JP6094829B2 - ロック機構付きオスコネクタ - Google Patents

ロック機構付きオスコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6094829B2
JP6094829B2 JP2014510150A JP2014510150A JP6094829B2 JP 6094829 B2 JP6094829 B2 JP 6094829B2 JP 2014510150 A JP2014510150 A JP 2014510150A JP 2014510150 A JP2014510150 A JP 2014510150A JP 6094829 B2 JP6094829 B2 JP 6094829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
hood
lock lever
claw
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014510150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013154049A1 (ja
Inventor
沖山 忠
忠 沖山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JMS Co Ltd
Original Assignee
JMS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JMS Co Ltd filed Critical JMS Co Ltd
Publication of JPWO2013154049A1 publication Critical patent/JPWO2013154049A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6094829B2 publication Critical patent/JP6094829B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/04Access sites having pierceable self-sealing members
    • A61M39/045Access sites having pierceable self-sealing members pre-slit to be pierced by blunt instrument
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/10Tube connectors; Tube couplings
    • A61M39/1011Locking means for securing connection; Additional tamper safeties
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/10Tube connectors; Tube couplings
    • A61M39/12Tube connectors; Tube couplings for joining a flexible tube to a rigid attachment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/10Tube connectors; Tube couplings
    • A61M2039/1016Unlocking means providing a secure or comfortable disconnection
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/10Tube connectors; Tube couplings
    • A61M2039/1027Quick-acting type connectors

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、メスコネクタとの接続状態を維持するためのロック機構を備えたオスコネクタに関する。
患者に輸液や輸血を行ったり、手術において体外血液循環を行ったりする場合に、薬液や血液などの液体を輸送するための経路(輸送ライン)を形成する必要がある。輸送ラインは、一般に、容器や各種器具、送液チューブなどを接続することによって形成される。また、患者に投与する薬液を薬液バッグ(容器)に注入する際には、薬液バッグとシリンジ等とを接続する必要がある。このように、異なる部材を着脱可能に相互接続するためにオスコネクタ及びメスコネクタが使用される。
このような用途に使用されるメスコネクタの一例として、中央部に直線状のスリット(切り込み)が形成されたゴム等の弾性材料からなる円板状の隔壁部材(以下、「セプタム」という)を備えたニードルレスポートが知られている(例えば特許文献1参照)。セプタムのスリットに、注射針等の鋭利な金属針が付いていない筒状のオスルアー(オス部材)を挿入することにより、ニードルレスポートとオスルアーとが連通する。ニードルレスポートからオスルアーを抜き去るとセプタムのスリットは直ちに閉じる。
薬液の中には、例えば一部の抗がん剤のように劇薬に指定された薬剤を含む場合がある。また、血液は病原体等を含む場合がある。従って、接続中のオスコネクタとメスコネクタとが意図せずに分離して、その結果、薬液や血液などの液体が漏れ出して作業者の指などに付着したり、その蒸気を作業者が吸引したりする事態は回避しなければならない。
そこで、図9A及び図9Bに示すように、ニードルレスポートにオスルアー910を接続した状態を維持するためのロック機構をオスルアー910に設けたロック機構付きのオスコネクタ900が提案されている(例えば特許文献2〜4参照)。このロック機構は、オスルアー910と略平行に、オスルアー910を挟んで配置された一対のロックレバー930を備える。各ロックレバー930は、その長手方向の略中央位置に設けられた支持片931を介してオスルアー910の基端部分919と接続されている。ロックレバー930の一端の、オスルアーに対向する側の面には、ニードルレスポートに係合する爪934が形成されている。ロックレバー930の爪934が形成されていない側の端部は、ロックレバーを操作するための操作部935である。一対のロックレバー930の操作部935を、互いに接近する向きに把持すると、支持片931が弾性変形して、爪934がオスルアー910から離れる向きにロックレバー930が変位する。920はオスルアー910を取り囲む略円筒形状のフードであり、基端部分919に固定されている。フード920に設けられた切り欠き内に、一対のロックレバー930が配置されている。915はオスルアー910に連通した筒状部であり、柔軟性を有するチューブ(図示せず)が接続される。
図10に示すように、オスルアー910をニードルレスポート950のセプタム951に挿入し、一対のロックレバー930の先端に設けられた爪934をニードルレスポート950の外周面の段差に係合させる。これにより、ニードルレスポート950とオスルアー910との接続状態がロックされる。オスコネクタ900とニードルレスポート950とを、互いに離れる向きに引っ張っても、ロックレバー930の爪934がニードルレスポート950に係合しているので、オスコネクタ900とニードルレスポート950とを分離することはできない。オスコネクタ900とニードルレスポート950との分離は、一対のロックレバー930の操作部935に互いに接近する向きの力F1を印加して、ロックレバー930を変位させ、ロックレバー930の爪934とニードルレスポート950との係合を解除することにより可能である。
特許第3389983号明細書 特開2004−483号公報 国際公開第2010/061742号パンフレット 国際公開第2010/061743号パンフレット
上述した従来の一対のロックレバー930を備えたロック機構では、そのロック状態の解除はロックレバー930の操作部935に押力F1を印加することにより可能である。従って、ロックレバー930の操作部935に意図しない外力が印加されると、ロック状態が解除されてしまう可能性がある。
本発明は、外力によりロック状態が意図せずに解除される可能性が低減した、安全性の高いロック機構付きオスコネクタを提供することを目的とする。
本発明のロック機構付きオスコネクタは、メスコネクタに挿入される棒状のオス部材と、前記オス部材が前記メスコネクタに挿入された状態を維持するためのロック機構とを備える。前記ロック機構は、前記オス部材の周囲を取り囲むように配置され且つ前記メスコネクタが挿入されるフードと、弾性的に変位可能な片持ち支持構造の単一のロックレバーとを備える。前記ロックレバーは、前記メスコネクタに係合する爪と、前記ロックレバーを、前記オス部材から離れる向きに弾性的に変位させるための操作部とを備える。前記爪と前記操作部とは、前記ロックレバーの自由端側に設けられている。
本発明のロック機構によれば、フードに挿入されたメスコネクタに、単一のロックレバーに設けられた爪を係合させることができるので、オス部材がメスコネクタに接続した状態を維持することができる。また、爪とメスコネクタとの係合を解除するためには、ロックレバーをオス部材から離れる向きに変位させる必要があるので、ロック機構によるロック状態が外力によって意図せずに解除される可能性は低い。従って、安全性の高いロック機構付きオスコネクタを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタの斜視図である。 図2Aは、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタの平面図である。図2Bは、その側面図である。 図3Aは、図2Aの3A−3A線を含む面に沿った本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタの矢視断面図である。図3Bは、図2Aの3B−3B線を含む面に沿った本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタの矢視断面図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタにおいて、弾性変形したロックレバーを示した側面図である。 図5は、接続する直前の、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタ及びメスコネクタの斜視図である。 図6A及び図6Bは、接続する直前の、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタ及びメスコネクタの断面図である。 図7は、接続状態がロック機構によりロックされた本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタ及びメスコネクタの斜視図である。 図8A及び図8Bは、接続状態がロック機構によりロックされた本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタ及びメスコネクタの断面図である。 図9Aは、従来のロック機構付きオスコネクタの側面図、図9Bはその断面図である。 図10は、ニードルレスポートに接続された従来のロック機構付きオスコネクタの断面図である。
本発明のロック機構付きオスコネクタは、メスコネクタに挿入される棒状のオス部材と、前記オス部材が前記メスコネクタに挿入された状態を維持するためのロック機構とを備える。前記ロック機構は、前記オス部材の周囲を取り囲むように配置され且つ前記メスコネクタが挿入されるフードと、弾性的に変位可能な片持ち支持構造の単一のロックレバーとを備える。前記ロックレバーは、前記メスコネクタに係合する爪と、前記ロックレバーを、前記オス部材から離れる向きに弾性的に変位させるための操作部とを備える。前記爪と前記操作部とは、前記ロックレバーの自由端側に設けられている。
上記の本発明のロック機構付きオスコネクタが、前記ロックレバーの弾性的な変位量の上限を設定する変位制限手段を更に備えることが好ましい。これにより、作業者がロックレバーを必要以上に大きく変位させることによって、ロックレバーが塑性変形したり破壊したりするのを防止することができる。
前記フードに、前記爪を前記メスコネクタに係合させるための開口が形成されていることが好ましい。かかる好ましい構成は、フードの高さを低くしたり、フードの上側の端縁を切り欠いたりする構成に比べて、作業者がオス部材に誤って触れるのを防止すること、フードを用いてメスコネクタを位置決めすること、及び、フードの機械的強度の低下を抑えること、において有利である。
前記フードは、前記開口を周方向に挟む前記フードの部分をつなぐ架橋部を、前記開口よりもメスコネクタが挿入される側に備えることが好ましい。これにより、オスコネクタに接続され且つロックされたメスコネクタに外力が作用しても、メスコネクタの傾きや移動を抑えることができる。その結果、ロック状態が意図せずに解除されたり、フードが破壊されたりする可能性を低減することができる。
前記オス部材内に流路が形成されており、前記流路と連通した横孔が前記オス部材の外周面に開口していることが好ましい。これにより、メスコネクタに挿入されたオス部材をメスコネクタから引き抜く際に、メスコネクタが横孔の開口の周辺に付着する液体を剥ぎ取るので、メスコネクタから引き抜いた後に横孔の開口の周辺に残存する液体量を少なくすることができる。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、以下の各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかるロック機構付きオスコネクタ(以下、単に「オスコネクタ」という)1の斜視図である。図2Aはオスコネクタ1の平面図、図2Bはオスコネクタ1の側面図である。更に、図3Aは図2Aの3A−3A線を含む面に沿ったオスコネクタ1の矢視断面図、図3Bは図2Aの3B−3B線を含む面に沿ったオスコネクタ1の矢視断面図である。
本実施形態のオスコネクタ1は、オス部材として棒状のオスルアー10を備えている。図3A及び図3Bにおいて、10aはオスルアー10の中心軸である。以下の説明の便宜のため、オスルアー10の長手方向(中心軸10aと平行な方向)を「上下方向」と呼び、オスルアー10の長手方向と直交する方向を「水平方向」と呼ぶ。また、上下方向において、基台19に近い側を「下側」、遠い側を「上側」又は「先端側」と呼ぶ。但し、この「上下方向」及び「水平方向」は、オスコネクタ1の実際の使用時での向きを意味するものではない。更に、オスルアー10の中心軸10aに直交する直線の方向を「半径方向」、中心軸10aの回りを回転する方向を「周方向」という。
図3A及び図3Bに示されているように、オスルアー10は、基台19から突出した棒状の部材である。その外周面(即ち、側面)は、本実施形態では基台19から離れるにしたがって外径がわずかに小さくなるテーパ面である。但し、オスルアー10の外周面の形状は、これに限定されず、任意に選択することができる。例えば、上下方向において外径が一定である円筒面であってもよい。
オスルアー10内には、その長手方向に沿って流路11が形成されている。流路11はオスルアー10の先端面10tには開口していない。その代わりに、オスルアー10の先端の近傍に、流路11と連通する横孔12が形成されている。横孔12は、半径方向にオスルアー10を貫通し、オスルアー10の外周面上の2カ所で開口している。なお、横孔12は、オスルアー10を貫通せずに、オスルアー10の外周面上の1カ所のみで開口していてもよい。
基台19のオスルアー10とは反対側の構成は本発明と直接関係がないため、省略している。本実施形態では、液体流路11は、基台19の下面において開口しているが、液体流路11が延長されて所望する流路に連通していてもよい。
オスルアー10を取り囲むように、フード20が基台19から、オスルアー10と同じ側に立設されている。フード20は、オスルアー10と同軸の中空の円筒形状を有し、その高さ(上下方向寸法)は、オスルアー10の高さより高い。フード20の内周面(オスルアー10に対向する面)は、本実施形態のオスコネクタ1が接続されるメスコネクタの外径とほぼ同じかこれよりわずかに大きな内径を有する円筒面である。フード20には、開口(貫通孔)21が形成されている。開口21は、基台19からオスルアー10よりもわずかに高い位置まで及んでいる。開口21はフード20の上端には及んでおらず、開口21の上に、開口21に対して周方向の両側のフード20の部分をつなぐ架橋部22が存在している。フード20の上側の端縁20aは円形の平面視形状を有し、同一高さで周方向に連続している。
フード20の開口21を介してオスルアー10と対向するように、ロックレバー30が基台19から立設されている。ロックレバー30は、基台19から垂直に延びた弾性部31と、弾性部31の上端に設けられたロック片33と、ロック片33から基台19に向かって延びたストッパー38とを備えており、図2B及び図3Aに示されているように、全体として逆「J」字形状又は逆「U」字形状を有している。
弾性部31は、オスルアー10の半径方向に直交する面に沿った薄板形状を有している。この結果、弾性部31は、オスルアー10の中心軸10aを含む面内で弾性的に曲げ変位可能である。
ロック片33は、オスルアー10の半径方向に沿った略四角状の板状物である。ロック片33のオスルアー10に対向する側の面は、弾性部31と共通する一平面を形成し、ロック片33の当該面の上端に、オスルアー10に向かって突出した爪34が形成されている。図2B及び図3Aに示されているように、爪34は、傾斜面34aと、係合面34bとを備える。傾斜面34aは、基台19から離れるにしたがってオスルアー10から遠ざかるように傾斜している。係合面34bは、傾斜面34aよりも基台19側に配置され、水平方向に略平行な平面である。図2Aに示されているように、爪34の頂部(オスルアー10に最も近い部分)は、フード20の内周面よりもオスルアー10側に突出している。
ロック片33の上側の面は、略円筒面状に窪んだ操作部35である。操作部35は、フード20の外周面から半径方向に沿って外向きに突出し延びている。
ストッパー38は、ロック片33のオスルアー10とは反対側の面を基台19側に延長するように延びている。ストッパー38の下端38bと基材19とはギャップ39を介して離間している。
ロックレバー30は、基台19に固定された弾性部31の下端を固定端とし、爪34及び操作部35が配置された上端側を自由端とする片持ち支持構造を有している。操作部35に指を当てて、フード20から離れる向きの力Fを操作部35に印加すると、図4に示すように、弾性部31が弾性的に曲げ変形し、ストッパー38の下端38bが基台19に当接する。このとき、爪34は略半径方向に沿ってオスルアー10から離れる向きに変位する。
上述したフード20及びロックレバー30が、本実施形態のオスコネクタ1のロック機構を構成する。
オスルアー10、基台19、フード20、及び、ロックレバー30は、硬質の材料からなることが好ましい。具体的には、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、硬質ポリ塩化ビニル等の樹脂材料を用いて、オスルアー10、基台19、フード20、及び、ロックレバー30を一体成形等の方法で作成することができる。
以上のように構成された本実施形態のオスコネクタ1の使用方法及び作用を説明する。
図5は、接続する直前の、オスコネクタ1とメスコネクタとしてのニードルレスポート100とを示した斜視図である。図6A及び図6Bは、接続する直前のオスコネクタ1及びニードルレスポート100の断面図である。図6A及び図6Bの断面は、図3A及び図3Bの断面とそれぞれ同じである。
ニードルレスポート100は、中央部に直線状のスリット(切り込み)102が形成されたゴム等の弾性材料からなる円板状の隔壁部材(セプタム)101を備える。筒状の基部110の先端にセプタム101を載置し、キャップ130をかぶせる。基部110の外周面に形成された係止爪115に、キャップ130の周囲の円筒部133を切り欠くことで形成された係止爪135を係合させて、キャップ130を基部110に固定する。これにより、セプタム101は、基部110とキャップ130との間に挟持される。キャップ130の中央には開口131が形成されており、開口131内にセプタム101のスリット102が露出している。基部110のセプタム101とは反対側の外周面には、キャップ130の円筒部133と略同一の円筒面を形成するように突出した凸部112が形成されている。凸部112は、基部110の周方向に連続している。基部110とは反対側には、テーパ状の外周面を備えたオスルアー120と、オスルアー120と同軸の雌ねじ122とが設けられている。但し、ニードルレスポート100の基部110とは反対側の部分の構成は、これに限定されず、任意である。
図5、図6A、及び図6Bに示すように、ニードルレスポート100をオスコネクタ1に対向させる。そして、ニードルレスポート100のキャップ130をオスコネクタ1のフード20内に挿入し、更にニードルレスポート100をオスコネクタ1に向かって押し込む。オスルアー10の先端が、キャップ130の開口131内に露出したセプタム101に当接し、スリット102内に進入する。これと並行して、ロックレバー30の爪34の傾斜面34aがキャップ130の外側の端縁130aに当接する。キャップ130の端縁130aは、傾斜面34a上を摺動しながら、弾性部31を弾性的に曲げ変形させて、爪34がオスルアー10から離れる向きにロックレバー30を変位させる。ニードルレスポート100がフード20内に進入するにしたがって、爪34は、キャップ130の円筒部133及び凸部112上を順に摺動する。そして、爪34が凸部112を通過し終えると、弾性部31が弾性回復し、爪34と凸部112とが係合する(ロック状態)。
図7は、接続されロック状態にあるオスコネクタ1及びニードルレスポート100を示した斜視図である。図8A及び図8Bは、接続されロック状態にあるオスコネクタ1及びニードルレスポート100を示した断面図である。図8A及び図8Bの断面は、図6A及び図6Bの断面とそれぞれ同じである。
ロックレバー30は、初期状態(図1、図2A、図2B、図3A、図3B参照)とほぼ同じ位置にあり、その爪34(特にその係合面34b(図2B、図3A参照))がニードルレスポート100の凸部112に係合している。オスルアー10がセプタム101のスリット102を貫通し、これによりセプタム101は大きく弾性変形している。オスルアー10の横孔12の開口は、基部110の内腔内に露出している。この状態で、流路11及び横孔12を介して、オスルアー10とニードルレスポート100との間で液体を流通させることができる。
オスコネクタ1とニードルレスポート100との分離は、ロックレバー30の操作部35に指を当てて、フード20から離れる向きにロックレバー30を変位させることにより可能である(図4参照)。これにより、爪34と凸部112との係合が解除される。これと並行して、ニードルレスポート100とオスコネクタ1とを互いに離れる向きに引っ張れば、オスコネクタ1とニードルレスポート100とを分離することができる。セプタム101は、オスルアー10が抜き去られると直ちに弾性回復し、スリット102は閉じられる。
以上のように、本実施形態によれば、オスルアー10がセプタム101を貫通した状態で、オスコネクタ1の爪34がニードルレスポート100の凸部112に係合する。従って、オスルアー10がセプタム101から意図せずに抜けてしまうのが防止される。
爪34と凸部112との係合を解除するためには、ロックレバー30をフード20から離れる向きに変位させる必要がある。従来のロックレバー930を備えたロック機構(図10参照)では、操作部935に筒状部915に向かう押力F1が意図せずに印加されれば、ロックレバー930の爪934とニードルレスポート950との係合が解除されてしまう可能性があった。これに対して、本実施形態のロック機構では、オスルアー10に向かう押力がロックレバー30のいずれの部分に印加されても、爪34と凸部112との係合は解除されない。これとは逆に、オスルアー10とは反対側に向かう力(引き力)F(図4参照)がロックレバー30に意図せずに作用すれば、爪34と凸部112との係合が解除される可能性はある。しかしながら、実際の使用において、ロックレバー30にこのような引き力Fが作用する可能性は、これと反対向きの押力が作用する可能性に比べて極めて低い。従って、本実施形態のロック機構は、外力によってロック状態が意図せずに解除される可能性が低減されており、高い安全性を備えている。
爪34と操作部35とが、ロックレバー30の自由端側に設けられているので、爪34と凸部112との係合を解除するために爪34を移動させなければならない向きと、爪34をこの向きに移動させるために操作部35に印加しなければならない力F(図4参照)の向きとが一致する。従って、ロック状態を解除するための操作を直感的に行うことができる。また、操作部35をロックレバー30の固定端からより遠い位置に配置することにより、爪34と凸部112との係合を解除するために必要な力Fを小さくすることができる。また、爪34をロックレバー30の固定端からより遠い位置に配置することにより、爪34の変位量を大きくすることができる。
ロックレバー30の数が1つのみであるので、ロック状態の解除を指一本で行うことができ、ロック状態の解除の操作性が向上する。また、ロックレバー30の数が少ないほど、ロックレバー30に意図しない外力が作用する可能性は低くなる。従って、ロックレバー30の数が1つのみであることは、爪34と凸部112との係合を解除させる引き力Fがロックレバー30に意図せずに作用する可能性を低くするので、安全性が更に向上する。
従来の一対のロックレバー930を備えたロック機構(図10参照)では、2つの爪934がニードルレスポート900に係合する。従って、ロックレバー930によるロック状態を解除するためには、2つの爪934をニードルレスポート950から解除しなければならない。しかしながら、2つの操作部935に押力F1を印加して2つの爪934の間の間隔を拡大させても、ニードルレスポート950に対する2つの爪934の係合を同時に解除できない場合があった。この場合、2つの爪934の間の間隔を拡大させながら、2つの爪934の係合を1つずつ順に解除しなければならい。従って、ロック状態の解除動作が煩雑であるという問題があった。これに対して、本実施形態では、ニードルレスポート100に係合する爪34の数が1つのみであるので、単に操作部35に力Fを印加してロックレバー30を変位させるだけでロック状態の解除を行うことができる。従って、ロック状態の解除動作が簡単であり、操作性が向上している。
爪34の基台19とは反対側に傾斜面34aが形成されているので、オスコネクタ1とニードルレスポート100とを接続する工程では、作業者は、ロックレバー30に手を触れる必要はなく、単にニードルレスポート100をフード20内に押し込むだけで、爪34と凸部112とを係合させることができる。従って、接続操作性が良好である。
操作部35に力Fを印加して、ロックレバー30をオスルアー10から離れる向きに変位させると、ストッパー38の下端38bが基台19に当接するので、ロックレバー30の変位が制限される。このように、ロックレバー30のストッパー38と基台19とは、ロックレバー30の弾性的な変位量の上限を制限する変位制限手段として機能する。変位制限手段は、作業者が爪34と凸部112との係合を解除する際に必要以上にロックレバー30を大きく変位させるのを防止するので、弾性部31が過大な曲げ変形により塑性変形したり破壊したりするのを防止することができる。
フード20がオスルアー10を取り囲むので、作業者がオスルアー10に誤って手を触れる可能性を低減している。これは、危険な薬液や血液から作業者を隔離するのに有利である。
更に、フード20は、ニードルレスポート100を水平面内で位置決めするのにも貢献する。即ち、フード20は、オスルアー10が、キャップ130の開口131内に露出したセプタム101のスリット102に正確に挿入されるように、オスルアー10に対してニードルレスポート100を位置決めする。また、フード20は、爪34が凸部112に確実に係合するように、また、爪34と凸部112との係合が確実に解除されるように、ロックレバー30に対してニードルレスポート100を位置決めする。
フード20に、爪34をニードルレスポート100に係合させるための開口21が形成されている。単に、フード20の外に配置されたロックレバー30に設けられた爪34をフード20内のニードルレスポート100に係合させるためだけであれば、例えば、フード20の高さ(上下方向寸法)を低くする、あるいは、フード20の上側の端縁20aに基台19に向かって切り欠きを形成する、などの方法を適用できる。しかしながら、フード20の高さを低くする方法は、上述したフード20の機能(即ち、オスルアー10を作業者が触れないように隔離する機能、ニードルレスポート100を位置決めする機能)を低下させる。また、フード20の端縁20aに切り欠きを形成する方法は、フード20の端縁20aの機械的強度を低下させる。本実施形態のように、フード20に開口21を形成し、当該開口21を介して爪34をニードルレスポート100に係合させる構成は、作業者がオスルアー10に誤って触れるのを防止すること、フード20を用いてニードルレスポート100を位置決めすること、フード20の機械的強度の低下を抑えること、において有利である。
フード20に形成された開口21は、フード20の上端にまで及んでいない。フード20は、開口21よりも上に架橋部22を備える。その結果、フード20の上側の端縁20aは同一高さで周方向に連続している。これは、フード20の上側の端縁20aの強度を向上させる。これにより、ロック状態(図7、図8A、図8B)にあるニードルレスポート100に水平方向の外力が作用した場合に、フード20がニードルレスポート100の傾きや移動を抑える。従って、ニードルレスポート100の傾きや移動によって爪34と凸部112との係合が外れるのが防止されるので、ロック状態が意図せずに解除される可能性が更に低減し、安全性が更に向上する。また、ニードルレスポート100の傾きや移動によってフード20が破壊されるのを防ぐことができる。
オスルアー10の流路11は、オスルアー10の先端面10tには開口しておらず、流路11に連通した横孔12がオスルアー10の外周面に開口している。これは、セプタム101を貫通したオスルアー10を、その後セプタム101から引き抜く際に、横孔12の開口の周辺に付着する液体を、セプタム101のスリット102の端縁で剥ぎ取りやすくなるので、セプタム101から引き抜いた後に横孔12の開口の周辺に残存する液体量を少なくするのに有利である。
上記の実施形態は例示に過ぎない。本発明は、上記の実施形態に限定されず、適宜変更することができる。
ロックレバー30は、ニードルレスポート100に係合する爪と、ロック状態を解除するためにロックレバー30を変位させるための操作部とを有していれば、その形状は任意に変更することができる。例えば、操作部35は、上記の実施形態では略円筒面状の凹曲面であったが、ロックレバー30にオスルアー10から離れる向きの力F(図4参照)を印加することができれば、操作部35の形状やその位置は任意に設定しうる。例えば、指を引っかけるための突起であってもよく、指を挿入するための穴であってもよい。ストッパー38を省略してもよい。ロックレバー30の固定端は基台19に設けられていたが、フード20に設けてもよい。
上記の実施形態では、爪34は、ニードルレスポート100の凸部112に係合したが、爪34が係合するニードルレスポートの部分は、ニードルレスポートの構成に応じて適宜変更してよい。ニードルレスポートに係合する部分に応じて、爪34の形状や位置を変更することができる。
フード20の形状も上記の実施形態に限定されない。例えば、ニードルレスポート100が混注ポート(例えば特許文献1参照)を構成する場合には、混注ポートに接続されたチューブとの干渉を回避するための切り欠きが、フード20の上側の端縁20aに形成されていてもよい。また、開口21は、基台19にまで達している必要はなく、爪34のみが挿入可能な程度の小さな開口であってもよい。
上記の実施形態では、オスルアー10の横孔12は、中心軸10aに直交する直線(即ち半径方向)に沿って延びていたが、本発明はこれに限定されず、中心軸10aに対して直角以外の角度で交差する直線に沿って延びていてもよい。横孔12の数も上記の実施形態に限定されず、任意に変更することができる。また、横孔12を形成せずに、オスルアー10の先端面10aに流路11が開口していてもよい。
上記の実施形態では、メスコネクタが、セプタム101を備えたニードルレスポート100であったが、本発明はこれ以外のメスコネクタにロック接続可能なオスコネクタに適用することができる。例えば、メスコネクタが、バイアル瓶の口を封止するゴム栓であってもよい。この場合、オス部材は、上記のオスルアー10に代えて、鋭利な先端を有し、互いに独立した液流路と空気流路とが形成された樹脂針に変更される。また、ロックレバー30の爪34は、バイアル瓶の口に形成されたくびれに係合するように変更される。
メスコネクタと非接続時にオス部材の流路の先端側の開口が露出しないように、オス部材にカバーを取り付けてもよい。このカバーは、ゴム弾性を有する柔軟な材料からなり、オス部材をメスコネクタに接続する場合にはオス部材によって貫通されて弾性的に圧縮変形する(特許文献3,4参照)。
本発明のロック機構付きオスコネクタは任意の用途に使用することができる。バイアル瓶と、薬液バッグと、更にこれらの間で液体を移動させるためのシリンジとが接続されるコネクタ(例えば、特許文献3,4参照)に設けられる、薬液バッグ及び/又はバイアル瓶に接続されるオスコネクタとして本発明を適用することができる。
本発明の利用分野は特に制限はないが、メスコネクタとの接続状態を確実に維持し続ける必要があるオスコネクタとして広範囲に利用することができる。特に、危険な薬剤(例えば抗がん剤)や血液などを取り扱う医療分野で好ましく利用することができる。更に、医療用以外の食品などの液体を取り扱う各種分野においても利用することもできる。
1 オスコネクタ
10 オスルアー(オス部材)
11 流路
12 横孔
20 フード
20a フードの端縁
21 開口
22 架橋部
30 ロックレバー
31 弾性部
34 爪
35 操作部
38 ストッパー(変位制限手段)
100 ニードルレスポート(メスコネクタ)

Claims (5)

  1. メスコネクタに挿入される棒状のオス部材と、
    前記オス部材が前記メスコネクタに挿入された状態を維持するためのロック機構とを備えたロック機構付きオスコネクタであって、
    前記ロック機構は、
    前記オス部材の周囲を取り囲むように配置され且つ前記メスコネクタが挿入されるフードと、
    弾性的に変位可能な片持ち支持構造の単一のロックレバーとを備え、
    前記ロックレバーは、
    前記メスコネクタに係合する爪と、
    前記ロックレバーを、前記オス部材から離れる向きに弾性的に変位させるための操作部とを備え、
    前記爪と前記操作部とは、前記ロックレバーの自由端側に設けられていることを特徴とするロック機構付きオスコネクタ。
  2. 前記ロックレバーの弾性的な変位量の上限を設定する変位制限手段を更に備える請求項1に記載のロック機構付きオスコネクタ。
  3. 前記フードに、前記爪を前記メスコネクタに係合させるための開口が形成されている請求項1又は2に記載のロック機構付きオスコネクタ。
  4. 前記フードは、前記開口を周方向に挟む前記フードの部分をつなぐ架橋部を、前記開口よりもメスコネクタが挿入される側に備える請求項3に記載のロック機構付きオスコネクタ。
  5. 前記オス部材内に流路が形成されており、前記流路と連通した横孔が前記オス部材の外周面に開口している請求項1〜4のいずれかに記載のロック機構付きオスコネクタ。
JP2014510150A 2012-04-13 2013-04-05 ロック機構付きオスコネクタ Active JP6094829B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092292 2012-04-13
JP2012092292 2012-04-13
PCT/JP2013/060493 WO2013154049A1 (ja) 2012-04-13 2013-04-05 ロック機構付きオスコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013154049A1 JPWO2013154049A1 (ja) 2015-12-17
JP6094829B2 true JP6094829B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=49327614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014510150A Active JP6094829B2 (ja) 2012-04-13 2013-04-05 ロック機構付きオスコネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9775979B2 (ja)
EP (1) EP2837404B1 (ja)
JP (1) JP6094829B2 (ja)
CN (1) CN104220124B (ja)
WO (1) WO2013154049A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2837403B1 (en) * 2012-04-13 2016-09-14 JMS Co., Ltd. Male connector equipped with lock mechanism
WO2016133139A1 (ja) * 2015-02-18 2016-08-25 株式会社ジェイ・エム・エス レバーロック型オスコネクタ及びオスコネクタ組立体
JP6708625B2 (ja) * 2015-03-26 2020-06-10 テルモ株式会社 医療用コネクタ
WO2016185972A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 株式会社ジェイ・エム・エス レバーロック型オスコネクタ及びオスコネクタ組立体
CA3061396A1 (en) * 2018-11-30 2020-05-30 Becton, Dickinson And Company Tactile features to guide user interaction with fluid connector
GB201907070D0 (en) 2019-05-20 2019-07-03 Metis Design Bv Connector for a gastrostomy device
DE102020202939A1 (de) 2020-03-06 2021-09-09 B. Braun Melsungen Aktiengesellschaft Kupplungselement für ein geschlossenes Fluidtransfersystem, Gegenkupplungselement für ein solches Kupplungselement sowie Kupplungssystem
AU2021356704A1 (en) 2020-10-09 2023-06-01 Icu Medical, Inc. Fluid transfer device and method of use for same
EP4363033A1 (en) * 2021-07-02 2024-05-08 Becton, Dickinson and Company Protective cover for a medical device

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5688254A (en) * 1983-01-24 1997-11-18 Icu Medical, Inc. Medical connector
US5964785A (en) 1988-01-25 1999-10-12 Baxter International Inc. Bayonet look cannula for pre-slit y-site
MX173202B (es) 1989-03-17 1994-02-08 Baxter Int Sitio para colocar inyecciones con pre-hendidura y canula ahusada
IE61247B1 (en) * 1989-11-09 1994-10-19 Baxter Int Bayonet lock cannula for pre-slit Y-site
US5122123A (en) * 1991-01-30 1992-06-16 Vaillancourt Vincent L Closed system connector assembly
US5496274A (en) * 1992-11-23 1996-03-05 Becton, Dickinson And Company Locking safety needle assembly
US5582600A (en) 1995-08-03 1996-12-10 Baxter International Inc. Transfer set connector with a locking lid and a method of using the same
JP3389983B2 (ja) 1997-10-23 2003-03-24 株式会社ジェイ・エム・エス 医療用混注ポート
US20020173748A1 (en) 1998-10-29 2002-11-21 Mcconnell Susan Reservoir connector
EP1124600B1 (en) * 1998-10-29 2005-02-23 Medtronic MiniMed, Inc. Compact pump drive system
JP4163975B2 (ja) 2002-02-25 2008-10-08 株式会社ジェイ・エム・エス 隔壁付き接続口部材との連通用ロックコネクタ
JP5067600B2 (ja) 2006-06-22 2012-11-07 株式会社ジェイ・エム・エス 連通用ロックコネクタ
FR2931363B1 (fr) 2008-05-23 2010-06-25 Vygon Connecteur pour circuit de liquide, notamment a usage medical et utilisation d'un tel connecteur
JP5209400B2 (ja) * 2008-08-06 2013-06-12 スーガン株式会社 コネクタ用ロックカバー
JP5557040B2 (ja) 2008-11-25 2014-07-23 株式会社ジェイ・エム・エス コネクタ
EP2351549B1 (en) 2008-11-25 2016-03-30 JMS Co., Ltd. Connector
WO2011145991A1 (en) * 2010-05-21 2011-11-24 Carmel Pharma Ab Connector, fluid container.
JP2013529478A (ja) * 2010-06-08 2013-07-22 ユーコン・メディカル,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー コネクタアセンブリ
JP5678510B2 (ja) 2010-08-04 2015-03-04 株式会社ジェイ・エム・エス 医療用コネクタ
US20120286186A1 (en) * 2011-05-11 2012-11-15 Spolski Kevin J Valve for Regulating the Flow of A Liquid

Also Published As

Publication number Publication date
EP2837404A1 (en) 2015-02-18
US20150105753A1 (en) 2015-04-16
WO2013154049A1 (ja) 2013-10-17
CN104220124A (zh) 2014-12-17
EP2837404A4 (en) 2016-07-20
CN104220124B (zh) 2016-12-14
JPWO2013154049A1 (ja) 2015-12-17
US9775979B2 (en) 2017-10-03
EP2837404B1 (en) 2022-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6094830B2 (ja) ロック機構付きオスコネクタ
JP6094829B2 (ja) ロック機構付きオスコネクタ
JP5994400B2 (ja) メスコネクタ
JP6140916B2 (ja) 医療用オス部材
JP6069936B2 (ja) 輸液セット
US8721614B2 (en) Connector assembly
CN106456443B (zh) 医药品容器用连接器以及阳部件用罩
JP2020203158A (ja) 安全注射器のためのシステム及び方法
JP6222512B2 (ja) 穿刺針アダプタ
JP2010538744A (ja) 薬剤混合注射装置
US10556099B2 (en) Lever lock male connector and male connector assembly
JP6340898B2 (ja) 医薬品容器用コネクタ
JP6318531B2 (ja) オスコネクタ、メスコネクタ、及び、コネクタセット
JPWO2016152801A1 (ja) アダプタ
JP6834204B2 (ja) オスコネクタ
WO2013150956A1 (ja) オス部材用フード及びオスコネクタ
JP5625895B2 (ja) オス部材カバー及びカバー付きオス部材
WO2019026796A1 (ja) アダプタ組立体
JP2011152353A (ja) 薬剤投与具
JP6582412B2 (ja) コネクタ
JP2006149941A (ja) シリンジ用係止具および該係止具を備えたシリンジ
JP2013158598A (ja) シリンジ
JP2016135456A (ja) オス部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6094829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250