JP6091931B2 - 機械部品、時計用ムーブメントおよび時計 - Google Patents

機械部品、時計用ムーブメントおよび時計 Download PDF

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Description

この発明は、機械部品、この機械部品を備えた時計用ムーブメントおよび時計に関するものである。
従来、時計の輪列を構成する歯車は、この歯車の軸部材の端部に形成されたほぞが、地板や輪列受等に設けられた凹部に回転自在に枢支された状態で、地板や輪列受等に取り付けられている。
ここで、地板や輪列受等を樹脂材料により射出成形する場合、射出成形用金型のキャビティ内には、凹部に対応した位置に、凹部の形状に対応した柱状のコアピンが設けられる。一般に、コアピンは、可動金型および固定金型のいずれかから立設されている。コアピンは、キャビティ内に射出された樹脂材料が固化した後、可動金型と固定金型とを離型する際や、エジェクタピンにより樹脂成形品を固定金型から押し出す際等に、成形された凹部に対して相対的にスライド移動するようになっている。
ところで、一般に、時計用の歯車の軸部材は、その直径が例えば0.2mm程度と極めて小さい。したがって、時計用の歯車の軸部材を枢支する凹部を形成するコアピンも、その直径が極めて小さいものとなるため、コアピンの強度確保には限界がある。
また、樹脂材料の射出成形においては、溶融した樹脂材料がキャビティ内で固化するときに熱収縮する。さらに、可動金型と固定金型との間には、金型の製造誤差が少なからず存在する。したがって、成形された凹部とコアピンとの間には、偏心が発生するため、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動したとき、コアピンには応力が作用する。そして、コアピンに大きな応力が作用した場合は、コアピンの強度不足によりコアピンが損傷するおそれがある。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1には、キャビティの中央部に、微細コアピンを、一方の金型から他方の金型にわたり突出させるとともに中心軸のまわりに回転自在に一方の金型に軸受保持して設け、コアピンに連結される回転装置が一方の金型に一体に設けられた射出成形用金型が記載されている。
特許文献1によれば、コアピンの両端部をそれぞれ固定金型と可動金型とにより支持し、コアピンが軸周りに高速で回転する構成として、コアピンに真直性の維持および曲げに対する真直矯正力を付与したので、コアピンが振動や揺らぐことが無く、また曲がり偏芯も生じなくなるとされている。
特開2002−316345号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、コアピンの両端部をそれぞれ固定金型と可動金型とにより支持していることから、コアピンによる成形部分は必ず貫通孔となる。すなわち、有底の凹部を形成できないため、樹脂成形品の適用範囲が限定されることなる。
また、コアピンの損傷を防止する他の手段として、例えばコアピンを大径化することにより、コアピン自体の剛性を高くすることが考えられる。しかし、時計用の地板や輪列受等の小型精密部品にあっては、凹部を極めて小径に形成する必要があるため、コアピンの大径化にも限界がある。
したがって、機械部品の射出成形時において、コアピンの損傷を防止しつつ凹部を形成するという点で課題が残されている。
そこで、本発明は、射出形成においてコアピンの損傷を防止できる機械部品、この機械部品を備えた時計用ムーブメントおよびこの時計用ムーブメントを備えた時計の提供を課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の機械部品は、柱状の凹部を有し、前記凹部の周囲に、ガイド凹部を少なくとも1箇所設け、前記ガイド凹部の側壁は、前記凹部の中心軸に面するガイド壁面を少なくとも一部に含み、前記ガイド壁面は、前記凹部の前記中心軸と平行な線分を少なくとも1本含み、前記線分の長さは、前記凹部の深さよりも長い射出成形により形成される機械部品である。
本発明によれば、射出成形により形成される機械部品の凹部の周囲に、ガイド凹部を少なくとも1箇所設けているので、機械部品を形成するための金型に、凹部を成形するためのコアピンと、ガイド凹部を成形するための金型側ガイド部とを設けることができる。これにより、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動するとともに、ガイド凹部と金型側ガイド部とが相対的にスライド移動することができる。ここで、ガイド凹部の側壁は、ガイド壁面を少なくとも一部に含み、ガイド壁面は、凹部の中心軸と平行な線分を少なくとも1本含んでいるので、この線分に沿うように凹部の軸方向に、ガイド凹部と金型側ガイド部とが相対的にスライド移動できる。また、ガイド凹部が凹み形成されるため、ガイド凹部の形成部分は、ガイド凹部の外側部分よりも薄肉となる。このため、機械部品におけるガイド凹部の形成部分は、ガイド凹部の外側部分よりも先に固化および熱収縮する。このとき、ガイド壁面は、樹脂材料の熱収縮にともない、ガイド凹部の内側、すなわち凹部の中心軸側に向かって移動する。ここで、ガイド壁面は、凹部の中心軸に面しているので、凹部の中心軸側に向かって移動することにより、金型側ガイド部に密接できる。これにより、凹部とコアピンとの偏心を抑制できるとともに、ガイド凹部に金型側ガイド部を沿わせることができるので、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動する際にコアピンに応力が作用するのを抑制できる。
さらに、ガイド壁面の線分の長さは、凹部の深さよりも長いので、コアピンが凹部から完全に抜けるまで、コアピンに応力が作用するのを抑制できる。
したがって、射出形成においてコアピンの損傷を防止できる。
また、前記ガイド凹部は、前記中心軸の軸方向から見て、前記凹部を囲繞するように形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、凹部の径方向の外側において、凹部の全周にわたり凹部と金型側のコアピンとの相対位置ズレを規制できるので、凹部とコアピンとの偏心を確実に抑制でき、コアピンに作用する応力をさらに低下させることができる。
また、前記凹部は、円柱状に形成され、前記ガイド凹部は、前記軸方向から見て、前記凹部の前記中心軸と同軸のリング状に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、凹部の全周にわたり凹部と金型側のコアピンとの相対位置ズレを規制できるとともに、コアピンに作用する応力を、リング状に形成されたガイド凹部と金型側ガイド部とに全周にわたって均等に分散できる。したがって、凹部と金型側のコアピンとの相対位置ズレを、凹部の全周にわたってバランスよく規制できるので、凹部とコアピンとの偏心を確実に抑制できる。
また、前記凹部と前記ガイド凹部との離間距離は、前記凹部の全周にわたって均一であることを特徴としている。
本発明によれば、凹部とガイド凹部との離間距離が凹部の全周にわたって均一であるので、凹部とガイド凹部との間の樹脂材料の厚さを凹部の全周にわたって均等とすることができる。これにより、樹脂材料が冷却されて固化する際に、凹部とガイド凹部との間の樹脂材料が凹部の全周にわたって均等に熱収縮するので、反りやヒケを抑制して機械部品を精度よく成形できる。
また、前記ガイド凹部が複数形成されて前記線分を3本以上備え、複数の前記線分のうちいずれか3本の前記線分は、前記中心軸の軸方向から見て、それぞれ三角形の頂点となる位置に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、ガイド凹部が複数形成されているので、コアピンに作用する応力を、複数のガイド凹部と複数の金型側ガイド部とに確実に分散できる。また、中心軸と平行な線分が三角形の頂点となる位置に配置されているので、中心軸と平行な3本の線分に対応した位置において、ガイド凹部と金型側ガイド部とが密接しながら相対的にスライド移動できる。これにより、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動する際に、凹部とコアピンとの偏心を抑制でき、コアピンに作用する応力を低下させることができる。
また、前記凹部の前記中心軸は、前記軸方向から見て、複数の前記線分のうちいずれか3本以上の前記線分を結んで形成された多角形の内側に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、軸方向から見て、複数の線分のうちいずれか3本以上の線分を結んで形成された多角形の内側に配置されているので、凹部の径方向の外側における3本以上の線分に対応した位置において、ガイド凹部と金型側ガイド部とが密接しながら相対的にスライド移動することができる。これにより、凹部の径方向の外側から凹部と金型側のコアピンとの相対位置ズレを規制できるので、凹部とコアピンとの偏心を確実に抑制でき、コアピンに作用する応力をさらに低下させることができる。
また、前記機械部品は、時計用の地板であることを特徴としている。
本発明によれば、射出形成においてコアピンの損傷を防止できる地板とすることができるので、生産性に優れた低コストな地板を得ることができる。
また、本発明の時計用ムーブメントは、上述の機械部品が地板として組み込まれていることを特徴としている。
また、本発明の時計は、上述の時計用ムーブメントを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、生産性に優れた低コストなムーブメントおよび時計を得ることができる。
本発明によれば、射出成形により形成される機械部品の凹部の周囲に、ガイド凹部を少なくとも1箇所設けているので、機械部品を形成するための金型に、凹部を成形するためのコアピンと、ガイド凹部を成形するための金型側ガイド部とを設けることができる。これにより、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動するとともに、ガイド凹部と金型側ガイド部とが相対的にスライド移動することができる。ここで、ガイド凹部の側壁は、ガイド壁面を少なくとも一部に含み、ガイド壁面は、凹部の中心軸と平行な線分を少なくとも1本含んでいるので、この線分に沿うように凹部の軸方向に、ガイド凹部と金型側ガイド部とが相対的にスライド移動できる。また、ガイド凹部が凹み形成されるため、ガイド凹部の形成部分は、ガイド凹部の外側部分よりも薄肉となる。このため、機械部品におけるガイド凹部の形成部分は、ガイド凹部の外側部分よりも先に固化および熱収縮する。このとき、ガイド壁面は、樹脂材料の熱収縮にともない、ガイド凹部の内側、すなわち凹部の中心軸側に向かって移動する。ここで、ガイド壁面は、凹部の中心軸に面しているので、凹部の中心軸側に向かって移動することにより、金型側ガイド部に密接できる。これにより、凹部とコアピンとの偏心を抑制できるとともに、ガイド凹部に金型側ガイド部を沿わせることができるので、凹部とコアピンとが相対的にスライド移動する際にコアピンに応力が作用するのを抑制できる。
さらに、ガイド壁面の線分の長さは、凹部の深さよりも長いので、コアピンが凹部から完全に抜けるまで、コアピンに応力が作用するのを抑制できる。
したがって、射出形成においてコアピンの損傷を防止できる。
実施形態に係る時計の外観図である。 ムーブメントの表側から見た平面図である。 地板の斜視図である。 凹部の拡大図である。 図4のA−A線に沿った断面図である。 射出成形により地板を形成するときの説明図である。 可動金型を固定金型から離型するときの説明図である。 実施形態の変形例に係る地板の説明図である。 射出成形により実施形態の変形例に係る地板を形成するときの説明図である。
以下に、この発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
以下では、まず実施形態に係る機械式の腕時計(請求項の「時計」に相当。)およびこの腕時計に組み込まれたムーブメント(請求項の「時計用ムーブメント」に相当。)について説明したあと、実施形態に係る地板(請求項の「機械部品」に相当。)について説明する。
(時計)
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。このムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうち、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」と称する。また、地板の両側のうち、時計ケースのケース裏蓋のある方の側、すなわち文字板と反対の側をムーブメントの「表側」と称する。
図1は、実施形態に係る時計1の外観図である。
図1に示すように、本実施形態の時計1のコンプリートは、図示しないケース裏蓋、およびガラス2からなる時計ケース3内に、ムーブメント100と、時に関する情報を示す目盛り等を有する文字板11と、時を示す時針12、分を示す分針13および秒を示す秒針14を含む指針と、を備えている。文字板11には、日付を表す数字を明示させる日窓11aが開口している。これにより、時計1は、時刻に加え、日付を確認することが可能とされている。
図2は、ムーブメント100の表側から見た平面図である。なお、図2では、図面を見やすくするため、ムーブメント100を構成する時計部品のうち一部の図示を省略しているとともに、各時計部品を簡略化して図示している。
機械式時計のムーブメント100は、基板を構成する地板20を有している。地板20の巻真案内穴102には、巻真110が回転可能に組み込まれている。この巻真110は、おしどり103、かんぬき105、かんぬきばね107および裏押さえ109を含む切換装置によって、巻真110の軸線方向の位置が決められている。
そして巻真110を回転させると、つづみ車(不図示)の回転を介してきち車112が回転する。きち車112の回転により丸穴車114および角穴車116が順に回転し、香箱車120に収容されたぜんまい(不図示)が巻き上げられる。
香箱車120は、軸部である香箱真の両端に突設されたほぞ(不図示)が、それぞれ地板20と香箱受134とに枢支されることにより、地板20と香箱受134との間で回転可能に支持されている。二番車124、三番車126、四番車128およびがんぎ車130は、それぞれの軸部の両端に突設されたほぞ(不図示)が、それぞれ地板20と輪列受136とに枢支されることにより、地板20と輪列受136との間で回転可能に支持されている。
ぜんまいの復元力により香箱車120が回転すると、香箱車120の回転により二番車124、三番車126、四番車128およびがんぎ車130が順に回転する。これら香箱車120、二番車124、三番車126および四番車128は、表輪列を構成する。
二番車124が回転すると、その回転に基づいて筒かな(不図示)が同時に回転し、この筒かなに取り付けられた分針13(図1参照)が「分」を表示するようになっている。また、筒かなの回転に基づいて日の裏車(不図示)の回転を介して筒車(不図示)が回転し、この筒車に取り付けられた時針12(図1参照)が「時」を表示するようになっている。
表輪列の回転を制御するための脱進・調速装置140は、がんぎ車130、アンクル142およびてんぷ144により構成されている。
がんぎ車130の外周には歯132が形成されている。アンクル142は、地板20とアンクル受138との間で回転可能に支持されており、一対のつめ石142a,142bを備えている。アンクル142の一方のつめ石142aが、がんぎ車130の歯132に係合した状態で、がんぎ車130は一時的に停止している。
てんぷ144は、一定周期で往復回転することにより、がんぎ車130の歯132に、アンクル142の一方のつめ石142aおよび他方のつめ石142bを、交互に係合および解除させている。これにより、がんぎ車130を一定速度で脱進させている。
このような構成のもと、巻真110を用いて香箱車120に収容された不図示のぜんまいを巻き上げた後、このぜんまいが巻き戻される際の回転力により、香箱車120が回転する。香箱車120が回転することにより、これと噛合う二番車124が回転する。二番車124が回転すると、これに噛合う三番車126が回転する。三番車126が回転すると、これに噛合う四番車128が回転する。四番車128が回転すると、脱進・調速装置140が駆動する。脱進・調速装置140が駆動することにより、四番車128が1分間に1回転するように制御されるとともに、二番車124が1時間に1回転するように制御される。
続いて、本実施形態の地板20について詳細に説明する。
図3は、地板20の斜視図である。なお、図3における上側は、ムーブメント100(図2参照)の表側に相当する。
図3に示すように、地板20は、例えば、ポリカーボネート等を主成分とする樹脂材料を射出成形することにより形成される機械部品であり、円盤状に形成されている。なお、以下では、地板20の両主面のうち、ムーブメント100(図2参照)の表側の主面を第一主面21といい、第一主面21とは反対側のムーブメント100(図2参照)の裏側の主面を第二主面22という。
地板20におけるムーブメント100(図2参照)の表側は、第一主面21が凹み形成された収容部24となっている。収容部24内には、上述したムーブメント100を構成する各時計部品、例えば表輪列を構成する香箱車120、二番車124、三番車126および四番車128や、脱進・調速装置140を構成するがんぎ車130、アンクル142およびてんぷ144等(いずれも図2参照)が収容される。収容部24の底部24aには、二番車124や三番車126、四番車128等(いずれも図2参照)の各歯車のほぞ(不図示)を枢支可能な凹部30が複数形成されている。
図4は、凹部30の拡大図であり、図3の領域Fの拡大図である。図5は、図4のA−A線に沿った断面図である。
図4に示すように、凹部30は、例えばムーブメント100(図2参照)を構成する各歯車のほぞ(不図示)等を枢支可能なように、有底の円柱状に形成されている。なお、以下の説明において、凹部30の中心軸Oに沿う方向を軸方向といい、中心軸Oに直交する方向を径方向といい、中心軸O回りに周回する方向を周方向という。
図5に示すように、凹部30は、軸方向に沿って、所定の深さD1を有するように形成されている。凹部30の開口縁部31は、全周にわたって面取りされている。これにより、各歯車のほぞは、凹部30の開口縁部31に引っ掛かることなく、凹部30内に容易に挿入可能とされる。
図4に示すように、凹部30の径方向の外側には、凹部30を全周にわたって囲繞するように、ガイド凹部40が設けられている。ガイド凹部40は、軸方向から見て、凹部30の中心軸Oと同軸のリング状に形成されている。これにより、凹部30とガイド凹部40との間には、各歯車のほぞ(不図示)を支持可能な円筒状の支持部33が形成される。ここで、凹部30とガイド凹部40との離間距離は、凹部30の全周にわたって均一となっているので、凹部30とガイド凹部40との間の支持部33の径方向における厚さKは、全周にわたって均一となる。したがって、後述する射出成形において、樹脂材料が冷却されて固化する際に、支持部33は凹部30の全周にわたって均等に熱収縮することができる。
図5に示すように、ガイド凹部40の側壁のうち、径方向の内側に位置する内壁41および径方向の外側に位置する外壁42は、それぞれ中心軸Oと同軸のリング状に配置されるとともに、中心軸Oに沿って立設されている。
外壁42は、凹部30の中心軸Oに面するガイド壁面43を含んでいる。図4に示すように、本実施形態おいては、外壁42の全面が中心軸Oに面するガイド壁面43となっている。
また、ガイド壁面43は、凹部30の中心軸Oと平行な線分Lを含んでいる。線分Lは、ガイド壁面43上の仮想線である。線分Lは、ガイド壁面43の全周にわたって、平行に無数本並んでいる。また、線分Lは、ガイド壁面43の深さ方向の全体にわたって延在しており、線分Lの長さは、ガイド凹部40の深さと一致している。なお、図4および図5においては、線分Lを二点鎖線にて1本のみ図示している。
ここで、図5に示すように、凹部30の深さをD1とし、線分Lの長さ(本実施形態ではガイド凹部40の深さに相当)をD2としたとき、線分Lの長さD2は、凹部30の深さD1よりも長くなるように設定されている。線分Lの長さD2を凹部30の深さD1よりも長くなるように設定したときの作用および効果については、後述する。
(作用)
続いて、実施形態に係る地板20を射出成形により形成するときの作用について説明する。
図6は、射出成形により地板20を形成するときの説明図であり、図4のA−A線に沿った断面に相当する断面図である。
図6に示すように、地板20を成形するための射出成形用金型50は、主に地板20の第二主面22側を成形する固定金型51と、主に地板20の第一主面21側を成形する可動金型56と、を備えている。可動金型56は、固定金型51に対して接近離反するように移動可能となっている。固定金型51および可動金型56を型締めして合わせたとき、閉じた射出成形用金型50の内部には、地板20の形状に対応するキャビティ53が形成される。
可動金型56は、凹部30を成形するためのコアピン57を備えている。コアピン57は、地板20の凹部30の形状に対応した円柱状に形成されており、固定金型51に向かって立設されている。コアピン57の長さは、地板20の凹部30の深さと同一のD1となっている。
また、可動金型56は、ガイド凹部40を成形するとともに、可動金型56を固定金型51から離型する際にガイド凹部40のガイド壁面43に沿わせるための金型側ガイド部58を備えている。金型側ガイド部58は、地板20のガイド凹部40の形状に対応した円筒状に形成されており、軸方向から見て、コアピン57の中心軸(すなわち射出成形時における凹部30の中心軸O)と同軸上に配置されている。
地板20の射出成形は、具体的に以下のように行われる。
まず、不図示のインジェクション成形機により固定金型51および可動金型56の型締めを行い、閉じた射出成形用金型50の内部に形成されたキャビティ53に、溶融した樹脂材料を不図示のゲートから加圧注入する。このとき、溶融した樹脂材料の温度は、例えば250℃程度となっており、射出成形用金型50の温度は、例えば100℃程度に設定されている。これにより、キャビティ53に注入された樹脂材料は、キャビティ53内を流動しながら広がるとともに、射出成形用金型50により冷却されて固化する。
ここで、ガイド凹部40が凹み形成されるため、ガイド凹部40の形成部分は、ガイド凹部40の外側部分よりも薄肉となっている。このため、地板20におけるガイド凹部40の形成部分は、ガイド凹部40の外側部分よりも先に固化および熱収縮する。このとき、ガイド凹部40の外側部分に相当するガイド壁面43は、熱収縮にともない、ガイド凹部40の内側、すなわち中心軸Oに向かって移動する(図6における矢印参照)。これにより、ガイド凹部40のガイド壁面43は、固化する際に金型側ガイド部58の外面59に密接する。
また、凹部30の周辺に形成される支持部33の径方向における厚さKは、全周にわたって均一となっている。したがって、支持部33は、樹脂材料が冷却されて固化する際に、凹部30の全周にわたって均等に熱収縮する。
図7は、可動金型56を固定金型51から離型するときの説明図である。
次いで、図7に示すように、可動金型56と固定金型51とを離型し、成形された地板20を射出成形用金型50から取り出す。
このとき、可動金型56のコアピン57が凹部30に沿ってスライド移動するとともに、可動金型56の金型側ガイド部58がガイド凹部40に沿ってスライド移動する。ここで、ガイド凹部40のガイド壁面43には、凹部30の中心軸Oと平行な線分Lを含んでいるので、線分Lに沿うように(すなわち凹部30の軸方向に沿うように)、ガイド壁面43が金型側ガイド部58の外面59に密接した状態で、金型側ガイド部58がガイド凹部40に対してスライド移動する。さらに、ガイド壁面43の線分Lの長さD2は、凹部30の深さD1よりも長いので、コアピン57が凹部30から完全に抜け出るまで、ガイド凹部40のガイド壁面43に金型側ガイド部58が沿いながら、可動金型56が固定金型51から離型する。これにより、可動金型56は、固定金型51に対して凹部30の径方向への位置ズレが抑制された状態で離型するので、コアピン57に作用する応力が抑制される。
そして、ガイド凹部40から金型側ガイド部58が完全に抜け出た後、成形された地板20を不図示のイジェクタピン等により押圧して固定金型51から取り出した時点で、地板20の射出成形が終了する。
(効果)
本実施形態によれば、射出成形により形成される地板20の凹部30の周囲に、ガイド凹部40を設けているので、地板20を形成するための可動金型56に、凹部30を成形するためのコアピン57と、ガイド凹部40を成形するための金型側ガイド部58とを設けることができる。これにより、可動金型56が固定金型51から離型したとき、凹部30内をコアピン57がスライド移動するとともに、ガイド凹部40内を金型側ガイド部58がスライド移動できる。ここで、ガイド凹部40の側壁は、ガイド壁面43を含み、ガイド壁面43は、凹部30の中心軸Oと平行な線分Lを含んでいるので、この線分Lに沿うように凹部30の軸方向に、ガイド凹部40内を金型側ガイド部58がスライド移動できる。また、ガイド凹部40が凹み形成されるため、ガイド凹部40の形成部分は、ガイド凹部40の外側部分よりも薄肉となる。このため、地板20におけるガイド凹部40の形成部分は、ガイド凹部40の外側部分よりも先に固化および熱収縮する。このとき、ガイド壁面43は、樹脂材料の熱収縮にともない、ガイド凹部40の内側、すなわち凹部30の中心軸O側に向かって移動する。ここで、ガイド壁面43は、凹部30の中心軸Oに面しているので、凹部30の中心軸O側に向かって移動することにより、金型側ガイド部58に密接できる。これにより、凹部30とコアピン57との偏心を抑制できるとともに、ガイド凹部40に金型側ガイド部58を沿わせることができるので、凹部30内をコアピン57がスライド移動する際にコアピン57に応力が作用するのを抑制できる。
さらに、ガイド壁面43の線分Lの長さD2は、凹部30の深さD1よりも長いので、コアピン57が凹部30から完全に抜けるまで、コアピン57に応力が作用するのを抑制できる。
したがって、射出形成においてコアピン57の損傷を防止できる。
また、凹部30を囲繞するようにガイド凹部40を形成することで、凹部30の径方向の外側において、凹部30の全周にわたり凹部30と可動金型56側のコアピン57との相対位置ズレを規制できるので、凹部30とコアピン57との偏心を確実に抑制でき、コアピン57に作用する応力をさらに低下させることができる。
また、凹部30の全周にわたり凹部30と可動金型56側のコアピン57との相対位置ズレを規制できるとともに、コアピン57に作用する応力を、リング状に形成されたガイド凹部40と金型側ガイド部58とに全周にわたって均等に分散できる。したがって、凹部30と可動金型56側のコアピン57との相対位置ズレを、凹部30の全周にわたってバランスよく規制できるので、凹部30とコアピン57との偏心を確実に抑制できる。
また、凹部30とガイド凹部40との離間距離が凹部30の全周にわたって均一であるので、凹部30とガイド凹部40との間に形成された支持部33の厚さを凹部30の全周にわたって均等とすることができる。これにより、樹脂材料が冷却されて固化する際に、凹部30とガイド凹部40との間の支持部33は、凹部30の全周にわたって均等に熱収縮するので、反りやヒケを抑制して地板20を精度よく成形できる。
また、射出形成においてコアピン57の損傷を防止できる地板20とすることができるので、生産性に優れた低コストな地板20を得ることができる。
また、生産性に優れた低コストなムーブメント100および時計1を得ることができる。
(実施形態の変形例)
図8は、実施形態の変形例に係る地板20の説明図であり、凹部30の軸方向から見た平面図である。
続いて、実施形態の変形例に係る地板20について説明する。
実施形態の地板20では、ガイド凹部40は、軸方向から見て、凹部30の中心軸Oと同軸のリング状となっており、凹部30を囲繞するように1箇所に設けられていた(図4参照)。
これに対して、実施形態の変形例に係る地板20では、ガイド凹部40は、軸方向から見て略矩形状に形成されるとともに、凹部30の中心軸Oの周りに複数設けられている点で、実施形態とは異なっている。なお、以下では、実施形態と同様の構成部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、実施形態の変形例に係る地板20は、ガイド凹部40a〜40cを3箇所に備えている。ガイド凹部40a〜40cは、凹部30の中心軸Oの周りに約120°ピッチで等間隔に設けられている。ガイド凹部40a〜40cの側壁のうち、凹部30から見て最も径方向の外側に位置する外壁42(42a〜42c)は、それぞれ凹部30の中心軸Oに面するガイド壁面43(43a〜43c)となっている。各ガイド壁面43a〜43cは、それぞれ無数本の線分Lを含んでいる。なお、図8においては、ガイド壁面43a〜43cの無数本の線分Lのうち、ガイド壁面43a〜43cの幅方向における中間部に配置された線分La〜Lcをそれぞれ1本ずつ図示している。
ガイド壁面43a〜43cの各線分La〜Lcは、それぞれ三角形Tの頂点となる位置に配置されている。さらに、凹部30の中心軸Oは、軸方向から見て、3本の線分La〜Lcを結んで形成された三角形Tの内側に配置されている。
図9は、射出成形により実施形態の変形例に係る地板20を形成するときの説明図であり、図8のB−B線に沿った断面に相当する断面図である。
図9に示すように、可動金型56は、凹部30を成形するためのコアピン57を備えている。また、可動金型56は、ガイド凹部40a〜40c(図9では、ガイド凹部40aのみ図示)を3箇所に成形するとともに、可動金型56を固定金型51から離型する際に、ガイド凹部40a〜40cのガイド壁面43a〜43c(図9では、ガイド壁面43aのみ図示)に沿わせるための金型側ガイド部58(図9では、ガイド凹部40aに対応する金型側ガイド部58aのみ図示)を備えている。金型側ガイド部58は、地板20のガイド凹部40の形状に対応した直方体状に形成されており、軸方向から見て、ガイド凹部40a〜40cに対応するように、コアピン57の中心軸の周りに約120°ピッチで等間隔に設けられている。
実施形態の変形例によれば、ガイド凹部40a〜40cが3箇所に形成されているので、コアピン57に作用する応力を、3箇所のガイド凹部40a〜40cと、ガイド凹部40a〜40cに対応する3個の金型側ガイド部58とに確実に分散できる。また、中心軸Oと平行な線分La〜Lcが三角形Tの頂点となる位置に配置されているので、中心軸Oと平行な3本の線分La〜Lcに対応した位置において、ガイド凹部40と金型側ガイド部58とが密接しながらスライド移動できる。これにより、コアピン57が凹部30に対してスライド移動する際に、凹部30とコアピン57との偏心を抑制でき、コアピン57に作用する応力を低下させることができる。
また、軸方向から見て、3本の線分La〜Lcを結んで形成された三角形Tの内側に配置されているので、凹部30の径方向の外側における3本の線分La〜Lcに対応した位置において、ガイド凹部40と金型側ガイド部58とが密接しながらスライド移動することができる。これにより、凹部30の径方向の外側から凹部30とコアピン57とのズレを規制できるので、凹部30とコアピン57との偏心を確実に抑制でき、コアピン57に作用する応力をさらに低下させることができる。
なお、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
実施形態および実施形態の変形例では、時計1用の地板20に本発明を適用した場合について説明をしたが、本発明の適用は、地板20に限定されることはなく、射出成形により形成される機械部品であれば広く適用できる。
凹部30の形状や個数等は、実施形態および実施形態の変形例に限定されない。実施形態および実施形態の変形例では、凹部30は円柱状に形成されていたが、例えば角柱状であってもよい。
また、ガイド凹部40の形状や個数等は、実施形態および実施形態の変形例に限定されない。すなわち、ガイド凹部40は、凹部30の中心軸Oに面するガイド壁面43を少なくとも一部に含み、かつガイド壁面43は、凹部30の中心軸Oと平行な線分Lを少なくとも1本含み、線分Lの長さが凹部30の深さよりも長くなるように設定されていればよい。したがって、例えば、ガイド凹部40は、円柱状に形成されて凹部30の径方向の外側に1箇所のみ設けられていてもよい。
また、実施形態のガイド凹部40は、凹部30の中心軸Oと同軸のリング状に形成されていたが、例えば、凹部30の中心軸Oと同軸の円弧状に形成されていてもよい。なお、円弧状に形成されたガイド凹部40は、軸方向から見たとき、ガイド凹部40の両端と中心軸とを結んで形成された扇形の中心角が、例えば240°以上となっているのが好ましい。
実施形態の変形例では、凹部30の中心軸Oは、軸方向から見て、3本の線分La〜Lcを結んで形成された三角形Tの内側に配置されていたが、3本以上の線分Lを結んで形成された多角形の内側に中心軸Oが配置されていてもよい。したがって、例えば、ガイド凹部40を凹部30の中心軸Oの周りに約60°ピッチで等間隔に6箇所設けるとともに、6本の線分Lを結んで形成された6角形の内側に中心軸Oが配置されていてもよい。
実施形態および実施形態の変形例では、可動金型56にコアピン57および金型側ガイド部58を設けていたが、固定金型51にコアピン57および金型側ガイド部58を設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1・・・時計 20・・・地板(機械部品) 30・・・凹部 40・・・ガイド凹部 43,43a,43b,43c・・・ガイド壁面 時計 100・・・ムーブメント(時計用ムーブメント) L,La,Lb,Lc・・・時計 O・・・中心軸

Claims (9)

  1. 柱状の凹部を有し、
    前記凹部の周囲に、ガイド凹部を少なくとも1箇所設け、
    前記ガイド凹部の側壁は、前記凹部の中心軸に面するガイド壁面を少なくとも一部に含み、
    前記ガイド壁面は、前記凹部の前記中心軸と平行な線分を少なくとも1本含み、
    前記線分の長さは、前記凹部の深さよりも長い射出成形により形成され
    前記ガイド壁面に対向する内壁には、前記凹部の前記中心軸と平行な他の線分を少なくとも1本含み、前記線分と前記他の線分の長さが一致することを特徴とする機械部品。
  2. 前記ガイド凹部は、前記中心軸の軸方向から見て、前記凹部を囲繞するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の機械部品。
  3. 前記凹部は、円柱状に形成され、
    前記ガイド凹部は、前記軸方向から見て、前記凹部の前記中心軸と同軸のリング状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の機械部品。
  4. 前記凹部と前記ガイド凹部との離間距離は、前記凹部の全周にわたって均一であることを特徴とする請求項2または3に記載の機械部品。
  5. 前記ガイド凹部が複数形成されて前記線分を3本以上備え、
    複数の前記線分のうちいずれか3本の前記線分は、前記中心軸の軸方向から見て、それぞれ三角形の頂点となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の機械部品。
  6. 前記凹部の前記中心軸は、前記軸方向から見て、複数の前記線分のうちいずれか3本以上の前記線分を結んで形成された多角形の内側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の機械部品。
  7. 前記機械部品は、時計用の地板であることを特徴とする請求項1に記載の機械部品。
  8. 請求項7に記載の機械部品が、前記地板として組み込まれていることを特徴とする時計用ムーブメント。
  9. 請求項8に記載の時計用ムーブメントを備えていることを特徴とする時計。
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