JP6090288B2 - シートベルト装置用ベゼル - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートベルト装置の一部を構成するシートベルト装置用ベゼルに関する。
シートベルト装置のウエビングを挿通させるカバー部材をウエビングの出口に設け、ウエビングがその幅方向中間部にて折れたり、ねじれたりした状態でリトラクタに巻き取られることを抑制することが行われている。例えば、特許文献1には、スリット状のウエビング通過部が形成されたベゼルが開示されている。
ところで、ベゼルには、組み付け時にウエビングをベゼルのウエビング通過部に挿通させるために、通過部と連通する開口部分が必要となる。特許文献1には、ウエビングを挿通させた後にこの開口部分を閉塞する閉塞片が開示されている。このように、ベゼルを2部品以上で構成する場合、部品の連結部分の変形によりウエビング通過部が広がりやすくなる。そのため、ウエビングが折れた状態でベゼルのウエビング通過部を通過することを防止するため、部品の連結部分を強化することが求められる。
特開2012−218687号公報
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、ウエビングが折れた状態でウエビング通過部を通過することを防止又は抑制できるシートベルト装置用ベゼルを得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係るシートベルト装置用ベゼルは、シートベルト装置のウエビングを通過させるスリット状のウエビング通過部が形成されたベゼル本体と、前記ベセル本体に形成され、前記ウエビング通過部と連通されると共に前記ウエビング通過部と交差する方向に延出されて前記ベゼル本体の外縁に開口する連通開口路と、前記連通開口路の幅方向の両側に配置され、前記ベゼル本体と一体的に形成された本体受部と、前記連通開口路に装着されて前記連通開口路を閉塞すると共に、前記本体受部を前記ウエビングの通過方向の一方側と他方側から挟み込む挟持部を有し、前記ベゼル本体の外縁から前記連通開口路の延出方向に沿って移動可能とされている、閉塞部材と、を備えている。
請求項1に係るシートベルト装置用ベゼルでは、ウエビングは、ベゼル本体の連通開口路を通ってウエビング通過部へ挿通させることができる。ウエビングをウエビング通過部へ挿通させた後、連通開口路は閉塞部材で閉塞される。このとき、閉塞部材の挟持部は、ベゼル本体と一体的に形成された本体受部をウエビングの通過方向の一方側と他方側から挟み込んでいるので、閉塞部材とベゼル本体との連結部分はウエビングの通過方向の剛性が高くなっている。したがって、ウエビングが折れた状態でウエビング通過部を通過しようとしてウエビング通過部に負荷がかかっても、ウエビング通過部が広がりにくい。
また、請求項1に係るシートベルト装置用ベゼルによれば、閉塞部材をベゼル本体の外縁から連通開口路の延出方向に沿って移動させて、ベゼル本体へ容易に取り付けることができる。
本発明の請求項2に係るシートベルト装置用ベゼルは、前記ベゼル本体に前記閉塞部材が取り付けられた状態で、前記閉塞部材は、前記ベゼル本体を保持するリテーナにより前記連通開口路の開口側から当接されて前記ベゼル本体との間に挟み込まれる、ことを特徴とする。
請求項2に係るシートベルト装置用ベゼルでは、ベゼル本体はリテーナによって保持される。このとき、閉塞部材は、連通開口路の開口側からリテーナに当接されて、ベゼル本体との間に挟み込まれている。
本発明の請求項3に係るシートベルト装置用ベゼルは、シートベルト装置のウエビングを通過させるスリット状のウエビング通過部が形成されたベゼル本体と、前記ベセル本体に形成され、前記ウエビング通過部と連通されると共に前記ウエビング通過部と交差する方向に延出されて前記ベゼル本体の外縁に開口する連通開口路と、前記連通開口路の幅方向の両側に配置され、前記ベゼル本体と一体的に形成された本体受部と、前記連通開口路に装着されて前記連通開口路を閉塞すると共に、前記本体受部を前記ウエビングの通過方向の一方側と他方側から挟み込む挟持部を有する閉塞部材と、を備え、前記ベゼル本体に前記閉塞部材が取り付けられた状態で、前記閉塞部材は、前記ベゼル本体を保持するリテーナにより前記連通開口路の開口側から当接されて前記ベゼル本体との間に挟み込まれている。
本発明の請求項4に係るシートベルト装置用ベゼルは、前記挟持部は、前記ウエビングの通過方向に凸状となる挟持凸部を有し、前記本体受部は、前記挟持凸部が嵌合される本体凹部を有している、ことを特徴とする。
請求項4に係るシートベルト装置用ベゼルでは、挟持凸部が本体凹部に嵌合されることにより、挟持部と本体受部とは、ウエビングの通過方向と交差する方向において互いの相対移動が規制される。したがって、閉塞部材とベゼル本体との相対移動によるウエビング通過部の広がりを抑制することができる。
本発明の請求項5に係るシートベルト装置用ベゼルは、前記挟持部の前記一方側と他方側は、前記連通開口路に配置された連結部によって相互に連結されている、ことを特徴とする。
請求項5に係るシートベルト装置用ベゼルでは、連結部が形成されていることにより、閉塞部材の剛性を向上させることができるので、ウエビング通過部に負荷がかかっても、ウエビング通過部が広がりにくい。
請求項1に記載の本発明に係るシートベルト装置用ベゼルによれば、ウエビング通過部をウエビングが折れた状態で通過することを防止又は抑制することができる。また、シートベルト装置用ベゼルの組立性を向上させることができる。
請求項4及び5に記載の本発明に係るシートベルト装置用ベゼルによれば、ウエビング通過部をウエビングが折れた状態で通過することを防止又は更に抑制することができる。
請求項2及び請求項3記載の本発明に係るシートベルト装置用ベゼルによれば、閉塞部材のベゼル本体からの外れを防止または抑制することができる。
本発明の実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両のリヤシート後方の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置用ベゼルとリテーナの斜視図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置用ベゼルのベゼル本体から閉塞部材が取り外された状態を表面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置用ベゼルを裏側から見た斜視図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置用ベゼルをリテーナに取り付けられた状態で裏側から見た斜視図である。 ウエビングによりウエビング通過部へ負荷がかかった場合に想定される変形状態を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るシートベルト装置用ベゼル10(以下、単に「ベゼル10」と称する)は、車両のリヤシート60用のシートベルト装置14に用いられている。シートベルト装置14は、ウエビング12及びリトラクタ14Aを備えている。ウエビング12は、長尺帯状で、長手方向一端側は、リヤシート60を構成するシートバック62の上端部を通過し、シートバック62の前面に沿って下方へ伸びている。さらに、ウエビング12は、シートバック62シートクッション(不図示)との間の隙間を通過してリヤシート60の骨格部材や車体等に固定されている。
ウエビング12には、シートバック62の前面側にタング(不図示)が設けられており、このタングが車体やリヤシート60のフレームに固定されたバックル(不図示)に装着される。
リヤシート60の後方のアッパシェル64には、リトラクタ14Aが固定されている。リトラクタ14Aはスプールを備えており、このスプールにウエビング12の他端部が係止されると共に、ウエビング12が巻き取られている。アッパシェル64には、台座66が設けられており、台座66にリテーナ50が固定されている。リテーナ50には、ベゼル10が取り付けられている。ウエビング12は、ベゼル10の後述するウエビング通過部22から車室側へ引き出されている。
図2に示されるように、ベゼル10は、ベゼル本体20、及び閉塞部材40を備えている。図3にも示されるように、ベゼル本体20は、平面視で略長方形状の平板状とされている。ベゼル本体20には、板厚方向に貫通してウエビング12を挿通させるウエビング通過部22が形成されている。ウエビング通過部22は、ベゼル本体20の長手方向に沿ってスリット状に形成され、両端が湾曲して長手方向の中央側へ折り返されている。以下、ウエビング通過部22の長手方向に沿った部分を「メイン通過部22A」と称し、折り返された部分を「折返部22B」と称する。ベゼル本体20の表面20Aは、ウエビング通過部22以外の部分が略平坦状とされている。
図4に示されるように、ベゼル本体20の裏面20Bの、ウエビング通過部22の外周部分には、ガイドリブ24が形成されている。ガイドリブ24は、ベゼル本体20の裏面20Bから突出しており、メイン通過部22Aに対応する部分は、メイン通過部22A側に傾斜し、折返部22Bに対応する部分は、折り返しの内側に傾斜している。
ベゼル本体20には、連通開口路26が形成されている。連通開口路26は、ウエビング通過部22の長手方向中間部から、ベゼル本体20の外縁に向かってウエビング通過部22と直交する方向に延出された切欠き部分である。ウエビング通過部22は、平面視で、連通開口路26を介してベゼル本体20の外側へ開口している。以下、この開口端の部分を「開口端部26B」と称する。
図3に示されるように、ベゼル本体20の連通開口路26の幅方向の両側には、壁26Aが形成されている。この壁26Aには、本体受部28が形成されている。本体受部28は、壁26Aから連通開口路26に突出し、連通開口路26に沿った方向では開口端部26Bよりも奥側から、メイン通過部22Aとの境界部分まで形成されている。本体受部28には、基端部分(壁26との境界部分)に連通開口路26に沿って本体凹部28Aが形成されている。本体凹部28Aは、表面20A側が凹となる溝状に形成され、開口端部26B側では連通開口路26の延出方向に開口し、メイン通過部22A側の端部では開口せずメイン通過部22Aと非連通とされている。すなわち、本体凹部28Aは、メイン通過部22A側の端部では、メイン通過部22Aよりも手前側で終端している。
図4に示されるように、ベゼル本体20の裏面20Bには、係合片30A、及び係合爪部30Bが、それぞれ一対形成されている。係合片30Aは、折返部22Bのメイン通過部22Aと反対側でガイドリブ24の外側から突出され、開口端部26B側に傾斜する平板状とされている。係合爪部30Bは、メイン通過部22Aの両端の折返部22Bと反対側でガイドリブ24の外側に形成され、メイン通過部22Aと反対側へ屈曲する弾性変形可能な爪状とされている。係合片30Aは、後述するリテーナ50の内壁52Aにその基端部分が係合する。係合爪部30Bは、リテーナ50の内壁52Aに弾性的に係合する。
一対の係合爪部30Bの間には、一対の補強リブ32が形成されている。補強リブ32は、ガイドリブ24の外側面に固定されており、ガイドリブ24を補強している。
ベゼル本体20の裏面20Bには、ガイドリブ24に囲まれた内側に、内側ガイドリブ25が形成されている。内側ガイドリブ25は、ガイドリブ24よりも突出高さが低く、一端辺はウエビング通過部22に沿って形成されている。
ベゼル本体20の裏面20Bには、連通開口路26に沿った位置に一対の規制部材34が形成されている。規制部材34は、本体部34A、及び本体部34Aの一端に形成された爪部34Bを有している。規制部材34は、爪部34Bが互いに向かい合って連通開口路26に突出するように、且つ、爪部34Bが本体部34Aよりも開口端部26B側に配置されている。
図2に示されるように、閉塞部材40は、連通開口路26に嵌め込まれてベゼル本体20に組み付けられる部材である。図3及び図5に示されるように、閉塞部材40は、閉塞本体42、下挟持部44、及び連結部46を有している。閉塞本体42は、平面視で連通開口路26に沿った形状とされ、表面40Aはベゼル本体20の表面20Aと面一となるように配置される。図5に示されるように、閉塞本体42の幅方向端部には、閉塞本体42の裏面から突出された挟持凸部42Aが形成されている。挟持凸部42Aは、本体凹部28Aに嵌合され、閉塞本体42は本体受部28の上面に当接されている。閉塞本体42の開口端部26B側の端部には、段部42Bが形成されている。段部42Bでは、閉塞本体42の厚みが厚くなっている。
閉塞部材40の本体受部28を挟んで閉塞本体42と反対側には、下挟持部44が形成されている。下挟持部44は、平板状とされ本体受部28の下面に当接されている。本体受部28は、挟持部としての閉塞本体42と下挟持部44との間に挟み込まれている。閉塞本体42と下挟持部44の間には、連結部46が形成されている。連結部46は、連通開口路26において互いに対向している一対の本体受部28の間に配置され、閉塞本体42と下挟持部44とを連結している。
図4に示されるように、連結部46の開口端部26B側には、連結壁47が形成されており、連結壁47には規制凸部48が形成されている。連結壁47には、規制部材34の爪部34Bが係合し、閉塞部材40を連通開口路26に係止している。規制凸部48は、連結壁47から開口端部26B側に突出され、後述するリテーナ50の開口52の内壁52Aに当接される。
リテーナ50は、図2に示されるように、平板状とされ、開口52が形成されている。リテーナ50は、不図示の車両シート等に取り付けられている。図6に示されるように、ベゼル10は、閉塞部材40がベゼル本体20に組み付けられた状態で、係合片30A、及び係合爪部30Bが、それぞれ開口52に挿通されている。係合片30Aは、開口52に沿ったリテーナ50の内壁52Aにその基端部分が係合し、係合爪部30Bは、リテーナ50の内壁52Aに弾性的に係合している。また、規制凸部48は、開口端部26Bの外側から、リテーナ50の開口52の内壁に当接されている。これにより、閉塞部材40の連通開口路26からの外れが防止されている。
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
ウエビング12をウエビング通過部22に挿通させる際には、閉塞部材40が取り外された状態で、連通開口路26からウエビング12を挿入し、ウエビング通過部22へ移動させる。その後、閉塞部材40を開口端部26B側から連通開口路26へ取り付ける。このとき、閉塞本体42と下挟持部44の間に本体受部28を挟み込み、本体凹部28Aに挟持凸部42Aを嵌合させつつ、閉塞部材40をウエビング通過部22側へ移動させる。これにより、閉塞部材40で連通開口路26が閉塞される。
次に、ベゼル10をリテーナ50へ取り付ける。このとき、係合片30A、及び係合爪部30Bを、それぞれ開口52に挿通し、係合片30Aをリテーナ50の開口52の内壁52Aに係合させ、係合爪部30Bを内壁52Aに弾性的に係合させる。そして、規制凸部48に開口端部26Bの外側から、リテーナ50の内壁52Aを当接させる。
本実施形態のベゼル10では、閉塞部材40の閉塞本体42と下挟持部44とで、ベゼル本体20と一体的に形成された本体受部28をウエビング12の通過方向の一方側と他方側から挟み込んでいる。そのため、この挟み込み部分を含む閉塞部材40とベゼル本体20との連結部分は、ウエビング12の通過方向の剛性が高くなっている。そのため、図7に示されるように、ウエビング12が折れた状態でウエビング通過部22を通過しようとしてウエビング通過部22に矢印F方向の負荷がかかっても、閉塞部材40が二点鎖線で示すように移動することが抑制され、ウエビング通過部22が広がりにくい。したがって、ウエビング12が折れた状態でウエビング通過部22を通過することを抑制することができる。
また、本実施形態のベゼル10では、閉塞部材40の挟持凸部42Aが、ベゼル本体20の本体凹部28Aに嵌合されている。これにより、閉塞本体42と本体受部28とは、ウエビング通過部22の延出方向において、互いに離れる方向への相対移動が規制される。したがって、閉塞部材40とベゼル本体20との相対移動によるウエビング通過部22の広がりを抑制することができる。
また、本実施形態のベゼル10では、閉塞本体42と下挟持部44とが連結部46で連結されている。したがって、閉塞部材40の剛性が向上し、ウエビング通過部22に負荷がかかっても、ウエビング通過部22を広がりにくくすることができる。
また、本実施形態のベゼル10では、閉塞部材40の連通開口路26への取り付けは、連通開口路26の長手方向に沿って閉塞部材40を移動させて行われる。このように、閉塞部材40の移動方向を設定することにより、本体受部28と下挟持部44とを平面視において十分にオーバーラップさせることができる。したがって、ベゼル本体20と閉塞部材40との連結部分を、容易に強化することができる。
また、リテーナ50にベゼル10を取り付けた後には、閉塞部材40は、連通開口路26の開口端部26B側から規制凸部48がリテーナ50に当接されて、ベゼル本体20との間に挟み込まれる。これにより、図7に示されるように、ウエビング通過部22に矢印F方向の負荷がかかっても、閉塞部材40が連通開口路26から外れてしまうことを防止または抑制することができる。
なお、本実施形態では、リヤシート60の後方に設けられているシートベルト装置14に本発明のベゼル10が適用された例について説明したが、他の位置に設けられたシートベルト装置に本発明のベゼルを適用してもよい。例えば、フロントシート等のリヤシート以外のシートにも適用することができる。
10 シートベルト装置用ベゼル
12 ウエビング
20 ベゼル本体
22 ウエビング通過部
22B 折返部
26 連通開口路
28 本体受部
28A 本体凹部
40 閉塞部材
42 閉塞本体(挟持部)
42A 挟持凸部
44 下挟持部(挟持部)
46 連結部
50 リテーナ

Claims (5)

  1. シートベルト装置のウエビングを通過させるスリット状のウエビング通過部が形成されたベゼル本体と、
    前記ベセル本体に形成され、前記ウエビング通過部と連通されると共に前記ウエビング通過部と交差する方向に延出されて前記ベゼル本体の外縁に開口する連通開口路と、
    前記連通開口路の幅方向の両側に配置され、前記ベゼル本体と一体的に形成された本体受部と、
    前記連通開口路に装着されて前記連通開口路を閉塞すると共に、前記本体受部を前記ウエビングの通過方向の一方側と他方側から挟み込む挟持部を有し、前記ベゼル本体の外縁から前記連通開口路の延出方向に沿って移動可能とされている、閉塞部材と、
    を備えた、シートベルト装置用ベゼル。
  2. 前記ベゼル本体に前記閉塞部材が取り付けられた状態で、前記閉塞部材は、前記ベゼル本体を保持するリテーナにより前記連通開口路の開口側から当接されて前記ベゼル本体との間に挟み込まれる、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置用ベゼル。
  3. シートベルト装置のウエビングを通過させるスリット状のウエビング通過部が形成されたベゼル本体と、
    前記ベセル本体に形成され、前記ウエビング通過部と連通されると共に前記ウエビング通過部と交差する方向に延出されて前記ベゼル本体の外縁に開口する連通開口路と、
    前記連通開口路の幅方向の両側に配置され、前記ベゼル本体と一体的に形成された本体受部と、
    前記連通開口路に装着されて前記連通開口路を閉塞すると共に、前記本体受部を前記ウエビングの通過方向の一方側と他方側から挟み込む挟持部を有する閉塞部材と、
    を備え、
    前記ベゼル本体に前記閉塞部材が取り付けられた状態で、前記閉塞部材は、前記ベゼル本体を保持するリテーナにより前記連通開口路の開口側から当接されて前記ベゼル本体との間に挟み込まれる、シートベルト装置用ベゼル。
  4. 前記挟持部は、前記ウエビングの通過方向に凸状となる挟持凸部を有し、前記本体受部は、前記挟持凸部が嵌合される本体凹部を有している、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のシートベルト装置用ベゼル。
  5. 前記挟持部の前記一方側と他方側は、前記連通開口路に配置された連結部によって相互に連結されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のシートベルト装置用ベゼル。
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