JP6097262B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタには、雌コネクタと雄コネクタとを接合した際に、雌端子と雄端子との間における電気的な接続部が複数箇所形成されるものがある。そして、この種のコネクタにおいては、その接続部間でのリークの発生を抑える必要がある。例えば、下記の特許文献1には、2つ以上の電気的な接続部が形成されるコネクタについて開示されている。このコネクタにおける雌コネクタと雄コネクタには、隣接する2つの端子収容室と、その各端子収容室に対して個別に嵌合された端子と、がそれぞれに設けられている。このコネクタにおいては、隣接する2つの電気的な接続部間でのリークの発生を抑えるべく、その接続部の間に次のような構成を設けている。雌コネクタには、隣接する2つの端子収容室の間に、雌コネクタと雄コネクタとの間の接合方向に延在させた空間部を設けている。一方、雄コネクタにおいては、隣接する2つの端子収容室から突出させたそれぞれの雄端子の先端部分(タブ)の間に、端子収容室の壁面から上記の接合方向に向けて延在させたリーク防止片を設けている。このコネクタにおいては、その空間部にリーク防止片を挿入することによって、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大し、その接続部間でのリークの発生を抑える。
特開2001−326016号公報
ところで、雌コネクタの空間部としては、挿入されたリーク防止片の周囲を覆う貫通孔や凹状のものも考えられれば、隣接する2つの端子収容室を分断させるが如き切欠きのような形状のものも考えられる。前者の形状の空間部の場合には、挿入されたリーク防止片の周囲を覆う壁が存在しているので、端子収容室に外力が加わったとしても、空間部の形状に変化を生じさせる可能性が低く、隣接する2つの端子収容室間の位置関係を所期の状態に保つことができる。これに対して、後者の切欠きの如き空間部の場合には、挿入されたリーク防止片の周囲に壁の無い場所が存在しているので、端子収容室に外力が加わると、空間部の形状が変化し、隣接する2つの端子収容室間の位置関係が所期の状態に対して変わってしまう可能性がある。そして、その位置関係の変化は、雄端子の先端部分が挿入される雌コネクタ側の開口の位置にも変化を生じさせ、雌コネクタと雄コネクタとを接合する際の作業性を低下させてしまう虞がある。例えば、従来のコネクタは、リーク防止片や雄端子の先端部分の長さよりも大幅に空間部の延在量を大きくしているので、その空間部が切欠き状の場合、隣接する2つの端子収容室間を外力によって撓ませてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大しつつ、コネクタ接合時の接合作業性の低下を抑えることが可能なコネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、複数の雌端子、及び、該雌端子を個別に収容する雌端子収容室が複数形成された雌ハウジングを備える雌コネクタと、コネクタ接合後に前記雌ハウジングの少なくとも一部分を収容する雌側収容室が形成された雄ハウジング、及び、該雌側収容室内に突出させて配置され、その突出部分がコネクタ接合後に前記雌端子と個々に当接する雄端子を備える雄コネクタと、を有し、それぞれの前記雌端子収容室は、前記雄端子が挿入される挿入口を同一方向に向けて開口させ、前記雌ハウジングは、前記雌端子収容室を成す当該雌端子収容室毎の筒体と、隣接する2つの当該筒体を連結させる連結部と、該連結部における前記挿入口側の端部を底部とし、該挿入口側から当該底部までの間で前記隣接する2つの筒体を分断させる切欠きと、を備え、前記雄ハウジングは、コネクタ接合と共に前記切欠きに挿入され、前記隣接する2つの筒体の間の間仕切りとなる壁部を前記雌側収容室内に備え、前記切欠きは、前記挿入口側から前記底部までの間の切欠き深さを、隣接する2つの前記筒体の前記分断された部分におけるコネクタ接合時の撓み量を所定量以内に抑える深さとし、
前記連結部は、前記切欠きの前記底部から前記筒体の他端まで延在しており、
前記壁部は、前記雌側収容室の壁面から、前記雄コネクタから見たコネクタ接合時の接合方向に突出することを特徴としている。
ここで、前記撓み量は、隣接する2つの前記筒体のそれぞれの前記挿入口における所定位置の間隔の変化量であり、前記所定量は、コネクタ接合時に前記雄端子が前記挿入口に入ることのできる前記撓み量の範囲内で設定することが望ましい。
また、前記雌コネクタ又は前記雄コネクタをコネクタ設置対象となる機器の筐体に配置する場合には、前記筒体を当該筐体におけるコネクタ設置場所の外形に沿って間隔を空けて配置し、該隣接する2つの筒体の間に前記連結部と前記切欠きとを設けることが望ましい。
本発明に係るコネクタは、コネクタ接合後に雌ハウジングの切欠きに挿入されている雄ハウジングの壁部によって、この切欠きと壁部とを間に挟んで隣接している2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大することができる。そして、このコネクタは、その切欠きの切欠き深さについて、隣接する2つの筒体の分断された部分におけるコネクタ接合時の撓み量を所定量以内に抑えることができる深さに設定しているので、コネクタ接合時に雄端子が雌端子に挿入されにくい等のような接合作業性の低下を抑えることができる。よって、このコネクタは、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大しつつ、コネクタ接合時の接合作業性の低下を抑えることができる。
図1は、実施形態におけるコネクタの接合後の状態と当該コネクタの設置対象とを示す斜視図である。 図2は、実施形態におけるコネクタの接合後の状態と当該コネクタの設置対象とを示す上面図である。 図3は、図2のX−X線で切った部分断面図である。 図4は、実施形態における雌コネクタの分解斜視図である。 図5は、実施形態の雌ハウジングを示す斜視図である。 図6は、実施形態の雌ハウジングを先端側から見た平面図である。 図7は、実施形態の雄コネクタを示す斜視図である。 図8は、実施形態の雄コネクタを示す上面図である。 図9は、変形例の雌ハウジングを示す斜視図である。 図10は、変形例の雌ハウジングを先端側から見た平面図である。 図11は、変形例の雄ハウジングを示す斜視図である。 図12は、変形例の雄ハウジングを示す斜視図である。 図13は、変形例の雄ハウジングを示す平面図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図8に基づいて説明する。
図1から図3の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。このコネクタ1は、電気的な雄雌間の接続部(つまり端子極数)を少なくとも2つ備えた電線対電線接続用のものである。このコネクタ1は、雌コネクタ2と雄コネクタ3とを備える。このコネクタ1においては、その雌コネクタ2と雄コネクタ3とを接合(以下、「コネクタ接合」という。)することによって、その相互間に電気的な雄雌間の接続部が形成される。
雌コネクタ2は、図4に示すように、複数の雌端子10と、この雌端子10を内部に収容する雌ハウジング20と、を有する。この雌コネクタ2においては、その雌端子10に電線30が連結される。図5及び図6は、雌ハウジング20を示している。一方、雄コネクタ3は、図7及び図8に示すように、複数の雄端子40と、この雄端子40を内部に収容する雄ハウジング50と、を有する。その雄端子40は、その雄ハウジング50における後述する雌側収容室51内に突出させて配置され、その突出部分(先端部分)がコネクタ接合時に雌端子10と個々に当接する。この雄コネクタ3においては、その雄端子40に電線(図示略)が連結される。この例示の雌コネクタ2は、3つの雌端子10(第1から第3の雌端子10A,10B,10C)を備えており、そのそれぞれに対して個別に電線30(30A,30B,30C)が電気的に接続されている。また、この例示の雄コネクタ3は、3つの雄端子40(第1から第3の雄端子40A,40B,40C)を備えており、そのそれぞれに対して個別に電線が電気的に接続されている。
最初に、雌コネクタ2について説明する。
雌端子10は、導電性の金属の板材を所定の雌型形状に成形した端子金具である。この雌端子10は、雄端子40が挿入される箱体11を有する(図4)。その箱体11は、少なくとも一端を開口させた角筒状に成形し、その開口を雄端子40の挿入口として利用する。この箱体11においては、その挿入口から自らの内部空間に雄端子40が挿入され、この雄端子40との電気的な接続が形成される。その箱体11と雄端子40との間の電気的な接続構造には、この技術分野における周知のものを利用すればよい。例えば、雌端子10においては、その箱体11内でのバネ力を利用して雄端子40との電気的な接続状態を保持する。電線30は、その箱体11から見て、雄端子40の挿入口とは反対側に配置し、雌端子10との電気的な接続が確保されるよう当該雌端子10に圧着する。
雌ハウジング20においては、その雌端子10を個別に収容する空間(以下、「雌端子収容室」という。)21が複数形成されている。この雌ハウジング20は、その雌端子収容室21を成す当該雌端子収容室21毎の筒体22と、隣接する2つの筒体22を連結させる連結部23と、を備える。雌ハウジング20は、その筒体22の集合体であるといえ、それぞれの筒体22を連結部23で一体化させている。この雌ハウジング20は、合成樹脂等の絶縁性の高分子材料で成形される。
筒体22は、両端が開口された角筒状の箱体であり、その内部空間が雌端子収容室21として利用される。この筒体22においては、一端の開口がコネクタ接合時の雄端子40の挿入口22aとなる。その一端とは、雌コネクタ2から見たコネクタ接合時の接合方向における端部のことである。この雌ハウジング20では、それぞれの挿入口22aを同一方向に向けて開口させた状態で各雌端子収容室21(各筒体22)を並べて配置し、各雌端子収容室21(各筒体22)のそれぞれの延在方向(軸線方向)を一致させる。この雌ハウジング20では、それぞれの挿入口22aが略面一となるように各雌端子収容室21(各筒体22)を配置する。
雌端子10は、箱体11における雄端子40の挿入口を先頭にして、筒体22の他端の開口から雌端子収容室21内の所定位置まで挿入する。その所定位置とは、箱体11における雄端子40の挿入口を筒体22における雄端子40の挿入口22aまで近づけた位置のことである。挿入された雌端子10は、その筒体22内の所定位置での保持状態が係止機構(図示略)によって維持される。その係止機構とは、例えば、筒体22内に設けた弾性変形可能な突起部(ランス)と、箱体11に設け、その突起部が所定位置で挿入される貫通孔(ランスホール)と、によって構成される。雄端子40は、コネクタ接合時に、筒体22の挿入口22aを介して箱体11の挿入口に挿入され、その後、箱体11の内部空間へと挿入される。
更に、この雌ハウジング20は、連結部23における挿入口22a側の端部を底部24aとし、その挿入口22a側から当該底部24aまでの間で前記隣接する2つの筒体22を分断させる切欠き24を備える。換言するならば、その切欠き24の底部24aから筒体22の他端までの間には、連結部23を延在させている。つまり、隣接する2つの筒体22の間には、一端側(挿入口22a側)に切欠き24を設けると共に、他端側に連結部23を設ける。
ここで、雌ハウジング20においては、その切欠き24の深さ(以下、「切欠き深さ」という。)が深すぎると、この切欠き24を間に挟んで隣接している2つの筒体22の分断された部分(以下、「分断部分」という。)に外力が作用した場合、この分断部分に撓みを生じさせてしまう可能性がある。切欠き深さとは、切欠き24における挿入口22a側から底部24aまでの間の距離のことであり、隣接する2つの筒体22の挿入口22a側の端面を含む仮想平面から底部24aまでの間の最短距離のことをいう。その外力は、例えば、コネクタ接合時に雌コネクタ2を保持する接合作業者又は接合作業治具等から作用する場合もあれば、コネクタ接合時に接触した雄ハウジング50からの反作用の力として作用する場合もある。
そこで、その切欠き深さは、分断部分におけるコネクタ接合時の撓み量を所定量以内に抑える深さに設定する。その撓み量とは、例えば、隣接する2つの筒体22のそれぞれの挿入口22aにおける所定位置(中央部分等)の間隔の変化量とする。その所定量とは、コネクタ接合時の接合作業性を損なわない大きさにする。例えば、この所定量は、コネクタ接合時に分断部分に撓みが発生したとしても、雄端子40が筒体22の挿入口22aに入ることのできる撓み量の範囲内で設定する。
具体的に、この例示のコネクタ1は、端子極数(電気的な接続部)を3つ備えたものである。このため、この例示の雌ハウジング20には、第1雌端子10Aが収容される第1雌端子収容室21Aと、第2雌端子10Bが収容される第2雌端子収容室21Bと、第3雌端子10Cが収容される第3雌端子収容室21Cと、が設けられている。この雌ハウジング20は、第1雌端子収容室21Aを成す第1筒体22Aと、第2雌端子収容室21Bを成す第2筒体22Bと、第3雌端子収容室21Cを成す第3筒体22Cと、を有する。
例えば、このコネクタ1は、図1等に示すように、コネクタ設置対象となる機器の筐体CAに配置する。コネクタ設置対象となる機器とは、例えば、このコネクタ1を介した電力供給対象となる機器のことである。例えば、コネクタ1は、図1等に示すように、少なくとも一端を塞いだ円筒状の筐体CAの平面部分CAfに配置する。この例示では、その平面部分CAfから食み出さないようにコネクタ1を配置している。具体的に、そのような筐体CAにコネクタ1(雌コネクタ2又は雄コネクタ3)を配置する場合には、各筒体22を筐体CAにおけるコネクタ設置場所の外形に沿って間隔を空けて配置する。より具体的には、各筒体22を筐体CAの平面部分CAfの外形に沿って間隔を空けて配置する。この例示のように雌コネクタ2又は雄コネクタ3を円筒状の筐体CAに配置する場合には、筒体22(この例示では第1から第3の筒体22A,22B,22C)を当該筐体CAの平面部分CAfの周方向に沿って間隔を空けて配置する。この例示では、その平面部分CAfに雄コネクタ3が配置されており、この雄コネクタ3に対して雌コネクタ2を接合する。
この例示の雌ハウジング20においては、第1筒体22Aと第2筒体22Bとを隣り合わせに配置すると共に、第1筒体22Aと第3筒体22Cとを隣り合わせに配置する。そして、この雌ハウジング20においては、雄端子40の挿入方向を一定に保ったまま、隣接する筒体22(雌端子収容室21)を平面部分CAfの周方向に沿わせながら当該平面部分CAfの内側に向けて傾斜させる。この例示では、図2及び図6に示すように、第1雌端子収容室21Aを筐体CAの円形における或る接線方向と略平行に配置する。第1雌端子収容室21Aが筐体CAの円形の接線方向と平行とは、その第1雌端子収容室21Aの第1雌端子10Aに挿入される第1雄端子40Aの先端部分(例えば板状のタブ)が筐体CAの円形の接線方向と平行になっていることをいう。そして、その第1雌端子収容室21Aの一方の側方に配置した第2雌端子収容室21Bは、その接線方向に対して、自らの軸線を中心にして反時計回りに回転させるが如く傾斜させる。また、第1雌端子収容室21Aの他方の側方に配置した第3雌端子収容室21Cは、その接線方向に対して、自らの軸線を中心にして時計回りに回転させるが如く傾斜させる。
この雌ハウジング20では、その第1筒体22Aと第2筒体22Bとの間に第1連結部23Aと第1切欠き24Aを設けると共に、第1筒体22Aと第3筒体22Cとの間に第2連結部23Bと第2切欠き24Bを設ける。
第1連結部23Aは、第1筒体22Aと第2筒体22Bとの間でこれらの軸線方向と平行に延在させている。第1切欠き24Aは、第1筒体22Aと第2筒体22Bとの間を分断する箇所であり、その第1筒体22Aと第2筒体22Bとの間で、かつ、第1連結部23Aよりも挿入口22a側に設けている。第1連結部23Aの挿入口22a側の端部は、その第1切欠き24Aの底部24aとなる。その第1切欠き24Aの切欠き深さは、第1筒体22Aと第2筒体22Bとの間の分断部分におけるコネクタ接合時の撓み量を上記の所定量以内に抑える深さに設定する。一方、第2連結部23Bは、第1筒体22Aと第3筒体22Cとの間でこれらの軸線方向と平行に延在させている。第2切欠き24Bは、第1筒体22Aと第3筒体22Cとの間を分断する箇所であり、その第1筒体22Aと第3筒体22Cとの間で、かつ、第2連結部23Bよりも挿入口22a側に設けている。第2連結部23Bの挿入口22a側の端部は、その第2切欠き24Bの底部24aとなる。その第2切欠き24Bの切欠き深さは、第1筒体22Aと第3筒体22Cとの間の分断部分におけるコネクタ接合時の撓み量を上記の所定量以内に抑える深さに設定する。
この雌ハウジング20においては、その各分断部分の内の少なくとも一方に対してコネクタ接合時に外力が作用したとしても、その分断部分での撓みの発生を抑えることができるので、コネクタ接合時の接合作業性が損なわれない。また、この雌ハウジング20においては、その各分断部分の内の少なくとも一方に対してコネクタ接合時に外力が作用し、その分断部分で撓みが発生したとしても、その撓み量が上記の所定量以内に抑えられているので、コネクタ接合時の接合作業性が損なわれない。よって、この雌コネクタ2においては、切欠き24(第1切欠き24A、第2切欠き24B)を設けたとしても、コネクタ接合時の接合作業性が損なわれないので、その接合作業性の低下を抑えることができる。
次に、雄コネクタ3について説明する。
雄コネクタ3の雄端子40は、導電性の金属材料を成形した端子金具であり、その先端部分(いわゆるタブ)を所定の棒状又は板状に成形する。この例示では、図7及び図8に示すように、先端部分を板状に成形している。この雄端子40は、その先端部分が雄ハウジング50に圧入される。尚、この雄端子40に接続される電線は、上記の筐体CAの中に配置されている。
その雄ハウジング50は、合成樹脂等の絶縁性の高分子材料で成形される。この雄ハウジング50には、コネクタ接合後に雌ハウジング20の少なくとも一部分を収容する雌側収容室51が形成されている。この例示では、雌ハウジング20内のそれぞれの箱体11が収まるように雌側収容室51を形成する。雌側収容室51は、その収容される雌ハウジング20の一部分の外形に対応させた空間形状を有する。この雄ハウジング50は、その雌ハウジング20の一部分を外側から覆う壁部52を有しており、この壁部52によって雌側収容室51が形成される。この例示の壁部52は、その雌ハウジング20の一部分における外側の外形に応じた内壁面を有する一方、その一部分を内側からは覆わないように開口させている。尚、外側や内側とは、上記の円形の平面部分CAfの径方向における内外の位置関係のことである。
この雌側収容室51内には、圧入された雄端子40の先端部分が配置される。具体的に、この雌側収容室51内には、第1から第3の雄端子40A,40B,40Cが配置されている。その第1から第3の雄端子40A,40B,40Cの先端部分は、第1から第3の雌端子10A,10B,10Cの位置に合わせて配置する。つまり、第1雄端子40Aの先端部分は、その平面部分を筐体CAの円形における上記の接線方向と略平行に配置する。そして、第2雄端子40Bの先端部分は、その接線方向に対して、自らの延在方向における或る軸線を中心にして反時計回りに回転させるが如く傾斜させる。また、第3雄端子40Cの先端部分は、その接線方向に対して、自らの延在方向における或る軸線を中心にして時計回りに回転させるが如く傾斜させる。
この雌側収容室51内の雄端子40は、その先端部分がコネクタ接合によって雌端子10に挿入される。このため、コネクタ接合後は、第1雌端子10Aと第1雄端子40Aとが電気的に接続され、第2雌端子10Bと第2雄端子40Bとが電気的に接続され、第3雌端子10Cと第3雄端子40Cとが電気的に接続される。よって、このコネクタ1においては、第1雌端子10Aと第1雄端子40Aとの間の電気的な接続部(以下、「第1接続部」ともいう。)と、第2雌端子10Bと第2雄端子40Bとの間の電気的な接続部(以下、「第2接続部」ともいう。)と、第3雌端子10Cと第3雄端子40Cとの間の電気的な接続部(以下、「第3接続部」ともいう。)と、が形成される。
ところで、この種のコネクタには、例えば、車両の燃料ポンプと共に燃料タンク内に配置され、その燃料ポンプへの電力供給等のために利用されるものがある。つまり、この種のコネクタは、前述した筐体CAを有する機器が車両の燃料ポンプの場合に用いられることがある。このため、このようなコネクタにおいては、電気的な接続部間で燃料が伝わることを抑え、その接続部間のリークの発生を抑制する必要がある。本実施形態のコネクタ1は、最短距離が最も近くなる電気的な接続部間(つまり、隣接する電気的な接続部間)の沿面距離を大きく取れるように構成し、その接続部間での液体の浸入によるリークの発生を抑える。そのために、このコネクタ1においては、以下に示す沿面距離の拡大構造を採る。尚、沿面距離(Creepage distance)とは、2つの導電性部分間(隣接する電気的な接続部間)における絶縁物の表面に沿った最短距離に相当するものである。
ここで、前述した雌ハウジング20の切欠き24は、隣接する2つの筒体22(雌端子収容室21)を雄端子40の挿入口22a側から分断させるものである。このため、本実施形態の沿面距離の拡大構造には、その切欠き24(第1切欠き24A、第2切欠き24B)を利用する。具体的に、この沿面距離の拡大構造は、その切欠き24と、この切欠き24に挿入される壁部53と、によって構成する。その壁部53は、図1等に示すように雄ハウジング50の雌側収容室51内に設け、コネクタ接合と共に挿入口22a側から切欠き24へと挿入される。この壁部53は、雌側収容室51の壁面(平面部分CAf側の壁面)又は平面部分CAfから、雄コネクタ3から見たコネクタ接合時の接合方向(雌コネクタ2から見たコネクタ接合時の接合方向とは逆方向)に突出させる。この壁部53は、切欠き24の形状に合わせて、矩形又は方形の板状に成形する。
コネクタ接合後の壁部53は、隣接する2つの筒体22の間における挿入口22a側を雄コネクタ3側から区切る間仕切りとなる。このため、この拡大構造においては、その切欠き24に挿入された壁部53によって、隣接する電気的な接続部間の沿面距離を拡大することができる。よって、このコネクタ1は、その電気的な接続部間での液体の浸入によるリークの発生を抑えることができる。
具体的に、雌側収容室51には、第1切欠き24Aに挿入される第1壁部53Aと、第2切欠き24Bに挿入される第2壁部53Bと、が設けられている。第1壁部53Aは、第1雄端子40Aと第2雄端子40Bとの間に配置し、平面部分CAfの中央部分と壁部52の内壁とを繋ぐ。このため、この第1壁部53Aは、第1接続部と第2接続部との間の沿面距離を拡大することができる。また、第2壁部53Bは、第1雄端子40Aと第3雄端子40Cとの間に配置し、平面部分CAfの中央部分と壁部52の内壁とを繋ぐ。このため、この第2壁部53Bは、第1接続部と第3接続部との間の沿面距離を拡大することができる。尚、この例示の第1及び第2の壁部53A,53Bは、平面部分CAfの中央部分を中心とする放射状に配置されている。
ここで、この拡大構造では、切欠き24の切欠き深さ方向に壁部53を延在させるほど、その沿面距離を拡大させることができる。つまり、その沿面距離は、壁部53の延在量を調整することによって、所望の大きさに変更することができる。但し、切欠き24の切欠き深さには、前述したように、コネクタ接合時の接合作業性を鑑みた上での上限深さ(分断部分におけるコネクタ接合時の撓み量を所定量以内に抑える深さ)が設定されている。よって、壁部53の延在量は、その切欠き深さの上限深さを上限とする。従って、このコネクタ1は、コネクタ接合時の接合作業性を損なわずに、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大することができる。
以上示したように、本実施形態のコネクタ1は、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大しつつ、コネクタ接合時の接合作業性の低下を抑えることができる。更に、このコネクタ1は、前述した筐体CA上での配置を採ることによって、筐体CAの体格(例えば円筒状の径方向の体格)の大型化を招かずに、複数の極数の端子を配置することができる。つまり、このコネクタ1は、決められた体格の筐体CA上で、コネクタ1の端子極数を増加させることができる。換言するならば、このコネクタ1は、筐体CAの体格に制限があったとしても、所望の端子極数に応じて、各端子の配置、形状及びサイズを適宜決めることができる。
[変形例]
前述した実施形態のコネクタ1では、端子極数が3つのものを例示した。そして、このコネクタ1においては、端子極数が4つ以上になったとしても、各筒体22が筐体CAの平面部分CAfの外形に沿って間隔を空けて配置することとしている。本変形例では、端子極数を4つ以上備える場合の別形態の配置について説明する。
本変形例のコネクタは、端子極数(電気的な接続部)を4つ以上備える場合、1つを除いた各端子極数に関わる筒体を実施形態と同じように筐体CAの平面部分CAfの外形に沿って間隔を空けて配置し、これらの筒体で囲い込むように残りの1つの端子極数に関わる筒体を配置する。本変形例では、実施形態のコネクタ1において端子極数を1つ増やしたコネクタについて例に挙げる。図9及び図10には、このコネクタにおける雌コネクタの雌ハウジング120を示す。図11から図13には、このコネクタにおける雄コネクタの雄ハウジング150を示す。
雌ハウジング120は、第1から第4の雌端子収容室121A,121B,121C,121Dを備える。この雌ハウジング120は、その第1から第4の雌端子収容室121A,121B,121C,121Dをそれぞれに成す第1から第4の筒体122A,122B,122C,122Dによって構成される。雌コネクタにおいては、その第1から第4の雌端子収容室121A,121B,121C,121Dに雌端子(図示略)が挿入される。
第1から第3の雌端子収容室121A,121B,121C(第1から第3の筒体122A,122B,122C)は、それぞれに、実施形態の雌ハウジング20における第1から第3の雌端子収容室21A,21B,21C(第1から第3の筒体22A,22B,22C)と同等のものである。そして、第1から第3の雌端子収容室121A,121B,121C(第1から第3の筒体122A,122B,122C)は、それぞれに、その第1から第3の雌端子収容室21A,21B,21C(第1から第3の筒体22A,22B,22C)と同等の位置関係で配置される。このため、第1から第3の筒体122A,122B,122Cにおいては、それぞれの雄端子(図示略)の挿入口122aが略面一に配置されている。
第4雌端子収容室121D(第4筒体122D)は、その第1から第3の筒体122A,122B,122Cによって囲まれた位置で、かつ、第1筒体122Aと隣り合う位置に配置する。例えば、このコネクタが前述した円筒状の筐体CAに配置される場合、この第4雌端子収容室121D(第4筒体122D)は、第1から第3の筒体122A,122B,122Cの集合体から見て平面部分CAfの中央寄りに配置される。
この雌ハウジング120においては、第1筒体122Aと第2筒体122Bとの間に第1連結部123Aと第1切欠き124Aを設けると共に、第1筒体122Aと第3筒体122Cとの間に第2連結部123Bと第2切欠き124Bを設ける。その第1及び第2の連結部123A,123B並びに第1及び第2の切欠き124A,124Bは、それぞれに、実施形態における第1及び第2の連結部23A,23B並びに第1及び第2の切欠き24A,24Bと同じものである。このため、第1及び第2の切欠き124A,124Bは、その切欠き深さ(つまり第1及び第2の切欠き124A,124Bの底部124aの位置)を実施形態における第1及び第2の切欠き24A,24Bと同じように設定する。よって、この雌コネクタにおいては、第1切欠き124Aと第2切欠き124Bを設けたとしても、コネクタ接合時の接合作業性の低下を抑えることができる。
尚、この雌ハウジング120は、間隔を空けて第1筒体122Aを覆うカバー部125を備えている。その第1筒体122Aとカバー部125との間には、係止機構における第1係止部126を設けている(図10)。その係止機構とは、コネクタ接合後に雌ハウジング120と雄ハウジング150とを互いに係止するためのものである。例えば、その第1係止部126は、突起部であり、コネクタ接合後に後述する雄ハウジング150の第2係止部(貫通孔)152bに入り込んで、雌ハウジング120と雄ハウジング150とを互いに係止する。
一方、雄ハウジング150は、コネクタ接合時に雌ハウジング120の少なくとも一部分が収容される雌側収容室151を備える。雌側収容室151は、第1から第4の筒体122A,122B,122C,122Dの一部分の外形に対応させた空間形状を有する。この雄ハウジング150は、第1から第3の筒体122A,122B,122Cの一部分を外側から覆う第1壁部152Aと、第4筒体122Dを内側から覆う第2壁部152Bと、を有する。第1壁部152Aは、実施形態の雄ハウジング50における壁部52と同等のものである。但し、この第1壁部152Aは、第1筒体122Aを覆う部分の内、雄コネクタから見たコネクタ接合時の接合方向における端部側に開口152aを設けている。更に、この第1壁部152Aは、第1筒体122Aを覆う部分に、前述した係止機構の構成の1つである第2係止部152bを備えている。その第2係止部152bは、雌ハウジング120の第1係止部(突起部)126がコネクタ接合後に入り込む貫通孔である。
雌側収容室151内には、第1から第4の圧入孔151a,151b,151c,151dが設けられている。第1圧入孔151aには、第1雌端子収容室121Aの雌端子に挿入する雄端子(図示略)の先端部分が圧入されている。第2圧入孔151bには、第2雌端子収容室121Bの雌端子に挿入する雄端子(図示略)の先端部分が圧入されている。第3圧入孔151cには、第3雌端子収容室121Cの雌端子に挿入する雄端子(図示略)の先端部分が圧入されている。第4圧入孔151dには、第4雌端子収容室121Dの雌端子に挿入する雄端子の先端部分が圧入されている。そのそれぞれの雄端子の先端部分(タブ)は、雌側収容室151内に突出した状態で配置される。第1から第3の圧入孔151a,151b,151cの雄端子の先端部分は、実施形態における第1から第3の雄端子40A,40B,40Cの先端部分と同等の形状に成形され、この第1から第3の雄端子40A,40B,40Cの先端部分と同等の位置関係で配置される。第4圧入孔151dの雄端子の先端部分は、第1圧入孔151aの雄端子の先端部分に対して間隔を空けて平行に配置される。この第4圧入孔151dの雄端子の先端部分は、第1から第3の圧入孔151a,151b,151cの雄端子の先端部分と比較して、雄コネクタから見たコネクタ接合時の接合方向に突出させている。その突出量は、後述する第4筒体122Dの挿入口122aの凹み量に対応して決まる。
ここで、本変形例のコネクタにも沿面距離の拡大構造を設けている。
例えば、雌ハウジング120において、第4筒体122Dの挿入口122aは、第1から第3の筒体122A,122B,122Cの挿入口122aに対して、延在方向(軸線方向)にずらして配置する。この例示の第4筒体122Dの挿入口122aは、第1から第3の筒体122A,122B,122Cの挿入口122aに対して、奥へと凹ませた位置に設ける。これにより、このコネクタにおいては、第1筒体122Aの挿入口122aと第4筒体122Dの挿入口122aの位置が互いに延在方向(軸線方向)にずれるので、第1雌端子収容室121Aと第4雌端子収容室121Dのそれぞれの電気的な接続部についても互いに延在方向(軸線方向)にずらして配置されることになる。よって、このコネクタにおいては、その挿入口122aのずれによって、第1雌端子収容室121Aと第4雌端子収容室121Dのそれぞれの電気的な接続部間の沿面距離を拡大させる。
一方、隣接する第1筒体122A及び第2筒体122Bの間と第1筒体122A及び第3筒体122Cの間については、実施形態のコネクタ1と同じようにして、それぞれの電気的な接続部間の沿面距離を拡大させる。つまり、その間においては、前述した第1及び第2の切欠き124A,124Bと、この第1及び第2の切欠き124A,124Bに各々挿入される第1及び第2の壁部153A,153Bと、を利用して、それぞれの電気的な接続部間の沿面距離を拡大させる。その第1及び第2の壁部153A,153Bは、実施形態における第1及び第2の壁部53A,53Bと同等の形状と配置のものである。但し、この第1及び第2の壁部153A,153Bは、それぞれに第1壁部152Aの内壁面と第2壁部152Bとを繋いでいる。この沿面距離の拡大構造においても、沿面距離は、第1及び第2の切欠き124A,124Bの切欠き深さにおける上限深さの範囲内で第1及び第2の壁部153A,153Bの延在量を調整して、所望の大きさに変更する。
このように、本変形例のコネクタは、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大し、その電気的な接続部間での液体の浸入によるリークの発生を抑えることができる。
以上示したように、このコネクタは、実施形態1のコネクタ1と同じように、隣接する2つの電気的な接続部間の沿面距離を拡大しつつ、コネクタ接合時の接合作業性の低下を抑えることができる。更に、このコネクタは、前述した筐体CA上での配置を採ったとしても、筐体CAの体格の大型化を招かずに、複数の極数の端子を配置することができるので、実施形態1のコネクタ1と同様の効果を得ることができる。
1 コネクタ
2 雌コネクタ
3 雄コネクタ
10 雌端子
10A 第1雌端子
10B 第2雌端子
10C 第3雌端子
20,120 雌ハウジング
21 雌端子収容室
21A,121A 第1雌端子収容室
21B,121B 第2雌端子収容室
21C,121C 第3雌端子収容室
22 筒体
22a,122a 挿入口
22A,122A 第1筒体
22B,122B 第2筒体
22C,122C 第3筒体
23 連結部
23A,123A 第1連結部
23B,123B 第2連結部
24 切欠き
24a,124a 底部
24A,124A 第1切欠き
24B,124B 第2切欠き
40 雄端子
40A 第1雄端子
40B 第2雄端子
40C 第3雄端子
50,150 雄ハウジング
51,151 雌側収容室
53 壁部
53A,153A 第1壁部
53B,153B 第2壁部
121D 第4雌端子収容室
122D 第4筒体

Claims (3)

  1. 複数の雌端子と、該雌端子を個別に収容する雌端子収容室が複数形成された雌ハウジングと、を備える雌コネクタと、
    コネクタ接合後に前記雌ハウジングの少なくとも一部分を収容する雌側収容室が形成された雄ハウジングと、該雌側収容室内に突出させて配置され、その突出部分がコネクタ接合後に前記雌端子と個々に当接する雄端子と、を備える雄コネクタと、
    を有し、
    それぞれの前記雌端子収容室は、前記雄端子が挿入される挿入口を同一方向に向けて開口させ、
    前記雌ハウジングは、前記雌端子収容室を成す当該雌端子収容室毎の筒体と、隣接する2つの当該筒体を連結させる連結部と、該連結部における前記挿入口側の端部を底部とし、該挿入口側から当該底部までの間で前記隣接する2つの筒体を分断させる切欠きと、を備え、
    前記雄ハウジングは、コネクタ接合と共に前記切欠きに挿入され、前記隣接する2つの筒体の間の間仕切りとなる壁部を前記雌側収容室内に備え、
    前記切欠きは、前記挿入口側から前記底部までの間の切欠き深さを、隣接する2つの前記筒体の前記分断された部分におけるコネクタ接合時の撓み量を所定量以内に抑える深さとし、
    前記連結部は、前記切欠きの前記底部から前記筒体の他端まで延在しており、
    前記壁部は、前記雌側収容室の壁面から、前記雄コネクタから見たコネクタ接合時の接合方向に突出することを特徴としたコネクタ。
  2. 前記撓み量は、隣接する2つの前記筒体のそれぞれの前記挿入口における所定位置の間隔の変化量であり、
    前記所定量は、コネクタ接合時に前記雄端子が前記挿入口に入ることのできる前記撓み量の範囲内で設定することを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記雌コネクタ又は前記雄コネクタをコネクタ設置対象となる機器の筐体に配置する場合には、前記筒体を当該筐体におけるコネクタ設置場所の外形に沿って間隔を空けて配置し、該隣接する2つの筒体の間に前記連結部と前記切欠きとを設けることを特徴とした請求項1又は2に記載のコネクタ。
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