JP6086228B2 - 水栓装置 - Google Patents

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本発明は、トイレルームや手洗い場、キッチンなどに設置される水栓装置に関する。
従来、トイレルームや手洗い場、キッチンなどに設置される水栓装置において、水栓の取付面となるカウンターに設けられた水栓取付孔からカウンター下面への漏水を防止するために、水栓とカウンター間に水栓取付孔を囲う形状のパッキンが挿入される水栓装置が知られている。特許文献1には、1個のパッキンを利用して水栓をカウンターに固定することできる技術が開示されている。
特開平10−68151号公報
水栓装置が設置されるカウンターの水栓取付孔の孔径については、一般的にφ35及びφ28の2種類が存在する。しかしながら、例えば特許文献1に開示された技術では、孔径がφ35かφ28に関らず、1つのパッキンを共用しようとすると、孔径φ35の水栓取付孔の場合、水栓取付孔とに対しパッキンが片寄り、カウンターと水栓との間のシールができなくなる可能性がある。
そのため、パッキンが水栓取付孔に対して片寄る事ことがないようにガイドとなる部品を追加するかパッキンにガイドを設けることが考えられる。しかしながら、孔径φ35の穴に対応させるためにガイドを設けると、孔径φ28の場合にそのガイドが入らなくなるため、それぞれの孔径に対応したガイドを設けた2種類のパッキンが必要であった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、1つのパッキンで孔径の異なる水栓取付孔に対応可能な水栓装置を提供することを目的とする。
本発明に係る水栓装置は、給水管を通じて供給された水を吐水する水栓と、前記給水管を通す給水孔が形成された平板状のパッキンと、を有し、前記水栓が設置される水栓取付孔が形成された水栓設置面と前記水栓との間に前記パッキンを介在させて設置される水栓装置において、前記パッキンの第1面には、第1孔径を有する第1水栓取付孔に前記水栓を設置する際に、前記第1水栓取付孔に挿入される第1突起部が形成され、前記第1面の裏側の第2面には、前記第1孔径よりも小さい第2孔径を有する第2水栓取付孔に前記水栓を設置する際に、前記第2水栓取付孔に挿入される第2突起部が形成されていることを特徴とする。このようにパッキンの第1面には、第1孔径を有する第1水栓取付孔に水栓を設置する際に、第1水栓取付孔に挿入される第1突起部が形成され、第1面の裏側の第2面には、第1孔径よりも小さい第2孔径を有する第2水栓取付孔に水栓を設置する際に、第2水栓取付孔に挿入される第2突起部が形成されているので、第1、2突起部がそれぞれ径の異なる水栓取付孔に対するガイドとしての機能を有する。そのため、パッキンの表裏を使い分けることで、1つのパッキンで径の異なる2つの水栓取付孔に対応することができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記第1突起部は、筒形状を有することを特徴とする。このように、第1突起部が第1水栓取付孔の形状に対応する筒形状を有しているので、水栓設置面と平行な方向に対するパッキンの位置決めを行うことができる。そのため、第1水栓取付孔に対し、パッキンが片寄ったまま固定されることを防止することができる。よって、シール性の低下を防ぐことができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記第1突起部が有する筒形状より内側に、前記水栓を前記水栓設置面に設置するためのネジが挿通される挿通孔が貫通して形成された挿通孔形成部と、前記給水孔と、が形成されていることを特徴とする。このように、第1突起部が有する筒形状より内側に、水栓を水栓設置面に設置するためのネジが挿通される挿通孔が貫通して形成された挿通孔形成部と、給水孔とが形成されているので、挿通孔にネジを挿通させ、周方向に対するパッキンの位置決めを行うことができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記第2突起部は、前記挿通孔形成部の前記第2面側に形成されていることを特徴とする。このように、第2突起部は、挿通孔形成部の第2面側に形成されているので、第2水栓取付孔に対し、第2突起部によって給水孔が塞がれることなく、給水管が通る空間を確保することができる。そのため、施工不良を防止することができる。よって、施工不良によるシール性の低下を防ぐごとができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記第2突起部の外周側の側面のうち少なくとも一部の面は、円弧状であることを特徴とする。このように、第2突起部の外周側の側面のうち少なくとも一部の面は、第2水栓取付孔の一般的な形状である円形状に対応した円弧状であるので、第2水栓取付孔に対し、給水管が通る空間を確保することができる。また、施工する際には、第2水栓取付孔に第2突起部を挿入した後、第2水栓取付孔の内側の面に第2突起部の外周側の側面を当てることで、水平方向に対する位置決めを行うことができる。そのため、パッキンが片寄ったまま固定されることを防止することができる。よって、シール性の低下を防ぐごとができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記水栓において、前記水栓取付孔側の端部に、前記第1突起部および前記第2突起部が挿入される凹部が形成され、前記凹部には、前記水栓を前記水栓設置面に固定するためのネジ孔と、前記給水管を通す水栓給水孔が形成され、前記第1面および前記第2面の前記挿通孔形成部の鉛直方向における高さは、前記凹部の鉛直方向における高さと等しく、前記第1突起部および前記第2突起部の鉛直方向における高さは、前記凹部の鉛直方向における高さ以下であることを特徴とする。このように、第1面および第2面の挿通孔形成部の鉛直方向における高さは、凹部の鉛直方向における高さと等しく、第1突起部および第2突起部の鉛直方向における高さは、凹部の鉛直方向における高さ以下である。これにより、第1突起部および第2突起部がそれぞれ凹部に挿入されると、挿通孔形成部の第1面および第2面が凹部に接触する。そのため、ネジ孔および挿入孔を介して水栓を設置面に固定する際に、パッキンが凹部へ落ち込んでしまうことによるシール性の低下を防止することができる。
また、本発明に係る水栓装置においては、好ましくは、前記水栓は、水栓本体と、前記水栓本体の下部に嵌合される台座部を備え、前記パッキンは、前記第1突起部及び前記第2突起部より外側であって、前記水栓本体と前記台座部との嵌合部に対応した位置に肉厚部を有し、前記肉厚部は、前記第1突起部および前記第2突起部より外側、かつ、前記水栓本体と前記台座部との嵌合部に対応した位置よりも内側の厚さ、よりも厚いことを特徴とする。このように、パッキンは、第1突起部及び第2突起部より外側であって、水栓本体と台座部との嵌合部に対応した位置に肉厚部を有し、肉厚部は、第1突起部および第2突起部より外側、かつ、水栓本体と台座部との嵌合部に対応した位置よりも内側の厚さ、よりも厚い。これにより、水栓-設置面間のシール性を確保することができることに加えて、水栓本体-台座間のシール性も同時に確保することができる。
本発明によれば、1つのパッキンで孔径の異なる水栓取付孔に対応することができる。
第1孔径を有する水栓取付孔に本発明の一実施形態に係る水栓装置を設置した場合の断面図である。 第2孔径を有する水栓取付孔に本発明の一実施形態に係る水栓装置を設置した場合の断面図である。 本発明の一実施形態に係るパッキンの第1面を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るパッキンの第2面を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る台座部の表面を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る台座部の裏面を示す斜視図である
図1は、第1孔径を有する水栓取付孔に本発明の一実施形態に係る水栓装置を設置した場合の断面図である。図2は、第2孔径を有する水栓取付孔に本発明の一実施形態に係る水栓装置を設置した場合の断面図である。
図1に示すように、カウンター1に第1孔径として孔径φ35mmの第1水栓取付孔2が設けられ、この第1水栓取付孔2に水栓100が固定されている。この水栓100は、カウンター1の上側の面(以下、水栓設置面1aとよぶ)に設置されるものである。
図2に示すように、カウンター1に第2孔径として孔径φ28mmの第2水栓取付孔3が設けられ、この第2水栓取付孔3に水栓100が固定されている。上述したように、この水栓100は、カウンター1の水栓設置面1aに設置されるものである。
図1および図2に示す水栓100は、水栓本体101と、水栓本体101の下部に嵌合される台座部102とを備えている。また、水栓本体101の先端には、湯水を吐水するための吐水口11が設けられている。
なお、水栓100は、パッキン20、U型座金50、長ネジ51、ナット52を用いてカウンター1に設置されている。
図3および図4を用いて、パッキン20の構造について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るパッキン20の第1面を示す斜視図である。また、図4は、本発明の一実施形態に係るパッキン20の第2面を示す斜視図である。
図3および図4に示すように、パッキン20は、円環状かつ平板状のパッキン本体201を有する。なお、片方の面を第1面210、その裏面を第2面220とよぶ。
第1面210および第2面220ともに共通して、挿通孔30と、挿通孔形成部212、222と、給水孔32と、が形成されている。また、第1面210には、第1突起部211と、肉厚部215と、が形成されている。第2面220には、第2突起部221と、肉厚部225と、が形成されている。
図3に示すように、パッキン本体201の第1面210内周縁には、第1水栓取付孔2に水栓100を設置する際に、第1水栓取付孔2に挿入される第1突起部211が形成されている。第1突起部211は、第1水栓取付孔2に嵌合するような筒形状を有している。すなわち、第1突起部211は、第1水栓取付孔2の一般的な形状である円形状に対応する円筒形状を有している。そのため、水栓設置面1aと平行な方向に対し、パッキン20の位置決めを行うことができる。よって、第1水栓取付孔2に対し、パッキン20が片寄ったまま固定され、シール性が低下することを防止することができる。
第1突起部211の外周における径は、ほぼ第1孔径とほぼ等しくなるように形成されている。なお、第1水栓取付孔2が四角形状である場合には、第1突起部211は、第1水栓取付孔2に嵌合するように角筒形状を有していることが好ましい。
また、パッキン本体201の第1面210における水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置には、肉厚部215が形成されている。肉厚部215の厚さは、第1突起部211より外側、かつ、水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置よりも内側の厚さ、即ち、パッキン本体201の厚さよりも厚く形成されている。本実施形態では、水栓100を水栓設置面1aに設置する際に、水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置がパッキン本体201の外周縁となるため、肉厚部215はパッキン本体201の外周縁に形成されている。この肉厚部215により、水栓本体101と台座部102との間のシール性を確保することができる。よって、パッキン20により、水栓100と水栓設置面1aとの間のシール性を確保することができることに加えて、水栓本体101と台座部102との間のシール性を確保することができる。
また、第1面210には、第1突起部211が有する円筒形状より内側に、水栓100を水栓設置面1aに設置するための長ネジ51が挿通される挿通孔30が貫通して形成された挿通孔形成部212と、給水管を通すための給水孔32が形成されている。そのため、挿通孔30に長ネジ51を挿通させ、周方向に対するパッキン20の位置決めを行うことができる。
図4に示すように、パッキン本体201の第2面220には、第2水栓取付孔3に水栓100を設置する際に、第2水栓取付孔3に挿入される第2突起部221が形成されている。第2突起部221は、第2面220側の挿通孔形成部222の外周面として形成されている。挿通孔形成部222は、上述したように、水栓100を水栓設置面1aに設置するための長ネジ51が挿通される挿通孔30が貫通して形成されたものである。そのため、第2水栓取付孔3に対し、第2突起部221によって給水孔32が塞がれることなく、給水管が通る空間を確保することができる。よって、施工不良を防止することができ、施工不良によるシール性の低下を防ぐごとができる。
また、第2突起部221の外周側の側面のうち少なくとも一部の面は、第2水栓取付孔3の一般的な形状である円形状に対応した円弧状である。本実施例では、第2突起部221は、給水孔32側となる内側面が第1面210に形成された挿通孔形成部212と同一の形状であるが、外側面は第1面210に形成された挿通孔形成部212から一部を切り欠いた形状を有している。なお、この切り欠いた面が円弧状となっている。そのため給水孔32の面積は確保されているため、第2水栓取付孔3に取り付けた際に、給水管が通る空間を確保することができる。また、施工する(水栓100を水栓設置面1aに設置する)際には、第2水栓取付孔3に第2突起部221を挿入した後、第2水栓取付孔3の内側の面に第2突起部221の外周側の側面を当てることで、水平方向に対する位置決めを行うことができる。よって、パッキン20が片寄ったまま固定されることを防止することができ、シール性の低下を防ぐごとができる。
また、パッキン本体201の第2面220における水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置には、肉厚部225が形成されている。肉厚部225の厚さは、第2突起部221より外側、かつ、水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置よりも内側の厚さ、即ち、パッキン本体201の厚さよりもよりも厚く形成されている。本実施例では、水栓100を水栓設置面1aに設置する際に、水栓本体101と台座部102との嵌合部103に対応した位置がパッキン本体201の外周縁となるため、肉厚部225はパッキン本体201の外周縁に形成されている。この肉厚部225により、水栓本体101と台座部102との間のシール性を確保することができる。よって、パッキン20により、水栓100と水栓設置面1aとの間のシール性を確保することができることに加えて、水栓本体101と台座部102との間のシール性を確保することができる。
図5および図6を用いて、台座部102の構造について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る台座部102の表面を示す斜視図である。また、図6は、本発明の一実施形態に係る台座部102の裏面を示す斜視図である。なお、図5に示す台座部102の表面とは、図1および図2に示す水栓本体101へ嵌め込まれた状態において、水栓本体101内部に隠れる上面側となる面であり、台座部102の裏面とは、水栓本体101へ嵌め込まれた状態において、水栓本体101から露出する、カウンター1の水栓設置面1a側となる面である。
図5および図6に示すように、台座部102は水栓本体101の下部に嵌め込まれる円筒状の本体の内側に長ネジ51が挿通されるネジ孔41が形成されており、残りの空間は給水管を通すための水栓給水孔42となっている。そして、台座部102の裏面側には、前述したパッキン20に設けられた第1突起部211および第2突起部221が挿入される凹部40が形成されている。なお、台座部102は樹脂製である。
次に、図1を用いて第1孔径を有する第1水栓取付孔2が形成された水栓設置面1aに水栓100を設置する場合を説明する。
図1に示すように、台座部102のネジ孔41に長ネジ51を挿入し、水栓本体101に設けられたネジ受け部(図示なし)にその長ネジ51をねじ込むことにより、水栓本体101と台座部102とが接続される。その後、パッキン20の挿入孔30に長ネジ51を挿入し、この長ネジ51にナット52を締めることにより、U型座金50がカウンター1の水栓設置面1aに固定される。このようにして、水栓100がカウンター1の水栓設置面1aに設置される。
パッキン20は、水栓100と水栓設置面1aとの間に介在される。第1水栓取付孔2には、パッキン本体201の第1面210に形成された第1突起部211が挿入される。一方、パッキン本体201の第2面220に形成された第2突起部221は、台座部102の凹部40に挿入される。
ここで、第2突起部221の鉛直方向における高さは、凹部40の鉛直方向における高さと等しく、第2面220の挿通孔形成部222の鉛直方向における高さは、凹部40の鉛直方向における高さと等しい。そのため、第2突起部221が凹部40に挿入されると、第2面220の挿通孔形成部222の端面が凹部40に接触する。よって、水栓100を水栓設置面1aに設置する際に、ナット52の締めすぎによりパッキン20が凹部40へ落ち込んでしまうことによるシール性の低下を防止することができる。
また、図2を用いて第2孔径を有する第2水栓取付孔3が形成された水栓設置面1aに水栓100を設置する場合を説明する。
第1孔径を有する第1水栓取付孔2が形成された水栓設置面1aに水栓100を設置する場合と同様に、図2に示すように、台座部102のネジ孔41に長ネジ51を挿入し、水栓本体101に設けられたネジ受け部(図示なし)にその長ネジ51をねじ込むことにより、水栓本体101と台座部102とが接続される。その後、パッキン20の挿入孔30に長ネジ51を挿入し、この長ネジ51にナット52を締めることにより、U型座金50がカウンター1の水栓設置面1aに固定される。このようにして、水栓100がカウンター1の水栓設置面1aに設置される。
パッキン20は、水栓100と水栓設置面1aとの間に介在される。第2水栓取付孔3には、パッキン本体201の第2面220に形成された第2突起部221が挿入される。一方、パッキン本体201の第1面210に形成された第1突起部211は、台座部102の凹部40に挿入される。
ここで、第1突起部211の鉛直方向における高さは、凹部40の鉛直方向における高さと等しく、第1面210の挿通孔形成部212の鉛直方向における高さは、凹部40の鉛直方向における高さと等しい。そのため、第1突起部211が凹部40に挿入されると、第1面210の挿通孔形成部212の上面が凹部40に接触する。よって、水栓100を水栓設置面1aに設置する際に、ナット52の締めすぎによりパッキン20が凹部40へ落ち込んでしまうことによるシール性の低下を防止することができる。
このように、第1突起部211および第2突起部221がそれぞれ径の異なる水栓取付孔2、3に対するガイドとしての機能を有する。そのため、パッキン20の表裏を使い分けることで、1つのパッキンで径の異なる2つの水栓取付孔に対応することができる。
なお、第2突起部221と第2面220に形成された挿通孔形成部222とを個別に形成してもよい。また、水栓本体101と台座部102とを一体に形成してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 カウンター
1a 水栓設置面
2 第1水栓取付孔
3 第2水栓取付孔
100 水栓
101 水栓本体
20 パッキン
201 パッキン本体
210 第1面
211 第1突起部
212 挿入孔形成部
215 肉厚部
220 第2面
221 第2突起部
222 挿入孔形成部
225 肉厚部
30 挿入孔
32 給水孔
40 凹部
41 ネジ孔
42 水栓給水孔
50 U型座金
51 長ネジ
52 ナット

Claims (7)

  1. 給水管を通じて供給された水を吐水する水栓と、前記給水管を通す給水孔が形成された平板状のパッキンと、を有し、前記水栓が設置される水栓取付孔が形成された水栓設置面と前記水栓との間に前記パッキンを介在させて設置される水栓装置において、
    前記パッキンの第1面には、第1孔径を有する第1水栓取付孔に前記水栓を設置する際に、前記第1水栓取付孔に挿入される第1突起部が形成され、
    前記第1面の裏側の第2面には、前記第1孔径よりも小さい第2孔径を有する第2水栓取付孔に前記水栓を設置する際に、前記第2水栓取付孔に挿入される第2突起部が形成されていることを特徴とする水栓装置。
  2. 前記第1突起部は、筒形状を有することを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記第1突起部が有する筒形状より内側に、前記水栓を前記水栓設置面に設置するためのネジが挿通される挿通孔が貫通して形成された挿通孔形成部と、前記給水孔と、が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の水栓装置。
  4. 前記第2突起部は、前記挿通孔形成部の前記第2面側に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の水栓装置。
  5. 前記第2突起部の外周側の側面のうち少なくとも一部の面は、円弧状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の水栓装置。
  6. 前記水栓において、前記水栓取付孔側の端部に、前記第1突起部および前記第2突起部
    が挿入される凹部が形成され、
    前記凹部には、前記水栓を前記水栓設置面に固定するためのネジ孔と、前記給水管を通
    す水栓給水孔が形成され、
    前記第1面および前記第2面の前記挿通孔形成部の鉛直方向における高さは、前記凹部
    の鉛直方向における高さと等しく、
    前記第1突起部および前記第2突起部の鉛直方向における高さは、前記凹部の鉛直方向
    における高さ以下であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の水栓装置。

  7. 前記水栓は、水栓本体と、前記水栓本体の下部に嵌合される台座部を備え、
    前記パッキンは、前記第1突起部及び前記第2突起部より外側であって、前記水栓本体と前記台座部との嵌合部に対応した位置に肉厚部を有し、
    前記肉厚部は、前記第1突起部および前記第2突起部より外側、かつ、前記水栓本体と前記台座部との嵌合部に対応した位置よりも内側の厚さ、よりも厚いことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の水栓装置。
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