JP6087304B2 - 車両用ホイール - Google Patents
車両用ホイール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6087304B2 JP6087304B2 JP2014038033A JP2014038033A JP6087304B2 JP 6087304 B2 JP6087304 B2 JP 6087304B2 JP 2014038033 A JP2014038033 A JP 2014038033A JP 2014038033 A JP2014038033 A JP 2014038033A JP 6087304 B2 JP6087304 B2 JP 6087304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- block body
- air chamber
- hollow space
- vehicle wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
ところで、ヘルムホルツレゾネータは、タイヤ気柱共鳴音を効率よく消音するために、ホイール周方向に複数配置されていることが望ましい。したがって、環状の副気室を複数列有するホイールにおいても、ホイール周方向に複数の副気室を有するものが望まれる。
したがって、前記の中子を鋳込む製造方法(例えば、特許文献2参照)を適用することにより、ホイール幅方向及びホイール周方向の両方向に複数の副気室が並ぶホイールが構築できるようにも考えられる。
したがって、ホイール幅方向に複数の副気室を有しながらも、ホイール周方向にも複数の副気室を簡単に形成することができる車両用ホイールが望まれている。
この車両用ホイールによれば、リムに対する連通孔の形成工程を省略することができる。
この車両用ホイールによれば、ブロック体は、ホイール幅方向に隣り合う一方の中空状空間を仕切ることで副気室を区画し、他方の中空状空間に仕切られる副気室に連通孔を連通させることができる。
この車両用ホイールによれば、ブロック体の連通孔形成部は、その接続通路によってホイール周方向に延在する中空状空間を遮ることがなく、連通孔形成部を境に連通し合う中空状空間同士が一体となった副気室を形成する。
この車両用ホイールによれば、ブロック体の連通孔形成部は、その接続通路によってホイール幅方向に並ぶ複数列の中空状空間同士が一体となった副気室を形成することができる。
これに対して連通孔を結ぶ線が前記のように直交する車両用ホイールでは、ホイール幅方向に2列で並ぶ環状の中空状空間のうち、一方の中空状空間に形成される2つの副気室(第1の前記副気室及び第2の前記副気室)と、他方の中空状空間に形成される2つ副気室(第3の前記副気室及び第4の前記副気室)とは、ホイール中心軸周りに位相が90度ずれている。
また、この車両用ホイールによれば、中空状空間がホイール幅方向に2列になっているので、3列以上の中空状空間を有するものと比較して、ブロック体自体の構成を簡素化することができる。
以下に本発明の第1実施形態に係る車両用ホイールについて説明する。
まず車両用ホイールの全体構成について説明した後に、副気室及びブロック体について説明する。なお、本実施形態に係る車両用ホイールは、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽金属製のものを想定している。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用ホイール10の斜視図であり、リム11をホイール幅方向Yに部分的に切欠いた切欠き断面を含む図である。図2は、図1のII−II断面図である。なお、図2には、リム11に組み付けられるタイヤTを仮想線(2点鎖線)で描いている。
図1中、符号11cは、リム11のウェル部であり、符号17は、リム11の中空状空間16を仕切って副気室13を形成するためのブロック体であり、符号14は、ブロック体17に形成された連通孔であり、符号19は、ブロック体17を取り付けるためのリム11に形成された取付穴である。ちなみにブロック体17は、後記するように、この取付穴19に配置されることで中空状空間16をホイール周方向Xに仕切ることとなる。符号Yは、ホイール幅方向を示す矢印である。
ウェル部11cの底面を規定するリム11の外周面11dは、ホイール幅方向Yに同径の円筒状に形成されている。
ちなみに、後記するブロック体17の取付穴19(図1参照)は、外周面11dを穿って形成される。
車両用ホイール10は、図2に示すように、リム11の内部に副気室13を有している。本実施形態での副気室13は、ウェル部11cのホイール径方向Zの内側でリム11内に形成されている。つまり、副気室13は、リム11の外周面11dよりもホイール径方向Zの内側に形成されている。
この副気室13は、本来、リム11の中実部である部分に、ホイール周方向X(図1参照)に沿って環状の中空状空間16を設け、この中空状空間16をホイール周方向Xに仕切って形成されたものである。
本実施形態での副気室13は、ホイール幅方向Yに隔壁Wを介して2列に並ぶように形成されている。これらの副気室13は、後に詳しく説明する連通孔14とともに、ヘルムホルツレゾネータを構成する。
本実施形態での中空状空間16は、後記する押出し成形法によるリム11の製造時に、リム11と一体に形成されたものであり、リム11のホイール周方向Xの全周にわたって環状に形成されている。
なお、ブロック体17の数は、本実施形態での4つに限定されるものではなく、設ける副気室13の数に応じて2つ以上とすることができる。
図3中、符号11dは、ウェル部11cの底面を規定する外周面である。図3及び図4中、符号14は、ブロック体17に形成された連通孔である。
ブロック体17は、図3に示すように、ウェル部11cの底面を規定する外周面11dに穿たれた取付穴19に配置されている。ちなみに、この取付穴19においては、隔壁Wは、取り除かれている。
このような取付穴19に配置されたブロック体17は、環状の中空状空間16をホイール周方向Xに仕切ることとなる(図4参照)。そして、前記のように、環状の中空状空間16が複数のブロック体17で等間隔に仕切られることで、ホイール周方向Xに複数の副気室13が形成される(図4参照)。
本実施形態でのブロック体17には、中空状空間16の列数に対応する数での連通孔14が形成されている。したがって、図3に示すように、中空状空間16が2列の本実施形態でのブロック体17には2つの連通孔14が形成されることとなる。
また、各連通孔14のそれぞれは、図5(b)に示すように、各中空状空間16に対応する位置に形成されている。
そして、連通孔14は、前記端面に形成される開口同士を繋ぐようにブロック体17内でL字状に屈曲している。
本体部18aは、図5(c)に示すように、ブロック体17が取付穴19に配置された際に、中空状空間16をホイール周方向X(図5(b)参照)に仕切るようになっている。
封止部18bの平面形状は、図5(a)に示すように、本体部18aの下底側(ホイール径方向Zの外側)における平面形状の楕円よりも小さい楕円形状となっている。つまり、本体部18aから封止部18bに掛けて段差が形成されている。
本実施形態での封止部18bの平面形状は、取付穴19の開口部19aの平面形状と同じ形状の楕円で形成されている。封止部18bの高さは、取付穴19を形成する際に、穿ったリム11の厚さと等しくなるように設定されている。
ちなみに、ブロック体17は、開口部19a(図5(c)参照)を介して取付穴19(図5(c)参照)に圧入される際に弾性変形可能な材料で形成することができる。本実施形態でのブロック体17の材料としては、樹脂を想定している。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール10(図1参照)の製造方法について説明する。図6(a)から(c)、並びに図7(a)及び(b)は、本実施形態に係る車両用ホイール10(図1参照)の製造工程説明図である。なお、図6(a)は、押出し成形法により製造されるリム材料21の斜視図、図6(b)は、図6(a)のリム材料21における端部の部分拡大斜視図、図6(c)は、リム材料21をホイール周方向X(図1参照)のリム11(図1参照)の長さに合わせて切り詰める様子を模式的に示す断面図である。なお、図6(c)中、リム材料21の中程の記載を作図の便宜上省略している。
図7(a)は、ロール加工を施して環状に形成したリム材料21の断面図、図7(b)は、リム11に形成した取付穴19にブロック体17を圧入する様子を示す車両用ホイール10の部分拡大斜視図である。
この製造方法では、ホイール母材を構成する前記軽金属のビレットを所定のダイス(金型)から押出して、図6(a)に示すリム材料21を形成する。このリム材料21は、図6(b)に示すように、図2に示すリム11の断面形状と同じ断面形状を有する長尺部材である。図6(b)中、符号16は、中空状空間である。
この際、取付穴19の平面形状は、前記したように、本体部18aにおけるホイール径方向Z内側の平面形状の楕円よりも大きい楕円形状となっているので、本体部18aにおけるホイール径方向Z内側は、開口部19a内に容易に嵌り込む。
また、本体部18aにおけるホイール径方向Z外側の平面形状は、開口部19aの平面形状よりも大きい楕円になっているので、本体部18aにおけるホイール径方向Z外側は、弾性変形しながら開口部19aを介して取付穴19内に圧入されていく。
そして、このリム11にディスク12(図1参照)が取り付けられて、本実施形態に係る車両用ホイール10(図1参照)の一連の製造工程は終了する。
この車両用ホイール10では、リム11に穿たれた取付穴19にブロック体17が配置されることにより中空状空間16が仕切られて、ホイール周方向Xに複数の副気室13が形成される。したがって、この車両用ホイール10によれば、例えば中子の鋳込み等のような煩雑な工程を実施しなくとも環状の中空状空間16を仕切って複数の副気室13を簡単に形成することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用ホイール10について説明する。なお、前記第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る車両用ホイール10の側面図であり、ホイール径方向外側から車両用ホイール10を見た図である。図9(a)は、本発明の第2実施形態に係る車両用ホイール10におけるブロック体17の斜視図、図9(b)は、取付穴19を介して中空状空間16に嵌入された図9(a)のブロック体17の断面図であり、図5(c)に対応する断面図である。図10(a)は、図8のXa−Xa断面図、図10(b)は、図8のXb−Xb断面図である。
この車両用ホイール10は、リム11に穿たれた連通孔14aを有している。この連通孔14aについては後に詳しく説明する。
なお、図8中、符号13は、中空状空間16がブロック体17で仕切られて形成された副気室であり、符号18dは、ブロック体17を構成する仕切り部であり、符号18eは、ブロック体17を構成する連通孔形成部であり、符号11dは、ウェル部11cの底面を規定するリム11の外周面であり、符号Wは、ホイール幅方向Yに中空状空間16を区画する隔壁である。
ちなみに、この連通孔14aは、仕切り部18dで仕切られた副気室13のホイール幅方向Y(図8参照)の中央であって、副気室13のホイール周方向X(図10(a)参照)の中央に設けられている。
そして、ブロック体17の連通孔形成部18eには、タイヤ空気室20(図20参照)と各副気室13とが連通するように連通孔14が形成されている。
本実施形態に係る車両用ホイール10によれば、2列の中空状空間16のうち、一方の列に形成される連通孔14aは、リム11に貫通孔が穿たれて形成される。よって、この連通孔14aを設ける位置は、ブロック体17に設けられる連通孔14と異なって、ブロック体17の位置に関係なく、リム11の外周面11dの適所に設けることができる。よって、この車両用ホイール10によれば、連通孔14aを設ける位置を調節することができるので設計の自由度が向上する。
また、2列の中空状空間16のうち、他方の列の中空状空間16は、連通孔形成部18eで仕切られる。よって、この他方の列の中空状空間16が仕切られて形成された副気室13には、連通孔形成部18eにおける連通孔14が連通する。よって、この車両用ホイール10によれば、他方の列におけるリム11に対する連通孔14aの穿設工程を省略することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る車両用ホイール10について説明する。なお、前記第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図11は、本発明の第3実施形態に係る車両用ホイール10の側面図であり、ホイール径方向外側から車両用ホイール10を見た図である。図12(a)は、本発明の第3実施形態に係る車両用ホイール10におけるブロック体17の斜視図、(b)は、取付穴19を介して中空状空間16に嵌入された図12(a)のブロック体17の断面図であり、図5(c)に対応する断面図である。図13(a)は、図11のXIIIa−XIIIa断面図、図13(b)は、図11のXIIIb−XIIIb断面図である。
なお、図11中、符号13は、中空状空間16がブロック体17で仕切られて形成された副気室であり、符号18dは、ブロック体17を構成する仕切り部であり、符号18eは、ブロック体17を構成する連通孔形成部であり、符号11dは、ウェル部11cの底面を規定するリム11の外周面であり、符号Wは、ホイール幅方向Yに中空状空間16を区画する隔壁である。
また、本実施形態でのブロック体17は、ホイール幅方向Yの他方の半体側に連通孔形成部18fを有している。つまり、ブロック体17は、図11に示すように、中空状空間16をホイール周方向Xに隔てるように仕切る仕切り部18dと、連通孔14が形成される連通孔形成部18fと、をホイール幅方向Yに並ぶように有している。
本実施形態での接続通路18gは、図12(b)に示すように、断面視で略矩形を呈している。
この連通孔14は、接続通路18gとタイヤ空気室20(図2参照)とを連通させている。つまり、接続通路18gに一端が接続される連通孔14の他端は、タイヤ空気室20(図2参照)と連通させるように、連通孔形成部18fのホイール径方向Zの外側(図12(a)の紙面上側)の端面に開口している。
なお、図12(a)及び(b)中、符号18aは、ブロック体17の本体部であり、符号18bは、ブロック体17の封止部である。図12(a)中、符号18cは、切欠き溝である。図12(b)中、符号11は、リムであり、符号16は、中空状空間であり、符号19は、ブロック体17の取付穴であり、符号19aは、取付穴19の開口部である。
つまり、、図13(a)及び(b)に示すように、ホイール周方向Xに等間隔で4つ並ぶブロック体17のうち、ホイール中心軸Axを挟んで対向するブロック体17同士は、ホイール幅方向Yに同じ向きとなる。
また、図11のXIIIb−XIIIb断面に対応する図13(b)に示すように、ホイール中心軸Axを挟んで対向し合う一方の組のブロック体17は、他の列の中空状空間16内に連通孔形成部18fが配置され、他方の組のブロック体17は、他の列の中空状空間16に仕切り部18dが配置される。
また、図13(b)に示す他の列の中空状空間16が2つの第2のブロック体17bのそれぞれの仕切り部18dによって仕切られる。そして、2つの第1のブロック体17aの接続通路18gは中空状空間16を繋げる。よって、他の列の中空状空間16は、ホイール周方向Xの長さが等しい2つの空間に仕切られて第3の副気室13cと、第4の副気室13dとを形成する。
また、第3の副気室13c及び第4の副気室13dのそれぞれにおいて、ホイール周方向Xの中央部に第1のブロック体17aのそれぞれの連通孔14が位置して前記の他の列に2つのヘルムホルツレゾネータを構成している。
言い換えれば、一の列で対向し合う第2のブロック体17b,17bのそれぞれにおける連通孔14,14同士を結ぶ線L1(図13(a)参照)と、他の列で対向し合う第2のブロック体17b,17bのそれぞれにおける連通孔14,14同士を結ぶ線L2(図13(b)参照)とは、ホイール中心軸Ax方向から見て互いに直交することとなる。
本実施形態に係る車両用ホイール10では、ホイール幅方向Yに2列で並ぶ環状の中空状空間16のうち、一方の中空状空間16に形成される第1の副気室13a及び第2の副気室13bと、他方の中空状空間16に形成される第3の副気室13c及び第4の副気室13dとは、ホイール中心軸Ax周りに位相が90度ずれている。
これにより、この車両用ホイール10では、一の列の第1の副気室13a及び第2の副気室13bと、他の列の第3の副気室13c及び第4の副気室13dと、が協働することで、ホイール周方向Xに4つのヘルムホルツレゾネータを形成することができる。つまり、この車両用ホイール10によれば、ホイール周方向Xに4つのヘルムホルツレゾネータを形成するために、第1から第4の合計4つの副気室13a,13b,13c,13dを形成するだけで済む。
前記実施形態では、中空状空間16は、ウェル部11cの底よりもホイール径方向Zの内側に膨らむように形成されているが(図2等参照)、ウェル部11cの底よりもホイール径方向Zの外側(例えば図2の紙面上側)に膨らむ構成とすることもできる。
また、中空状空間は、ウェル部11cの底を基準にホイール径方向Zの内側と外側の両方に膨らむように構成することもできる。
この車両用ホイール10においては、隔壁Wを跨いで幅方向両側でリム11に貫通孔が穿たれて連通孔14が形成される。
そして、ブロック体17における連通孔形成部18fの接続通路18gは、2列の中空状空間16a,16bに跨って臨むように配置されている。
図14(a)及び(b)中、符号14は、副気室13aに連通する連通孔である。符号18dは、ブロック体17の仕切り部であり、符号13bから13dは、仕切り部18dによって中空状空間16c,16dが仕切られて形成された副気室である。
11 リム
13 副気室
13a 第1の副気室
13b 第2の副気室
13c 第3の副気室
13d 第4の副気室
14 連通孔
14a 連通孔
16 中空状空間
16a 中空状空間
16b 中空状空間
16c 中空状空間
17 ブロック体
17a 第1のブロック体
17b 第2のブロック体
18a 本体部
18b 封止部
18c 切欠き溝
18d 仕切り部
18e 連通孔形成部
18f 連通孔形成部
18g 接続通路
19 取付穴
19a 開口部
20 タイヤ空気室
Ax ホイール中心軸
T タイヤ
X ホイール周方向
Y ホイール幅方向
Z ホイール径方向
Claims (6)
- リムにタイヤを取付けた際に形成されるタイヤ空気室との間で連通孔を介して連通し、ヘルムホルツレゾネータとして機能する副気室を複数備える車両用ホイールであって、
前記リム内でホイール周方向に延在するようにホイール幅方向に複数列形成される環状の中空状空間と、
前記中空状空間をホイール周方向に隔てるように仕切るブロック体と、
前記リムに穿たれて前記複数列の中空状空間に跨って臨むように形成される、前記ブロック体の取付穴と、
を有し、
前記副気室は、前記ブロック体が前記取付穴に配置されることで前記中空状空間がホイール周方向に仕切られて形成されていることを特徴とする車両用ホイール。 - 請求項1に記載の車両用ホイールにおいて、
前記ブロック体は、前記連通孔を有していることを特徴とする車両用ホイール。 - 請求項2に記載の車両用ホイールにおいて、
前記ブロック体は、前記中空状空間をホイール周方向に隔てるように仕切る仕切り部と、前記連通孔が形成される連通孔形成部と、をホイール幅方向に並ぶように有していることを特徴とする車両用ホイール。 - 請求項3に記載の車両用ホイールにおいて、
前記ブロック体の前記連通孔形成部は、ホイール周方向に前記中空状空間を繋げる接続通路を有しているとともに、前記連通孔が前記タイヤ空気室と当該接続通路とを連通させていることを特徴とする車両用ホイール。 - 請求項4に記載の車両用ホイールにおいて、
前記接続通路は、ホイール幅方向に並ぶ複数列の前記中空状空間に跨って臨むように形成されていることを特徴とする車両用ホイール。 - 請求項4に記載の車両用ホイールにおいて、
前記中空状空間は、ホイール幅方向に2列設けられ、
前記2列のうちの一方の前記中空状空間を、2つの第1の前記ブロック体のそれぞれの前記仕切り部によってホイール周方向の長さが等しい2つの空間に仕切って形成される第1の前記副気室及び第2の前記副気室と、
前記2列のうちの他方の前記中空状空間を、2つの第2の前記ブロック体のそれぞれの前記仕切り部によってホイール周方向の長さが等しい2つの空間に仕切って形成される第3の前記副気室及び第4の前記副気室と、
を備え、
第3の前記副気室及び第4の前記副気室のそれぞれの前記連通孔となる、2つの第1の前記ブロック体のそれぞれにおける前記連通孔同士を結ぶ線と、
第1の前記副気室及び第2の前記副気室のそれぞれの前記連通孔となる、2つの第2の前記ブロック体のそれぞれにおける前記連通孔同士を結ぶ線と、
がホイール中心軸方向から見て互いに直交するように、第1の前記ブロック体及び第2のブロック体が前記取付穴を介して前記中空状空間内に嵌入されていることを特徴とする車両用ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014038033A JP6087304B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 車両用ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014038033A JP6087304B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 車両用ホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015160567A JP2015160567A (ja) | 2015-09-07 |
JP6087304B2 true JP6087304B2 (ja) | 2017-03-01 |
Family
ID=54183949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014038033A Expired - Fee Related JP6087304B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 車両用ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6087304B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1428686A4 (en) * | 2001-09-18 | 2006-12-27 | Bridgestone Corp | WHEEL WHEEL AND PULLEY ASSEMBLY |
JP2006335162A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Honda Motor Co Ltd | 周波数調整部材および車両用ホイール |
JP2008126806A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Asahi Tec Corp | 車両用ホイール及びその製造方法 |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014038033A patent/JP6087304B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015160567A (ja) | 2015-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2783879B1 (en) | Vehicle wheel | |
JP4551422B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP5091749B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP4834711B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6235933B2 (ja) | 車両用ホイール | |
ITTO20110190A1 (it) | Ruota per veicoli | |
JP2010095147A (ja) | 車両用ホイール | |
JP2010095103A (ja) | 車両用ホイール | |
JP4520971B2 (ja) | 車両用ホイールおよび車両用ホイールの製造方法 | |
US9586438B2 (en) | Cover for a wheel rim and wheel having such a cover | |
WO2017159829A1 (ja) | 車両用ホイール | |
US11465454B2 (en) | Vehicle wheel | |
JP6087304B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6087303B2 (ja) | 車両用ホイール | |
EP3372421B1 (en) | Honeycomb rim-type wheel | |
US20060230873A1 (en) | Steering wheel and method of manufacturing | |
JP2020006804A (ja) | 車両用ホイール | |
JP6101225B2 (ja) | 車両用ホイールの製造方法 | |
JP2009508757A (ja) | 車両、とくにオートバイ及び自動車用のチューブレス型スポーク式車輪 | |
JP2010095104A (ja) | 車両用ホイール | |
US20200009923A1 (en) | Vehicle wheel | |
JP5091829B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6289890B2 (ja) | 車両用ホイールのリム構造およびその製造方法 | |
JP2005297688A (ja) | 自動二輪車のキャストホイール及び鋳造鋳型 | |
JP5146093B2 (ja) | タイヤ加硫用モールド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160226 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6087304 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |