JP6097099B2 - 練り生地分割機 - Google Patents

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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

本発明は、製パン製菓分野等において使用される生地(練り粉)を定量供給するための装置に係り、特に、ホッパーからの生地を受け入れて、それを製パン等のために適当量に分割するための生地分割機に関する。
例えば、パン製造においては、練り生地を製パンのために適当量に小分けするための練り生地分割機(例えば、特許文献1)が用いられるが、この練り生地分割機は、平坦な前端面、該前端面に開口する練り生地押出開口、及び、該生地押出開口から後方に延びて練り生地を収納する練り生地収納室を有する練り生地押出ケーシングと;該練り生地収納室内に前後方向で摺動可能に収納され、前方に駆動されることにより練り生地収納室内に収納した練り生地を該練り生地押出開口から前方に押し出すピストンと;該練り生地押出ケーシングの該前端面に平行に近接して対向設定される平坦な対向端面、該対向前端面に開口する練り生地受入開口、及び、該練り生地受入開口から延びる練り生地受入室を有する練り生地分割部材と;を有し、該練り生地分割部材は、該練り生地受入開口が該練り生地押出開口と整合され、該練り生地押出開口から押し出される練り生地を該練り生地受入室内に受け入れる練り生地受入位置と、該対向端面が該練り生地押出ケーシングの前端面と近接した状態で下方に変位することにより練り生地受入室に受け入れた練り生地を練り生地押出ケーシング内の練り生地から剪断分割するとともに、分割した練り生地を練り生地受入開口から押し出すことを可能にする練り生地分割押出位置との間で変位可能とされている。
このような練り生地分割機においては、上記練り生地押出ケーシングの前端面と練り生地分割部材の対向端面とは、練り生地の漏れを防止する為にきわめて近接した位置関係とされ、当該練り生地分割機を分解するとき以外は、上記前端面と対向端面とはこの近接した位置関係は維持されるようになっている。このため、従来の練り生地分割機においては、通常運転においては問題無いが、長期の使用休止期間などが有る場合に、摺動面に生地の固着や腐食が起きる恐れがあっが、これら前端面及び対向端面を適正に清掃することは困難であった。
本発明は、このような問題を解消した練り生地分割機を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
平坦な前端面と、該前端面に開口する練り生地押出開口と、該生地押出開口から後方に延びて練り生地を収納する練り生地収納室とを有する練り生地押出ケーシングと、
該練り生地収納室内に前後方向で摺動可能に収納され、前方に駆動されることにより練り生地収納室内に収納した練り生地を該練り生地押出開口から前方に押し出すピストンと、
該練り生地押出ケーシングの該前端面に平行に近接して対向設定される平坦な対向端面と、該対向端面に開口する練り生地受入開口と、該練り生地受入開口から延びる練り生地受入室とを有する練り生地分割部材であって、該練り生地受入開口が該練り生地押出開口と整合され、該練り生地押出開口から押し出される練り生地を該練り生地受入室内に受け入れる練り生地受入位置と、該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面と近接した状態で下方に変位することにより該練り生地受入室に受け入れた練り生地を練り生地押出ケーシング内の練り生地から剪断分割するとともに、該分割した練り生地を該練り生地受入開口から押し出すことを可能にする練り生地分割押出位置との間で変位可能な練り生地分割部材と、
を有する練り生地分割機において、
該練り生地分割部材が、該練り生地分割部材の該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面に近接した近接位置と、該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面から離された分離位置との間で変位可能にするとともに、該近接位置において、該練り生地分割部材が該練り生地受入位置と該練り生地分割押出位置との間で変位可能となるようにして該練り生地分割部材を支持する支持装置を有することを特徴とする練り生地分割機を提供する。
この練り生地分割機においては、練り生地分割作業を行う場合には、練り生地分割部材を該近接位置に設定して、練り生地分割部材が練り生地受入位置と練り生地分割押出位置との間で変位可能として通常の練り生地分割作業を行うが、練り生地分割作業後に清掃等を行う場合には、練り生地分割部材の上記対向端面を練り生地押出ケーシングの前端面から離して行うことができる。従って、これら前端面及び対向端面の清掃を適正に且つ容易に行うことが可能となる。
具体的には、
該支持装置が、
該練り生地押出ケーシングの左右両側に設けられ当該練り生地押出ケーシングの前後方向に延びる一対のガイド部材と、
該練り生地分割部材を上下方向で変位可能に支持して、該近接位置において、該練り生地分割部材が該練り生地受入位置と該練り生地分割押出位置との間で変位可能とするとともに、該ガイド部材に沿って変位可能にされ、該練り生地分割部材を該近接位置と該分離位置との間で変位可能にする一対の前後方向変位部材と、
を有するようにすることができる。
該支持装置が、更に、
該練り生地押出ケーシングの左右両側に、該練り生地押出ケーシングの前後方向に対して直交する方向に水平に延びる静止枢軸線の周りで回動可能に取り付けられて通常作業位置と分離操作位置の間で変位可能とされた一対のレバーと、
該一対のレバーと該一対の前後方向変位部材とのそれぞれ対応するものを連接するリンク機構であって、該一対のレバーが該通常作業位置にあるときには該一対の前後方向変位部材に支持された該練り生地分割部材が該近接位置となり、該一対のレバーが該分離操作位置にあるときには該一対の前後方向変位部材を該ガイド部材に沿って変位させて該練り生地分割部材が該分離位置となるようにすることができる。
該リンク機構は、該一対のレバーと該一対の前後方向変位部材とのそれぞれ対応するものの間に枢着された一対のリンク部材を有し、
該一対のレバーと該一対のリンク部材との枢着の中心となる第1の可動枢軸線及びは該一対の前後方向変位部材と該一対のリンク部材との枢着の中心となる第2の可動枢軸線はともに該静止枢軸線に平行とされ、
該レバーが該通常作業位置から該洗浄位置に動かされるときには、該第1の可動枢軸線が該レバーと共に該静止枢軸線の周りで枢動しながら前方に変位し、それに伴い該第2の可動枢軸線が水平方向前方に変位されて該練り生地分割部材が該分離位置とされ、
該レバーが該分離操作位置から該通常作動位置に動かされるときには、該第1の可動枢軸線が該レバーと共に該静止軸線の周りで枢動しながら後方に変位し、それに伴い該第2の可動枢軸線が水平方向後方に変位されて該練り生地分割部材が該近接位置とされるようになすることができる。
以下、本発明に係る練り生地分割機の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明に係る練り生地分割機の主要部分の断面図であって、練り生地をホッパーからシリンダ内へ吸引する工程を示す。 図1の練り生地分割機において、ホッパーからシリンダ内へ吸引した練り生地を、生地分割部材の練り生地受入室内に押出す工程を示す。 図1の練り生地分割機において、練り生地分割部材が下降し、図1に示すように練り生地分割部材の練り生地受入室から押し出された練り生地が練り生地掻き落とし機構によってコンベア上に掻き落とされた状態を示す。 本発明に係る練り生地分割機が練り生地分割操作を行うときの状態を示す概要平面図である。 図4Aの練り生地分割機の側面概要図である。 本発明に係る練り生地分割機において練り生地分割部材が練り生地押出ケーシングから分離された状態を示す概要平面図である。 図5Aの練り生地分割機の側面概要図であり、練り生地分割部材を支持する支持装置の左右の前後方向変位部材を前後方向でガイドするガイド部材を省略して示してある。 図4A乃至図5Bに示す練り生地分割機における練り生地分割部材を前後方向で支持する支持装置が、練り生地分割部材を通常の操作位置を行うための近接位置にした状態と該近接位置から清掃などのために前方へ変位した分離位置にした状態を示す支持装置の概略側面図である。
図1乃至図3は、本発明に係る練り生地分割機1の構成概要、及び、練り生地分割機1における練り生地分割作用を説明するための概要断面図である。図示のように、本発明に係る生地分割機1は、練り生地dを供給するためのホッパー12と、該ホッパーの下端に位置する生地吸引口23から練り生地dを受け入れる練り生地押出ケーシング14と、ピストン駆動手段(図示せず)により練り生地押出ケーシング14内で往復動されるピストン13と、該ピストン13により練り生地押出ケーシング14から押出される練り生地dを受け入れる練り生地分割部材20と、練り生地分割部材20を上下動する分割部材駆動手段19とを備えている。ピストン13は、練り生地押出ケーシング14内で(図で見て右方に)前進されることにより練り生地dを練り生地分割部材20内に押し出し(図2)、また、後退されることにより(図1)、上記生地吸引口23を通じてホッパー12から練り生地dを練り生地押出ケーシング14の練り生地収納室16内に吸引する。練り生地分割部材20は、練り生地dを受け入れる練り生地受入室21を有し、該練り生地受入室21の練り生地受入開口21aが、練り生地押出ケーシング14の練り生地収納室16の練り生地押出開口16aと整合する練り生地受入位置(図2、D1)と、該練り生地受入位置から下方に動かされて練り生地受入室21に受け入れた練り生地dを練り生地収納室16の練り生地から剪断分割するとともに、該分割した練り生地を該練り生地受入開口から押し出すことを可能にする練り生地分割押出位置(D2、図1、図3)との間で可動とされている。図1は、練り生地分割部材20が練り生地分割押出位置D2にあり、練り生地dが練り生地受入開口21aから排出されると共に、ピストン13が矢印Xで示す方向に後退され、ホッパー12から練り生地dを吸引している状態を示している。図2は、練り生地分割部材20が生地受入れ位置D1にあり、ピストン13が矢印Yで示す方向に前進されて練り生地dを練り生地押出開口16aから、練り生地受入室21内に押し出している状態を示している。図3は、練り生地分割部材20が下降され、練り生地dが練り生地受入室21から押し出されて掻落し刃28によってコンベア29上に掻き落とされた状態を示している。練り生地分割部材20の練り生地受入室21内には、図1乃至図3に示されるように、生地量調節ピストン24が収納されており、練り生地受入室21内に充填されてくる練り生地dにより、ストッパー26によって停止されるまで後退して、練り生地受入室21内への生地充填量を決定するとともに、押出バー27によって駆動されて、練り生地dを練り生地受入室21から押し出す作用をなす。押し出された練り生地dは、掻落し刃28によって、下方に設定されているベルトコンベア29上に掻き落とされる。
本発明に係る練り生地分割機1の練り生地押出ケーシング14は、具体的には、図4A乃至図5Bに示すように、基台15上に水平に固定された全体として平坦な箱形とされており、練り生地押出開口16aが設けられた前端面14aと、生地押出開口16aから後方に延びてホッパー12からの練り生地dを収納する練り生地収納室16(図1乃至図3)とを有する。練り生地収納室16は横断面が当該練り生地分割機1の左右横断方向に延びる細長い矩形状(図示せず)とされ、練り生地押出開口16aはそれに対応して細長い矩形状とされており、またピストン13も横断面が細長い矩形状とされている。
練り生地分割部材20は、練り生地押出ケーシング14の前端面14aに平行に近接して対向配置され、上記練り生地受入開口21aを備える平坦な横断方向で対向端面20aを有する。図示しないが、対向端面20aは練り生地押出ケーシング14の前端面14aに対応して横断方向での幅を有しており、複数の練り生地受入開口21aが横断方向で相互に間隔を開けて設けられ、各練り生地受入開口21aから練り生地受入室21が図で見て右方に延びている。図4A及び図5Aには、練り生地分割部材20の右端縁から4個のピストン24の後端24aが示されており、従って、図示の例では、練り生地分割部材20は4個の練り生地受入室21を有し、それぞれの練り生地受入室21内をピストン24が摺動するものとなっていることが分かる。図1乃至図3に示したストッパー26は、図1乃至図5Aの右端に示してあるストッパー支持部材26aによって支持されており(図4A乃至図5Bでは、ストッパー26は省略)、ストッパー支持部材26aの中央に設けられているノブ26bを廻すことにより、ストッパー26の位置を調節して、練り生地分割部材20の練り生地受入室21内への生地充填量を調節するようになっている。
上述のように、練り生地分割部材20は、練り生地受入開口21aが練り生地押出ケーシング14の練り生地押出開口16aと整合され、練り生地押出開口16aから押し出される練り生地dを練り生地受入室21内に受け入れる練り生地受入位置D1と、対向端面20aが練り生地押出ケーシング14の前端面14aと近接した状態で下方に変位することにより練り生地受入室21に受け入れた練り生地dを練り生地押出ケーシング14の練り生地収納室16内の練り生地dから分割するとともに、分割した練り生地dを練り生地受入開口21aから押し出すことを可能にする練り生地分割押出位置D2との間で変位可能とされている。
本発明では更に、練り生地分割部材20が、練り生地分割部材20の対向端面20aが上述のように練り生地押出ケーシング14の前端面14aに近接した近接位置(図4A,図4B)と、対向端面20aが練り生地押出ケーシング14の前端面14aから離された分離位置(図5A,図5B)との間で変位可能にして練り生地分割部材20を支持する支持装置22が設けられている。すなわち、この支持装置22は、練り生地押出ケーシング14の左右両側に固定され当該練り生地押出ケーシング14の前後方向に延びる一対のガイド部材22aと、ガイド部材22aに沿って前後方向で変位可能に取り付けられた前後方向変位部材22bとを有しており、両前後方向変位部材22bの前端部分22b1(図6)の間に練り生地分割部材20を支持し、ガイド部材22aに沿って前後に変位することにより練り生地分割部材20を上述の近接位置(図4A,図4B)と分離位置(図5A,図5B)との間で変位するようにしている。図4A乃至図5Bに示すように、前後方向変位部材22bは、その前端部分22b1にそれぞれ垂直方向に延びる平面視でコ字状の垂直ガイドレール22cを有し、練り生地分割部材20の左右両側に設けられている摺動部20bに垂直方向で摺動可能に係合しており、これにより練り生地分割部材20が上述の練り生地受入位置(図2:D1)と練り生地分割押出位置(図1、図3:D2)との間で変位可能なるようにしている。
図4A乃至図5B及び図6に示すように、支持装置22は更に、練り生地押出ケーシング14の左右両側(図示の例では、練り生地押出ケーシング14の両側に固定されている支持部材14b)に、練り生地押出ケーシング14の前後方向に対して直交する方向に水平に延びる静止枢軸線Xの周りで回動可能に取り付けられて通常作業位置(図4A,図4B)と分離操作位置(図5A,図5B)の間で変位可能とされた一対のレバー22dと、該一対のレバー22d及び上記一対の前後方向変位部材22bの間に設けられてそれらを連接する一対のリンク部材22eを有する。一対のレバー22dと一対のリンク部材22eとの枢着の中心となる可動枢軸線Y1及びは一対の前後方向変位部材22bと一対のリンク部材22eとの枢着の中心となる可動枢軸線Y2はともに静止枢軸線Xに平行とされ、レバー22dが通常作業位置(図4A,図4B)から分離操作位置(図5A,図5B)に動かされるときには、可動枢軸線Y1がレバー22dと共に静止枢軸線Xの周りで枢動しながら前方に変位し、それに伴い可動枢軸線Y2が水平方向前方に変位されて練り生地分割部材20が分離位置(図5A,図5B)とされ、レバー22dが分離操作位置(図5A,図5B)から通常作動位置(図4A,図4B)に動かされるときには、可動枢軸線Y1がレバー22dと共に静止軸線Xの周りで枢動しながら後方に変位し、それに伴い可動枢軸線Y2が水平方向後方に変位されて練り生地分割部材20が近接位置(図4A,図4B)とされるようになされている。
以上、本発明に係る練り生地分割機の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の一対のレバー22dは、適宜の連結手段によって連結し、該連結手段を操作することにより両レバー22dを静止枢軸線Xの周りで枢動することができる。また、前後方向への駆動源としては、リンク機構に限定されず、ギヤ又はネジ機構に置き換えたり、エアや油などの流体を用いたシリンダに置き換えたりすることも可能である。
本発明に係る練り生地分割機は上述のように、練り生地分割部材20を練り生地押出ケーシングから離した位置とすることができるので、練り生地押出ケーシングの前端面と練り生地分割部材20の対向端面20aとの間を開くことができ、それら両面の清掃を容易に且つ適正に行うことが可能となる。
練り生地分割機1;ホッパー12;ピストン13;練り生地押出ケーシング14;前端面14a;支持部材14b;基台15;練り生地収納室16;練り生地生地押出開口16a;分割部材駆動手段19;練り生地分割部材20;対向端面20a;練り生地受入室21;練り生地受入開口21a;支持装置22;ガイド部材22a;前後方向変位部材22b;垂直ガイドレール22c;レバー22d;リンク部材22e;ピストン22;生地吸引口23;生地量調節ピストン24;ピストンの後端24a;ストッパー26;ストッパー支持部材26a;ノブ26b;押出バー27;掻落し刃28;コンベア29;練り生地d;静止枢軸線X;可動枢軸線Y1;可動枢軸線Y2

Claims (4)

  1. 平坦な前端面と、該前端面に開口する練り生地押出開口と、該生地押出開口から後方に延びて練り生地を収納する練り生地収納室とを有する練り生地押出ケーシングと、
    該練り生地収納室内に前後方向で摺動可能に収納され、前方に駆動されることにより練り生地収納室内に収納した練り生地を該練り生地押出開口から前方に押し出すピストンと、
    該練り生地押出ケーシングの該前端面に平行に近接して対向設定される平坦な対向端面と、該対向端面に開口する練り生地受入開口と、該練り生地受入開口から延びる練り生地受入室とを有する練り生地分割部材であって、該練り生地受入開口が該練り生地押出開口と整合され、該練り生地押出開口から押し出される練り生地を該練り生地受入室内に受け入れる練り生地受入位置と、該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面と近接した状態で下方に変位することにより該練り生地受入室に受け入れた練り生地を練り生地押出ケーシング内の練り生地から剪断分割するとともに、該分割した練り生地を該練り生地受入開口から押し出すことを可能にする練り生地分割押出位置との間で変位可能な練り生地分割部材と、
    を有する練り生地分割機において、
    該練り生地分割部材が、該練り生地分割部材の該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面に近接した近接位置と、該対向端面が該練り生地押出ケーシングの該前端面から離された分離位置との間で変位可能にするとともに、該近接位置において、該練り生地分割部材が該練り生地受入位置と該練り生地分割押出位置との間で変位可能となるようにして該練り生地分割部材を支持する支持装置を有することを特徴とする練り生地分割機。
  2. 該支持装置が、
    該練り生地押出ケーシングの左右両側に設けられ当該練り生地押出ケーシングの前後方向に延びる一対のガイド部材と、
    該練り生地分割部材を上下方向で変位可能に支持して、該近接位置において、該練り生地分割部材が該練り生地受入位置と該練り生地分割押出位置との間で変位可能とするとともに、該ガイド部材に沿って変位可能にされ、該練り生地分割部材を該近接位置と該分離位置との間で変位可能にする一対の前後方向変位部材と、
    を有する請求項1に記載の練り生地分割機。
  3. 該支持装置が、更に、
    該練り生地押出ケーシングの左右両側に、該練り生地押出ケーシングの前後方向に対して直交する方向に水平に延びる静止枢軸線の周りで回動可能に取り付けられて通常作業位置と分離操作位置の間で変位可能とされた一対のレバーと、
    該一対のレバーと該一対の前後方向変位部材とのそれぞれ対応するものを連接するリンク機構であって、該一対のレバーが該通常作業位置にあるときには該一対の前後方向変位部材に支持された該練り生地分割部材が該近接位置となり、該一対のレバーが該分離操作位置にあるときには該一対の前後方向変位部材を該ガイド部材に沿って変位させて該練り生地分割部材が該分離位置となるようにするリンク機構と、
    を有する請求項2に記載の練り生地分割機。
  4. 該リンク機構は、該一対のレバーと該一対の前後方向変位部材とのそれぞれ対応するものの間に枢着された一対のリンク部材を有し、
    該一対のレバーと該一対のリンク部材との枢着の中心となる第1の可動枢軸線及びは該一対の前後方向変位部材と該一対のリンク部材との枢着の中心となる第2の可動枢軸線はともに該静止枢軸線に平行とされ、
    該レバーが該通常作業位置から該分離操作位置に動かされるときには、該第1の可動枢軸線が該レバーと共に該静止枢軸線の周りで枢動しながら前方に変位し、それに伴い該第2の可動枢軸線が水平方向前方に変位されて該練り生地分割部材が該分離位置とされ、
    該レバーが該分離操作位置から該通常作動位置に動かされるときには、該第1の可動枢軸線が該レバーと共に該静止軸線の周りで枢動しながら後方に変位し、それに伴い該第2の可動枢軸線が水平方向後方に変位されて該練り生地分割部材が該近接位置とされるようになされている請求項3に記載の練り生地分割機。
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