JP6140629B2 - 便器排水接続具 - Google Patents

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Description

本発明は便器排水接続具に関するものである。
特許文献1の図10に従来の便器排水接続具が開示されている。この便器排水接続具は、ソケット部、横引き管部、及び排水接続部を備えている。この便器排水接続具は、トイレルームをリフォームする際、トイレルームの床面で上下方向に開口した排水管の流入口の位置を変更することなく、便器本体の設置位置を変更することができる。
この便器排水接続具のソケット部は、第1流入口、第1流出口、及び第1連通路を有している。第1流入口は便器本体の排出口に接続される。ソケット部は第1流出口の開口方向を水平面上の所定角度の範囲内で回転して排水接続部に向けて床面に取り付けられる。第1連通路は第1流入口と第1流出口とを連通している。排水接続部は、第2流入口、第2流出口、及び第2連通路を有している。排水接続部は、第2連通路の両側において、第2流出口と同心円状に延びており、第2流出口の中心を対称にして設けられた一対の円弧状のスリット開口部を有している。これら各スリット開口部は床面から立ち上がったねじ部材が挿通する。排水接続部は、第2流入口を第1流出口に向け、かつ第2流出口を床フランジ部材の開口部に向けて、各スリット開口部に挿通したねじ部材にナットを締め付けて床面に取り付けられる。横引き管部はソケット部の第1流出口と排水接続部の第2流入口とを連通している。
この便器排水接続具は、排水接続部に一対の円弧状のスリット開口部を有しているため、円弧状の各スリット開口部の夫々にねじ部材を挿通させることができる範囲で、排水接続部を水平面上で回転させて床面に取り付けることができる。つまり、排水接続部を水平面上で回転させることによって、横引き管が排水接続部から延びる方向を変更し、ソケット部の床面への取付位置を変更することができる。このように、この便器排水接続具は便器本体の設置位置を変更することができる。
特許3460656号公報
しかし、特許文献1の便器排水接続具は、排水接続部を水平面上で回転させることができる範囲が円弧状の各スリット開口部の夫々にねじ部材を挿通することができる範囲に限られる。つまり、ソケット部の床面への取付範囲が限られるため、変更することができる便器本体の取付位置が限られる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、便器本体の取付位置を広い範囲で変更することができる便器排水接続具を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の便器排水接続具は、
トイレルームの床面に既設されており、前記床面で上下方向に開口した排水管の流入口に接続した開口部と、
下方から挿通したねじ部材の頭部を係止して立設させることができ、前記開口部と同心円上であって、この開口部の中心を対称にした位置に貫設された一対の係止孔と
を有した床フランジ部材を利用して取り付けることができ、
便器本体の排出口と前記排水管の流入口とを連通する便器排水接続具であって、
前記床面に取り付けた状態で、前記便器本体の前記排出口に接続される第1流入口、横向きに開口する第1流出口、及び前記第1流入口と前記第1流出口とを連通する第1連通路を有したソケット部と、
前記ねじ部材によって前記床フランジ部材に取り付けた取付状態で、横向きに開口し、前記第1流出口に連通する第2流入口、前記床フランジ部材の前記開口部に向けて開口する第2流出口、前記第2流入口と前記第2流出口とを連通する第2連通路、前記第2流出口の周囲であって、前記第2流入口が開口している方向を除いて円弧状に延びて開口しており、前記ねじ部材が挿通するスリット開口部、及び前記第2流入口が開口している方向であって、前記スリット開口部と同一円周上に設けられ、前記床フランジ部材の前記係止孔に係止する係止部を有した排水接続部と、
を備えていることを特徴とする。
この便器排水接続具は、排水接続部が第2流出口の周囲であって、第2流入口が開口している方向を除いて円弧状に延びて開口するスリット開口部と、第2流入口が開口している方向であって、スリット開口部と同一円周上に設けられた係止部を有している。このため、排水接続部は、既設の床フランジ部材から立設された2本のねじ部材をスリット開口部に挿通して床フランジ部材に取り付けたり、係止部を床フランジ部材の係止孔に係止して、床フランジ部材から立設された1本のねじ部材をスリット開口部に挿通して床フランジ部材に取り付けたりすることができる。このように、この排水接続部は、既設の床フランジ部に取り付けることができる回転範囲を広くすることができる。このため、排水接続部から延びる横引き管の方向を広い範囲で変更することができ、ソケット部の床面への取付範囲を広くすることができる。
したがって、本発明の便器排水接続具は便器本体の取付位置を広い範囲で変更することができる。
実施例1及び2の便器排水接続具が便器本体の排出口と排水管の流入口との間に接続された状態を示す斜視図である。 実施例1の排水接続部を示す平面図である。 実施例1の排水接続部と床フランジ部材とを示す斜視図である。 実施例1の排水接続部の係止部を床フランジ部材の係止孔に挿通する状態を示す断面図である。 実施例1の排水接続部における接続状態を示す断面図である。 実施例1の便器接続具を係止部を利用して取り付けた状態を示す底面図である。 実施例1の便器接続具を係止部を利用して取り付けた他の状態を示す底面図である。 実施例1の便器接続具を係止部を利用せずに取り付けた状態を示す底面図である。 実施例1の便器接続具を係止部を利用せずに取り付けた他の状態を示す底面図である。 実施例2の排水接続部を示す斜視図である。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の便器排水接続具の前記係止部は前記排水接続部から分離し得る。この場合、係止部を床フランジ部材の係止孔に係止して、排水接続部を取り付ける場合を除き、係止具を排水接続部から分離することによって、係止部が床フランジ部材に干渉することを防止することができる。
本発明の便器排水接続具の前記係止部は、前記排水接続部の第2流入口が開口している方向であって、前記スリット開口部と同一円周上の任意の箇所に取り付け得る。この場合、係止部の取付位置を変更することによって、係止孔に対して係止部が係止することができる排水接続部の回転範囲を広くすることができる。つまり、既設の床フランジ部材に取り付けることができる排水接続部の回転範囲を広くすることができる。このため、排水接続部から延びる横引き管の方向を広い範囲で変更することができるため、ソケット部の床面への取付範囲を広くすることができる。つまり、この便器排水接続具は便器本体の取付位置を広い範囲で変更することができる。
次に、本発明の便器排水接続具を具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の便器排水接続具は、図1に示すように、便器本体1の便鉢部2の下流側に連通した便器排水路3の下流端に開口した排出口と、トイレルームの床面で上下方向に開口した排水管4の上流端に開口した流入口4Aとを連通する。便器排水接続具は、ソケット部10、排水接続部30、及び横引き管部50を備えている。
ソケット部10は、第1流入口11、第1流出口13、及び第1連通路を有している。第1流入口11は、ソケット部10を床面に固定ねじB1で固定した状態で、上下方向に開口しており、パッキンPが外嵌めされている。パッキンPは、第1流入口11から内側に延びており、中心が円形状に開口している。この開口に便器排水路3の下流端部を挿入することによって、水密状態に第1流入口11と便器排水路3の排出口とを接続することができる。ソケット部10は、床面に固定された状態で、下端部から横方向に延びた接続部15を有している。第1流出口13は接続部15の先端で横方向に開口している。第1連通路は第1流入口11と第1流入口13とを連通している。
排水接続部30は、図1〜図5に示すように、第2流入口31、第2流出口33、及び第2連通路35を有している。第2流入口31は、後述する床フランジ部材70に排水接続部30を取り付けた取付状態で、横向きに開口する。第2流出口33は、排水接続部30の取付状態で、床フランジ部材70の開口部71に向けて開口する。第2連通路35は第2流入口31と第2流出口33とを連通している。
排水接続部30は、第2連通路35を構成する湾曲した管部37と、管部37の下流端(第2流出口33)の周囲から取付状態で横方向に拡がる取付部39とを有している。排水接続部30は取付部39に円弧状に延びて開口するスリット開口部41を有している。このスリット開口部41は、第2流入口31が開口している方向(図2において、左方向)を除いて、第2流出口33の周囲に開口している。また、このスリット開口部41は、取付状態で、床フランジ部材70の後述する円弧状の係止孔73に上下に重なるように開口している。つまり、スリット開口部41と係止孔73とは、取付状態で、同心円上に延びている。
排水接続部30は、第2流入口31が開口している方向の取付部39の外周縁の中央(スリット開口部41の両端の中央に位置する外周縁)から、外方向に突出した係止部43を有している。係止部43はスリット開口部41と同一円周上に設けられている。係止部43は、取付状態で、取付部39の下面より下方に延びた垂下部43Aと、垂下部43Aの下端側面から外方向に延びた係止片部43Bとを有している。係止部43は、垂下部43Aの上面であって、取付部39の外周縁部との境界部に、取付部39の外周縁部から傾斜した傾斜面と、この傾斜面の下端から鋭角に交差し、立ち上がった垂直面とからなる切欠き溝45を有している。係止部43は、切欠き溝45で折り曲げることによって、容易に取付部39から分離することができる。
横引き管部50は断面形状が略楕円形の筒体である。横引き管部50は、図1に示すように、上流端の開口がソケット部10の接続部15を挿入して接着され、第1流入口13に接続される。また、横引き管部50は、図5に示すように、下流端部が排水接続部30の第2流入口31に挿入されて接着され、下流端の開口が第2流入口31に接続される。このように、第1流入口13と第2流入口31とは横引き管部50を介して連通している。
このような構成を有する便器排水接続具は、次に説明するように、排水接続部30を水平面上で所望する角度に回転させて床面に取り付けることができる。
便器排水接続具は、図3〜図9に示すように、トイレルームの床面に既設された床フランジ部材70に排水接続部30を取り付ける。床フランジ部材70は筒部75とフランジ部77とを有している。筒部75は、床フランジ部材70の開口部71を形成し、トイレルームの床面で上下方向に開口した排水管4の上流端部の内側に挿入され、排水管4に接着されている。
フランジ部77は、筒部75が排水管4の上流端部の内側に挿入された状態で上端縁から外側に連続しており、固定ねじB2で床面に固定されている。フランジ部77は、一方向(図3、図6〜図9において矢印Y方向)の両端縁が直線状に形成されており、この一方向に直交する方向(図3、図6〜図9において矢印X方向)の両端縁が筒部75と同心円の円弧状に形成されている。なお、図3、図6〜図9に示す、矢印X及び矢印Yは、フランジ部77が固定されている床面に沿った方向を示し、各矢印Xはフランジ部77の直線状に形成された両端部に沿った方向を示し、各矢印Yはその直角方向を示す。
フランジ部77は円弧状の両端縁に沿って延びる円弧状の長孔で構成された一対の係止孔73を有している。これら係止孔73は、図4及び図5に示すように、床フランジ部材70が固定ねじB2で床面に固定された状態で、下部の開口幅よりも上部の開口幅が狭く形成されている。また、これら各係止孔73は、図3に示すように、一方の端部において、上部の開口幅が下部の開口幅と同じ幅に形成された挿入部73Aを有している。床フランジ部材70は、固定ねじB2で床面に固定された状態で、係止孔73の挿入部73Aからねじ部材90の頭部90Aを挿通し、係止孔73の開口幅の狭い上部にねじ部材90の頭部90Aを係止してねじ部材90を立設させたり、係止孔73の挿入部73Aから、排水接続部30の係止部43を挿通し、係止孔73の開口幅の狭い上部に係止部43の係止片部43Bを係止したりすることができる。
トイレルームをリフォームする際、リフォームする前にトイレルームに設置された便器本体を取り外すと、床フランジ部材70は、通常、各係止孔73から立設した一対のねじ部材90が便器本体の左右方向(図3、図6〜図9において矢印X方向)に並ぶように床面に取り付けられている。
この床フランジ部材70を利用して、便器排水接続具を床面に取り付ける場合、図4に示すように、第2流出口33の外周縁に円環状のゴム製のガスケット91を嵌めた排水接続部30の係止部43を床フランジ部材70の一方の係止孔73の挿入部73Aから挿通して係止し、他方の係止孔73から立設したねじ部材90を排水接続部30のスリット開口部41に挿入して、ねじ部材90にナット93を締め込んで排水接続部30を床フランジ部材70に取り付ける。この際、ガスケット91が排水接続部30と床フランジ部材70との間で押し潰され、排水接続部30の第2流出口33と排水管4の流入口4Aとは水密状に接続される。
そして、図5〜図7に示すように、上流端部にソケット部10を接続した横引き管部50の下流端部を排水接続部30の第2流入口31に挿入して接着し、ソケット部10を床面に固定ねじB1で固定して、便器排水接続具は床面に取り付けられる。
このようにして床面に取り付けられた便器排水接続具は、図6及び図7に示すように、トイレルームをリフォームする前に設置された便器本体の前後方向(矢印Y方向)に対して、90度(矢印X方向)±約45度の範囲に便器排水接続具の横引き管部50が延びた状態に取り付けることができる。
また、図8及び図9に示すように、床フランジ部材70の各係止孔73から1本ずつ立設したねじ部材90を排水接続部30のスリット開口部41に挿入して、ねじ部材90にナット93を締め込んで排水接続部30を床フランジ部材70に取り付ける。この場合、排水接続部30の係止部43を切欠き溝45で折り曲げて取付部39から分離する。これによって、係止部43が床フランジ部材70に干渉することを防止することができる。そして、上流端部にソケット部10を接続した横引き管部50の下流端部を排水接続部30の第2流入口31に挿入して接着し、ソケット部10を床面に固定ボルトB1で固定して、便器排水接続具は床面に取り付けられる。なお、排水接続部30を床フランジ部材70に取り付ける前に、ソケット部10、横引き管部50、及び排水接続部30を接続しておいてもよい。
このようにして床面に取り付けられた便器排水接続具は、トイレルームをリフォームする前に設置された便器本体の前後方向(図3、及び図6〜図9において矢印Y方向)に対して、±約45度の範囲に便器排水接続具の横引き管部50が延びた状態に取り付けることができる。
このように、この排水接続部30は水平面上で360度の範囲で回転させて床面に取り付けることができる。つまり、この排水接続部30は既設の床フランジ部材70に取り付けることができる回転範囲が広く、排水接続部30から延びる横引き管部50の方向を広い範囲で変更することができるため、ソケット部10の床面への取付範囲を広くすることができる。
したがって、実施例1の便器排水接続具は便器本体の取付位置を広い範囲で変更することができる。
<実施例2>
実施例2の便器排水接続具は、図10に示すように、排水接続部130の取付部39の第2流入口31が開口している方向の外周縁の形状が第1実施例と相違する。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この便器排水接続具の排水接続部130は、取付部39の第2流入口31が開口している方向の外周縁の端面に、外周縁に沿った溝部131が形成されている。係止部143は、取付部39の溝部131に挿入することができる挿入片部143Cと、取付状態で、挿入片部143Cから下方に延びた垂下部143Aと、垂下部143Aの下端側面から外方向に延びた係止片部143Bとを有している。係止部143は、溝部131の任意の箇所に挿入片部143Cを挿入して、取付部39に取り付けることができる。取付部39に取り付けられた係止部143は、排水接続部130のスリット開口部41と同一円周上に位置する。
この便器排水接続具は、係止部143を取付部39に取り付けた状態で、係止部143を床フランジ部材70の一方の係止孔73の挿入部73Aから挿通して係止し、他方の係止孔73から立設したねじ部材90を排水接続部130のスリット開口部41に挿入して、ねじ部材90にナット93を締め込んで排水接続部130を床フランジ部材70に取り付けることができる。また、この便器排水接続具は、係止部143を取付部39に取り付けなければ、係止部143が床フランジ部材70に干渉することなく、床フランジ部材70の各係止孔73から1本ずつ立設したねじ部材90を排水接続部130のスリット開口部41に挿入して、ねじ部材90にナット93を締め込んで排水接続部130を床フランジ部材70に取り付けることができる。
このように、この排水接続部130も水平面上で360度の範囲で回転させて床面に取り付けることができる。つまり、この排水接続部130は既設の床フランジ部材70に取り付けることができる回転範囲が広く、排水接続部130から延びる横引き管部50の方向を広い範囲で変更することができるため、ソケット部10の床面への取付範囲を広くすることができる。
また、床フランジ部材70の係止孔73がフランジ部77の円弧状の端縁に沿って延びた長孔でない場合でも、係止部143を取付部39に取り付ける際、係止部143の挿入片部143Cを取付部39の溝部131に挿入する個所を変更することによって、排水接続部130を水平面上で回転させて床面に取り付けることができる。このため、この排水接続部130は既設の床フランジ部材70に取り付けることができる回転範囲が広く、排水接続部130から延びる横引き管部50の方向を広い範囲で変更することができるため、ソケット部10の床面への取付範囲を広くすることができる。
したがって、実施例2の便器排水接続具も便器本体の取付位置を広い範囲で変更することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1及び2では、便器排水接続具は横引き管部を備えていたが、横引き管部を備えず、ソケット部と排水接続部が直接的に接続されていてもよい。
(2)実施例1及び2では、床フランジ部材の係止孔がフランジ部の円弧状の端縁に沿って延びた長孔であったが、長孔でなくてもよい。
(3)実施例1及び2において、横引き管部を切断して、長さを変更することによって、ソケット部の床面の取付位置を変更してもよい。
1…便器本体
4…排水管
4A…(排水管の)流入口
10…ソケット部
11…第1流入口
13…第1流出口
30…排水接続部
31…第2流入口
33…第2流出口
35…第2連通路
41…スリット開口部
43、143…係止部
70…床フランジ部材
71…(床フランジ部材の)開口部
73…係止孔
90…ねじ部材

Claims (3)

  1. トイレルームの床面に既設されており、前記床面で上下方向に開口した排水管の流入口に接続した開口部と、
    下方から挿通したねじ部材の頭部を係止して立設させることができ、前記開口部と同心円上であって、この開口部の中心を対称にした位置に貫設された一対の係止孔と
    を有した床フランジ部材を利用して取り付けることができ、
    便器本体の排出口と前記排水管の流入口とを連通する便器排水接続具であって、
    前記床面に取り付けた状態で、前記便器本体の前記排出口に接続される第1流入口、横向きに開口する第1流出口、及び前記第1流入口と前記第1流出口とを連通する第1連通路を有したソケット部と、
    前記ねじ部材によって前記床フランジ部材に取り付けた取付状態で、横向きに開口し、前記第1流出口に連通する第2流入口、前記床フランジ部材の前記開口部に向けて開口する第2流出口、前記第2流入口と前記第2流出口とを連通する第2連通路、前記第2流出口の周囲であって、前記第2流入口が開口している方向を除いて円弧状に延びて開口しており、前記ねじ部材が挿通するスリット開口部、及び前記第2流入口が開口している方向であって、前記スリット開口部と同一円周上に設けられ、前記床フランジ部材の前記係止孔に係止する係止部を有した排水接続部と、
    を備えていることを特徴とする便器排水接続具。
  2. 前記係止部は前記排水接続部から分離することができる請求項1記載の便器排水接続具。
  3. 前記係止部は、前記排水接続部の第2流入口が開口している方向であって、前記スリット開口部と同一円周上の任意の箇所に取り付けることができる請求項1記載の便器排水接続具。
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