JP6086308B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6086308B2 JP6086308B2 JP2013015725A JP2013015725A JP6086308B2 JP 6086308 B2 JP6086308 B2 JP 6086308B2 JP 2013015725 A JP2013015725 A JP 2013015725A JP 2013015725 A JP2013015725 A JP 2013015725A JP 6086308 B2 JP6086308 B2 JP 6086308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- transfer bias
- image
- secondary transfer
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
f > (4/d)×v ・・・(1)
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
本実施形態のプリンタには、オペレーションパネル50が備わっており、ユーザーはオペレーションパネル50に対して指示を入力したり、オペレーションパネル50に表示される画面を確認したりすることができる。オペレーションパネル50は、図示しないタッチパネルや複数のキーボタンなどから構成され、タッチパネルの画面に画像を表示したり、タッチパネルやキーボタンによってユーザーによる入力操作を受け付けたりする。オペレーションパネル50は、本プリンタの制御部60に接続されており、制御部60から送られてくる制御信号に基づいてタッチパネルに画像を表示することができる。
二次転写電源39は、転写バイアス印加手段として機能し、その出力電圧を二次転写対向ローラ33の芯金に印加することで、接地されている二次転写ローラ36の芯金と、二次転写対向ローラ33の芯金との間に二次転写バイアスが印加される。本実施形態の二次転写バイアスは、二次転写対向ローラ33の芯金の電位から二次転写ローラ36の芯金の電位を差し引いた値であり、二次転写ローラ36の芯金はゼロ[V]であることから、二次転写電源39の出力電圧にほぼ一致する。
本実施形態では、ユーザーの指示に応じて、上述した直流成分に交流成分を重畳させた上述の二次転写バイアスを印加して画像形成を実施する交流転写モードと、交流成分を含まない直流転写バイアスからなる二次転写バイアスを印加して画像形成を実施する直流転写モードとを備えている。
図4は、表面凹凸に富んだ用紙Aに対して、ピークツウピーク電圧Vppの異なる交流転写バイアスの周波数を変更してベタ画像をプリントしたときの凹部転写性を評価した結果を示すグラフである。
この評価に用いた用紙Aは、レザック紙175[kg](厚みが約220[μm]、凹凸差が最大で約100[μm]である用紙)である。
凹部の転写性については、表面凹凸の凹部内に対して十分量のトナーが進入し、凹部において十分な画像濃度が得られている場合をランク5と評価した。また、凹部内のごく僅かな領域に白く抜けた領域が存在しているか、あるいは、凹部の画像濃度が凸部よりも僅かに低い状態になっている場合を、ランク4と評価した。また、ランク4よりも、凹部の白抜け領域が大きい場合、あるいは凸部に対する凹部の画像濃度低下が目立つ場合を、ランク3と評価した。また、ランク3に比べ、さらに凹部の白抜け領域が大きい場合、あるいは凸部に対する凹部の画像濃度低下が目立つ場合を、ランク2と評価した。また、凹部が全体的に白く、全体的に溝の状態がはっきりと認識できる場合をランク1と評価した。なお、凹部転写性の許容範囲はランク4以上である。
この評価にも上記用紙Aを用いた。二次転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppによっては、二次転写ニップ内において用紙Aの表面凹部と中間転写ベルト31の表面との間の微小ギャップで放電が発生し、画像上に白点(白抜け)を出現させることがある。放電に起因する白点の出現性については、放電に起因するものと考えられる白点が画像上に確認できない状態をランク5と評価した。また、画像上に白点が僅かながら確認できるものの、確認できた数が少なく且つ白点の大きさも小さいことから、ユーザーに提供する画質として問題ないレベルをランク4と評価した。また、ランク4に比べて白点の数が多く、白点の存在が問題あるほど目立つ状態をランク3と評価した。また、ランク3に比べてさらに白点の数が多い場合をランク2と評価した。また、白点が画像全体に分布しており、ランク2よりも更に悪い状態をランク1と評価した。なお、放電に起因する白点は点状に発生するので、凹部転写性の悪化により濃度が低下した凹部とは区別できる。また、白点出現性の許容範囲はランク4以上である。
fmax = 2×106×Vpp−0.8675 ・・・(2)
この評価では、転写ニップ幅を3[mm]、ピークツウピーク電圧Vppを6[kV]に設定して、二次転写バイアスのオフセット電圧Voffを−1[kV]に固定した。また、濃淡パターンの評価は、目視により画像評価を行い、濃淡パターンが確認されない場合を「○」と評価し、濃淡パターンが確認された場合を「×」と評価した。なお、「転写ニップ幅」とは、記録紙を進入させていない状態における、中間転写ベルト31と二次転写ローラ36との直接当接による二次転写ニップの中間転写ベルト表面移動方向の長さを意味する。
f > (4/d)×v ・・・(1)
このグラフは、凹凸に富んだ2種類の用紙A、Bを、二次転写対向ローラ33に巻き付いた中間転写ベルト31と二次転写ローラ36との間に挟んで固定した状態で、二次転写バイアス(ピークツウピーク電圧Vpp=8[kV]、オフセット電圧Voff=−1[kV])の周波数を変化させて交番電界を一定回数作用させたときの、凹部転写性を評価した結果である。なお、用紙Bは、レザック紙260[kg](厚みが約320[μm]、凹凸差が最大で約160[μm]である用紙)である。図7に示すように、用紙の種類に関わらず、周期回数が増加するほど凹部転写性が向上し、周期回数が4回以上であれば凹部の転写性が良好になることがわかる。
図8に示すように、二次転写ローラ36のローラ層の硬度を低いほど、転写ニップ幅を長くすることができる。ここで、二次転写ローラ36のJIS−A硬度は、二次転写ローラ36の全体を測定器にセットしてJIS−A硬度を測定したものである。
また、二次転写バイアスとして交流転写バイアスを用いる場合、一般に、強い電気的なハザードを受けて二次転写ローラ36のローラ層にクラックが発生しやすい。本実施形態のように二次転写ローラ36のローラ層の硬度が低い場合には、耐クラック性が向上するので、クラックが発生しにくいというメリットがある。
次に、本発明者らが実際に行った比較実験(以下「比較実験例1」という。)について説明する。
本発明者らは、上述した実施形態におけるプリンタと同様の構成をもったプリント試験機を用意し、このプリント試験機を用いて種々のプリントテストを実施した。
二次転写バイアスには、直流成分を定電流制御し、交流成分を定電圧制御したものを用い、プロセス線速は352[mm/s]に設定した。この比較実験例1では、用紙Aにフルカラー画像を連続出力して画像評価を行う。評価項目は、凹部転写性(凹部濃度再現性)、凸部の濃度再現性、放電による白点出現性、ショックジターによる異常画像の有無である。
凸部の濃度再現性については、凸部において十分な画像濃度が得られている場合をランク5と評価した。また、ランク5に比べてやや画像濃度が低いが、問題のない画像濃度が得られている場合を、ランク4と評価した。また、ランク4に比べてさらに画像濃度が低く、ユーザーに提供する画質としては問題となるレベルをランク3と評価した。また、ランク3に比べてさらに画像濃度が低い場合をランク2と評価した。また、凸部が全体的に画像濃度が低く、白っぽい場合をランク1と評価した。ユーザーに提供できる画質の許容レベルとしては、ランク4以上である。
また、ショックジターの評価は、目視で確認し、ショックジターによる異常画像が確認されなかった場合を「○」とし、異常画像が確認された場合を「×」と評価した。
また、実施例2は、二次転写バイアスには上記比較例1と同じものを用いるが、二次転写ローラとして、JIS−A硬度が50であるものを用いたものである。
また、実施例3は、上記実施例2における二次転写ローラと二次転写対向ローラとの間でローラ硬度を入れ替えたものである。
実施例1における転写ニップ幅は約2.3[mm]であり、実施例2及び実施例3における転写ニップ幅は約2.7[mm]である。
図9に示すように、比較例1では、二次転写バイアスの周波数fに対して転写ニップ幅dが不足し、上記式(1)を満たさない。そのため、凹部転写性の評価が低く、また凸部の転写性も悪い結果、凸部の濃度再現性の評価も低い。更には、ショックジターも発生している。これに対し、実施例1及び実施例2では、二次転写ローラ36の硬度が低いので、長い転写ニップ幅が確保でき、上記式(1)を満たすことができている。そのため、凹部転写性及び凸部の濃度再現性について許容範囲以上の評価が得られている。また、ショックジターの発生も抑制できている。また、実施例3のように二次転写対向ローラ33側の硬度を低くしても、同様の効果が得られることが確認された。
次に、本発明者らが実際に行った別の比較実験(以下「比較実験例2」という。)について説明する。
この比較実験例2では、凹凸に富んだ用紙Aと凹凸の少ない用紙Cを用いて、それぞれに画像を出力する実験を行った。用紙Cは、マイペーパと呼ばれる坪量70[gsm]の標準紙である。本比較実験例2でも、上記比較実験例1のプリント試験機を用いて、用紙A及び用紙Cにフルカラー画像を連続出力して画像評価を行う。評価項目は、凹部転写性(用紙Aのみ)、凸部(用紙Bについては画像全体)の濃度再現性、放電による白点出現性、ショックジターによる異常画像の有無である。これらの評価項目についての評価方法は、上記比較実験例1の場合と同じである。
図10に示すように、比較例2では、二次転写バイアスとして直流転写バイアスを用いているので、凹凸に富んだ用紙Aについては凹部へのトナー転写が行われず、凹部転写性の評価が低い結果となった。また、比較例2は、二次転写ローラがJIS−A硬度で50である比較的柔らかいものの、転写ニップ圧が高いため、転写ニップに用紙Aが突入するときのショックジターが発生している。なお、用紙Cについてはショックジターが発生していないが、これは、用紙Cが用紙Aと比べて薄くてコシの弱いものであり、高い転写ニップに用紙Cが突入しても、ショックジターを発生させるほどの衝撃が発生しないためであると考えられる。
次に、本実施形態の一変形例(以下「変形例1」という。)について説明する。
図11は、本変形例1におけるプリンタを示す概略構成図である。
本変形例1におけるプリンタは、上述した実施形態における二次転写ローラ36に代えて、二次転写ベルト136を採用している。この二次転写ベルト136は、二次転写ローラ136Aと、2つの張架ローラ136B,136Cとに張架された状態で配設されている。この構成においても、二次転写ローラ136Aの硬度を、上述した実施形態における二次転写ローラ36の場合と同様に低く設定することで、同様の効果を得ることができる。
次に、本実施形態の他の変形例(以下「変形例2」という。)について説明する。
図12は、転写ニップ圧が高い高加圧状態における本変形例2の二次転写部を示す概略構成図である。
図13は、転写ニップ圧が低い低加圧状態における本変形例2の二次転写部を示す概略構成図である。
本変形例2においては、二次転写ローラ36の回転軸36aを支持する支持ユニット61が回動軸61aを中心に回動自在に設けられている。この支持ユニット61は、二次転写ローラ36を中間転写ベルト31に押し付ける向き(押し上げる向き)に回動軸61aを中心に回動するように、付勢手段としての圧縮スプリング66によって付勢されている。
(態様A)
表面移動する中間転写ベルト31等の像担持体と該像担持体の表面に当接配置される二次転写ローラ36等の転写部材との間の転写ニップに、直流成分と交流成分とを含む交流転写バイアスを印加する二次転写電源39等の転写バイアス印加手段を有し、該転写ニップを通過する記録紙P等の記録シートに対し、該像担持体の表面に担持されるトナー像を該交流転写バイアスの作用によって転写する画像形成装置において、上記転写部材のJIS−A硬度が60以下であることを特徴とする。
これによれば、交流転写バイアスを用いて像担持体から記録シートにトナー転写を行う場合に、転写部材における圧縮変形層が像担持体との当接によって圧縮変形しやすく、長い転写ニップ幅dを確保することができる。その結果、像担持体の表面移動速度(プロセス線速v)が速い場合であっても、凹凸に富んだ記録シートに対しては凹部転写性が高まり、表面凹凸にならった濃淡パターンの発生が抑制される。また凹凸の少ない記録シートに対しては、像担持体の表面移動速度(プロセス線速v)が速い場合であっても、高い転写率が得られ、高い画像濃度再現性が得られる。
表面移動する中間転写ベルト31等のベルト状の像担持体と該像担持体を支持する二次転写対向ローラ33等の支持部材に該像担持体を介して対向配置される転写部材との間の転写ニップに、直流成分と交流成分とを含む交流転写バイアスを印加する二次転写電源39等の転写バイアス印加手段を有し、該転写ニップを通過する記録紙P等の記録シートに対し、該像担持体の表面に担持されるトナー像を該交流転写バイアスの作用によって転写する画像形成装置において、上記支持部材のJIS−A硬度が60以下であることを特徴とする。
これによれば、交流転写バイアスを用いて像担持体から記録シートにトナー転写を行う場合に、像担持体における圧縮変形層が転写部材との当接によって圧縮変形しやすく、長い転写ニップ幅dを確保することができる。その結果、像担持体の表面移動速度(プロセス線速v)が速い場合であっても、凹凸に富んだ記録シートに対しては凹部転写性が高まり、表面凹凸にならった濃淡パターンの発生が抑制される。また凹凸の少ない記録シートに対しては、像担持体の表面移動速度(プロセス線速v)が速い場合であっても、高い転写率が得られ、高い画像濃度再現性が得られる。
上記態様A又はBにおいて、上記JIS−A硬度が15以上であることを特徴とする。
これによれば、転写部材や像担持体における圧縮変形層の硬度を下げ過ぎることにより当該層の電気抵抗管理が厳しくなったり転写ニップ通過後の用紙分離性が悪化したりするといった弊害を少なくできる。
上記態様Cにおいて、上記JIS−A硬度が20以上であることを特徴とする。
これによれば、転写部材や像担持体における圧縮変形層の硬度を下げ過ぎることにより当該層の電気抵抗管理が厳しくなったり転写ニップ通過後の用紙分離性が悪化したりするといった弊害を、より少なくすることができる。
上記態様A〜Dのいずれかの態様において、上記交流転写バイアスの周波数f[Hz]と、上記転写ニップの像担持体表面移動方向長さd[mm]と、上記像担持体の表面移動速度v[mm/s]との関係が、下記の式(1)を満たすことを特徴とする。
f > (4/d)×v ・・・(1)
これによれば、凹凸に富んだ記録シートに対しては凹部転写性が高まり、表面凹凸にならった濃淡パターンの発生を抑制できる。また凹凸の少ない記録シートに対しては高い転写率が得られ、高い画像濃度再現性を得ることができる。
上記態様Eにおいて、上記交流転写バイアスの周波数fは、上記転写ニップ内又はその近傍で白点等の画像白抜けを生じさせる放電が発生しない範囲で該交流転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppを設定したときに目標の転写率が達成される周波数範囲に設定されていることを特徴とする。
これによれば、凹凸に富んだ記録シートに対しては、白点等の画像白抜けが抑制され、かつ、表面凹凸にならった濃淡パターンの発生が抑制された画像を形成することができる。また、凹凸の少ない記録シートに対しても、白点等の画像白抜けが抑制され、かつ、高い画像濃度再現性を得られた画像を形成することができる。
上記態様A〜Fのいずれかの態様において、上記像担持体と上記転写部材との間の当接圧力を切り替える当接圧力切替手段を有することを特徴とする。
これによれば、転写ニップ圧を変更したり、転写ニップ幅を変更したりすることが可能となり、上述した変形例2で説明したような種々の制御を実現することが可能となる。
上記態様Gにおいて、上記転写バイアス印加手段は、上記転写ニップに対し、上記交流転写バイアスを印加する交流動作モードと、交流成分を含まない直流成分のみからなる直流転写バイアスを印加する直流動作モードとを備えており、上記当接圧力切替手段は、上記転写バイアス印加手段が上記交流動作モードで動作するときには、上記直流動作モードで動作するときよりも上記当接圧力が低くなるように、該当接圧力を切り替えることを特徴とする。
これによれば、交流動作モード時に、直流動作モード時よりも転写ニップ圧を低くして、目標の転写率を維持しつつ、ショックジター等の不具合を抑制することができる。
2 感光体
31 中間転写ベルト
33 二次転写対向ローラ
35 一次転写ローラ
36 二次転写ローラ
61 支持ユニット
62,63 偏心カム
64,65 空転コロ
66 圧縮スプリング
136 二次転写ベルト
136A 二次転写ローラ
Claims (6)
- 表面移動する像担持体と該像担持体の表面に当接配置される転写部材との間の転写ニップに、直流成分と交流成分とを含む交流転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段を有し、該転写ニップを通過する記録シートに対し、該像担持体の表面に担持されるトナー像を該交流転写バイアスの作用によって転写する画像形成装置において、
上記転写部材のJIS−A硬度が60以下であり、
上記像担持体と上記転写部材との間の当接圧力を切り替える当接圧力切替手段を有し、
上記転写バイアス印加手段は、上記転写ニップに対し、上記交流転写バイアスを印加する交流動作モードと、交流成分を含まない直流成分のみからなる直流転写バイアスを印加する直流動作モードとを備えており、
上記当接圧力切替手段は、上記転写バイアス印加手段が上記交流動作モードで動作するときには、上記直流動作モードで動作するときよりも上記当接圧力が低くなるように、該当接圧力を切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 表面移動するベルト状の像担持体と該像担持体を支持する支持部材に該像担持体を介して対向配置される転写部材との間の転写ニップに、直流成分と交流成分とを含む交流転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段を有し、該転写ニップを通過する記録シートに対し、該像担持体の表面に担持されるトナー像を該交流転写バイアスの作用によって転写する画像形成装置において、
上記支持部材のJIS−A硬度が60以下であり、
上記像担持体と上記転写部材との間の当接圧力を切り替える当接圧力切替手段を有し、
上記転写バイアス印加手段は、上記転写ニップに対し、上記交流転写バイアスを印加する交流動作モードと、交流成分を含まない直流成分のみからなる直流転写バイアスを印加する直流動作モードとを備えており、
上記当接圧力切替手段は、上記転写バイアス印加手段が上記交流動作モードで動作するときには、上記直流動作モードで動作するときよりも上記当接圧力が低くなるように、該当接圧力を切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
上記JIS−A硬度が15以上であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記JIS−A硬度が20以上であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
上記交流転写バイアスの周波数f[Hz]と、上記転写ニップの像担持体表面移動方向長さd[mm]と、上記像担持体の表面移動速度v[mm/s]との関係が、下記の式(1)を満たすことを特徴とする画像形成装置。
f > (4/d)×v ・・・(1) - 請求項5の画像形成装置において、
上記交流転写バイアスの周波数fは、上記転写ニップ内又はその近傍で画像白抜けを生じさせる放電が発生しない範囲で該交流転写バイアスのピークツウピーク電圧を設定したときに目標の転写率が達成される周波数範囲に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015725A JP6086308B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015725A JP6086308B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014145988A JP2014145988A (ja) | 2014-08-14 |
JP6086308B2 true JP6086308B2 (ja) | 2017-03-01 |
Family
ID=51426269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013015725A Active JP6086308B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6086308B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8609180B2 (en) * | 2007-12-10 | 2013-12-17 | Bayer Healthcare Llc | Method of depositing reagent material in a test sensor |
JP6446978B2 (ja) * | 2014-10-09 | 2019-01-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP6435916B2 (ja) * | 2015-02-24 | 2018-12-12 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6061018B1 (ja) | 2015-12-18 | 2017-01-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 転写装置、画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006163216A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP5522538B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2014-06-18 | 株式会社リコー | 転写装置、画像形成装置、転写方法、及び画像形成方法 |
JP5678841B2 (ja) * | 2011-06-02 | 2015-03-04 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2013
- 2013-01-30 JP JP2013015725A patent/JP6086308B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014145988A (ja) | 2014-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6189577B2 (ja) | 転写装置、画像形成装置、及び転写方法 | |
JP6102490B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5721005B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6209312B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP6106974B2 (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP6476739B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6222542B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5936109B2 (ja) | 転写装置及びこれを用いる画像形成装置 | |
JP6012929B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014170116A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6086308B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6278270B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6213813B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6350905B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6127742B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6143177B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6435845B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5885092B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6136600B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6172591B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6331261B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5637443B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6468496B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6233462B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP6728636B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6086308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |