JP2021057285A - 端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】原価を低減させること。【解決手段】相手方端子金具に電気接続させる端子接続体10と、物理的且つ電気的に接続させる電線Weとの間の接続形態毎に端子接続体10とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体20,120,220,320の内の選択された1つと、端子接続体10と複数種類の電線接続体20,120,220,320との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、端子接続体10と選択された電線接続体20,120,220,320とを結合させる結合構造30と、を備えること。【選択図】図2
Description
本発明は、端子金具に関する。
従来、端子金具は、相手方端子金具に電気接続させる端子接続部と、電線に対して物理的且つ電気的に接続させる電線接続部と、を有する一体成形品として本体が形成されている。例えば、この種の端子金具については、下記の特許文献1に開示されている。
ところで、端子金具においては、その設置場所や使用環境等の様々な設計要件に応じて、電線接続部に対しての電線の接続形態(電線接続部と電線との間の接続構造や電線接続部からの電線の引き出し方向等)が決められる。例えば、端子金具においては、電線との間の接続構造を決める際の設計要件として、圧着接続による接続構造が適しているのであれば、圧着接続構造に合わせた電線接続部が形成され、溶着接続による接続構造が設計要件に適しているのであれば、溶着接続構造に合わせた電線接続部が形成される。また、端子金具においては、電線接続部からの電線の引き出し方向を決める際の設計要件として、相手方端子金具との端子接続方向に沿う引き出し方向が適しているのであれば、そのような引き出し方向となる電線接続部が形成され、その端子接続方向に対する交差方向に沿う引き出し方向が適しているのであれば、そのような引き出し方向となる電線接続部が形成される。このように、従来は、電線接続部の形状が異なる仕様違いの端子金具を電線の接続形態毎に用意する必要がある。よって、従来の端子金具は、原価の高騰を招く虞がある。
そこで、本発明は、原価の低減が可能な端子金具を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、相手方端子金具に電気接続させる端子接続体と、物理的且つ電気的に接続させる電線との間の接続形態毎に前記端子接続体とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体の内の選択された1つと、前記端子接続体と複数種類の前記電線接続体との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、前記端子接続体と選択された前記電線接続体とを結合させる結合構造と、を備えることを特徴としている。
ここで、前記電線接続体と前記電線との間の前記接続形態とは、前記電線接続体と前記電線との間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された前記電線接続体と前記電線における前記電線の引き出し方向のことであることが望ましい。
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線に巻き付けて圧着接続させる2つの片部を有するものであることが望ましい。
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、内方に挿入された前記電線に外方から圧着接続させる筒部を有するものであることが望ましい。
また、複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線との間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部を有するものであることが望ましい。
また、複数種類の前記電線接続体は、前記端子接続体と前記相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って前記電線を引き出させるものと、前記端子接続方向に対する交差方向に沿って前記電線を引き出させるものと、に大別されることが望ましい。
また、前記結合構造は、前記端子接続体に設けられた第1螺子部と、前記電線接続体に設けられ、かつ、前記第1螺子部の螺子軸と同軸の貫通孔を有する被結合部と、前記第1螺子部に螺合させる第2螺子部を有し、前記貫通孔を介して前記被結合部を前記端子接続体に締結させる螺子部材と、を備えることが望ましい。
本発明に係る端子金具は、端子接続体と電線接続体とを別体の部品として用意して、その電線接続体における電線との間の接続形態に拘わらず、これらで端子接続体を共用できるように構成している。よって、この端子金具は、原価の低減が可能になる。
以下に、本発明に係る端子金具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る端子金具の実施形態の1つを図1から図12に基づいて説明する。
本発明に係る端子金具の実施形態の1つを図1から図12に基づいて説明する。
図1から図12の符号1は、本実施形態の端子金具を示す。この端子金具1は、相手方端子金具(図示略)に電気接続させる端子接続体10と、物理的且つ電気的に接続させる電線Weとの間の接続形態毎に端子接続体10とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)の内の選択された1つと、を備える(図1及び図2)。その電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weとの間の接続形態とは、電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weとの間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)と電線Weにおける電線Weの引き出し方向のことである。
尚、ここでは、便宜上、複数種類の電線接続体として、第1から第4の電線接続体20,120,220,320を例に挙げる。しかしながら、この端子金具1の構成要素となる電線接続体については、必ずしもこれら4種類に限定するものではない。また、ここでは、便宜上、1種類の電線Weを第1から第4の電線接続体20,120,220,320に対しての接続対象として例に挙げる。しかしながら、電線Weについては、複数種類の電線接続体の中で異なる種類のもの(例えば、電線径の異なるもの)が用いられてもよい。
更に、この端子金具1は、端子接続体10と複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、端子接続体10と選択された電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)とを結合させる結合構造30を備える(図1、図2及び図4から図12)。
この端子金具1は、相手方端子金具との間の電気接続形態を問うものではない。よって、この端子金具1は、相手方端子金具に対して直接的に電気接続させるものであってもよく、相手方端子金具に対して間接的に電気接続させるものであってもよい。また、この端子金具1は、相手方端子金具に対して直接的に電気接続させる場合、例えば、相手方端子金具に対して嵌合接続させるものであってもよく、相手方端子金具に対して螺子止め固定させるものであってもよい。ここでは、相手方端子金具に対して嵌合接続させる端子金具1を例示する。従って、この例示の端子金具1と相手方端子金具は、その内の一方が雌端子形状のものとして形成され、その内の他方が雄端子形状のものとして形成される。ここでは、端子金具1を雌端子として構成する。
この例示の端子接続体10は、端子本体11と接点部材12とを備える(図1、図3から図5、図7、図9及び図11)。その端子本体11と接点部材12は、各々、金属等の導電性材料で成形される。この例示の端子接続体10においては、その接点部材12を介して相手方端子金具を端子本体11に電気接続させる。
端子本体11は、相手方端子金具に対して嵌合接続させる端子接続部11aと、複数種類の電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)の内の選択された1つを結合させる結合部11bと、を有する(図1から図12)。この例示の端子本体11においては、端子接続部11aが円筒状に形成され、結合部11bが端子接続部11aと同軸上で端子接続部11aと同一外径の円柱状に形成されている。この端子本体11においては、その端子接続部11aの筒軸方向が相手方端子金具との間の端子接続方向又は端子抜去方向となる。この端子本体11においては、その端子接続部11aの内部空間に円柱状の相手方端子金具が開口11a1(図1、図3から図5、図7、図9及び図11)から挿入される。
端子本体11の結合部11bには、結合構造30の構成要素の1つである螺子部(以下、「第1螺子部」という。)13が設けられている(図2及び図4)。その第1螺子部13は、結合部11bと同軸の螺子軸を有するものである。よって、この第1螺子部13の螺子軸は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿うものとなる。結合構造30は、その第1螺子部13とは別の構成要素として、この第1螺子部13に螺合させる螺子部材31を備える(図1、図2及び図6)。その螺子部材31は、第1螺子部13に螺合させる(以下、「第2螺子部」という。)31aを有している。
ここで、この第1螺子部13は、端子金具1として成立し、かつ、電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)に電線Weを接続させることができるのであれば、雌螺子部であってもよく、雄螺子部であってもよい。この例示では、結合部11bに対して同軸上に形成された雌螺子部を第1螺子部13として利用し、その第1螺子部13に螺合させる螺子部材31に雄螺子部材を用いる。
接点部材12は、弾性変形可能な部材であり、端子接続部11aの内部空間に設置される。この例示の接点部材12は、円筒を成しており、端子接続部11aと同軸上で端子接続部11aの内周面に接触させる。この接点部材12は、端子接続部11aの内部空間に挿入されてきた相手方端子金具の外周面によって、径方向の外側に押動されながら弾性変形して、その相手方端子金具を端子接続部11aに電気接続させる。
第1から第4の電線接続体20,120,220,320は、各々、電線Weの端末に対して物理的且つ電気的に接続させるものとして例示する(図5、図8、図9及び図11)。その電線Weの端末においては、芯線We1が被覆We2の剥ぎ取りによって剥き出しになっている。第1から第4の電線接続体20,120,220,320は、各々、金属等の導電性材料で成形される。
第1電線接続体20は、電線Weとの間の接続構造として圧着接続構造を採るものである(図5)。更に、この第1電線接続体20は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って電線Weを引き出させるものである(図5)。
この第1電線接続体20は、電線Weに対して圧着接続させる電線接続部21を有する(図5)。ここで示す電線接続部21は、電線Weに巻き付けて圧着接続させる2つの片部(所謂バレル片部)21aを有するU字状又はV字状に形成されている。この電線接続部21は、電線Weの端末の剥き出しの芯線We1に加締めながら巻き付けて圧着接続させる一対の片部21aと、電線Weの端末の被覆We2に加締めながら巻き付けて圧着接続させる一対の片部21aと、を2組有するものであってもよい。但し、この例示の電線接続部21は、その電線Weの端末の芯線We1と被覆We2とに対して一纏めに圧着接続させる一対の片部21aを1組有するものとして例示している。また、その一対の片部21aは、所謂Bクリンプ構造を採るものであってもよく、一方の片部21aに対して他方の片部21aを外側から巻き付けて圧着接続させる構造のものであってもよい。この第1電線接続体20においては、端末に圧着接続させた電線接続部21から電線Weが引き出されている。
更に、この第1電線接続体20は、結合構造30の構成要素の1つとして、自らを端子接続体10の結合部11bに結合させる被結合部22を有する(図1、図2、図5及び図6)。
先に示したように、端子接続体10は、その端子接続方向に沿う第1螺子部13を結合部11bに有している。よって、被結合部22には、第1螺子部13の螺子軸及び螺子部材31における第2螺子部31aの螺子軸と同軸の貫通孔22aが形成されている(図1及び図2)。
また、先に示したように、第1電線接続体20は、端子接続方向に沿って電線Weを引き出させる。よって、その貫通孔22aは、孔軸が電線接続部21からの電線Weの引き出し方向に沿うものとして形成されている。
この例示の被結合部22は、平板の片体形状に形成され、電線接続部21における電線Weの引き出し方向とは逆側の端部に配置される。そして、この例示の被結合部22は、その平面に対する直交方向に沿う貫通孔22aを有している。よって、この端子金具1は、端子接続体10と第1電線接続体20とを結合させることによって、所謂ストレート型の端子金具として形作られる。
螺子部材31は、電線接続部21側から貫通孔22aに第2螺子部31aを挿通させ、その第2螺子部31aを結合部11bの第1螺子部13に締め込んでいくことによって、貫通孔22aを介して被結合部22を端子接続体10に締結させる。これにより、この端子金具1においては、端子接続体10と第1電線接続体20に対する螺子部材31の外方への食み出しを抑えることができるので、全体の体格の大型化を抑えることができる。
第2電線接続体120は、電線Weとの間の接続構造として圧着接続構造を採るものである(図8)。更に、この第2電線接続体120は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って電線Weを引き出させるものである(図8)。
この第2電線接続体120は、電線Weに対して圧着接続させる電線接続部121を有する(図5)。ここで示す電線接続部121は、内方に挿入された電線Weに外方から圧着接続させる筒部として形成されている。この例示の電線接続部121は、円筒状に形成されている。そして、この電線接続部121においては、その内部空間に対して、筒軸方向に軸線を沿わせながら電線Weの端末の剥き出しの芯線We1が一端の開口121aから差し込まれていく(図8)。この電線接続部121は、その剥き出しの芯線We1に対して、複数箇所で径方向の外側から径方向の内側に向けて加締めながら圧着接続させる。これにより、この第2電線接続体120においては、端末に圧着接続させた電線接続部121から電線Weが引き出される。
更に、この第2電線接続体120は、結合構造30の構成要素の1つとして、自らを端子接続体10の結合部11bに結合させる被結合部122を有する(図1、図2、図7及び図8)。
この第2電線接続体120においても、第1電線接続体20と同じように、被結合部122には、第1螺子部13の螺子軸及び螺子部材31における第2螺子部31aの螺子軸と同軸の貫通孔122aが形成されている(図1)。その貫通孔122aは、第1電線接続体20の貫通孔22aと同じように、孔軸が電線接続部121からの電線Weの引き出し方向に沿うものとして形成されている。また、この貫通孔122aは、電線接続部121の内部空間に連通させている。
この例示の被結合部122は、円板形状に形成され、電線接続部121の他端の開口に配置される。そして、この例示の被結合部122は、その平面に対する直交方向に沿う貫通孔122aを有している。よって、この端子金具1は、端子接続体10と第2電線接続体120とを結合させることによって、所謂ストレート型の端子金具として形作られる。
螺子部材31は、電線接続部121の内部空間から貫通孔122aに第2螺子部31aを挿通させ、その第2螺子部31aを結合部11bの第1螺子部13に締め込んでいくことによって、貫通孔122aを介して被結合部122を端子接続体10に締結させる。これにより、この端子金具1においては、端子接続体10と第2電線接続体120に対する螺子部材31の外方への食み出しが無くなるので、全体の体格の大型化を抑えることができる。
ここで、この例示の貫通孔122aは、その孔軸が圧着接続前の電線接続部121の筒軸と同軸上に配置されるものとして形成されている。よって、第2電線接続体120においては、圧着接続後の電線Weの軸線が端子接続体10の端子接続部11aの筒軸と略同軸上に配置される。従って、この端子金具1は、端子接続体10と第2電線接続体120とを結合させることによって、その端子接続体10の軸周りの位置を気にすることなく、相手方端子金具に嵌合接続させることができる。
第3電線接続体220は、電線Weとの間の接続構造としてレーザ溶接等による溶着接続構造又は半田付け接続構造を採るものである(図9)。更に、この第3電線接続体220は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って電線Weを引き出させるものである(図9)。
この第3電線接続体220は、電線Weとの間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部221を有する(図9)。ここで示す電線接続部221は、矩形の平板状に形成されており、一方の平面に電線Weの端末の剥き出しの芯線We1を溶着接続又は半田付け接続させる。この電線接続部221においては、その平面に沿わせ、かつ、1つの辺部に対する直交方向に沿わせて、電線Weを引き出させている。
更に、この第3電線接続体220は、結合構造30の構成要素の1つとして、自らを端子接続体10の結合部11bに結合させる被結合部222を有する(図1、図2、図9及び図10)。
この第3電線接続体220においても、第1電線接続体20及び第2電線接続体120と同じように、被結合部222には、第1螺子部13の螺子軸及び螺子部材31における第2螺子部31aの螺子軸と同軸の貫通孔222aが形成されている(図1及び図2)。その貫通孔222aは、第1電線接続体20及び第2電線接続体120のそれぞれの貫通孔22a,122aと同じように、孔軸が電線接続部221からの電線Weの引き出し方向に沿うものとして形成されている。
この例示の被結合部222は、第1電線接続体20の被結合部22と同じように、平板の片体形状に形成され、電線接続部221における電線Weの引き出し方向とは逆側の端部(辺部)に配置される。そして、この例示の被結合部222は、第1電線接続体20の被結合部22と同じように、その平面に対する直交方向に沿う貫通孔222aを有している。よって、この端子金具1は、端子接続体10と第3電線接続体220とを結合させることによって、所謂ストレート型の端子金具として形作られる。
螺子部材31は、電線接続部221側から貫通孔222aに第2螺子部31aを挿通させ、その第2螺子部31aを結合部11bの第1螺子部13に締め込んでいくことによって、貫通孔222aを介して被結合部222を端子接続体10に締結させる。これにより、この端子金具1においては、端子接続体10と第3電線接続体220に対する螺子部材31の外方への食み出しを抑えることができるので、全体の体格の大型化を抑えることができる。
第4電線接続体320は、電線Weとの間の接続構造として溶着接続構造又は半田付け接続構造を採るものである(図11)。更に、この第4電線接続体320は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に対する交差方向に沿って電線Weを引き出させるものである(図11)。
この第4電線接続体320は、電線Weとの間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部321を有する(図11)。更に、この第4電線接続体320は、結合構造30の構成要素の1つとして、自らを端子接続体10の結合部11bに結合させる被結合部322を有する(図1、図2、図11及び図12)。ここで示す第4電線接続体320は、矩形の平板状に形成されており、目視し得る目印は無いが、電線接続部321として利用される領域と被結合部322として利用される領域とに二分されている。
電線接続部321においては、一方の平面に電線Weの端末の剥き出しの芯線We1を溶着接続又は半田付け接続させる。この電線接続部321においては、その平面に沿わせ、かつ、1つの辺部に対する直交方向に沿わせて、電線Weを引き出させている。
被結合部322には、第1から第3の電線接続体20,120,220のそれぞれの被結合部22,122,222と同じように、第1螺子部13の螺子軸及び螺子部材31における第2螺子部31aの螺子軸と同軸の貫通孔322aが形成されている(図1及び図2)。先に示したように、第4電線接続体320は、端子接続体10と相手方端子金具との間の端子接続方向に対する交差方向(ここでは、直交方向)に沿って電線Weを引き出させる。よって、その貫通孔322aは、孔軸が電線接続部321からの電線Weの引き出し方向に対する交差方向(ここでは、直交方向)に沿うものとして形成されている。
この例示の第4電線接続体320においては、電線Weを引き出させる一方の辺部側の領域を電線接続部321として利用させ、その電線Weの引き出し方向とは逆の他方の辺部側の領域を被結合部322として利用させる。よって、この端子金具1は、端子接続体10と第4電線接続体320とを結合させることによって、所謂L字型の端子金具として形作られる。
螺子部材31は、貫通孔322aに第2螺子部31aを挿通させ、その第2螺子部31aを結合部11bの第1螺子部13に締め込んでいくことによって、貫通孔322aを介して被結合部322を端子接続体10に締結させる。これにより、この端子金具1においては、端子接続体10と第4電線接続体320に対する螺子部材31の外方への食み出しを抑えることができるので、全体の体格の大型化を抑えることができる。
以上示したように、本実施形態の端子金具1は、端子接続体10と電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)とを別体の部品として用意して、その電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)における電線Weとの間の接続形態に拘わらず、これらで端子接続体10を共用できるように構成している。その端子接続体10の共用化は、部品管理の簡素化に繋がり、また、仕様違いの電線接続形態に合わせた端子金具の再設計を回避させることができる。よって、本実施形態の端子金具1は、原価の低減が可能になる。また、端子接続体10の共用化は、その端子接続体10を電線接続体(第1から第4の電線接続体20,120,220,320)との取付エリアまで送る際の梱包資材の簡素化や小型化にも繋がり、輸送コストの低減も可能にする。よって、本実施形態の端子金具1は、この点からも原価の低減が可能になる。
ここで、本実施形態の端子金具1は、例えば、端子接続体10における通電可能な許容電流値に合わせた同一電線径の電線Weに対応させるものとして構成できる。この場合の端子金具1は、その同一電線径の電線Weに対応させた複数種類の電線接続体(例えば、第1から第4の電線接続体20,120,220,320)を用意することによって、これらを端子接続体10に組み合わせることができる。また、本実施形態の端子金具1は、例えば、端子接続体10の許容電流値の範囲内で、異なる電線径の電線Weに対応させた複数種類の電線接続体(例えば、第1から第4の電線接続体20,120,220,320)を端子接続体10に組み合わせることができる。この場合には、例えば、異なる電線径の電線Weに対応させた複数種類の第1電線接続体20を用意してもよく、異なる電線径の電線Weに対応させた複数種類の第2電線接続体120を用意してもよい。また、本実施形態の端子金具1においては、同一形状の第1螺子部13が設けられた複数種類の端子接続体(例えば、先に示した端子接続体10、形状の異なる嵌合接続型の端子接続体、螺子止め固定型の端子接続体、溶着型の端子接続体等)を用意し、これに、1種類の電線接続体(例えば、第1から第4の電線接続体20,120,220,320の内の何れか1つ)を組み合わせてもよく、複数種類の電線接続体(例えば、第1から第4の電線接続体20,120,220,320)を組み合わせてもよい。
本実施形態では、螺子止めによる結合構造30を採っている。よって、本実施形態の端子金具1は、端子接続体10と複数種類の電線接続体(例えば、第1から第4の電線接続体20,120,220,320)とが別体の部品として用意されるが、その結合力が高いので、車両走行時等での耐振動性を確保することができる。尚、その結合構造30については、螺子止めに限ることなく、耐振動性を確保することができるのであれば、溶着等の如何様な構造を採ってもよい。
1 端子金具
10 端子接続体
13 第1螺子部
20 第1電線接続体
21 電線接続部
21a 片部
22 被結合部
22a 貫通孔
30 結合構造
31 螺子部材
31a 第2螺子部
120 第2電線接続体
121 電線接続部
122 被結合部
122a 貫通孔
220 第3電線接続体
221 電線接続部
222 被結合部
222a 貫通孔
320 第4電線接続体
321 電線接続部
322 被結合部
322a 貫通孔
10 端子接続体
13 第1螺子部
20 第1電線接続体
21 電線接続部
21a 片部
22 被結合部
22a 貫通孔
30 結合構造
31 螺子部材
31a 第2螺子部
120 第2電線接続体
121 電線接続部
122 被結合部
122a 貫通孔
220 第3電線接続体
221 電線接続部
222 被結合部
222a 貫通孔
320 第4電線接続体
321 電線接続部
322 被結合部
322a 貫通孔
Claims (7)
- 相手方端子金具に電気接続させる端子接続体と、
物理的且つ電気的に接続させる電線との間の接続形態毎に前記端子接続体とは別体のものとして成形された複数種類の電線接続体の内の選択された1つと、
前記端子接続体と複数種類の前記電線接続体との間で共通の構造のものとして構成され、かつ、前記端子接続体と選択された前記電線接続体とを結合させる結合構造と、
を備えることを特徴とした端子金具。 - 前記電線接続体と前記電線との間の前記接続形態とは、前記電線接続体と前記電線との間における物理的且つ電気的な接続構造又は/及び物理的且つ電気的に接続された前記電線接続体と前記電線における前記電線の引き出し方向のことであることを特徴とした請求項1に記載の端子金具。
- 複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線に巻き付けて圧着接続させる2つの片部を有するものであることを特徴とした請求項1又は2に記載の端子金具。
- 複数種類の前記電線接続体の内の1つは、内方に挿入された前記電線に外方から圧着接続させる筒部を有するものであることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の端子金具。
- 複数種類の前記電線接続体の内の1つは、前記電線との間で溶着接続又は半田付け接続される電線接続部を有するものであることを特徴とした請求項1から4の内の何れか1つに記載の端子金具。
- 複数種類の前記電線接続体は、前記端子接続体と前記相手方端子金具との間の端子接続方向に沿って前記電線を引き出させるものと、前記端子接続方向に対する交差方向に沿って前記電線を引き出させるものと、に大別されることを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載の端子金具。
- 前記結合構造は、前記端子接続体に設けられた第1螺子部と、前記電線接続体に設けられ、かつ、前記第1螺子部の螺子軸と同軸の貫通孔を有する被結合部と、前記第1螺子部に螺合させる第2螺子部を有し、前記貫通孔を介して前記被結合部を前記端子接続体に締結させる螺子部材と、を備えることを特徴とした請求項1から6の内の何れか1つに記載の端子金具。
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