JP5132608B2 - 位置移動記録表示装置 - Google Patents

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本発明は、位置移動の記録に関する。特に、位置移動を記録したデータを記憶し、再生することに関する。
従来、ランニングやサイクリングなどの一人でできるスポーツは、健康のためのスポーツとして、自分のペースで行うだけであったが、現在では、GPS機能を有するデバイスを身に着けてランニングやサイクリングを行い、その記録を管理したり、他の利用者と比較したりすることが可能なサービスが行われるようになっている。そのようなサービスとして、例えば、http://nikeplus.nike.com/やhttp://www.adidas−japan.jp/piin/index.htmlのようなサービスが挙げられる。
更に、GPSで取得したスポーツのデータの履歴を基に、2人以上の競技者の相対的な能力を表す比較データを表示し、個々人に作られたトレーニング・アドバイスを提供するシステムが開示されている(特許文献1)。
特表2002−507734号公報
しかしながら、現在提供されているサービスでは、他の利用者との一定距離のタイムの比較やランキングを提供しているが、利用者ごとに移動する地域やコースが異なる為、正確なタイムの比較やランキングを行うことが出来ない。また、特許文献1のシステムでは、運動の内容が共通化されていないため、明確な比較が出来ない。
そこで、移動する地域やコースであるルートを同じ条件にし、正確なタイムの比較やランキングを行うことができるサービスが求められている。
本発明は、ユーザが移動するルートの中にチェック地点又はチェックラインを設け、当該チェック地点又はチェックラインを通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することを目的とする。その結果、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができることを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) ユーザの端末及び地図のデータを記憶する地図サーバとネットワークを介して通信し、前記ユーザが記録した位置移動情報を再生する記録データ再生装置であって、前記地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、前記ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、前記ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とを記憶するルート記憶手段と、前記ルート記憶手段に記憶している前記ルートと、該ルートを移動した前記ユーザと、前記ルートの地図上の位置及び該位置を前記ユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて記憶する軌跡データ記憶手段と、前記ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、前記軌跡データ記憶手段に記憶した前記他のユーザの前記軌跡データを、前記ユーザの前記軌跡データと共に前記ユーザの端末に送信する軌跡データ送信手段と、を備える記録データ再生装置。
(1)の構成によれば、記録データ再生装置は、ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルート記憶手段に記憶し、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とを記憶するルート記憶手段と、ルート記憶手段に記憶しているルートと、該ルートを移動したユーザと、ルートの地図上の位置及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて軌跡データ記憶手段に記憶する。そして、ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、軌跡データ記憶手段に記憶した他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信する。
(1)の発明によれば、記録データ再生装置は、ユーザが移動するルートと、ルート上に設定されたスタート及びゴールとを記憶し、そのルートと、そのルートを移動したユーザと、そのルートの地図上の位置及びその位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて記憶する。よって、同じルートを移動したユーザの軌跡データを記憶することができる。記憶する軌跡データは、ルートの地図上の位置及び通過タイムなので、記録データ再生装置は、軌跡データに含まれる位置及び時間と、ルートの地図上の位置とを対応付けることができる。そして、記憶したユーザの軌跡データを、そのユーザとは異なる他のユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信するので、ユーザは他のユーザの軌跡と自己の軌跡とを比較することができる。したがって、本発明によれば、ユーザが移動するルートの中にスタート及びゴールというチェック地点又はチェックラインを設け、当該チェック地点又はチェックラインを通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、本発明は、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(2) 前記ルート記憶手段に記憶している前記ルートを移動した複数の前記ユーザから、前記ルートの地図上の位置に関する情報及び該位置を前記ユーザが通過した通過タイムからなる記録データを取得し、取得した前記記録データと、前記ルート記憶手段に記憶した前記ルートの地図上の位置情報とに基づいて、前記ルートの地図上の位置情報に適合した前記軌跡データを作成し、前記ユーザの情報と共に前記軌跡データ記憶手段に記憶する軌跡データ作成手段を、更に備える(1)に記載の記録データ再生装置。
(2)の構成によれば、記録データ再生装置は、ルート記憶手段に記憶しているルートを移動した複数のユーザから、ルートの地図上の位置に関する情報及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなる記録データを取得し、取得した記録データと、ルート記憶手段に記憶したルートの地図上の位置情報とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、ユーザの情報と共に軌跡データ記憶手段に記憶する軌跡データ作成手段を更に備える。よって、同じルートを移動したユーザから、ルートの地図上の位置に関する情報及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなる記録データを取得し、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、記憶することができる。したがって、記録データ再生装置は、ルートの地図上の位置に関する情報及び該位置をユーザが通過した通過タイムという様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、本発明は、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(3) 前記ルート記憶手段に新たな前記ルートの地図上の位置情報を記憶すると共に、前記軌跡データ記憶手段に前記新たな前記ルートを記憶するレース作成手段を、更に備える(2)に記載の記録データ再生装置。
(3)の構成によれば、記録データ再生装置は、ルート記憶手段に新たなルートの地図上の位置情報を記憶すると共に、軌跡データ記憶手段に新たなルートを記憶するレース作成手段を更に備える。よって、新たなルートを作成することができる。したがって、本発明によれば、ユーザが移動する新たなルートを作成し、ユーザが移動するルートの中にスタート及びゴールというチェック地点を設けることにより、当該チェック地点を通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けが可能になり、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、本発明は、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(4) 移動した距離と前記通過タイムとからなる前記記録データを予め記憶するゴーストデータ記憶手段を、更に備え、前記レース作成手段は、前記ゴーストデータ記憶手段に記憶した前記記録データと、前記新たな前記ルートの情報とに基づいて、前記新たな前記ルートの地図上の位置情報に換算した前記軌跡データを作成し、作成した前記軌跡データを前記軌跡データ記憶手段の前記新たな前記ルートに対応付けて記憶する(3)に記載の記録データ再生装置。
(4)の構成によれば、記録データ再生装置は、ゴーストデータ記憶手段を更に備え、レース作成手段は、新たなルートの地図上の位置情報を作成すると共に、予め記憶する記録データと、新たなルートの地図上の位置情報とに基づいて、新たなルートの地図上の位置情報に換算した軌跡データを作成し、軌跡データ記憶手段に記憶する。よって、軌跡データ記憶手段に記憶したユーザの位置移動の記録と、予め記憶した位置移動の記録とを比較することが可能になる。すなわち、予め記憶した一流アスリートなどの位置移動の記録と、ユーザの位置移動の記録とを比較することが可能になり、その結果、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(5) 前記軌跡データ送信手段は、前記ルートを含む地図の情報を前記ユーザの端末に、更に送信する(2)から(4)に記載の記録データ再生装置。
(5)の構成によれば、記録データ再生装置は、ルートを含む地図の情報をユーザの端末に更に送信するので、地図上にルートとルート上のユーザの軌跡を再生することが可能になる。したがって、地図の情報と共に、ユーザの位置移動の記録と、他のユーザの位置移動の記録などとを比較することが可能になる。
(6) 前記軌跡データ作成手段は、緯度及び経度で表された位置と前記通過タイムとからなる前記記録データを前記軌跡データとして前記軌跡データ記憶手段に記憶する(2)から(5)のいずれかに記載の記録データ再生装置。
(6)の構成によれば、記録データ再生装置は、緯度及び経度で表された位置と通過タイムとからなる記録データを軌跡データとして軌跡データ記憶手段に記憶するので、緯度及び経度の位置情報と通過タイムとを記録したユーザに対応することが可能になる。緯度及び経度と通過タイムとからなる様々な位置移動の記録データに対応することにより、様々な他のユーザの位置移動の記録データと明確な比較をすることが可能になる。その結果、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(7) 前記軌跡データ作成手段は、前記ルートの地図上に予め設定されたチェック地点と前記通過タイムとからなる前記記録データに基づいて、前記チェック地点の間を補間した前記軌跡データを作成し、前記軌跡データ記憶手段に記憶する(2)から(6)のいずれかに記載の記録データ再生装置。
(7)の構成によれば、チェック地点と通過タイムとからなる記録データに基づいて、チェック地点の間を補間した軌跡データを作成するので、例えば、ストップウォッチだけで記録したユーザに対応することが可能になる。チェック地点と通過タイムとからなる様々な位置移動の記録データに対応することにより、ユーザは容易に位置移動の記録データを作成することが可能になり、様々なユーザの位置移動の記録データと比較することが可能になる。その結果、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(8) 前記軌跡データ作成手段は、前記地図上に予め設定されたチェックラインと前記通過タイムとからなる前記記録データに基づいて、前記チェックラインの間を補完した前記軌跡データを作成し、前記軌跡データ記憶手段に記憶する(2)から(6)のいずれかに記載の記録データ再生装置。
(8)の構成によれば、チェックラインと通過タイムとからなる記録データに基づいて、チェックラインとチェックラインとの間を補間した軌跡データを作成するので、例えば、ストップウォッチだけで記録したユーザに対応することが可能になる。チェックラインと通過タイムとからなる様々な位置移動の記録データに対応することにより、ユーザは容易に位置移動の記録データを作成することが可能になり、様々なユーザの位置移動の記録データと比較することが可能になる。その結果、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(9) 前記軌跡データ送信手段は、前記ルートの地図上の距離と前記通過タイムとからなる前記記録データに基づいて、前記ルートの地図上の位置に換算した前記軌跡データを作成し、前記軌跡データ記憶手段に記憶する(2)から(8)のいずれかに記載の記録データ再生装置。
(9)の構成によれば、記録データ再生装置は、ルートの地図上の距離と通過タイムとからなる位置移動の記録データに基づいて、ルートの地図上の位置に換算した軌跡データを作成する。すなわち、様々な種類の位置移動の記録データに対応することにより、様々なユーザの位置移動の記録データと比較することが可能になる。その結果、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(10) ユーザの端末及び地図のデータを記憶する地図サーバとネットワークを介して通信し、前記ユーザが記録した位置移動情報を再生する方法であって、前記地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、前記ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、前記ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルート記憶手段に記憶するステップと、前記ルート記憶手段に記憶している前記ルートと、該ルートを移動した前記ユーザと、前記ルートの地図上の位置及び該位置を前記ユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて軌跡データ記憶手段に記憶するステップと、前記ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、前記軌跡データ記憶手段に記憶した前記他のユーザの前記軌跡データを、前記ユーザの前記軌跡データと共に前記ユーザの端末に送信するステップと、を備える方法。
(10)の構成によれば、本発明の方法は、ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルート記憶手段に記憶し、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とを記憶するルート記憶手段と、ルート記憶手段に記憶しているルートと、該ルートを移動したユーザと、ルートの地図上の位置及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて軌跡データ記憶手段に記憶し、ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、軌跡データ記憶手段に記憶した他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信する。すなわち、本発明の方法は、ユーザが移動するルートと、ルート上に設定されたスタート及びゴールとを記憶し、そのルートと、そのルートを移動したユーザと、そのルートの地図上の位置及びその位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて記憶する。よって、同じルートを移動したユーザの軌跡データを記憶することができる。記憶する軌跡データは、ルートの地図上の位置及び通過タイムなので、本発明の方法は、軌跡データに含まれる位置及び時間と、ルートの地図上の位置とを対応付けることができる。そして、記憶したユーザの軌跡データを、そのユーザとは異なる他のユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信するので、ユーザは他のユーザの軌跡と自己の軌跡とを比較することができる。したがって、本発明の方法によれば、ユーザが移動するルートの中にスタート及びゴールというチェック地点又はチェックラインを設け、当該チェック地点又はチェックラインを通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、本発明の方法は、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
(11) ユーザの端末及び地図のデータを記憶する地図サーバとネットワークを介して通信し、前記ユーザが記録した位置移動情報を再生するコンピュータ・プログラムであって、前記地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、前記ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、前記ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルート記憶手段に記憶するステップと、前記ルート記憶手段に記憶している前記ルートと、該ルートを移動した前記ユーザと、前記ルートの地図上の位置及び該位置を前記ユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて軌跡データ記憶手段に記憶するステップと、前記ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、前記軌跡データ記憶手段に記憶した前記他のユーザの前記軌跡データを、前記ユーザの前記軌跡データと共に前記ユーザの端末に送信するステップと、をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
(11)の構成によれば、本発明のコンピュータ・プログラムは、地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルート記憶手段に記憶し、ルート記憶手段に記憶しているルートと、該ルートを移動したユーザと、ルートの地図上の位置及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて軌跡データ記憶手段に記憶し、ユーザの端末から該ユーザとは異なる他のユーザの指定を受信し、軌跡データ記憶手段に記憶した他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信することをコンピュータに実行させる。すなわち、本発明のコンピュータ・プログラムは、ユーザが移動するルートと、ルート上に設定されたスタート及びゴールとを記憶し、そのルートと、そのルートを移動したユーザと、そのルートの地図上の位置及びその位置をユーザが通過した通過タイムからなる軌跡データとを対応付けて記憶する。よって、同じルートを移動したユーザの軌跡データを記憶することができる。記憶する軌跡データは、ルートの地図上の位置及び通過タイムなので、本発明のコンピュータ・プログラムは、軌跡データに含まれる位置及び時間と、ルートの地図上の位置とを対応付けることができる。そして、記憶したユーザの軌跡データを、そのユーザとは異なる他のユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信するので、ユーザは他のユーザの軌跡と自己の軌跡とを比較することができる。したがって、本発明のコンピュータ・プログラムによれば、ユーザが移動するルートの中にスタート及びゴールというチェック地点又はチェックラインを設け、当該チェック地点又はチェックラインを通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、本発明のコンピュータ・プログラムは、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
本発明によれば、ユーザが移動するルートの中にチェック地点を設け、当該チェック地点を通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になるサービスを提供することができる。その結果、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
本発明の特徴を示すための図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置の動作環境を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るルートDBを示す図である。 本発明の一実施形態に係るゴーストデータテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る軌跡データDBを示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のメイン処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のレース作成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のレース参加処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置の各種記録データから軌跡データを作成する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のレース視聴処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置のレース作成処理によるユーザの端末での表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置の比較再生処理によるユーザの端末での表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置と、ランニングマシンとの接続と、動作機能とを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置に接続されたランニングマシンの表示態様を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
[実施例1]
本発明の実施形態において、記録データ再生装置10は、ルート記憶手段としてルートDB20(データベース)と、軌跡データ記憶手段として軌跡データDB30(データベース)と、レース作成手段としてレース作成部11と、軌跡データ作成手段として軌跡データ作成部12と、軌跡データ送信手段として軌跡データ送信部13と、ゴーストデータ記憶手段としてゴーストデータテーブル(図6)を備えている。
ここで、軌跡データは、ルートの地図上の位置(例えば、緯度及び経度)及び該位置をユーザが通過した通過タイムからなり、記録データは、ユーザが移動したルートの地図上の位置に関する情報(例えば、緯度及び経度、ルート上に予め設けられたチェック地点又はチェックライン、スタート地点からの距離など)と、その位置をユーザが通過した通過タイムとからなる。更に、軌跡データは、記録データと、ルートDB20に記憶したルートの地図上の位置情報(緯度及び経度)とに基づいて、記録データ取得時(軌跡データ作成部12が取得した時)やレースの作成時(後述する、ステップS203)に作成され、ルートの地図上の位置(例えば、緯度及び経度)及び該位置をユーザが通過した通過タイムに換算されたデータである。
また、レースを作成するとは、地図上のルートにスタートとゴールを設定し、ルートDB20に記憶し、軌跡データDB30にルートを記憶することをいう。すなわち、レースを作成すると、ユーザは記録データを投稿する(ユーザの端末50aから送信し、記憶させる)ことができる。また、レースに参加するとは、作成されたレースに記録データを投稿することをいう。レースを視聴するとは、軌跡データによる再生をユーザが視認することをいう。
図1は、本発明の特徴を示すための図である。図1は、記録データ再生装置10とユーザの端末50aとの動作を機能ブロック図で示している。
ユーザの端末50aから記録データを受信した軌跡データ作成部12は、受信したユーザの記録データと、ルートDB20に記憶したルートの地図上の位置情報とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、ユーザの情報と共に、ルートとユーザとを対応付けて軌跡データDB30に記憶する。
そして、ユーザの端末50aから他のユーザの指名を受信した軌跡データ送信部13は、軌跡データDB30に記憶した他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10の機能を構成する構成部と、構成部が処理するデータとの関連を示す図である。
レース作成部11は、地図サーバ70から地図情報を取得し、ルートを設定し、レースの作成に必要な情報と共にルートDB20、軌跡データDB30に記憶する。ここで地図サーバ70は、地図情報を送信するサービスを提供するサーバである。ルートの設定は、管理用端末40からの指定に基づいて、取得した地図情報からルートの情報を抽出し、始点、終点、経路地点などの設定をする。管理用端末40からの指定だけではなく、ユーザの端末50aからの指定に基づいてルートを設定するとしてもよい。
軌跡データ作成部12は、ユーザから記録データを取得し、取得した記録データと、ルートDB20に記憶したルートの地図上の位置情報(緯度及び経度)とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、作成した軌跡データを、ルートに対応付けたユーザの情報(例えば、ユーザ名、コメントなど)と共に、軌跡データDB30に記憶する。
記録データの位置に関する情報が緯度及び経度(例えば、GPS(Global Positioning System)機能付きデバイスにより位置を測定したデータなど)の場合は、軌跡データ作成部12は、そのまま軌跡データとして作成する。記録データの位置に関する情報がルート上に予め設けられたチェック地点の場合は、軌跡データ作成部12は、チェック地点の緯度及び経度と、チェック地点間を補間した緯度及び経度を軌跡データとして作成する。記録データの位置に関する情報がスタート地点からの距離(例えば、自転車に装着した距離と時間とを測定するメータによる記録データなど)、あるいはそれに順ずるデータ(例えば、歩数など)の場合は、軌跡データ作成部12は、緯度及び経度に換算して軌跡データを作成する。更に、記録データの位置に関する情報が、ルートの地図上の位置情報に換算することができるデータであれば、軌跡データを作成することができる。例えば、一流のアスリートの公式記録データを、換算することにより、ルートの軌跡データとし、ユーザの軌跡データと比較することができる。
記録データの通過タイムの測定方法は、厳密にチェック地点での通過タイムを測定することを必要としない。チェック地点は点による指定のため、GPSの記録誤差などで、正しくチェック地点を通過したか否かの判定が困難である。そこで、チェック地点を含むチェックライン(ルート作成時に地図上に引いたライン)を通過したタイムを通過タイムとする。すなわち、レース作成者(レースを作成し、ユーザが記録データを投稿できる状態にした者)は、GPSの誤差を考慮に入れたチェックラインを明示的に指定し、レース参加者(記録データを投稿した者)は、チェックラインと、記録データから作成した軌跡データによる移動のラインとが交差可能となる精度を備えた記録データを投稿すればよい。投稿された記録データが、設定されたルートをユーザが移動した記録データであるか否かの判定について、記録データから作成した軌跡データにより構成される線分がチェックラインの線分と交差可能となるかを単純に判定して行けばよいので処理も簡便かつ確実である。
軌跡データ送信部13は、ユーザの端末50aから他のユーザの指定を受信する。受信した他のユーザの指定により、軌跡データDB30に基づいて他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末50aに送信する。
図3は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10の動作環境を示す図である。本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10が、コンピュータネットワーク60(インターネット、LAN、WANなど)を介してユーザの端末50a、50b(例えば、パソコン)と互いに接続されている例を示している。
記録データ再生装置10は、コンピュータネットワーク60を介して、地図サーバ70から地図の情報を受信する。また、コンピュータネットワーク60を介して、管理用端末40又はユーザの端末50a、50bから記録データ、ユーザの情報、ユーザの指示などを受信する。記録データ再生装置10は、コンピュータネットワーク60を介して、ユーザの端末50a、50bに軌跡データ、などを送信する。
図4は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。記録データ再生装置10は、CPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU_A1012など複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、コンピュータネットワーク用通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、ハードディスク1070、通信I/F1080並びにキーボード及びマウス1100などの入力手段や表示装置1022を備える。
BIOS1060は、記録データ再生装置10の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、ハードウェアに依存するプログラムなどを格納する。
ハードディスク1070は、記録データ再生装置10が機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、更に必要に応じて各種データベースを構成可能である。例えば、ハードディスク1070は、ルートDB20、軌跡データDB30などを構成する。
表示装置1022は、データの入力を受け付ける画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)などのディスプレイ装置を含む。
ここで、入力手段は、入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス1100などにより構成する。
また、コンピュータネットワーク用通信I/F1040は、記録データ再生装置10を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して端末50a、50bなどと接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1080は、データを送受信するためのインターフェース装置である。
図5は、本発明の一実施形態に係るルートDB20を示す図である。ルートDB20には、ルートIDに関連付けて、ルート名と、コメントと、記録データタイプと、位置情報と、プロパティとが記憶されている。
ルートIDは、ルートを識別するための識別子である。ルートIDは、記録データ再生装置10が生成する。ルート名は、ルートに付けられた名前である。コメントはルートに付けられたコメントである。記録データタイプは、ユーザが投稿することのできる記録データの種別を表す。例えば、緯度及び経度(GPS機能付きデバイスにより測定した位置)と通過タイムとからなる記録データだけを受け付ける場合や、ルート上のスタート地点からの距離の情報(例えば、スタート地点からの歩数なども含む)と通過タイムとからなる記録データも受け付ける場合や、チェック地点と通過タイムとからなる記録データだけであっても受け付ける場合などを表している。位置情報は、ルートの地図上の位置情報であり、距離と、緯度及び経度と、標高とを含む。距離は、スタート地点からルートに沿ったその地点までの距離である。緯度及び経度は、その地点の緯度及び経度である。標高は、その地点の地図上の標高である。プロパティはその地点についての属性である。例えば、地点の種別などがある。地点の種別として、ルートの始点、スタート地点(START)、ゴール地点(GOAL)、経路地点(ルートの経路を示す地点)、通過タイムの比較の対象となるチェック地点(例えば、CP#1など)、ルートの終点などの種別がある。また、地点の目印となる建物などを入力してもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係るゴーストデータテーブルを示す図である。ゴーストデータテーブルには、IDに対応付けて、アスリート名と、記録データとが記憶されている。記録データは、スタート地点からの距離と、通過タイムとを含んでいる。すなわち、標準記録データや一流のアスリートの公式記録データなどを記憶している。レース作成者の指示により、レース作成時に、ゴーストデータテーブルに記憶する記録データと、ルートDB20に記憶するルートの地図上の位置情報とに基づいて、軌跡データが作成され、軌跡データDB30にデフォルトの軌跡データとして記憶される。なお、ゴーストデータテーブルからデフォルトの軌跡データを作成するのではなく、レース参加者の記録データとして、一流アスリートの記録や標準記録を投稿するとしてもよい。現実には難しい有名選手やプロとの記録の比較や、標準記録との比較を、データを用意しておくことで、仮想的に体験することができ、レースという同時性の強い概念の非同期化を実現することができる。
図7は、本発明の一実施形態に係る軌跡データDB30を示す図である。軌跡データDB30には、ルートIDに対応付けて、ユーザIDと、軌跡データと、コメントと、メールとが記憶されている。
ユーザIDは、ユーザの識別子であり、ユーザがユーザの端末50aを介して入力する。ユーザIDは、他のシステムで作成されたユーザDB(図示せず)において、ユーザ名、属性などに対応付けられる。軌跡データは、位置として緯度及び経度と、その位置を通過した通過タイムとを含む。コメントは、ユーザがユーザの端末50aを介して入力したコメントである。メールは、ユーザがユーザの端末50aを介して入力した他のユーザへのメールである。ユーザが入力したメールは、入力時に指定した他のユーザのメールとして記憶する。
軌跡データは、レースの作成時に設定されたチェック地点又はチェックラインの地図上の位置(例えば、緯度及び経度)と通過タイムを含んでいる。更に詳細な位置情報(例えば、100mごとの緯度及び経度と通過タイム)を含んでもよい。ユーザの位置移動の記録を詳細に再生することが可能となる。
図8〜図12は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10の処理内容を示すフローチャートである。
図8は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のメイン処理を示すフローチャートである。
CPU1010は、ステップS101において、管理用端末40又はユーザの端末50aからレースの作成の指示を受信したか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS102に移し、NOの場合は処理をステップS103に移す。ステップS102において、CPU1010は、レース作成処理を行い、その後、処理を終了する。
ステップS103において、CPU1010は、ユーザの端末50aからレースに参加する指示を受信しているか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS104に移し、NOの場合は処理をステップS105に移す。ステップS104において、CPU1010は、レース参加処理を行い、その後、処理を終了する。
ステップS105において、CPU1010は、ユーザの端末50aからレースを視聴する指示を受信しているか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS106に移し、NOの場合は処理を終了する。ステップS106において、CPU1010は、レース視聴処理を行い、その後、処理を終了する。
図9は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のレース作成処理を示すフローチャートである。
CPU1010は、ステップS201において、ルートを設定する。より具体的には、管理用端末40又はユーザの端末50aから操作を受け付け、地図上の指定された始点、終点、及び経路地点によりルートの設定を行い、ルートIDを生成してルートDB20に記憶する。別のシステムで作成されたルートの情報をインポートするとしてもよい。その後、CPU1010は、処理をステップS202に移す。
ステップS202において、CPU1010は、チェック地点を設定する。より具体的には、管理用端末40又はユーザの端末50aから操作を受け付け、チェック地点を設定し、ルートDB20に記憶する。例えば、ルートに交差するラインをドラッグで描画するという操作を受け付け、交差した地点の緯度及び経度をルートDB20の位置情報に記憶する。交差した地点は、自動的に種別が判定される。例えば、ルートの始点に最も近い地点がスタート地点(START)、ルートの終点に最も近い地点がゴール地点(GOAL)、それ以外はチェック地点(CP#1、CP#2 .. CP#n)となる。また、チェック地点などのプロパティの入力を受け付け、ルートDB20のプロパティに記憶する。その後、CPU1010は、処理をステップS203に移す。
ステップS203において、CPU1010は、レースの設定を行う。より具体的には、レースの設定として、管理用端末40又はユーザの端末50aから操作を受け付け、ルート名、コメント、及び参加を受け付ける記録データのタイプをルートDB20のルート名、コメント、記録データタイプに記憶する。また、設定したレースのルートIDを軌跡データDB30に記憶する。更に、予め記憶しているゴーストデータテーブル(図6)の一流アスリートなどの記録データと、ルートDB20に記憶するルートの地図上の位置情報とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に換算した軌跡データを作成し、ルートIDに対応して軌跡データDB30に記憶する。ゴーストデータは、ユーザや管理者により選択される。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理へ移行するステップの次に戻る。
図10は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のレース参加処理を示すフローチャートである。
CPU1010は、ステップS301において、ルートの情報の一覧表示を行う。より具体的には、CPU1010は、ルートDB20に記憶しているルートの情報のルート名やコメントなどの一覧をユーザの端末50aに送信する。その後、CPU1010は、処理をステップS302に移す。
ステップS302において、CPU1010は、ルートの選択を受け付ける。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末50aからユーザが選択したルートの情報を受信し、記憶する。その後、CPU1010は、処理をステップS303に移す。
ステップS303において、CPU1010は、各種の記録データに基づいて軌跡データを作成し軌跡データDB30に記憶する。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末50aから記録データを受信し、受信した記録データと、ルートDB20に記憶するルートの地図上の位置情報とに基づいて、軌跡データを作成し、軌跡データDB30に記憶する。ここで、受信した記録データが、緯度及び経度の位置情報と通過タイムとからなる記録データ(例えば、GPSデータ)は、そのまま軌跡データとして記憶する。受信した記録データが、チェック地点の通過タイムのみの場合は、チェック地点の間を補間した軌跡データを作成し記憶する。受信した記録データが、スタート地点からの距離と通過タイムの場合は、ルートDB20に記憶するルートの地図上の位置情報に基づいて換算した軌跡データを作成し記憶する(図11参照)。その後、CPU1010は、処理をステップS304に移す。
ステップS304において、CPU1010は、ユーザのプロパティの入力を受け付ける。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末50aからユーザのプロパティとして、名前、コメント(例えば、感想、使用機材など)の情報を受信し、軌跡データDB30のユーザ名、コメントに記憶する。その後、CPU1010は、当処理へ移行するステップの次に戻る。
図11は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10の各種記録データから軌跡データを作成する処理を示すフローチャートである。
CPU1010は、ステップS311において、ユーザの端末50aから記録データを受信する。その後、CPU1010は、処理をステップS312に移す。受信する記録データは、ルートの位置情報、高度、時間データを含んだ様々な形式の記録データであってよい。例えば、GPXデータ、NMEA−0183データ、au(登録商標)あしあとデータ、docomoあしあとデータ、TRKデータ、Gpsdrvrデータ、などであってよい。
ステップS312において、CPU1010は、受信した記録データの形式に応じて位置情報及びタイムを抽出する。より具体的には、CPU1010は、送信されたデータの各行が“時刻、経度、緯度、高度、・・・”という形式の場合、各行を通過した地点の記録データとみなし、各地点の記録データである時刻、経度、緯度、高度を抽出する。その後、CPU1010は、処理をステップS313に移す。
ステップS313において、CPU1010は、軌跡データを作成する。すなわち、スタート地点処理、チェック地点処理、ゴール地点処理などを行い、軌跡データを作成する。
例えば、記録データが、時刻、経度、緯度、高度から構成される場合には次のような処理を行う。スタート地点処理では、スタート地点での時刻を求める。送信されたデータの各行(時刻、経度、緯度、高度)は地点(n)の記録データである。地点(n)と直後の地点(n+1)とを結ぶ線分と、レース作成者が地図上に作成したスタート地点のチェックライン(例えば、後述の図13のSTART地点104のチェックライン304、ルートDB20のプロパティにSTARTのチェックラインの開始及び終了の緯度及び経度を記憶している)に対応付けられる線分との交点を求める。そして、交点が、線分の延長線上ではなく線分内で交差する地点(n)と直後の地点(n+1)を求め、求めた地点により算出される交点での時刻(地点(n)の時刻と、地点(n+1)の時刻とから補間した時刻)をスタート地点の通過時刻、すなわちスタート時刻とする。
同様に、チェック地点処理では、地点(n)と直後の地点(n+1)とを結ぶ線分と、レース作成者が地図上に作成したチェック地点のチェックライン(例えば、後述の図13の通過地点106のチェックライン306、通過地点107のチェックライン307、ルートDB20のプロパティにCP#1及びCP#2のチェックラインの開始及び終了の緯度及び経度を記憶している)に対応付けられる線分との交点を求める。そして、交点が、線分の延長線上ではなく線分内で交差する地点(n)と直後の地点(n+1)を求め、求めた地点により算出される交点での時刻(地点(n)の時刻と、地点(n+1)の時刻とから補間した時刻)をチェック地点の通過時刻とする。
同様に、ゴール地点処理では、地点(n)と直後の地点(n+1)とを結ぶ線分と、レース作成者が地図上に作成したゴール地点のチェックライン(例えば、後述の図13のGOAL地点105のチェックライン305、ルートDB20のプロパティにGOALのチェックラインの開始及び終了の緯度及び経度を記憶している)に対応付けられる線分との交点を求める。そして、交点が、線分の延長線上ではなく線分内で交差する地点(n)と直後の地点(n+1)を求め、求めた地点により算出される交点での時刻(地点(n)の時刻と、地点(n+1)の時刻とから補間した時刻)をゴール時刻とする。そして、スタートからゴールまでの記録データを、スタート時刻を基準とした通過タイムに換算し(例えば、スタート時刻を0時0分0秒とした通過タイム)、受信した経度、緯度、高度を位置情報とした軌跡データを作成する。
一方、例えば、記録データが、移動距離と時刻とから構成される場合には次のような処理を行う。受信した開始データをスタート地点の記録データとみなしスタート時刻とする。受信した移動距離をルートに沿った移動距離とみなし、受信した移動距離及び時刻に基づいて緯度及び経度のデータに換算する。そして、移動距離の累積が、ルートのスタート地点からゴール地点までの距離を越えた場合に、越える直前の換算した位置と、越えた直後の換算した位置とを結ぶ線分と、ゴール地点のチェックラインとの交点を算出し、算出した交点の時刻(直前の地点の時刻と、直後の地点の時刻とから補間した時刻)をゴール時刻とする。そして、スタートからゴールまでの記録データを、スタート時刻を基準とした通過タイムに換算し(例えば、スタート時刻を0時0分0秒とした通過タイム)、軌跡データを作成する。
その後、CPU1010は、処理をステップS314に移す。
ステップS314において、CPU1010は、記録データに基づいて作成した軌跡データをルートID及びユーザIDと対応付けて軌跡データDB30に記憶する。その後、CPU1010は、当処理へ移行するステップの次に戻る。
図12は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のレース視聴処理を示すフローチャートである。
CPU1010は、ステップS401において、視聴するレースを選択する。より具体的には、CPU1010は、ルートDB20及び軌跡データDB30に基づいて、ルートの情報とユーザ名などの一覧をユーザの端末50aに送信し、ユーザが選択したルートID及び指示をユーザの端末50aから受信する。その後、CPU1010は、処理をステップS402に移す。
ステップS402において、CPU1010は、ユーザの端末50aから受信した指示が記録を表示か否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS403に移し、NOの場合は処理をステップS404に移す。
ステップS403において、CPU1010は、記録を表示する。より具体的には、CPU1010は、軌跡データDB30に基づいて、ユーザが選択したルートIDに対応付けて記憶するユーザの軌跡データの一覧情報を作成し、ユーザの端末50aに送信する。ユーザの軌跡データの一覧情報は、例えば、トップタイム、ビリ、ゴーストなどの情報を含む。その後、CPU1010は、当処理へ移行するステップの次に戻る。
ステップS404において、CPU1010は、ユーザの端末50aから受信した指示が比較再生か否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS405に移し、NOの場合は処理をステップS406に移す。
ステップS405において、CPU1010は、記録を比較再生する。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末50aから受信した指示に従い、1つの記録を再生するか、複数の記録を比較再生するか、トップ3の比較か、トップとビリの比較か、トップと任意の記録の比較か、ゴーストと任意の記録の比較か、その他の任意の記録の比較かを判断し、指示された再生を行うための軌跡データを軌跡データDB30に基づいてユーザの端末50aに送信する。送信するデータは、ルートDB20に記憶するルートの情報、地図サーバ70から取得したルートを含む地図の情報、軌跡データDBに記憶する軌跡データなどである。その後、CPU1010は、当処理へ移行するステップの次に戻る。
ステップS406において、CPU1010は、ユーザの端末50aからユーザが入力したコメント及びメール文を受信したか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS407に移し、NOの場合は処理を終了し、CPU1010は、当処理へ移行するステップの次に戻る。
ステップS407において、CPU1010は、ユーザの端末50aから受信したコメント及びメールを軌跡データDB30のコメント及びメールに記憶する。より具体的には、CPU1010は、ユーザが視聴したレースや記録などへのコメントを、軌跡データDB30の対応するユーザのコメントに記憶する。ユーザが入力した他のユーザへのメールを、軌跡データDB30の対応する他のユーザのメールに記憶する。このメールへの記憶により、ユーザ同士のコミュニケーションを行うことができる。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理へ移行するステップの次に戻る。
図13は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10のレース作成処理によるユーザの端末50aでの表示例を示す図である。この例では、ルートの設定において、記録データ再生装置10がユーザの端末50aに送信した、地図の情報、ルートの地図上の位置情報などを、ユーザの端末50aが表示装置52aに表示している。
図13は、ユーザの端末50aが表示装置52aの地図表示域901に地図を表示し、時間表示域902にユーザの移動による時間を表示し、高低表示域903にルートの高低を表示し、付属表示域904に地図表示域901の表示内容に関する情報を表示していることを示している。表示装置52aの地図表示域901には、ユーザが選択したルートを含む地図が表示される。表示される地図には、ユーザが移動するルート101と、ルート101の始点102及び終点103と、ルート101に設定されているSTART地点104と、GOAL地点105と、通過地点106,107とが表示される。表示装置52aの時間表示域902には、ユーザの移動による時間がバーにより表示される。表示装置52aの高低表示域903にはルートの高低が折れ線により表示される。表示装置52aの付属表示域904には、地図表示域901の表示内容に関する情報として、レースの名前(例えば、暗峠チャレンジ!)、ルートの距離や平均勾配、レースに参加しているユーザ名などが表示される。
図14は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10の比較再生処理によるユーザの端末50aでの表示例を示す図である。この例では、ユーザ(例えば、ユーザID2002のユーザ名が若老人)が他のユーザ(例えば、ユーザID2001のユーザ名がトライアスリート)を指定し、記録データ再生装置10がユーザの端末50aに送信した、地図の情報、ルートの地図上の位置情報、及び軌跡データなどを、ユーザの端末50aが表示装置52aに表示している。
図14は、表示装置52aの地図表示域901にユーザが選択したルートの地図及び軌跡データによる移動している状態、時間表示域902にユーザの移動による時間、高低表示域903に移動している位置の高低の状態、付属表示域904に移動している状態に関する情報が表示されていることを示している。
表示装置52aの地図表示域901には、ルートに関する情報が表示されている。そして、軌跡データに基づいて、ユーザ(例えば、若老人)の軌跡データと、他のユーザ(例えば、トライアスリート)の軌跡データとに基づいて移動している状態が表示されている。例えば、現在移動している位置をユーザがアイコン201、他のユーザが202で表され、先頭との差(例えば、7.23km3分12秒behind)が表示されている。表示装置52aの時間表示域902には、先頭を移動するユーザ(例えば、若老人)の時間表示がされている。表示装置52aの高低表示域903にはルートの高低と共に先頭を移動するユーザの軌跡が表示されている。表示装置52aの付属表示域904には、地図表示域901に表示している内容に関する情報として、ユーザの通過時間が表示されている。例えば、GOAL地点105での順位順にユーザ名が表示され、現在先頭を移動するユーザが通過したポイント(例えば、CP#1)の通過時間(例えば、若老人8分45秒)と、そのポイントを通過する他のユーザの通過時間(例えば、トライアスリート15分32秒)とが表示されている。
本実施形態によれば、記録データ再生装置10は、地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルートとしてルートDB20に記憶し、記憶しているルートと、該ルートを移動したユーザとを対応付けて軌跡データDB30に記憶する。そして、ユーザの端末50aから記録データを受信し、受信したユーザの記録データと、ルートDB20に記憶したルートの地図上の位置情報とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、ユーザの情報と共に、ルートとユーザとを対応付けて軌跡データDB30に記憶する。そして、ユーザの端末50aから他のユーザの指名を受信し、軌跡データDB30に記憶した他のユーザの軌跡データを、ユーザの軌跡データと共にユーザの端末に送信する。したがって、記録データ再生装置10は、スタート及びゴールというチェック地点が設定された地図上のルートを設け、当該チェック地点を通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を再生し、比較することが可能となるサービスを提供することができる。その結果、記録データ再生装置10は、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
更に、本実施形態によれば、記録データ再生装置10は、ゴーストデータテーブルに記憶する記録データから作成した軌跡データをユーザの端末50aに送ることができる。よって、現実には難しい有名選手やプロとの記録の比較や、標準記録との比較をデータを用意しておくことで、仮想的に体験することができる。また、緯度及び経度と通過タイム、チェック地点と通過タイム、距離と通過タイムなどの様々な種類の記録データから軌跡データを作成し、ユーザの端末50aに送ることができる。よって、ユーザが移動するルートの中にチェック地点(スタート、ゴール、CP#1など)を設け、当該チェック地点を通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、様々な種類の位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を比較することが可能になる。すなわち、様々なユーザの記録と比較することが可能になり、レースという同時性の強い概念の非同期化を実現することが可能となる。その結果、ユーザがランニングやサイクリングなどを習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに、更に寄与することができる。
[実施例2]
本発明の実施形態において、記録データ再生装置10は、実施例1と同様の構成を備えている。そして、記録データ再生装置10は、ユーザの参加を受け付け、ユーザの端末(例えば、ランニングマシン80など)から、移動距離及び経過時間により構成される記録データを順次、受信し、選択されたルートと受信した記録データとに基づいて軌跡データを作成し、軌跡データDB30に記憶する。そして、順次、作成した軌跡データと共に、選択されたルートの他のユーザの軌跡データを、ユーザの端末(例えば、ランニングマシン80など)に送信する。したがって、ユーザの端末(例えば、ランニングマシン80など)は、受信した自己の軌跡データと、他のユーザの軌跡データとを同じルート上で順次、表示できる。
図15は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10と、ランニングマシン80との接続と、動作機能とを示すブロック図である。
記録データ再生装置10は、ランニングマシン80からルートの選択と他のユーザの指名を受け付ける。そして、ランニングマシン80の記録データ取得部81は、ユーザの動作(例えば、所定の場所でのランニング)に基づいて、移動距離及び経過時間から構成される記録データを自動的に作成し、記録データ送信部82は、作成された記録データをコンピュータネットワーク60を介して、順次、記録データ再生装置10に送信する。
記録データ再生装置10の軌跡データ作成部12は、順次、受信した移動距離及び経過時間により構成される記録データと、選択されたルートDB20のルートの位置情報とに基づいて軌跡データを作成(上述の、ステップS313参照)し、軌跡データDB30に記憶する。そして、軌跡データ送信部13は、作成された軌跡データと共に、選択されたルートに対応付けられた、指名された他のユーザの軌跡データを、コンピュータネットワーク60を介して、順次、ランニングマシン80に送信する。
ランニングマシン80の表示部83は、受信した自己の軌跡データと、指名した他のユーザの軌跡データとを同じルート上で、順次、表示する。
図16は、本発明の一実施形態に係る記録データ再生装置10に接続されたランニングマシン80の表示態様を示す図である。図16に示す例は、ランニングマシン80を使用するユーザ(例えば、ユーザID2002のユーザ名が若老人)が他のユーザ(例えば、ユーザID2001のユーザ名がトライアスリート)を指名し、ランニングマシン80を使用しながら、ランニングマシン80の表示装置52aに表示される図14で示されるレースの視聴をしていることを示す例である。
第2の実施形態によれば、記録データ再生装置10は、地図サーバから取得した地図の情報に基づいて、ユーザが移動するルートの地図上の位置情報と、ルートの地図上に設定されたスタート及びゴールの位置情報とをルートとしてルートDB20に記憶し、記憶しているルートと、該ルートを移動したユーザとを対応付けて軌跡データDB30に記憶する。そして、ランニングマシン80から移動距離及び経過時間から構成される記録データを受信し、順次、受信したユーザの記録データと、ルートDB20に記憶したルートの地図上の位置情報とに基づいて、ルートの地図上の位置情報に適合した軌跡データを作成し、ユーザの情報と共に、ルートとユーザとを対応付けて軌跡データDB30に記憶する。そして、軌跡データDB30に記憶した、指定された他のユーザの軌跡データを、ランニングマシン80を使用するユーザの軌跡データと共にランニングマシン80に、順次、送信する。したがって、記録データ再生装置10は、スタート及びゴールというチェック地点が設定された地図上のルートを設け、当該チェック地点を通過した際の時間情報を基に位置移動の記録とルートとの対応付けを行うことにより、ランニングマシン80が送信する移動距離及び経過時間という位置移動の記録に対応することが可能になり、ユーザが移動した位置移動の記録を再生し、比較することが可能となるサービスを提供することができる。その結果、記録データ再生装置10は、ユーザがランニングマシン80の使用を習慣化することや、スポーツをすることへのユーザの意欲が増進することに寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
10 記録データ再生装置
20 ルートDB
30 軌跡データDB
40 管理用端末
50a ユーザの端末
80 ランニングマシン

Claims (4)

  1. ユーザの位置移動の記録を示す軌跡データをユーザの端末に表示させる位置移動記録表示装置であって、
    地図上に設けたルートの位置情報と、前記ルートに設定したスタート及びゴールの位置情報とを記憶するルート記憶手段と、
    前記ユーザの端末から、前記ユーザが移動した距離及び経過時間を含む記録データを受信したことに応じて、前記ルート記憶手段に記憶している前記ルートと、該ルートを移動した前記ユーザと、前記記録データと前記ルートの前記地図上の位置情報とに基づいて前記ルートの前記地図上の位置情報に適合させて作成した軌跡データとを対応付けて記憶する軌跡データ記憶手段と、
    別途用意された、移動した距離と通過タイムとからなる別の記録データを予め記憶するゴーストデータ記憶手段と、
    前記ルート記憶手段に新たなルートの地図上の位置情報を記憶すると共に、前記ゴーストデータ記憶手段に記憶した前記別の記録データと、前記新たなルートの地図上の位置情報とに基づいて、前記別の記録データを前記新たなルートの地図上の位置情報に換算した別の軌跡データを作成し、作成された前記別の軌跡データを前記新たなルートに対応付けて前記軌跡データ記憶手段に記憶するレース作成手段と、
    前記ユーザの前記記録データに基づいて、前記新たなルートの地図上の位置に換算した前記ユーザの軌跡データを作成し、前記軌跡データ記憶手段に記憶するとともに、前記ユーザとは異なる他のユーザの端末からの指定を受信したことに応じて、前記軌跡データ記憶手段が記憶した前記ユーザの前記軌跡データを、前記別の記録データに基づく前記別の軌跡データとともに前記他のユーザの端末に送信する軌跡データ送信手段と、
    前記軌跡データを送信した他のユーザの端末から、前記ユーザに対するメッセージを受信したことに応じて、当該メッセージを前記ユーザの軌跡データと関連付けて記憶するメッセージ記憶手段と、
    前記メッセージを前記ユーザの端末に送信するメッセージ送信手段と
    を備える位置移動記録表示装置。
  2. 前記軌跡データ送信手段は、前記ルートを含む地図の情報を前記ユーザの端末に、更に送信する請求項に記載の位置移動記録表示装置。
  3. 前記軌跡データ記憶手段は、緯度及び経度で表された位置と前記通過タイムとからなる前記記録データを前記軌跡データとして記憶する請求項またはに記載の位置移動記録表示装置。
  4. 前記軌跡データ記憶手段は、前記ルートの地図上に予め設定されたチェック地点と前記通過タイムとからなる前記記録データに基づいて、前記チェック地点の間を補間した前記軌跡データを作成して記憶する請求項からのいずれかに記載の位置移動記録表示装置。
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