JP6088285B2 - プレス型のスクラップ排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス型によりワークから剪断されたスクラップをプレス型の外部に排出するためのプレス型のスクラップ排出装置に関する。
プレス型を用いたパネル材つまり板材等をワークとするプレス加工には、剪断加工、曲げ加工、絞り加工、張出し加工等がある。剪断加工には、穴あけ加工、外形抜き加工およびシェービング加工等があり、絞り加工、張出し加工等の各種の成形が複合された成形は複合加工ないし複合成形とも言われている。プレス型は固定側の下型と可動側の上型とを有し、上型と下型とにより板材がプレス加工される。
例えば、自動車車体を構成するドアパネル等の板材のプレス加工ラインは、1台のダブルアクションのプレス型と複数台のシングルアクションのプレス型とをタンデムに配置して形成され、板材を各プレス型に向けて順次搬送しながら製品形状に成形している。板材の搬送方式としては、トランスファ加工とプログレッシブ加工とがあり、トランスファ加工用のプレスラインには、専用の板材用クランプ具とクランプ具が装着されるフィードバーとが設けられ、自動的に全加工工程に板材を搬送するようにしている。プログレッシブ加工用のプレスラインにおいては、帯状の板材を各工程で残しながら各工程に順次送ってプレス加工を行い、最終工程で製品とスクラップとが剪断加工される。
剪断加工のうち穴あけ加工を行うためのプレス型は、下型に設けられたダイと、上型により駆動されるポンチとを有しており、ポンチが上型に設けられる形態と、ポンチが下型に設けられポンチを駆動する駆動カムが上型に設けられる形態とがある。いずれの形態のプレス型においても、それぞれ切刃としてのダイとポンチによる穴あけ加工により板材から分離切断されたスクラップをプレス型の外部に排出するために、下型にはスクラップ排出装置が設けられている。剪断加工のうち外形抜き加工やシェービング加工を行うためのプレス型には、下型に設けられた固定側の切刃と、上型により駆動されて固定側の切刃とによって板材を剪断する可動側の切刃とを有しており、スクラップをプレス型から外部に排出するために、下型にはスクラップ排出装置が設けられている。
下型に設けられた固定側の切刃と上型に設けられた可動側の切刃とを有するプレス型が特許文献1に記載され、このプレス型においては、スクラップを外部に排出するようにした波形のスクラップシュートが下型に設けられている。特許文献2には、下型にスクラップを搬送するための移動ガイドを設け、移動ガイドに設けられた従動側のカムを上型に設けられた駆動側のカムにより駆動してスクラップを排出するようにしたスクラップ排出装置が記載されている。
実開昭63−145529号公報 実公昭61−21133号公報
スクラップをプレス型の外部に排出するために、下型には下型の下部にまでスクラップを案内するスクラップ排出路が設けられており、スクラップ排出路の下部にまで落下したスクラップを下型の外部に案内するスクラップシュートが下型に取り付けられている。スクラップシュートにより案内されたスクラップは、下型外部に設けられたスクラップピットに向けて排出される。
従来のスクラップシュートは、底壁部とこれの左右両側に設けられた側壁とを有し、断面コの字形状となっており、下型のスクラップ排出経路に傾斜して装着される。しかしながら、下型の鋳造時に成形されたスクラップ排出経路の幅寸法の誤差やスクラップシュートの製造誤差により、スクラップシュートの幅寸法と、スクラップ排出経路の幅寸法とが必ずしも一致した状態とならない。このため、スクラップシュートの側壁外面とスクラップ排出経路の内面との間に隙間が発生すると、その隙間に小型のスクラップが入り込むことがある。特に、板材に穴あけ加工を行うプレス型においては、小型のスクラップが発生するので、そのような小型のスクラップは、隙間に入り込むことが多い。隙間にスクラップが入り込むと、スクラップ排出路の内面が、下型鋳造時の凹凸を有する鋳肌面となっているので、スクラップは隙間から排出され難い。そのため、隙間にスクラップが入り込むと、ラインの作業者が手作業によりスクラップを撤去する必要があり、スクラップが発生するプレス型における作業性が悪いという問題点がある。
本発明の目的は、プレス加工において発生するスクラップの排出作業効率を向上させることにある。
本発明のプレス型のスクラップ排出装置は、固定側の下型とこれに向けて上下動自在の可動側の上型とを有し、ワークを剪断加工する剪断工具が設けられたプレス型のスクラップ排出装置であって、前記下型に設けられ、前記剪断工具により剪断されたスクラップを前記下型の下部に案内する落下通路と、前記落下通路に連通して前記下型に下向きに傾斜して形成された傾斜通路と、鋳造された前記下型の前記傾斜通路に装着され、スクラップを前記下型の開口部に案内するスクラップシュートと、を有し、前記スクラップシュートを両側部に向けて上向きに湾曲形成し、前記傾斜通路の内面に設けられた当接部に前記両側部を当接するように装着した。

下型の傾斜通路に装着されるスクラップシュートは、両側部に向けて上向きに湾曲し、その両側部は傾斜通路の内面に設けられた当接部に当接するようになっている。したがって、傾斜通路の幅寸法とスクラップシュートの幅寸法に加工誤差が発生しても、スクラップシュートの両側部は当接部に接触してこれらの間に隙間が発生することが防止される。これにより、剪断加工により発生したスクラップがスクラップシュートと傾斜通路との間に入り込むことが防止され、スクラップはスクラップシュートによりプレス型の外部に確実に排出され、プレス型からスクラップを排出するための手作業によるスクラップ撤去作業が不要となり、スクラップの排出作業効率が向上する。
スクラップ排出装置が設けられたプレス型の一例を示す斜視図である。 図1の平面図である。 図1および図2に示されたプレス型のクラップ排出装置を示す斜視図である。 図3における4−4線拡大断面図である。 図4における5−5線断面図である。 図5の一部拡大断面図である。 スクラップシュートの正面図である。 変形例であるスクラップ排出装置を示す正面図である。 比較例としてのスクラップ排出装置を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2は、自動車車体を構成するドアパネルとしてワークつまり板材Wをプレス加工するために適用される固定側の下型11を示す。この下型11の上方には、図5に示されるように、可動側の上型12が上下動自在に配置されており、固定側の下型11と可動側の上型12とによりプレス型13が構成される。上型12は図示しないプレスラムに取り付けられて図5において矢印Aで示すように上下方向に移動自在となっている。下型11は、図1に示されるように、基部型14とその上面に取り付けられる成形型15とを有しており、このプレス型13には、同時に2枚の板材Wを加工するように、2つの成形型15が設けられている。下型11の基部型14の四隅には、上型12を案内するためのガイドロッド16が設けられており、ガイドロッド16に対応させて上型12にはガイドロッド16が嵌合する図示しないガイド孔が設けられている。
図1および図2に示すプレス型13は、板材Wに穴あけ加工するために適用されており、成形型15には、図5に示されるように、貫通孔17が形成され、貫通孔17には切刃としてのダイ18が組み込まれている。このダイ18の加工孔に挿入して板材Wに穴あけ加工を行うピアスポンチ21がカムユニット22に設けられている。それぞれ切刃としてのダイ18とピアスポンチ21とにより剪断工具が構成され、板材Wには穴あけ加工つまり剪断加工が施される。カムユニット22は、図5に示されるように、上型12に締結部材20により取り付けられる支持ブロック23を有し、支持ブロック23に設けられたロッド24にはカムスライド25が移動自在に装着され、このカムスライド25にピアスポンチ21が取り付けられている。カムスライド25の内部には図示しないばね部材が組み込まれており、このばね部材によりカムスライド25には成形型15から離れる方向のばね力が加えられている。下型11の基部型14には、カム駆動ブロック26が取り付けられている。このカム駆動ブロック26には、カムスライド25の下面に設けられた従動側のカム面27に接触する駆動側のカム面28が設けられている。
プレス型13はトランスファ加工用のプレスラインに配置されており、板材Wは図示しないクランプ具とそのクランプ具が装着されるフィードバーにより下型11の成形型15に搬送される。
図1および図2に示すプレス型13は、それぞれの板材Wの側辺に2つずつ穴あけ加工を行うようになっており、図1および図2には、4つのカムユニット22が下型11の駆動側のカム面28に接触した状態として示されている。ただし、プレス型13に設けられるカムユニット22の数は、図示する場合に限定されることはない。なお、図1および図2においては、上型12は図示省略されている。
プレス型13により板材Wに穴あけ加工を行うには、板材Wが図示しないクランプ具により成形型15の上に搬送されて配置され、その状態の下で上型12が下型11に向けて下降移動される。上型12には下型11との間で板材Wを固定するための図示しないパッドが設けられている。上型12の下降移動により、それぞれのカムユニット22のカムスライド25の従動側のカム面27が下型側の駆動側のカム面28に接触する。引き続く上型12の下降移動により、矢印Bで示すように、カムスライド25が板材Wに向けて接近移動し、ピアスポンチ21がダイ18の加工孔に挿入される。これにより、板材Wに穴あけ加工が行われる。図5はピアスポンチ21がダイ18の加工孔に挿入されて、板材Wに穴あけ加工が行われた状態を示す。穴あけ加工が終了した後に、上型12を下型11から離す方向に上昇移動させると、カムスライド25に組み込まれたばね部材のばね力により、ピアスポンチ21はダイ18から離れる方向に駆動される。ピアスポンチ21がダイ18から離れた後には、カムユニット22は上型12により下型11の上方に移動する。
上述したカムユニット22は、図5に示されるように、支持ブロック23とこれに対して軸方向に装着されたカムスライド25とが上型12に取り付けられる形態となっている。カムユニット22の形態には、支持ブロック23のみを上型12に取り付けて、カムスライド25を下型11のカム駆動ブロック26に矢印Bで示すように移動自在に装着した形態がある。このように支持ブロック23とカムスライド25とが分離された形態のカムユニット22をプレス型13に設けるようにしても良い。
図4および図5に示されるように、下型11には剪断工具としてのピアスポンチ21により剪断されたスクラップSを下型11の下部に案内するための落下通路31が貫通孔17に連通して形成されている。この落下通路31に連通して下型11には下向きに傾斜して傾斜通路32が形成されており、傾斜通路32の底面は図5および図6に示されるように平坦となっている。このように、落下通路31と傾斜通路32とからなるスクラップ排出路33が下型11に形成されており、下型11にはスクラップ排出路33の開口部34が設けられている。スクラップ排出路33は、下型11に設けられた4つのダイ18に対応させて4つ設けられている。
落下通路31は、図1に示されるように、カバー35により覆われており、図3および図4はカバー35が取り外された状態を示す。傾斜通路32には、板金等のように弾性変形する部材により形成されるスクラップシュート36が装着される。スクラップシュート36は、図6および図7に示されるように、幅方向中央部から両側部に向けて上向きに湾曲形成されており、スクラップシュート36の両側部と傾斜通路32の底面との間には隙間37が設けられている。図4に示されるように、スクラップシュート36は、傾斜通路32の全長にほぼ対応する長さを有している。さらに、スクラップシュート36の幅寸法は、予め、傾斜通路32の幅寸法Dよりも大きい寸法に設定されている。
傾斜通路32の内面には、図4〜図6に示されるように、傾斜通路32の底面に沿って平行となって突起38が当接部として設けられている。スクラップシュート36を傾斜通路32に装着すると、当接部としての突起38にスクラップシュート36の左右の両側部が当接する。上述のように、傾斜通路32の底面が平坦となっているのに対し、スクラップシュート36は幅方向中央部から両側部に向けて湾曲形成されている。これにより、下型11の鋳造時に傾斜通路32の幅寸法Dに成形誤差があり、スクラップシュート36の幅寸法に加工誤差が発生しても、スクラップシュート36は、弾性変形する材料により傾斜通路32の幅寸法Dよりも大きい寸法で製造されて湾曲形状となっているので、スクラップシュート36を傾斜通路32に装着すると、当接部としての突起38にスクラップシュート36の左右の両側部が当接することになり、突起38とスクラップシュート36の両側部との間に隙間が発生することを防止できる。
しかも、スクラップシュート36は両側部が中央部よりも上向きに湾曲した凹面となっているので、スクラップSが落下してスクラップシュート36の幅方向両側に衝突すると、スクラップSは図7に示されるようにスクラップシュート36の幅方向中央部側に跳ね返されることになる。これにより、スクラップSが突起38とスクラップシュート36との間に挟み込まれることが防止される。
スクラップシュート36の先端部には、舌部41が設けられており、この舌部41に取り付けられて下型11にねじ結合されるねじ部材42により、スクラップシュート36は下型11に締結される。スクラップシュート36は両側部が突起38に当接するので、スクラップシュート36が下型11から外れることを防止できることになる。ただし、スクラップシュート36をねじ部材42により下型11に締結すると、プレス型13により穴あけ加工を行ったときに、下型11が振動しても、スクラップシュート36がズレ移動することを確実に防止することができる。
図8は変形例であるスクラップ排出装置を示す正面図である。このスクラップ排出装置においては、傾斜通路32の内面には当接部として凹溝39が形成されており、スクラップシュート36を傾斜通路32に装着すると、スクラップシュート36の両側部は、凹溝39に入り込んで凹溝39に当接する。このように、当接部を凹溝39としても、スクラップSが凹溝39とスクラップシュート36との間に入り込むことを確実に防止できる。
スクラップシュート36の内側端部は、図4に示されるように、平坦となって落下通路31の下端部の内面に突き当てられているが、内側端部に湾曲部を形成するとともに、落下通路31の下端部内面にも突起38や凹溝39を設けるようにしても良い。
下型11には、図3および図4に示されるように、スクラップシュート36により下型11の開口部34にまで案内されたスクラップSを下型11の外部に案内するために、外部シュート43が装着される。図2に示されるように、外部シュート43は、それぞれの傾斜通路32の開口部34に対応させて、下型11には4つ設けられている。外部シュート43は、図3に示されるように、底壁部43aとその両側に一体となった側壁部43bとを有し、横断面がコの字形状となっている。側壁部43bには外方に向けてロッド44が突出しており、下型11には、両方のロッド44に対応してブラケット45が一体に設けられ、ブラケット45にはロッド44が入り込む凹部46が設けられている。このように、外部シュート43は下型11に対して着脱自在に装着される。さらに、下型11には、図3に示されるように、開口部34の左右に位置させてガイドフィン47が配置されており、ガイドフィン47は下型11にねじ結合されるねじ部材48により下型11に締結されている。
図4に示されるように、穴あけ加工により発生したスクラップSは、貫通孔17から落下通路31に入り込み、傾斜通路32に装着されたスクラップシュート36に落下する。落下したスクラップSはスクラップシュート36に案内されて、スクラップシュート36と傾斜通路32の内面との間に入り込むことなく、外部シュート43からプレス型13の外部のスクラップピット49に確実に供給される。
図9は比較例としてのスクラップ排出装置を示す正面図である。図9には下型11のうち図7と同様の部位が示されており、図9においては、図7に示された部材と共通性を有する部材には同一の符号が付されている。
図9に示すように、スクラップシュート36の断面形状を傾斜通路32の断面形状に対応させて、底壁部36aとこれに対して直角となった両側壁36bとを有する断面コの字形状とすると、傾斜通路32の幅寸法Dとスクラップシュート36の幅寸法Eの誤差により、傾斜通路32の内面とスクラップシュート36との間に隙間37が発生し、突起38を傾斜通路32の内面に設けたとしても、スクラップSが隙間内に入り込むことが避けられなかった。
これに対し、図7および図8に示されるように、スクラップシュート36を湾曲させると、傾斜通路32とスクラップシュート36の幅寸法に誤差が発生しても、スクラップシュート36の両側部を、当接部としての突起38や凹溝39に当接させることができ、スクラップシュート36と傾斜通路32との間に隙間が発生することを確実に防止できる。図9に示すように、隙間37にスクラップSが入り込むと、ラインの作業者が手作業によりスクラップを撤去する必要があり、スクラップが発生するプレス型における作業性が悪いという問題点があったが、本発明のスクラップ排出装置においては、スクラップSが隙間37に入り込むことが防止されるので、スクラップの撤去作業がなくなり、プレス型の作業性を向上させることができる。しかも、下型11の傾斜通路32の鋳肌面を後加工により鏡面に仕上げ加工する必要がなく、プレス型13の製造コストも低減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。図示するプレス型13は、板材Wに剪断加工として穴あけ加工を行うために適用されているが、スクラップSが発生することになるプレス型であれば、穴あけ加工に限られず、シェービング加工等の他の剪断加工を行うためのプレス型にも本発明を適用することができる。
11 下型
12 上型
13 プレス型
14 基部型
15 成形型
16 ガイドロッド
17 貫通孔
18 ダイ
21 ピアスポンチ
22 カムユニット
23 支持ブロック
25 カムスライド
26 カム駆動ブロック
31 落下通路
32 傾斜通路
33 スクラップ排出路
34 開口部
36 スクラップシュート
38 突起
43 外部シュート
S スクラップ
W 板材(ワーク)

Claims (5)

  1. 固定側の下型とこれに向けて上下動自在の可動側の上型とを有し、ワークを剪断加工する剪断工具が設けられたプレス型のスクラップ排出装置であって、
    前記下型に設けられ、前記剪断工具により剪断されたスクラップを前記下型の下部に案内する落下通路と、
    前記落下通路に連通して前記下型に下向きに傾斜して形成された傾斜通路と、
    鋳造された前記下型の前記傾斜通路に装着され、スクラップを前記下型の開口部に案内するスクラップシュートと、を有し、
    前記スクラップシュートを両側部に向けて上向きに湾曲形成し、前記傾斜通路の内面に設けられた当接部に前記両側部を当接するように装着した、プレス型のスクラップ排出装置。
  2. 請求項1記載のプレス型のスクラップ排出装置において、前記当接部は前記スクラップシュートの側部が当接する突起または、前記スクラップシュートが入り込んで当接する凹溝である、プレス型のスクラップ排出装置。
  3. 請求項1または2記載のプレス型のスクラップ排出装置において、前記スクラップシュートにより前記下型の開口部に案内されたスクラップを前記下型の外部に案内する外部シュートを前記下型に設けた、プレス型のスクラップ排出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプレス型のスクラップ排出装置において、前記剪断工具は、前記下型に設けられたダイと、前記上型の上下動により前記ダイに向けて移動してワークに穴あけ加工するピアスポンチとにより構成される、プレス型のスクラップ排出装置。
  5. 請求項4記載のプレス型のスクラップ排出装置において、前記上型に設けられた支持ブロックに移動自在に装着されたカムスライドに前記ピアスポンチを設け、前記上型が前記下型に向けて接近移動したときに前記カムスライドを前記ダイに向けて案内するカム駆動ブロックを前記下型に設けた、プレス型のスクラップ排出装置。
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