JP6083938B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は、タケノコの抽出物を有効成分とする育毛、養毛効果、及び髪のハリ、コシの改善効果にすぐれた毛髪化粧料に関する。
近年、加齢、ストレス、紫外線等の様々な要因により、男性だけでなく女性も毛髪のトラブルを抱える人が増加しており、これに対応して様々な毛髪化粧料が提案されている。従来、毛髪のトラブルとして、男性型脱毛症(壮年性脱毛症)や女性型脱毛症(女性に生じた男性型脱毛症)の研究が行われ、これらの脱毛症に男性ホルモンが関与していることが明らかとなり、毛髪トラブルの改善剤として様々な抗男性ホルモン剤等が提案されている。
さらに、最近の研究により、毛髪本数の減少だけでなく、毛髪の成長のサイクル(毛周期)において毛髪の成長時期が短縮し、これにより、毛髪の径(太さ)が細くなることで、薄毛状態や、髪の「ハリ・コシの低下」が生じることも明らかになってきた。毛髪は、休止期、成長期、退行期からなる周期的なヘアサイクル(毛周期)に従って成長し、そのサイクルは様々な因子によって調整されている。よって、休止期から成長期へ移行させる因子や成長期の維持に関与する因子の産生を促進することで、毛髪を太く長く成長させることができる。その結果、脱毛、薄毛の予防・改善、さらに、髪のツヤ、コシの低下を改善することができる。ここで、上記休止期から成長期へ移行させる因子及び成長期の維持に関与する因子としては、毛乳頭細胞等で産生される線維芽細胞増殖因子−7(FGF−7)、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)、インシュリン様成長因子−1(IGF−1)、肝細胞増殖因子(HGF)、又は上皮成長因子(EGF)等が挙げられる。
また、毛髪の太さを決める要因の一つとして、毛根の先端にある毛球部内の毛乳頭の大きさが挙げられ、上記因子のうち、VEGFは、毛乳頭細胞の周辺の血管を新生して毛髪の成長を促進させる他、毛乳頭細胞を増殖させることから、このVEGFの産生を促進することで、毛髪を太く長く成長させることが知られている。
以上のような毛髪成長のメカニズムの研究に基づいて、従来、様々な育毛・養毛剤、脱毛抑制剤(育毛剤等と称する)が提案されている。例えば、有効成分としてミノキシジルやアデノシンが知られており、これらの成分を配合した育毛、養毛剤が提案されている。しかし、上記成分は、皮膚刺激等の副作用を引き起こすことがあり、十分に効果がありかつ安全性の高い育毛、養毛剤等の上市が求められている。
上記問題点に鑑みて、従来、天然物由来の成分を配合した育毛、養毛剤等が提案されており、例えば、天然物由来の成分としてイネ科タケ亜科の植物である成竹の抽出物が挙げられる(特許文献1〜5)。これらの特許文献によれば、成竹の表皮、根又は茎の部分を有機溶媒、単分子処理水、又は熱水で抽出することにより得られる竹抽出物が育毛、養毛効果を有することが明らかになっている。
特開平04−018012号 特開平07−242517号 特開平10−212217号 特開2008−120742号 特開2009−013090号 特開2006−512330号 特開2002−338451号
上述のように、従来、天然物由来の育毛、養毛剤として成竹の抽出物が提案されているが、成竹抽出物は、繊維質を多く含み、木質化された硬い部分を用いて製造されるため、抽出の前処理として竹を細かく破砕する工程や熱処理により軟化させる工程が不可欠になり、これにより、製造工程が煩雑になり、かつ、製造コストがかかった。さらに、抽出工程においても十分に成分を得るために還流操作等が必要となり、煩雑であった。また、抽出処理に用いる溶媒として有機溶媒を使用すると、皮膚刺激性等の生体安全性の点で問題が生じた。加えて、竹の抽出物は、効果の点でも育毛、養毛成分としてその有効性が不十分であった。
また、従来の技術として、特許文献6には成竹だけでなくタケノコから超臨界法により調製したトリテルペノイドサポニゲンが抗酸化作用を有することが記載され、これによりスキンケア及びヘアケア用途に利用できることも示唆されている。しかし、特許文献6には、トリテルペノイドサポニゲンが皮膚細胞内の過酸化脂質抑制作用及びスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性増強作用を有することが開示されているに過ぎず、ヘアケア用途はあくまでも示唆であって、育毛、養毛、髪質改善等の実際の効果については何ら開示も示唆もされていない。
さらに、イネ科タケ亜科の植物のタケノコ期の竹液(各節間又は本体と竹の皮の間から出る弱酸性〜中性域の液汁)を利用した化粧料も提案されているが(特許文献7)、この特許文献7には上記竹液の保湿効果のみが記載されており、育毛、養毛効果については何ら開示も示唆もされていない。また、竹液は十分な回収量を得ることができないため、工業的に製造することも困難であった。
以上の従来技術の課題を鋭意検討した結果、本発明者らは、天然物由来成分であるイネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコの抽出物が、すぐれた毛乳頭細胞賦活効果、FGF−7産生促進効果及びVEGFの産生促進効果を有し、これによりタケノコ抽出物が育毛、養毛用の化粧料、並びに髪のツヤ、コシの改善用の化粧料の有効成分として有用であることを新たに見出して本発明を完成させるに至った。
本発明はイネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコの抽出物を有効成分とする毛髪化粧料である。
また、本発明はイネ科タケ亜科の竹がモウソウチクである毛髪化粧料である。
また、本発明はイネ科タケ亜科の竹のタケノコの皮の抽出物を有効成分とする毛髪化粧料である。
また、本発明の毛髪化粧料は育毛、養毛用である。
なお、本明細書において化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品までも含む広義で用いる。
本願発明はイネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコの抽出物を有効成分とする毛髪化粧料であって、本願発明によれば、タケノコの抽出物が有するすぐれた毛乳頭細胞賦活作用、線維芽細胞増殖因子−7(FGF−7)産生促進作用、及び血管内皮細胞増殖因子(VEGF)産生促進作用に基づく有用な毛髪化粧料を提供することができる。
また、本願発明はタケノコを用いて抽出物を調製することから、成竹を利用する場合と比較して、抽出物を得るための操作が容易である。すなわち、成竹を利用する従来の技術とは異なり、高温処理や特定の溶媒による処理を行うことなく、比較的穏やかな温度条件で、かつ、化粧料の有効成分の抽出溶媒として汎用されている水、又は水と低級アルコール若しくは多価アルコールとの混合溶媒等の抽出溶媒により、十分な有効性を発揮する抽出物を得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明はイネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコ(筍)の抽出物を有効成分とする毛髪化粧料である。本願発明に用いるタケノコの部位としては、可食部分でも、非食部分の皮の部分でも良いが、特に非食部分である皮が好ましい。
本願発明に用いるイネ科タケ亜科のタケとしては、モウソウチク(Phyllostachys pubescens)、マダケ(Phyllostachys
bambusoides) 、ハチク(Phyllostachys nigra)、ホテイチク(Phyllostachys aurea)、キッコウチク(Phyllostachys
heterocycla)、ホウライチク(Bambusa multiplex)、ナリヒラダケ(Semiarundinaria fastuosa)、チシマザサ(ネマガリダケ)(Sasa
kurilensis)、トウチク(Sinobambusa tootsik)、シホウチク (Chimonobambusa quadrangularis)、カンチク(Chimonobambusa
marmorea)、ヤダケ (Pseudosasa japonica)、メダケ(Pleioblastus simonii)が挙げられるが、本願発明はこれに限るものではない。
本発明において、タケノコとは春期(3月上旬から〜6月下旬、好ましくは、3月下旬〜5月上旬)に収穫されるイネ科タケ亜科のタケの若芽を指す。本発明で用いるタケノコとして好ましいのは、竹の種によって異なるが、一般的には発芽後、地上部が約1m〜1.5mに成長するまでのもの、より好ましくは、地上部が15cm〜50cmに成長するまでのものが好ましい。また、モウソウチクを用いる場合は、地上に若芽が出るまでのものがさらに好ましい。上記範囲以上に成長すると、若芽の可食部及び皮が硬くなり、毛髪化粧料の成分として好ましくないチロシン量が増えることから、本発明には適さないものとなる。
抽出物の調製は、タケノコの皮又は可食部を、必要ならば予め水洗して異物を除いた後、そのまま又は乾燥した上、必要に応じて細切又は粉砕し、浸漬法等の常法に従って抽出溶媒と接触させることで行うことが可能である。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独で又は二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、得られる抽出物の毛乳頭細胞賦活作用、FGF−7産生促進作用及びVEGF産生促進作用の観点から、また毛髪化粧料への幅広い適用が可能であるという点からも、本発明においては水、低級アルコール類又は多価アルコール類などの親水性溶媒が好適である。この親水性溶媒を用いる場合の好ましい例としては、例えば、水、低級アルコール類(特にエタノール)、多価アルコール(特に1,3−ブチレングリコール)の単独使用、水と低級アルコール類(特にエタノール)との混合溶媒、又は水と多価アルコール類(特に1,3−ブチレングリコールもしくはプロピレングリコール)との混合溶媒の使用等が挙げられるが、なかでも水又は1,3−ブチレングリコールの単独使用か、水と1,3−ブチレングリコールの混合溶媒が好ましい。
混合溶媒を用いる場合の混合比は、例えば、水と1,3−ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で1:1〜20:1、水とエタノールとの混合溶媒であれば、1:1〜25:1、水とグリセリンとの混合溶媒であれば1:1〜20:1の範囲とすることが好ましい。
抽出物の調製に際して、抽出物のpHに特に限定はないが、pH2〜8の範囲とすることが好ましい。さらに、抽出物に含まれると毛髪化粧料として望ましくない成分であるチロシンの溶解を抑えるという点から、pH2〜4の範囲とすることがより好ましい。pHの調製は、前記の抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性調整剤や、乳酸、クエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤等を配合する事によって行われる。
抽出温度、抽出時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類やpHによっても異なるが、例えば水を抽出溶媒とする場合であれば、抽出温度は30〜50℃の範囲が好ましく、また、抽出時間は、3〜5時間の範囲が好ましい。
上記条件により得られる抽出物は、一般にはpHを4〜8に調整した上、これをそのまま化粧料配合剤として使用しても、減圧濃縮等により所望の濃度として使用しても良い。
本発明のタケノコの抽出物を有効成分とする毛髪化粧料の剤形としては、例えば、育毛、養毛剤、トニック、ローション、シャンプー、リンス、ヘアートリートメント、ヘアークリーム等が挙げられる。毛髪化粧料中に於ける上記抽出物の配合量は、当該毛髪化粧料全体に対して、固形分として、一般に0.001〜10重量%の範囲であり、好ましくは0.01〜1重量%の範囲である。
本発明の毛髪化粧料には、必須成分たるタケノコの抽出物のほかに、毛髪化粧料(医薬部外品も含む)に用いられる他の活性成分(毛母細胞賦活剤、抗男性ホルモン剤、血行促進剤、皮脂分泌抑制剤、抗炎症剤、毛髪保護剤、毛周期の成長維持剤等)を組み合わせ配合するようにしてもよく、これによって、相乗的な育毛効果や脱毛防止効果を期待することもできる。
例えば、育毛効果及び脱毛防止効果の相乗効果が期待できる成分としては、ミノキシジル、シプロテロンアセテート、ペンタデカン酸グリセリド、6‐アミノベンジルプリン(サイトプリン)、アデノシン、トランス‐3,4'‐ジメチル3−ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)、センブリエキス、ヒノキチオール、感光素、パントテン酸及びその誘導体、マイマイ花エキス、ゲンチアナエキス、カミツレエキス、ビタミンE及びその誘導体、ニコチン酸誘導体(ニコチン酸アミド等)、塩化カルプロニウム、女性ホルモン類(エチニルエストラジオール、エストロン等)、イチョウエキス、チョウジエキス、アマモエキス、黒大豆エキス、サリチル酸、グリチルリチン酸カリウム(カンゾウエキス)、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール、l−メントール、塩酸ピリドキシン(ビタミンE6)、チオキソロン、オランダカラシエキス、カンファー、サリチル酸、レゾルシン、タマサキツヅラフジから得られるビス型アルカロイド、ミツイシコンブ、エルカ酸(cis−13−ドコセン酸)、ゴンドイン酸(cis−11−エイコセン酸)等の高級モノエン酸、さらにはアミノ酸類、ビタミン類などを配合してもよい。
本発明の毛髪化粧料には、通常育毛料に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、香料、生理活性物質等を必要に応じて適宜配合することができる。
これにより、育毛効果だけでなく、髪質改善、及び頭皮のフケ、痒みの抑制の相乗効果も期待できる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、エルカ酸、ゴンドイン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
乳化剤乃至乳化助剤としては、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物等を使用することもできる。
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース等の糖類、乳酸菌醗酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、ビャッキュウ抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体、グルコシルトレハロースと加水分解水添デンプンを主体とする糖化合物等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、イネ抽出物、白芥子加水分解抽出物等がある。
また、生理活性成分として、加水分解党参エキス(加水分解ヒカゲノツルニンジンエキス)、加水分解黒豆エキス、バウダルコ樹皮エキス(タベブイアインペチギノサ樹皮エキス)、豆乳発酵液、ハイビスカス花発酵液、アッケシソウエキス、デイリリー花発酵液(ヘメロカリス属の花の発酵液)、紫蘭根エキス、ムラサキシキブ抽出物、ハス種子発酵物、ローヤルゼリー発酵物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、コンブ等の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、タマサキツヅラフジから得られるビス型アルカロイド、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米抽出物加水分解物、米糠抽出物、米糠抽出物加水分解物、米醗酵エキス、アナアオサ抽出物、ソウハクヒエキス、ジョアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物等がある。
次に、実施例(製造例)、処方例、及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
製造例1.タケノコの皮抽出物溶液(1)
モウソウチク(Phyllostachys pubescens)のタケノコ(地上に芽が出る前のもの)の皮の乾燥粉砕物50gに精製水500gおよび乳酸0.4509gを混合し、静置した状態で、40℃下において4時間抽出を行い、抽出物溶液380.6gを得た。その後、得られた抽出物溶液をろ過し、さらに、ろ過した溶液に対して0.5%の活性炭(フタムラ化学株式会社製)を添加して活性炭処理を1時間行い、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液331.6gを得た(pH6.0、固形分濃度1.03%)。
製造例2.タケノコの皮抽出物溶液(2)
モウソウチク(Phyllostachys pubescens)のタケノコ(地上に芽が出る前のもの)の皮の乾燥粉砕物50gに30%1,3−ブチレングリコール液500gおよび乳酸0.4509gを混合し、静置した状態で、40℃下において4時間抽出を行い、抽出物溶液381.4gを得た。その後、得られた抽出物溶液をろ過し、さらに、ろ過した溶液に対して0.5%の活性炭(フタムラ化学株式会社製)を添加して活性炭処理を1時間行い、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液332.3gを得た(pH6.0、固形分濃度1.05%)。
製造例3.タケノコの皮抽出物溶液(3)
タケノコとして製造例1のモウソウチクに代えてマダケ(Phyllostachys bambusoides)のタケノコ(地上部が約30cmのもの)を用いるほかは、製造例1と同様にして抽出物溶液を調製し、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液330.5gを得た(pH6.0、固形分濃度1.01%)
製造例4.タケノコの皮抽出物溶液(4)
タケノコとして製造例1のモウソウチクに代えてハチク(Phyllostachys nigra)のタケノコ(地上部が約30cmのもの)を用いるほかは、製造例1と同様にして抽出物溶液を調製し、淡褐色のタケノコの皮の抽出物溶液331.2gを得た(pH6.0、固形分濃度1.02%)
製造例5.タケノコの可食部の抽出物溶液
モウソウチク(Phyllostachys pubescens)のタケノコ(地上に芽が出る前のもの)の可食部の乾燥粉砕物50gに精製水500gおよび乳酸0.4509gを混合し、静置した状態で、40℃下において4時間抽出を行い、抽出物溶液380.6gを得た。その後、得られた抽出物溶液をろ過し、さらに、ろ過した溶液に対して0.5%の活性炭(フタムラ化学株式会社製)を添加して活性炭処理を1時間行い、淡褐色のタケノコの可食部の抽出物溶液340.7gを得た(pH6.0、固形分濃度1.50%)。
処方例1.育毛料
[成分] 部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
モノニトログアヤコールナトリウム 0.02
塩酸ピリドキシン 0.03
l−メントール 0.8
カモミラエキス 0.3
チョウジエキス 0.3
クララエキス 0.3
オランダカラシエキス 0.3
フルーツリンクルプロテクトエッセンス(注)
0.5
ゲンチアナエキス 2.0
製造例1で得られた抽出物溶液 3.5
トリメチルグリシン 0.5
乳酸 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
フェノキシエタノール 0.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4
L−アルギニン 適量
エタノール 20
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を十分攪拌混合して育毛料を得た。
処方例2.育毛料
処方例1の成分中、製造例1で得られた抽出物溶液に代えて製造例2で得られた抽出物溶液を用いるほかは処方例1と同様にして育毛料を得た。
処方例3.育毛料
処方例1の成分中、製造例1で得られた抽出物溶液に代えて製造例3で得られた抽出物溶液を用いるほかは処方例1と同様にして育毛料を得た。
処方例4.ヘアートニック
[成分] 部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
モノニトログアヤコールナトリウム 0.02
塩酸ピリドキシン 0.03
l−メントール 0.8
カモミラエキス 0.3
チョウジエキス 0.3
クララエキス 0.3
オランダカラシエキス 0.3
フルーツリンクルプロテクトエッセンス(注)
0.5
ゲンチアナエキス 2.0
製造例1で得られた抽出物溶液 3.5
トリメチルグリシン 0.5
乳酸 0.2
1,3−ブチレングリコール 2.0
フェノキシエタノール 0.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4
L−アルギニン 適量
エタノール 60
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を十分攪拌混合してヘアートニックを得た。
処方例5.ヘアーフォーム
[原液成分] 部
カチオン化セルロース 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 適量
シリコーン油 5.0
ジプロピレングリコール 7.0
エタノール 15.0
防腐剤 0.1
製造例1で得られた抽出物溶液 10.0
精製水 全量が100部となる量
[充填成分] 部
原液 90.0
液化石油ガス 10.0
シリコーン油をジプロピレングリコールとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の溶解物に添加し、ホモミキサーで均一に乳化した後、これを他の成分の混合溶液に添加して原液を得た。この原液を缶に充填し、バルブを装着後ガスを充填した。
処方例6.ヘアーフォーム
処方例5の成分中、製造例1で得られた抽出物溶液に代えて製造例2の抽出物溶液を用いるほかは処方例1と同様にしてヘアーフォームを得た。
処方例7.ヘアークリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 15.0
ワセリン 15.0
サラシミツロウ 2.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
[B成分]
製造例1で得られた抽出物溶液 10.0
カルボキシビニルポリマー 0.1
キサンタンガム 0.1
グリセリン 5.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0
キレート剤 0.1
色素 0.01
精製水 全量が100部となる量 [C成分]
苛性ソーダ 0.05 上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱溶解した後、攪拌しながらA成分をB成分に加え、ホモジナイザーを用いて乳化した。これを30℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例8.ヘアートリートメント
[成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
6.0
ポリビニルピロリドン 4.0
グリセリン 1.0
エチルパラベン 0.1
製造例2の抽出物溶液 5.0
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を80℃に加温した後混合攪拌してヘアートリートメントを得た。
本品はヘアーパックとしても好適なものであった。
実施例9.ヘアーシャンプー
[A成分] 部
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
10.0
ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム
20.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
10.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
クエン酸 0.1
製造例1の抽出物溶液 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーシャンプーを得た。
実施例10.ヘアーリンス
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油
1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム
1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の抽出物溶液 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーリンスを得た。
試験例1.毛乳頭細胞賦活効果試験
ヒト毛乳頭細胞ACI3047を、無血清CSC培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、製造例1のタケノコ皮抽出物溶液(試料溶液)を溶液濃度として終濃度が2.5%、5.0%、10.0%となるように培地に添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンをイソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用いて波長570−630nmでMTT値を測定した。試料溶液に代えてPBS(-)を添加した試料無添加の場合(Control)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、毛乳頭細胞MTT活性率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として100mMのグルコースを添加した場合についても、同様の試験を行った。
試験例1の結果を表1に示す。
[表1]
表1に示すように、本願発明の有効成分であるタケノコ皮抽出物溶液(製造例1)は、濃度依存的にすぐれた毛乳頭細胞賦活効果を奏することが確認された。また、陽性対照であるグルコースも同様に毛乳頭細胞賦活効果を示したことから、本試験系が正常に行われたことも認められた。
試験例2.FGF−7産生促進効果試験
ヒト毛乳頭細胞ACI3047を、無血清CSC培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、製造例1のタケノコ皮抽出物溶液(試料溶液)を溶液濃度として終濃度が2.5%、5.0%となるように培地に添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、各培養上清をとり、Human KGF ELISA KIT(R&D Systems,USA)を用いて、培養上清中のFGF‐7(KGF)の測定を行った。試料溶液に代えてPBS(-)を添加した試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたFGF‐7量に対する各試料添加時のFGF‐7量の相対値を求め、FGF‐7合成率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として100μMのミノキシジルを添加した場合についても、同様の試験を行った。
試験例2の結果を表2に示す。
[表2]
表2に示すように、本願発明の有効成分であるタケノコ皮抽出物(製造例1)は、濃度依存的にすぐれたFGF−7産生促進効果を奏することが確認された。また、陽性対照であるミノキシジルも同様にFGF−7産生促進効果を示したことから、本試験系が正常に行われたことも明らかである。
試験例3.VEGF産生促進効果試験
ヒト毛乳頭細胞ACI3047を、無血清CSC培地を入れた96穴マイクロプレートに1×10個/穴播種し、37℃,5.0%COの条件下に1日間プレ培養した後、製造例1のタケノコ皮抽出物溶液(試料溶液)を溶液濃度として終濃度が2.5%、5.0%となるように培地に添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、各培養上清をとり、Human VEGF ELISA KIT(invitrogen,USA)を用いて、培養上清中のVEGFの測定を行った。試料溶液に代えてPBS(-)を添加した試料無添加の場合(Control)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたVEGF量に対する各試料添加時のVEGF量の相対値を求め、VEGF合成率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として100μMのミノキシジルを添加した場合についても、同様の試験を行った。
試験例3の結果を表3に示す。
[表3]
表3に示すように、本願発明の有効成分であるタケノコ皮抽出物(製造例1)は、濃度依存的にすぐれたVEGF産生促進効果を奏することが確認された。また、陽性対照であるミノキシジルも同様にVEGF産生促進効果を示したことから、本試験系が正常に行われたことも明らかである。
以上のように本願発明の有効成分であるタケノコの抽出物は、毛乳頭細胞賦活効果、FGF−7産生促進効果、及びVEGF産生促進効果を併せ持つことから、格段にすぐれた育毛、養毛効果、並びに髪のツヤ、コシの改善効果を発揮し、育毛、養毛剤、シャンプー、リンス等の毛髪化粧料の配合剤として、有用である。

Claims (3)

  1. イネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコの皮の抽出物を有効成分とする毛髪化粧料。
  2. イネ科タケ亜科の竹の若芽であるタケノコがモウソウチクのタケノコである請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 育毛用である請求項1又は2のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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