JP2013127458A - 時計用スムーズベアリング - Google Patents

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Abstract


【課題】 新規な時計用スムーズベアリングを提供する。
【解決手段】 本発明の時計用スムーズベアリングは、
(A)外側ケージ(3)の回転キャビティ(4)内に注入されたプラスチック材料のコア(5)を有し、
(B)前記キャビティ(4)内に包含される内側ケージ(2)を更に有し、前記コア(5)は前記内側ケージ(2)及び外側ケージ(3)との間に注入され、
(C)前記コア(5)は前記外側ケージ(3)に対して動作クリアランスにより動くことができ、かつ、前記外側ケージ(3)から取り除くことが出來ず、更に、前記内側ケージ(2)に対して動作クリアランスにより動くことができ、かつ、前記内側ケージ(2)から取り除くことが出來ない。
【選択図】 図2

Description

本発明は時計用スムーズベアリング(smooth bearing)に関する。
更に、本発明はこのタイプのスムーズベアリングを少なくとも1個含有する時計ムーブメントに関する。
また、本発明はこのようなスムーズベアリングを少なくとも1個含有する時計に関する。
更に、本発明は時計用スムーズベアリングの製造方法に関する。
本発明は時計製作法の分野、特に、ガイドメンバー及びベアリングの分野に関する。
従来、時計用ベアリングとして次ぎの2つのタイプのものが知られている。
(a)ボールベアリング
このベアリングは多数の構成部材からなり、その振盪幅(shake)を組立中に調整されなければならない。
(b)スムーズベアリング
このベアリングは、その設計上の精度のために製造コストが非常に高い。このベアリングが宝石から構成されている場合、月並みの耐衝撃性を有する。また、このベアリングもそれらの振盪幅を調整しなければならない。
どちらのベアリングにしても、これらベアリングに関連する構成部品類は高い精度を有していなければならない。
ベアリングの潤滑性は、その使用中の入念な注意とメンテナンスを必要とする困難な問題である。
特許文献1には時計用の衝撃吸収性ベアリングが開示されている。このベアリングは弾力性部品であるコアを有し、このベアリング内に包含される様々な同心ケ−ジ間に隙間が存在しない。
特許文献2にはバランスの回転端用受石として使用されるプラスチック製ディスクを有する時計用バランスピボットが開示されている。このディスクは環状の宝石を帯有するセッティングのキャビティ内に収容されている。この受石ディスクは射出成形により製造することができる。
特許文献3には、前記の特許文献1と同様な方法で、中央の凹所に収容された固体のプラスチックベアリングを有する時計用衝撃吸収性ベアリングが記載されている。プラスチック材料が収縮すると、プラスチック材料がリブの周囲を閉塞し、その支持体中のベアリング本体を隙間無く組み立てる。
特許文献4には時計用の鋳造ベアリングが記載されている。前記特許文献3に記載されているように、円錐形のコーナー形状は冷えるにつれて成形構成要素をしっかりと固定する。
特許文献5には、前記特許文献3と同様な時計用ホイールセットピボットのためのベアリングが記載されている。このベアリングは変更されたボトム形状を有する点で特許文献3と異なる。
スイス特許第559393B5号明細書 フランス特許出願第1579777A号明細書 フランス特許第1587976号明細書 米国特許出願第2956394A号明細書 スイス特許第583934B5号明細書
本発明の目的は、前記のような従来技術に伴う問題点を解決し、耐衝撃性を有する構成部品を極僅かしか使用せず、しかも組立中に特別な調整を必要としない安価なベアリングを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は新規な時計用スムーズベアリングを提供する。本発明の時計用スムーズベアリングは、外側ケ−ジ内に包含される回転キャビティ内に注入されたプラスチック材料のコアを含み、また、前記コアは前記外側ケ−ジに対して永久残留動作クリアランス(permanent residual operating clearance)により動くことができ、かつ、前記外側ケージから取り除くことができないことを特徴とする。
本発明によれば、前記スムーズベアリングは、前記キャビティ内に包含される少なくとも1個の内側ケージを更に含み、前記プラスチック製コアは前記内側ケージと外側ケージとの間に注入され、前記コアは前記内側ケージに対して永久残留動作クリアランスにより動くことができ、前記内側ケージから取り除くことが出來ない。
本発明によれば、前記コアの境界は、前記内側ケージの外側回転面により、かつ、前記外側ケージの内側回転面により定められる。
本発明によれば、前記外側回転面及び内側回転面は同じ回転軸を取り囲む同軸である。
本発明によれば、前記外側回転面又は内側回転面は、前記外側回転面又は内側回転面に対して共通の回転軸方向に前記コアを移動不能にするための少なくとも1個の溝又は1個の回転肩(shoulder of revolution)を有する。
本発明によれば、前記コアを形成するプラスチック材料の収縮率は2.0%?3.0%の範囲内であり、この収縮率は、一方では前記内側ケージと外側ケージとの間の、また他方では前記ケージと前記コアとの間の、前記スムーズベアリングの動作クリアランスを決定する。
本発明によれば、前記スムーズベアリングは前記内側ケージ、前記コア及び前記外側ケージのみから形成される。
本発明によれば、互いに同軸であり、かつ、同じ回転軸周囲のキャビティに対して同軸である回転接触面を包含する複数個の内側ケージが前記キャビティ内に配置されており、前記複数個の内側ケージは互いに内側に据え付けられ、最外側ケージに関して前記キャビティから離され、外側ケージに関して一組で前記キャビティから離され、いずれの場合も、最外側ケージの内容積により境界が定められるチャンバー内に注入されるプラスチック材料のコア及び最内側ケージの外容積により前記キャビティから離される。
本発明は、このタイプのスムーズベアリングを少なくとも1個含有する時計ムーブメントも提供する。
更に、本発明は前記のようなスムーズベアリングを少なくとも1個含有する時計も提供する。
また、本発明は、下記のステップ、
(a)外側ケージを製造するステップと、
この外側ケージは前記スムーズベアリング内に組み込まれるものであり、回転軸周囲の回転キャビティを包含する、
(b)前記キャビティを注入又は注型チャンバーとして使用するステップと、
(c)前記キャビティにより境界が定められるコアを形成するために、プラスチック材料を前記チャンバー内に注入又は注型するステップと、
(d)前記プラスチック材料の熱又は結晶収縮率を2.0%?3.0%の範囲内に制限させるために、前記プラスチック材料の収縮条件を確保するステップと、
(e)前記スムーズベアリングが使用される前に、前記プラスチック材料を完全に収縮させるステップと、
からなる時計用スムーズベアリングの製造方法も提供する。
本発明によれば、前記注入又は注型ステップの前に、
(i)前記キャビティに接続されるシール面を追加することにより、回転キャビティ周囲に注入又は注型チャンバーの境界を定めるステップと、
(ii)前記キャビティ及び前記シール面により境界が定められるコアを形成するために、前記チャンバー内へプラスチック材料を注入又は注型するステップと、
(iii)前記プラスチック材料が完全に収縮した後、前記シール面を除去するステップ、
を実施する。
本発明によれば、前記注入又は注型ステップの前に、
(1)前記スムーズベアリング内に組み込まれるべき内側ケージを、前記回転軸内の外側ケージに対して同軸的に前記回転キャビティ内に挿入するステップと、
(2)前記内側ケージの外側回転面と、前記外側ケージの内側回転面とにより前記注入又は注型チャンバーの境界を定めるステップ、
を実施する。
本発明によれば、前記注入又は注型ステップの前に、
(i)前記内側ケージの外側回転面と、前記外側ケージの内側回転面とにより、及び前記内側ケージの外側回転面及び前記外側ケージの内側回転面の端部で前記キャビティ及び前記内側ケージにそれぞれ接続されるシール面を追加することにより、前記注入又は注型チャンバーの境界を定めるステップと、
(ii)前記プラスチック材料が完全に収縮した後、前記シール面を除去するステップ、
を実施する。
本発明の第1の実施態様によるスムーズベアリングの、その平面内を回転軸Dが通過している模式的断面図であり、コアを形成するプラスチック材料の注入又は注型中の外側ケージ内の成型プラスチック部分を示す。 本発明の第2の実施態様による図1と同様な模式的断面図であり、コアを形成するプラスチック材料の注入又は注型中の、内側ケージと外側ケージとの間の成型プラスチックコアを示す。 本発明の第2の実施態様による図2と同様な部分概要断面図であり、前記プラスチックコアを形成するプラスチック材料が収縮した後の状態を示す。 本発明の第2の実施態様の変更例による図3と同様な部分概要断面図であり、前記プラスチックコアを形成するプラスチック材料が収縮した後の状態を示す。 モールドを使用せずに製造された本発明によるスムーズベアリングの模式的上面図と、前記の図と同様なその断面図である。 モールドを用いて製造された本発明のスムーズベアリングの模式的上面図と図1?図4と同様なその2つの断面図であり、前記モールドは注入又は注型チャネル(上面図と一方の断面図において符号15で示されている)を有する。 本発明によるスムーズベアリングを含むムーブメントからなる時計のブロック図である。 本発明の別の実施態様によるスムーズベアリングの部分概要断面図である。 本発明の他の実施態様によるスムーズベアリングの部分概要断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
本発明は時計製作法の分野、特に、ガイドメンバー及びベアリングの分野に関する。
本発明によれば、スムーズベアリング1は外側ケージ3に包含される回転キャビティ内に注入されるプラスチック材料製のコア5を有する。このコア5は、外側ケージ3に対して、永久残留動作クリアランスにより動かすことができ、かつ、外側ケージ3から取り除くことができない。
図1は本発明の第1の実施態様を示す。重合が完了した後、プラスチック材料は僅かに収縮する。この収縮は、スムーズベアリングが適正に動作するために必要なものであり、ベアリングJPの動作クリアランスを確保するのに十分である。コア5はキャビティ4の形状と同型的形状を有し、かつ、プラスチック材料の収縮が規則正しいので、コア5の形状はキャビティ4の形状と同等である。従って、最適な操作のために、キャビティ4は極めて良好な円環状を有するようにしなければならない。しかし、寸法に関しては重要ではない。なぜなら、調整は注入又は注型(好ましくは、注入)方法を介して起こるからである。
この収縮は半徑方向の遊びJR又は軸方向の遊びJAを得るためにも使用される。従って、この収縮率の値は制御される。
図2?図6は本発明の別の好ましい実施態様を示す。この実施態様において、スムーズベアリング1はキャビティ4内に包含される内側ケージ2も有する。従って、プラスチックコア5は内側ケージ2と外側ケージ3との間に注入される。これにより、コア5は永久残留動作クリアランスにより内側ケージ2に対して動くことができ、そして、前記内側ケージ2から除去されない。
内側ケージ2の外側回転面20により、かつ、外側ケージ3の内側回転面30によりコア5の境界が定めれることが好ましい。
この外側回転面20及び内側回転面30は同じ回転軸Dについて同軸的であることが好ましい。
従って、図示された実施態様において、外側ケージ3とのその接触面に関し、かつ、内側ケージ2が存在する場合に、その内側ケージ2との接触面に関して、コア5は全体が回転面である。
外側回転面20及び内側回転面30と共通の回転軸Dの方向にコア5を移動不能にするために、外側回転面20又は内側回転面30は回転溝6又は回転肩7を少なくとも1個有することが好ましい。
できれば、図示されているように、回転軸Dの方向にコア5を移動不能にするために、外側回転面20及び内側回転面30の両方とも回転溝6又は回転肩7を少なくとも1個有する。
図4に示される実施態様では、外側回転面20及び内側回転面30の一方が少なくとも1個の溝を有し、他方が少なくとも1個の肩を有するか、あるいは、この逆に、一方が肩を有し、他方が溝を有する。前記少なくとも1個の溝及び前記少なくとも1個の肩は回転するものであり、回転軸Dの方向にコア5を移動不能にするためのものである。
プラスチック材料の選択は重要である。コア5を形成するためのプラスチック材料の収縮率は2.0%?3.0%の範囲内であることが好ましい。この収縮率は、一方で、内側ケージ2とコア5との間のスムーズベアリング1の第1の動作クリアランスJ1を確定し、他方で、外側ケージ3とコア5との間の第2の動作クリアランスJ2を確定する。従って、ベアリングJPの動作クリアランスは第1の動作クリアランスJ1と第2の動作クリアランスJ2の合計に等しい。
図3の実施態様において、収縮Rは軸方向及び半徑方向に同等であり、得られた軸方向遊びJAは半径方向遊びJRの約2倍である。
使用される材料に応じて、この熱収縮又は結晶収縮もベアリングクリアランスを左右する。
図3及び図4は、プラスチック材料の完全重合後の収縮Rを示す。ベアリング1の軸方向遊び及び半徑方向遊びは、収縮率により、及びベアリングの形状により画成される。例えば、図3の場合、壁0.4mmの収縮率2.5%は0.010mmの振盪幅に相当し、この値は通常の時計製造用途に完全に適合する。この振盪幅はプロセス自体から生じるので、一つの部品から他の部品にまで保証される。
一方の、内側ケージ2とコア5との間の第1の動作クリアランスJ1及び他方の外側ケージ3とコア5との間の第2の動作クリアランスJ2の各動作クリアランスは、存在するとすれば、0.004mm?0.012mmの範囲内である。
一方の、内側ケージ2とコア5との間の第1の半径方向動作クリアランスJR1及び他方の外側ケージ3とコア5との間の第2の半径方向動作クリアランスJR2の各半径方向動作クリアランスは、存在するとすれば、0.004mm?0.012mmの範囲内である。
各動作クリアランスJ1,J2は0.006mm?0.010mmの範囲内であることが好ましい。
各半径方向動作クリアランスJR1,JR2は0.006mm?0.010mmの範囲内であることが好ましい。
好ましい実施態様において、本発明によるスムーズベアリング1は内側ケージ2,コア5及び外側ケージ3のみから形成されている。
本発明は前記のようなスムーズベアリング1を少なくとも1個有する時計ムーブメント10に関する。
本発明はまた、スムーズベアリング1又はこのタイプのムーブメント10を少なくとも1個有する時計ムーブメント100に関する。
更に本発明は、時計用スムーズベアリング1の製造方法に関する。本発明による時計用スムーズベアリング1の製造方法は次のステップからなることを特徴とする。
(a)スムーズベアリング1内に組み込まれるものであり、回転軸D周囲の回転キャビティ4を包含する外側ケージを製造するステップと、
(b)前記キャビティ4を注入又は注型チャンバー40として使用するステップと、
(c)前記キャビティ4により境界が定められるコア5を形成するために、プラスチック材料を前記チャンバー40内に注入又は注型するステップと、
(d)前記プラスチック材料の収縮率を2.0%?3.0%の範囲内に制限させるために、前記プラスチック材料の熱収縮又は結晶収縮条件を確保するステップと、
(e)前記スムーズベアリング1が使用される前に、前記プラスチック材料を完全に収縮させるステップ。
本発明の特定的実施態様によれば、注入又は注型前に、キャビティ4に接続されるシール面11,12を追加することにより、回転キャビティ4の周囲に注入又は注型チャンバー40の境界を定め、それにより、図6に示されるように、モールド14を形成する。次いで、プラスチック材料をチャンバー40内に注入又は注型し、キャビティ4及び前記シール面11,12により境界が定められるコア5を形成する。プラスチック材料が完全に収縮されたら、これらシール面を除去する。
本発明の特定的実施態様によれば、注入又は注型を実施する前に3個の構成部品からなるスムーズベアリング1を得るために、スムーズベアリング1内に組み込まれるべき内側ケージ2を、回転軸Dに沿って外側ケージ3と同軸的に、回転キャビティ4内に挿入させる。注入又は注型チャンバー40は、内側ケージ2の外側回転面20により、かつ、外側ケージ3の内側回転面30により境界が定められる。
特別な方法で、注入又は注型を実施する前に、内側ケージ2の外側回転面20により、外側ケージ3の内側回転面30により、かつ、内側回転面30及び外側回転面20の各端部でキャビティ4及び内側ケージ2に接続されるシール面を追加することにより、注入又は注型チャンバー40の境界が定められる。プラスチック材料が完全に収縮されたら、シール面を除去する。
単一のコアを有する態様が最も経済的なので、本明細書では単一のコアを有する好ましい用途について説明してきた。しかし、言うまでもなく、例えば、分−時キャノン・ピニオン及び前記キャノン・ピニオンを収容するガイドパスのような、互いに内部で揺動するホイールセットを有する入れ子タイプの製造にも本発明を極めて簡単に拡張させることもできる。従って、本発明は単一のベアリングだけに限定されることは全く無く、本発明は任意のタイプの軸揺動ガイドシステムにも応用できる。軸又は肩を使用することによる軸動程は、取り外すことのできない複雑なホイールセットの製造に極めて有用である。
従って、本発明は回転軸Dの周囲に回転キャビティ4を有する外側ケージ3を包含する任意のタイプのスムーズベアリング1にも関する。この場合、回転軸Dの周囲に回転接触面を有する複数個の内側ケージ2が前記キャビティ4内に配置される。これら回転接触面は互いに、かつ、キャビティ4に対して同軸的であり、内側ケージ2は互いに内部に据え付けられる。内側ケージ2は最外側ケージについてはキャビティ4から離されており、その他のケージについては一組で離されており、何れの場合も、最外側ケージの内容積及び最内側ケージの外容積により境界が定められるチャンバー内に注入されるプラスチック材料のコア5により離される。コアを形成するためにプラスチック材料が注入されるチャンバーは、シール面(例えば、軸Dに対してほぼ垂直なシール面)によっても境界が定められることが好ましい。
図8はこのタイプのベアリング1の一例を示す。このタイプのベアリング1は、第1のコア5により中間内側ケージ2Aから離された外側ケージ3を有する。中間ケージ2Aは、第2のコア5Bにより軸方向内側ケージ2Bから離されている。毎度、コア5A,5Bの収縮Rは、関連するコアにより分利されるケージ間の基本的動作クリアランスJEを確実にする。
本発明によれば、従来技術のベアリングに比べて多数の特徴が改善される。
押し込み、溶接、ネジ込み、リベット打ち等による組立は不要である。
内側ケージ又は外側ケージの一方が溝又は肩を含む好ましい変形例において、スムーズベアリングは、他の構成部品類を失うことなく、一体的に取り扱うことができる。
コアがプラスチック材料製なので、本発明のベアリングは耐衝撃性の問題点を有しない。
プラスチック材料の最終重合中にプラスチック材料の収縮によりクリアランスが生じるので、クリアランスの調整は内因性である。
狭い製造公差に応じて変化するタイトな調整公差の問題は避けられる。従って、動作クリアランスを大幅に低減させることができる。実際、外側ケージ及び適当な内側ケージについて、直径方向又は軸方向における特別な正確性は不要である。なぜなら、プラスチック材料が注入又は注型されるときに、プラスチック材料が利用可能な容積をすべて占めてしまうからである。従って、注入又は注型は全ての公差を相殺し、その結果、振盪幅は完全に正しい状態に維持される。
構成部品類の個数の低減はコストダウンにつながる。
振盪幅の冗長な調整が避けられるので、品質リスクも軽減される。
区分け、即ち、内側ケージに対する外側ケージの高さは完全に制御され、かつ、中心に位置決めされる。制御及び中心位置決めは、プラスチックの収縮対称性により提供される。モールド及びシール面を用いる実施態様の場合、制御及び中心位置決めは、2つのケージの心合わせ用モールドにおけるベアリング面により提供される。
図6に示されるように、幾つかの注入又は注型チャネルを使用することによりコアの真円外れ(従って、心狂い)を防止することができる。
注入による好ましい実施態様は本発明の製造方法の優れた制御性を確実にするので、完全に再現可能である。注入はコアを形成し、収縮中に振盪幅を調節し、そしてベアリングを組み立てる。内側ケージ又は外側ケージの何れか一方が軸方向への移動を制限する溝又は肩を有する場合、このベアリングは、注入後取り除くことは出來ない。
様々なプラスチック材料は、本発明の用途に極めて適した摩擦特性を有する。更に具体的には、POMの使用は申し分がない。使用されるプラスチック材料は、滑動性を高める複合材料及び統合成分類であることもできる。例えば、潤滑油泡、PTEE、Delrin(登録商標)、Rilsan(登録商標)、Nylon(登録商標)などである。0.07?0.15の範囲内の摩擦係数を有するプラスチック材料を選択することが好ましい。これよりも低い摩擦係数を有するプラスチック材料を使用することも可能であるが、非常にコスト高となる。
収縮は対称的に起こるので、本発明では、本発明に従って形成されたベアリングホイールと、当該ベアリングホイールとかみ合うホイールセットとの間の歯車装置の正確な区分けを制御する。
コアに使用されるプラスチック材料が適正に選択されれば、ベアリングへの潤滑剤の使用を避けることができる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
1 スムーズベアリング
2,2A,2B 内側ケージ
3 外側ケージ
4 キャビティ
5,5A,5B コア
6 回転溝
7 回転肩
10 時計ムーブメント
11 シール面
12 シール面
13 支持台
14 モールド
15 注入チャネル
20 外側回転面
30 内側回転面
40 注入チャンバー
100 時計

Claims (20)

  1. 外側ケージ(3)内に包含される回転キャビティ(4)に注入されたプラスチック材料製コア(5)を有し、かつ、前記コア(5)は前記外側ケージ(3)に対して永久残留動作クリアランスにより動くことができ、また、前記外側ケージ(3)から取り除くことができないことを特徴とする時計用スムーズベアリング(1)。
  2. 前記キャビティ(4)内に包含される少なくとも1個の内側ケージ(2)を更に含み、前記プラスチック製コア(5)は前記内側ケージ(2)と前記外側ケージ(3)との間に注入され、前記コア(5)は前記内側ケージ(2)に対して永久残留動作クリアランスにより動くことができ、また、前記内側ケージ(2)から取り除くことができない、
    ことを特徴とする請求項1記載のスムーズベアリング(1)。
  3. 前記内側ケージ(2)の外側回転面(20)により、かつ、前記外側ケージ(3)の内側回転面(30)により、前記コア(5)の境界が定められる、
    ことを特徴とする請求項2記載のスムーズベアリング(1)。
  4. 前記外側回転面(20)及び前記内側回転面(30)は同じ回転軸(D)について同軸である、
    ことを特徴とする請求項3記載のスムーズベアリング(1)。
  5. 前記コア(5)は回転面である、
    ことを特徴とする請求項1記載のスムーズベアリング(1)。
  6. 前記外側回転面(20)又は前記内側回転面(30)は、前記外側回転面(20)及び前記内側回転面(30)に対して共通の回転軸(D)の方向に前記コア(5)を移動不能にするための、少なくとも1個の回転溝(6)又は回転肩(7)を有する、
    ことを特徴とする請求項3記載のスムーズベアリング(1)。
  7. 前記外側回転面(20)及び前記内側回転面(30)はそれぞれ、前記回転軸(D)の方向に前記コア(5)を移動不能にするための、少なくとも1個の回転溝(6)又は回転肩(7)を有する、
    ことを特徴とする請求項6記載のスムーズベアリング(1)。
  8. 前記外側回転面(20)及び前記内側回転面(30)のうちの一方は少なくとも1個の溝を有し、他方は少なくとも1個の肩を有し、或いはこの逆であり、前記少なくとも1個の溝及び前記少なくとも1個の肩は回転のものであり、前記回転軸(D)の方向に前記コア(5)を移動不能にするためのものである、
    ことを特徴とする請求項6記載のスムーズベアリング(1)。
  9. 前記コア(5)を形成するプラスチック材料の収縮率は2.0%?3.0%の範囲内であり、前記収縮率は前記外側ケージ(3)と前記コア(5)との間の前記スムーズベアリング(1)の動作クリアランスを決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のスムーズベアリング(1)。
  10. 前記コア(5)を形成するプラスチック材料の収縮率は2.0%?3.0%の範囲内であり、前記収縮率は前記内側ケージ(2)と前記コア(5)との間の前記スムーズベアリング(1)の動作クリアランスを決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のスムーズベアリング(1)。
  11. 前記コア(5)と、前記コアにより囲まれる内側ケージ(2)との間、又は前記コア(5)と、前記コアを囲む外側ケージ(3)との間の各動作クリアランスは、0.004mm?0.012mmの範囲内である、
    ことを特徴とする請求項1記載のスムーズベアリング(1)。
  12. 前記コア(5)と、前記コアにより囲まれる内側ケージ(2)との間、又は前記コア(5)と、前記コアを囲む外側ケージ(3)との間の各半径方向動作クリアランスは、0.004mm?0.012mmの範囲内である、
    ことを特徴とする請求項11記載のスムーズベアリング(1)。
  13. 前記内側ケージ(2)、前記コア(5)及び前記外側ケージ(3)のみから形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のスムーズベアリング(1)。
  14. 互いに、かつ、同じ回転軸(D)の周囲の前記キャビティ(4)に対して同軸の回転接触面からなる複数個の内側ケージ(2)が前記キャビティ(4)内に配置されており、前記内側ケージ(2)は互いに内部に据え付けられ、かつ、最外側ケージについてはキャビティ(4)から離されており、その他のケージについては一組で離されており、何れの場合も、再外側ケージの内容積及び最内側ケージの外容積により境界が定められるチャンバー内に注入されたプラスチック材料のコア(5)により離されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のスムーズベアリング(1)。
  15. 請求項1に記載したスムーズベアリング(1)を少なくとも1個包含することを特徴とする時計ムーブメント(10)。
  16. 請求項1に記載したスムーズベアリング(1)を少なくとも1個包含することを特徴とする時計(100)。
  17. (a)スムーズベアリング(1)内に組み込まれるものであり、回転軸(D)周囲の回転キャビティ(4)を包含する外側ケージ(3)を製造するステップと、
    (b)前記キャビティ(4)を注入又は注型チャンバー(40)として使用するステップと、
    (c)前記キャビティ(4)により境界が定められるコア(5)を形成するために、プラスチック材料を前記チャンバー(40)内に注入又は注型するステップと、
    (d)前記プラスチック材料の収縮率を2.0%?3.0%の範囲内に制限させるために、前記プラスチック材料の熱収縮又は結晶収縮条件を確保するステップと、
    (e)前記スムーズベアリング(1)が使用される前に、前記プラスチック材料を完全に収縮させるステップとからなる、
    ことを特徴とする時計用スムーズベアリング(1)の製造方法。
  18. (1)前記注入又は前記注型を実施する前に、前記キャビティ(4)に接続されるシール面(11,12)を追加することにより、前記回転キャビティ(4)の周りに、注入又は注型チャンバー(40)の境界を定め、
    (2)前記キャビティ(4)及び前記シール面により境界が定められるコア(5)を形成するために、前記チャンバー(40)内への前記プラスチック材料の注入又は注型を行い、
    (3)前記プラスチック材料が完全に収縮した後、前記シール面を除去する、
    ことを特徴とする請求項17記載のスムーズベアリング(1)の製造方法。
  19. 前記注入又は前記注型を実施する前に、
    (i)前記スムーズベアリング(1)内へ組み込まれるべき内側ケージ(2)を、前記回転軸(D)において前記外側ケージ(3)と同軸的に前記回転キャビティ(4)内へ挿入し、
    (ii)前記内側ケージ(2)の外側回転面(20)により、かつ、前記外側ケージ(3)お内側回転面(30)により、前記注入又は注型チャンバーの境界を定める、
    ことを特徴とする請求項17記載のスムーズベアリング(1)の製造方法。
  20. 前記注入又は前記注型を実施する前に、前記内側ケージ(2)の外側回転面(20)により、前記外側ケージ(3)の内側回転面(30)により、かつ、前記内側回転面(30)及び前記外側回転面(20)の各端部で前記キャビティ(4)及び前記内側ケージ(2)に接続されるシール面を追加することにより、前記注入又は注型チャンバーの境界を定め、
    前記プラスチック材料が完全に収縮した後、前記シール面を除去する、
    ことを特徴とする請求項19記載のスムーズベアリング(1)の製造方法。
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