JP6092861B2 - エアバッグ - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2011年7月12日付けで出願された米国仮特許出願第61/506,885号の優先権及び利益を主張するものである。前述の仮特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、一般に、エアバッグシステムの分野に関する。より具体的には、本出願は、可変受動排気を含むエアバッグシステムに関する。
本明細書に開示の例示的な実施形態によれば、エアバッグモジュールは、膨張可能なエアバッグと、エアバッグを膨張させるためにガスを供給するように構成されたインフレータとを含む。エアバッグは、エアバッグから膨張ガスを流出させることができるように、エアバッグの表面に排気開口を含む。テザーは、開口に隣接するエアバッグの表面に寄せて位置合わせされる。テザーは、第1のテザー開口を含み、エアバッグの完全な展開前に第1のテザー開口と排気開口が位置合わせされるように構成される。エアバッグの展開中に、第1のテザー開口と排気開口が位置合わせされた状態ではなくなるように、テザーの位置が変化する。
テザーは、エアバッグが完全に展開すると排気開口と位置合わせされる第2のテザー開口を含み得る。第2のテザー開口は、第1のテザー開口と異なる大きさであってもよい。モジュールは、テザーのエアバッグ開口とは反対側に配置されて、テザーの位置をエアバッグの表面に寄せて維持するテザーガイド層を更に含み得る。ガイド層は、排気開口と位置合わせされる第3の開口を含み得る。第3の開口の大きさは、排気開口の大きさと実質的に同一である。
テザーは第1及び第2の端部を含み、エアバッグの展開前に、第1及び第2端部の両方がエアバッグに接続されていてもよい。第1の端部は、エアバッグの展開中にエアバッグから分離するように構成してもよい。テザーは、第1のテザー開口を含むテザーの一部が、脆弱部の破断後にエアバッグに接続されていない自由端を有するように、エアバッグが展開すると破断する脆弱部を含み得る。テザーは、エアバッグが完全に展開すると排気開口と位置合わせされる第2の開口を含み得る。第2の開口は、第1の開口と異なる大きさであってもよい。エアバッグは、エアバッグの展開方向に平行な平面内に実質的に延びるサイドパネルを含み得、テザーはサイドパネルに接続される。テザーは、エアバッグの展開方向と交差する方向又は平行な方向に方向付けられてもよい。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲、及び下記に簡単に説明する図面に示された付随する例示的な実施形態から明らかになるであろう。
例示的な自動車の車室の斜視図である。
乗員を支持する展開位置又は非折り畳み位置で示す助手席用エアバッグの車両部分断面図である。
例示的な実施形態による、部分的に膨張した状態にある図2の助手席用エアバッグの側面図である。
例示的な実施形態による、完全に膨張した状態にある図2の助手席用エアバッグの側面図である。
例示的な実施形態による、図2の助手席用エアバッグのいくつかの構成要素の平面図である。
助手席用エアバッグの例示的な実施形態の側面及び正面の斜視図である。
同一又は類似の部分を参照するために、図面全体を通して同一又は類似の参照符号が使用されている。明細書では、主に助手席用エアバッグアセンブリについて言及しているが、本明細書における主題が、一般のエアバッグアセンブリに適用可能であることを理解されたい。
本開示の目的のために、用語「連結される」は、2つの構成要素(電気的又は機械的)を直接的又は間接的に互いに接合することを意味する。そのような接合は、本質的に固定式であってもよく、又は本質的に可動式であってもよい。そのような接合は、2つの構成要素(電気的もしくは機械的)と任意の追加の中間部材が互いに単一の単体として一体に形成されるか、あるいは2つの構成要素又は2つの構成要素と任意の追加の部材が互いに取り付けられることで実現されてもよい。そのような接合は、本質的に永続的であってもよく、又は別法として本質的に取り外し可能もしくは解除可能であってもよい。
図1〜図5は、車両10内で使用されるエアバッグアセンブリ20(例えば、助手席用エアバッグアセンブリ20)を図示している。図1に示すように、車両10は、典型的なセダンであってもよい。他の種類の乗用車(トラック、バン、クロスオーバー車等)はもちろん、正面エアバッグ(助手席用エアバッグアセンブリに含まれる助手席用エアバッグ等)の形式で着座した搭乗者に乗員保護を提供する他の移動車両を使用してもよい。助手席用エアバッグアセンブリ20は、エアバッグアセンブリ20の展開を引き起こす車両の動的事象時に、乗員12の正面を保護するために、車両10内で使用することができる。
図2を参照すると、エアバッグアセンブリ又はエアバッグモジュール20は、エアバッグ22又はエアバッグクッション22と、エアバッグ22にガスを供給するように構成されたインフレータ24と、インフレータ24及びエアバッグ22を適所に保持するように構成されたハウジング26とを含み得る。
典型的には、助手席用エアバッグアセンブリに20に含まれるエアバッグ22の展開は、車両10の動的衝撃により引き起こされ、これにより、衝撃センサが、エアバッグアセンブリ20のインフレータ24と通信する車両モジュール又は他の装置と通信する。インフレータ24は膨張ガスを発生させ、次に、このガスが助手席用エアバッグアセンブリ20のエアバッグクッション22に送り込まれる。助手席用エアバッグアセンブリ20のエアバッグクッション22に送り込まれる膨張ガスの量が増大するにつれて、エアバッグクッション22の内圧の上昇により、エアバッグクッション22が、ダッシュボード14(又は他の収納位置)を押し破ることができ、これにより、エアバッグクッション22が、乗員12に向かって実質的に外側に(すなわち、車両の長手方向軸線又は前後軸線に対して実質的に垂直に)かつ後方に展開する。エアバッグクッション22は、ナイロン等の適切な織布で形成される。
助手席用エアバッグアセンブリ20のエアバッグ22は、助手席側での乗員12の更なる変位を制限し、乗員12を減速させることによって、乗員12を保護することにより、乗員の安全性を向上させる。エアバッグアセンブリ20のエアバッグクッション22はまた、エネルギー(運動エネルギー等)及び車両が加速又は減速するときに乗員12が及ぼす力を吸収する。エアバッグクッション22は、吸収されなければ、車両10内装のダッシュボード14又は比較的剛性の高い物体への衝突を通じて乗員12に伝達されるエネルギーを乗員12から吸収する。
図3、図4に示すように、エアバッグクッションは、膨張ガスを流出させることができる1つ又は複数の排気口30を含む。膨張ガスの流出により、エアバッグクッションを収縮させることができ、エアバッグクッション22に衝突する乗員12の運動エネルギーの消散を促進する。エアバッグクッションは、膨張ガスを保持する境界層を含む。境界層は、1つ又は複数の材料パネルで形成してもよい。パネルは、織布で形成してもよい。例えば、開示の一実施形態において、境界層を1対のサイドパネル及びそれらの間に位置するメインパネルで形成してもよい。エアバッグ(エアバッグアセンブリ20等)は、安全ベルト16等の安全装置により乗員12が車両内に拘束される場合(「正規位置」の状況等)に最も有効であるように構成される。正規位置の状況では、乗員12がクッション22に衝突する前に、エアバッグクッション22を完全に膨張させることができる。
しかしながら、いくつかのシナリオでは、車両衝突時に、乗員12が拘束されなくてもよく、車両ダッシュボード14又は他の構造体により近接していてもよい(例えば、「非正規位置」の状況)。他のシナリオでは、車両10が、チャイルド安全シートに乗っている子供により占有されていてもよい。いずれの状況にしても、クッション22がまだ膨張している最中に、乗員12がエアバッグクッション22に衝突する場合がある。非正規位置の状況では、エアバッグクッションの展開力を制限することが望ましい。したがって、こうした状況では、エアバッグから膨張ガスを流出させ、エアバッグの展開力を低下させるために、排気口又は排気開口が開放した状態でエアバッグクッションを展開することが望ましいこともある。
例示的な実施形態によれば、排気開口30は、テザーガイド32と、少なくとも2つの開口42及び44を備えたテザー40とを含む。エアバッグクッション22のための排気口30は、乗員12が「正規位置」の状況でエアバッグクッション22に衝突する場合には、従来の収縮速度を可能にし、かつ、乗員12が「非正規位置」の状況でエアバッグクッション22に衝突する場合には、エアバッグクッション22の内部から膨張ガスをより容易に流出させることができ、収縮速度の増大を可能にする、可変排気口であるように構成される。
テザーガイド32は、テザー40に対して通路(例えば、スリーブ、スロット等)を提供するために、少なくとも2つの側部34に沿ってエアバッグクッション22のサイドパネル28(図5参照)に連結される。テザーガイド32は開口36を含む。テザーガイド32は、開口36がサイドパネル28の開口29と位置合わせされるようにサイドパネル28に連結される。例示的な実施形態によれば、テザーガイド32は、エアバッグクッション22の織布と同様の織布から形成してもよい。
テザー40は、織布の帯又はパネルから形成され、第1の端部45及び第2の端部46を有する。第1の端部45及び第2の端部46は、エアバッグクッション22のサイドパネル28にそれぞれ連結される。例示的な実施形態によれば、第1の端部45は、1つ又は複数の脆弱部48(例えば、引裂きタブ、破断部等)でサイドパネル28に連結される。
テザー40の少なくとも一部は、テザー40の位置及び動きを拘束又は制御するために、テザーガイド32とサイドパネル28との間に設けられる。例示的な実施形態によれば、第2の端部46がテザーガイド32を越えて延びる一方で、第1の端部45は、テザーガイド32に覆われた状態でサイドパネル28に連結される。他の例示的な実施形態では、第1の端部45は、第2の端部46の反対側でテザーガイド32を越えて延びていてもよい。
テザー40は、少なくとも2つの開口42及び44を含む。開口42及び44は、エアバッグシステム20の膨張及び収縮過程の種々の時点で、エアバッグクッション22の内部室から膨張ガスが流出するための出口流路を提供するために、テザーガイド32の開口36及びサイドパネル28の開口29と位置合わせされる。開口42及び44は、出口流路に変化領域を形成し、ひいてはエアバッグクッション22の内圧、収縮速度、及び展開力を制御するような異なる寸法及び/又は形状とされる。例示的な実施形態によれば、第1の開口42の直径は、サイドパネルの開口29及び排気口ガイドの開口36の直径にほぼ等しく、第2の開口44の直径は、サイドパネルの開口29及び排気口ガイドの開口36の直径よりも小さい。特定の例示的な実施形態によれば、第1の開口42の直径はおよそ65mmであり、第2の開口44の直径はおよそ45mmである。好ましい実施形態では、第2の開口44の断面積は、第1の開口42の断面積の約60〜75パーセントである。
図3に示すように、クッション22は部分的に膨張した状態のままで、テザー40がまだ完全に引き伸ばされておらず、排気口30が第1の形態にある。図3に示す部分的に膨張した状態では、第1の開口42は、テザーガイド32の開口36及びサイドパネル28の開口29と位置合わせされる。(例えば、エアバッグクッション22が非正規位置の乗員又はチャイルドシート等にぶつかることより)クッション22の膨張が妨げられる場合には、排気口30の比較的大きな出口流路により、エアバッグクッション22から膨張ガスをより容易に流出させることができる。このことにより、クッション22の内圧が低下し、クッション22が膨張している最中にクッション22にぶつかる乗員に対して加わる力が低減される。
図4に示すように、クッション22が膨張し続けると、第2の端部46は、脆弱部48が引き裂かれることで第1の端部45がサイドパネル28から切り離されるまで、第1の端部45から離れる方向に引っ張られる。第1の端部45がサイドパネル28に連結された状態ではなくなり、テザー40がテザーガイド32とサイドパネル28との間において引っ張られ得る。エアバッグクッション22が完全に膨張すると、小さい方の第2の開口44が、テザーガイド32の開口36及びサイドパネル28の開口29と位置合わせされる。この形態では、第2の開口44は、クッション22の内圧が比較的高くなるように、排気口30の出口流路の大きさを小さくする。排気口30が第2の形態にあるクッション22の内圧は、正規位置の乗員12が早期にクッション22を押し潰して、ダッシュボード14等の剛構造に衝突し得る可能性を低減するのに十分な程度に高い。
排気口30の可変性は、いくつかの利点を提供する。展開中の種々の時点でのクッション22の内圧は、開口29、36、42及び44の直径を変更することにより、又はテザー40に種々の大きさ及び位置の複数の開口を設けることにより変化させてもよい。排気口30は、スクイブ等の追加の能動部品を必要としない受動機構である。展開過程の後半で排気口30の出口流路の大きさを小さくすることにより、乗員が早期にエアバッグクッション22を押し潰して、ダッシュボード14に衝突する可能性を増大させることなく、インフレータ24の出力を低下させてもよい。
1つの可変排気口30のみが記載されているが、エアバッグクッション22は、1つ以上の可変排気口30を含み得る。例えば、上記のような排気口30を、エアバッグクッション22のサイドパネル毎に設けてもよい。
別の例示的な実施形態では、最初に小さな出口流路を提供し、後により大きな出口流路を提供する記載の排気口30と同様の可変排気口を使用してもよい。排気口は、クッション22の内部と外部との間又はクッション22の副室間のガスの流れを制御するために利用してもよい。
図6に示すように、テザー40及びテザーガイド32は、エアバッグの展開方向に方向付けられてもよい。テザーの第1の端部45は、サイドパネル28に接続してもよく、又はエアバッグインフレータとエアバッグモジュールの車載位置とに隣接する位置で接続してもよい。テザーガイド32は、少なくとも2つの側部34に沿ってサイドパネル28に連結してもよい。テザーの第2の端部46は、乗員に向けてサイドパネル28の縁部付近に連結してもよく、又はメインパネル26に直接連結してもよい。図6に示すような形態では、乗員の位置(例えば、非正規位置の乗員)が、エアバッグとテザーの展開を制限し、これにより、テザーの位置及び開口の位置合わせ、ひいてはエアバッグの排気を制御する。
種々の例示的な実施形態に示したようなエアバッグの構造及び配置が、例示に過ぎないことに留意することが重要である。ほんの一部の実施形態のみを本開示にて詳細に説明してきたが、本開示を精査する当業者であれば、本明細書に開示の主題の新規な教示及び利点から実質的に逸脱することなく、多くの修正(例えば、種々の要素の大きさ、寸法、構造、形状、及び比率、パラメータの値、取付け配置、材料の使用、色、向き等の変更)が可能であることを容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるものとして示されている要素を複数の部品又は要素から構築してもよく、要素の位置を逆にするか又は別の形で変更してもよく、また、個別の要素の性質もしくは数又は位置を改変又は変更してもよい。よって、そのようなすべての修正が、本出願の範囲内に含まれるように意図されている。任意の工程又は方法ステップの順序又は並びは、代替実施形態に従って変更するか又は並べ替えてもよい。その他の置換、修正、変更、及び省略もまた、例示的な実施形態の設計、動作条件、及び配置において行うことができる。

Claims (14)

  1. 膨張可能なエアバッグと、
    前記エアバッグを膨張させるためにガスを供給するように構成されたインフレータと、
    排気開口に隣接する前記エアバッグの表面に寄せて位置合わせされたテザーと、
    を具備するエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグが、前記エアバッグから膨張ガスを流出させることができるように、前記エアバッグの前記表面に前記排気開口を含み、
    前記テザーが第1のテザー開口を含み、かつ前記テザーは、前記エアバッグの完全な展開前に前記第1のテザー開口と前記排気開口が位置合わせされるように構成され、
    前記テザーから分離して前記エアバッグに固定して接続されるガイド層を含み、前記ガイド層は、前記テザーの前記排気開口とは反対側に配置され、これにより、前記テザーの位置を前記エアバッグの表面に寄せて維持し、
    前記エアバッグの展開中に、前記第1のテザー開口及び排気開口が位置合わせされた状態ではなくなるように、前記テザーの位置が変化し、
    乗員が車両構造体に衝突する可能性を増大させることなく前記エアバッグ内の膨張ガスの流出を低減するように、前記テザーが、前記エアバッグが完全に展開すると前記排気開口と位置合わせされる第2のテザー開口を含み、前記第2のテザー開口が、前記第1のテザー開口よりも小さい、
    エアバッグモジュール。
  2. 前記ガイド層が、前記排気開口と位置合わせされる第3の開口を含む、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 前記第3の開口の大きさが、前記排気開口の大きさと実質的に同一である、請求項2に記載のエアバッグモジュール。
  4. 前記エアバッグが、前記エアバッグの展開方向と平行な平面内に実質的に延びるサイドパネルを含み、前記テザーが前記サイドパネルに接続される、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  5. 膨張可能なエアバッグと、
    前記エアバッグを膨張させるためにガスを供給するように構成されたインフレータと、
    排気開口に隣接する前記エアバッグの表面に寄せて位置合わせされたテザーと、
    を具備するエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグが、前記エアバッグから膨張ガスを流出させることができるように、前記エアバッグの前記表面に前記排気開口を含み、
    前記テザーが第1のテザー開口を含み、かつ前記テザーは、前記エアバッグの完全な展開前に前記第1のテザー開口と前記排気開口が位置合わせされるように構成され、
    前記エアバッグの展開中に、前記第1のテザー開口及び排気開口が位置合わせされた状態ではなくなるように、前記テザーの位置が変化し、
    前記テザーが第1及び第2の端部を含み、前記エアバッグの展開前に、前記第1及び第2の端部の両方が前記エアバッグに直接接続され、
    前記エアバッグの展開中に、前記第1の端部が前記エアバッグから分離し、
    かつ、乗員が車両構造体に衝突する可能性を増大させることなく前記エアバッグ内の膨張ガスの流出を低減するように、前記テザーが、前記エアバッグが完全に展開すると前記排気開口と位置合わせされる第2のテザー開口を含み、前記第2のテザー開口が、前記第1のテザー開口よりも小さい、
    エアバッグモジュール。
  6. 前記テザーは、前記エアバッグが展開すると破断する脆弱部を含み、前記脆弱部の破断後に、前記第1のテザー開口を含む前記テザーの一部が前記エアバッグに接続されていない自由端を有する、請求項5に記載のエアバッグモジュール。
  7. 車両乗員を保護するための膨張可能なエアバッグであって、
    膨張ガスを膨張室内に保持するための境界層と、
    膨張ガスを膨張室の外部に流出させることができる前記境界層の排気開口と、
    前記境界層に接続され、かつ前記境界層に寄せて配置されたテザーと、を具備し、
    前記テザーは、前記エアバッグが膨張し始めると前記排気開口と位置合わせされる第1のテザー開口と、乗員が車両構造体に衝突する可能性を増大させることなく前記エアバッグ内の膨張ガスの流出を低減するように、前記エアバッグが完全に膨張すると前記排気開口と位置合わせされる第2のテザー開口とを含み、前記第2のテザー開口は、前記第1のテザー開口よりも小さく、
    前記テザーは、前記境界層に直接接続される端部を備え、
    前記エアバッグの展開中に、前記テザーの少なくとも一部が前記境界層から分離して、前記第2のテザー開口が前記排気開口と位置合わせされるように、前記テザーの位置を変化させることができる、エアバッグ。
  8. 前記境界層が、前記エアバッグの展開方向と平行な平面内に実質的に延びるサイドパネルを含み、前記テザーが前記サイドパネルに接続される、請求項7に記載のエアバッグ。
  9. 前記テザーが、前記エアバッグの展開方向と交差する方向に延びる、請求項8に記載のエアバッグ。
  10. 前記境界層が、サイドパネルと、前記エアバッグが膨張すると前記乗員に面するように構成されたメインパネルとを含み、前記排気開口が前記サイドパネルに位置し、前記テザーの一端が前記メインパネルに接続される、請求項7に記載のエアバッグ。
  11. 前記テザーが、前記エアバッグの展開方向と平行な方向に延びる、請求項10に記載のエアバッグ。
  12. 前記テザーの前記エアバッグ開口とは反対側に配置され、これにより、前記テザーの位置を前記エアバッグの表面に寄せて維持するガイド層を更に含む、請求項7に記載のエアバッグ。
  13. 前記ガイド層が、前記排気開口と位置合わせされる第3の開口を含む、請求項12に記載のエアバッグ。
  14. 前記第3の開口の大きさが、前記排気開口の大きさと実質的に同一である、請求項13に記載のエアバッグ。
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