JP6098593B2 - エンジンの排気還流制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、一実施形態に係るエンジンの制御装置、特に排気還流制御装置により制御されるエンジン1の概略構成を示している。エンジン1は、車両に搭載されるディーゼルエンジンであって、複数の気筒11a(1つのみ図示)が設けられたシリンダブロック11と、該シリンダブロック11上に配設されたシリンダヘッド12と、シリンダブロック11の下側に配設され、潤滑油が貯溜されたオイルパン13とを有している。エンジン1の各気筒11a内には、ピストン14が往復動可能にそれぞれ嵌挿されており、ピストン14の頂面には深皿形燃焼室14aを区画するキャビティが形成されている。ピストン14は、コンロッド14bを介してクランク軸15と連結されている。
図3に、寒冷地でのエンジン1の始動後におけるインタークーラ35、低圧EGR(LP−EGR)弁83及び排気シャッタ弁(ESV)43が凍結温度から非凍結温度に至るまでのタイムチャートを示す。
ここで、コントロールユニット100によるエンジン運転時における排気還流の制御方法について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
以上に示した、ステップST41〜ST43におけるLP−EGRの許可/禁止判定(A1)に代えて、一変形例として、排気シャッタ弁(ESV)43のみが凍結している可能性があると判断された場合に、LP−EGRの供給を制限的に行う許可/禁止判定(A2)とする。
以上より、本実施形態及びその一変形例によれば、冷却システムがエンジン及びその補機の一系統のみでなく、例えば、水冷式のインタークーラが別系統の冷却システムを有する場合で且つ低温下の状況にあっても、排気還流の制御を確実に行うことができる。
30 吸気通路
31 エアクリーナ
35 インタークーラ
36 吸気シャッタ弁
40 排気通路
41 排気浄化装置
43 排気シャッタ弁
61 排気ターボ過給機
61a コンプレッサ
61b タービン
71 高圧EGR通路
73 高圧EGR弁
81 低圧EGR通路(EGR通路)
82 低圧EGRクーラ(EGRクーラ)
83 低圧EGR弁(EGR弁)
91 電動ウォータポンプ(電動ポンプ)
102 エアフローセンサ(新気量センサ)
103 吸気温度センサ
105 吸気圧センサ
106 排気圧センサ
107 排気温度センサ
108 エンジン水温センサ
109 I/C下流吸気温度センサ
Claims (7)
- EGRを流通させるEGR通路に設けられ、流通するEGR量を制御するEGR弁を備えるエンジンの排気還流制御装置において、
排気通路に設けられ、前記EGR弁と共にEGR量を制御する排気シャッタ弁をさらに備え、
前記排気シャッタ弁の凍結している可能性を、外気温度及びエンジンの始動時の冷却液の液温度に基づいて判定し、EGR供給の禁止又は許可を判断することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの排気還流制御装置において、
前記EGR弁上流のEGR通路に設けられ、流通するEGRを冷却するためのエンジンの冷却液を用いる水冷式のEGRクーラをさらに備え、
前記冷却液の液温度から、EGRを行うことにより前記EGR弁及びEGRクーラから下流側のEGR通路が凍結する可能性を判定し、EGR供給の禁止又は許可を判断することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 請求項2に記載のエンジンの排気還流制御装置において、
エンジンの冷却液とは異なる冷却系に属する電動ポンプによる水冷式のインタークーラをさらに備え、
前記インタークーラの上流からEGR供給が行われ、
前記電動ポンプは、前記インタークーラの下流の吸気温度が高温の際に作動し、
エンジンの始動直後のEGR供給が行われていない状態の吸気温度に基づいて、EGRを行うことにより前記インタークーラが凍結する可能性を判定し、EGR供給の禁止又は許可を判断することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジンの排気還流制御装置において、
前記排気シャッタ弁の凍結判定の結果に基づきEGRの供給を禁止する際に、外気温度及びエンジンの始動時の前記冷却液の液温度に基づいて禁止を解除するまでの時間を設定することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 請求項3に記載のエンジンの排気還流制御装置において、
前記インタークーラの下流にEGR供給を行う高圧EGRシステムと、前記排気シャッタ弁を含み且つ前記インタークーラの上流からEGR供給を行う低圧EGRシステムとをさらに備え、
一部の運転領域においては、前記高圧EGRシステム及び前記低圧EGRシステムを併用してEGR供給を行い、
前記インタークーラ、前記EGR通路及び前記EGR弁が、EGRを行うことにより凍結する可能性がないと判定された場合であっても、前記排気シャッタ弁が凍結していると判定された際には、EGR供給を禁止することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 請求項3に記載のエンジンの排気還流制御装置において、
前記排気シャッタ弁は、操作をされない通常状態で全開であり、
前記インタークーラ、前記EGR通路及び前記EGR弁が、EGRを行うことにより凍結する可能性がないと判定され、且つ、前記排気シャッタ弁が凍結している可能性があると判定された際には、前記排気シャッタ弁の駆動に伴うEGR供給を禁止し、前記排気シャッタ弁を全開としてEGR供給を行うことを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - EGRを流通させるEGR通路に設けられ、流通するEGR量を制御するEGR弁と、
前記EGR弁上流のEGR通路に設けられ、流通するEGRを冷却するためのエンジンの冷却液を用いる水冷式のEGRクーラとを備え、
前記冷却液の液温度から、EGRを行うことにより前記EGR弁及びEGRクーラから下流側のEGR通路が凍結する可能性を判定し、EGR供給の禁止又は許可を判断するエンジンの排気還流制御装置において、
エンジンの冷却液とは異なる冷却系に属する電動ポンプによる水冷式のインタークーラをさらに備え、
前記インタークーラの上流からEGR供給が行われ、
前記電動ポンプは、前記インタークーラの下流の吸気温度が高温の際に作動し、
エンジンの始動直後のEGR供給が行われていない状態の吸気温度に基づいて、EGRを行うことにより前記インタークーラが凍結する可能性を判定し、EGR供給の禁止又は許可を判断することを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。
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