JP6085863B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。
従来から、ポリフェノールは、天然物、特に植物に含まれる有用な物質として注目を集め、その研究開発が続けられており、様々な種類を有することが知られている。
前記ポリフェノールの種類としては、例えば、マリグナン類、クルクミン類、クマリン類、カテキン、タンニン、アントシアニン、プロアントシアニジン、ルチン、ケルセチン、レスベラトロール等のフラボノイド類などが知られている。しかしながら、前記レスベラトロール等のポリフェノールは、その分子量が大きく、水にも有機溶媒にも溶解しにくい化合物であるため、皮膚への吸収性が低く、塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができないという問題がある。
一方、前記ポリフェノールの経皮吸収を高めるために、乳化させたポリフェノールを用いることが提案されている(例えば、非特許文献1及び2参照)。しかしながら、前記ポリフェノールの皮膚吸収の機序は、その種類や性質に応じて異なるものであり、前記ポリフェノールの一種であるレスベラトロールを単に乳化させたものを皮膚へ塗布しても、レスベラトロールの皮膚への吸収性が格段に高まるものではない。そのため、乳化以外の他の方法により前記ポリフェノールの経皮吸収を高めることが求められている。
したがって、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れ、塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができる皮膚外用剤の速やかな開発が強く望まれているのが現状である。
Journal of Pharmacy and Pharmacology,61,855−860,2009. Chemical and Pharmaceutical Bulletin,58,398−401,2010.
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れ、かつ塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができる皮膚外用剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末と、サクラ抽出物とを含有する皮膚外用剤を用いると、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れ、塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができる皮膚外用剤となることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末と、サクラ抽出物とを含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
<2> 微粉末の個数平均粒径(D90)が、0.5μm〜5.0μmである前記<1>に記載の皮膚外用剤である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れ、かつ塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができる皮膚外用剤を提供することができる。
図1は、試験例1の経皮吸収性試験の結果を示すグラフである。 図2は、試験例2の経皮吸収性試験の結果を示すグラフである。
(皮膚外用剤)
本発明の皮膚外用剤は、レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末と、サクラ抽出物とを含んでなり、更に必要に応じて乳化剤及びその他の成分を含んでなる。
<レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末>
前記レスベラトロールは、スチルベノイド(スチルベン誘導体)ポリフェノールの一種であり、系統名は、3,5,4’−トリヒドロキシ−trans−スチルベンであり、下記構造式(1)で表される化合物である。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末としては、前記レスベラトロールを含有する植物抽出物の微粉末であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末として、前記レスベラトロールの化合物(前記構造式1で表される化合物)の微粉末を使用してもよく、前記レスベラトロールを含有する組成物(レスベラトロール含有組成物)の微粉末を使用してもよく、前記レスベラトロールの化合物及び前記レスベラトロール含有組成物を併用した微粉末を使用してもよい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物としては、植物の抽出に一般に用いられる方法を利用することによって、容易に得ることができるが、市販品を使用してもよい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物には、レスベラトロール含有植物の抽出液、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を使用してもよい。前記レスベラトロール含有植物抽出物は、後述する調製方法により、その後微粉末化される。
前記レスベラトロール含有植物としては、前記レスベラトロールを含有する植物であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、コケモモ(Vaccinium vitis−idaea L.)、ブドウ(Vitis vinifera L.)、インドキノ木(Pterocarpus marsupium)、メリンジョ(Gnetum gnemon Linn.)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、コケモモ又はブドウが好ましい。
前記レスベラトロール含有植物であるコケモモの亜種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、リンゴンベリー(Vaccinium vitis−idaea var. minus Lodd.)、カウベリー(Vaccinium vitisidaea var. vitisidaea L.)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、レスベラトロールの効果を十分に発揮することができる点で、リンゴンベリー(Vaccinium vitis−idaea var. minus Lodd.)が好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出部位としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記レスベラトロールを多く含有する部位が好ましく、前記コケモモ及び前記リンゴンベリーから抽出する場合、前記レスベラトロールを多く含有する点で、果実及び果皮部がより好ましく、前記ブドウから抽出する場合、前記レスベラトロールを多く含有する点で、茎部がより好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出部位の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記レスベラトロールの抽出効率向上及び製造安定性の点で、前記抽出部位を細分乃至圧搾して調製する方法が好ましく、具体的には、前記抽出部位を機械(ミキサー等)により細分乃至圧搾して調製する方法、前記抽出部位を手作業により細分乃至圧搾して調製する方法などが挙げられる。
前記レスベラトロール含有植物の抽出方法としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の方法を用いることができ、例えば、前記調製された前記抽出部位に抽出溶媒を加えて攪拌した後、遠心分離機(デカンター連続式横型遠心分離機、自動バスケット型遠心分離機等)にて固液分離することにより抽出する方法などが挙げられる。これらの抽出は、1種類の遠心分離機を用いて行ってもよいし、種々の組成を有するレスベラトロール含有抽出物を得るために、2種類以上の遠心分離機を併用して行ってもよい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、有機溶媒、水と有機溶媒との混合溶媒などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出溶媒である水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水道水、蒸留水、ミネラル水、アルカリイオン水等の冷水、温水、熱水などが挙げられる。これらの中でも、熱水が好ましい。前記熱水(水温が50℃以上の水)の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、生理活性物質の抽出効率に優れる点で、50℃〜120℃が好ましく、70℃〜100℃がより好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出溶媒である有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルコール、食用油脂等の食品又は薬剤の製造に許容される有機溶媒などが挙げられる。これらの中でも、エタノールが好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の抽出溶媒である水と有機溶媒との混合溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、含水アルコール(アルコール水溶液等)などが挙げられる。これらの中でも含水エタノールが好ましい。前記含水アルコールのアルコール濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の形態としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、溶液状、懸濁液状、半固体状(ゲル状、ペースト状等)、固体状(粉末状、顆粒状等)などが挙げられる。これらの中でも、前記レスベラトロールの経皮吸収性に優れる点及び後述する微粉末の調製がしやすい点で、粉末状が好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物は、前記レスベラトロールの含有量を増加させる目的で、精製してもよい。前記精製する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、溶媒を使用して精製する方法、溶媒を使用しないで精製する方法(例えば、限外濾過、吸着性担体(ダイヤイオン(登録商標)HP−20、セファデックス(登録商標)LH20等の合成吸着剤、キチン等の天然吸着剤)を用いたカラム法、バッチ法等)などが挙げられる。
<<レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の調製方法>>
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記レスベラトロール含有植物抽出物を凍結乾燥させた粉粒体を溶媒に溶解させて微細化する湿式法;前記レスベラトロール含有植物抽出物を凍結乾燥させた粉粒体を更に微細化する乾式法などが挙げられる。これらの中でも、前記レスベラトロールの抽出効率に優れる点、及び前記レスベラトロール含有植物抽出物を乾燥する等の製造工程を省略できる点で、乾式法が好ましい。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末を調製する際に行う凍結乾燥にかかる時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記レスベラトロール含有植物抽出物を微細化する際に用いる粉砕装置としては、特に制限はなく、目的に応じて市販のものを適宜選択することができ、例えば、高圧雰囲気下において1以上の小径穴と特定流路とを有するノズル内を流体が高速移動することにより対象物を粉砕する高圧ホモジナイザー;超音波を用いて対象物を粉砕する超音波粉砕機;粉砕室内で超高速の空気の旋回渦流を発生し、衝撃、剪断、圧縮、摩砕、高周波振動等の作用をもって対象物を微粒化する気流式粉砕機;高速撹拌又は衝撃により対象物を粉砕する高速回転衝撃粉砕機;粉砕媒体を使用するボールミル又はビーズミルなどが挙げられる。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微細化条件としては、前記レスベラトロール含有植物抽出物を微細化できる条件であれば、特に制限はなく、前記粉砕装置、前記粉砕装置のノズルの種類、微粉砕処理前の前記抽出物の粒径等に応じて適宜選択することができる。
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉砕処理の回数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の個数平均粒径(D90)が好ましい範囲内となるよう、1回であってもよいし、必要に応じて2回以上であってもよい。
−レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の個数平均粒径(D90)−
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の個数平均粒径(D90:積算値が90%のときの粒径)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.5μm〜5.0μmが好ましい。なお、前記個数平均粒径(D90)は、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置を用いて測定できる。
<<レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の含有量>>
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の前記皮膚外用剤における含有量としては、特に制限はなく、使用する皮膚外用剤の目的に応じて適宜選択することができるが、0.00001質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上が特に好ましい。
<<レスベラトロールの含有量>>
前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末における前記レスベラトロールの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<サクラ抽出物>
前記サクラ抽出物は、サクラからの抽出物であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記サクラ抽出物としては、植物の抽出に一般に用いられる方法を利用することによって、容易に得ることができるが、市販品を使用してもよい。
前記サクラ抽出物には、前記サクラの抽出液、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を使用してもよい。
前記サクラは、バラ科サクラ属の植物のうち、ウメ、モモ、アンズ等を除いた総称であり、一般にサクラ亜属(Subgenus Cerasus)に属する植物を指す。
前記サクラの群としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヤマザクラ群、エドヒガン群、マメザクラ群、チョウジザクラ群、ミヤマザクラ群、シナミザクラ群などが挙げられ、前記サクラの種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、Prunus lannesianaPrunus aviumPrunus campanulataPrunus cerasusPrunus jamasakuraPrunus leveilleanaPrunus pendulaPrunus pseudocerasusPrunus speciosaPrunus verecundaなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記サクラ抽出物の抽出部位としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記レスベラトロールの経皮吸収作用を高めることができる点で、花部が好ましい。
前記サクラ抽出物の抽出部位の調製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記サクラ抽出物の抽出効率向上及び製造安定性の点で、前記抽出部位を細分乃至圧搾して調製する方法が好ましく、具体的には、前記抽出部位を機械(ミキサー等)により細分乃至圧搾して調製する方法、前記抽出部位を手作業により細分乃至圧搾して調製する方法などが挙げられる。
前記サクラ抽出物の抽出方法としては、特に制限はなく、植物の抽出に用いられる一般的な方法を目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記サクラから溶媒で抽出する方法、超臨界流体で抽出する方法などが挙げられる。
前記サクラ抽出物を溶媒で抽出する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記調製された前記抽出部位を、室温乃至還流加熱下において、連続抽出、浸漬抽出、向流抽出等で任意の装置を用いて抽出する方法などが挙げられ、具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽に前記調製された前記抽出部位を投入し、攪拌しながら溶媒中に有効成分を溶出させた後、濾過して抽出残渣を除き、前記サクラ抽出物を得る方法などが挙げられる。これらの抽出は、1種類の抽出方法により抽出してもよいし、2種類以上の抽出方法を併用して抽出してもよく、抽出回数としては、1回でもよいし、2回以上であってもよい。
前記サクラ抽出物の抽出溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、有機溶媒、水と有機溶媒との混合溶媒などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記サクラ抽出物の抽出溶媒である水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水道水、蒸留水、ミネラル水、アルカリイオン水等の冷水、温水、熱水などが挙げられる。これらの中でも、温水、熱水が好ましい。前記水の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記サクラ抽出物の抽出溶媒である有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルコール、食用油脂等の食品又は薬剤の製造に許容される有機溶媒などが挙げられる。
前記サクラ抽出物の抽出溶媒である水と有機溶媒との混合溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、含水アルコール(アルコール水溶液等)などが挙げられる。前記含水アルコールのアルコール濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記サクラの溶媒抽出における抽出条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記サクラ抽出物を超臨界流体で抽出する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の方法を適宜選択することができ、例えば、前記調製された前記抽出部位を、超臨界状態の超臨界流体に溶解させることにより、抽出する方法などが挙げられる。
前記サクラの抽出に用いる超臨界流体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、二酸化炭素、窒素などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記サクラ抽出物は、前記サクラの有効成分の含有量を増加させる目的で、精製してもよく、前記精製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、活性炭処理、樹脂吸着処理、シリカゲル処理、イオン交換樹脂、液−液向流分配、膜分離等による精製方法などが挙げられる。
前記サクラ抽出物の形態としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、溶液状、懸濁液状、半固体状(ゲル状、ペースト状等)、固体状(微粉末状、顆粒状等)などが挙げられる。
<<サクラ抽出物の含有量>>
前記サクラ抽出物の前記皮膚外用剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.00001%以上であることが好ましく、0.1質量%以上であることがより好ましく、0.5質量%以上であることが更に好ましい。
<<サクラ抽出物の有効成分>>
前記サクラ抽出物の有効成分としては、例えば、ケルセチン−3−グルコシド、ケルセチン−3,4’−ジグルコシド、ケルセチン−3−アラビノグルコシド(ペルタトシド)、ケルセチン−3−ルチノシド(ルチン)、ケルセチン−3−グルコシド(イソケルシトリン)、ケルセチン−3−L−ラムノシド(ケルシトリン)、ケルセチン−3−アラビノシド(アビクラリン)等のケルセチン配糖体、ケンフェロール配糖体、カフェオイルグルコース、クマロイルグルコース、シンナモイルグルコース、ケルセチンマロニルグルコース、ケンフェロールマロニルグルコースなどが挙げられる。
<乳化剤>
前記乳化剤は、前記皮膚外用剤を乳化(エマルション化)させるために使用する添加剤である。前記乳化剤を用いることにより、レスベラトロールの経皮吸収作用に更に優れた水中油滴型(O/W型)の皮膚外用剤となる。
前記乳化剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水中油滴型(O/W型)の乳化剤、油中水滴型(W/O型)の乳化剤などが挙げられる。これらの中でも、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、水中油滴型(O/W型)の乳化剤が好ましい。
前記乳化剤の前記皮膚外用剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、1.0質量%〜5.0質量%が好ましく、2.5質量%〜3.5質量%がより好ましい。
前記乳化剤としては、前記皮膚外用剤を乳化させることができる乳化剤であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、アルコール類、脂肪酸エステル類、炭化水素類、及びレシチン類を少なくとも含有することが好ましく、更に水を含有してもよい。
<<アルコール類>>
前記アルコール類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、セタノール、ペンチレングリコール、グリセリン、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノリルアルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、セタノール、ペンチレングリコール、グリセリンが好ましい。
前記アルコール類の前記乳化剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<<脂肪酸エステル類>>
前記脂肪酸エステル類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリン酸ポリグリセリル−10、トリ(カプセル酸/カプリン酸)グリセリル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、ラウリン酸ポリグリセリル−10、トリ(カプセル酸/カプリン酸)グリセリル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルが好ましい。
前記脂肪酸エステル類の前記乳化剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<<炭化水素類>>
前記炭化水素類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、スクワラン、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリブテン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、スクワランが好ましい。
前記炭化水素類の前記乳化剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<<レシチン類>>
前記レシチン類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水素添加レシチン、分別レシチン、酵素分解レシチンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れる点で、水素添加レシチンが好ましい。
前記レシチン類の前記乳化剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<<水>>
前記水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記水の乳化剤における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、多価アルコール類(グリセリン、1,3−ブチレングリコール等)、エステル類、界面活性剤、金属石鹸、pH調整剤、防腐剤、香料、粉体、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、キレート剤、乳化安定剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
<皮膚外用剤の製造方法>
前記皮膚外用剤の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末及び前記サクラ抽出物を含む組成物に対して、前記乳化剤を添加する方法が好ましく、具体的には、前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末と、前記サクラ抽出物と、前記その他の成分とを混合した組成物(溶液)に対し、前記乳化剤を添加して乳化させることにより製造する方法などが挙げられる。
<皮膚外用剤の使用方法>
前記皮膚外用剤の使用対象となる動物種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ヒトに対して好適に適用することができ、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物、例えば、マウス、ラット、ハムスター、トリ、イヌ、ネコ、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ブタ、サルなどに対して適用することもできる。
前記皮膚外用剤の使用部位としては、皮膚を有する部位であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、手、足、顔、背中、頭皮などが挙げられる。
前記皮膚外用剤の使用方法としては、前記皮膚外用剤を皮膚に浸透させるために使用できる方法であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記皮膚外用剤の使用量としては、特に制限はなく、塗布対象個体の年齢、体重、体質等の様々な要因を考慮して適宜選択することができるが、前記皮膚外用剤は前記レスベラトロールの経皮吸収性に優れるため、従来の塗布量よりも少量であってもよい。
<用途>
本発明の皮膚外用剤は、レスベラトロールの経皮吸収性に優れ、塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができるため、レスベラトロールを含有する軟膏、クリーム、ピーリング剤、乳液、ローション、美容液、パック、リップクリーム、スプレー、リキッドファンデーション、口紅等の皮膚化粧料、整髪料、洗浄剤、クレンジング剤、入浴剤等の医薬部外品、医薬品などに好適に利用することができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
[試験例1:皮膚外用剤の経皮吸収作用試験]
製造した各皮膚外用剤の経皮吸収作用試験を行った。
試験例1では、レスベラトロール含有植物抽出物について、その形態を微粉末とするか否かにより、経皮吸収効果にどの程度違いが生じるのかを試験した。
<皮膚外用剤の製造>
各皮膚外用剤は、表1に示す組成となるよう、レスベラトロール含有植物抽出物(「微粉末」又は「粉末」)と、水とを混合乃至溶解させて水溶液を調製することにより皮膚外用剤を製造した。
ここで、前記レスベラトロール含有植物抽出物(微粉末)は、リンゴンベリー抽出物(BGG Japan株式会社製)をホモジナイザーにより微粉砕処理したものを使用した。前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の個数平均粒径(D90)は、1.66μmであった。
また、レスベラトロール含有植物抽出物(粉末)は、参考例1で用いたレスベラトロール含有植物抽出物において、前記微粉砕処理していないものを使用した。前記レスベラトロールの粉末の個数平均粒径(D90)は、8.95μmであった。
なお、前記個数平均粒径(D90)は、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置を用いて測定した。
<試験方法>
経皮吸収作用試験は、製造した各皮膚外用剤を3次元皮膚モデル(Lab Cyte EPIMODEL24、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング社製、皮膚モデル直径6.4mm)の上層に50μL滴下して3時間経過した後の3次元皮膚モデルの下部に位置するリン酸緩衝生理食塩水中のポリフェノール量を、Folin−Denis法により測定することにより行った。
前記Folin−Denis法によるポリフェノール量の測定は、以下のようにして行った。まず、被試験物質25μL、リン酸緩衝生理食塩水25μLを加え、10質量%炭酸ナトリウム50μLを加えて3分間放置した。次に、Folin試薬50μLを加え、1時間室温で発色させた。そして、発色した前記被試験物質を遠心分離(13,000rpm、5分間)した後、上清100μLを96ウェルマイクロプレートに移し、吸光度(波長730nm)を測定した。得られた吸光度の値から、前記被試験物質1mL中に含まれるポリフェノール量(μg)を、検量線に基づき換算した。
なお、前記検量線は、11.1μg/mL、3.70μg/mL、1.24μg/mL、0.412μg/mLに調製した各リンゴンベリー抽出物(溶液)を使用した。結果を表1及び図1に示す。
<試験例1の結果>
以上より、レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末を含有する皮膚外用剤(参考例1)を用いることにより、レスベラトロールの経皮吸収が高まることが示唆された。
[試験例2:皮膚外用剤の経皮吸収作用試験]
製造した各皮膚外用剤の経皮吸収作用試験を行った。
試験例2では、試験例1において良好な結果を示したレスベラトロール含有植物抽出物の微粉末を用いて皮膚外用剤を製造し、前記皮膚外用剤において、サクラ抽出物を併用するか否かの違いにより、経皮吸収効果にどの程度違いが生じるのかを試験した。
<乳化剤の製造>
乳化剤(O/W型)は、表2−1に示す組成となるよう、表2−1に記載の各成分を混合乃至溶解させた後、湿式微粒化装置(アルティマイザーシステム)を用いて、各成分を分散させることにより製造した。
<皮膚外用剤の製造>
各皮膚外用剤は、表2−2に示す組成となるよう、レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末と、サクラ抽出物(ただし、実施例のみ使用)と、多価アルコール(グリセリン及び1,3−ブチレングリコール)と、水とを混合乃至溶解させて水溶液を調製した。そして、前記水溶液に対して、前記製造した乳化剤を添加し、ホモジナイザーを用いて乳化させることにより、O/W型エマルション化された皮膚外用剤(乳濁液状の皮膚外用剤)を製造した。
ここで、前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末は、リンゴンベリー抽出物(BGG Japan株式会社製)をホモジナイザーにより微粉砕処理したものを使用した。前記レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末の個数平均粒径(D90)は、1.66μmであった。なお、前記個数平均粒径(D90)は、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置を用いて測定した。
<試験方法>
経皮吸収作用試験は、製造した各皮膚外用剤を3次元皮膚モデル(Lab Cyte EPIMODEL24、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング社製、皮膚モデル直径6.4mm)の上層に滴下する前の皮膚外用剤中のポリフェノール量と、前記皮膚外用剤を3次元皮膚モデルの上層に滴下して3時間経過した後の3次元皮膚モデルの下部に位置するリン酸緩衝生理食塩水(被験物質)中のポリフェノール量とを、Folin−Denis法により測定することにより行った。
前記Folin−Denis法によるポリフェノール量の測定は、以下のようにして行った。まず、前記被試験物質をエバポレーター中で乾燥させ、100μLの精製水に溶解後、50μLを1.5mLチューブに測り取り、10質量%炭酸ナトリウム50μLを加えて3分間放置した。次に、Folin−Denis試薬50μLを加え、1時間室温で発色させた。そして、発色した前記被試験物質を遠心分離(13,000rpm、5分間)した後、上清100μLを96ウェルマイクロプレートに移し、吸光度(波長730nm)を測定した。得られた吸光度の値から、前記被試験物質1mL中に含まれるポリフェノール量(μg)を、検量線に基づき換算した。
なお、前記検量線は、定量用標準溶液として、11.1μg/mL、3.70μg/mL、1.24μg/mL、0.412μg/mLに調製したリンゴンベリー抽出物(溶液)を使用した。結果を表2−2及び図2に示す。
<試験例2の結果>
以上より、レスベラトロール含有植物抽出物の微粉末、及びサクラ抽出物の2成分を含有する実施例の皮膚外用剤を用いることにより、ポリフェノールの経皮吸収が高まることから、レスベラトロールの経皮吸収が高まることが示唆された。
更に、皮膚外用剤中に含まれるポリフェノール量は、実施例と比較例とでほとんど変動がないのに対し(例えば、実施例2の「1.09倍」参照)、前記被験物質中に含まれるポリフェノール量は、比較例よりも実施例のほうが最大2倍程度まで増加することがわかった(例えば、実施例2の「1.94倍」参照)。
よって、本発明の皮膚外用剤は、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れ、塗布時に期待されるレスベラトロールの効果を十分に発揮することができることがわかった。
本発明の皮膚外用剤は、レスベラトロールの経皮吸収作用に優れるため、レスベラトロールを含有する軟膏、クリーム、ピーリング剤、乳液、ローション、美容液、パック、リップクリーム、スプレー、リキッドファンデーション、口紅等の皮膚化粧料、整髪料、洗浄剤、クレンジング剤、入浴剤等の医薬部外品、医薬品などに好適に利用することができる。

Claims (2)

  1. リンゴンベリー抽出物の微粉末と、
    サクラの花部の抽出物とを含有し、
    前記微粉末の個数平均粒径(D90)が、1.66μm〜5.0μmであり、
    前記サクラの花部の抽出物がエタノール又は含水エタノールによる抽出物であり、
    前記リンゴンベリー抽出物はレスベラトロールを含有するものであることを特徴とする皮膚外用剤。
  2. さらに、乳化剤を含むことを特徴とする請求項1記載の皮膚外用剤。
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