JP2015179568A - コネクタモジュール、相手方コネクタ及びコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造 - Google Patents

コネクタモジュール、相手方コネクタ及びコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造 Download PDF

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Abstract

【目的】 本発明は、ネジ止めするときに、相手方コネクタの取付部に回転トルクが付与されることを防止することができるコネクタモジュールを提供する。
【構成】 コネクタモジュールMは、ボディ400と、カバー600と、位置固定部700とを備えている。ボディ400は、第1面411と、ネジ孔414とを有する。第1面411は、相手方コネクタCとモジュールMとが接続された状態でコネクタCの取付部40に当接可能である。ネジ孔414は第1面411に設けられている。ネジ孔414は、第1面411に当接した取付部40の挿入孔43に対向可能である。カバー600は、第1面411に当接した取付部40を覆う。カバー600は貫通孔630を有する。貫通孔630は、カバー600に覆われた取付部40の挿入孔43に対向可能である。位置固定部700は、取付部40を覆ったカバー600を第1面411上で位置固定可能な構成である。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、コネクタモジュール、相手方コネクタ及びコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造に関する。
従来の接続構造が下記特許文献1に記載されている。この接続構造は、コネクタモジュールと、相手方コネクタと、複数のネジとを含んでいる。コネクタモジュールは、ボディと、雌接続部と、雌接続部に設けられた取付部とを有している。ボディは、収容孔と、ネジ孔とを有している。雌接続部は、ボディの収容孔に部分的に収容されている。雌接続部の取付部は、ボディの収容孔の縁部に当接している。雌接続部の取付部には、ネジ孔に連通する挿入孔が設けられている。一方、相手方コネクタは、雄接続部と、この雄接続部に設けられた取付部とを有している。雄接続部の取付部にも、挿入孔が設けられている。雄接続部が雌接続部に接続された状態(接続状態)で、雄接続部の挿入孔及び雌接続部の挿入孔が相互に連通する。ネジが雄接続部の挿入孔及び雌接続部の挿入孔に挿入され、ネジ孔に螺着されている。
特開2011−204597号公報
ネジが、雄接続部の挿入孔及び雌接続部の挿入孔に挿入され、ネジ孔に螺着されるとき、当該ネジのヘッドが雄接続部の取付部上を摺動する。この摺動により、雄接続部の取付部にネジの回転方向の回転トルクが付与されるため、上記接続状態で、相手方コネクタがコネクタモジュールに対して相対的に位置ずれしたり、相手方コネクタ及びコネクタモジュールに負荷がかかったりする可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、ネジ止めするときに、相手方コネクタの取付部に回転トルクが付与されるのを防止することができるコネクタモジュール、相手方コネクタ及びコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のコネクタモジュールは、相手方コネクタに接続可能である。このモジュールは、ボディと、カバーと、位置固定部とを備えている。前記ボディは、第1面と、ネジ孔とを有している。前記ボディの前記第1面は、前記相手方コネクタと前記コネクタモジュールとが接続された状態で前記相手方コネクタの取付部に直接的又は間接的に当接可能である。前記ネジ孔は、前記第1面に設けられている。前記ネジ孔は、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部の挿入孔に対向可能である。前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能である。前記カバーは貫通孔を有している。前記貫通孔は、前記カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である。前記位置固定部は、前記取付部を覆った前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっている。
このような態様のモジュールによる場合、相手方コネクタの取付部がボディにネジ止めされるとき、ネジの回転により生じる回転トルクが当該取付部に付与されるのを防止することができる。その理由は以下の通りである。カバーが、ボディの第1面に直接的又は間接的に当接した相手方コネクタの取付部を覆っている。この状態で、カバーの貫通孔が取付部の挿入孔に対向し且つ当該挿入孔がボディのネジ孔に対向する。ネジを貫通孔及び挿入孔に順次挿入し、ネジ孔に螺着させる。このとき、ネジの回転により生じる回転トルクはカバーに付与される。カバーは、位置固定部によって取付部を覆った状態でボディに位置固定されているので、カバーに付与された回転トルクが、カバーを通じて取付部に付与されることがない。
前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能な構成とすることが可能である。前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能な構成とすることが可能である。前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成とすることが可能である。
このような態様のモジュールに相手方コネクタが接続された状態で、当該相手方コネクタに外部から負荷がかかったとしても、当該負荷が当該モジュールにかかるのを抑制することができる。相手方コネクタの取付部がボディの第1面に直接的に当接し、カバーが取付部に直接的に当接するからである。換言すると、取付部がカバーとボディの第1面とに挟持されるため、相手方コネクタがモジュールに接続された状態で、相手方コネクタを通じて当該モジュールに負荷がかかるのを抑制することができる。
前記位置固定部は、保持部と、係合部とを有する構成とすることが可能である。前記保持部は、前記ボディに設けられており且つ前記カバーをカバー位置と退避位置との間で回動自在に又はスライド自在に保持する構成とすることが可能である。前記係合部は、前記ボディに設けられており且つ前記カバーを前記カバー位置で係合可能な構成とすることが可能である。前記カバー位置は、前記カバーが前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆う位置とすることが可能である。前記退避位置は、前記カバーが前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を開放する位置とすることが可能である。
このような態様のコネクタモジュールは、取付部を覆ったカバーを第1面上に容易に位置固定することできる。カバーを退避位置からカバー位置にかけて回動又はスライドさせるだけで、カバーが相手方コネクタの取付部を覆い且つ係合部に係合されるためである。
又は、前記位置固定部は、係合部を有する構成とすることが可能である。前記係合部は、前記ボディに設けられており且つ前記取付部を覆った前記カバーに係合可能である。このような態様のコネクタモジュールは、取付部を覆ったカバーを第1面上に容易に位置固定することできる。取付部を覆ったカバーが係合部に係合されるからである。
前記係合部及び前記カバーの何れか一方が係合凸部を有する構成とすることが可能である。他方が前記係合凸部を係合可能な係合孔又は係合凹部を有する構成とすることが可能である。
又は、前記ボディは、当該ボディに設けられた係合孔又は係合凹部を更に有する構成とすることが可能である。前記位置固定部は、係合ピンを有する構成とすることが可能である。前記係合ピンは、前記係合孔又は前記係合凹部に係合された状態で、前記取付部を覆った前記カバーに係合可能な構成とすることが可能である。
このような態様のコネクタモジュールは、取付部を覆ったカバーをボディに容易に位置固定することできる。係合ピンが係合孔又は係合凹部に係合され且つ取付部を覆ったカバーに係合するからである。
上記した何れかの態様のコネクタモジュールは、相手方コネクタに接続可能な接続部を更に備えた構成とすることが可能である。前記ボディは、開口を更に有する構成とすることが可能である。前記開口は、前記第1面に設けられており且つ前記接続部を少なくとも部分的に収容する構成とすることが可能である。又は、前記接続部は、前記ボディの前記第1面から突出した構成とすることが可能である。
本発明の相手方コネクタは、コネクタモジュールに接続可能である。この相手方コネクタは、取付部と、カバーと、位置固定部とを備えている。前記取付部は、前記コネクタモジュールと前記相手方コネクタとが接続された状態で前記コネクタモジュールのボディの第1面に直接的又は間接的に当接可能である。前記取付部は挿入孔を有している。前記挿入孔は、前記取付部が前記ボディの前記第1面に直接的又は間接的に当接した状態で、前記ボディの前記第1面に設けられたネジ孔に対向可能である。前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能である。前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である貫通孔を有している。前記位置固定部は、前記取付部を覆った前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっている。
このような態様の相手方コネクタによる場合、相手方コネクタの取付部がボディにネジ止めされるとき、ネジの回転により生じる回転トルクが当該取付部に付与されるのを防止することができる。その理由は以下の通りである。カバーが、ボディの第1面に直接的又は間接的に当接した取付部を覆っている。この状態で、カバーの貫通孔が取付部の挿入孔に対向し且つ当該挿入孔がボディのネジ孔に連通する。ネジを貫通孔及び挿入孔に順次挿入し、ネジ孔に螺着させる。このとき、ネジの回転トルクはカバーに付与される。カバーは、位置固定部によって取付部を覆った状態で位置固定されているので、カバーに付与された回転トルクが、カバーを通じて取付部に付与されることがない。
前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能な構成とすることが可能である。前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能な構成とすることが可能である。前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成とすることが可能である。
このような態様のモジュールに相手方コネクタが接続された状態で、当該相手方コネクタに外部から負荷がかかったとしても、当該負荷が当該モジュールにかかるのを抑制することができる。相手方コネクタの取付部がボディの第1面に直接的に当接し、カバーが取付部に直接的に当接するからである。換言すると、取付部がカバーとボディの第1面とに挟持されるため、相手方コネクタがモジュールに接続された状態で、相手方コネクタを通じて当該モジュールに負荷がかかるのを抑制することができる。
前記相手方コネクタは、前記コネクタモジュールに接続可能な接続部を更に備えた構成とすることが可能である。前記取付部は、前記接続部の周りに配置された構成とすることが可能である。
本発明の接続構造は、コネクタモジュールと、前記コネクタモジュールに接続可能な相手方コネクタと、カバーと、位置固定部と、ネジとを備えている。前記コネクタモジュールは、ボディを有している。前記ボディは、第1面と、前記第1面に設けられたネジ孔とを有している。前記相手方コネクタは、取付部と、挿入孔とを有している。前記取付部は、前記相手方コネクタと前記コネクタモジュールとが接続された接続状態で、当該コネクタモジュールの前記ボディの前記第1面に直接的又は間接的に当接可能である。前記挿入孔は、前記取付部を貫通しており且つ前記接続状態で前記ボディの前記ネジ孔に対向可能である。前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能である。前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である貫通孔を有している。前記位置固定部は、前記取付部を覆った状態の前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成である。前記ネジは、ネジ部と、ヘッドとを有している。前記ネジ部は、前記接続状態で、前記カバーの前記貫通孔及び前記取付部の前記挿入孔とに挿通され、前記ネジ孔に螺着可能である。前記ヘッド部は、前記カバーに当接可能である。
このような態様の接続構造による場合、相手方コネクタの取付部がボディにネジ止めされるとき、ネジの回転により生じる回転トルクが当該取付部に付与されるのを防止することができる。その理由は以下の通りである。カバーが、ボディの第1面に直接的又は間接的に当接した相手方コネクタの取付部を覆っている。この状態で、カバーの貫通孔が取付部の挿入孔に対向し且つ当該挿入孔がボディのネジ孔に対向する。ネジを貫通孔及び挿入孔に順次挿入し、ネジ孔に螺着させる。このとき、ネジのヘッドがカバー上で摺動することによって生じる回転トルクがカバーに付与される。このカバーは、位置固定部によって取付部を覆った状態でボディに位置固定されているので、カバーに付与された回転トルクが、カバーを通じて取付部に付与されることがない。
前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能な構成とすることが可能である。前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能な構成とすることが可能である。前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成とすることが可能である。
このような態様のモジュールに相手方コネクタが接続された状態で、当該相手方コネクタに外部から負荷がかかったとしても、当該負荷が当該モジュールにかかるのを抑制することができる。相手方コネクタの取付部がボディの第1面に直接的に当接し、カバーが取付部に直接的に当接するからである。換言すると、取付部がカバーとボディの第1面とに挟持されるため、相手方コネクタがモジュールに接続された状態で、相手方コネクタを通じて当該モジュールに負荷がかかるのを抑制することができる。
前記コネクタモジュールは接続部を更に備えた構成とすることが可能である。前記相手方コネクタは接続部を更に備えた構成とすることが可能である。前記相手方コネクタの前記接続部は前記コネクタモジュールの前記接続部に接続可能な構成とすることが可能である。
前記相手方コネクタの前記接続部が前記コネクタモジュールの前記接続部に接続された状態で、前記相手方コネクタの前記接続部が前記コネクタモジュールの前記接続部に対して前記第1面に沿う少なくとも一つの方向に移動可能な構成とすることが可能である。
このような態様の接続構造による場合、接続状態で相手方コネクタの接続部がコネクタモジュールの接続部に対して前記一つの方向に移動可能である。しかし、相手方コネクタの取付部をボディにネジ止めするとき、ネジの回転により生じる回転トルクが当該取付部に付与されない。よって、この回転トルクによって、相手方コネクタがコネクタモジュールに対して一つの方向に位置ずれすることを防止することができる。
前記挿入孔の形が、前記ネジ孔及び前記貫通孔の形よりも大きくすることが可能である。このような態様の接続構造は、ネジを貫通孔及び挿入孔に順次挿入し、ネジ孔に螺着させ易くなる。
上記した何れかの態様の接続構造は、前記コネクタモジュールの前記ボディと前記相手方コネクタとの間に介在可能なシール部を更に備えた構成とすることが可能である。このような態様の接続構造は、シール部により前記コネクタモジュールの前記ボディと前記相手方コネクタとの間の気密性及び/又は水密性を向上させることができる。
本発明の実施例に係るコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造の斜視図であって、前記コネクタモジュールのカバーがカバー位置に位置した状態の図である。 前記接続構造の斜視図であって、前記コネクタモジュールの前記カバーが退避位置に位置した状態の図である。 前記接続構造の図1A中の2A−2A断面図である。 前記接続構造の図1B中の2B−2B断面図である。 前記接続構造の図1A中の3A−3A断面図である。 前記接続構造の図1B中の3B−3B断面図である。 前記コネクタモジュールの斜視図であって、前記コネクタモジュールの前記カバーが退避位置に位置した状態の図である。 前記モジュールの図4中の5A−5A断面図である。 前記モジュールの図4中の5B−5B断面図である。 前記相手方コネクタの正面、平面及び右側面を表した斜視図である。 前記相手方コネクタの背面、底面及び左側面を表した斜視図である。 前記相手方コネクタの図6A中の6C−6C断面図である。 前記相手方コネクタの設計変更を示す正面、平面及び右側面を表した斜視図である。 前記設計変更例の相手方コネクタの背面、平面及び左側面を表した斜視図である。 前記接続構造の設計変更例を示す図1A中の2A−2Aに対応する断面図である。 前記設計変更例の接続構造の図1A中の3A−3Aに対応する断面図である。
以下、本発明の実施例に係るモジュールと相手方コネクタとの接続構造について図1A〜図6Bを参照しつつ説明する。図1A及び図1Bに示す接続構造は、コネクタモジュールMと、相手方コネクタCと、一対のネジSとを備えている。なお、図2A〜図3Bに示すZ−Z’方向は、コネクタCがモジュールMに接続される接続方向である。図1A〜図1B及び図3A〜図3Bに示すX−X’方向は、Z−Z’方向に直角に交差する方向である。図1A〜図2Bに示すY−Y’方向は、X−X’方向及びZ−Z’方向に直角に交差する方向である。
以下、モジュールMについて図1A〜図5Bを参照しつつ説明する。モジュールMは、接続部100と、基板200と、電子部品300と、ボディ400(特許請求の範囲のボディ)と、シール部500と、カバー600と、位置固定部700とを備えている。
接続部100は、図1A〜図3Bに示されているように、コネクタCの後述する接続部10内に接続可能な六角柱状のコネクタである。接続部100は、図4〜図5B最も良くに示されるように、ボディ110と、シェル120と、複数の端子130とを有している。
ボディ110は絶縁樹脂で構成されている。ボディ110は、図5A及び図5Bに最も良く示されているように、基部111と、舌部112a、112bと、複数の保持孔113a、113bと、複数のスリット114a、114bとを有している。
基部111は、矩形状のブロックである。基部111は、Y方向側の第1端部と、Y’方向側の第2端部とを有している。舌部112aは、基部111の前記第1端部からZ方向に延びた矩形状の板である。舌部112bは、基部111の前記第2端部からZ方向に延びた六角柱状の板である。
スリット114aは、図2A、図2B、図5A及び図5Bに最も良く示されているように、舌部112aにX−X’方向に間隔をあけて設けられている。スリット114aは、Y’方向側に開口している。スリット114bは、舌部112bにX−X’方向に間隔をあけて設けられている。スリット114bは、Y’方向側に開口している。スリット114bは、スリット114aの対称形状である。保持孔113aは、図5Aに最も良く示されているように、スリット114aに連通するように基部111に設けられている。保持孔113aは、Z’方向に開口している。保持孔113bは、スリット114bに連通するように基部111に設けられている。保持孔113bは、保持孔113aの対称形状であって、Z’方向に開口している。
端子130は、図2A及び図5Aに最も良く示されているように、金属板である。端子130は、ベース131と、第1ビーム132と、第2ビーム133と、第1接点部134と、第2接点部135と、係合片136と、テール部137とを有している。ベース131は、Y−Y’方向に延びた板(前記金属板の一部)である。第1、第2ビーム132、133は、ベース131にY−Y’方向に間隔をあけて設けられており且つベース131からZ方向に延びた板(前記金属板の一部)である。第2ビーム133のZ−Z’方向の寸法は、第1ビーム132のZ−Z’方向の寸法よりも大きい。第1、第2ビーム132、133の並び方向(Y−Y’方向)に弾性変形可能である。
第1接点部134は、第1ビーム132のZ方向の端部(先端部)から少なくとも前記並び方向の一方側(Y方向又はY’方向側)に延びた板(前記金属板の一部)である。本実施例では、第1接点部134は、前記並び方向の一方(Y方向又はY’方向)及びZ’方向の成分を含む方向に延びている。第2接点部135は、第2ビーム133のZ方向の端部から少なくとも前記並び方向の一方側に延びた板であって、第1接点部134のY方向側に位置している。本実施例では、第2接点部135は、前記並び方向の一方に延びている。第2接点部135の前記並び方向の一方側の先端は、第1接点部134の前記並び方向の一方側の先端と当該並び方向において略同じ高さ位置に位置している。又は第2接点部135の前記並び方向の一方側の先端は、第1接点部134の前記並び方向の一方側の先端よりも若干当該並び方向の一方側に位置している。
係合片136は、ベース131の第1端部に設けられ且つZ方向に延びた板(前記金属板の一部)である。この係合片136には、前記並び方向の一方側に凸の突起が設けられている。テール部137は、ベース131の前記並び方向の他方側の端部に設けられ、当該並び方向の他方側に延びた板(前記金属板の一部)である。
端子130の係合片136の突起からベース131の第1端部の反対側の第2端部までのY−Y’方向の寸法は、保持孔113a、113bのY−Y’方向の寸法よりも若干大きい。端子130のうちの二つの端子130(図5Aの上側の端子130)のベース131及び係合片136が、保持孔113aに各々圧入され、保持されている。この端子130の第1、第2ビーム132、133が、スリット114aに各々収容され、当該端子130の第1、第2接点部134、135がスリット114aからY’方向側(図5Aの図示下側)に各々突出している。この端子130のテール部137が、ボディ110のZ方向側の端面に各々当接している。端子130のうちの残り二つの端子130(図5Aの下側の端子130)のベース131及び係合片136が保持孔113bに各々圧入され、保持されている。この端子130の第1、第2ビーム132、133が、スリット114bに各々収容され、当該端子130の第1、第2接点部134、135がスリット114bからY方向側(図4Aの図示上側)に突出している。この端子130のテール部137が、ボディ110のZ方向側の端面に各々当接している。上側の端子130の第1、第2接点部134、135と、下側の端子130の第1、第2接点部134、135とが対向している。テール部137は基板200に接続されている。
シェル120は、図4〜図5Bに最も良く示されているように金属板で構成された六角形の筒である。シェル120は、シェル本体121と、一対の脚部122とを有している。シェル本体121は六角形の筒である。シェル本体121の内形がボディ110の外形に対応している。シェル本体121内にボディ110が嵌合している。換言すると、シェル本体121がボディ110の外周を覆っている。シェル本体121のX方向側の壁と、シェル本体121のX’方向側の壁とを有している。シェル本体121のX方向側の壁と、シェル本体121のX’方向側の壁と、ボディ110の舌部112a、112bとによって、接続部100の接続孔が区画されている。シェル本体121の外形は、相手方コネクタCの後述する接続部10の内形に対応している。シェル本体121が接続部10内に嵌合可能となっている。
脚部122のうちの一方は、シェル本体121のX方向側の壁に設けられており且つ当該壁に対して略直角に折り曲げられている。他方は、シェル本体121のX’方向側の壁に設けられており且つ当該壁に対して略直角に折り曲げられている。この脚部122が基板200に接続されている。
基板200は、図5A及び図5Bに最も良く示されているように、プリント基板である。基板200は、第1面と、この第1面の反対側の第2面とを有している。基板200の第1面に接続部100が実装されている。基板200の第2面に電子部品300が実装されている。電子部品300としては、例えば、自動車電装部品(例えば、自動車の後方及び/又は自動車周囲を撮影するために使用されるカメラユニット)等があるが、これに限定されない。
ボディ400は、図5A及び図5Bに最も良く示されているように、第1ケース410と、第2ケース420とを有している。第1ケース410は略矩形状の箱である。第1ケース410は、略矩形状の板である前部と、この前部の周縁部に立設された周壁部とを有している。前部は、第1面411(特許請求の範囲のボディの第1面)と、開口412と、収容溝413と、一対のネジ孔414とを有している。第1面411は、当該前部の正面(外面)であって、コネクタCの後述する取付部40に直接当接可能である。収容溝413は、前部の第1面411に設けられた環状の凹部である。矩形状の開口412は第1面411に設けられており且つ前部を貫通した孔である。開口412は、収容溝413内に配置されている。開口412の形は、接続部100の外形及び相手方コネクタCの接続部10の外形よりも大きい。一対のネジ孔414のうちの一方は、第1面411の収容溝413よりもX方向側に設けられている。他方が第1面411の収容溝413よりもX’方向側の部分に設けられている。ネジ孔414には、ネジSが螺着可能である。
第2ケース420は第1ケース410にZ−Z’方向で組み合わされた略矩形状の箱である。第2ケース420は、後部と、周壁部と、前記後部に設けられた一対の台とを有している。第2ケース420の周壁部は、後部の周縁部に立設されている。第2ケース420の周壁部が第1ケース410の周壁部に固着されている。組み合わされた第1、第2ケース410、420の内部空間に、接続部100、基板200及び電子部品300が収容されている。第2ケース420の台は、後部上にX−X’方向に間隔をあけて設けられている。基板200は、接続部100の先端部(Z方向側の端部)がボディ400の開口412内に配置されるように、第2ケース420の台に固着されている。接続部100は、開口412からボディ400の外部に露出している。
位置固定部700は、図4に最も良く示されるように、保持部710と、一対の係合部720とを有している。保持部710は、ボディ400の第1面411の収容溝413よりもY方向側の部分に設けられた長尺状の凸部であって、X−X’方向に延びている。保持部710のX方向の端面には一方の軸部711が設けられている。一方の軸部711は、X方向に延びた円柱である。保持部710のX’方向の端面には他方の軸部711が設けられている。他方の軸部711はX’方向に延びた円柱である。一対の係合部720のうちの一方は、ボディ400の第1面411の一方のネジ孔414よりもY’方向側の部分に設けられている。他方は、第1面411の他方のネジ孔414よりもY’方向側の部分に設けられている。一対のネジ孔414は、ボディ400の第1面411に当接したコネクタCの取付部40の一対の挿入孔43に連通可能(対向可能)である。係合部720はZ方向に延びた円柱状の係合凸部である。Y−Y’方向における保持部710から一対の係合部720までの距離は、ボディ400の第1面411に当接したコネクタCの取付部40のY−Y’方向の寸法よりも各々大きい。X−X’方向における一方の係合部720から他方の係合部720までの距離は、ボディ400の第1面411に当接した取付部40の凸部42のX−X’方向の寸法よりも大きい。
カバー600は、図4〜図5Bに最も良く示されているように、保持部710にカバー位置と退避位置との間で回動自在に保持された金属板又は樹脂板等の板である。カバー600のカバー位置は、図1Aに最も良く示されるように、カバー600がボディ400の第1面411に当接したコネクタCの取付部40を覆う位置である。カバー600は、カバー位置で第1面411に対して略平行である。カバー600の退避位置は、図1B、図4〜図5Bに最も良く示されているように、カバー600が第1面411に当接したコネクタCの取付部40を開放する位置である。カバー600は、退避位置で第1面411に対して略直角である。
カバー600は、カバー本体610と、軸支部620と、一対の貫通孔630と、一対の係合孔640とを有している。軸支部620は、連結板621と、一対の軸支板622とを有している。連結板621はX−X’方向に延びた略矩形状の板である。一対の軸支板622のうちの一方は、連結板621のX方向側の端に連結されており且つ当該連結板621に対して略直角に折り曲げられている。他方は、連結板621のX’方向側の端に連結されており且つ当該連結板621に対して略直角に折り曲げられている。軸支板622には各々軸孔が設けられている。軸孔に保持部710の軸部711が各々嵌合している。このようにしてカバー600が保持部710の軸部711に回動自在に軸支されている。
カバー本体610は、連結板621に連接された略U字状の板であって、カバー600がカバー位置に位置するとき、第1面411に当接した取付部40を覆うことが可能になっている。より具体的には、カバー位置でカバー本体610がZ方向側から取付部40に当接可能となっている。カバー本体610には、略矩形状の切欠き611が設けられている。切欠き611は、カバー本体610の先端側に開放されている。切欠き611の形は、コネクタCのモールド部20の外形よりも大きい。カバー本体610が第1面411に当接した取付部40を覆った場外で、カバー本体610の切欠き611内にモールド部20が挿入されるようになっている。カバー本体610の切欠き611よりもX側の部分及びX’方向側の部分には、一対の貫通孔630が設けられている。貫通孔630はカバー本体610を当該カバー本体610の厚み方向に貫通している。貫通孔630の径は、ネジSの外径よりも大きい。カバー位置で、貫通孔630の中心とボディ400のネジ孔414の中心とがZ−Z’方向において一致し且つ貫通孔630がボディ400の第1面411に当接したコネクタCの取付部40の一対の挿入孔43に各々連通可能(対向可能)となっている。カバー本体610の一対の貫通孔630よりも先端側の部分には、一対の係合孔640が各々設けられている。係合孔640はカバー本体610を前記厚み方向に貫通しており且つカバー本体610の先端側に開放されている。カバー位置で係合孔640にボディ400の係合部720が各々係合可能となっている。
シール部500は、リング状のゴム等の弾性体である。シール部500は収容溝413に収容されている。シール部500のZ方向の端面及びZ’方向の端面にはリング状の突脈が設けられている。突脈を含むシール部500の厚み寸法は収容溝413の深さ寸法よりも大きい。シール部500の一部が収容溝413からZ方向側に突出している。
以下、上述したコネクタモジュールMの組み立て手順について説明する。まず、接続部100を次のように組み立てる。ボディ110及び複数の端子130を用意する。その後、端子130のうちの二つの端子130をボディ110の二つの保持孔113aに各々押し込む。すると、端子130のベース131及び係合片136が、保持孔113aに各々保持される。このとき、端子130の第1、第2接点部134、135がスリット114aに各々挿入され、第1、第2接点部134、135の先端部がスリット114aから各々突出する。すなわち、第1、第2接点部134、135の先端部が接続部100の接続孔内に各々配置される。端子130の第1、第2ビーム132、133が、スリット114aに各々収容される。同様に、残りの二つの端子130をボディ110の保持孔113b及びスリット114aに各々挿入し、当該端子130をボディ110に保持させる。その後、シェル120を用意する。その後、ボディ110をシェル120内に嵌合させる。
その後、組み立てられた接続部100、基板200及び電子部品300を用意する。その後、基板200の第2面上に電子部品300を、基板200の第1面上に接続部100を実装する。このとき、接続部100の端子130のテール部137を基板200の第1面上の電極に各々接続させると共に、シェル120の脚部122を基板200の第1面上のグランド用の電極に半田接続させる。
その後、第2ケース420を用意する。その後、電子部品300を第2ケース420内に収容させ、基板200の第2面を第2ケース420の台に固定させる。その後、第1ケース410を用意する。その後、第1ケース410を第2ケース420に組み合わせる。具体的には、第1ケース410の周壁部と第2ケース420の周壁部とを突き合わせる。この第1、第2ケース410、420の組み合わせ時に、接続部100の先端部が第1ケース410の開口412内に配置される。これにより、接続部100が開口412から第1ケース410の外部に露出する。その後、第1ケース410の周壁部と第2ケース420の周壁部とを溶着させる。
その後、カバー600を用意する。その後、ボディ400の保持部710の一対の軸部711をカバー600の軸支部620の一対の軸孔に嵌合させる。これにより、カバー600が保持部710に回動自在に保持される。その後、シール部500を用意する。カバー600を退避位置に位置させ、シール部500をボディ400の収容溝413内に挿入する。このようにモジュールMが組み立てられる。
以下、相手側コネクタCについて図6A〜図6Cを参照しつつ説明する。コネクタCは、接続部10と、モールド部20と、ケーブル30と、取付部40とを備えている。
接続部10は、ボディ11と、複数の端子12と、シールドケース13とを有している。ボディ11は、絶縁樹脂である。ボディ11は、図6Cに最も良く示されているように、ベース11aと、突出部11bと、支持部11cとを有している。ベース11aはY−Y’方向に延びた矩形状のブロックである。ベース11aのY−Y’方向の両端部には開口が各々設けられている。突出部11bは、ベース11aのZ方向の端面に設けられており且つZ方向に延びた板である。突出部11bの外形は、コネクタモジュールMの接続部100の接続孔の形に対応した形状となっている。突出部11bが、モジュールMの接続部100の接続孔内に挿入可能となっている。突出部11bのY方向側の面には、図6Aに示すように、一対の第1溝11a1がX−X’方向に間隔をあけて設けられている。突出部11bのY’方向側の面にも、一対の第1溝11a1がX−X’方向に間隔をあけて設けられている。支持部11cは、ベース11aのZ’方向の端面に設けられており且つZ’方向に延びた板である。支持部11cのY方向側の面には、図6Cに示すように、一対の第2溝11c1がX−X’方向に間隔をあけて設けられている。支持部11cのY’方向側の面にも、一対の第2溝11c1がX−X’方向に間隔をあけて設けられている。
各端子12は、図6Cに最も良く示されているように、Z−Z’方向に延びた金属板である。端子12は、中間部12aと、先端部12bと、後端部12cとを有している。中間部12aはボディ11のベース11aに保持されている。先端部12bは、中間部12aのZ方向の端からZ方向に延びている。先端部12bは、ボディ11の突出部11bの対応する第1溝11a1に挿入されている(図6Aも参照)。後端部12cは、中間部12aのZ’方向の端からZ’方向に延びている。後端部12cは、ボディ11の支持部11cの対応する第2溝11c1内に挿入されている。
シールドケース13は、図6Cに最も良く示されているように、金属板で構成されている。シールドケース13は、その内形が接続部100の外形に対応した六角形の筒である。シールドケース13がモジュールMのボディ400の開口412に挿入され且つ接続部100に外嵌可能になっている。シールドケース13内にはボディ11のベース11aが嵌合し、ボディ11及び端子12が収容されている。
ケーブル30は、図6Cに最も良く示されているように、複数の信号線31と、この信号線31を被覆する外側絶縁体を有している。各信号線31は、芯線32と、この芯線32を覆う内側絶縁体とを有している。信号線31の長さ方向の一端部(突出部)は外側絶縁体から突出している。芯線32の長さ方向の一端部(突出部)が信号線31の一端部から突出している。この芯線32の突出部分が端子12の後端部12cに半田接続されている。
モールド部20は、接続部10の後部(Z方向側の部分)の周りを覆うと共に、接続部10のシールドケース13の後部(Z方向側の部分)内に充填された絶縁樹脂である。モールド部20は、ボディ11の支持部11c、端子12の後端部12c、シールドケース13の後端部及びケーブル30の長さ方向の一端部を保持している。具体的には、ボディ11の支持部11c、端子12の後端部12c、シールドケース13の後端部及びケーブル30の長さ方向の一端部がモールド部20内にインサート成形によって埋め込まれている。接続部10の前部は、モールド部20からZ’方向に突出している。
取付部40は、モールド部20の周りに設けられた略角環状の絶縁樹脂製の板であって、接続部10の周りに配置されている。取付部40はモジュールMのボディ400の第1面411に直接当接可能である。取付部40は、取付部本体41と、凸部42と、一対の挿入孔43とを有している。取付部本体41はモールド部20の周りに設けられた略角環状の板である。凸部42は、取付部本体41のY’方向の端部に連接されている。凸部42のX−X’方向の寸法は取付部本体41のX−X’方向の寸法よりも小さい。凸部42は、取付部40がボディ400の第1面411に当接したとき、モジュールMの係合部720間に配置可能である。挿入孔43のうちの一方は、取付部本体41のX方向側の端部に設けられている。他方は、取付部本体41のX’方向側の端部に設けられている。挿入孔43の形は、モジュールMのカバー600の貫通孔630の径及びボディ400のネジ孔414の径よりも大きい。挿入孔43は、取付部40がボディ400の第1面411に当接したとき、モジュールMの貫通孔630及びネジ孔414に連通可能である。
各ネジSは、ネジ部S1と、ヘッドS2とを有している。ネジ部S1は、モジュールMのカバー600の貫通孔630、コネクタCの取付部40の挿入孔43に順次挿入され、モジュールMのボディ400のネジ孔414に螺着可能である。ヘッドは、カバー600に当接可能である。
以下、相手方コネクタCをコネクタモジュールMに接続する手順について説明する。コネクタCの接続部10をモジュールMのボディ400の開口412に挿入させ、モジュールMの接続部100に接続させる。すると、接続部10の端子12が接続部100の端子130の第1、第2接点部134、135に各々接触する。このとき、コネクタCの取付部40がモジュールMのボディ400の第1面411に当接する。第1面411に当接した取付部40は、第1面411上の保持部710に対して間隙を有して配置されると共に、一対の係合部720に対して間隙を有して配置される。取付部40の凸部42が一対の係合部720の間に間隙を有して配置される。取付部40の挿入孔43がボディ400のネジ孔414に各々連通する。シール部500が取付部40と第1面411との間で圧縮される。
その後、カバー600を退避位置からカバー位置へ回動させる。すると、カバー600の切欠き611にコネクタCのモールド部20が挿入されると共に、カバー600がコネクタCの取付部40に当接し、当該取付部40を覆う。すると、位置固定部700の係合部720がカバー600の係合孔640に各々係合される。これにより、カバー600がボディ400の第1面411上で位置固定部700の保持部710及び係合部720に位置固定される。このとき、カバー600の貫通孔630が取付部40の挿入孔43に連通する。
その後、一対のネジSを用意する。その後、ネジSのネジ部S1をカバー600の貫通孔630及び取付部40の挿入孔43に各々挿入し、ボディ400のネジ孔414に螺着させる。このとき、ネジSのヘッドS2がカバー600に当接し、当該カバー600上で当該ネジSの回転方向に摺動する。この摺動によって、前記回転方向の回転トルクがカバー600に付与される。カバー600は、保持部710及び係合部720によって取付部40に覆った状態でボディ400の第1面411上で位置固定されているので、カバー600に付与された回転トルクが、カバー600を通じて取付部40に付与されることがない。このようにしてコネクタCとモジュールMが接続される(接続状態となる)。
上述したモジュールM、コネクタC及びこれらの接続構造は、以下の技術的特徴を有する。第1に、ネジSの取り付け時に、ネジSの回転により生じる回転トルクがコネクタCの取付部40に付与されないので、当該回転トルクによって、コネクタCがモジュールMに対して相対的に位置ずれしたり、コネクタCの接続部10及びモジュールMの接続部100に負荷がかかったりすることを防止することができる。なぜなら、回転トルクはカバー600に付与されるが、カバー600は位置固定部700によって取付部40に覆った状態でボディ400の第1面411上で位置固定されているので、カバー600に付与された回転トルクが、カバー600を通じて取付部40に付与されることがないからである。
第2に、上記接続状態でコネクタCに外部からかかった負荷が、接続部100にかかるのを抑制することができる。取付部40がボディ400の第1面411に当接し、カバー600が取付部40に当接しているからである。すなわち、取付部40は、カバー600とボディ400の第1面411とに挟持されているので、接続状態でコネクタCを通じて接続部100に負荷がかかるのを抑制することができる。
第3に、上記接続状態で、ボディ400のネジ孔414、取付部40の挿入孔43及びカバー600の貫通孔630を連通させることが容易になる。よって、ネジSを貫通孔630及び挿入孔43に容易に挿入し、ネジ孔414に螺着させることが容易になる。ところで、モジュールMの接続部100が基板200上に実装されるときに、モジュールMの接続部100が基板200の所定位置から寸法交差内でX−X’方向及び/又はY−Y’方向に位置ずれを起こす場合がある。このモジュールMの接続部100にコネクタCの接続部10が接続されると、接続部10がモジュールMの接続部100に接続された状態でX−X’方向及び/又はY−Y’方向に位置ずれを起こす。しかし、取付部40の挿入孔43の形がボディ400のネジ孔414及びカバー600の貫通孔630の径よりも大きいので、前記位置ずれが生じたとしても、接続状態で、ボディ400のネジ孔414、取付部40の挿入孔43及びカバー600の貫通孔630を容易に連通させることができる。
第3に、端子130と相手方コネクタCの端子12との接続信頼性が向上する。その理由は以下の通りである。端子130の第1、第2接点部134、135の双方が相手方コネクタCの端子12に接触している。第1、第2接点部134、135がZ−Z’方向に並んでいるため、第1、第2接点部134、135の少なくとも一方が相手方コネクタCの端子12に接触した状態を維持できる可能性が向上する。加えて、端子130の第1、第2ビーム132、133は長さが相違しているので、第1、第2ビーム132、133の固有振動数が相違する。よって、本接続構造に振動が加わったとしても、第1、第2ビーム132、133の振動が異なるため、第1、第2接点部134、135の何れか一方が相手方コネクタCの端子12に接触した状態を維持できる可能性が向上する。
なお、上述したコネクタモジュール、相手方コネクタ及び接続構造は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明のコネクタモジュールは、ボディを備えており、前記ボディが、相手方コネクタと当該コネクタモジュールとが接続された接続状態で前記相手方コネクタの取付部に直接的又は間接的に当接可能な第1面と、前記第1面に設けられており且つ前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部の挿入孔に対向可能なネジ孔とを有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、コネクタモジュールは、上記実施例又は本明細書中の設計変更例のボディと、上記実施例又は本明細書中の設計変更例の接続部とを備えた構成とすることが可能である。本発明のコネクタモジュールのボディは、本明細書中の接続部のボディと一体化することが可能である。本発明のコネクタモジュールのボディは、ケース、多角柱や円柱状のブロック等であっても良い。本発明のコネクタモジュールのボディの開口及び/又は収容溝は省略可能である。
本発明のコネクタモジュールのボディの第1面は、スペーサ等を介して相手方コネクタの取付部に間接的に当接可能な構成とすることが可能である。この場合、ボディの第1面に設けられたネジ孔は、前記第1面に間接的に当接した前記取付部の挿入孔に対向可能であれば良い。
本発明のコネクタモジュールの接続部は、本発明の相手方コネクタの接続部に接続可能である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、コネクタモジュールの接続部は、コネクタモジュールのボディ内に配置されており且つボディの第1面に設けられた開口から当該ボディの外部に露出する構成とすることが可能である。すなわち、コネクタモジュールの接続部は、ボディの開口内に配置されない構成とすることが可能である。又は、コネクタモジュールの接続部全体が、ボディの開口内に収容された構成とすることが可能である。又は、コネクタモジュールの接続部がボディの第1面に設けられた開口内に部分的に収容され、当該開口から部分的に突出した構成とすることが可能である。又は、コネクタモジュールの接続部は、ボディの第1面から少なくとも部分的に突出した構成とすることが可能である。より具体的には、コネクタモジュールの接続部のボディがコネクタモジュールのボディと一体的に構成されており、接続部がボディの第1面から少なくとも部分的に突出する構成とすることが可能である。この場合、ボディの開口は省略される。なお、コネクタモジュールの電子部品及び/又は基板も省略可能である。
本発明のコネクタモジュールの接続部の端子は、相手方コネクタの接続部の端子に接触し得る限り任意に設計変更することが可能である。例えば、コネクタモジュールの接続部の端子は、ベースと、ビームと、接点部と、テール部とを少なくとも備えた構成とすることが可能である。ベースは、コネクタモジュールの接続部のボディに保持されている。ビームはベースから延びている。接点部はビームの先端部に設けられており且つ相手方コネクタの接続部の端子に接触可能である。テール部は基板又はケーブルに接続可能である。また、コネクタモジュールの接続部の端子は、相手方コネクタCの端子12のような平板状としても良い。
本発明のコネクタモジュールの接続部のボディは、上述した何れかの態様の端子を保持し得る限り任意に設計変更することが可能である。本発明のコネクタモジュールの接続部のシェルは省略可能である。また、本発明のコネクタモジュールの接続部のシェルは、本発明のコネクタモジュールの接続部のボディの外周を少なくとも覆うことが可能である限り任意に設計変更することが可能である。
本発明の相手方コネクタは、以下の条件を備えている限り任意に設計変更することが可能である。第1は、相手方コネクタがコネクタモジュールに接続可能なコネクタであることである。第2は、相手方コネクタがコネクタモジュールのボディの第1面に直接的又は間接的に当接可能な取付部を備えていることである。第3は、前記取付部が挿入孔を有しており、前記挿入孔が、前記取付部が前記ボディの前記第1面に直接的又は間接的に当接した状態で、前記ボディの前記第1面に設けられたネジ孔に対向可能であることである。例えば、相手方コネクタは、本明細書中の接続部と、この接続部の周りに配置された取付部とを有する構成とすることが可能である。本発明の相手方コネクタの取付部は、複数であり、本明細書中の接続部周りに間隔をあけて配置された構成とすることが可能である。又は、図7A及び図7Bに示すように相手方コネクタC’は、モールド部20’が略L字状に折り曲げられた構成に設計変更することが可能である。この場合、モールド部20’内部のケーブル30の信号線及び芯線も略L字状に折り曲げられている。これ以外は、相手方コネクタC’は相手方コネクタCと同じ構成である。相手方コネクタC’の取付部40も、ボディ400の第1面411にスペーサ等を介して間接的に当接する構成とすることが可能である。
本発明の相手方コネクタの接続部は、上述した何れかの態様のコネクタモジュールの接続部に接続可能である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、相手方コネクタの接続部は、コネクタモジュールの接続部に接続された状態で、相手方コネクタの接続部がコネクタモジュールの接続部に対してボディの第1面に沿う少なくとも一つの方向に移動可能な構成とすることが可能である。その一例が、図8A及び図8Bに示す相手方コネクタC’’である。相手方コネクタC’’の接続部10’のシールドケース13’のY方向側の内面からY’方向側の内面までのY−Y’方向の寸法は、コネクタモジュールMの接続部100のY−Y’方向の寸法よりも大きい。接続部10’のシールドケース13’のX方向側の内面からX’方向側の内面までのX−X’方向の寸法は、接続部100のX−X’方向の寸法よりも大きい。この場合、相手方コネクタC’’の接続部10’がモジュールMの接続部100に接続された状態で、相手方コネクタC’’の接続部10’がモジュールMの接続部100に対してボディ400の第1面411に沿うY−Y’方向及び/又はX−X’方向の成分を含む方向に移動可能である。相手方コネクタC’’全体も接続部10’の移動に応じてモジュールMに対してY−Y’方向及び/又はX−X’方向に移動可能である。しかし、取付部40の挿入孔43の形がボディ400のネジ孔414及びカバー600の貫通孔630の径よりも大きいので、前記移動が生じたとしても、ボディ400の第1面411のネジ孔414、第1面411に当接した取付部40の挿入孔43及び取付部40に当接したカバー600の貫通孔630を容易に連通させることができる。しかも、カバー600がボディ400の第1面411に当接した相手方コネクタC’’の取付部40に当接し、覆うので、ネジSを、カバー600の貫通孔630及び取付部40の挿入孔43に挿入し、ボディ400のネジ孔414に螺着させるときに、ネジSの回転によって生じる回転トルクが、取付部40に付与されない。よって、回転トルクが取付部40に付与され、相手方コネクタC’’が位置ずれを起こすのを防止することができる。相手方コネクタC’も接続部10’を採用することが可能である。相手方コネクタC’’の取付部40も、ボディ400の第1面411にスペーサ等を介して間接的に当接する構成とすることが可能である。
本発明の相手方コネクタの接続部の端子は、上述した何れかの態様のコネクタモジュールの接続部の端子に接触し得る限り任意に設計変更することが可能である。例えば、相手方コネクタの接続部の端子は、ベースと、ビームと、接点部と、テール部とを少なくとも備えた構成とすることが可能である。ベースは、コネクタモジュールの接続部のボディに保持されている。ビームはベースから延びている。接点部はビームの先端部に設けられており且つ相手方コネクタの接続部の端子に接触可能である。テール部は基板又はケーブルに接続可能である。また、相手方コネクタの接続部の端子は、モジュールMの端子130のような構成としても良い。なお、本発明の相手方コネクタの接続部は、端子に代えて、基板(接続対象)を有する構成とすることが可能である。この場合、基板の面上の導体が上述した何れかの態様のモジュールの接続部の端子に接触可能となる。
本発明の相手方コネクタの接続部のボディは、相手方コネクタの接続部の上述した何れかの態様の端子を保持し得る限り任意に設計変更することが可能である。本発明の相手方コネクタの接続部のシェルは省略可能である。また、本発明の相手方コネクタの接続部のシェルは、当該相手方コネクタのボディの外周を少なくとも覆うことが可能である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、図7A及び図7Bに示される相手方コネクタC’の場合、シールドケースの後端部を略L字状の筒とすることが可能である。
本発明のカバーは、上述した何れかの態様のボディの第1面に直接的又は間接的に当接した取付部を覆うことが可能であり、前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の挿入孔に対向可能である貫通孔を有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、本発明のカバーは、ボディに設けられた保持部によって、カバー位置と退避位置との間で回動自在に又はスライド自在に保持される構成とすることも可能である。本発明のカバーのカバー位置は、カバーがボディの第1面に直接的又は間接的に当接した相手方コネクタの取付部を覆う位置である限り任意に設計変更することが可能である。本発明のカバーの退避位置は、当該カバーがボディの第1面に直接的又は間接的に当接した取付部を開放し得る位置である限り任意に設計変更することが可能である。上記実施例又は上記設計変更例のカバーは、ボディの第1面に直接的又は間接的に当接した取付部を間隙をあけて覆ったり、ボディの第1面に直接的又は間接的に当接した取付部をスペーサ等を介して間接的に覆ったりする構成とすることが可能である。これらのカバーの貫通孔は、カバーに覆われた取付部の挿入孔に対向配置可能である。この場合であっても、カバーは取付部を覆った状態で位置固定部によってボディに位置固定されるため、カバーに付与された回転トルクが取付部に付与されるのを防ぐことができる。
また、上記実施例又は上記設計変更例のカバーは、コネクタモジュールと別体とすることが可能である。上述した何れかの態様のコネクタモジュール及び相手方コネクタの何れかが、別体のカバーを備えていても良い。
本発明の位置固定部は、取付部を覆ったカバーをボディに位置固定可能な構成である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、本発明の位置固定部は、保持部と、少なくとも一つの係合部とを有する構成とすることが可能である。又は、本発明の位置固定部は、少なくとも一つの係合部を有する構成とすることが可能である。又は、本発明の位置固定部は、少なくとも一つの係合ピンを有する構成とすることが可能である。又は、本発明の位置固定部は、保持部と、少なくとも一つの係合ピンとを有する構成とすることが可能である。又は、本発明の位置固定部は、少なくとも一つの係合部と、少なくとも一つの係合ピンとを有する構成とすることが可能である。上記保持部は、ボディに設けられており且つカバーを上記カバー位置と上記退避位置との間で回動自在に又はスライド自在に保持する限り任意に設計変更することが可能である。前記保持部は、カバーがボディの第1面に対して平行に回動(旋回)するように保持する構成としても良い。上述した何れかの態様の保持部は、ボディの第1面に設けられていても良いし、ボディの第1面に対して交差する面(例えば、第1ケースの周壁部)に設けられていても良い。上記係合部は、ボディに設けられており且つカバーを上記カバー位置で係合可能である限り任意に設計変更することが可能である。例えば、係合部は、係合凸部、係合爪、係合孔及び係合凹部の少なくとも一つを有する構成とすることが可能である。係合凸部は、カバー位置でカバー、カバーの係合爪、カバーの係合孔又はカバーの係合凹部に係合される構成であれば良い。係合爪は、カバー位置でカバー、カバーの係合爪、カバーの係合孔又はカバーの係合凹部に係合される構成であれば良い。係合孔は、カバー位置でカバーの係合爪又はカバーの係合凸部を係合する構成であれば良い。係合凹部は、カバー位置でカバーの係合爪又はカバーの係合凸部を係合する構成であれば良い。これらの係合部は、ボディの第1面に設けられていても良いし、ボディの第1面に交差する面(例えば、第1ケースの周壁部)に設けられていても良い。前記保持部及び/又は前記係合部がボディの第1面以外の部分に設けられている場合、カバーは、ボディの第1面以外の部分に対向しうるように折り曲げられた構成とすると良い。前記係合ピンは、ボディと別体である。この係合ピンは、ボディの第1面又はボディの第1面に交差する面(例えば、第1ケースの周壁部)に設けられた係合孔又は係合凹部に係合された状態で、取付部を覆ったカバーに係合可能である構成とすれば良い。なお、本段落の取付部、カバー及びボディは、上述した何れかの態様とすると良い。
本発明のネジは、カバーの貫通孔及び取付部の挿入孔に順次挿入され、ボディの第1面に設けられたネジ孔に螺着可能であり且つ当該ネジをネジ孔に螺着させるときにカバーに回転トルクを付与し得る限り任意に設計変更することが可能である。よって、本発明のネジは、ボルト等を含む。
本発明のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造は、上述した何れかの態様のコネクタモジュール、相手方コネクタ、カバー、位置固定部及びネジを備えている限り任意に設計変更することが可能である。すなわち、シール部は省略可能である。本発明の接続構造は、カバー位置及び退避位置に位置した状態のカバーを保持するディテント機構を更に備えた構成とすることが可能である。
なお、上記実施例におけるコネクタモジュール、相手方コネクタ及び接続構造の各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上述した実施例及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。
M・・・・・・コネクタモジュール
100・・・・接続部
110・・・ボディ
111・・基部
112a・舌部
112b・舌部
113a・保持孔
113b・保持孔
114a・スリット
114b・スリット
120・・・シェル
121・・シェル本体
122・・脚部
130・・・端子
131・・ベース
132・・第1ビーム
133・・第2ビーム
134・・第1接点部
135・・第2接点部
136・・係合片
137・・テール部
200・・・・基板
300・・・・電子部品
400・・・・ボディ(特許請求の範囲のボディ)
410・・・第1ケース
411・・第1面(特許請求の範囲のボディの第1面)
412・・開口
413・・収容溝
414・・ネジ孔
420・・・第2ケース
500・・・・シール部
600・・・・カバー
610・・・カバー本体
611・・切欠き
620・・・軸支部
621・・連結板
622・・軸支板
630・・・貫通孔
640・・・係合孔
700・・・・位置固定部
710・・・保持部
711・・軸部
720・・・係合部
C・・・・・・相手方コネクタ
10・・・・・接続部
11・・・・ボディ
11a・・ベース
11a1・第1溝
11b・・突出部
11c・・支持部
11c1・第2溝
12・・・・端子
12a・・中間部
12b・・先端部
12c・・後端部
13・・・・シールドケース
20・・・・・モールド部
30・・・・・ケーブル
31・・・・信号線
32・・・・芯線
40・・・・・取付部
41・・・・取付部本体
42・・・・凸部
43・・・・挿入孔
S・・・・・・ネジ
S1・・・・ネジ部
S2・・・・ヘッド

Claims (17)

  1. 相手方コネクタに接続可能なコネクタモジュールにおいて、
    ボディと、
    カバーと、
    位置固定部とを備えており、
    前記ボディは、前記相手方コネクタと前記コネクタモジュールとが接続された状態で前記相手方コネクタの取付部に直接的又は間接的に当接可能な第1面と、
    前記第1面に設けられており且つ前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部の挿入孔に対向可能なネジ孔とを有しており、
    前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能であり、前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である貫通孔を有しており、
    前記位置固定部は、前記取付部を覆った前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっているコネクタモジュール。
  2. 請求項1記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能であり、
    前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能であり、
    前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっているコネクタモジュール。
  3. 請求項1〜2の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記位置固定部は、前記ボディに設けられており且つ前記カバーをカバー位置と退避位置との間で回動自在に又はスライド自在に保持する保持部と、
    前記ボディに設けられており且つ前記カバーを前記カバー位置で係合可能な係合部とを有しており、
    前記カバー位置は、前記カバーが前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆う位置であり、
    前記退避位置は、前記カバーが前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を開放する位置であるコネクタモジュール。
  4. 請求項1〜2の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記位置固定部は、前記ボディに設けられており且つ前記取付部を覆った前記カバーに係合可能である係合部を有しているコネクタモジュール。
  5. 請求項3〜4の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記係合部及び前記カバーの何れか一方が係合凸部を有しており、他方が前記係合凸部を係合可能な係合孔又は係合凹部を有しているコネクタモジュール。
  6. 請求項1〜2の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記ボディは、当該ボディに設けられた係合孔又は係合凹部を更に有しており、
    前記位置固定部は、係合ピンを有し、
    前記係合ピンが、前記係合孔又は前記係合凹部に係合された状態で、前記取付部を覆った前記カバーに係合可能であるコネクタモジュール。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記相手方コネクタに接続可能な接続部を更に備えており、
    前記ボディは、前記第1面に設けられており且つ前記接続部を少なくとも部分的に収容する開口を更に有しているコネクタモジュール。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載のコネクタモジュールにおいて、
    前記ボディの前記第1面から少なくとも部分的に突出しており且つ前記相手方コネクタに接続可能な接続部を更に備えているコネクタモジュール。
  9. コネクタモジュールに接続可能な相手方コネクタにおいて、
    取付部と、
    カバーと、
    位置固定部とを備えており、
    前記取付部は、前記コネクタモジュールと前記相手方コネクタとが接続された状態で前記コネクタモジュールのボディの第1面に直接的又は間接的に当接可能であり、前記取付部は、挿入孔を有しており、
    前記挿入孔は、前記取付部が前記ボディの前記第1面に直接的又は間接的に当接した状態で、前記ボディの前記第1面に設けられたネジ孔に対向可能であり、
    前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能であり、前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である貫通孔を有しており、
    前記位置固定部は、前記取付部を覆った前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっている相手方コネクタ。
  10. 請求項9記載の相手方コネクタにおいて、
    前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能であり、
    前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能であり、
    前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっているコネクタモジュール。
  11. 請求項9〜10の何れかに記載の相手方コネクタにおいて、
    前記コネクタモジュールに接続可能な接続部を更に備えており、
    前記取付部は、前記接続部の周りに配置されている相手方コネクタ。
  12. コネクタモジュールと、
    前記コネクタモジュールに接続可能な相手方コネクタと、
    カバーと、
    位置固定部と、
    ネジとを備えており、
    前記コネクタモジュールは、ボディを有しており、
    前記ボディは、第1面と、
    前記第1面に設けられたネジ孔とを有しており、
    前記相手方コネクタは、当該相手方コネクタと前記コネクタモジュールとが接続された接続状態で、当該コネクタモジュールの前記ボディの前記第1面に直接的又は間接的に当接可能な取付部と、
    前記取付部を貫通しており且つ前記接続状態で前記ボディの前記ネジ孔に対向可能な挿入孔とを有しており、
    前記カバーは、前記第1面に直接的又は間接的に当接した前記取付部を覆うことが可能であり、前記カバーは、当該カバーを貫通しており且つ当該カバーに覆われた前記取付部の前記挿入孔に対向可能である貫通孔を有しており、
    前記位置固定部は、前記取付部を覆った状態の前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成であり、
    前記ネジは、前記接続状態で、前記カバーの前記貫通孔及び前記取付部の前記挿入孔に挿通され、前記ネジ孔に螺着可能なネジ部と、
    前記カバーに当接可能なヘッドとを有しているコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。
  13. 請求項12記載のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造において、
    前記カバーは、前記第1面に直接的に当接した前記取付部に直接的に当接可能であり、
    前記カバーの前記貫通孔は、当該カバーに直接的に当接された前記取付部の前記挿入孔に連通可能であり、
    前記位置固定部は、前記取付部に直接的に当接した前記カバーを前記ボディに位置固定可能な構成となっているコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。
  14. 請求項12〜13の何れかに記載のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造において、
    前記コネクタモジュールは接続部を更に備えており、
    前記コネクタモジュールの前記接続部に接続可能な前記相手方コネクタは接続部を更に備えているコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。
  15. 請求項14記載のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造において、
    前記相手方コネクタの前記接続部が前記コネクタモジュールの前記接続部に接続された状態で、前記相手方コネクタの前記接続部が前記コネクタモジュールの前記接続部に対して前記第1面に沿う少なくとも一つの向に移動可能であるコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。
  16. 請求項12〜15の何れかに記載のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造において、
    前記挿入孔の形が、前記ネジ孔及び前記貫通孔の形よりも大きいコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。
  17. 請求項12〜16の何れかに記載のコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造において、
    前記コネクタモジュールの前記ボディと前記相手方コネクタとの間に介在可能なシール部を更に備えているコネクタモジュールと相手方コネクタとの接続構造。

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