JP6092169B2 - ソフトキャンディの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトキャンディの製造方法に関する。
従来、新規な食感を有するソフトキャンディや、食するときに歯に付きにくいソフトキャンディが提案されている。
例えば、特許文献1に、気泡入りソフトキャンディであって、平均分子量20万以上のポリグルタミン酸及び/又はヒアルロン酸を0.001〜5重量%と酸味料とを含有し、かつオーバーランが20%〜150%の範囲であることを特徴とするソフトキャンディが記載されている。また、特許文献1に、このソフトキャンディが、耐酸性、耐熱性を有し、かつ噛みだしを硬くすることなくふわふわした食感を有し今までにない弾力性に富んだ新規な食感を有することが記載されている。
特許文献2に、固形分として1種以上の糖類を含むソフトキャンディ生地中に、水分含有量が0〜6重量%で、糖を主原料とし、結晶セルロースを含有する粉末もしくは微粒状物または顆粒を、最終のソフトキャンディの1〜30重量%の大きさに打錠機で粒状、棒状または板状に圧縮成型した打錠物が3〜30重量%の割合で混入されていることを特徴とするソフトキャンディが記載されている。また、特許文献2に、このソフトキャンディが、ソフトキャンディ生地に打錠物が混入されたものであり、ソフトキャンディと打錠物との味及び食感がマッチングした、おいしくて、しかも歯付きの改良された新しい食感のソフトキャンディであることが記載されている。
特許第4998369号公報 特許第4380619号公報
本発明の目的は、製造過程で添加物(例えば、酸味料)を添加するなどしても、気泡が失われることなく、ふわふわした食感を持ち、また、べとつきが少なくて、歯に付きにくく、さらには、噛みごたえ(噛み出しが柔らかく、かつ、弾力感があること)があるソフトキャンディを、簡易にかつ効率的に製造することができる方法を提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の材料(油中水型エマルションを調製しうるもの)及び工程を用いて、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得た後、このキャンディの副原料と、キャンディの主原料(例えば、砂糖、水あめ等を含むもの)を混合するなどすれば、目的とするソフトキャンディが得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、以下の[1]〜[5]を提供するものである。
[1] 油脂を含む油性材料と、水分を含む水性材料を、乳化剤の存在下及び上記油性材料が液状となる温度下で混合して、油中水型エマルションを得た後、該油中水型エマルションを撹拌しつつ冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得る副原料調製工程と、甘味成分を含む、キャンディの主原料と、上記キャンディの副原料を、上記キャンディの副原料が液状となる温度下で混合して、液状の混合物を得た後、該液状の混合物を冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状のソフトキャンディを得るキャンディ調製工程、を含むことを特徴とするソフトキャンディの製造方法。
[2] 上記油性材料中の油脂が、極度硬化油を含む、上記[1]に記載のソフトキャンディの製造方法。
[3] 上記キャンディの副原料が、油脂32〜75重量%、乳化剤12〜48重量%、及び、水3〜20重量%を含む、上記[1]又は[2]に記載のソフトキャンディの製造方法。
[4] 上記水性材料に水分を与える材料として、水、果汁、濃縮果汁、及び、牛乳の中から選ばれる一種以上を用いる、上記[1]〜[3]のいずれかに記載のソフトキャンディの製造方法。
[5] 上記ソフトキャンディの見掛け密度が1.2g/cm以下である、上記[1]〜[4]のいずれかに記載のソフトキャンディの製造方法。
本発明の製造方法によれば、製造過程で添加物(例えば、酸味料)を添加するなどしても、気泡が失われることなく、ふわふわした食感を持ち、また、べとつきが少なくて、歯に付きにくく、さらには、噛みごたえ(噛み出しが柔らかく、かつ、弾力感があること)があるソフトキャンディを、簡易にかつ効率的に製造することができる。
、実施例1、実施例6、比較例1、及び市販品Aのソフトキャンディについて、応力緩和曲線を測定した結果を示すグラフである。
本発明のソフトキャンディの製造方法は、(A)油脂を含む油性材料(例えば、極度硬化油を含むもの)と、水分を含む水性材料(例えば、果汁)を、乳化剤(例えば、油中水型(W/O型)乳化剤、水中油型(O/W型)乳化剤)の存在下及び上記油性材料が液状となる温度下(例えば、極度硬化油の融点を超える温度)で混合して、油中水型エマルションを得た後、該油中水型エマルションを撹拌しつつ冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得る副原料調製工程と、(B)甘味成分を含む、キャンディの主原料(例えば、砂糖と水飴を含むシロップに、ゼラチン等を加えてなるもの)と、上記キャンディの副原料を、上記キャンディの副原料が液状となる温度下(例えば、極度硬化油の融点を超える温度)で混合して、液状の混合物を得た後、該液状の混合物を冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状のソフトキャンディを得るキャンディ調製工程、を含むものである。
以下、各工程について詳しく説明する。
[(A)副原料調製工程]
工程(A)(副原料調製工程)は、油脂を含む油性材料と、水分を含む水性材料を、乳化剤の存在下及び上記油性材料が液状となる温度下で混合して、油中水型エマルションを得た後、該油中水型エマルションを撹拌しつつ冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得る工程である。
油性材料に含まれる油脂の融点は、好ましくは30〜90℃、より好ましくは40〜80℃、さらに好ましくは50〜75℃、特に好ましくは55〜70℃である。該融点が30℃以上であると、ソフトキャンディについて、べたつきが少なくて、歯に付きにくいという効果を、より高めることができる。該融点が90℃以下であると、使用可能な油脂の種類が多いので、適当な油脂を選択することが容易であり、また、油中水型エマルションを得るために要するエネルギー量(加熱のためのエネルギー量)を低減することができる。
上述の好ましい融点を有する油脂の例としては、ナタネ極度硬化油、パーム極度硬化油、ナタネ部分硬化油、パーム部分硬化油、やし部分硬化油等が挙げられる。これらの油脂は、いずれも、食用に供することができる油脂として知られている。
本発明において、油性材料は、好ましくは、極度硬化油(極度硬化油脂ともいう。)を含む。
本明細書中、極度硬化油とは、融点が55〜70℃で、かつ、ヨウ素価が2以下(好ましくは1以下)であるものをいう。
極度硬化油は、i)本発明が目的とする最終製品であるソフトキャンディについて、べたつきが少なくて、歯に付きにくいという特長を、より高めることができる点、ii)近年問題になっているトランス脂肪酸を含まないため、摂取者の健康を良好に維持することができる点、iii)ヨウ素価が低く酸化されにくいため、風味の劣化が少ない点、で好ましい。
油性材料の全量中の極度硬化油の量の割合は、好ましくは30重量%以上、より好ましくは40重量%以上、特に好ましくは50重量%以上である。また、油性材料として、極度硬化油のみを用いることは、本発明の好ましい実施形態の一つである。
本発明において、極度硬化油と共に用いられる油脂の好ましい一例として、部分硬化油(部分水素添加油脂ともいう。)が挙げられる。
本明細書中、部分硬化油とは、水素添加の程度が小さいために上述の極度硬化油の条件を満たさないもの(例えば、融点が30〜60℃で、かつ、ヨウ素価が2を超え、80以下のもの)をいう。
油性材料の全量中の極度硬化油及び部分硬化油の合計量の割合は、好ましくは60重量%以上、より好ましくは80重量%以上、さらに好ましくは90重量%以上、特に好ましくは100重量%である。
本発明において、極度硬化油及び部分硬化油以外の油性材料の構成成分の例としては、融点が30〜50℃で、かつ、ヨウ素価が80を超えるもの等が挙げられる。
なお、本発明で用いる油性材料は、通常、油脂のみからなるものである。
本発明において、水性材料に水分を与えるために用いられる材料の例としては、水、果汁(ストレート果汁)、濃縮果汁、牛乳等が挙げられる。中でも、果汁(ストレート果汁)、濃縮果汁、濃縮還元果汁、牛乳等を用いることは、ソフトキャンディに独特の風味を与える点で、好ましい。
水性材料に含ませうる材料の例としては、糖質(例えば、砂糖等)、酸味料、水溶性香料等が挙げられる。
水性材料中の固形分の割合は、水性材料の種類によっても異なり、特に限定されないが、通常、果汁(ストレート果汁)の場合で5〜15重量%、濃縮果汁の場合で40〜80重量%、濃縮還元果汁の場合で5〜15重量%、牛乳の場合で10〜14重量%である。
油性材料と水性材料の合計量(ただし、水性材料が固形分を含む場合、該固形分を含む量である。)中の油性材料の量の割合は、好ましくは60〜99重量%、より好ましくは65〜98重量%、特に好ましくは70〜97重量%である。該割合が60重量%以上であると、エマルションを油中水型にすることが容易であり、また、ソフトキャンディ中の水分の割合が大きいことによる保存性への悪影響を十分に抑制することができる。該割合が99重量%以下であると、水性材料の量を十分に確保することができるので、油性材料中に水性材料を良好に分散させることができ、その結果、微細な多数の気泡を生じさせ易くなり、ソフトキャンディの見掛け密度を小さくすることができる。また、ソフトキャンディの噛みごたえ(噛み出しが柔らかく、かつ、弾力感があること)をより良好なものにすることができる。
油性材料と水性材料の合計量中の水分(水性材料に含まれている水分;固形分を除くもの)の量の割合は、好ましくは1〜30重量%、より好ましくは3〜20重量%、特に好ましくは5〜15重量%である。該割合が1重量%以上であると、エマルションを油中水型にすることが容易であり、また、ソフトキャンディの見掛け密度を小さくし、ふわふわ感をより高めることができる。該割合が30重量%以下であると、微生物の増殖をより一層抑えることができ、保存性をより高めることができる。
本発明において、乳化剤の好ましい例としては、HLBが8以下の乳化剤(親油性の高い乳化剤)が挙げられる。
HLBが8以下の乳化剤の中でも、HLBが3〜6の乳化剤は、油中水型エマルションの形成容易性の観点から、特に好ましい。
HLBが8以下の乳化剤の例としては、グリセリン脂肪酸エステル(HLB:3〜7)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(HLB:1〜8)、ソルビタン酸脂肪エステル(HLB:2〜8)、有機酸モノグリセリド(例えば、酢酸モノグリセリド、クエン酸モノグリセリド、コハク酸モノグリセリド、乳酸モノグリセリド等;HLB:1〜8)、プロピレングリコール脂肪酸エステル(HLB:2〜4)、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(HLB:1〜8)、ショ糖脂肪酸エステル(HLB:1〜8)、レシチン(HLB:5〜7)等が挙げられる。これらは、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いることができる。二種以上を組み合わせる場合は、極性基の大きさが異なるものを併用することが、乳化分散効果の観点から好ましい。
HLBが8以下の乳化剤の量は、油性材料を構成する油脂等の種類、量等によっても異なるが、油性材料100重量部当たり、好ましくは10〜150重量部、より好ましくは15〜100重量部である。該量が10重量部以上であると、乳化分散効果が得られ易く、油中水型エマルションをより容易に調製することができる。該量が150重量部以下であると、油性材料と該乳化剤の合計量中の油性材料の割合が大きいため、ソフトキャンディの食感(特に、べとつきが少なくて、歯に付きにくいこと)がより良好になり、また、該乳化剤の量が過大でないため、製造コスト等の面からも有利である。
本発明で用いるキャンディの副原料中の、HLBが8以下の乳化剤の割合は、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%である。該割合が5重量%以上であると、乳化分散効果が得られ易い。該割合が50重量%以下であると、ソフトキャンディの食感(特に、べとつきが少なくて、歯に付きにくいこと)がより良好になる。
HLBが8以下の乳化剤は、通常、油性材料と水性材料の混合前に、予め、油性材料に混合させて用いられる。
本発明において、HLBが8以下の乳化剤に加えて、HLBが12以上の乳化剤(親水性の高い乳化剤)を用いることは、乳化安定性の観点から、好ましい。
HLBが12以上の乳化剤の中でも、HLBが14〜18の乳化剤は、乳化安定性の観点から、特に好ましい。
HLBが12以上の乳化剤の例としては、ショ糖脂肪酸エステル(HLB:12〜19)、レシチン(HLB:13)、酵素分解レシチン(HLB:13)等が挙げられる。これらは、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いることができる。
HLBが12以上の乳化剤の量は、水性材料を構成する成分の種類、量等によっても異なるが、水性材料100重量部当たり、好ましくは5〜150重量部、より好ましくは10〜100重量部である。該量が5重量部以上であると、乳化分散効果をより高めることができる。該量が150重量部以下であると、油性材料と水性材料を混合したときの該乳化剤の粘度を適正な大きさにして、該乳化剤を良好に分散させることができ、また、該乳化剤の量が過大でないため、製造コスト等の面からも有利である。
本発明で用いるキャンディの副原料中の、HLBが12以上の乳化剤の割合は、好ましくは1〜12重量%、より好ましくは2〜8重量%である。該割合が1重量%以上であると、乳化分散効果が得られ易い。該割合が12重量%以下であると、該乳化剤を良好に分散させることができる。
HLBが12以上の乳化剤は、通常、油性材料と水性材料の混合前に、予め、水性材料に混合させて用いられる。
HLBが8以下の乳化剤100重量部当たりの、HLBが12以上の乳化剤の量は、油性材料と水性材料の重量比等によっても異なるが、乳化安定性等の観点から、好ましくは1〜200重量部、より好ましくは2〜150重量部、特に好ましくは3〜100重量部である。
油性材料、水性材料、及び、乳化剤の混合は、例えば、以下のようにして行なわれる。
まず、加温して溶解させた油性材料と、HLBが8以下の乳化剤を混合して、油性の混合物を得る。一方、水性材料と、HLBが12以上の乳化剤を混合して、水性の混合物を得る。次いで、油性の混合物をオーバーミキサー中にてホイッパー等で撹拌しつつ、水性の混合物を徐々に添加すれば、油中水型のエマルションを得ることができる。この際、使用する機械としては、撹拌及び起泡が可能なものであればよく、例えば、製菓業で使用される一般的なオーバーミキサーを用いることができる。
得られた油中水型のエマルションを撹拌しつつ冷却することによって、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得ることができる。
この固体状の副原料は、油性であり、水溶性ではなく、また、常温では固体であるため、気泡を長期間保持することができ、また、微生物の増殖による劣化も生じにくいものである。また、この固体状の副原料は、通常、比重が0.3〜0.6の白色の塊状またはフレーク状のものである。
[(B)キャンディ調製工程]
工程(B)(キャンディ調製工程)は、甘味成分を含む、キャンディの主原料と、上述の工程(A)(副原料調製工程)で得られたキャンディの副原料(油中水型のエマルションを固体状にしてなるもの)を、キャンディの副原料が液状となる温度下で混合して、液状の混合物を得た後、該液状の混合物を冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状のソフトキャンディを得る工程である。
甘味成分としては、砂糖、水あめ、糖類(例えば、ブドウ糖)等が挙げられる。
キャンディの主原料は、例えば、砂糖及び水あめを煮詰めてなるシロップに、ゼラチンを加え、ニーダー等で混合することによって得ることができる。
キャンディの主原料とキャンディの副原料を混合してなる液状の混合物の冷却は、微細な多数の気泡と微細な多数の水滴(いずれも、副原料に由来するもの)をソフトキャンディ中に均一に分散させるの観点から、好ましくは、撹拌しながら行なわれる。
この撹拌によって、機械的な方法で気体を吹き込んでソフトキャンディ中に多数の気泡を生じさせる従来の方法に比べて、気泡の大きさを、より均一で、より適切なものにすることができ、また、気泡の分布をより均一にすることができる。本発明の製造方法で得られる気泡よりも大きな気泡の場合、ソフトキャンディの見掛け密度を小さくすることはできても、気泡の分布が均一になりづらいため、ふわふわした食感としては、従来品と大差がないことがある。また、本発明の製造方法で得られる気泡よりも小さな気泡の場合、気泡が小さ過ぎるために、気泡を含有させることによる効果(特に、ふわふわした食感)を十分に得ることが困難である。
キャンディの主原料とキャンディの副原料の混合において、これらの混合時、または、混合後の撹拌時に、他の任意原料を添加することができる。他の任意原料の例としては、酸味料、香料、色素等が挙げられる。
本発明で得られるソフトキャンディ中の水分の割合は、好ましくは10重量%以下である。該割合が10重量%を超えると、保存中にべたつきを生じたり、微生物による悪影響受けやすくなる。
本発明で得られるソフトキャンディの見掛け密度は、ふわふわした食感等をより高める観点から、好ましくは1.2g/cm以下、より好ましくは1.1g/cm以下である。
本発明で得られるソフトキャンディの見掛け密度の下限値は、特に限定されないが、通常、0.7g/cmである。
本発明で得られるソフトキャンディは、工程(B)(キャンディ調製工程)において成形用の型を用いることによって、所望の形状に成形することができる。
以下、実施例によって本発明を説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に包含される限りにおいて種々の実施形態を採ることができる。
[実施例1]
キャンディの副原料を調製するための材料として、ナタネ極度硬化油(融点:68℃、ヨウ素価:1以下)75重量%、水3重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を10重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約4の乳化剤を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を3重量%(以上の副原料の材料の合計量:100重量%)用意した。
次に、ナタネ極度硬化油、グリセリン脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、水にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度60℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ83重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:88重量%)である。
その後、キャンディの副原料10重量%をキャンディの主原料88重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1.5重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%(以上のソフトキャンディの全原料の合計量:100重量%)を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、任意原料として酸味料等を添加したにもかかわらず、気泡が失われることなく、見掛け密度が1.1であって、ふわふわした食感を持ち、また、べとつきが少なくて、歯に付きにくく、さらには、噛みごたえ(噛み出しが柔らかく、かつ、弾力感があること)があるものであった。また、ソフトキャンディの内部の組織を顕微鏡で観察したところ、微細な多数の気泡が均一に分布していることがわかった。
[実施例2]
キャンディの副原料を調製するための材料として、ナタネ極度硬化油(融点:68℃、ヨウ素価:1以下)49重量%、水13重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を13重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約4の乳化剤を21重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を4重量%(以上の副原料の材料の合計量:100重量%)用意した。
次に、ナタネ極度硬化油、グリセリン脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、水にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度60℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ77重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:82重量%)である。
その後、キャンディの副原料16重量%をキャンディの主原料82重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1.5重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%(以上のソフトキャンディの全原料の合計量:100重量%)を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が1.0であったこと以外は実施例1と同様の物性(ふわふわした食感等)を有していた。
[実施例3]
キャンディの副原料を調製するための材料として、パーム極度硬化油(融点:59℃、ヨウ素価:1以下)43重量%、6分の1濃縮ぶどう果汁15重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を20重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約4の乳化剤を20重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を2重量%(以上の副原料の材料の合計量:100重量%)用意した。
次に、パーム極度硬化油、グリセリン脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、濃縮ぶどう果汁にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度60℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ77.5重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:82.5重量%)である。
その後、キャンディの副原料16重量%をキャンディの主原料82.5重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%(以上のソフトキャンディの全原料の合計量:100重量%)を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が0.9であったこと及び果汁の風味を有していたこと以外は実施例1と同様の物性(ふわふわした食感等)を有していた。
[実施例4]
キャンディの副原料を調製するための材料として、パーム極度硬化油(融点:59℃、ヨウ素価:1以下)32重量%、ナタネ部分硬化油(融点:34℃、ヨウ素価:約70)30重量%、6分の1濃縮ぶどう果汁20重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を8重量%(以上の副原料の材料の合計量:100重量%)用意した。
次に、パーム極度硬化油、ナタネ部分硬化油、及びグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、濃縮ぶどう果汁にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度58℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ77.5重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:82.5重量%)である。
その後、キャンディの副原料16重量%をキャンディの主原料82.5重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その後、キャンディの任意原料として、
をソフトキャンディ組織に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%(以上のソフトキャンディの全原料の合計量:100重量%)を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が0.8であったこと及び果汁の風味を有していたこと以外は実施例1と同様の物性(ふわふわした食感等)を有していた。
[実施例5]
キャンディの副原料を調製するための材料として、パーム極度硬化油(融点:59℃、ヨウ素価:1以下)32重量%、ナタネ部分硬化油(融点:34℃、ヨウ素価:約70)30重量%、ぶどうストレート果汁10重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を8重量%(以上の副原料の材料の合計量:100重量%)用意した。
次に、パーム極度硬化油、ナタネ部分硬化油、及びグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、ぶどうストレート果汁にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度59℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ77.5重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:82.5重量%)である。
その後、キャンディの副原料16重量%をキャンディの主原料82.5重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が0.9であったこと及び果汁の風味を有していたこと以外は実施例1と同様の物性(ふわふわした食感等)を有していた。
[実施例6]
キャンディの副原料を調製するための材料として、パーム極度硬化油(融点:59℃、ヨウ素価:1以下)27重量%、ナタネ部分硬化油(融点:34℃、ヨウ素価:約70)15重量%、水20重量%、グリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約6の乳化剤を20重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルとして、HLB約4の乳化剤を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルとして、HLB16の乳化剤を8重量%用意した。
次に、パーム極度硬化油、ナタネ部分硬化油、及びグリセリン脂肪酸エステルを混合し、80℃まで加温して、溶解し、透明な油相を得た。一方、水にショ糖脂肪酸エステルを溶解し、水相として溶液を得た。油相を、ホイッパーを装着したオーバーミキサーに入れ、温度80℃で撹拌しつつ、水相を徐々に添加した。水相の添加につれ、油相は乳白色になり、油中水型乳化のエマルションが形成された。このエマルションを冷却すると、温度56℃で油脂が結晶化し、空気を抱き込んだ状態になった。さらにエマルションを冷却し、温度50℃で撹拌を停止し、キャンディの副原料を得た。この副原料は、常温で白色の塊状であり、顕微鏡で観察すると、内部に多くの微細な気泡が認められた。この副原料の比重は、0.4であった。
一方、砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ73.5重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、50重量%ゼラチン水溶液5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:78.5重量%)である。
その後、キャンディの副原料20重量%をキャンディの主原料78.5重量%に対して、温度80℃で添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、キャンディの任意原料として、酸味料1重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が0.9であったこと以外は実施例1と同様の物性(ふわふわした食感等)を有していた。
[比較例1]
砂糖と水あめを、砂糖/水あめの重量比が45/55となるように混合し、水分の割合が5重量%になるまで煮詰めたシロップを調製した。このシロップを混合ニーダーに移し、シロップ83重量%(ソフトキャンディ中の割合;以下、同じ)に、ゼラチン水溶液(ゼラチンの濃度:50重量%)5重量%を混合ニーダー中で添加し撹拌した。得られた混合物は、キャンディの主原料(ソフトキャンディ中の割合:88重量%)である。
その後、得られた混合物に、融点35℃の油脂を5重量%、グリセリン脂肪酸エステルを2.5重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルを2.5重量%添加し、撹拌しつつ冷却した。その際、撹拌の過程で、酸味料1.5重量%、香料0.3重量%、色素0.2重量%を順次添加し、最終的に、固体状のソフトキャンディを得た。
得られたソフトキャンディは、見掛け密度が1.3であり、また、従来のソフトキャンディと同様の食感(実施例1〜6に比べて、ふわふわした食感が少なく、べとつきが多くて歯に付きやすく、噛み出しの柔らかさや弾力感に劣ること)を有していた。
なお、比較例1において、融点35℃の油脂に代えて、融点55℃以上の油脂を使用すると、食感が硬くなり、ソフトキャンディとしての賞味の対象とならないものが得られる。
[ソフトキャンディの応力緩和曲線の測定]
フドー社製レオメーターを使用して、実施例1、実施例6、比較例1、及び市販品Aのソフトキャンディについて、応力緩和曲線を測定した。その結果を図1に示す。
図1に示すように、実施例1及び実施例6のソフトキャンディは、応力ピーク到達時間a1及びa2が、各々、比較例1及び市販品Aの応力ピーク到達時間a3及びa4に比べて長く、噛み出しの応力が小さいこと(すなわち、ふわふわした食感に優れていること)がわかる。また、実施例1及び実施例5のソフトキャンディは、残存応力b1が、比較例1及び市販品Aの残存応力b2に比べて大きく、弾力性に富むことがわかる。
[ソフトキャンディの官能評価]
6名の専門家パネルが、実施例1、実施例2、比較例1、及び市販品Aについて、5段階評価法により試食して評価した。その結果(6名の専門家パネルによる評価の平均点)を表1に示す。表1に示すように、本発明の製造方法により得られたソフトキャンディ(実施例1〜2)は、本発明に該当しない製造方法により得られたソフトキャンディ(比較例1)や、従来の製造方法によるソフトキャンディ(市販品A)に比べて、見掛け密度が小さく、ふわふわした食感に優れ、また、べとつきが少ないために歯に付きにくく、さらには、噛みごたえ(噛み出しが柔らかく、かつ、弾力感があること)に優れることがわかる。
Figure 0006092169

Claims (5)

  1. 油脂を含む油性材料と、水分を含む水性材料を、乳化剤の存在下及び上記油性材料が液状となる温度下で混合して、油中水型エマルションを得た後、該油中水型エマルションを撹拌しつつ冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状の、キャンディの副原料を得る副原料調製工程と、
    甘味成分を含む、キャンディの主原料と、上記キャンディの副原料を、上記キャンディの副原料が液状となる温度下で混合して、液状の混合物を得た後、該液状の混合物を冷却して、微細な多数の気泡を含む固体状のソフトキャンディを得るキャンディ調製工程、
    を含むことを特徴とするソフトキャンディの製造方法。
  2. 上記油性材料中の油脂が、極度硬化油を含む請求項1に記載のソフトキャンディの製造方法。
  3. 上記キャンディの副原料が、油脂32〜75重量%、乳化剤12〜48重量%、及び、水3〜20重量%を含む請求項1又は2に記載のソフトキャンディの製造方法。
  4. 上記水性材料に水分を与える材料として、水、果汁、濃縮果汁、濃縮還元果汁、及び、牛乳の中から選ばれる一種以上を用いる請求項1〜3のいずれか1項に記載のソフトキャンディの製造方法。
  5. 上記ソフトキャンディの見掛け密度が1.2g/cm以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載のソフトキャンディの製造方法。
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