JPH0984508A - パン生地分割装置 - Google Patents

パン生地分割装置

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Publication number
JPH0984508A
JPH0984508A JP26646695A JP26646695A JPH0984508A JP H0984508 A JPH0984508 A JP H0984508A JP 26646695 A JP26646695 A JP 26646695A JP 26646695 A JP26646695 A JP 26646695A JP H0984508 A JPH0984508 A JP H0984508A
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JP
Japan
Prior art keywords
top knife
main ram
dough
chamber
drive transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP26646695A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Iguchi
芳一 井口
Shuichi Toyoda
修一 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIKIRI MACHINERY
Oshikiri Co Ltd
Original Assignee
OSHIKIRI MACHINERY
Oshikiri Co Ltd
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Publication date
Application filed by OSHIKIRI MACHINERY, Oshikiri Co Ltd filed Critical OSHIKIRI MACHINERY
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃を必要とする部分の分解掃除を短時間で
しかも簡単に行なうことができるパン生地分割装置を提
供すること。 【解決手段】 主ラム33およびトップナイフ34を主
ラム駆動伝達機構Rおよびトップナイフ駆動伝達機構T
より切離して生地室32より後方に取出し可能とし、ホ
ッパーを上下2段に分割して上段のホッパー31aを開
放可能とし、押圧軸110を開放させて分割室37内の
補助ラム38を取出し可能に構成する。 【効果】 パン生地を囲む各部材を外部へ取出し、再び
元の位置に収納する作業を短時間で容易に行うことがで
きるので、パン生地分割装置の稼働率を低下させること
なく各部材の清掃作業及び点検が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パン生地分割装
置の改良に関し、更に詳しくは、パン生地分割装置の構
成部品を清掃する際にこれら構成部品を外部に取出し可
能な構成としたパン生地分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パン生地の分割は、容積による分割と、
重量による分割とが採用されている。本発明のパン生地
分割装置は、容積による分割装置に関するものである
が、従来より、この種のパン生地分割装置として、図1
4及び図15に示す装置が使用されている。図14は従
来のパン生地分割装置を一部破断した側面図であり、図
15はその背面図である。図に示すように、パン生地分
割装置は、主に、両側フレーム10a、10b、ホッパ
ー2、生地室3、主ラム8、トップナイフ7、分割ヘッ
ド5および各駆動伝達機構T、S、R等で構成される。
【0003】両側フレーム10a、10bは、ベース1
の上面に並設され、各種軸の受け部となっている。ホッ
パー2は、フレーム10a、10bの上部に取付けられ
ている。生地室3は、基台U内に水平に形成され、この
基台Uは、ベース1上に固定された両フレーム10a、
10bに支持されている。そして生地室3は、前記基台
Uの上部に支持されているホッパー2の下端に連通口4
を介して配置されている。この生地室3は、ホッパー2
に収容されたパン生地Mの一部を吸引収容し、これを分
割ヘッド5の複数の分割室内に押圧充填するための圧縮
部屋として使用される。
【0004】そして、生地室3内には、トップナイフ7
と主ラム8とが互いに上下で摺接した状態で嵌挿されて
いる。主ラム8は、図14に示す主ラム駆動伝達機構R
により、往復移動可能な状態で生地室3内に支持されて
いる。トップナイフ7は、主ラム8の上面に摺動可能に
支持され、トップナイフ駆動伝達機構Tにより、主ラム
8の移動より若干先行して前進移動するよう、また、若
干遅れて後退するよう生地室3内で往復移動可能に支持
されている。また、分割ヘッド5は、分割ヘッド駆動伝
達機構Sにより生地室3前方の端面に摺接して上下方向
に移動可能に配設されている。
【0005】そして、分割ヘッド5は、その内部が複数
の分割室6に区画されており、これらの各分割室6は、
分割ヘッド5が上昇端にあるとき、開口部3aを介して
生地室3と連通するようになっている。また、各分割室
6内には、補助ラム9が自由状態で、摺動可能に嵌挿さ
れている。次に、パン生地分割装置の駆動伝達機構は、
主にトップナイフ駆動伝達機構T、分割ヘッド駆動伝達
機構S、主ラム駆動伝達機構R等で構成される。先ず、
トップナイフ駆動伝達機構Tは、主に、トップナイフ用
カム12、第1駆動レバー14、一対のトップナイフ用
連結アーム15a、15b等で構成される。
【0006】トップナイフ用カム12は、両側フレーム
10a、10bに軸支されたカム軸11に両側フレーム
10a、10bの内側で固定されている。第1駆動レバ
ー14は、両側フレーム10a、10b間に固定された
第1レバー軸13に回動可能に軸支されているボス21
の端部に設けられている。一対のトップナイフ用連結ア
ーム15a、15bは、このボス21とトップナイフ7
の後端とにそれぞれ連結され両側フレーム10a、10
bの内側にそれぞれ配置されている。次に、分割ヘッド
駆動伝達機構Sは、主に、分割ヘッド用カム19、第2
駆動レバー20等で構成される。
【0007】分割ヘッド用カム19は、共通のカム軸1
1に両側フレーム10a、10bの内側で固定されてい
る。第2駆動レバー20は、分割ヘッド用カム19と分
割ヘッド5とに連結され、両側フレーム10a、10b
に軸支された第2レバー軸22にフレーム10a、10
bの内側で揺動可能軸支されている。次に、主ラム駆動
伝達機構Rは、主に、主ラム用カム17、第3駆動レバ
ー18、主ラム用連結アーム23等で構成される。主ラ
ム用カム17は、共通のカム軸11に両側フレーム10
a、10bの内側で固定されている。
【0008】第3駆動レバー18は、前記第1レバー軸
13のほぼ中央に揺動可能に軸支されている。主ラム用
連結アーム23は、第3駆動レバー18と主ラム8の後
端とに圧縮ばね24を介して連結されている。次に、前
述したパン生地分割装置の作動について図10〜図13
の工程図を基に以下詳説する。尚、本発明も原則的に同
じような作動を行なうものであり、後の実施の態様のと
ころにおいては、その作動の説明は省略することにす
る。初期状態においては、分割ヘッド5は下降端に位置
し、ホッパー2と生地室3との連通口4は前進端に位置
するトップナイフ7により遮蔽状態となっており、主ラ
ム8も前進端に位置している。
【0009】(1)吸込み工程 先ず、図10に示すように、主ラム8は、主ラム駆動伝
達機構Rの作動により後退移動が開始される。次にトッ
プナイフ7は、トップナイフ駆動伝達機構Tの作動によ
って主ラム8の後退移動よりやや遅れて後退移動を開始
し、ホッパー2下端と生地室3との連通口4を開放して
いく。このとき、分割ヘッド5は、分割ヘッド駆動伝達
機構Sの作動により下降端に位置している。すなわち、
生地室3の前方開口部3aは、分割ヘッド5の壁によっ
て閉塞されていることになる。従って、生地室3内は、
トップナイフ7より先行する主ラム8の後退移動により
負圧状態とされる。トップナイフ7および主ラム8とを
後退移動させるとホッパー2内のパン生地Mは、この負
圧による吸引力とパン生地Mの自重により生地室3内に
落下移動し充填される。
【0010】(2)圧縮工程 図11に示すように、トップナイフ7は、トップナイフ
駆動伝達機構Tの作動により前進移動し、ホッパー2下
端と生地室3との連通口4が遮蔽(遮断)される。次に
主ラム8は、主ラム駆動伝達機構Rの作動により、トッ
プナイフ7よりパン生地M1が充填されている密閉生地
室3内をやや遅れて前進移動する。このとき、分割ヘッ
ド5は、分割ヘッド駆動伝達機構Sの作動により上昇端
に位置しているため、複数の分割室6は開口部3aを介
して生地室3と連通している。そこで、生地室3内のパ
ン生地M1は、主ラム8の前進移動により押圧され、複
数の区画された分割室6内に充填される。
【0011】この充填に際し、各分割室6内に摺動自在
に挿嵌されている補助ラム9は、パン生地M1の充填と
共に外側へ押し出される(後退する)。この前進押圧移
動により、補助ラム9は、補助ラム9の移動方向延長線
上に配設されているストッパ25に当接する。このスト
ッパ25は、補助ラム9との当接位置が調整可能な構成
となっているため、補助ラム9の移動量を適宜既定する
ことができる。従って、分割室6内へ充填されるパン生
地の容積は、補助ラム9のストッパ25との当接位置に
より決定される。なお、主ラム8のストロークは、スト
ッパ25の調整された位置に合わせて調整可能な構成と
なっていることはいうまでもない。
【0012】(3)分割工程 図12に示すように各分割室6内への生地の充填が完了
すると、分割ヘッド5は分割ヘッド駆動伝達機構Sによ
り下方に移動する。下降移動に際し分割ヘッド5は、そ
の分割室内に充填されているパン生地M2を生地室3よ
り切り離して切断する。すなわち、分割室6と生地室3
内に充填されている生地をM1とM2とに分断するので
ある。このようにして分割ヘッド5は、既定量の分割生
地を同時に複数個製造することができる。
【0013】(4)排出工程 図13に示す分割ヘッド5が下降端に達すると、各分割
室6内の補助ラム9に対応して配置されている押出しロ
ッド26の前進移動により、補助ラム9が分割室6内に
押し込まれる。これにより、各分割室6内のパン生地M
2は、その開口側より補助ラムを介して全部押し出され
る。次に、各分割室6より押し出された分割生地M2
は、各分割室6の開口側に配置されているフリッカー板
27の反時計方向の揺動により、排出コンベヤ28上に
掻き落とされる。
【0014】ここで最後の排出工程が完了するわけであ
るが、この状態からトップナイフ及び主ラムが矢印の如
く後退移動することにより、また吸い込み工程に入っ
て、以下順次同様なサイクルが繰り返される。以上、パ
ン生地分割装置の作動について述べたが、その作動によ
り理解できるように、このパン生地分割装置が、パン生
地を分割するサイクルを繰り返すことで長期間使用され
ていると、これらパン生地を密封して取り囲む各部材の
微小間隙からパン生地が洩れだす問題があった。
【0015】そして、洩れだしたパン生地が付着したま
まで固くなると、各部材の摺動抵抗が増大し各駆動伝達
機構の動力のロスも大きくなる。さらに、付着した生地
が製造の過程で、不用意にも時々剥離されてパン生地内
に混入し、そのため分割パン生地の品質を低下させる問
題もあった。このようなことから、パン生地の付着を取
り除くため、パン生地分割装置を頻繁に清掃しなければ
ならない。清掃のためにはどうしても装置における各部
分を分解する作業が必要となる。このような分解作業
は、多くの時間と労力を必要とし、そのためパン生地生
産に際し、この種の装置の稼働率が向上しない大きな要
因となっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点の解決を意図したものである。即ち、本発明の目的
は、清掃を必要とする部分の分解掃除を短時間でしかも
簡単に行なうことができるパン生地分割装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等は
このような課題に対して、パン生地分割装置を大掛かり
な分解をせずに各部材の清掃作業が行えるようにする点
に着目して鋭意研究を重ねた結果、主としてパン生地を
囲む部材を外部に取出すことに糸口があることを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成させたのものであ
る。
【0018】即ち、本発明は、1、基台に支持され、ホ
ッパーの下端に連通口を介してに配置された生地室と、
該生地室内を摺動自在に前後に移動する主ラムと、該主
ラムを前後に移動するための主ラム駆動伝達機構と、前
記生地室内にあって前記主ラムの上部で摺動自在に前後
に移動するトップナイフと、該トップナイフを前後に移
動するためのトップナイフ駆動伝達機構と、前記生地室
の前方端部に摺動自在に上下移動し上端位置で前記生地
室と連通する複数の分割室を備えた分割ヘッドと、該分
割ヘッドを上下移動するための分割ヘッド駆動伝達機構
と、前記複数の分割室内に摺動可能に挿嵌された補助ラ
ムと、該補助ラムの移動を規制する規制手段と、前記補
助ラムを移動させて分割室内の充填生地を排出する押圧
手段を備えるパン生地分割装置であって、前記主ラムを
前記主ラム駆動伝達機構より切離して生地室より後方に
取出し可能としたパン生地分割装置に存する。
【0019】そしてまた、2、基台に支持され、ホッパ
ーの下端に連通口を介してに配置された生地室と、該生
地室内を摺動自在に前後に移動する主ラムと、該主ラム
を前後に移動するための主ラム駆動伝達機構と、前記生
地室内にあって前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移
動するトップナイフと、該トップナイフを前後に移動す
るためのトップナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前
方端部に摺動自在に上下移動し上端位置で前記生地室と
連通する複数の分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘ
ッドを上下移動するための分割ヘッド駆動伝達機構と、
前記複数の分割室内に摺動可能に挿嵌された補助ラム
と、該補助ラムの移動を規制する規制手段と、前記補助
ラムを移動させて分割室内の充填生地を排出する押圧手
段を備えるパン生地分割装置であって、前記トップナイ
フをトップナイフ駆動伝達機構より切離して生地室より
後方に取出し可能としたパン生地分割装置に存する。
【0020】そしてまた、3、基台に支持され、ホッパ
ーの下端に連通口を介してに配置された生地室と、該生
地室内を摺動自在に前後に移動する主ラムと、該主ラム
を前後に移動するための主ラム駆動伝達機構と、前記生
地室内にあって前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移
動するトップナイフと、該トップナイフを前後に移動す
るためのトップナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前
方端部に摺動自在に上下移動し上端位置で前記生地室と
連通する複数の分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘ
ッドを上下移動するための分割ヘッド駆動伝達機構と、
前記複数の分割室内に摺動可能に挿嵌された補助ラム
と、該補助ラムの移動を規制する規制手段と、前記補助
ラムを移動させて分割室内の充填生地を排出する押圧手
段を備えるパン生地分割装置であって、前記押圧手段を
開放させて分割室内の補助ラムを取出し可能に構成した
パン生地分割装置に存する。
【0021】そしてまた、4、基台に支持され、ホッパ
ーの下端に連通口を介してに配置された生地室と、該生
地室内を摺動自在に前後に移動する主ラムと、該主ラム
を前後に移動するための主ラム駆動伝達機構と、前記生
地室内にあって前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移
動するトップナイフと、該トップナイフを前後に移動す
るためのトップナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前
方端部に摺動自在に上下移動し上端位置で前記生地室と
連通する複数の分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘ
ッドを上下移動するための分割ヘッド駆動伝達機構と、
前記複数の分割室内に摺動可能に挿嵌された補助ラム
と、該補助ラムの移動を規制する規制手段と、前記補助
ラムを移動させて分割室内の充填生地を排出する押圧手
段を備えるパン生地分割装置であって、前記ホッパーを
上下2段に分割して上段のホッパーを開放可能としたパ
ン生地分割装置に存する。
【0022】そしてまた、5、主ラムの後方への取出し
は、主ラム後端に一端が揺動可能に軸支され他端に第1
係合部を有する主ラムリンクと、前記主ラム駆動伝達機
構の一対のレバー端部に軸支され前記第1係合部に着脱
可能な第2係合部を形成したレバー軸と、前記第1係合
部と第2係合部との係合をロックする第1ロック手段
と、該ロック手段の解除により主ラムリンクを前記レバ
ー軸より切離して主ラムを引出す際に主ラムを案内支持
するガイドローラと、引出された主ラムを係止する係止
部材とで行う上記1のパン生地分割装置。
【0023】そしてまた、6、トップナイフの後方への
取出しは、トップナイフ後端に軸支され第3係合部を形
成したトップナイフ軸と、前記トップナイフ駆動伝達機
構の一端に軸支された第1支持軸と、該第1支持軸に一
端が揺動可能に軸支され他端に前記第3係合部に着脱可
能な第4係合部を備えたトップナイフリンクと、前記第
3係合部と第4係合部との係合をロックする第2ロック
手段と、該第2ロック手段の解除によりトップナイフリ
ンクをトップナイフ軸より切離してトップナイフが引出
された際前記トップナイフ軸と前記第1支持軸を中心に
後方に揺動旋回したトップナイフリンクとを保持すべく
前記第1支持軸に設けられた保持手段とで行う上記1の
パン生地分割装置。
【0024】そしてまた、7、保持手段は、前記トップ
ナイフを後方に取出した際、前記トップナイフ後端のト
ップナイフ軸を係止する係止部と、前記トップナイフ軸
を中心に後方に揺動旋回したトップナイフ及び後方に揺
動旋回したトップナイフリンクを支持する第2支持軸と
を備えた上記6のパン生地分割装置。
【0025】
【作用】主ラムを前記主ラム駆動伝達機構より切離して
生地室より後方に取出し可能としたこと、トップナイフ
をトップナイフ駆動伝達機構より切離して生地室より後
方に取出し可能としたこと、又は押圧手段を開放させて
分割室内の補助ラムを取出し可能としたことで、パン生
地を囲む各部材を外部へ取出し、再び元の位置に収納す
る作業を短時間で容易に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形
態を示すパン生地分割装置の側面図であり、図2はパン
生地分割装置の背面図である。図に示すように、パン生
地分割装置は、主に、ホッパー31、生地室32、主ラ
ム33、トップナイフ34、トップナイフを移動して分
割ヘッド35およびホッパー31と生地室32との連通
口36を遮蔽するためのトップナイフ駆動伝達機構T、
主ラムを移動して生地室32内のパン生地を分割室37
内に押圧充填するための主ラム駆動伝達機構Rと、分割
ヘッド35を下降移動させて分割室37と生地室32に
跨がって充填されているパン生地を切り離すための分割
ヘッド駆動伝達機構S等で構成される。
【0027】さらに詳しくは、ホッパー31は、上部ホ
ッパー31aおよび下部ホッパー31bとで構成され、
下部ホッパー31bは、連通口36を介して生地室32
に開放されている。尚、ホッパー31の内周面は、滑ら
かな面で生地に対し非付着性であることが好ましく、特
殊コーティングを施すか、又は樹脂製の材質で形成すれ
ば好適である。生地室32は、図1に示す基台Ua内に
形成され、この基台Uaは、従来と同様にベース30上
に並設された一対のフレーム38a、38b間に前方に
向けて下り傾斜(水平面に対し例えば15°〜30°)
で固定されている。
【0028】この生地室32が、このように前方へ傾斜
を取ることで、ホッパー、生地室等の生地Mが充填され
ている部分において、生地Mの流動性が向上され無駄な
滞留がなくなる。また、給油の際、油回りが良くなるこ
とから、シール性も高まり、吸引力にる生地の移動を助
長することができる。この生地室32は、前記基台Ua
の上部に支持されているホッパー31の下端に配設さ
れ、連通口36を介してホッパーに開放するように構成
されている。そして、生地室32内には、トップナイフ
34と主ラム33とが互いに上下で摺接した状態で嵌挿
されている。
【0029】主ラム33は、主ラム駆動伝達機構Rによ
り、往復移動可能な状態で生地室32内に支持されてい
る。トップナイフ34は、主ラム33の上面に摺動可能
に支持され、トップナイフ駆動伝達機構Tにより、往復
移動可能に設けられている。トップナイフ34は、、主
ラム33の前進移動より先行して前進移動するよう生地
室32内で支持されている。ここで生地の動きについて
いうと、このように、ホッパー31の後方壁面が前方の
連通口36に向けて傾斜されているので、連通口36付
近ないしホッパーの後方壁面の生地Mは、トップナイフ
34の前進移動により、このトップナイフ34先端に引
張られて前方に移動する。
【0030】この移動に際し、ホッパー31の後方壁面
は傾斜しているため、この付近の生地はこの斜面に沿っ
て円滑に生地室32内に引き込まれる。一方、分割ヘッ
ド35は、図示しない分割ヘッド駆動伝達機構Sにより
生地室前方の端面に摺接し上下方向に移動可能に配設さ
れている。さらに、分割ヘッド35は、その内部が区画
形成された複数の分割室37を備えており、これらの各
分割室37は、分割ヘッド35が上昇端にあるとき、開
口部32aを介して生地室32と連通することができ
る。また、区画形成された個々の複数の分割室37内に
は、それぞれ各補助ラム38が摺動可能に挿嵌されてい
る。
【0031】一方、複数の分割室37の延長線上には、
補助ラム38と当接する規制手段であるストッパ39が
当接位置が調節可能に設置されている。このストッパ3
9は、主ラム33が前進移動して分割室37内に生地が
充填されるが、その結果、押出される補助ラム38の停
止位置を設定するものである。補助ラム38が、このス
トッパ39と当接することにより、分割室37内に充填
される生地の量が既定される。一方、分割ヘッド35の
下方には押圧手段が配設されており、この押圧手段は、
分割ヘッド35が下降した際、分割室37内に充填され
た生地を補助ラム38を介して押圧し、外部のコンベヤ
上に排出するものである。
【0032】押圧手段の作動を簡単に述べると、まず押
圧手段は、一対の押出しロッド40の先端に押圧軸11
0(後述する)が係止され前後に移動できる構成となっ
ている。押出しロッド40は、分割ヘッド35が上昇端
にある時は、まだ後退位置(右側)にある。上昇端にあ
る分割ヘッド35の分割室37内に生地が充填される
と、この生地に押圧されて補助ラムは38は、前方に突
出する。このままの状態で、分割ヘッド35を下降させ
ると後退位置にある押圧軸110は分割ヘッド35より
前方に突出している補助ラムは38と干渉する。
【0033】そこで、押出しロッド40は、分割ヘッド
35が下降する前に、前進位置(左側)に位置移動させ
ておく。次に、分割生地を充填した分割ヘッド35が下
降端まで下がると、前方に突出していた補助ラム38
は、押出しロッド40の矢印方向への後退移動により押
圧軸110を介して分割室38内へ押込まれる。これに
より、各分割室38内の分割生地は、補助ラム38を介
して外部へ押出される。押圧された後は、フリッカー板
41の下降動作によって掻き落とされ、下部に配設され
ているコンベヤ42上に生地玉となって載置される。
【0034】次に、上記のように構成されたトップナイ
フ34、主ラム33および分割ヘッド35をそれぞれ駆
動するところのトップナイフ駆動伝達機構T、主ラム駆
動伝達機構Rおよび分割ヘッド駆動伝達機構Sについ
て、それぞれ順次説明する。これらトップナイフ駆動伝
達機構T、主ラム駆動伝達機構Rおよび分割ヘッド駆動
伝達機構Sは、後述するように、一対のフレーム38
a、38b間の外側にそれぞれ配設した構成となってい
る。従って、一対のフレーム38a、38b間の内側に
はその分に代わる空間が形成され、この空間に受皿80
が配設されることになる。さらに、この受皿80は、ト
ップナイフ34および主ラム33の後方の直下よりパン
生地分割装置の背部にかけて下り傾斜に配設される。受
皿80は、生地室32、トップナイフ34および主ラム
33の間隙より洩れ出たパン生地を受止めて外部に滑り
落とし、受け皿B内に溜めておくことができる。その
後、受け皿B内に溜まった洩れ生地は、外部に排出され
る。
【0035】〔トップナイフ駆動伝達機構〕最初にトッ
プナイフ駆動伝達機構Tにつき説明する。トップナイフ
駆動伝達機構Tは、主に駆動軸44、第1駆動ディスク
45、作動杆46、第1レバー軸47、第1リンクレバ
ー48およびトップナイフレバー49等で構成される。
駆動軸44は、駆動源43に連結され両フレーム38
a、38bに回転可能に軸支されている。また第1駆動
ディスク45は、駆動軸44の両端にフレーム38a、
38bの外側で固定されている。
【0036】さらに作動杆46は、第1駆動ディスク4
5の偏心ピン50に一端が軸支され他端がトップナイフ
レバー49の中間軸51に伸縮可能に弾力的に軸支され
ている。次に、図1および2に示すトップナイフレバー
49は、主に第1トップナイフレバー49a、第2トッ
プナイフレバー49b等からなる。第1トップナイフレ
バー49aは、一端が第1レバー軸47の端部にフレー
ム38a、38bの外側で回転自在に軸支され、他端が
中間軸51に軸支されている。
【0037】また、第2トップナイフレバー49bは、
一端がトップナイフ34の後端に第1リンクレバー48
を介して軸支され、中間部が第1トップナイフレバー4
9aの中間軸51に回転自在に軸支されている。そし
て、第2トップナイフレバー49bの中間部から延び出
した延長端部は、シヤピン68を介して、第1トップナ
イフレバー49aと係止している。このシヤピン68
は、第1トップナイフレバー49aの第1レバー軸47
と中間軸51との間に配設されている。
【0038】次に、トップナイフ駆動伝達機構Tの作用
につき説明する。図1、2に示すようにトップナイフレ
バー49は、偏心回転する偏心ピン50に係止している
作動杆46と中間軸51を介して反時計方向に揺動され
る。この揺動によりトップナイフ34は、トップナイフ
レバー49の上端部との間で連結されている第1リンク
レバー48を介して前進移動する。ここで、トップナイ
フレバー49を構成する第1トップナイフレバー49a
は、トップナイフ34が前進端に移動した際、同時に図
示しないストッパに当接する。
【0039】この場合、第1駆動ディスク45は回転を
継続しており、偏心ピン50を介して牽引される作動杆
46には、引張り力が作用して中間軸51との間で伸長
するが、このとき前述したように、作動杆46に内装さ
れている圧縮ばね55が圧縮される。この圧縮ばね55
が圧縮されている間トップナイフ34は、前進端に位置
しており、この間に後述する分割ヘッド35は上昇端ま
で移動し、主ラム33は後退移動を開始する。このよう
に、トップナイフ34は、後退動作が開始される条件が
揃うまで、前進端に待機するよう圧縮ばね55を圧縮し
つつタイミングの調節を取ることが出来る。
【0040】〔主ラム駆動伝達機構〕次に、主ラム駆動
伝達機構Rにつき説明する。この主ラム駆動伝達機構R
は、主に駆動軸44、偏心ホイール69、一対の第2主
ラムレバー71、連結杆72、圧縮ばね73、第1主ラ
ムレバー75等で構成される。偏心ホイール69は、駆
動軸44の中間に偏心状態で回転可能に軸支されてい
る。一対の第2主ラムレバー71は、第1レバー軸47
の中間に一端が固定され、他端には支持軸70が回転可
能に軸支されている。
【0041】連結杆72は、偏心ホイール69の端部に
一端が取付けられ、他端が第2主ラムレバー71の支持
軸70に挿通係止されている。圧縮ばね73は、連結杆
72に外装され、かつ偏心ホイール69と第2主ラムレ
バー71との間に介装されて第2主ラムレバー71を押
圧付勢している。第1主ラムレバー75は、第1レバー
軸47の端部にフレーム38a、38bの外側で一端が
固定され、他端が主ラム後端に第2リンクレバー74を
介して軸支されている。
【0042】次に主ラム駆動伝達機構Rの作動につき説
明する。すなわち、第1主ラムレバー75は、駆動軸4
4の回転駆動により偏心ホイール69が偏心回転し、こ
れにより一対の第2主ラムレバー71の支持軸70に圧
縮ばね73による圧縮力が作用し反時計方向に揺動され
る。この揺動により、主ラム33は、前進移動する。既
にトップナイフ34によって、挿通口を閉じた生地室内
に封入されている生地は、前方に待機している分割ヘッ
ド35の分割室37内に押圧充填される。ところが、こ
の押圧充填に際し、生地室32内には分割室37内に押
込まれない残留生地が存在する。
【0043】したがって、次の工程において、生地室3
2内に残留している生地は、主ラム33によって、次に
来る新しい生地と一緒になって分割室37内に押圧充填
されることとなる。また、生地室内の生地は製造される
製品によって、分割量(分割室内に収容される量)が異
なるため、生地室内に残留する生地は常に変動し、従っ
て主ラム33のストロークにも変動が生ずる。この主ラ
ム33のストローク変動を前記の圧縮ばね73の撓み量
によって吸収している。
【0044】次に、主ラム33は、後述する偏心ホイー
ル69により揺動される第1、第2主ラムレバー75、
71の時計回りの揺動により後退移動を行う。詳しく
は、この偏心ホイール69は、駆動軸44を中心とする
反時計回りの偏心回転により、連結杆72を牽引し、第
2主ラムレバー71を時計回りに揺動する。この揺動の
動作により、一対の第1主ラムレバー75は、第1レバ
ー軸47を中心として時計回りに揺動する。その結果、
主ラム33は、第1主ラムレバー75の先端に連結され
ている第2リンクレバー74を介して後退移動を行うこ
とができる。
【0045】〔分割ヘッド駆動伝達機構〕次に、分割ヘ
ッド駆動伝達機構Sにつき説明する。この分割ヘッド駆
動伝達機構Sは、主に第2レバー軸76、駆動ディスク
77および分割ヘッドアーム79等で構成される。第2
レバー軸76は、駆動源に連結されており、両フレーム
38a、38bにその外側で回転可能に軸支されてい
る。また駆動ディスク77は、第2レバー軸76の両端
部にフレーム38a、38bの外側で固定されている。
さらに、分割ヘッドアーム79は、駆動ディスク77の
偏心ピン78に一端が軸支され他端が分割ヘッド35の
側面に軸支されている。
【0046】次に分割ヘッド駆動伝達機構Sの作動につ
き説明する。すなわち、駆動ディスク77の起動によ
り、駆動ディスク77と共に偏心ピン78も偏心回転を
行い、これにより分割ヘッドアーム79を上昇移動させ
る。分割ヘッドアーム79が上昇移動を開始すると、分
割ヘッド35は、この分割ヘッドアーム79を介して図
示する下端位置より上昇移動を開始する。分割ヘッド3
5は、上昇端で分割室37へ生地の充填作業が完了する
と、駆動ディスク77による偏心ピン78の更なる偏心
回転により、分割ヘッドアーム79を介して再び下降移
動を行う。この分割ヘッド35の下降移動により、分割
室37内に充填されている生地の一部は生地室32内の
生地より切断されて既定量の分割生地が生産される。
【0047】以上、パン生地分割装置の、構造、作動を
説明してきた。このような、パン生地分割装置が長期間
使用され、各駆動伝達機構による分割サイクルが繰り返
されると、パン生地を囲む部材間およびその壁面にパン
生地が付着する。先述したように、これらの部材は、定
期的に清掃する必要がある。本発明は、そのため、パン
生地を囲む主な部材を開放可能な状態とし、また外部へ
取出し可能にしたものである。
【0048】以下、前記部材を開放する手段および前記
部材を外部へ取出す手段について、図3〜図9を基に説
明する。すなわち、トップナイフ34および主ラム33
は、トップナイフ駆動伝達機構Tおよび主ラム駆動伝達
機構Rより切離してそれぞれ生地室32より後方に取出
し可能な構成となっている。さらに、ホッパー31は、
上下ホッパー31a、31bとして上下を2段に分割
し、上部ホッパー31aを開放可能な構成となってい
る。また、補助ラム38は、規制手段40を開放可能に
して分割室37内より取出し可能な構成とした。以下、
前記各部材の開放ならびに取出すための手段につき、さ
らに詳細に説明する。
【0049】〔ホッパーの開放手段〕最初に、ホッパー
31の開放手段につき説明する。すなわち、図3の
(a)、(b)に示すように、ホッパー31を構成する
下部ホッパー31bは、基台Ua上に固定されており、
下部ホッパー31bの上部にはフランジ61aが一体と
して取り付けられている。また、上部ホッパー31aの
下端には、フランジ61bが同様に一体となって取り付
けられており、フランジ61bの一方右側は、ヒンジピ
ン62によりフランジ61a上に軸支されており、他方
は1本のクランプレバー60によりクランプされてい
る。すなわち、上部ホッパー31a下端のフランジ61
bは、左側縁部が山形に突出しており、この突出したフ
ランジ61bをクランプレバー60下端のツバ部60a
で挟みつけることによりクランプすることができる。こ
のようして、上部ホッパー31aは、クランプレバー6
0を介して下部ホッパー31b上部固定することができ
る。
【0050】次にホッパー31の開放操作につき説明す
る。上部ホッパー31aを開放する際は、フランジ61
bを締めている図示しない複数のボルトを緩め全部引抜
いた後、クランプレバー60を矢印方向に回動させる。
この回動により、クランプレバー60のツバ部60aに
よりクランプされていたフランジ61bが解放される。
そこで、上部ホッパー31aを図3(a)の二点破線で
示すように、ヒンジピン62を介して矢印方向に水平に
旋回させて完全に開放させることができる。
【0051】〔トップナイフの取出し手段〕次に、トッ
プナイフ34の取出し手段について、図4ないし図6を
基に説明する。トップナイフ34を取出す手段は、主に
トップナイフ軸64、第1支持軸65、トップナイフリ
ンク48、第2ロック手段81および保持手段91等で
構成される。詳しくは、トップナイフ軸64は、トップ
ナイフ34の後端に回転可能に軸支され、このトップナ
イフ34の両外側に、第3係合部83が形成されてい
る。この第3係合部83は、トップナイフ軸64外周の
両側面を削いで平行な2平面からなる所定厚みに形成し
たものである。
【0052】一方、第1支持軸65は、この両端がトッ
プナイフ駆動伝達機構Tの上端に軸支されている。トッ
プナイフリンク48は、一端が第1支持軸65に揺動可
能に軸支され、他端に設けられた第4係合部84がトッ
プナイフ軸64の第3係合部83に係合している。この
トップナイフリンク48は、ターンバックルの構成を採
っているため、軸方向に調整可能となっている。詳しく
は、第4係合部84は、下端に切欠き凹部を形成したも
のである。
【0053】この凹部の内部は、図5(b)、(c)に
示すように、トップナイフ軸64が挿通可能な円弧状に
形成され、開口側は、トップナイフ軸64の外形より狭
く形成されている。すなわち、この第4係合部84の開
口側90は、トップナイフ軸64の2平面からなる所定
厚みより若干広く形成されており、この厚み部のみが通
過可能に構成されている。さらに、一方の第3係合部8
3の側面には第2ロック手段81が設けられている。
【0054】この第2ロック手段81は、トップナイフ
軸64の側面に直角に螺着された摘み85と、第4係合
部84の側面に取付けられたL字形ブラケット86とで
構成されている。L字形ブラケット86は、上方に向け
た開口溝87が形成され、この開口溝87は摘み85の
軸外周が係合可能な構成となっている。図5の(b)
は、第4係合部84がロックされている状態を示し、こ
のロック状態を開放する際は、摘み85を上方に持ち上
げて開口溝87から外してトップナイフ軸64を矢印方
向に90度回動させる。これにより、トップナイフ軸6
4は、第3係合部83の2平面の厚み方向が第4係合部
84の開口側90に指向する。
【0055】そこで、トップナイフリンク48の第4係
合部84は、第3係合部83をトップナイフ軸64の2
平面からなる所定厚み部より切離すことができる。従っ
て、第4係合部84のロック状態の解除により、トップ
ナイフリンク48は、トップナイフ軸64より切り離さ
れ、第1支持軸65を中心としてほぼ180度旋回させ
て後述する保持手段91上に載置させることができる。
続いて、第4係合部84よりロックの解除されたトップ
ナイフ軸64を掴んでトップナイフ34を後方に引出し
た後、このトップナイフ軸64を後述する保持手段91
に係止保持させる。
【0056】このトップナイフ34の保持手段91は、
トップナイフ駆動伝達機構Tの上端に設けられ、前後に
突出した一対の第1ブラケット92、第2ブラケット9
3、及び一対の第2ブラケット間に連結された支持軸9
5とで構成される。そして、、第1ブラケット92には
一対の係止溝94が形成され、支持軸95には、弾性体
からなるカラー96が装着される。このように構成され
た保持手段91は、トップナイフ駆動伝達機構Tから切
離されたトップナイフ34を、トップナイフ軸64を持
って生地室32より後方に引出し、このトップナイフ軸
64を一対の係止溝94に係止保持させる。同時に、ト
ップナイフリンク48を第1支持軸65を中心としてほ
ぼ180度旋回し支持軸95上に載置させる。
【0057】続いて、トップナイフ34は、第1ブラケ
ット92に支持されたトップナイフ軸64を中心に、ほ
ぼ180度旋回させて、第1支持軸65のカラー96上
に載置され、トップナイフ34の取出し動作を完了す
る。このようにして保持手段91は、生地室32より後
方に引き出されたトップナイフ34、およびトップナイ
フ駆動伝達機構Tと連結していたトップナイフリンク4
8を、それぞれ切離した状態で、図8に示すようにコン
パクトに折り畳んで保持することができる。これによ
り、トップナイフ34の清掃作業が容易となり、また生
地室32内の清掃作業も容易に行うことができる。
【0058】〔主ラムの取出し手段〕次に、主ラム33
の取出し手段につき説明する。図7および8に示すよう
に、主ラム33の取出し手段は、主として、一端に主ラ
ム駆動伝達機構Rと着脱可能な第1係合部95を有する
一対の主ラムリンク74、第1係合部95に着脱可能な
第2係合部96を形成したレバー軸97、第1係合部9
5と第2係合部96との係合をロックする第1ロック手
段98等で構成される。詳しくは、レバー軸97は、主
ラム駆動伝達機構Rの一対のレバー75間に上端で軸支
され、この中間に一対の第2係合部96が形成されてい
る。
【0059】この第2係合部96は、レバー軸97外周
の両側面を削いで平行な2平面からなる所定厚みに形成
したものである。一方、主ラムリンク74は、その他端
が主ラム33の後端より突設した一対のブラケット99
にピン100を介して揺動可能に軸支されている。そし
て、主ラムリンク74はターンバックルの構成を採って
いるため、軸方向に調整可能となっている。また、第1
係合部95は、レバー軸97の第2係合部96に係合可
能な凹部101を形成している。
【0060】ここで、図7の(b)に示すように、第1
係合部95の凹部101は、内部がレバー軸97の外形
とほぼ同径の円弧に形成されている。そして、その開口
部102は、レバー軸97の2平面からなるところの第
2係合部96の厚みが通過する前記円弧より、僅か小さ
い間隔に形成されている。さらに、一対の第1係合部9
5は、その後端近傍が連結部材106により接続されて
おり、その一方の第1係合部95後端には、第1ロック
手段98が設けられている。この第1ロック手段98
は、レバー軸97の側面に直角に螺着された摘み104
と、第1係合部95の後端に取付けられたブラケット1
03とで構成される。
【0061】このブラケット103は、レバー軸97と
平行に取付けられた板材で、その下端に開口溝105が
下向きに形成されている。また、摘み104は、軸の途
中が軸部104aと頭部104bとに分離されており、
これらは、頭部104bの先端より突設したねじ軸10
4cにより螺着されている。摘み104をブラケット1
03に係合させるには、摘み104の頭部104bを回
して軸部104aより接合部に隙間を形成し、開口溝1
05にねじ軸104cを挿通させた後、再び頭部104
bを締めて接合部の隙間により開口溝105近傍の板厚
を挟むことにより行われる。
【0062】次に第1ロック手段98によるロック状態
の解除につき説明する。図7の(a)、(b)は、第1
係合部95がロックされている状態を示し、このロック
状態を開放するには、摘み104の頭部104bを回し
て接合部の隙間を広げ、摘み104を(b)に示す矢印
方向(下方)に移動させて開口溝105より離脱させ
る。さらに、摘み104を開口溝105から外して、レ
バー軸97と共に矢印方向に90度回動させ、レバー軸
97の2平面からなる厚みを第1係合部95の開口部1
02に指向させる。
【0063】こうして、第1係合部95は、レバー軸9
7の第2係合部96より矢印方向(下方)に揺動して抜
き出される。このように、主ラムリンク74の第1係合
部95と主ラム駆動伝達機構Rのレバー軸97とは、第
1ロック手段98によるロックの解除により互いに切離
され、主ラム33の取出しが可能な状態となる。そこ
で、主ラム33は、主ラムリンク74後端の連結部材1
06を掴んで後方に引出し、図8に示すように生地室3
2から完全に外部に取出すことができる。主ラム33
は、引出される際に、2個のガイドローラ107a、1
07bにより案内支持され、主ラム33の凹部が係止部
材であるストップローラ108に係止される。
【0064】〔補助ラムの取出し手段〕次に、分割ヘッ
ド内の補助ラムの取出し手段について説明する。すなわ
ち、図9の(a)、(b)に示すように、この補助ラム
38の取出し手段は、開放可能な押圧手段によって構成
される。すなわち、押圧手段は、主に一対の押出しロッ
ド40、押出しロッド40間にその先端でピン109を
介して連結された押圧軸110等で構成されている。こ
のように構成された補助ラム38の取出し手段によれ
ば、先ず、分割ヘッド35を下降させる。次に、分割ヘ
ッドが下降端に位置決めされると、押圧軸110の一方
のピン109を引き抜いて押出しロッド40から切り離
し、水平に揺動させて分割ヘッド35の前面より離反さ
せる。これにより補助ラム38は、これを前方より抜き
出す際の障害物となる押圧軸110が退避されるため、
各分割室37内より、外部に自由に取出すことができ
る。
【0065】以上本発明を説明してきたが、本発明は実
施例にのみ限定されるものではなく、その本質から逸脱
しない範囲で、他の色々な変形例が可能である。例え
ば、主ラムを前記主ラム駆動伝達機構より切離して生地
室より後方に取出し可能とした手段、トップナイフをト
ップナイフ駆動伝達機構より切離して生地室より後方に
取出し可能とした手段、押圧手段を開放させて分割室内
の補助ラムを取出し可能とした手段、又は前記ホッパー
を上下2段に分割して上段のホッパーを開放可能とした
手段等は、その具体的な一例を実施の形態に示したが、
それに限られることはなく、切り離して後方に取り出し
できるもの、開放させて取り出しできるもの、又は分割
して開放できるものであれば、当然、他の変形例も採用
可能である。
【0066】
【発明の効果】パン生地を囲む各部材を外部へ取出し、
再び元の位置に収納する作業を短時間で容易に行うこと
ができるので、パン生地分割装置の稼働率を低下させる
ことなく各部材の清掃作業及び点検が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態を示すパン生地
分割装置の側面図でである。
【図2】図2は、パン生地分割装置の背面図である。
【図3】図3は、ホッパー31の開放手段を示し、
(a)はホッパー開放手段の平面図であり、(b)はホ
ッパー開放手段の正面図である。
【図4】図4は、トップナイフおよび主ラムの取出し手
段を示す部分側面図である。
【図5】図5は、トップナイフの取出し手段を示し、
(a)はトップナイフ取出し手段の部分平面図、(b)
は(a)のX矢視図であり、(c)はトップナイフ取出
し手段の側面図である。
【図6】図6は、トップナイフの保持手段を示し、
(a)はトップナイフ保持手段の平面図であり、(b)
はトップナイフ保持手段の側面図である。
【図7】図7は、主ラムの取出し手段を示し、(a)は
主ラム取出し手段の平面図であり、(b)は(a)のA
−A断面図である。
【図8】図8は、トップナイフおよび主ラムを取出した
状態を示す説明図である。
【図9】図9は、分割ヘッド内の補助ラムの取出し手段
を示し、(a)は補助ラム取出し手段の側面図であり、
(b)は補助ラム取出し手段の一部を破断した平面図で
ある。
【図10】図10は、パン生地分割装置の吸込み工程を
示す工程図である。
【図11】図11は、パン生地分割装置の圧縮工程を示
す工程図である。
【図12】図12は、パン生地分割装置の分割工程を示
す工程図である。
【図13】図13は、パン生地分割装置の排出工程を示
す工程図である。
【図14】図14は、従来のパン生地分割装置を一部破
断した側面図である。
【図15】図15は、従来のパン生地分割装置の背面図
である。
【符号の説明】
31…ホッパー 31a…上部ホッパー 31b…下部ホッパー 32…生地室 33…主ラム 34…トップナイフ 35…分割ヘッド 36…連通口 37…分割室 38a、38b…フレーム 43…駆動源 44…駆動軸 45…第1駆動ディスク 46…作動杆 47…第1レバー軸 48…第1リンクレバー 49…トップナイフレバー 49a…第1トップナイフレバー 49b…第2トップナイフレバー 50…偏心ピン 51…中間軸 64…トップナイフ軸 65…第1支持軸 68…シヤピン 69…偏心ホイール 70…支持軸 71…第2主ラムレバー 72…連結杆 73…圧縮ばね 74…第2リンクレバー 75…第1主ラムレバー 76…第2レバー軸 77…駆動ディスク 78…偏心ピン 79…分割ヘッドアーム 80…受皿 81…第2ロック手段 83…第3係合部 84…第4係合部 91…保持手段 98…第1ロック手段 109…ピン 110…押圧軸 M…生地 R…主ラム駆動伝達機構 S…分割ヘッド駆動伝達機構 T…トップナイフ駆動伝達機構 U、Ua…基台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に支持され、ホッパーの下端に連通
    口を介してに配置された生地室と、該生地室内を摺動自
    在に前後に移動する主ラムと、該主ラムを前後に移動す
    るための主ラム駆動伝達機構と、前記生地室内にあって
    前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移動するトップナ
    イフと、該トップナイフを前後に移動するためのトップ
    ナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前方端部に摺動自
    在に上下移動し上端位置で前記生地室と連通する複数の
    分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘッドを上下移動
    するための分割ヘッド駆動伝達機構と、前記複数の分割
    室内に摺動可能に挿嵌された補助ラムと、該補助ラムの
    移動を規制する規制手段と、前記補助ラムを移動させて
    分割室内の充填生地を排出する押圧手段を備えるパン生
    地分割装置であって、 前記主ラムを前記主ラム駆動伝達機構より切離して生地
    室より後方に取出し可能としたことを特徴とするパン生
    地分割装置。
  2. 【請求項2】 基台に支持され、ホッパーの下端に連通
    口を介してに配置された生地室と、該生地室内を摺動自
    在に前後に移動する主ラムと、該主ラムを前後に移動す
    るための主ラム駆動伝達機構と、前記生地室内にあって
    前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移動するトップナ
    イフと、該トップナイフを前後に移動するためのトップ
    ナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前方端部に摺動自
    在に上下移動し上端位置で前記生地室と連通する複数の
    分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘッドを上下移動
    するための分割ヘッド駆動伝達機構と、前記複数の分割
    室内に摺動可能に挿嵌された補助ラムと、該補助ラムの
    移動を規制する規制手段と、前記補助ラムを移動させて
    分割室内の充填生地を排出する押圧手段を備えるパン生
    地分割装置であって、 前記トップナイフをトップナイフ駆動伝達機構より切離
    して生地室より後方に取出し可能としたことを特徴とす
    るパン生地分割装置。
  3. 【請求項3】 基台に支持され、ホッパーの下端に連通
    口を介してに配置された生地室と、該生地室内を摺動自
    在に前後に移動する主ラムと、該主ラムを前後に移動す
    るための主ラム駆動伝達機構と、前記生地室内にあって
    前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移動するトップナ
    イフと、該トップナイフを前後に移動するためのトップ
    ナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前方端部に摺動自
    在に上下移動し上端位置で前記生地室と連通する複数の
    分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘッドを上下移動
    するための分割ヘッド駆動伝達機構と、前記複数の分割
    室内に摺動可能に挿嵌された補助ラムと、該補助ラムの
    移動を規制する規制手段と、前記補助ラムを移動させて
    分割室内の充填生地を排出する押圧手段を備えるパン生
    地分割装置であって、 前記押圧手段を開放させて分割室内の補助ラムを取出し
    可能に構成したことを特徴とするパン生地分割装置。
  4. 【請求項4】 基台に支持され、ホッパーの下端に連通
    口を介してに配置された生地室と、該生地室内を摺動自
    在に前後に移動する主ラムと、該主ラムを前後に移動す
    るための主ラム駆動伝達機構と、前記生地室内にあって
    前記主ラムの上部で摺動自在に前後に移動するトップナ
    イフと、該トップナイフを前後に移動するためのトップ
    ナイフ駆動伝達機構と、前記生地室の前方端部に摺動自
    在に上下移動し上端位置で前記生地室と連通する複数の
    分割室を備えた分割ヘッドと、該分割ヘッドを上下移動
    するための分割ヘッド駆動伝達機構と、前記複数の分割
    室内に摺動可能に挿嵌された補助ラムと、該補助ラムの
    移動を規制する規制手段と、前記補助ラムを移動させて
    分割室内の充填生地を排出する押圧手段を備えるパン生
    地分割装置であって、 前記ホッパーを上下2段に分割して上段のホッパーを開
    放可能としたことを特徴とするパン生地分割装置。
  5. 【請求項5】 前記主ラムの後方への取出しは、主ラム
    後端に一端が揺動可能に軸支され他端に第1係合部を有
    する主ラムリンクと、前記主ラム駆動伝達機構の一対の
    レバー端部に軸支され前記第1係合部に着脱可能な第2
    係合部を形成したレバー軸と、前記第1係合部と第2係
    合部との係合をロックする第1ロック手段と、該ロック
    手段の解除により主ラムリンクを前記レバー軸より切離
    して主ラムを引出す際に主ラムを案内支持するガイドロ
    ーラと、引出された主ラムを係止する係止部材とで行う
    ことを特徴とする請求項1記載のパン生地分割装置。
  6. 【請求項6】 前記トップナイフの後方への取出しは、
    トップナイフ後端に軸支され第3係合部を形成したトッ
    プナイフ軸と、前記トップナイフ駆動伝達機構の一端に
    軸支された第1支持軸と、該第1支持軸に一端が揺動可
    能に軸支され他端に前記第3係合部に着脱可能な第4係
    合部を備えたトップナイフリンクと、前記第3係合部と
    第4係合部との係合をロックする第2ロック手段と、該
    第2ロック手段の解除によりトップナイフリンクをトッ
    プナイフ軸より切離してトップナイフが引出された際前
    記トップナイフ軸と前記第1支持軸を中心に後方に揺動
    旋回したトップナイフリンクとを保持すべく前記第1支
    持軸に設けられた保持手段とで行うことを特徴とする請
    求項1記載のパン生地分割装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段は、前記トップナイフを後
    方に取出した際、前記トップナイフ後端のトップナイフ
    軸を係止する係止部と、前記トップナイフ軸を中心に後
    方に揺動旋回したトップナイフ及び後方に揺動旋回した
    トップナイフリンクを支持する第2支持軸とを備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載のパン生地分割装置。
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