JP6091222B2 - 通信システム及びサーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランニング等の運動を支援する技術に関する。
近年、情報通信技術の発達に伴い、情報ネットワークを使って、ランニング等の運動を支援する技術が開発されている。例えば、非特許文献1では、ホームページ上でバーチャルマラソンを開催することが開示されている。このバーチャルマラソンの参加者は、Nike+を使って自身の好きな場所で所定の距離を走り、その走行データをホームページに送信することでレースに参加することができる。
ナイキジャパン、"Nike+を使った湘南国際マラソン公認バーチャルレースを開催 −第5回湘南国際マラソン公認 Nike+バーチャルレース−"、[online]、平成22年4月19日、[平成24年12月8日検索]、インターネット<URL:http://www.shonan-kokusai.jp/5th/images/press/press20100419nike.pdf>
しかし、非特許文献1に開示の方法では、参加者は基本的には一人で走ることになるため、リアルなレースでは他の参加者と競い合うことによってモチベーションが高まるところ、そのような効果を得ることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの運動のモチベーションを向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段と、移動距離を示す距離データを取得する第1の取得手段と、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記第1の取得手段により取得された距離データにより表される距離との比較結果を報知する報知手段とを備える情報処理装置を提供する。
好ましい態様において、前記距離データは、経過時間に対する移動距離の推移を示すデータであって、前記報知手段は、前記時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記距離データにおいて、当該時点において前記計時手段により計測されている時間に対応する距離との比較結果を報知してもよい。
また、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段と、経過時間に対する移動距離の推移を示すデータを取得する第1の取得手段と、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記第1の取得手段により取得された距離データにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知する報知手段とを備える情報処理装置を提供する。
また、本発明は、前記情報処理装置と、サーバ装置とを備える通信システムであって、前記サーバ装置は、前記情報処理装置を使用するユーザの通信相手である他のユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により取得されたユーザ識別情報と対応づけて記憶手段に記憶されている距離データを取得する第3の取得手段と、前記第3の取得手段により取得された距離データを出力する出力手段とを備えることを特徴とする通信システムを提供する。
好ましい態様において、前記第3の取得手段は、前記他のユーザが複数である場合に、当該複数の各ユーザのユーザ識別情報について、前記記憶手段において対応づけて記憶されている距離データを取得し、前記第3の取得手段によって取得された複数の距離データの報知順序を決定する決定手段であって、前記情報処理装置を使用するユーザとの間で行われた通信の履歴に基づいて特定される値が高い他のユーザのユーザ識別情報と対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、前記報知順序を決定する決定手段をさらに備え、前記出力手段は、前記第3の取得手段によって取得された複数の距離データと、前記決定手段により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力してもよい。
また、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段とを備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、移動距離を示す距離データを取得する取得ステップと、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記取得ステップにより取得された距離データにより表される距離との比較結果を報知する報知ステップとを備える情報処理方法を提供する。
また、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段とを備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、経過時間に対する移動距離の推移を示すデータを取得する取得ステップと、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記取得ステップにより取得された距離データにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知する報知ステップとを備える情報処理方法を提供する。
また、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段とを備えるコンピュータに、移動距離を示す距離データを取得する取得ステップと、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記取得ステップにより取得された距離データにより表される距離との比較結果を報知する報知ステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、時間を計測する計時手段と、自機の移動距離を計測する距離測定手段とを備えるコンピュータに、経過時間に対する移動距離の推移を示すデータを取得する取得ステップと、前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、その時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記取得ステップにより取得された距離データにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知する報知ステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザの運動のモチベーションを向上させることができる。
通信システム100の構成を示す図である。 通信端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。 通信端末1により実現される機能の構成を示す図である。 管理サーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。 管理サーバ2により実現される機能の構成を示す図である。 ソーシャルグラフの一例を示す図である。 運動支援サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。 距離DB321のデータ構成の一例を示す図である。 運動支援サーバ3により実現される機能の構成を示す図である。 通信システム100の動作を示すシーケンスチャートである。 ユーザ特定処理を示すフローチャートである。 通信端末1に表示される画面の一例を示す図である。 運動支援処理を示すフローチャートである。 変数テーブルTBL1のデータ構成の一例を示す図である。 運動支援処理を示すフローチャートである。 距離DB321Aのデータ構成の一例を示す図である。 変数テーブルTBL2のデータ構成の一例を示す図である。
1.実施形態
1−1.構成
1−1−1.通信システム100
図1は、本実施形態に係る通信システム100の構成を示す図である。通信システム100は、運動支援サービスを提供するシステムである。通信システム100は、図1に示されるように、通信端末1と、管理サーバ2と、運動支援サーバ3とを有している。各装置は、通信回線4により相互に接続されている。ここで通信回線4とは、例えば、移動体通信網やインターネットにより構成されるネットワークである。なお、図1には、通信端末1は1つしか示されていないが、2つ以上使用されてもよい。
1−1−2.通信端末1
通信端末1は、ユーザが運動支援サービスを利用するために用いる携帯型のコンピュータ装置である。通信端末1は、例えば、携帯電話機や、スマートフォンや、PDA(Personal Digital Assistant)や、タブレット端末である。図2は、通信端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。通信端末1は、図2に示されるように、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、音声処理部15と、通信部16と、測位部17と、タイマ18とを有する。各構成要素は、バス19により相互に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROM又は記憶部12に記憶されているプログラムを実行することにより通信端末1の各部を制御する。また、制御部11は、時間を計測するタイマ18を有する。
記憶部12は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置であり、CPUにより実行されるプログラムやデータを記憶する。例えば記憶部12は、通信先情報と、通信履歴情報とを記憶する。ここで、通信先情報とは、電話番号や電子メールアドレス等の、通信先(通信相手)を特定するための識別情報である。通信先情報には、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)におけるユーザ名も含まれる。また、通信履歴情報とは、通信端末1が行った通信の履歴を示す情報である。具体的には、電話の発着信に関する情報(通信先と通信日時)や、電子メールの送受信に関する情報(通信先と通信日時)である。なお、通信履歴情報には、SNSにおける情報の発信及び受信に関する情報(発信及び受信の日時と、発信先のユーザ名発信した情報に応答したユーザ名)も含まれる。すなわち、本実施形態における「通信」には、電話や電子メールを介した情報のやり取りに限られず、SNSを使って行われる情報のやり取りも含まれる。
操作部13は、数字キー等の操作ボタンやタッチパネルであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部11に出力する。表示部14は、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、制御部11の制御の下、画像を表示する。音声処理部15は、マイクロフォンと、スピーカと、DSP(Digital Signal Processor)等の音声処理回路とを備え、マイクロフォンにより収音された音声を示す音声情報を制御部11に出力するとともに、制御部11から入力された信号により表される音をスピーカから出力する。通信部16は、通信回線4を介して外部の装置と通信を行うためのインタフェースカードである。測位部17は、GPS(Global Positioning System)測位方式を使って、通信端末1の位置を測定する手段である。
次に、図3は、制御部11により実現される機能の構成を示す図である。図3に示される機能は、特に、ユーザの運動を支援する動作に関する。この機能は、記憶部12に記憶されるプログラムがCPUにより実行されることにより実現される。
計時部111は、時間を計測する手段である。より具体的には、計時部111は、ユーザの運動中の経過時間を計測する手段である。
距離測定部112は、ユーザの移動距離を計測する手段である。より正確には、ユーザが所持する通信端末1の移動距離を計測する手段である。距離測定部112は、測位部17によって測定される通信端末1の位置の推移に基づいて、通信端末1の移動距離を測定する。
取得部113は、他のユーザの移動距離を示す距離データを取得する手段である。具体的には、取得部113は、通信部16を介して、運動支援サーバ3から送られてくる距離データを取得する。
報知部114は、計時部111により計測された時間が所定の時間、増加するごとに、その時点において距離測定部112により測定されている距離と、取得部113により取得された距離データにより表される距離との比較結果を報知する手段である。ここにおいて距離データとは、具体的には、他のユーザの移動総距離を示すデータである。
また、報知部114は、計時部111により計測された時間が所定の時間、増加するごとに、その時点において距離測定部112により測定されている距離と、距離データにおいて、当該時点において計時部111により計測されている時間に対応する距離との比較結果を報知する手段でもある。ここにおいて距離データとは、他のユーザの、経過時間に対する移動距離の推移を示すデータである。
なお、ここで、「報知」とは、文字や画像により情報を知らせる形態に限られず、音声により情報を知らせる形態も含むものとする。
1−1−3.管理サーバ2
管理サーバ2は、通信端末1に関する情報を管理するコンピュータ装置である。図4は、管理サーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。管理サーバ2は、図4に示されるように、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを有する。各構成要素は、バス24により相互に接続されている。
制御部21は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより管理サーバ2の各部を制御する。記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であり、CPUにより実行されるプログラムを記憶する。また、記憶部22は、各通信端末1のユーザの通信先情報221と通信履歴情報222とを記憶する。この通信先情報221と通信履歴情報222とは、所定の期間毎に各通信端末1から取得されて更新される。通信部23は、通信回線4を介して外部の装置と通信を行うためのインタフェースカードである。
次に、図5は、制御部21により実現される機能の構成を示す図である。図5に示される機能は、特に、運動支援サーバ3から取得したユーザIDに基づいて、当該ユーザとつながりを有する他のユーザを特定し、そのユーザのユーザIDを出力する動作に関する。この機能は、記憶部22に記憶されるプログラムがCPUにより実行されることにより実現される。
取得部211は、ユーザIDを取得する手段である。具体的には、取得部211は、通信部23を介して、運動支援サーバ3から送信されてくるユーザIDを取得する。
第1のユーザ特定部212は、取得部211により取得されたユーザIDにより識別されるユーザとつながりを有する他のユーザを特定する手段である。具体的には、第1のユーザ特定部212は、取得したユーザIDにより識別されるユーザの通信先情報221に基づいて、通信先(具体的には、他のユーザのID)を特定する。なお、ここで、ユーザ同士のつながりは、いわゆるソーシャルグラフによって表現することが可能である。図6は、ソーシャルグラフの一例を示す図である。
図6に示されるソーシャルグラフにおいて、A〜Gの各ノード(節)は、ユーザを表し、ノード間のエッジ(実線)は、当該ノード間につながりがあることを示す。図6のソーシャルグラフは、ユーザAの通信先情報221に、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザF及びユーザGのユーザIDが含まれていることを示している。
算出部213は、第1のユーザ特定部212により特定された他のユーザと、取得部211により取得されたユーザIDにより識別されるユーザとの間のつながり度を算出する手段である。この算出部213は、当該つながり度を、取得部211により取得されたユーザIDにより識別されるユーザの通信履歴情報222に基づいて算出する。なお、ここで、つながり度とは、ユーザ間のつながり、関連性、結びつき又は親密さの度合いを示す指標であって、特に、ユーザ間の通信履歴に基づいて算出される指標をいう。
例えば、算出部213は、ユーザ間のつながり度を、当該ユーザ間で単位時間あたりに行われた通信回数(通信頻度)を算出することで求めてもよい。具体的には、例えば、ユーザA、B間で1ヶ月あたりに行われた通信の回数が100回である場合には、この「100」という数値をつながり度として使用してもよい。
第2のユーザ特定部214は、算出部213により算出されたつながり度が所定の閾値以上の他のユーザを特定する手段である。具体的には、第2のユーザ特定部214は、算出部213により算出された各つながり度を、それぞれ所定の閾値と比較し、所定の閾値以上のつながり度を有する他のユーザのユーザIDを特定する。
出力部215は、第2のユーザ特定部214により特定されたユーザIDを出力する手段である。
1−1−4.運動支援サーバ3
運動支援サーバ3は、通信端末1からの要求を受けて、当該通信端末に他のユーザの距離データを提供するコンピュータ装置である。図7は、運動支援サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。運動支援サーバ3は、図7に示されるように、制御部31と、記憶部32と、通信部33とを有する。各構成要素は、バス34により相互に接続されている。
制御部31は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部32に記憶されているプログラムを実行することによりの各部を制御する。記憶部32は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であり、CPUにより実行されるプログラムを記憶する。また、記憶部32は、通信端末1の各ユーザの距離データを格納する距離データベース(DB)321を記憶する。通信部33は、通信回線4を介して外部の装置と通信を行うためのインタフェースカードである。
図8は、距離DB321のデータ構成の一例を示す図である。当該DBに格納される距離データは、例えば、「ユーザID」、「日付」、「距離」、「時間」及び「移動距離の推移」という項目により構成される。距離データは、各通信端末1において生成され、運動支援サーバ3にアップロードされる。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別情報である。ユーザIDには、ユーザが使用する通信端末1の識別情報も含まれる。「日付」は、距離データが生成された日付である。
「距離」は、ユーザの運動時の総移動距離(km)である。「時間」は、総運動時間(分)である。「移動距離の推移」は、運動時の経過時間(分)ごとの移動距離(km)の推移である。例えば、1番目の距離データの場合、運動開始後1分後に0.2km移動し、2分後に0.3km移動していることを示している。
次に、図9は、制御部31により実現される機能の構成を示す図である。図9に示される機能は、特に、通信端末1に対して他のユーザの距離データを提供する際の動作に関し、記憶部32に記憶されるプログラムがCPUにより実行されることにより実現される。
ユーザID取得部311は、通信端末1を使用するユーザの通信相手である他のユーザを識別するユーザIDを取得する手段である。ここで、当該他のユーザは、通信端末1を使用するユーザの通信先情報及び/又は通信履歴情報に基づいて特定される。ユーザID取得部311は、当該ユーザIDを管理サーバ2から取得する。
距離データ取得部312は、ユーザID取得部311により取得されたユーザIDと対応づけて距離DB321に記憶されている距離データを取得する手段である。
決定部313は、ユーザID取得部311により複数の他のユーザのユーザIDが取得された場合に、距離データ取得部312により取得された複数の距離データの報知順序を決定する手段である。決定部313は、その際、つながり度が高い他のユーザのユーザIDと対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、報知順序を決定する。なお、ここで、「報知」とは、文字や画像により情報を知らせる形態に限られず、音声により情報を知らせる形態も含むものとする。また、つながり度を示す情報は、他のユーザのユーザIDとともに管理サーバ2から取得する。
出力部314は、距離データ取得部312により取得された距離データと、決定部313により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力する手段である。
1−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム100の動作について説明する。具体的には、通信端末1において運動支援用のプログラムが実行され、運動の対戦相手のリストが通信端末1に表示されるまでの動作について説明する。図10は、当該動作を示すシーケンスチャートである。なお、以下の説明では、運動としてランニングを想定する。
図10のステップS1において、通信端末1のユーザが運動支援用のプログラムを起動し、競争相手のリストを要求する操作を行うと(ステップS1)、通信端末1の制御部11は、当該リストの要求信号と、当該ユーザのユーザIDとを、通信部16を介して運動支援サーバ3に送信する(ステップS2)。
運動支援サーバ3の制御部31は、通信部33を介してリスト要求信号とユーザIDとを取得すると、当該ユーザIDを管理サーバ2に送信する(ステップS3)。管理サーバ2の制御部21は、通信部23を介してユーザIDを取得すると、ユーザID特定処理を実行する(ステップS4)。
図11は、ユーザ特定処理を示すフローチャートである。図11のステップS41において、管理サーバ2の制御部21は、取得したユーザIDにより識別されるユーザとつながりを有する他のユーザを特定する。具体的には、制御部21は、取得したユーザIDにより識別されるユーザの通信先情報221を参照して、通信先(具体的には、他のユーザのID)を特定する。
次に、制御部21は、ステップS41において特定した他のユーザと、取得したユーザIDにより識別されるユーザとの間のつながり度を算出する(ステップS42)。具体的には、制御部21は、取得したユーザIDにより識別されるユーザの通信履歴情報222に基づいて、他のユーザとの間の単位時間あたりの通信回数を算出し、その算出された値をつながり度とする。
次に、制御部21は、ステップS42において算出したつながり度が所定の閾値以上の他のユーザを特定する(ステップS43)。具体的には、制御部21は、算出した各つながり度を、それぞれ所定の閾値と比較し、所定の閾値以上のつながり度を有する他のユーザのユーザIDを特定する。
以上が、ユーザ特定処理である。
ユーザ特定処理を終了すると、管理サーバ2の制御部21は、当該処理において特定したユーザIDを運動支援サーバ3に送信する(図10のステップS5)。
運動支援サーバ3の制御部31は、通信部33を介してユーザIDを取得すると、取得したユーザIDと対応づけて距離DB321に記憶されている距離データを取得する(ステップS6)。例えば、取得したユーザIDが「U0001」であって、距離DB321のデータ構成が、図8に示される通りである場合には、当該DBの1番目と2番目の距離データが取得される。
次に、制御部31は、管理サーバ2より複数のユーザIDが取得された場合には、ステップS6において取得された距離データの表示順序を決定する。この際、制御部31は、つながり度の高い他のユーザのユーザIDと対応づけられる距離データほど、その表示順位が高くなるように、表示順序を決定する。つながり度を示す情報は、他のユーザのユーザIDとともに管理サーバ2から取得する。
表示順序を決定すると、制御部31は、当該決定した表示順序を示す情報と、ステップS6において取得した距離データとを、リスト要求信号に対する応答信号として通信端末1に送信する(ステップS8)。なお、ここで、表示順序を示す情報とは、例えば、各コンテンツIDの表示位置を示す情報である。
通信端末1の制御部11は、通信部16を介して距離データと表示順序情報とを取得すると、これらの情報に応じて表示部14に画面を表示させる。図12は、この際に表示される画面の一例を示す図である。図12に示される画面には、競争相手リストLが表示されている。この競争相手リストLでは、ユーザIDに対応づけて、日付、距離及び時間が表示される。なお、この競争相手リストLは、他のユーザのつながり度が、「U0001」、「U0015」、「U0022」、「U0009」の順で高い場合に表示されるリストの一例を示している。
この図12に示される競争相手リストLが表示されている状態において、通信端末1のユーザがいずれかの競争相手の距離データを選択する操作を行い、かつ、自身の運動(ランニング)の開始とともに、所定の操作を行うと、制御部11は、以下の運動支援処理を実行する。図13は、運動支援処理を示すフローチャートである。
なお、以下の説明では、競争相手リストLが表示されている状態において、図8に示す距離DB321の1番目の距離データがユーザにより選択されたものとする。また、上記の所定の操作に伴い、タイマ18が起動され、かつ、測位部17による位置の捕捉が開始されるものとする。また、運動支援処理が実行されるにあたっては、制御部11のRAMにおいて、図14に示す変数テーブルTBL1が生成される。
この変数テーブルTBL1では、変数Nの値に対応づけて、所定の値ずつ増加する時間の値が格納される。図14の例は、時間の値が10分ずつ増加する例を示している。この変数テーブルTBL1において設定される時間は、ユーザに対して所定の音声メッセージを出力するタイミングを表している。なお、図14に示される例では、図8に示す距離DB321の1番目の距離データにおいて、58分でユーザが運動を終了しているため、変数Nは「5」まで設定されている。なお、時間の値の増分は、ユーザによって任意に設定されてよい。
図13のステップ10において、制御部11は、N=1とし、変数Nを初期化する。次に、制御部11は、変数Nについて、N>Th1であるか否かを判断する(ステップS11)。ここで、閾値Th1は、本運動支援処理を終了するタイミングを判断するための閾値である。本例では、閾値Th1は、変数Nの上限値である「5」に設定される。
この判断の結果が肯定的である場合には(ステップS11;YES)、制御部11は、本運動支援処理を終了する。一方、この判断の結果が否定的である場合には(ステップS11;NO)、制御部11は、ステップS12の処理を実行する。
ステップS12において制御部11は、所定時間が経過したか否かを判断する。具体的には、制御部11は、タイマ18により計時されている時間と、RAMにおいて変数Nと対応づけられている時間とを比較して、前者が後者以上であるか否かを判断する。なおここで、変数Nは「1」であるから、時間の値として「10」が特定される(図14参照)。
この判断の結果が否定的である場合には(ステップS12;NO)、制御部11は、ステップS15の処理を実行する。一方、この判断の結果が肯定的である場合には(ステップS12;YES)、制御部11は、ステップS13の処理を実行する。
ステップS13において制御部11は、通信端末1の移動距離と、競争相手の移動距離との差を算出する。具体的には、通信端末1は、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離と、競争相手の距離データにおいて、タイマ18により計時されている時間に対応する距離とを比較し、両者の差(「通信端末1の移動距離」−「競争相手の移動距離」)を算出する。なお、ここでは、競争相手の移動距離として、「1.7(km)」が特定され(図8参照)、通信端末1の移動距離が「1.6(km)」の場合には、差分の値として「−0.1(km)」が算出される。
次に、制御部11は、ステップS13において算出した差分に基づいて、ユーザに対する音声メッセージをスピーカから出力する(ステップS14)。具体的には、制御部11は、
ステップS13で算出した差分がマイナスである場合には、当該差分の分、ユーザが競争相手よりも遅れていること通知する音声メッセージを出力し、一方、当該差分がプラスである場合には、当該差分の分、ユーザが競争相手よりもリードしていること通知する音声メッセージを出力する。例えば、ステップS13で算出した差分が「−0.1(km)」の場合には、「Aさんよりも100m遅れています。」といった音声メッセージを出力する。
制御部11は、ステップS14の処理を実行すると、次にステップS15の処理を実行する。
ステップS15において制御部11は、所定の距離を移動したか否かを判断する。具体的には、制御部11は、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離と、所定の距離とを比較し、前者が後者以上であるか否かを判断する。ここで、所定の距離とは、競争相手の総移動距離である。本例では、「10(km)」である。
この判断の結果が否定的である場合には(ステップS15;NO)、制御部11は、N=N+1として(ステップS17)、ステップS11の処理を実行する。一方、この判断の結果が肯定的である場合には(ステップS15;YES)、制御部11は、ステップS16の処理を実行する。
ステップS16において制御部11は、ユーザに対する音声メッセージをスピーカから出力する。具体的には、制御部11は、通信端末1の移動距離が競争相手の総移動距離に達した旨を通知する音声メッセージを出力する。例えば、制御部11は、「Aさんはここでランニングを終了しました。」といった内容の音声メッセージを出力する。制御部11は、ステップS16の処理を実行すると、当該運動支援処理を終了する。
以上が、運動支援処理の内容である。
以上説明した本実施形態によれば、ユーザは運動中に、刻々と変化する自己の運動パフォーマンスと他人の運動パフォーマンスとの比較結果の通知を受けることができる。すなわち、ユーザは、運動中に、あたかも他人と競い合っているかのような感覚を得ることができる。よって、仮にユーザが一人で運動を行う場合であっても、運動のモチベーションを向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ユーザの競争相手として、ユーザとつながりのある他のユーザが指定される。よって、ユーザは、つながりのない他人と競走する場合と比較して、より運動のモチベーションを向上させることができる。
2.変形例
上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上記の実施形態においては、運動支援処理において、所定の時間が経過するごとにユーザと競争相手の移動距離の差が通知されている。しかし、これに代えて、例えば、所定の距離を移動するごとに、ユーザと競走相手のタイムの差を通知するようにしてもよい。図15は、このような場合の運動支援処理を示すフローチャートである。本フローチャートにおいて、図13のフローチャートと共通する処理については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、本変形を採用するにあたり、図8の距離DB321に格納される「移動距離の推移」の項目は、「移動時間の推移」の項目に差し替えられてもよい。図16は、このような差し替えを行った場合の距離DB321Aのデータ構成の一例を示す図である。同図に示す距離DB321Aの「移動時間の推移」は、運動時の移動距離(km)ごとの経過時間(秒)の推移を示している。例えば、1番目の距離データの場合、運動開始後、0.1km移動時の経過時間が35秒であり、0.2km移動時の経過時間が69秒であることを示している。以下の説明では、この1番目の距離データが、ユーザによって選択されているものとする。
また、以下に説明する運動支援処理が実行されるにあたっては、図17に示す変数テーブルTBL2が生成される。この変数テーブルTBL2では、変数Nの値に対応づけて、所定の値ずつ増加する距離の値が格納される。図17の例は、距離の値が0.2kmずつ増加する例を示している。この変数テーブルTBL2において設定される距離は、ユーザに対して所定の音声メッセージを出力するタイミングを表している。なお、図17に示される例では、図16に示す距離DB321Aの1番目の距離データにおいて、10kmでユーザが運動を終了しているため、変数Nは「5」まで設定されている。なお、距離の値の増分は、ユーザによって任意に設定されてよい。
図15のフローチャートにおいて、ステップS11で、変数Nについて、N>Th1でないと判断すると(ステップS11;NO)、制御部11は、ステップS20の処理を実行する。ステップS20において制御部11は、通信端末1が所定の距離を移動したか否かを判断する。具体的には、制御部11は、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離と、RAMにおいて変数Nと対応づけられている距離とを比較して、前者が後者以上であるか否かを判断する。なおここで、変数Nは「1」であるから、距離の値として「2」が特定される(図17参照)。
この判断の結果が否定的である場合には(ステップS20;NO)、制御部11は、ステップS15の処理を実行する。一方、この判断の結果が肯定的である場合には(ステップS20;YES)、制御部11は、ステップS21の処理を実行する。
ステップS21において制御部11は、通信端末1側の経過時間と、競争相手側の経過時間との差を算出する。具体的には、通信端末1は、タイマ18により計時されている時間と、競争相手の距離データにおいて、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離に対応する時間とを比較し、両者の差(「通信端末1側の経過時間」−「競争相手側の経過時間」)を算出する。なお、ここでは、競争相手側の経過時間として、「35(秒)」が特定され(図16参照)、通信端末1の移動距離が「37(秒)」の場合には、差分の値として「2(秒)」が算出される。
次に、制御部11は、ステップS21において算出した差分に基づいて、ユーザに対する音声メッセージをスピーカから出力する(ステップS22)。具体的には、制御部11は、
ステップS21で算出した差分がプラスである場合には、当該差分の分、ユーザが競争相手よりも遅れていること通知する音声メッセージを出力し、一方、当該差分がマイナスである場合には、当該差分の分、ユーザが競争相手よりもリードしていること通知する音声メッセージを出力する。例えば、ステップS21で算出した差分が「2(秒)」の場合には、「Aさんよりも2秒遅れています。」といった音声メッセージを出力する。
制御部11は、ステップS22の処理を実行すると、次にステップS15の処理を実行する。
以上が、本変形例に係る運動支援処理の内容である。
2−2.変形例2
上記の実施形態においては、運動支援処理において、所定の時間が経過するごとにユーザと競争相手の移動距離の差が通知されている。しかし、ユーザと競争相手の移動距離の差を通知するタイミングは、所定の時間が経過するごとに限られない。例えば、所定の距離を通信端末1が移動するごとに、当該通知を行うようにしてもよい。
具体的には上記の実施形態において、図13のフローチャートのステップS12で、通信端末1の制御部11は、所定の距離を移動したか否かを判断するようにしてもよい。より具体的には、制御部11は、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離と、RAMにおいて変数Nと対応づけられている距離とを比較して、前者が後者以上であるか否かを判断するようにしてもよい。なおここでは、変数テーブルTBL1に代えて、変数テーブルTBL2を採用してもよい。
2−3.変形例3
上記の変形例1においては、所定の距離を移動するごとにユーザと競走相手のタイムの差を通知するようにしている。しかし、ユーザと競争相手のタイム差を通知するタイミングは、所定の距離を移動するごとに限られない。例えば、所定の時間が経過するごと、当該通知を行うようにしてもよい。
具体的には上記の変形例1において、図15のフローチャートのステップS20で、通信端末1の制御部11は、所定時間が経過したか否かを判断するようにしてもよい。より具体的には、制御部11は、タイマ18により計時されている時間と、RAMにおいて変数Nと対応づけられている時間とを比較して、前者が後者以上であるか否かを判断するようにしてもよい。なおここでは、変数テーブルTBL2に代えて、変数テーブルTBL1を採用してもよい。
2−4.変形例4
上記の実施形態の運動支援処理において、所定時間が経過するごとに、ユーザの移動距離と、競走相手の総移動距離との差をユーザに通知するようにしてもよい。具体的には、通信端末1の制御部11は、所定時間が経過するごとに、測位部17によって測定される位置の推移に基づいて特定される通信端末1の移動距離と、競争相手の総移動距離とを比較し、その比較結果を示す音声メッセージをスピーカから出力するようにしてもよい。
例えば、通信端末1の移動距離が5kmであって、競争相手の総移動距離が10kmである場合には、「あと残り5kmです。」といった音声メッセージを出力するようにしてもよい。これらの処理は、図13のフローチャートのステップS13及びS14に代えて行われてもよいし、ステップS13及びS14に加えて行われてもよい。
同様に、上記の変形例1において、所定の距離を移動するごとに、ユーザの移動距離と、競走相手の総移動距離との差をユーザに通知するようにしてもよい。この場合、これらの処理は、図15のフローチャートのステップS21及びS22に代えて行われてもよいし、ステップS21及びS22に加えて行われてもよい。
2−5.変形例5
上記の実施形態においては、ユーザ間の単位時間あたりの通信回数に基づいて、当該ユーザ間のつながり度を算出している(図11のステップS42参照)。しかし、つながり度の算出方法はこれに限らず、例えば、ユーザ間の通信の双方向性に基づいて算出するようにしてもよい。より具体的には、ユーザ間で行われた総通信回数における送信回数と受信回数の割合を算出し、送信回数の割合と受信回数の割合とが近いユーザ間ほど、つながり度が高いと判断するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、ユーザ間のつながり度を算出する際に、通信の新しさを考慮するようにしてもよい。具体的には、通信の新しさに応じて、各通信の重みを変えるようにしてもよい。この場合、重みの数値は、通信が新しいほど大きくなるようにしてもよい。
2−6.変形例6
上記の実施形態においては、管理サーバ2の制御部21は、つながり度が所定の閾値以上の他のユーザのユーザIDを運動支援サーバ3に送信している(図11のステップS43参照)。しかし、ここで、管理サーバ2の制御部21は、ユーザとつながりを有する他のユーザの中で、最もつながり度の高い他のユーザのユーザIDのみを運動支援サーバ3に送信するようにしてもよい。
この場合、通信端末1に表示される競走相手リストLには、最もつながり度の高い他のユーザの距離データのみが表示されることになるが、その距離データが1つしか存在しない場合には、競争相手リストLを通信端末1に表示せずに、当該データを競争相手の距離データとして自動的に決定してもよい。また仮に、複数の距離データが存在する場合でも、最新の距離データを、競争相手の距離データとして自動的に決定してもよい。
また、管理サーバ2の制御部21は、ユーザとつながりを有するすべての他のユーザのユーザIDを運動支援サーバ3に送信するようにしてもよい。すなわち、図11のユーザ特定処理においては、ステップS43を省略してもよい。
2−7.変形例7
上記の実施形態において、運動支援サーバ3の一部又は全部の機能を管理サーバ2において実行するようにしてもよい。具体的には、運動支援サーバ3において実行される距離データ取得処理(図10のステップS6)と、表示順序決定処理(ステップS7)の一部又は全部を、管理サーバ2において実行するようにしてもよい。逆に、管理サーバ2の一部又は全部の機能を運動支援サーバ3において実行するようにしてもよい。具体的には、管理サーバ2において実行されるユーザ特定処理(図10のステップS4)の一部又は全部を、運動支援サーバ3において実行するようにしてもよい。
2−8.変形例8
上記の実施形態又は変形例において、通信端末1の制御部11や、管理サーバ2の制御部21や、運動支援サーバ3の制御部31によって実行されるプログラムは、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体を介して各装置に提供されてもよい。ここで記録媒体とは、例えば、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体や、光ディスクなどの光記録媒体や、光磁気記録媒体や、半導体メモリ等である。又は、同プログラムは、インターネット等のネットワークを介して各装置に提供されてもよい。
2−9.変形例9
上記の実施形態においては、運動としてランニングを想定したが、本発明が適用可能な運動はこれに限られない。例えば、競歩や、自転車競技や、モータースポーツ等に適用されてもよい。本発明は、単位時間あたりの距離を競う競技や、単位距離あたりの時間を競う競技に適用可能であると考えられる。
2−10.変形例10
上記の実施形態又は変形例においては、その運動支援処理において、所定の時間又は所定の距離ごとにユーザに音声メッセージを出力している。そして、その所定の時間又は所定の距離の間隔は一定に設定されている。しかし、この所定の時間又は所定の距離の間隔は、ランダムに設定されてもよい。具体的には、通信端末1において発生させられる乱数に基づいて設定されてもよい。すなわち、本発明において、「所定の時間」、「所定の距離」には、乱数に基づいて設定される時間、距離も含まれるものとする。
2−11.変形例11
上記の実施形態においては、通信端末1によって運動の対戦相手のリストが要求された場合に、当該ユーザとつながりのある他のユーザの距離データのリストが提供されている。しかし、ここで提供される距離データは、必ずしもユーザとつながりのある者の距離データでなくてもよい。例えば、運動支援サーバ3は、著名なアスリートの距離データを距離DB321に格納しておき、当該データをユーザにダウンロードさせるようにしてもよい。
2−12.変形例12
上記の実施形態においては、運動支援サーバ3の制御部31は、ユーザ間のつながり度に応じて距離データの表示順序を決定している(図10のステップS7参照)。ここで、制御部31は、距離データに応じて、つながり度に重みをつけるようにしてもよい。例えば、現在から所定の期間(例えば、1ヶ月)内に生成された距離データの距離の合計に応じて、つながり度に重みをつけるようにしてもよい。この場合、重みの数値は、距離の合計が大きいほど大きくなるようにしてもよい。
また、この際に、最も表示順位が高くなった距離データを、制御部31は、競争相手の距離データとして自動的に決定してもよい。この場合、通信端末1における競争相手リストLの表示(図10のステップS9)は省略してもよい。
1…通信端末、2…管理サーバ、3…運動支援サーバ、4…通信回線、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…音声処理部、16…通信部、17…測位部、18…タイマ、19…バス、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、24…バス、31…制御部、32…記憶部、33…通信部、34…バス、100…通信システム、111…計時部、112…距離測定部、113…取得部、114…報知部、211…取得部、212…第1のユーザ特定部、213…算出部、214…第2のユーザ特定部、215…出力部、221…通信先情報、222…通信履歴情報、311…ユーザID取得部、312…距離データ取得部、313…決定部、314…出力部、321…距離DB

Claims (4)

  1. サーバ装置と、
    情報処理装置と
    を備える通信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置を使用するユーザの通信相手である複数の他のユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された複数のユーザ識別情報の各々について、記憶手段において対応づけて記憶されている、移動距離を示す距離データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された複数の距離データの報知順序を決定する決定手段であって、前記情報処理装置を使用するユーザとの間で行われた通信の履歴に基づいて特定される値が高い他のユーザのユーザ識別情報と対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、前記報知順序を決定する決定手段と、
    前記第2の取得手段により取得された複数の距離データと、前記決定手段により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力する出力手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    時間を計測する計時手段と、
    自機の移動距離を計測する距離測定手段と、
    前記出力手段によって出力された複数の距離データを取得する第3の取得手段と、
    前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、当該所定の時間の増加の時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにより表される距離との比較結果を報知するか、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、当該所定の距離の増加の時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのいずれかにより表される距離との比較結果を報知する報知手段と
    を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. サーバ装置と、
    情報処理装置と
    を備える通信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置を使用するユーザの通信相手である複数の他のユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された複数のユーザ識別情報の各々について、記憶手段において対応づけて記憶されている、経過時間に対する移動距離の推移を示す距離データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された複数の距離データの報知順序を決定する決定手段であって、前記情報処理装置を使用するユーザとの間で行われた通信の履歴に基づいて特定される値が高い他のユーザのユーザ識別情報と対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、前記報知順序を決定する決定手段と、
    前記第2の取得手段により取得された複数の距離データと、前記決定手段により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力する出力手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    時間を計測する計時手段と、
    自機の移動距離を計測する距離測定手段と、
    前記出力手段によって出力された複数の距離データを取得する第3の取得手段と、
    前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、当該所定の時間の増加の時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知するか、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、当該所定の距離の増加の時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知する報知手段と
    を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 情報処理装置を使用するユーザの通信相手である複数の他のユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された複数のユーザ識別情報の各々について、記憶手段において対応づけて記憶されている、移動距離を示す距離データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された複数の距離データの報知順序を決定する決定手段であって、前記情報処理装置を使用するユーザとの間で行われた通信の履歴に基づいて特定される値が高い他のユーザのユーザ識別情報と対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、前記報知順序を決定する決定手段と、
    前記第2の取得手段により取得された複数の距離データと、前記決定手段により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力する出力手段と
    を備えるサーバ装置であって、
    前記情報処理装置は、
    時間を計測する計時手段と、
    自機の移動距離を計測する距離測定手段と、
    前記出力手段によって出力された複数の距離データを取得する第3の取得手段と、
    前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、当該所定の時間の増加の時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにより表される距離との比較結果を報知するか、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、当該所定の距離の増加の時点において前記距離測定手段により測定されている距離と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのいずれかにより表される距離との比較結果を報知する報知手段と
    を備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
  4. 情報処理装置を使用するユーザの通信相手である複数の他のユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された複数のユーザ識別情報の各々について、記憶手段において対応づけて記憶されている、経過時間に対する移動距離の推移を示す距離データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された複数の距離データの報知順序を決定する決定手段であって、前記情報処理装置を使用するユーザとの間で行われた通信の履歴に基づいて特定される値が高い他のユーザのユーザ識別情報と対応づけられる距離データほど、その報知順位が高くなるように、前記報知順序を決定する決定手段と、
    前記第2の取得手段により取得された複数の距離データと、前記決定手段により決定された報知順序を示す報知順序情報とを出力する出力手段と
    を備えるサーバ装置であって、
    前記情報処理装置は、
    時間を計測する計時手段と、
    自機の移動距離を計測する距離測定手段と、
    前記出力手段によって出力された複数の距離データを取得する第3の取得手段と、
    前記計時手段により計測された時間が所定の時間増加するごとに、当該所定の時間の増加の時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知するか、又は、前記距離測定手段により測定された距離が所定の距離増加するごとに、当該所定の距離の増加の時点において前記計時手段により計測されている時間と、前記第3の取得手段により取得された複数の距離データのうちのいずれかにおいて、前記距離測定手段により測定されている距離に対応する時間との比較結果を報知する報知手段と
    を備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
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