JP2008120742A - 育毛剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、発毛効果の高い育毛剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 竹をエタノールに浸漬して得られる竹成分抽出液を含む育毛剤であって、望ましくは、前記竹成分抽出液にセンブリをエタノールに浸漬して得られるセンブリ抽出液を混合した第1液を第一の容器に保存し、ミノキシジルを含み、少なくとも前記竹成分抽出液を含まない第二の育毛剤からなる第二液と第二容器に保存することで、使用直前に両液を混合して使用するよう構成する。
【選択図】 なし
【解決手段】 竹をエタノールに浸漬して得られる竹成分抽出液を含む育毛剤であって、望ましくは、前記竹成分抽出液にセンブリをエタノールに浸漬して得られるセンブリ抽出液を混合した第1液を第一の容器に保存し、ミノキシジルを含み、少なくとも前記竹成分抽出液を含まない第二の育毛剤からなる第二液と第二容器に保存することで、使用直前に両液を混合して使用するよう構成する。
【選択図】 なし
Description
本発明は育毛剤に関し、特に、竹の抽出液を主成分とするものに関する。
従来、育毛剤には種々の成分が用いられており、塩化カルプロニウム 、ミノキシジル、セファランチン、センブリエキス、ビタミンE、ニンジンエキス、ニコチン酸ベンジル、苦参エキスなど、枚挙にいとまがない。さらに、民間療法として用いられる竹酢液なども存する。
しかし、従来の育毛剤は、抜け毛の予防もしくはわずかな発毛に止まる場合が多く、薄げの回復率は大変低い。
一方、本願発明の発明者は、竹からの抽出液を用いた育毛に取り組み、大きな成果を上げることに成功した。
本発明は、かかる経験と知見に基づいて、従来のものよりも発毛効果の高い育毛剤を提供することを課題とする。
一方、本願発明の発明者は、竹からの抽出液を用いた育毛に取り組み、大きな成果を上げることに成功した。
本発明は、かかる経験と知見に基づいて、従来のものよりも発毛効果の高い育毛剤を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、竹をエタノールに浸漬して得られる竹成分抽出液を含む育毛剤である。なお、本願における「竹」とはイネ科タケ亜科に属する多年生常緑草本植物をいう。
請求項2に記載の発明は、前記育毛剤において前記竹を孟宗竹としたものである。
請求項3に記載の発明は、前記育毛剤において、センブリをエタノールに浸漬して得られるセンブリ抽出液をさらに含むものである。
請求項4に記載の発明は、第1の容器に保存される前記育毛剤からなる第一液と、第2の容器に保存されるミノキシジルを含み、少なくとも前記竹成分抽出液を含まない第二の育毛剤からなる第二液とからなる二液分離型育毛剤である。
請求項5に記載の発明は、竹の粒状物もしくは粉状物をエタノールに浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第1溶液抽出工程と、竹の粒状物もしくは粉状物を前記竹成分溶液に浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第2溶液抽出工程とを含む育毛剤用竹成分抽出液製造方法である。
請求項6に記載の発明は、前記育毛剤用竹成分抽出液抽出方法において、前記第2溶液抽出工程により、抽出された竹成分溶液に竹の粒状物もしくは粉状物を浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第3溶液抽出工程をさらに含むものである。
請求項7に記載の発明は、前記育毛剤用竹成分抽出液抽出方法において、前記第1溶液抽出工程、第2溶液抽出工程の少なくともいずれかの後に、分離した固形物をエタノールに混合した後、ろ過液を得る固形物洗浄工程を1回以上行い、得られたろ過液を直前の工程で得られた竹成分溶液に混合するろ過液混合工程を含むものである。
請求項1に記載の発明は、竹をエタノールに浸漬して得られる竹成分抽出液を含む育毛剤である。なお、本願における「竹」とはイネ科タケ亜科に属する多年生常緑草本植物をいう。
請求項2に記載の発明は、前記育毛剤において前記竹を孟宗竹としたものである。
請求項3に記載の発明は、前記育毛剤において、センブリをエタノールに浸漬して得られるセンブリ抽出液をさらに含むものである。
請求項4に記載の発明は、第1の容器に保存される前記育毛剤からなる第一液と、第2の容器に保存されるミノキシジルを含み、少なくとも前記竹成分抽出液を含まない第二の育毛剤からなる第二液とからなる二液分離型育毛剤である。
請求項5に記載の発明は、竹の粒状物もしくは粉状物をエタノールに浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第1溶液抽出工程と、竹の粒状物もしくは粉状物を前記竹成分溶液に浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第2溶液抽出工程とを含む育毛剤用竹成分抽出液製造方法である。
請求項6に記載の発明は、前記育毛剤用竹成分抽出液抽出方法において、前記第2溶液抽出工程により、抽出された竹成分溶液に竹の粒状物もしくは粉状物を浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第3溶液抽出工程をさらに含むものである。
請求項7に記載の発明は、前記育毛剤用竹成分抽出液抽出方法において、前記第1溶液抽出工程、第2溶液抽出工程の少なくともいずれかの後に、分離した固形物をエタノールに混合した後、ろ過液を得る固形物洗浄工程を1回以上行い、得られたろ過液を直前の工程で得られた竹成分溶液に混合するろ過液混合工程を含むものである。
請求項1に記載の発明に係る竹成分抽出液を含む育毛剤を薄毛部分に塗布することで育毛に有意な効果を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記竹として孟宗竹を用いることで育毛効果を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、育毛効果の知られているセンブリ抽出液と竹成分抽出液とを混合することで育毛効果をさらに高めることができる。
請求項4に記載の発明は、育毛効果の知られているミノキシジル成分と、竹成分抽出液成分とは混合して長期間経過すると沈殿物が生じ使用が困難であるが、これらを異なる容器に分離して直前に混合して使用することにより、育毛効果を相乗的に高めることができる。
請求項5に記載の発明は、粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して得られる竹成分溶液に、さらに粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して竹成分溶液を得ることで抽出が困難な竹成分の抽出を効果的に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、さらに、2回の抽出作業で得られた竹成分溶液にさらに粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して竹成分溶液を得る工程を付加することでさらに効果的に竹成分の抽出を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、竹成分溶液の抽出で残る固形物の周囲に付着する竹成分をエタノールで洗い流し、これを竹成分抽出液の一部として利用することで、無駄なく竹成分抽出液を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記竹として孟宗竹を用いることで育毛効果を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、育毛効果の知られているセンブリ抽出液と竹成分抽出液とを混合することで育毛効果をさらに高めることができる。
請求項4に記載の発明は、育毛効果の知られているミノキシジル成分と、竹成分抽出液成分とは混合して長期間経過すると沈殿物が生じ使用が困難であるが、これらを異なる容器に分離して直前に混合して使用することにより、育毛効果を相乗的に高めることができる。
請求項5に記載の発明は、粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して得られる竹成分溶液に、さらに粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して竹成分溶液を得ることで抽出が困難な竹成分の抽出を効果的に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、さらに、2回の抽出作業で得られた竹成分溶液にさらに粒状物又は粉状物にした竹を浸漬して竹成分溶液を得る工程を付加することでさらに効果的に竹成分の抽出を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、竹成分溶液の抽出で残る固形物の周囲に付着する竹成分をエタノールで洗い流し、これを竹成分抽出液の一部として利用することで、無駄なく竹成分抽出液を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、説明する。
本発明にかかる育毛剤は主成分として竹の粒状物もしくは粉状物をエタノールで浸漬することで得られる竹成分抽出液を用いる。ここで用いられる竹は孟宗竹を用いると効果が高い。
竹の成分のエタノールによる抽出は、容易ではないので、数回に分けて行う。具体的には、まず、竹の粒状物または粉状物をエタノールに浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して第1の竹成分抽出液を得る。次に、この第1の竹成分抽出液に新たな竹の粒状物又は粉状物を浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して第2の竹成分抽出液を得る。さらに、この第2の竹成分抽出液に新たな竹の粒状物又は粉状物を浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して最終的な竹成分抽出液を得る。なお、竹製分抽出後に残る固形物も成分が表面に付着しているので、エタノールに浸した後ろ過する過程を複数行うことで竹成分が溶解したエタノール溶液が得られるので、この液も竹成分抽出液に混合することが望ましい。
この竹成分抽出液のみでも育毛剤として用いることができるが、さらに、他の育毛成分としてセンブリ及びミノキシジルを用いることで相乗的な効果が得られる。センブリはエタノールに浸漬した後に、ろ過することによりセンブリ抽出液を得、これを前記竹成分抽出液と混合する。ミノキシジルは直接エタノールに溶解させたものを使用する。このミノキシジル含有の溶液は、竹成分抽出液と混合し、長期間保存すると反応を起こして沈殿が生じるので、ミノキシジルのエタノール溶液は、別の容器に保存し、使用直前に混合するようにする。
本発明にかかる育毛剤は主成分として竹の粒状物もしくは粉状物をエタノールで浸漬することで得られる竹成分抽出液を用いる。ここで用いられる竹は孟宗竹を用いると効果が高い。
竹の成分のエタノールによる抽出は、容易ではないので、数回に分けて行う。具体的には、まず、竹の粒状物または粉状物をエタノールに浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して第1の竹成分抽出液を得る。次に、この第1の竹成分抽出液に新たな竹の粒状物又は粉状物を浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して第2の竹成分抽出液を得る。さらに、この第2の竹成分抽出液に新たな竹の粒状物又は粉状物を浸漬したものを、ろ過等により固形物を分離して最終的な竹成分抽出液を得る。なお、竹製分抽出後に残る固形物も成分が表面に付着しているので、エタノールに浸した後ろ過する過程を複数行うことで竹成分が溶解したエタノール溶液が得られるので、この液も竹成分抽出液に混合することが望ましい。
この竹成分抽出液のみでも育毛剤として用いることができるが、さらに、他の育毛成分としてセンブリ及びミノキシジルを用いることで相乗的な効果が得られる。センブリはエタノールに浸漬した後に、ろ過することによりセンブリ抽出液を得、これを前記竹成分抽出液と混合する。ミノキシジルは直接エタノールに溶解させたものを使用する。このミノキシジル含有の溶液は、竹成分抽出液と混合し、長期間保存すると反応を起こして沈殿が生じるので、ミノキシジルのエタノール溶液は、別の容器に保存し、使用直前に混合するようにする。
(実施例)
(1)竹成分抽出液の製造
まず、生後3年の孟宗竹を伐採し、切断して1cm×1cm×2cm程度の大きさとし、これを高速粉砕機により粒径3mm程度の粒状物とした。その後、80度で30分乾燥して孟宗竹の乾燥粒状物を得た。
この孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgにエタノール(95%相当)(以下単に「エタノール」と称する)4.5lを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第1の竹成分抽出液を約3l得た。また、ろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第1の竹成分抽出液約3lに加えて、4.5lの第1の竹成分抽出液を得た。
この第1の竹成分抽出液約4・5lに新たな孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第2の竹成分抽出液を約3l得た。また、やはりろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで約1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第2の竹成分抽出液約3lに加えて、約4.5lの第2の竹成分抽出液を得た。
さらに、この第2の竹成分抽出液約4・5lに新たな孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第3の竹成分抽出液を約3l得た。そして、やはりろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで約1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第3の竹成分抽出液約3lに加えて、約4.5lの第3の竹成分抽出液を得た。この第3の竹成分抽出液を目的とする竹成分抽出液とした。
このように3回に分けて抽出するのは、乾燥した竹の粒状物は液体の吸収性が高くなり、エタノールをほぼ同じ重量だけ吸収するので、高濃度の竹成分抽出液を得るために複数回の処理を要するためである。
以上の処理により、竹の粒状物2.4kg中の成分を含む約4.5lの竹成分抽出液を得ることができた。
(1)竹成分抽出液の製造
まず、生後3年の孟宗竹を伐採し、切断して1cm×1cm×2cm程度の大きさとし、これを高速粉砕機により粒径3mm程度の粒状物とした。その後、80度で30分乾燥して孟宗竹の乾燥粒状物を得た。
この孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgにエタノール(95%相当)(以下単に「エタノール」と称する)4.5lを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第1の竹成分抽出液を約3l得た。また、ろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第1の竹成分抽出液約3lに加えて、4.5lの第1の竹成分抽出液を得た。
この第1の竹成分抽出液約4・5lに新たな孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第2の竹成分抽出液を約3l得た。また、やはりろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで約1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第2の竹成分抽出液約3lに加えて、約4.5lの第2の竹成分抽出液を得た。
さらに、この第2の竹成分抽出液約4・5lに新たな孟宗竹の乾燥粒状物0.8kgを加え、還流器の付いた混合容器にて30分攪拌しながら加熱・還流し、30度以下に冷却した後、吸引ろ過して第3の竹成分抽出液を約3l得た。そして、やはりろ過後の孟宗竹の固形物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過した後、ろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させろ過し、さらに、このろ過物を0.5lのエタノールに浸漬させてろ過することで約1.5lの固形物洗浄液が得られたので、これも、前記第3の竹成分抽出液約3lに加えて、約4.5lの第3の竹成分抽出液を得た。この第3の竹成分抽出液を目的とする竹成分抽出液とした。
このように3回に分けて抽出するのは、乾燥した竹の粒状物は液体の吸収性が高くなり、エタノールをほぼ同じ重量だけ吸収するので、高濃度の竹成分抽出液を得るために複数回の処理を要するためである。
以上の処理により、竹の粒状物2.4kg中の成分を含む約4.5lの竹成分抽出液を得ることができた。
(2)第一液の調整
センブリ0.8gをエタノール100mlの常温にて24時間浸漬した後、ろ過することによりセンブリ抽出液を得た。
このセンブリ抽出液と前記竹成分抽出液とを体積比で1:4の割合で混合することで、育毛剤の第一液を得た。
(3)第二液の調整
ミノキシジル2.5gをエタノール100mlに溶解することで育毛剤の第二液を得た。
(4)使用方法
穴あきキャップの付いた小瓶内に、第1液を約1.5ml、第2液を約1mlを入れて混合した後、小瓶のキャップ先端の穴から薄毛部分の頭皮に塗布し、指の腹でマッサージしながら薄毛部分の頭皮全体に広げる。この操作を毎日朝夕行う。
センブリ0.8gをエタノール100mlの常温にて24時間浸漬した後、ろ過することによりセンブリ抽出液を得た。
このセンブリ抽出液と前記竹成分抽出液とを体積比で1:4の割合で混合することで、育毛剤の第一液を得た。
(3)第二液の調整
ミノキシジル2.5gをエタノール100mlに溶解することで育毛剤の第二液を得た。
(4)使用方法
穴あきキャップの付いた小瓶内に、第1液を約1.5ml、第2液を約1mlを入れて混合した後、小瓶のキャップ先端の穴から薄毛部分の頭皮に塗布し、指の腹でマッサージしながら薄毛部分の頭皮全体に広げる。この操作を毎日朝夕行う。
(試験結果)
複数の育毛剤によっても発毛効果の得られなかった薄毛である被験者A,Bに第一液及び第二液を使用してもらい経過を報告してもらった。被験者Aについては12ヶ月の使用期間において、使用開始後3ヶ月から発毛効果が認められ、12ヶ月後にはほぼ薄毛は解消された。被験者Bについては、4ヶ月の使用期間において、2ヶ月から薄毛部分に細かい産毛が見え始め、長い頭髪もやや太く腰が強くなり、3ヶ月目には、産毛が2cm程度に伸びるともに太さも増し、4ヶ月目にはさらに産毛の太さが増大し、薄毛部分全体のボリュームが増加した。
このことから、従来の育毛剤では発毛効果のなかった被験者にも発毛が認められることから、本実施形態に係る育毛剤には有意な効果があると考えられる。
複数の育毛剤によっても発毛効果の得られなかった薄毛である被験者A,Bに第一液及び第二液を使用してもらい経過を報告してもらった。被験者Aについては12ヶ月の使用期間において、使用開始後3ヶ月から発毛効果が認められ、12ヶ月後にはほぼ薄毛は解消された。被験者Bについては、4ヶ月の使用期間において、2ヶ月から薄毛部分に細かい産毛が見え始め、長い頭髪もやや太く腰が強くなり、3ヶ月目には、産毛が2cm程度に伸びるともに太さも増し、4ヶ月目にはさらに産毛の太さが増大し、薄毛部分全体のボリュームが増加した。
このことから、従来の育毛剤では発毛効果のなかった被験者にも発毛が認められることから、本実施形態に係る育毛剤には有意な効果があると考えられる。
Claims (7)
- 竹をエタノールに浸漬して得られる竹成分抽出液を含む育毛剤。
- 前記竹は孟宗竹である請求項1に記載の育毛剤。
- センブリをエタノールに浸漬して得られるセンブリ抽出液をさらに含む、請求項1又は2に記載の育毛剤。
- 第1の容器に保存される請求項1から3のいずれか1項に記載の育毛剤からなる第一液と、第2の容器に保存されるミノキシジルを含み、少なくとも前記竹成分抽出液を含まない第二の育毛剤からなる第二液とからなる二液分離型育毛剤。
- 竹の粒状物又は粉状物をエタノールに浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第1溶液抽出工程と、
竹の粒状物又は粉状物を前記竹成分溶液に浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第2溶液抽出工程とを含む
育毛剤用竹成分抽出液製造方法。 - 前記第2溶液抽出工程により、抽出された竹成分溶液に竹の粒状物又は粉状物を浸漬した後、固形物を分離して竹成分溶液を得る第3溶液抽出工程をさらに含む請求項5に記載の育毛剤用竹成分抽出液抽出方法。
- 前記第1溶液抽出工程、第2溶液抽出工程の少なくともいずれかの後に、分離した固形物をエタノールに混合した後、ろ過液を得る固形物洗浄工程を1回以上行い、得られたろ過液を直前の工程で得られた竹成分溶液に混合するろ過液混合工程を含む請求項5又は6に記載の育毛剤用竹成分抽出液製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307510A JP2008120742A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 育毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307510A JP2008120742A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 育毛剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008120742A true JP2008120742A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39505882
Family Applications (1)
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JP2006307510A Pending JP2008120742A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 育毛剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008120742A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180999A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | 毛髪化粧料 |
JP2014172896A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | 毛髪用組成物 |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006307510A patent/JP2008120742A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013180999A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | 毛髪化粧料 |
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