JP6668044B2 - 多用途家具 - Google Patents

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Description

本発明は椅子として利用できると共に、ホワイトボード等のパネル体を立姿勢でサポートするためのパネル体の支持スタンド等としても用いることができる多用途家具に関する。
従来から2以上の用途,機能を備えた家具、例えば多用途椅子は数多くの提案があり、実用に供されているものもある。
多用途家具は、特許文献1,2などにより知られているように、構成部材を追加したり、取り除いたりする構成部材の加減、或は、構成部材を変形させるなどにより、例えば椅子を物載せ台に変形したり、ソファをベッドに変更する形態の家具である。
従来の多用途家具は、上記のように家具の構成部材を加減したり、構成部材の組合わせ形態を変形させて少なくとも2種類の家具としての用途を実現できるものが大半で、構成部材の加減や変形を伴うことはなく、複数種類の家具として用いることができる多用途家具は、見当たらない。
特許第4995872号公報 特開2007−29134号公報 特開2004−129807号公報
本発明は、公知の多用途家具の現状に鑑み、構成部材を加減したり、構成部材の組合せを変形したりすることなく、当初の形態のままで少なくとも2種類の用途に用いることができる多用途家具を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明多用途家具の構成は、平面から見て溝で分割される2つの分割部材を含む座部と、前記座部の下方で上下方向に沿って延びて前記分割部材を支持する脚部材とを備え、前記座部の上面をいすの座面として使用され、前記前記溝の長手方向の一端から他端にかけてパネル体を挿入可能に構成され当該パネル体の支持スタンドとして用いられるようにしたことを特徴とする。
前記の各主,副両脚部材は、それらの下端部を環状の線材による安定環に結合した形態とすることにより、いす又はスタンドとしての安定性が高まる。この場合の環状は円形のほか多角形であってもよい。
また、前記分割部材は、木製,プラスチック製,金属製等の平板部材で形成すると共に主,副両脚部材はパイプ材や細い棒材などで形成することにより、家具としての重量軽減を図ると共に、見た目の軽量感を演出している。
本発明多用途家具は、前記2本の主脚取材がなす左右幅ピッチで平面から見た位相を変えてスタッキングするか、又は、前記主脚取材の位相をずらさず同位相でスタッキングすることができるから、不使用時の収納スペース効率が高い。
本発明多用途家具において、正面視略テーパ状をなす2本の主脚取材と、座部に関し前記主脚取材に直交する向きで配置する副脚部材は、座部の裏面側乃至外周側において両脚部材が全部連続した形態、いわば一筆書き形態に形成することができる。一筆書き形態の脚部材は、脚としての部品点数が一つになるから、座部への取付に手間がかからず、合理的な取付け作業を行うことができる。
本発明家具は、平面から見てほぼ中央部で2つに分割しその分割線に幅を持たせた2つの分割部材から成る座部と、前記分割部材における分割線の少なくとも長手方向両端部の下面に配置されて当該分割部材を支持する正面視略平行か、又は略テーパ状をなす2本の主脚部材と、前記分割部材の分割線と略直交する当該分割部材の外周側の端部の下面に配置されて当該分割部材を支持する副脚部材とを備えて形成したから、前記座部を、そのままいす(スツール)の座部として用いることができる一方、座部の分割部分とその下方に配置される主脚部材の略U状又は略V状部に、ホワイトボード等のパネル体を挿込めば、当該パネル体を立ち姿勢で保持する支持スタンドとして機能させることができる。
前記パネル体を保持したスタンドの複数個を左右方向に並べると、並んだパネル体がほぼ壁面と見なせるから、オフィス等で急遽、間仕切等が必要になった場合に、本発明家具とホワイトボード等のパネル体で容易に対応することができる。
ここで保持する前記パネル体が表示板であればサイネージとして設置できる。
本発明多用途家具の一例の斜視図。 図1の家具の正面図。 図1の家具の平面図。 図2の右側面図。 図2の底面図。 図1〜図5の家具を、ホワイトボードを立姿勢で支持する支持スタンドに用いた例の斜視図。 本発明多用途家具の他の例の斜視図。 図7の家具をパネル体の支持スタンドに用いた例の斜視図。 図8のパネル体の支持スタンドを壁状に並べた例の斜視図。 本発明家具の分割部材が形成する溝に設けるパッド部材を説明するための要部の拡大側断面図。
次に、本発明多用途家具の実施の形態例について、図を参照して説明する。
図1〜図5は、本発明多用途家具の一例としてスツール(背もたれのないいす、以下、本明細書では、「いす」という。)を示している。
図1〜図5において、1は平面視略円形の座部で、図の例では平板状の木製部材を円形に整え、その円形のほぼ直径上で2つの分割部材P1,P2に分割し、その分割線を適宜の左右幅を有するテーパ状の側壁Pa,Pbを備えた無底のテーパ溝Pvに形成している。座部1の材質は、木製に限られるものではなく、プラスチック製や金属製、或は、これらの複合体のハイブリッド製などであってもよい。
また、座部1の平面形状は、円形以外でもよい。例えば正方形等の多角形であってもよい。
2,3は上記分割部材P1とP2の分割線であるテーパ溝Pvの長さ方向の両端部において、前記分割部材P1とP2を下から支持する主脚部材である。
図1〜図5に例示したテーパ溝Pvの両端部に位置づけられた主脚部材2と3は、夫々の左右の縦部材の上端部が、前記溝Pvに沿った水平な連結部2aと3aによって結合された形態になり、全体としてほぼ倒立U状を呈する1本の主脚部材2と3に形成されている。
4と5は、上記主脚部材2と3における夫々の水平連結部2aと3aの中点部に、夫々の水平部4a,5aの先端部を接合し、その接合部から、分割部材P1とP2におけるテーパ溝Pvに直交する向きに当該水平部4a,5aを延ばし、座部1の外周縁から下方へ略90度垂下させて延設した副脚部材である。ここで、副脚部材4,5は1本構成であるが、主脚部材2,3と同様に平行な2本形態にもできる。
図1〜図5に示した例においては、主脚部材2と3の夫々の下端部、並びに、副脚部材4と5の夫々の下端部を夫々に外向きに略45度〜90度程度曲げ、夫々の曲げの先端部2b,3b、4b、5bを、リング状の安定環6の内周面に接合し、安定環6と一体化している。安定環6の形状は、円形に限られるものではなく、四角形等の多角形であってもよい。
図1〜図5による上記説明によって本発明多用途家具の一例であるいす(スツール)STを形成する。このいすSTは何らその構成部材に手を加えることなく、そのままで全く別の用途形態として、図6に例示するホワイトボードWBの支持スタンドとして用いることが出来る。以下、この支持スタンドの用途について説明する。
図1〜図5に例示したいすSTには、前記座部1における分割部材P1,P2の分割線が形成しているテーパ溝Pvと、前記分割部材P1,P2のテーパ溝Pvにおける長さ方向の両端部に位置した主脚部材2,3が形成する垂直向きの平行な溝Gとが、同一の垂直面内に存在する。
そこで、本発明では、同一垂直面内に在る前記座部1の水平向きのテーパ溝Pvと、ほぼ平行な主脚部材2,3による垂直向きの溝Gの間に、ホワイトボードWBの下部側を挿入することにより、このホワイトボードWBをほぼ垂直姿勢に支持するパネル体のスタンドとして用いることができる。
ここで、前記の水平なテーパ溝Pvの幅と主脚部材2,3が形成する垂直な溝Gの幅は、略同幅である一方、ホワイトボードWBの最大厚み部、例えばフレームの厚み寸法より少し大きめの幅に形成されている。ホワイトボードWBの抜き挿しを容易に行うためである。この点については、テーパ溝Pvの側壁Pa,Pbも上半側がテーパ状に開いていることもパネル体の挿入を容易にする。
図1〜図6で説明した本発明多用途家具において、いす(スツール)STの形態としては、図7に例示する形態とすることができる。この点について、図7により説明するが、図7において、図1〜図6と同一部材,同一部位には同一符号を用いている。
図7のいすSTでは、主脚部材2,3が前記実施例のいすSTのように略平行ではなく、テーパ状に形成されており、また、前記実施例では副脚部材4と5が各1本であったところ、図7の例では、2本の副脚部材41,42と同51,52により形成し、かつ、主脚部材2,3のテーパ状と同様に2本の副脚部材41,42、同51,52もテーパ状に配置されている。
主脚部材2,3と副脚部材41,42、51,52がこのテーパ状の配置形態を採ったことにより、前記の各脚部材は、図7に例示したように座部1の下面乃至側面において各部材の上端部が、座部1の外周に沿って1本の部材となるように連結された形態になっている。
図7に示したいす(スツール)STも、その座部1における分割部材P1,P2の分割線が形成するテーパ溝Pvとテーパ配置の主脚部材2,3が形成するテーパ溝Gtに、図8に例示するパネル体Wpを挿し込んで立姿勢で支持することができるから、パネル体Wpの支持スタンドとして用いることができる。図7にしめしたいすSTの各主、副脚部材の下端部は、図示しないが前記安定環6に結合して一体化することが出来る。
図6や図8に示した本発明家具による支持スタンドの用途は、一例として、図9に例示するように、複数枚のホワイトボードWBやパネル体Wpを並べて壁状に形成できるから、急遽、広い部屋を間仕切る必要が生じ場合などに、容易かつ迅速に間仕切機能を形成することができてすこぶる便利である。
図10は、図1〜図6で説明した本発明家具のいすSTにおいて、ホワイトボードWBのテーパ溝Pvと溝Gへの差し込みと抜去の際、当該ボードWBの表面が、前記溝PvやGへ接触したときすり傷が付かないようにすると共に、図1〜図5のいす(スツール)STをスタッキングしたとき、座部1の表面に、脚部材2a,3a、4a,5aの水平部の下面が当接して座部1の表面に当たり傷を付けることがないようにするために設けた傷止めパッドDpの例を示した断面図である。
傷止めパッドDpは、座部1の裏面に配置された主脚部材2,3の水平部2a,3a、並びに、副脚部材4,5の水平部4a,5aに、下方から嵌合させて取付けるため、断面大略U状のゴム系又はプラスチック系の弾性部材により形成されている。
前記パッドDpの下面d1は、このいすSTをスタッキングしたときの下位のいすSTの座部1の表面への当り止めとして作用する。また、主脚部材2,3の水平部2a,3aに取付けられる前記パッドDpの対向した前面d2は、挿脱されるホワイトボードWB等のパネル体のガイドを兼用し、パネル体表面への傷付け防止パッドとして作用する。
本発明は以上の通りであるから、スツールとしてのいすの用途とホワイトボードを始めとするパネル体をほぼ直立姿勢で保持するパネル体の支持スタンドとしての用途がある多用途家具を、至って簡潔な構造のスツール状の家具で実現することができる。
ST 本発明多用途家具(いすと支持スタンド)
1 座部
P1,P2 座部1の分割部材
Pv テーパ溝
2,3 主脚部材
4,5 副脚部材
6 安定環
WB ホワイトボード

Claims (6)

  1. 平面から見て溝で分割される2つの分割部材を含む座部と、
    前記座部の下方で上下方向に沿って延びて前記分割部材を支持する脚部材と
    を備え、
    前記座部の上面をいすの座面として使用され、前記溝の長手方向の一端から他端にかけてパネル体を挿入可能に構成され当該パネル体の支持スタンドとして用いられるようにした多用途家具。
  2. 前記脚部材を複数備え、
    前記脚部材は、対応する前記分割部材を支持し、それらの下端部を互いに連結される請求項1の多用途家具。
  3. 座部は、木製,プラスチック製,金属製,これらを複合したハイブリッド製のいずれかによる平板部材により形成され前記脚部材は棒材又はパイプ材により形成された請求項1又は2の多用途家具。
  4. 前記脚部材をその幅のピッチで平面上の位相をずらしながらスタッキングされるようにした請求項1〜3のいずれかの多用途家具。
  5. 前記脚部材を平面上同位相でスタッキングされるようにした請求項1〜3のいずれかの多用途家具。
  6. 前記溝にパネル体が挿し込まれる時又は抜去される時に前記パネル体と対面する部位に、傷止めパッドを設けられる請求項1〜5のいずれかの多用途家具。
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