JP6093513B2 - 表面保護シート - Google Patents

表面保護シート Download PDF

Info

Publication number
JP6093513B2
JP6093513B2 JP2012108517A JP2012108517A JP6093513B2 JP 6093513 B2 JP6093513 B2 JP 6093513B2 JP 2012108517 A JP2012108517 A JP 2012108517A JP 2012108517 A JP2012108517 A JP 2012108517A JP 6093513 B2 JP6093513 B2 JP 6093513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
hand
adhesive
cut
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012108517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013234284A (ja
Inventor
日下部 直己
直己 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitoms Inc
Original Assignee
Nitoms Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitoms Inc filed Critical Nitoms Inc
Priority to JP2012108517A priority Critical patent/JP6093513B2/ja
Publication of JP2013234284A publication Critical patent/JP2013234284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093513B2 publication Critical patent/JP6093513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

本発明は、各種機器や家具などの搬入出時に、それらが柱や壁面に接触して傷つかないようにするために用いられる表面保護シートであって、さらに詳しく言えば、より安価で製造しやすい表面保護シートに関する。
例えば特許文献1に示すように、引っ越しなどの搬入出時に柱や壁が損傷するのを防止するため、それらを保護する表面保護シートが提案されている。この表面保護シートは、発泡ポリエチレンシートの一部に粘着面を設けて、被貼着体に沿って貼り付けることで、表面を保護できるようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の表面保護シートは、シート自体が発泡ポリエチレンシートからなるため、比較的強度が弱く、破けやすい。そこで、本件出願人は、シートの強度をより向上させ、さらにユーザが使用時に自由に手で切って使える表面保護シートを提案した(特許文献2参照)。
特許文献2による表面保護シートには、発泡ポリエチレンシート両面に手切れ性を有するフィルムを貼り合わせて、さらにそのいずれか一方の面を粘着面とすることにより、ユーザが自由に切断して、任意の場所に貼り付けることができるようにしている。
しかしながら、両面に手切れ性フィルムが貼着されているため、シート厚が厚くなり過ぎ、手で切るには大きな力を加える必要がある。また、両面に手切れ性フィルムを設ける分、生産コストが高くなる。
また、反粘着面側の手切れ性フィルムに対して手切れ性を付与する方法として、フィルム表面に格子状の凹溝をけるようにしているが、このような加工をすると、手切れ性フィルムが発泡ポリエチレンシートから剥がれやすくなることがある。さらには、印刷などを施すことも難しかった。
特開2001−207648号公報 特開2012−72347号公報
そこで、本発明の目的は、手切れ性を有する衝撃吸収シートをより安価に提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。すなわち、クッション性を有する衝撃吸収シートの一方の面が粘着面とされ、上記粘着面を被貼着体の表面に沿って貼り付けて、上記被貼着体の表面を保護するための表面保護シートにおいて、上記衝撃吸収シートは、クッション性を有する1枚の発泡体シートと、手切れ性を有する1枚の手切れ性シートとを重ね合わせたものからなり、上記衝撃吸収シートのいずれか一方の面には、上記粘着面が形成されており、いずれか他方の面には所定のパターン柄が印刷されている化粧シートが貼り合わせられおり、上記化粧シートは、厚さ0.03mmのポリエチレン樹脂製シートとされていることを特徴としている。
さらに別の態様として、上記粘着面は、上記発泡体シート側に設けられており、上記化粧シートは上記手切れ性シート側に設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、1枚の発泡体シートと1枚の手切れ性シートとを貼り合わせて、そのいずれか一方の面に所定のパターン柄が印刷され、厚さを薄くして引裂強度を弱めた化粧シートを貼り付け、いずれか他方に粘着面を形成したことにより、被貼着体に対する追従性がよく、小さな力で切ることができる衝撃吸収シートが得られる。
また、化粧シートを発泡体シート側に設けることにより、化粧シートに印刷を施すことができるため、ユーザに表面保護シートの存在を確認させて注意を促すことができる。逆に、化粧シートを手切れ性シート側に設けると、発泡体シート側が粘着面となることで、発泡体シート側を被貼着部位に沿って貼り付けることで、凹凸があっても追従性よく貼り付けることができる。
本発明の一実施形態に係る表面保護シートの使用形態を示す斜視図。 上記表面保護シートの要部断面図。 化粧シートを手切れ性フィルム側に貼り合わせた表面保護シートの要部断面図。
図1および図2に示すように、この表面保護シート1は、1枚の発泡体シート2と、同発泡体シート2の一方の面(この例では下面)に一体的に貼り合わせられる手切れ性シート3と、発泡体シート2の他方の面(この例では上面)に一体的に貼り合わせられる化粧シート4とを有し、全体が1枚の帯状シートとなるように形成されている。
この実施形態において、表面保護シート1は、厚さ2mm×幅100mmの帯状シートを長さが5mで巻芯5に沿ってロール状に巻回された状態で提供されるが、表面保護シート1の幅および長さ、提供形態は仕様に応じて任意に設定されてよい。
発泡体シート2は、適度な衝撃吸収性を有する好ましくは発泡ポリエチレンシートからなり、厚さ2.0mmに形成されている。この例において、発泡体シート2は、発泡ポリエチレンシートが用いられているが、これ以外の材質や厚さであってもよく、適度な衝撃吸収性を有した発泡体シート構造であれば、仕様に応じて任意に変更可能である。
より好ましい態様としては、発泡体シート2は発泡倍率を上げるか、および/または、厚みを薄く形成することにより、発泡体シート2の反発が少なくなり、シート全体を柔軟に形成することができる。
また、これ以外に発泡体シート2を柔軟に形成する方法としては、ポリエチレンに酢酸ビニル樹脂(EVA)などを添加混合するなどしてもよく、他の樹脂との組み合わせや、添加剤などを加えてもよい。
これによれば、柱などの直角面に衝撃吸収シート1を貼り付けた際に、発泡体シート2が柔軟であるため、粘着面の追従性がよく、粘着力が弱くても、被貼着面に沿って粘着面32を密着させることができる。その結果、表面強度の弱い、例えば白木などに貼り付けて使用することも可能となる。
手切れ性シート3は、ポリエチレン製のフラットヤーンを編み込んでシート状に形成した、いわゆるクロステープであって、縦方向と横方向いずれにも手切れ性を有している。この実施形態において、手切れ性シート3は、その両面に粘着面31,32を有する。
手切れ性シート3の一方の粘着面31は、手切れ性シート3を発泡体シート2に対して貼り合わせるための粘着面であって、例えばアクリル系粘着剤からなる所定の粘着剤層が形成されている。
この例において、発泡体シート2と手切れ性シート3とは、粘着面31を介して一体的に貼り合わせられているが、粘着剤を用いて貼り合わせる方法以外にヒートシールなどで一体化してもよく、貼り合わせの方法は仕様に応じて任意である。
また、発泡体シート2と手切れ性シート3との密着性をさらに高めるため、発泡体シート2の表面にコロナ放電処理を施すなどしてミクロボイドや官能基を形成し、手切れ性シート3の粘着面31との密着性を高めるようにしてもよい。
手切れ性シート3の他方の粘着面32は、再剥離性を有する再剥離粘着剤、この例ではアクリル系粘着剤からなる。この例において、粘着剤はアクリル系が用いられているが、それ以外の粘着剤であってもよい。
より好ましくは、表面保護シート1を被貼着面に対して貼ったり剥がしたりを繰り返すことができるように、その粘着力が3〜5N/25mmとなるように調整されている。これによれば、粘着力を3〜5N/25mm範囲内とすることで、被貼着面から剥がれにくく、かつ、剥がした際に粘着剤が被貼着面に残る、いわゆるノリ残りも防止できる。
化粧シート4は、ポリエチレン樹脂製で厚さ0.03mmのシートからなり、手切れ性はないが、薄く形成することにより引き裂き強度が弱められている。化粧シート4には、表面保護シート1を被貼着体に貼り付けた際に、その貼り付け状態を周囲に視認させるための印刷処理面41が設けられている。
図1に示すように、この例において、印刷処理面41は、黄色と黒色を斜めストライプ状に連続的に配置したものからなり、ユーザが表面保護シート1の位置を一目で見分けられるようになっている。なお、印刷処理面41の配色パターンは仕様に応じて任意に選択されてよい。
化粧シート4は、発泡体シート2の表面にヒートシールによって一体的に貼り合わせられているが、粘着剤を用いて一体的に貼り合わせてもよい。また、化粧シート4の表面に離型処理または剥離剤を使用することにより、ロール状に巻き取った際に化粧シート4の表面の上に重なる粘着面32に対する剥離紙が不要となる。
これによれば、例えば柱などに沿って表面保護シート1を貼り合わせた後、所定の長さ位置で手で表面保護シート1を幅方向に引き裂くことで、手切れ性シート2の切断に追従するように発泡体シート2と化粧シート4とが切断されることにより、カッターなどの切断具を用いることなく、簡単に任意の位置で切断することができる。
この例において、化粧シート4は、発泡体シート2側に貼着され、手切れ性シート3に表面保護シート1を被貼着部位に貼り付けるための粘着面32が設けられているが、これ以外に図3に示すように、化粧シート4を手切れ性シート3側に設けて、発泡体シート2側に新たに粘着面5を設けてもよい。
これによれば、化粧シート4によって手切れ性シート3の表面を覆い隠すことができる。さらには、発泡体シート2側に粘着面5を設けたことで、発泡体シート2が被貼着部位に沿って貼り付けられることで、被貼着部位の表面に凹凸などがあった場合にも、追従性がよく、しっかりと貼り付けることができる。
1 表面保護シート
2 発泡体シート
3 手切れ性シート
32 粘着面
4 化粧シート
5 粘着面

Claims (3)

  1. クッション性を有する衝撃吸収シートの一方の面が粘着面とされ、上記粘着面を被貼着体の表面に沿って貼り付けて、上記被貼着体の表面を保護するための表面保護シートにおいて、
    上記衝撃吸収シートは、クッション性を有する1枚の発泡体シートと、手切れ性を有する1枚の手切れ性シートとを重ね合わせたものからなり、上記衝撃吸収シートのいずれか一方の面には、上記粘着面が形成されており、いずれか他方の面には、所定のパターン柄が印刷されている化粧シートが貼り合わせられており、
    上記化粧シートは、厚さ0.03mmのポリエチレン樹脂製シートとされていることを特徴とする表面保護シート。
  2. 上記粘着面は、上記手切れ性シート側に設けられており、上記化粧シートは上記発泡体シート側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表面保護シート。
  3. 上記粘着面は、上記発泡体シート側に設けられており、上記化粧シートは上記手切れ性シート側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表面保護シート。
JP2012108517A 2012-05-10 2012-05-10 表面保護シート Active JP6093513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012108517A JP6093513B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 表面保護シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012108517A JP6093513B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 表面保護シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013234284A JP2013234284A (ja) 2013-11-21
JP6093513B2 true JP6093513B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=49760649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012108517A Active JP6093513B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 表面保護シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6093513B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102154961B1 (ko) * 2020-05-25 2020-09-11 김창고 충격 완화 기능을 강화한 씽크대 어셈블리

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458735A (en) * 1977-10-18 1979-05-11 Sun A Chemical Ind Cloth adhesive tape
JPH0295076U (ja) * 1989-01-11 1990-07-27
JP2862566B2 (ja) * 1989-06-14 1999-03-03 萩原工業株式会社 印刷面を有する横方向引裂性粘着テープ
JPH0473010U (ja) * 1990-11-06 1992-06-26
JPH0741742A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Sekisui Chem Co Ltd 印刷が施された布粘着テープの製造方法
JPH09169964A (ja) * 1995-12-21 1997-06-30 Sekisui Chem Co Ltd 表面保護フィルムの製造方法
JPH11302608A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Kyodo Giken Kagaku Kk 粘着テープ
JP4746250B2 (ja) * 2002-06-13 2011-08-10 ダイヤテックス株式会社 発泡粘着シート
JP2012072347A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Nitomuzu:Kk 表面保護シート
JP6037629B2 (ja) * 2012-03-16 2016-12-07 萩原工業株式会社 手切れ性を有する積層シート、発泡積層シート及びその粘着シート又は粘着テープ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013234284A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2914426B1 (en) Perforated painter's masking tape
JP2012072347A (ja) 表面保護シート
JP2018021181A (ja) 粘着シート
JP6089448B2 (ja) 配送伝票
KR20180127164A (ko) 점착 테이프
JP6093513B2 (ja) 表面保護シート
JP2014088725A (ja) 壁装用コーナー材及びその成形方法
JP5952021B2 (ja) 壁装用コーナー材及びその成形方法
KR20160079015A (ko) 롤링가능 자가 접착성 건식 소거 시트 조립체, 및 사용 방법
JP5965689B2 (ja) 壁装用コーナー材及びその成形方法
JP2011241370A (ja) セパレータ付き粘着材付保護フィルム
JP2009221380A (ja) 粘着シート及びそれを用いた剥離シート付粘着シート
JP4619236B2 (ja) 車両保護用フィルム積層体
JP2011241370A5 (ja)
JP2011144314A5 (ja)
JP2011144314A (ja) 表面保護フィルムおよびその製造方法、並びに、表面保護フィルム用基材フィルムおよびその製造方法
JP4831489B2 (ja) Rfidラベル
CN202539046U (zh) 喷漆用的易撕型自粘保护膜
JP6035411B2 (ja) セパレータ付き粘着材付保護フィルム
JP6331734B2 (ja) 配送伝票
JP6534988B2 (ja) ワイヤーハーネス固定用粘着シート
KR20130134389A (ko) 접착성 테이프의 배면 부착성 개선을 위한 이형재의 배면 코팅 방법 및 이에 의해 제조된 접착성 테이프, 이의 제조에 사용되는 그라비아 롤
KR20110080778A (ko) 롤 타입 쿠션 점착 테이프
JP6567294B2 (ja) 壁紙施工用テープ糊及び該テープ糊用転写工具
JP3073915U (ja) 発泡ポリエチレン製保護シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160902

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250