頂点「Y」に向かって内側に先細っている。サイクロンチャンバ4内の出口6の上に搭載される場合、渦ファインダ18の頂点「Y」は、チャンバ4の長手方向軸A−Aと同軸方向にあり、サイクロンチャンバ4の反対端7の方向を指す。
図7aは、図6の渦ファインダ18を線分J−Jから見た断面を示しており、図7bは、或る羽根19の拡大版、及び、その両側にある羽根19の一部を図示している。図7a及び図7bから、各羽根19の外側表面20のプロファイルは、図4及び図5を参照して述べられたように形作られていることが分かる。
図8は、カラー29から延在している羽根28がわずかに異なるプロファイルを持つ点を除いて、図6の渦ファインダ18と同様の形状を持つ渦ファインダ27を示している。各羽根の後端31から円「C」上に位置している部分へ延在している各羽根の外側表面30、及び、円「C」上位置している部分から先端33に向かって伸びている内側に延在している部分32の表面は、アーチ形状であり、このため、各羽根28は、図6及び図7の羽根19と類似している。しかしながら、内側に延在している部分32の半径r1は、図6及び図7の実施形態の半径r1より大幅に小さく、羽根28は、先端33に向かって先細っていない。図9aは、図8の渦ファインダ27を通る断面を示しており、図9bは、2つの羽根28を示している断面図の一部拡大版を図示している。図8、図9a、及び、図9bに示される羽根の動作原理は、前述の実施形態と同様である。
図10のグラフは、30リットル毎秒の空気流量に関する、静圧降下P(Pa)と各羽根間の距離H(mm)との間の関係を示している。図6及び図7の羽根形状により、羽根間の距離Hが1mm乃至1.5mmの間にある場合に、圧力降下が最も低くなることが分かった。図8及び図9の羽根形状では、約1.5mm乃至2mmにおいて、距離Hが僅かに大きい。特に、本発明者は、各羽根形状により、再降下する前に、上記寸法で間隔を開けられた羽根においてわずかな距離の増加で、圧力降下が、著しく増大するが、羽根間の間隔をもっと大きくすることにより、1mm乃至2mmの間隔により達成された最小の圧力降下は達成されないことを発見した。圧力降下における大きな増加は、羽根間の間隔が僅かに増加した場合に発生する。これは、空気の速度が、ギャップの幅が増加するにつれて減少するためである。より低い速度は、より低い圧力降下を作り出す一方、より高い速度は、より大きな圧力降下を作り出すであろう。本ケースでは、空気の速度がより低い場合に、より大きな圧力降下が発生する。これは、より低い速度の空気流が、より小さい過圧領域「P」を生成し、これにより、前の羽根の先端において発生する乱流「T」の程度を減少させるとともに、羽根間の間隔を部分的に阻害又は減少させるのに役立つ、過圧領域の性能を減少させ、結果、より高い圧力降下を生成するためである。
図11は、図12aの断面図及び図12bの拡大図からより明確に分かるように、カラー42から延在している羽根41が修正されたプロファイルを持つ点を除いて、図6の渦ファインダ18及び図8の渦ファインダ27と同様の形状を持つ渦ファインダ40を示している。後端面42は、過圧領域「P」を効果的に収容するように、及び/又は、過圧領域「P」を乱流領域に向かって方向付ける、又は、より集中させるように、形作られている。或る実施形態では、後端面42は、トラフ内に過圧領域「P」を作るために、前の羽根41の後端47から羽根41に対して方向付けられた空気が、トラフ又は凹部に入るように配置される羽根において、効果的に、トラフ又は凹部の形状を有する。より具体的には、或る実施形態では、各羽根41の後端面42は、図12bにおいて最も明らかに示されるように、羽根41の内側表面44を、空気流が方向「D」に流れる羽根41の外側表面46を適合させる外側後端エッジ45へ適合させる内側後端エッジ43から放射状に外側へ延在する。外側後端エッジ45は、空気流の方向「D」において、より低い後端エッジ43よりも更に前方にあり、後端面42は、外側の方を向いており、且つ、すぐ前の羽根41の後端47の方を向いている凹状表面を供給するために、内側後端エッジ43と外側後端エッジ45との間で湾曲しており、この場所において、過圧領域「P」が形成される。
上記実施形態を参照して述べたように、羽根41は、各羽根41の後端47において生成される傾向にある乱流領域「T」(図3及び図4参照)のサイズを減少させるために形作られ、配置され、これにより、各羽根41の外側表面46を越えて流れる空気の幾らかが、周囲領域に対して過圧領域「P」を形成するために、空気流が、隣接する羽根41の外側表面46衝突又は激突するように、空気流の方向「D」において、すぐ隣の羽根41の外側表面46の方へ方向付けられる。上述のように、並びに、図11及び図12に図示されるように、羽根41の先端を形作ることによって、過圧領域「P」が、強化され、又は、乱流「T」が発生する領域に向かって、少なくとも方向付けられ、又は、より集中され、これにより、乱流「T」を最小化するという所望の効果が増大される。凹状の後端面42は、過圧領域Pを収容するトラフとして機能する。
本発明の任意の実施形態に従った渦ファインダは、60mmの、カラーから頂点へ延在する全体羽根長さを持っていてもよい。好ましい実施形態は、16個の羽根を持ち、最も大きい点における渦ファインダの直径は、50mmのオーダであり、このため、円周方向1mmあたり0.1個の羽根があり得る。しかしながら、円周方向1mmあたり0.2個乃至0.5個の羽根があってもよい。羽根の厚さは、約2mmであるが、図9の実施形態などでは、約7mmであってもよい。
当然ながら、「有する」なる用語は、他の要素又はステップを除外せず、単数形は、複数存在することを除外しない。特定の特徴が相互に異なる従属請求項において言及されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。請求項中の任意の参照符号は、請求項の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. サイクロンチャンバの軸周りの空気流が出口へ移動できるようにするサイクロン分離器のための渦ファインダであって、前記渦ファインダは、前記サイクロンチャンバに設置された場合に前記軸周りに放射状に間隔を空けて配置される複数の固定羽根を有し、前記複数の固定羽根は、前記空気流の一部が、各固定羽根の先端周囲に再方向付けされ、さらに、隣接する固定羽根間のギャップを通じて前記出口へ再方向付けされ、前記サイクロンチャンバの軸周りの空気流が、前記複数の固定羽根の外側表面を越えて行くことを可能にするように、互いに対して配置され、前記軸周りの任意の点において、各固定羽根の前記外側表面の一部は、前記軸を中心軸として持つ円上に位置し、前記各固定羽根の外側表面は、空気が前記複数の固定羽根間の前記ギャップを通じて再方向付けされる前記各固定羽根の前記先端が、前記円によって境界付けられた領域内に配置されるように、前記円から離れて内側へ延在する前記先端に向かって伸びる部分を持つ、渦ファインダ。
  2. 少なくとも前記内側へ延在している前記外側表面の前記部分が、アーチ型の形状である、請求項1記載の渦ファインダ。
  3. 前記各固定羽根が、後端を持ち、前記各固定羽根の前記外側表面が、前記後端から前記円に向かって外側へ、前記固定羽根を越えて行く空気流の方向に、延在する部分を持つ、請求項1又は2に記載の渦ファインダ。
  4. 前記後端から外側へ延在する前記部分が、アーチ型の形状である、請求項3記載の渦ファインダ。
  5. 前記各固定羽根が、先行する固定羽根の先端から前記固定羽根に対して方向付けられた空気を受けるために配置される凹状の領域を規定する面を持ち、前記凹状の領域において、過圧領域を作る、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の渦ファインダ。
  6. 前記固定羽根の先端における前記外側表面に対する接線方向において延在する第1の平面と、隣接する固定羽根の外側表面に対する接線方向において延在する第2の平面との間の角度であって、前記第1の平面と前記隣接する固定羽根とが交差する点における前記角度のうち、前記第1の平面からみて前記中心軸側且つ前記第2の平面からみて前記中心軸とは反対側になす角度が、15度よりも大きい、請求項4記載の渦ファインダ。
  7. 前記軸周りの任意の点において円上に位置する前記各固定羽根の前記外側表面の前記部分が、半径Rを持ち、前記軸に向かって内側に延在する前記各固定羽根のアーチ型の外側表面の前記部分が、半径rを持ち、ここで、r<Rである、請求項6記載の渦ファインダ。
  8. r>0.2mmである、請求項6記載の渦ファインダ。
  9. 前記各固定羽根が、前記先端に向かって先細になっている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の渦ファインダ。
  10. 前記各固定羽根が、前記後端に向かって先細になっている、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の渦ファインダ。
  11. 前記固定羽根が、前記軸を中心とする螺旋経路に延在する、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の渦ファインダ。
  12. 前記固定羽根が、前記軸に向かって内側へ先細になっている、請求項11記載の渦ファインダ。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の渦ファインダを有する、サイクロン分離器。
  14. 請求項13記載のサイクロン分離器を有する、電気掃除機。
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