JP6097579B2 - 管材構造及びこれを備えた什器 - Google Patents

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Description

本発明は、管材構造及びこれを備えた什器に関するものである。
一般に、オフィスや公共施設、商業施設等の執務空間においては、執務空間内の様々な場所に移動しながら執務を行う場合がある。この場合、執務者は作業台としてカート装置を用い、カート装置とともに移動しながら随時必要に応じた場所にて執務が行われていた。
このようなカート装置としては、床面上を走行可能なキャスターが設けられた脚体と、該脚体から立設される一対の支柱と、該一対の支柱のうえに設けられた作業用の天板とを備えたものが多く知られている。そして、カート装置にキャスターが設けられていることで、執務者はカート装置を押し引きして移動することができる。
ここで、キャスターは、例えば脚柱の端部に施された加工部分に対してネジ等により固定されている(下記特許文献1参照)。
また、家具のベース本体とは別部材の前キャップを該脚体の端部に設け、該前キャップにアジャスタを取り付けることにより、前キャップを介して接地部材を取り付ける構成が提案されている(下記特許文献2参照)。このような構成では、家具に作用する荷重を前キャップにて支持することができるため、該前キャップの強度を高めることにより、家具自体を強固な構成とすることが可能となる。
特許第4652839号公報 特許第3498605号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構成においては、什器全体の荷重を脚体及びキャスターにて負担するため、脚体における接地部材の取付部分に応力が集中して、脚体が変形又は破損しまう虞がある。
また、上記の特許文献2に記載の構成においては、家具の荷重を支持する前キャップは脚体の端部に設けられるため、前キャップが露出して体裁が良好でないという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、体裁よく、強固な構成とすることができる管材構造及びこれを備えた什器を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る管材構造は、一方向に向かって延在する管状の管材と、該管材の内部に前記一方向に向かって挿入配置され、前記一方向と交差する他の方向に向かって凹んだ凹部が形成されるとともに弾性変形可能な挿入部材と、前記凹部内に配設され、前記管材の変形を抑制するスペーサー部材とを備え、前記凹部は、前記管材の前記他の方向に向かって貫通する貫通孔で構成され、前記他の方向において、前記管材内部の長さ寸法と、前記スペーサー部材の長さ寸法とが略同一であり、前記スペーサー部材には、前記他の方向に向かって突出する凸条部が形成され、該凸条部の頂点は、前記管材の内面と当接していることを特徴とする。
このように構成された管材構造では、挿入部材が弾性変形して管材内部に嵌まり込むため、該管材に対する挿入部材の位置決めがされた状態で該挿入部材は管材内部に配される。一方、凹部内に配設されたスペーサー部材は管材の他の方向に対する変形を抑制するとともに該管材を支持することができるため、管材全体を強固な構成とすることができる。
また、スペーサー部材は管材の内部に配設されるため、体裁の良い構成とすることができる。
よって、体裁よく、強固な構成とすることができる。
また、凹部を貫通孔とすることで、該凹部に配設されるスペーサー部材の体積を大きく確保することができるため、管材全体をより一層強固な構成とすることができる。
また、スペーサー部材が管材内部に丁度配設されるため、スペーサー部材は管材を確実に支持することができる。
また、凸条部の頂点が管材の内面に当接して該管材を支持することができる。よって、凸条部に作用する荷重をスペーサー部材全体で負担することができるため、確実に強固な構成とすることができる。
また、本発明に係る管材構造は、前記凹部の前記他の方向周りの内周形状と前記スペーサー部材の前記他の方向周りの外周形状とは、互いに補形をなす形状とされていてもよい。
このように構成された管材構造では、スペーサー部材を凹部内に確実に配設することができる。
また、本発明に係る管材構造は、前記挿入部材には、前記一方向端部に前記管材の前記一方向端部と係合する係合部が形成され、前記挿入部材は、前記管材の前記一方向端部に挿入配置されていてもよい。
このように構成された管材構造では、管材の端部に衝撃力等の外力がかかる場合でも、強固な構成として管材の損傷を防止することができる。また、挿入部材の係合部が管材端部と係合することにより、管材に対する挿入部材の位置決めがされ、定位置に配設することができる。
また、本発明に係る什器は、上記のいずれか一に記載の管材構造を脚部材として備えたことを特徴とする。
このように構成された什器では、脚部材が強固な構成とされるため、什器自体も強固な構成とすることができる。
また、本発明に係る什器は、前記管材には、前記他の方向に向かって貫通する取付孔が穿設され、前記スペーサー部材には、前記他の方向に向かって前記取付孔に対応する位置に雌ネジが形成され、前記取付孔に挿通されるとともに前記雌ネジに螺合され、床面に接地された接地部材を備えていてもよい。
このように構成された什器では、管材における接地部材が取り付けられる部分に応力集中が生じた場合でも、脚部材自体が強固な構成であるため、取り付け部分において変形や損傷が生じることを防止することができる。
本発明に係る管材構造及びこれを備えた什器によれば、スペーサー部材は管材の変形を抑制するとともに管材を支持することができるため、管材全体を強固な構成とすることができる。また、スペーサー部材は管材の内部に配設されるため、体裁良い構成とすることができる。よって、体裁よく、強固な構成とすることができる。
本発明の一実施形態に係るカート装置(什器)の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る管材構造の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る管材構造の構成を示す立断面図である。 本発明の一実施形態に係る管材構造の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る管材構造で用いられる取付ネジの構成を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る什器について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る什器の一例であるカート装置1は、床面F上を走行可能とされた一対の脚部材20と、該脚部材20から立設された一対の支持基体2と、該一対の支持基体2間に配された複数の収納部5と、支持基体2の上端に設けられた天板6と、天板6に設けられた操作ハンドル7とを備えている。
執務者は、操作ハンドル7を把持して操作力を与えることでカート装置1を床面F上で移動させることが可能となっている。
ここで、執務者が操作ハンドル7と対向するように位置して操作ハンドル7を押し引きする方向となる図1の紙面左奥側から右手前側に向かう方向をカート装置1の前後方向とし、操作ハンドル7を押す側となる紙面左奥側をカート装置1の「前側」、操作ハンドル7を引く側となる紙面右手前側をカート装置1の「後側」と称する。また、平面視して前後方向と直交する方向となる図1の紙面左手前側から右奥側に向かう方向をカート装置1の左右方向とし、紙面左手前側をカート装置1の「左側」、紙面右奥側をカート装置1の「右側」と称する。
以下、各構成の詳細を説明する。
(脚部材)
脚部材20は、前後方向(一方向)に向かって延在する管材30を有し、該管材30の前後方向の両端部は管材構造10で構成されるとともに、該管材構造10にはそれぞれキャスター21(接地部材)が設けられている。
図2に示すように、管材30は、断面視管状の部材であって、底壁部31と、該底壁部31の端部から立設する一対の側壁部32と、該一対の側壁部32の上端を連結する上壁部33とを有している。
図3に示すように、底壁部31は、幅方向(左右方向)略中央に形成された底本体31aと、該底本体31aから幅方向両側に向かうにしたがって下方に向かうように形成された一対の傾斜部31bと、該一対の傾斜部31bから幅方向外側に向かって延出する一対の第一段部31cとを有している。
側壁部32は、第一段部31cの端部に連結され、断面視して幅方向外側に膨らむように円弧状に形成されている。
上壁部33は、幅方向略中央において上向きに膨らむように円弧状に形成された円弧部33aと、該円弧部33aの端部から幅方向外側に向かって延出する一対の第二段部33bとを有している。この第二段部33bの端部が側壁部32に連結されている。
このように管材30は、傾斜部31bにより傾斜が形成され、円弧部33aにより円弧状に形成されている。これにより、管材30の断面積を大きく確保することができるため、断面二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性に強い構成とされている。
また、底本体31aには、上下方向(他の方向)に向かって貫通する第一取付孔38が穿設され、後述するキャスター21が設けられている。さらに、一対の第一段部31cには、上下方向に向かって貫通する第二取付孔39が穿設され、後述する挿入部材130を固定するための取付ネジPが設けられている。
(管材構造)
図2において、管材構造10は、上記に示した管材30と、該管材30の内部に挿入配設された挿入部材130と、該挿入部材130に形成された凹部139に配設されたスペーサー部材40と、管材30の前後方向端部を覆うキャップ部材50とを有している。
挿入部材130は、管材30の前後方向端部30aに、それぞれ前方及び後方から挿入配置された弾性変形可能な部材であり、例えば樹脂等により形成されている。
挿入部材130は、管材30内部に挿入された挿入部140と、該挿入部140の前後方向端部に設けられ管材30の前後方向端部30aと係合する係合部141とを有している。
図3に示すように、挿入部140は、管材30と対応した形状とされ、底壁部131と、一対の側壁部132と、上壁部133とを有している。さらに、底壁部131は、底本体131aと、一対の傾斜部131bと、一対の第一段部131cとを有し、上壁部133は、円弧部133aと、一対の第二段部133bとを有している。
また、図2に示すように、底壁部131と上壁部133とは上下方向延在する複数の内壁部138により連結されている。この内壁部138により底壁部131と上壁部133が連結されることで、挿入部140の強度が高められている。
また、円弧部133aには上下方向に向かって凹んだ凹部139が形成されている。本実施形態では、凹部139は、底本体131aにまで貫通し平面視略六角形状の貫通孔で構成されている。
また、第一段部131c、側壁部132及び第二段部133bにわたって、周方向に連続する第一リブ136が前後方向に離間して複数形成され、側壁部132には前後方向に向かって延在する第二リブ137が形成されている。
この第一リブ136は管材30の第一段部31c、側壁部32及び第二段部33bのそれぞれの内面に当接するとともに、第二リブ137は管材30の側壁部32の内面に当接している。
スペーサー部材40の上下方向周りの外周形状は、貫通孔139の上下方向周りの内周形状と対応しており、互いに平面視略六角形状の補形をなす形状とされている。このスペーサー部材40は、管材30の変形を抑制する部材であって、該貫通孔139内に配設された状態で管材30内部に配設されている。
スペーサー部材40は、例えば鉄やステンレス等の金属で構成されている。
スペーサー部材40は、幅方向に離間して配された一対の横壁部41aと、該横壁部41aの前端から幅方向中央に向かうにしたがって前方に向かうように形成された一対の前壁部41bと、横壁部41aの後端から幅方向中央に向かうにしたがって後方に向かうように形成された一対の後壁部41cとを有している。
これら、一対の前壁部41bは前端にて連結され、一対の後壁部41cは後端にて連結されている。
さらに、スペーサー部材40は、一対の横壁部41a、一対の前壁部41b、一対の後壁部41cの下部をそれぞれ連結するスペーサー底部41dと、一対の横壁部41a、一対の前壁部41b、一対の後壁部41cの上部をそれぞれ連結するスペーサー天部41eとを有している。
このスペーサー天部41eには、上方に向かって突出するとともに前後方向に向かって延在する凸条部42が設けられている。
図3に示すように、凸条部42は立断面視して円弧状に形成され、その頂点が管材30の円弧部33aの下面に当接している。
また、スペーサー部材40の上下方向の長さ、すなわち本実施形態では凸条部42の頂点からスペーサー底部41dまでの長さ寸法H1は、管材30内部の長さ寸法、本実施形態では円弧部33aの内面から底本体31aまでの長さ寸法H2と略同一とされている。
すなわち、スペーサー部材40の凸条部42の頂点は管材の円弧部33aの内面に当接するとともに、スペーサー部材40のスペーサー底部41dは管材30の底本体31aに当接している。
また、スペーサー部材40における管材30の第一取付孔38に対応する部分には、スペーサー底部41dとスペーサー天部41eとを連通するように上下方向に向かって雌ネジ46が形成され、該雌ネジ46には後述するキャスター21が設けられている。
キャップ部材50は、管材30の外部形状に対応した内部形状を有し、管材30の底壁部31に沿って形成された底キャップ51aと、管材30の側壁部32に沿って形成された一対の側キャップ51bと、管材30の上壁部33に沿って形成された上キャップ51cと、管材30の前後方向端部30aを覆う端キャップ51d(図2参照)とを有している。
底キャップ51aには、上下方向に向かって貫通する第三取付孔56が穿設され、後述する挿入部材130を固定するための取付ネジPが設けられている。
底キャップ51aに穿設された第三取付孔56及び管材30に穿設された第二取付孔39に挿通された取付ネジPが、挿入部材130の一対の第一段部131c及び内壁部138に螺合している。図4に示すように、このように管材30、挿入部材130、スペーサー部材40及びキャップ部材50は一体とされている。
また図2及び図5に示すように、取付ネジPは、先端P1がドリル形状に形成されていて、挿入部材130に下穴が形成されていなくても先端P1自体で下穴を穿設しながら挿入部材130に螺合可能とされている。
キャスター21は、床面F上を走行可能な車輪21aと、該車輪21aを支持する車輪支持部21bと、該車輪支持部21bに設けられた雄ネジ21cとを有していて、床面Fに直交する垂直軸回りに旋回可能とされている。
この雄ネジ21cが管材30の底本体31aに穿設された第一取付孔38に挿通されるとともに、スペーサー部材40に形成された雌ネジ46に螺合されることで、該キャスター21はスペーサー部材40を介在させて管材30に固定されている。
図1において、支持基体2は脚部材20の前後方向略中央より後方から上下方向に立設され、該支持基体2の左右方向内側には側フレーム3が設けられている。
側フレーム3は、四方枠3aと、該四方枠3a内に前後方向に向かって延在し上下方向に離間して配された複数の横フレーム3bとを有している。該横フレーム3bには、前後方向に延在するレール4が複数設けられている。
収納部5は、上方が開放され物品を収容可能なトレー状部材であって、側フレーム3のレール4に対して前後方向にスライド可能に設けられている。
天板6は、上面が床面Fと平行な状態とされるとともに平面視略矩形状に形成され、支持基体2に支持されている。そして、上面は薬品等の物品が載置可能であり、又はカルテ等の記載が可能な作業台として使用することができる。
操作ハンドル7は、天板6の後部且つ左右両側から後方に突設された一対のハンドル取付部7aと、該一対のハンドル取付部7aを連結する把持部7bとを備える。
このようなカート装置1では、執務者は、収納部5に物品を収容して、操作ハンドル7の把持部7bを把持して、押し引きしてキャスター21を旋回させることで、カート装置1を床面F上で移動させることができる。
そして、任意の場所でカート装置1を停止させ、収納部5に収容した物品を用いて執務が出来るとともに、天板6の上にて作業が可能とされている。
ここで、カート装置1では、挿入部材130が弾性変形して管材30内部に配され、第一リブ136が管材30の第一段部31c、側壁部32及び第二段部33bのそれぞれの内面に当接するとともに、第二リブ137が側壁部32の内面に当接している。また、挿入部材130の係合部141は、管材30の前後方向端部30aと係合している。よって、挿入部材130は管材30内に位置決めされた状態で、確実に嵌め込まれている。
また、挿入部材130に形成された貫通孔139内に配設されたスペーサー部材40は、管材30の上下方向に対する変形を抑制するとともに、凸条部42の頂部が管材30の円弧部33aの下面と当接支持している。よって、凸条部42に作用する荷重をスペーサー部材40全体で負担することができるため、脚部材20全体を強固な構成とすることができる。したがって、カート装置1に作用する荷重を、脚部材20において確実に負担することができる。
さらに、例えば、脚部材20に上下方向の外力が加わる場合でも、管材30に作用する外力をスペーサー部材40が負担することができるため、脚部材20が変形したり損傷したりする虞がない。
特に、脚部材20におけるキャスター21の取付部分に応力集中が生じた場合でも、脚部材20自体が強固な構成であるため、取付部分において変形や損傷が生じることを防止することができる。
また、スペーサー部材40は管材30の内部に配設されるため、外観からは目視できず、体裁良い構成とすることができる。
また、本実施形態では、凹部139が貫通孔で構成されているため、凹部139に配設されるスペーサー部材40の体積を大きく確保することができる。よって、脚部材20全体をより一層強固な構成とすることができる。
また、スペーサー部材40に形成された凸条部42は縦断面視して円弧状に形成されているため、管材30内面とスペーサー部材40との接触面積を抑えて、スペーサー部材40を管材30内部に配設することができる。よって、スペーサー部材40を管材30内部に容易に挿入配置することができる。
また、スペーサー部材40は平面視略六角形状のであるため、該スペーサー部材40に形成された雌ネジ46にキャスター21の雄ネジ21cを螺合させる際に、挿入部材130に形成された貫通孔139内において共に回転することがない。よって、キャスター21を管材30に対して確実に固定することができる。
また、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
なお、上記の実施形態においては、什器の一例としてカート装置1を示したが、テーブル、カウンター、陳列棚等他の什器においても適用可能である。
また、接地部材として、キャスター21を例に挙げて説明したが、アジャスタ等も採用可能である。
さらに、管材構造1は、脚部材20以外にも陳列棚を構成する上下方向又は水平方向に向かって延在する枠部材等についても適用可能である。
また、スペーサー部材40の形状としては、平面視六角形状に限られず、略三角形、略四角形等の多角形形状であってもよい。
1…カート装置
10…管材構造
20…脚部材
21…キャスター(接地部材)
30…管材30
38…第一取付孔(取付孔)
40…スペーサー部材
42…凸条部
46…雌ネジ
130…挿入部材
139…凹部(貫通孔)
141…係合部

Claims (5)

  1. 一方向に向かって延在する管状の管材と、
    該管材の内部に前記一方向に向かって挿入配置され、前記一方向と交差する他の方向に向かって凹んだ凹部が形成されるとともに弾性変形可能な挿入部材と、
    前記凹部内に配設され、前記管材の変形を抑制するスペーサー部材とを備え
    前記凹部は、前記管材の前記他の方向に向かって貫通する貫通孔で構成され、
    前記他の方向において、前記管材内部の長さ寸法と、前記スペーサー部材の長さ寸法とが略同一であり、
    前記スペーサー部材には、前記他の方向に向かって突出する凸条部が形成され、
    該凸条部の頂点は、前記管材の内面と当接していることを特徴とする管材構造。
  2. 請求項1に記載の管材構造において、
    前記凹部の前記他の方向周りの内周形状と前記スペーサー部材の前記他の方向周りの外周形状とは、互いに補形をなす形状とされていることを特徴とする管材構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の管材構造において、
    前記挿入部材には、前記一方向端部に前記管材の前記一方向端部と係合する係合部が形成され、
    前記挿入部材は、前記管材の前記一方向端部に挿入配置されていることを特徴とする管材構造。
  4. 請求項1または請求項のいずれか一項に記載の管材構造を脚部材として備えたことを特徴とする什器。
  5. 請求項に記載の什器において、
    前記管材には、前記他の方向に向かって貫通する取付孔が穿設され、
    前記スペーサー部材には、前記他の方向に向かって前記取付孔に対応する位置に雌ネジが形成され、
    前記取付孔に挿通されるとともに前記雌ネジに螺合され、床面に接地された接地部材を備えることを特徴とする什器。
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